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技術 表示装置の分割搬送装置及び表示装置の分割搬送方法

出願人 ソニー株式会社財団法人家電製品協会
発明者 小峰徹也
出願日 1997年7月17日 (23年10ヶ月経過) 出願番号 1997-192207
公開日 1999年2月9日 (22年4ヶ月経過) 公開番号 1999-033528
状態 特許登録済
技術分野 固体廃棄物の処理 電子管、放電灯のうつわ、導入線等の製造
主要キーワード コンベア搬送装置 ベアリングホルダー ラック取付 軸支持板 上取付板 ロッドレスシリンダー 戻り状態 停止原因
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題

人手によらず表示装置を複数の部分に分割して分けて搬出することができ、しかも表示装置を分割して搬送する際に一部分が破損しても、スムーズに分割および搬出作業を続けることができる表示装置の分割搬送装置を提供すること。

解決手段

表示装置1を分割して搬送するための分割搬送装置1000において、分割処理をしようとする表示装置1を搬入する第1搬送手段11と、表示装置1を複数の部分に分割するための分割手段21と、表示装置1の分割された部分1F,1Pを順次分けて搬出する第2搬送手段13と、第1搬送手段11にある分割処理をしようとする表示装置1を分割手段21に搬送し、分割手段21により分割された部分1F,1Pを別々に分離して第2搬出手段13に移動する搬送分離手段101とを備える。

概要

背景

近年、資源リサイクルや、環境破壊の防止がクローズアップされている。この要求に答えて、表示装置の一例として使用済みのテレビジョンセットコンピュータモニター用陰極線管ブラウン管)の再利用化の研究が各方面で進められている。更に、増加する一方の廃棄テレビジョンセットを、敏速に且つ効率的に再利用化することが急務となっている。陰極線管は、テレビジョンセットやその他の用途の受像機として用いられており、パネル部(フェース部とも言う。)とファンネル部(パネルスカート部とも言う。)のガラス構造体である。パネル部は、光透過性を向上させるため、ほぼ透明なガラス材で作られており、ファンネル部は、高加速電圧電子ビーム物質との衝突で発生するX線漏洩防止のため、鉛を混入したガラス材で作られている。ファンネル部とパネル部は、フリットガラス半田ガラス)で溶着させてシールドして管状に形成されている。陰極線管には、外観的にはその背面側に電子銃偏向ヨーク等が取り付けられている。陰極線管の内部には、シャドウマスク(あるいはアパチャーグリル)が設けられており、パネル部の内面側の蛍光面には、赤、緑、青の3色の蛍光体規則正しく塗布されている。

ところで、この種のブラウン管をリサイクルするために、図28のように、ブラウン管1は、分割面1aにおいて、パネル部1Pとファンネル部1Fに分割される。この分割面1aは、パネル部1Pとファンネル部1Fをシールドしているフリットガラス/シールドエッヂ面1bとは異なる面であり、分割面1aはパネル部1P側に位置している。このような分割されたパネル部1Pとファンネル部1Fは、作業者が手でファンネル部1Fを持ち上げて分離して搬送を行っている。図29に示すように分割したパネル部1Pは、機械を用いて分離する場合には、パネル部1Pはチャック2で強く把持し、且つファンネル部1Fはチャック3で強く把持してそれぞれ分離して搬送する。

概要

人手によらず表示装置を複数の部分に分割して分けて搬出することができ、しかも表示装置を分割して搬送する際に一部分が破損しても、スムーズに分割および搬出作業を続けることができる表示装置の分割搬送装置を提供すること。

表示装置1を分割して搬送するための分割搬送装置1000において、分割処理をしようとする表示装置1を搬入する第1搬送手段11と、表示装置1を複数の部分に分割するための分割手段21と、表示装置1の分割された部分1F,1Pを順次分けて搬出する第2搬送手段13と、第1搬送手段11にある分割処理をしようとする表示装置1を分割手段21に搬送し、分割手段21により分割された部分1F,1Pを別々に分離して第2搬出手段13に移動する搬送分離手段101とを備える。

目的

(2)分割時にブラウン管が分割面以外のところで破損する。廃棄されたブラウン管は、収集の段階や解体作業の段階で予期せぬ外力が働いている。ブラウン管にヒーター熱をあてて、熱歪による分割をする際に、事前に外力を受けていた箇所でも裂け目が発生して破損する。特に、パネル部で破損を生じた場合、パネル部の側面を把持する方法では、破損したガラス片を搬送することが出来ない。また、破損寸然のガラス片も搬送時に、落下する場合もある。破損したガラス片は、分割装置コンベア搬送装置機構部上にはさまったり・残ったりして、各装置の停止原因となる問題があった。把持時にブラウン管が破損してしまう理由としては、ファンネル部のチャック3およびパネル部のチャック2の把持力が大きく、各チャック2,3の重量が大きいため、慣性力および衝撃力で破損してしまう。そこで本発明は上記課題を解消し、人手によらず表示装置を複数の部分に分割して分けて搬出することができ、しかも表示装置を分割して搬送する際に一部分が破損しても、スムーズに分割および搬送作業を続けることができる表示装置の分割搬送装置および表示装置の分割搬送方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

表示装置を分割して搬送するための分割搬送装置において、分割処理をしようとする表示装置を搬入する第1搬送手段と、表示装置を複数の部分に分割するための分割手段と、表示装置の分割された部分を順次分けて搬出する第2搬送手段と、第1搬送手段にある分割処理をしようとする表示装置を分割手段に搬送し、分割手段により分割された部分を別々に分離して第2搬出手段上に移動する搬送分離手段と、を備えることを特徴とする表示装置の分割搬送装置。

請求項2

表示装置は陰極線管であり、表示装置の分割された部分は、パネル部とファンネル部であり、パネル部とファンネル部のシールド面とは異なるパネル部の途中の位置で、パネル部とファンネル部の分割面部が形成されている請求項1に記載の表示装置の分割搬送装置。

請求項3

搬送分離手段は、パネル面側からパネル部を保持して搬送するために、パネル部を下側から保持する際にパネル部の破損部分を受け止めるための破損部分受け部を有するパネル部保持部と、ファンネル部を保持して搬送するファンネル部保持部と、を有する請求項2に記載の表示装置の分割搬送装置。

請求項4

搬送分離手段は、ファンネル部の側面の分割面部付近の一方側を保持する第1チャック部と、ファンネル部の側面の分割面部付近の他方側を保持する第2チャック部とを有し、第1チャック部と第2チャック部は、複数の加圧部材と、加圧部材がそれぞれパネル部の側面の分割面部付近の一方側と他方側に接したことを検知する検知センサと、分割されたファンネル部とパネル部を分離する際に、検知センサからの信号により、所定の圧力でファンネル部の側面の分割面部付近に加圧部材を押さえ付けて固定する押圧手段と、を有し、ファンネル部保持部が押圧手段により固定されたファンネル部の分割面部を下側から受けて保持する請求項2に記載の表示装置の分割搬送装置。

請求項5

表示装置を分割して搬送するための分割搬送方法において、分割処理をしようとする表示装置を搬入して、表示装置をパネル部とファンネル部に分割後に、パネル部保持手段が表示装置のパネル面側からパネル部を保持し、パネル部を保持する際にパネル部の破損部分をパネル部保持手段の破損部分受け部において受け止めることを特徴とする表示装置の分割搬送方法。

技術分野

0001

本発明は、例えば陰極線管ブラウン管)のような表示装置人手によらず分割して搬送するための分割搬送装置および表示装置の分割搬送方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、資源リサイクルや、環境破壊の防止がクローズアップされている。この要求に答えて、表示装置の一例として使用済みのテレビジョンセットコンピュータモニター用の陰極線管(ブラウン管)の再利用化の研究が各方面で進められている。更に、増加する一方の廃棄テレビジョンセットを、敏速に且つ効率的に再利用化することが急務となっている。陰極線管は、テレビジョンセットやその他の用途の受像機として用いられており、パネル部(フェース部とも言う。)とファンネル部(パネルスカート部とも言う。)のガラス構造体である。パネル部は、光透過性を向上させるため、ほぼ透明なガラス材で作られており、ファンネル部は、高加速電圧電子ビーム物質との衝突で発生するX線漏洩防止のため、鉛を混入したガラス材で作られている。ファンネル部とパネル部は、フリットガラス半田ガラス)で溶着させてシールドして管状に形成されている。陰極線管には、外観的にはその背面側に電子銃偏向ヨーク等が取り付けられている。陰極線管の内部には、シャドウマスク(あるいはアパチャーグリル)が設けられており、パネル部の内面側の蛍光面には、赤、緑、青の3色の蛍光体規則正しく塗布されている。

0003

ところで、この種のブラウン管をリサイクルするために、図28のように、ブラウン管1は、分割面1aにおいて、パネル部1Pとファンネル部1Fに分割される。この分割面1aは、パネル部1Pとファンネル部1Fをシールドしているフリットガラス/シールドエッヂ面1bとは異なる面であり、分割面1aはパネル部1P側に位置している。このような分割されたパネル部1Pとファンネル部1Fは、作業者が手でファンネル部1Fを持ち上げて分離して搬送を行っている。図29に示すように分割したパネル部1Pは、機械を用いて分離する場合には、パネル部1Pはチャック2で強く把持し、且つファンネル部1Fはチャック3で強く把持してそれぞれ分離して搬送する。

発明が解決しようとする課題

0004

ところが、図28のように作業者が手でパネル部1Pとファンネル部1Fを分離して搬送する場合には、次のような問題がある。すなわち、大きなインチサイズのブラウン管の場合に、パネル部1Pおよびファンネル部1Fはともに非常に重いので、その作業が重労働になる。パネル部1Pとファンネル部1Fにはガラスの分割面1aがあるので、両者を分離して搬送するために、作業環境が厳しい。図29のようにチャック2,3を用いてそれぞれパネル部1Pとファンネル部1Fをしっかりと把持して搬送する場合には、このチャック2,3の力がパネル部1Pの側面とファンネル部1Fの側面を破損してしまう恐れがある。特にファンネル部1Fは比較的強度が弱いので、チャック3がファンネル部1Fを挟む時にファンネル部1Fが破損してしまうことがある。

0005

もしファンネル部1Fやパネル部1Pが破損して破片4,5を発生してしまうと、次のようなリサイクル上の問題が生じる。
(1)ファンネルガラスパネルガラスと混在してカレット化されて、再び溶融されると、ファンネルガラスの鉛の影響で、パネルガラスが着色されてしまいパネルガラスとして使用出来ない。このため、作業者が手で破損したファンネルガラスをパネルガラスから分離する作業が付加され著しくリサイクル生産性をおとしてしまう。または、パネルガラスとファンネルガラスが混在したガラス(ミックスガラス)として売却すると、著しく付加価値が小さくなってしまう。

0006

(2)分割時にブラウン管が分割面以外のところで破損する。廃棄されたブラウン管は、収集の段階や解体作業の段階で予期せぬ外力が働いている。ブラウン管にヒーター熱をあてて、熱歪による分割をする際に、事前に外力を受けていた箇所でも裂け目が発生して破損する。特に、パネル部で破損を生じた場合、パネル部の側面を把持する方法では、破損したガラス片を搬送することが出来ない。また、破損寸然のガラス片も搬送時に、落下する場合もある。破損したガラス片は、分割装置コンベア搬送装置機構部上にはさまったり・残ったりして、各装置の停止原因となる問題があった。把持時にブラウン管が破損してしまう理由としては、ファンネル部のチャック3およびパネル部のチャック2の把持力が大きく、各チャック2,3の重量が大きいため、慣性力および衝撃力で破損してしまう。そこで本発明は上記課題を解消し、人手によらず表示装置を複数の部分に分割して分けて搬出することができ、しかも表示装置を分割して搬送する際に一部分が破損しても、スムーズに分割および搬送作業を続けることができる表示装置の分割搬送装置および表示装置の分割搬送方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0007

上記目的は、本発明にあっては、表示装置を分割して搬送するための分割搬送装置において、分割処理をしようとする表示装置を搬入する第1搬送手段と、表示装置を複数の部分に分割するための分割手段と、表示装置の分割された部分を順次分けて搬出する第2搬送手段と、第1搬送手段にある分割処理をしようとする表示装置を分割手段に搬送し、分割手段により分割された部分を別々に分離して第2搬出手段上に移動する搬送分離手段と、を備えることを特徴とする表示装置の分割搬送装置により、達成される。

0008

本発明では、第1搬送手段が、分割しようとする表示装置を搬入する。分割手段は、表示装置を複数の部分に分割する。第2搬送手段は、表示装置の分割された部分を順次分けて搬出する。この場合に、搬送分離手段は、第1搬送手段にある分割処理をしようとする表示装置を分割手段に搬送し、そして分割手段により分割された部分を別々に分離して第2搬送手段上に移動する。このようにすることで、人手によらず表示装置を搬入してそしてその表示装置を複数の部分に分割して、分割された部分を順次分けて搬出することができる。従って分割された部分は順次分けて搬出することができるので、各分割された部分に対して後処理を別々に行うことができる。

0009

本発明において、好ましくは搬送分離手段は、パネル面側からパネル部を保持して搬送するために、パネル部を下側から保持する際にパネル部の破損部分を受け止めるための破損部分受け部を有するパネル部保持部と、ファンネル部を保持して搬送するファンネル部保持部とを有する。

0010

本発明では、好ましくは搬送分離手段のパネル部保持部が、パネル部を保持する際にパネル部の破損部分を受けるための破損部分受け部を有していることから、パネル部保持部がパネル部を保持し、ファンネル部保持部がファンネル部を保持し、この際にパネル部に破損部分が生じた場合には、パネル部保持部の破損部分受け部がこの破損部分を受け止めるので、パネル部の破損部分が分割搬送装置の工程に落下して、次の表示装置の分割搬送作業を妨げるようなことがない。

0011

本発明では、好ましくは搬送分離手段は、ファンネル部の側面の分割面部付近の一方側を保持する第1チャック部と、ファンネル部の側面の分割面部付近の他方側を保持する第2チャック部とを有し、第1チャック部と第2チャック部は、複数の加圧部材と、加圧部材がそれぞれパネル部の側面の分割面部付近の一方側と他方側に接したことを検知する検知センサと、分割されたファンネル部とパネル部を分離する際に、検知センサからの信号により、所定の圧力でファンネル部の側面の分割面部付近に加圧部材を押さえ付けて固定する押圧手段と、を有し、ファンネル部保持部が押圧手段により固定されたファンネル部の分割面部を下側から受けて保持する。

0012

本発明では、好ましくはファンネル部保持部の第1チャック部と第2チャック部の加圧部材が、ファンネル部の側面の一方側と他方側に接したことを検知センサで検知させる。分割されたファンネル部をパネル部から分離する際に検知センサからの信号により、押圧手段は所定の圧力でファンネル部に加圧部材を押し付ける。このようにして押圧手段により固定されたファンネル部の分割面部は、下側から受けて保持される。このようにすることで、押圧手段はファンネル部の側面の一方側と他方側に対して加圧部材を所定の位置からでファンネル部を割らないように押し付けることができる。そしてこのように押し付けてファンネル部を固定した状態で、分割面部を下側から受けて保持するので、強度の弱いファンネル部を分割面部から支えながら搬送することができ、ファンネル部の破損を防ぐことができる。

0013

また上記目的は、本発明にあっては、表示装置を分割して搬送するための分割搬送方法において、分割処理をしようとする表示装置を搬入して、表示装置をパネル部とファンネル部に分割後に、パネル部保持手段が表示装置のパネル面側からパネル部を保持し、パネル部を保持する際にパネル部の破損部分をパネル部保持手段の破損部分受け部において受け止めることを特徴とする表示装置の分割搬送方法により、達成される。本発明では、パネル部とファンネル部を分割後に、パネル部保持手段がパネル面側からパネル部を保持して、しかもパネル部の破損部分があればその破損部分は破損部分受け部により受けるので落下しない。このことから破損部分が工程に落下して作業を妨げることをなくすことができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。

0015

図1は、本発明の表示装置の分割搬送装置の好ましい実施の形態を示している。図1に示す分割搬送装置1000は、図2に示すような表示装置であるブラウン管1を、パネル部1Pとファンネル部1Fに分割して別々に自動的に搬送する装置である。パネル部1Pはパネルガラスとも呼ばれ、ファンネル部1Fはファンネルガラスとも呼ばれており、これらのパネル部1Pとファンネル部1Fは、フリットガラス1bにより接合して封止されている。このブラウン管1は、例えばテレビジョンセットに用いられていたり、あるいはコンピュータのモニターとして用いられているもので、使用済みあるいは故障により廃棄されたものである。

0016

ブラウン管1は、図2に示すように、ほぼ純粋なガラス材からなるパネル部1Pと、鉛が40[%]程度混合されたガラス材からなるファンネル部1Fとをフリットガラス(はんだガラス)1bを用いて溶着することにより形成されている。ブラウン管1の背面部には電子銃3及び偏向ヨーク4等が配設されると共に、その内部にはマスク5が配置されており、ブラウン管1の管面の内面の蛍光面には、青色、赤色及び緑色の蛍光体の顔料6が規則正しく塗布されている。テレビ機器の再利用化(リサイクル化)を考えた場合、全体としてほぼガラス材から形成されたブラウン管1が最も再利用し易く、テレビ機器からブラウン管1を取り出し、これをパネルガラス1Pとファンネル部1Fとに切断して分離した後、これらをそれぞれ破砕して新たなブラウン管1のガラス材として再利用することが行われている。

0017

図1の分割搬送装置1000は、概略的に言うとブラウン管搬送コンベア(第1搬送手段)11、ブラウン管分割装置(分割手段)21、分割されたブラウン管搬送コンベア(第2搬送手段)13、ブラウン管搬送分離装置(搬送分割手段)101等を有している。ブラウン管搬送コンベア11は、パレット12をX1方向に案内することで、パレット12上のブラウン管1をブラウン管搬送分離装置101の真下の位置まで搬入する。ブラウン管分割装置21は、表示装置1を、図2のパネル部1Pとファンネル部1Fに分割する。分割されたブラウン管搬送コンベア13は、分割されたファンネル部1Fとパネル部1Pを順次分けてX2の方向に搬出して、次の粉砕などの処理工程に送るようになっている。

0018

ブラウン管搬送分離装置101は、ブラウン管搬送コンベア11のパレット12の上にあるこれから分割処理をしようとするブラウン管1を、ブラウン管分割装置21側に搬送する。ブラウン管分割装置21により、ブラウン管1はパネル部1Pとファンネル部1Fに分割された後に、パネル部1Pとファンネル部1Fは、ブラウン管搬送分離装置101により搬送コンベア13の上に移動するようになっている。この一連の動作は、図3(B)に示している。すなわち図3(B)において、工程1では、ブラウン管搬送コンベア11のパレット12に搭載されているブラウン管1が、ブラウン管搬送分離装置101によりブラウン管分割装置21側に供給される。工程2では、ブラウン管分割装置21においてすでに分割されたパネル部1Pとファンネル部1Fをブラウン管搬送コンベア13の上方に位置させる。そして工程3では、パネル部1Pとファンネル部1Fは、ブラウン管搬送分離装置101により、ブラウン管搬送コンベア13の上にX2の方向に沿って順次別々に置かれていく。

0019

図1および図2のブラウン管搬送コンベア11に投入される前のブラウン管1の前処理工程について簡単に説明する。ブラウン管1の前処理工程では、図2の電子銃3、偏向ヨーク4、防爆バンド(図示せず)、等の付着物をブラウン管1から除去する。この様子は図3(A)に示しており、その後に図1に示す分割搬送装置1000によりブラウン管1の分割および搬送を行う。

0020

図1のブラウン管搬送コンベア11の構造について、図4および図5を参照して説明する。図4および図5には、図1のブラウン管搬送コンベア11およびそのパレット12を示している。パレット12の上には1つのブラウン管1が搭載されている。ブラウン管1は、4本のブラウン管受け12Aに対して、パネル部1Pを下に向けて置かれており、1つのパレット12に対して1つのブラウン管1を搭載してX1方向に搬送するようになっている。図1の分割されたブラウン管搬送コンベア13は、図6図7に示しており、搬送コンベア13の上には、分割されたパネル部1Pとファンネル部1Fが所定間隔をおいて順次置かれる。これらのパネル部1Pとファンネル部1Fは、X2の方向に沿って搬送コンベア13により搬送されて、次段の処理工程にパネル部1Pとファンネル部1Fが別々に送られる。

0021

ここで図17を参照して、図1のブラウン管分割装置21が、ブラウン管1をパネル部1Pとファンネル部1Fに分割する分割方式の一例を説明する。図17に示すようにパネル部1Pとファンネル部1Fは、まず図1のブラウン管分割装置21の位置決め部21aにおいて、ブラウン管が仮置台21bから移されて位置決めされる。この時にブラウン管1のサイズが検出される。

0022

次に、ブラウン管1の四隅に例えばダイヤモンドカッター21cで四隅に傷を入れる。そしてこの四隅の傷に対して電熱線21dを接触させて、この電熱線21dに対して通電してブラウン管1を加熱する。この後に、衝撃部21fが四隅に衝撃力を加えることで、パネル部1Pとファンネル部1Fが分割されることになる。この時の分割面部1Dは、図17のパネル部1Pとファンネル部1Fのフリットガラスによるシールド面1Eとはずれており、分割面部1Dは、パネル部1P側に位置している。

0023

図1のブラウン管搬送分離装置101について説明する。このブラウン管搬送分離装置101は、上述したように、基本的な機能としては、図1においてブラウン管1をブラウン管搬送コンベア11のパレット12からブラウン管1を把持して、ブラウン管分割装置21側に供給する。そしてブラウン管分割装置21において分割されたブラウン管1のパネル部1Pとファンネル部1Fを、ブラウン管搬送分離装置101が把持して、パネル部1Pとファンネル部1Fを、搬送コンベア13の上に順次分けて(分離して)、図6図7のようにして置いていく機能を有している。

0024

このブラウン管搬送分離装置101について、主に図8図13を参照してその構造を説明する。図8に示すブラウン管搬送分離装置101は、図1に示すブラウン管搬送分離装置101の構造をより詳しく示しており、図1においてこの搬送分離装置を矢印Aから見た図である。このブラウン管搬送分離装置101は、概略的にはパネル部保持部550およびファンネル部保持部500を有し、さらにこれらのパネル部保持部550とファンネル部保持部500を動作させるためのY軸移動機構850、Z軸移動機構900を有している。パネル部保持部550とファンネル部保持部500は、保持機構800を構成している。パネル部保持部550は、主にパネル部1Pを保持するもので、ファンネル部保持部500は、ファンネル部1Fを保持するようになっている。

0025

・Y軸移動機構850
図8のY直線ガイド軸111が、図1のブラウン管搬送コンベア11、分割されたブラウン管搬送コンベア13、ブラウン管分割装置21の上部に固定されている。また、Y直線ガイド軸111に平行に、Yラック112も同様に固定されている。Yテーブル116には、Yモーター114が組み付けられており、Yモーター114のモーター軸の先端にはY歯車113が固定されている。Y歯車113は、Yラック112とかみ合う位置関係にある。Yテーブル116には、Y直線ガイド115が組み付けられており、Y直線ガイド軸111との組み合わせにより、Y方向の直線移動が可能な機構となっている。Y方向の停止位置については、Yモーター114(サーボモーター)の回転数を制御することにより任意の位置で停止が可能となっている。

0026

・Z軸移動機構900
図8のYテーブル116には、Z直線ガイド120が固定されている。Z直線ガイド120には、Z直線ガイド軸121が組み合わせている。各Z直線ガイド軸121は、上端でZ連結板125により、一体となっている。また、各Z直線ガイド軸121は、下端パネルプレート131に組み付けられている。Zラック122は、上取付板126および下取付板127を介して、各々Z連結板125およびパネルプレート131に組み付けられている。Yテーブル116には、Zモーター124が組み付けられており、Zモーター124のモーター軸の先端には、Z歯車123が固定されている。Z歯車123は、Zラック122とかみ合う位置関係にある。

0027

Yテーブル116には、Z方向ロッドレスシリンダー129が固定されている。Z方向ロッドレスシリンダー129のテーブル128は、Z連結板に組み付けられている。パネルプレート131には、多くの構造体(把持時には、ブラウン管の重量も加わる)が組み付けられているためその構造体の重量が大きい。このため、Z方向ロッドレスシリンダー129で常時、上方向(Z+方向)に持ち上げるような状態を実現している。これにより、Zモーター124の出力は、比較的小型出力タイプで回転することができる。パネルプレート131等は、Z軸移動機構900により、Z方向の直線移動が可能な機構となっている。Z方向の停止位置は、Zモーター124(サーボモータ)の回転数を制御することにより、任意の位置で停止が可能となっている。

0028

・パネル部保持部(パネル部チャック)550の開閉機構
図8のパネル部保持部550は左右対称形の第1チャック部551と第2チャック部552を有する。図8の左側の第1チャック部551のパネルプレート131には、P軸持板133を介して、P直線ガイド軸132が組み付けられている。Pテーブル134AにはP直線ガイド135が固定されている。P直線ガイド135にはP直線ガイド軸132が組み合わせている。Pテーブル134Aは、Y方向に直線移動が可能になっている。同様に右側の第2チャック部552のパネルプレート131とその周辺構造も同じ構成である。パネルプレート131には、Pシリンダー取付板137を介して、Pエアーシリンダー138が組み付けられている。Pエアーシリンダー138のロッド先端部は、P連結板136と固定されている。P連結板136は、Pテーブル134Aにも固定されている。Pエアーシリンダー138を駆動源としてPテーブル134AはY方向に直線移動する。この構造は第2チャック部552についても同じである。

0029

図9図8の下側からみた図であり、パネルプレート131には、Pベアリングホルダー144が組み付けられている。Pベアリングホルダー144には、P歯車143が組み付けられており、回転運動が可能である。P歯車143には、P丸ラック141A,141Bがかみ合っている。P丸ラック141A,141Bは、Pブッジュ140を介して、P丸ラック支持板139,139Bに支持されている。P丸ラック支持板139,139Bは、パネルプレート131に固定されている。P丸ラック141A,141Bは、Y方向に直線移動が可能である。P丸ラック141Aの一端は、P丸ラック取付板142Aを介して、Pテーブル134Aに固定されている。P丸ラック141Bの一端は、P丸ラック取付板142Bを介してP丸ラック取付板134Bに固定されている。Pテーブル134A,134BのY方向の移動は、P丸ラック141A、P歯車143、P丸ラック141Bを介して、Pテーブル134Bに伝えられる。ただし、移動量は同じであるが、移動方向は逆である。

0030

図13のファンネル部保持部500の開閉機構についても同様な機構を採用している。すなわち、Fチャック184,184は各々ガイド185に取付けられており、Fチャック184,184はシリンダー189を有している。プレート182の支持板183,183にはガイド軸183aがあり、ガイド185,185はガイド軸183aに組まれている。エアーシリンダー188がプレートに対して取付板137により固定されており、エアーシリンダー188のロッド伸縮すると、Fチャック184,184はガイド軸183aに沿って近づく方向又は遠ざかる方向に同期して移動する。

0031

・パネル部保持部550のZ方向移動のための機構
図8の第1チャック部551と第2チャック部552のPテーブル134A,134Bには、PZ軸支持板161を介して、PZ直線ガイド軸151が組み付けられている。Pチャック153には、PZ直線ガイド152が固定されている。PZ直線ガイド152には、PZ直線ガイド軸151が組み合わせている。Pチャック153は、Z方向に直線移動が可能になっている。Pテーブル134Aには、PZシリンダー取付板160を介して、PZエアーシリンダー159が組み付けられている。PZエアーシリンダー159は、2つのエアーシリンダーが組み合わせられており、上、中、下の3位置の停止が可能である。PZエアーシリンダー159のロッド先端部は、PZ連結板158に固定されている。PZ連結板158は、Pチャック153にも固定されている。PZエアーシリンダー159を駆動源として、Pチャック153は、Z方向に直線移動する。第1チャック部551と第2チャック部552は左右対称形で同じ構造である。

0032

図10図12には、パネル部保持部550(パネル部チャック)がZ方向に関して3位置で停止する必要性について示している。図10は、パネル部チャック550がZ方向の上位置に位置されている状態を示し、図11はパネル部チャック550がZ方向の中位置に位置されている状態を示し、さらに図12はパネル部チャック550がZ方向の下位置に位置されている状態を示している。パネル部保持部550の特にPチャック153,153が、上位置、中位置、下位置の3つのZ方向におけるポジションに位置決めすることができる。図10においては、ファンネル部1Fを搬送コンベア13の上に置く際に、Pチャック153,153が、搬送コンベア13と干渉しない上位置に待機する。図11では、分割前のブラウン管1を位置決めしたり、搬送する際には、破損しづらいパネル部1Pの部分を、Fチャック184,184およびPチャック153,153とも接するような位置になっている。図12の下位置では、Fチャック184,184でファンネル部1Fを、Pチャック153,153でパネル部1Pを分離して、パネル部1Pとファンネル部1Fを同時に搬送する位置である。

0033

・ファンネル部保持部500の機構
図14図15のPチャック153には、ファンネル部ホールドシリンダー取付板171を介して、ファンネル部ホールドシリンダー172が組み付けられている。分割されたファンネル部1Fを図1の実施の形態では、4本のピン157で受ける。図16の別の実施の形態ではウレタンゴム等の部材を用いて面あたりで受けてホールドする。ファンネル部ホールドシリンダー172の先端の重量を軽くすることができるので、ホールドする際衝撃力が働かず、ファンネル部1Fの破損を防げる。また、ホールドする位置は、特に制約がないが、図15に示すシールドエッヂ面(シールド面)1Eと分割面部1Dの間を狙ってホールドする。この位置をホールドする理由としては、図15に示すように、シールドエッヂ面1eと分割面部1dの間の部分の表面が、比較的フラットなこととパネル部1Pの方が強度があるからである。

0034

図27は、図1の表示装置の分割搬送装置の制御ブロック例を示しており、搬送分離装置101の制御部199は、エアーシリンダー138、エアーシリンダー159のエアーシリンダー159C,159D、エアーシリンダー172、センサ173、モータ114,124,エアーシリンダー188、リミットスイッチ189に接続されている。この制御部199は、搬送分離装置101とは別のブラウン管の搬送コンベア11の制御部11C、ブラウン管の搬送コンベア13の制御部13C、ブラウン管の分割装置21の制御部21C、並びに半自動付着物除去装置の制御部600に電気的に接続されている。

0035

次に、上述した分割搬送装置1000の動作について順次説明する。なお、図1および図3(B)に示すように、ブラウン管搬送コンベア11によるブラウン管1の投入位置と、ブラウン管分割装置21におけるブラウン管1の位置決め部21a、仮置台21b(受け渡し位置)と、分割されたパネル部1Pとファンネル部1Fが、搬送コンベア13に排出される位置は、Y方向に関して好ましくは一直線上にある。

0036

図3(B)に搬送・分離方法の全体動作を示す。
(1)ブラウン管搬送分離装置101がブラウン管搬送コンベア11のパレット12の上にあるブラウン管1をパレット12から取り出す。Pチャック153には、軸155がローラー取付板154を介して組み付けられている。軸155には、ローラー156とコイルバネ157が組み付けられている。Pチャック153,153が閉じた状態でFチャック184,184が閉じた際に、ブラウン管1がセンターリングされるように、ローラー156,156でブラウン管1を受けている。また、ブラウン管1のZ方向の高さのバラツキを吸収するためにコイルバネ157が入っており、ローラー156は、Z方向に遊びをもっている。
・ブラウン管の陰極線分割装置への供給動作図3(B)における工程1の動作)
ブラウン管を把握した状態で、陰極線分割装置上までY方向に移動し、Z方向に下降する。

0037

ブラウン管搬送分離装置101が、図20図21のようにして、ブラウン管1をコンベア11から陰極線分割装置21側へ供給する。
・ブラウン管分割装置21上でブラウン管1はファンネル部1Fとパネル部1Pに分割される。Fチャック184とPチャック153は開いた状態にある。陰極線管分割装置21より、分割終了信号を搬送分離装置1000がうける。Pチャック153,153がZ方向の下位置の状態にする。搬送分離装置1000全体がZ方向に下降する。この時の停止位置は、図15に示すようにロッド157,157が分割面部1Dとシールド面1Eの間にくるようにする。

0038

図22に示すエアーシリンダー172に弱いエアー圧を供給して、ロッド157のロッド先端174が出の状態にする。図22(A)(B)のように、Pチャック153のみ閉動作を開始する。ロッド先端174がブラウン管に接してロッド157を戻す状態になると、図22(A)(B)のようにエアーシリンダー172のセンサ173がON→OFF状態切り換わる。この時、Pチャックの閉動作用エアーシリンダー138(図9参照)にロックをかけて停止する。なお、陰極線分割装置21上または、搬送分離装置101上で、ブラウン管のサイズ(13〜29インチ)情報が得られる。

0039

次に、Pチャック153,153が停止ロック状態で、図22(B)のエアーシリンダー172にブラウン管サイズに見合った強いエアー圧に切り換える。ファンネル部1Fをホールドした状態で、Pチャック153をZ方向の中位置(図11参照)にすることで上昇、ファンネル部1Fとパネル部1Pを分離することができる。パネル部1Dは管面を吸着パッドBPにより真空吸着することで保持している。

0040

次に、図23(B)のように分割されたブラウン管1のファンネル部1Fを、Fチャック184の上に置き、パネル部1Pを把持する。すなわち、ファンネル部1Fをエアーシリンダー172によってホールドした状態で、Fチャック184,184の閉動作をおこなう。Fチャック184,184は、リミットスイッチ189がONした瞬間に停止ロック状態にする。このときFチャック184が分割面部1Dを受けられる位置の状態にする。このあと、エアーシリンダー172を戻り状態にして、ファンネル部1Fは、図24(A)(B)のようにFチャック184上に置かれる。これでファンネル部1Cは、外力を受けることなく、Fチャック184上に置かれることになる。尚、Fチャック184,184を図24(A)のように閉動作する際には、リミットセンサ189がファンネル部1Fに当ってオンしたところで閉動作が停止する。

0041

次に、図24(C)に示すように、パネル部チャックZ方向を中位置(図11参照)から下位置(図10参照)に移動する。Pチャック153,153のロック解除後閉動作をおこなう。バックアップ上(分割装置21)の吸着パッドBPの真空を切った後、搬送分離装置101の全体をZ方向上昇し、搬送分離装置101はファンネル部1Fとパネル部1Pを持ったまま、コンベア13上に移動する。
ところで、Pチャック153,153には、パネル管面受け(破損部分受け部)153aがあるので、パネル部1Pに少しぐらいの破損を生じていても破損した部分をパネル管面受け153aが受けたままで搬送できる。また、パネル部1Pが大きく破損していても、マスク5(図2参照)ごと搬送できるので、分割装置21上には、ブラウン管1の破損した部分が残らないので、次の新しいブラウン管1が分割装置21にきてもその分割作業を停止することなく稼動をつづけることができる。搬送中に破損したガラスもパネル管面受け(破損部分受け部)153aで大部分は受けられるので、分割装置21やコンベア搬送装置13の機構部上にはさまることが著しく減少する。

0042

次に、図25(A)(B)に示すように、分割されたブラウン管1のパネル部1Pを搬送コンベア13上に置く。搬送分離装置101の全体をZ方向下降し、Pチャック153,153を開く。パネル部1Pがコンベア13上に置かれる。Pチャック153,153のZ方向の下位置より上位置へ移動して、搬送コンベア13が動き、パネル部1Pを図1のX2の方向に搬送する。

0043

次に、図26(A)(B)のように、ファンネル部1Fは搬送コンベア13に置く。すなわち、搬送分離装置101の全体をZ方向に下降し、Fチャック184,184を開く。ファンネル部1Fがコンベア13上に置かれる。搬送分離装置101の全体をZ方向上昇する。搬送コンベア13が動き、ファンネル部1Cを図1のX2の方向に搬送する。

0044

ところで、本発明は上記実施の形態に限定されない。上述した実施の形態では、表示装置がブラウン管であったが、これに限らず他の種類の例えばガラスで封止された容器を有する表示装置、例えばプラズマディスプレイ蛍光表示管のような装置を分割して搬送する場合にも用いることができる。図1のブラウン管搬送分離装置101は、ファンネル部1Fを保持して搬送する機能を有しているが、この機能をブラウン管分割装置21側に持たせることもできる。

0045

図27の制御部199は、ブラウン管搬送コンベアの制御部11cからパレット12到着とブラウン管1の到着信号を受けて、ブラウン管1をとりに行く動作を実行する。また、搬送分離装置101がブラウン管1を把持して、全体がZ方向に上昇した時点で、ブラウン管1をとる作業が終了したことを、制御部199が制御部11cに信号を出す。制御部199は、ブラウン管分割装置21の制御部21cに、ブラウン管1をバックアップ上に置き終わった信号を出す。制御部15cは、ブラウン管1の分割が終了したことを制御部199に出す。制御部199は、制御部13cより、分割したブラウン管1を搬送コンベア13の上に置ける状態である確認信号を受けて、分割したブラウン管の搬送分離動作をおこなう。制御部199は、パネル部1Pまたはファンネル部1Fをコンベア13上に置き終えた信号を制御部13に送る。制御部199は、搬送・分離装置内のモーター・エアーシリンダーを一連の動作に従って出力しつつ、各種スイッチより信号を入力し条件判断し、一連の動作をおこなう。

0046

上述した実施の形態では、図8のファンネル部保持部500は、ファンネル部1Fの分割面部1Dを下側から受けて搬送するが、別の方式として、Fチャック184(図13)に対して、ファンネル部1Fの分割面部1Dを保持する機能を持たせて、適当な力でファンネル部1Fの側面を把持して分離し搬送する方式も考えられる。本発明の実施の形態では、主に次のメリットがある。
1.人手によらず自動的に、分割したブラウン管のファンネル部とパネル部を破損させることなく、搬送して分離することが可能になる。
2.分割時にブラウン管が分割面以外のところで破損した場合、ブラウン管の大部分を搬送することが出来る。また、たとえパネル部の一部分が破損しても破損部分受け部で受けれるので、分割装置やコンベア搬送装置を安定して稼動させることができる。

発明の効果

0047

以上説明したように、本発明によれば、人手によらず表示装置を複数の部分に分割して分けて搬出することができ、しかも表示装置を分割して搬送する際に一部分が破損しても、スムーズに分割および搬出作業を続けることができる。

図面の簡単な説明

0048

図1本発明の表示装置の分割搬送装置の好ましい実施の形態を示す斜視図。
図2表示装置の一例であるブラウン管を示す斜視図。
図3図1の分割搬送装置における工程の一例を示す図。
図4図1の分割搬送装置のブラウン管搬送コンベアを示す平面図。
図5ブラウン管搬送コンベアの側面図。
図6分割されたブラウン管搬送コンベアを示す平面図。
図7分割されたブラウン管搬送コンベアを示す側面図。
図8搬送分離装置を示す正面図。
図9図8の搬送分離装置における矢印Bから見た底面図。
図10パネル部保持部(パネル部チャック)の上位置状態を示す図。
図11パネル部チャックの中位置状態を示す図。
図12パネル部チャックの下位置状態を示す図。
図13図8におけるファンネル部保持部(ファンネル部チャック)を示す図。
図14ファンネル部を両側から保持している状態を示す図。
図15図14の状態を示す側面図。
図16図14に対応して示しており、ファンネル部の側面を保持している状態を示す別の実施の形態を示す図。
図17ブラウン管の分割の例を示す図。
図18ブラウン管搬送コンベアのパレット上からブラウン管を取り出す動作を示す図。
図19図18の動作を示す側面図。
図20ブラウン管分割装置へ供給する動作を示す図。
図21図20の状態を示す側面図。
図22分割面部と摺動面の間の領域を保持しようとする動作を示す図。
図23分割面部と摺動面の間の領域を左右から保持して、その状態でパネル部とファンネル部を分離した状態を示す図。
図24分離したファンネル部を、分割面部の下側からファンネル部保持部で保持しようとする状態と、パネル部を保持する状態を示す図。
図25パネル部を先に分割されたブラウン管搬送コンベアに対して排出する動作を示す図。
図26パネル部に続いてファンネル部を分割されたブラウン管搬送コンベア上に排出する状態を示す図。
図27図1の装置の制御ブロック例を示す図。
図28従来作業者が手でパネル部とファンネル部を分ける状態を示す図。
図29従来の搬送装置でパネル部とファンネル部を別々に搬送しようとする状態を示す図。

--

0049

1・・・ブラウン管、1P・・・パネル部、1F・・・ファンネル部、1D・・・分割面部、1E・・・シールド面、11・・・ブラウン管搬送コンベア(第1搬送手段)、13・・・分割されたブラウン管搬送コンベア(第2搬送手段)、21・・・ブラウン管分割装置(分割手段)、101・・・ブラウン管搬送分離装置(搬送分離手段)、153・・・Pチャック、153a・・・破損部分受け部、172・・・シリンダー(押圧手段)、173・・・センサ(検知センサ)、174・・・加圧部材、183・・・Fチャック、500・・・ファンネル部保持部、550・・・パネル部保持部、551・・・第1チャック部、552・・・第2チャック部、1000・・・表示装置の分割搬送装置

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