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図面 (11)

課題

システム構成が簡素で各コントロ−ラの通信ワ−クの負担も軽く、小規模回路で、仕様変更も容易な分散処理型の制御装置を提供する。

解決手段

中継コントロ−ラ1は、外部ツ−ル7と第一の通信経路8を通じて第一のプロトコルで通信し、サブコントロ−ラ2、3と第二の通信経路9を通じて第二のプロトコルで通信し、これら動作を通じて、外部ツ−ルとサブコントロ−ラとの交信を中継する。又、中継コントロ−ラは、サブコントロ−ラの為に夫々記憶領域が区分された書き込み可能不揮発メモリ111を有し、サブコントロ−ラの記憶領域への読み出しアクセスに対して、該当する記憶領域の記憶デ−タを第二の通信経路を通じてサブコントロ−ラに送信し、サブコントロ−ラの記憶領域への書き込みアクセスに対して、第二の通信経路を通じて受信した書き込みデ−タを該当する記憶領域に書きみ、サブコントロ−ラの不揮発メモリアクセス代行する。

概要

背景

それぞれ異なる多数のロ−カル装置を個別に制御する多数のサブコントロ−ラを有する完全分散処理型制御装置が知られている。特開平6−219187号公報は、それぞれ異なる部分制御を担当する多数のサブコントロ−ラとそれらを統括制御するマスタコントロ−ラとをそれぞれ個別の専用線で個別に接続し、マスタ−コントロ−ラに複数の運転者に対応する自動車制御特性パラメ−タを記憶しておき、特定の一人の運転者に対応する自動車制御特性パラメ−タを選択してそれをサブコントロ−ラに指令するマスタ−スレイブ分散処理型の制御装置を開示している。

概要

システム構成が簡素で各コントロ−ラの通信ワ−クの負担も軽く、小規模回路で、仕様変更も容易な分散処理型の制御装置を提供する。

中継コントロ−ラ1は、外部ツ−ル7と第一の通信経路8を通じて第一のプロトコルで通信し、サブコントロ−ラ2、3と第二の通信経路9を通じて第二のプロトコルで通信し、これら動作を通じて、外部ツ−ルとサブコントロ−ラとの交信を中継する。又、中継コントロ−ラは、サブコントロ−ラの為に夫々記憶領域が区分された書き込み可能不揮発メモリ111を有し、サブコントロ−ラの記憶領域への読み出しアクセスに対して、該当する記憶領域の記憶デ−タを第二の通信経路を通じてサブコントロ−ラに送信し、サブコントロ−ラの記憶領域への書き込みアクセスに対して、第二の通信経路を通じて受信した書き込みデ−タを該当する記憶領域に書きみ、サブコントロ−ラの不揮発メモリアクセス代行する。

目的

本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、システム構成が簡素で各コントロ−ラの通信ワ−クの負担も軽く、小規模の回路で実現でき、仕様変更も容易な分散処理型の制御装置を提供することを、その目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
7件
牽制数
4件

この技術が所属する分野

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請求項1

それぞれ異なる多数のロ−カル装置を個別に制御する多数のサブコントロ−ラと、前記各サブコントロ−ラのためにそれぞれ所定の記憶領域が区分された書き換え可能な不揮発メモリを有するとともに、外部ツ−ルと第一の通信経路を通じて第一のプロトコル通信し、更に前記各サブコントロ−ラと第二の通信経路を通じて第二のプロトコルで通信する中継コントロ−ラとを備え、前記中継コントロ−ラは、前記第一の通信経路から前記サブコントロ−ラ行きのデ−タを受信する場合に前記受信デ−タに対して前記両プロトコル間のデ−タ構造の変換を行って前記第二の通信経路に送信し、逆に、前記第二の通信経路から前記外部ツ−ル行きのデ−タを受信する場合に前記受信デ−タに対して前記両プロトコル間のデ−タ構造の変換を行って前記第一の通信経路に送信するデ−タ通信中継手段と、前記サブコントロ−ラからのメモリ読み込み要求を受信する場合に前記不揮発メモリの該当する前記記憶領域の記憶デ−タを第二の通信経路を通じて前記サブコントロ−ラに送信し、更に、前記サブコントロ−ラからのメモリ書き込み要求および書き込みデ−タを受信する場合に前記不揮発メモリの該当する前記記憶領域に前記書き込みデ−タを書き込む共同不揮発メモリ管理手段と、を備えることを特徴とする分散処理型の制御装置

請求項2

請求項1記載の分散処理型の制御装置において、前記中継コントロ−ラは、前記サブコントロ−ラが制御する前記ロ−カル装置とは異なる所定のロ−カル装置を制御するロ−カル制御手段を有することを特徴とする分散処理型の制御装置。

技術分野

0001

本発明は、分散処理型の制御装置に関し、詳しくは、EEPROMなどの書き込み可能不揮発メモリに制御デ−タを書き込むことによりプログラマブルな制御を実施できる分散処理型の制御装置に関する。

背景技術

0002

それぞれ異なる多数のロ−カル装置を個別に制御する多数のサブコントロ−ラを有する完全分散処理型の制御装置が知られている。特開平6−219187号公報は、それぞれ異なる部分制御を担当する多数のサブコントロ−ラとそれらを統括制御するマスタコントロ−ラとをそれぞれ個別の専用線で個別に接続し、マスタ−コントロ−ラに複数の運転者に対応する自動車制御特性パラメ−タを記憶しておき、特定の一人の運転者に対応する自動車制御特性パラメ−タを選択してそれをサブコントロ−ラに指令するマスタ−スレイブ分散処理型の制御装置を開示している。

発明が解決しようとする課題

0003

上述した完全分散処理型の制御装置では、たとえば診断装置ティチング装置のような外部ツ−ルが各サブコントロ−ラからデ−タを収集したり、各サブコントロ−ラに指令などを発したりする場合に、外部ツ−ルと各サブコントロ−ラとの間でたとえばシリアルバスを通じて一々通信を行う必要があるという面倒があった。

0004

更に説明すると、この完全分散処理型の制御装置では、各サブコントロ−ラがそれぞれ外部ツ−ルとの通信機能具備する必要がある。また、不揮発メモリを有する制御動作可変型のサブコントロ−ラを用いる場合には、各サブコントロ−ラはそれぞれ不揮発メモリを保有する必要があり、このため、サブコントロ−ラ数が増大するとシステム規模が著しく増大してしまうという問題があった。

0005

また、規模が小さいサブコントロ−ラにとっては、不揮発メモリをもつことは、コスト負担が大きいという問題があった。一方、上述したマスタ−スレイブ分散処理型の制御装置では、マスタ−コントロ−ラが、各サブコントロ−ラの制御プログラム配布診断デ−タの収集を一元的に集中管理するので、外部ツ−ルはこのマスタ−コントロ−ラと通信するだけでよいが、その代わりにマスタ−コントロ−ラは各サブコントロ−ラを個別に管理するために、制御規模や通信ワ−クが増大し、更にこのマスタ−コントロ−ラのシステムダウンが全体的な機能低下を生じさせる可能性があった。また、車両制御装置では、車種ごとに各サブコントロ−ラの仕様がそれぞれ異なったり、サブコントロ−ラ自体も異なったりするので、それに合わせてマスタ−コントロ−ラの仕様を一々変更しなければならないという面倒もあった。

0006

本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、システム構成が簡素で各コントロ−ラの通信ワ−クの負担も軽く、小規模回路で実現でき、仕様変更も容易な分散処理型の制御装置を提供することを、その目的としている。

課題を解決するための手段

0007

請求項1記載の分散処理型の制御装置によれば、中継コントロ−ラは、外部ツ−ルと第一の通信経路を通じて第一のプロトコルで通信し、各サブコントロ−ラと第二の通信経路を通じて第二のプロトコルで通信する。すなわち、外部ツ−ルと各サブコントロ−ラとの交信を中継する(デ−タ通信中継手段)。

0008

また、中継コントロ−ラは、各サブコントロ−ラのためにそれぞれ記憶領域が区分された書き換え可能な不揮発メモリを有し、各サブコントロ−ラの上記記憶領域への読み出しアクセスメモリ読み込み要求)に対して、該当する記憶領域の記憶デ−タを第二の通信経路を通じてサブコントロ−ラに送信し、各サブコントロ−ラの上記記憶領域への書き込みアクセスメモリ書き込み要求)に対して、第二の通信経路を通じて受信した書き込みデ−タを該当する記憶領域に書き込む。すなわち、各サブコントロ−ラの不揮発メモリアクセス代行する(共同不揮発メモリ管理手段)。

0009

したがって、この発明の構成によれば、システム規模および通信ワ−クが簡素化することができ、各サブコントロ−ラや中継コントロ−ラ用のCPUも低速小規模タイプのもので実現でき、仕様変更も容易である。更に説明する。まず、この発明では、外部ツ−ルと各サブコントロ−ラとの間の上述した中継機能を有する中継コントロ−ラに共用不揮発メモリを配置しているので、中継コントロ−ラおよびサブコントロ−ラは、サブコントロ−ラによる上記共用不揮発メモリアクセスに対して、上記中継時と同一のプロトコル、同一の通信経路で通信を行えばよく、このような不揮発メモリの集中ならびに外部ツ−ル/各サブコントロ−ラ間の交信を実現するにもかかわらず、中継コントロ−ラは単に中継機能と不揮発メモリアクセス代行機能とをもてばよく、上述した従来技術のマスタ−コントロ−ラに比較して格段に構成、処理が簡素となる。

0010

また、各サブコントロ−ラは、中継コントロ−ラの不揮発メモリを使用することで、サブコントロ−ラ自身に不揮発メモリを装備する必要がないので、回路構成を簡素化することができる。また、各サブコントロ−ラは、外部ツ−ルとの通信を実現する通信経路およびその通信を実現する通信回路部と、各サブコントロ−ラ間または所定の統合処理的コントロ−ラとの間の通信を実現する通信経路およびその通信を実現する通信回路部という二重の通信経路および通信回路部をもつ必要はなく、格段に構成、処理が簡素となる。

0011

また、中継コントロ−ラは単に中継のみを行うだけであるので、たとえば車種ごとにサブコントロ−ラの増減やサブコントロ−ラの仕様が変更されても、中継コントロ−ラの内部仕様をそれに応じて変更する必要がない。更に、外部ツ−ルは、まるで直接各サブコントロ−ラと交信するように通信を行うことができ、外部ツ−ルの汎用化も容易である。 請求項2記載の構成によれば、請求項1記載の分散処理型の制御装置において更に、中継コントロ−ラが、ロ−カル装置も制御する(ロ−カル制御手段)。

0012

このようにすれば、中継コントロ−ラはデ−タ中継を必要としない期間にロ−カル装置を制御することができるので、一層の構成簡素化を実現することができる。

0013

上述した本発明の分散処理型の制御装置について以下の実施例に基づいて具体的に説明する。

0014

本発明の分散処理型の制御装置を適用した車両制御装置の一実施例を図1に示す。1は中継コントロ−ラ、2は第1番目のサブコントロ−ラ、3は第N番目のサブコントロ−ラ、4は第1番目のロ−カル装置、5は第N番目のロ−カル装置、6は第M番目のロ−カル装置、7は外部ツ−ル、8、9はシリアルバスである。この実施例では説明を簡素化するために、中継コントロ−ラ1及び各サブコントロ−ラは車両バッテリから常時給電されているものと仮定する。

0015

サブコントロ−ラ2、3と同一構成の多数のサブコントロ−ラ(図示せず)がサブコントロ−ラ2、3と同じようにシリアルバス9に接続され、これら図示しない各サブコントロ−ラもそれぞれロ−カル装置4〜6と異なる多数のロ−カル装置(図示せず)を一個ずつ制御している。サブコントロ−ラ3や図示しない上記他の多数のサブコントロ−ラの制御動作自体はサブコントロ−ラ2と同じであるので、説明は省略する。

0016

中継コントロ−ラ1は、マイコン11及び通信回路12、13を有し、マイコン11はEEPROM111を有している。サブコントロ−ラ2はマイコン21と通信回路22とを有し、この実施例ではマイコン21はEEPROMを内蔵していない。中継コントロ−ラ1のマイコン11はロ−カル装置6を制御し、サブコントロ−ラ2はロ−カル装置4を制御し、サブコントロ−ラ3はロ−カル装置5を制御している。

0017

ロ−カル装置4〜6やその他の図示しないロ−カル装置はそれぞれ、車載電子制御可能な又は信号出力可能な装置からなり、たとえば、エンジン制御空調制御照明制御など各種制御機能が異なるサブコントロ−ラで個別に制御され、車体制御が中継コントロ−ラ1により制御される構成となっている。外部ツ−ル7は、各コントロ−ラ1、4〜5などからのデ−タを診断するダイアグノ−シス装置や、各コントロ−ラ1、4〜5へ制御定数や制御プログラムを設定する設定装置からなる。

0018

EEPROM111は、各ロ−カル装置4〜6や他のロ−カル装置(図示せず)の制御プログラムや設定数値を格納するために、多数の分割記憶領域を有している。中継コントロ−ラ1の通信回路12はマイコン11のI/O(図示せず)とシリアルバス(第一の通信経路)8との間に介設され、外部ツ−ル7とシリアルバス8を通じて第一のプロトコルで通信し、得た外部ツ−ル7からの信号をマイコン11に出力し、更にマイコン11から受け取った外部ツ−ル向けの信号をシリアルバス8へ出力する。

0019

中継コントロ−ラ1の通信回路13はマイコン11のI/O(図示せず)とシリアルバス(第二の通信経路)9との間に介設され、サブコントロ−ラ2やその他のサブコントロ−ラとシリアルバス9を通じて第二のプロトコルで通信し、得たサブコントロ−ラ2やその他のサブコントロ−ラ2からの信号をマイコン11に出力し、更にマイコン11から受け取ったサブコントロ−ラ向けの信号をシリアルバス9へ出力する。

0020

サブコントロ−ラ2の通信回路22はマイコン21のI/O(図示せず)とシリアルバス9との間に介設され、中継コントロ−ラ1(更にはその他のサブコントロ−ラ)とシリアルバス9を通じて第二のプロトコルで通信し、得た中継コントロ−ラ1(更にはその他のサブコントロ−ラ)からの信号をマイコン21に出力し、更にマイコン21から受け取った中継コントロ−ラ(更にはその他のサブコントロ−ラ)向けの信号をシリアルバス9へ出力する。

0021

中継コントロ−ラ1やサブコントロ−ラ2など各コントロ−ラは、各ロ−カル装置4〜6を内蔵のメモリに格納された所定の制御ル−チンにしたがって制御するが、これらの制御ワ−ク自体は本実施例の要旨ではないので、これ以上の説明は省略する。なおこの実施例では、中継コントロ−ラ1内での通信回路12とマイコン11との信号授受はロ−カル装置6を制御するためのマイコン11の上記制御ワ−クと順番に繰り返し実行されるが、どちらか一方を優先して実行し、他方をアイドル期間に実行するようにしてもよい。同様に、サブコントロ−ラ2内での通信回路22とマイコン21との信号授受はロ−カル装置4を制御するためのマイコン21の上記制御ワ−クと順番に繰り返し実行されるが、どちらか一方を優先して実行し、他方をアイドル期間に実行するようにしてもよい。

0022

この実施例では説明を簡素化するために、中継コントロ−ラ1の通信回路12、13およびサブコントロ−ラ2の通信回路22はマイコン11、21とは独立に動作しているものとする。もちろん、実質的な通信ワ−クをマイコン11やマイコン21に行わせることにより通信回路12、13、22の回路機能を簡素化してもよいことは当然である。

0023

またこの実施例では、サブコントロ−ラ同士の通信は行わないものとし、シリアルバス9は中継コントロ−ラ1の通信回路13と各サブコントロ−ラの通信回路たとえば22との間の通信だけを行うものとする。更に、各サブコントロ−ラの通信回路は、中継コントロ−ラ1の通信回路13が他のサブコントロ−ラの通信回路と通信中であってbusyの場合には、交信に成功するまで発信動作所定インタバルで繰り返すものとする。上述したこれらの通信制御自体はこの実施例の要旨ではないのでこれ以上の説明は省略する。この実施例の特徴は、中継コントロ−ラ1が、後述するようにデ−タ通信中継ワ−ク(デ−タ通信中継手段)及び共同不揮発メモリ管理ワ−ク(共同不揮発メモリ管理手段)を行う点にある。以下、これらワ−クについて更に説明する。

0024

(デ−タ通信中継ワ−ク)デ−タ通信中継ワ−クは、外部ツ−ル7からサブコントロ−ラ向けデ−タを受信する場合に受信デ−タに対して両プロトコル間のデ−タ構造の変換を行って該当するサブコントロ−ラへ送信し、逆に、シリアルバス9から外部ツ−ル7向けデ−タを受信する場合に受信デ−タに対して両プロトコル間のデ−タ構造の変換を行って外部ツ−ル7へ送信するものである。

0025

(共同不揮発メモリ管理ワ−ク)共同不揮発メモリ管理ワ−クは、シリアルバス9を通じてサブコントロ−ラからのメモリ読み込み要求を受信する場合にEEPROM111の該当する記憶領域の記憶デ−タをシリアルバス9を通じて該当サブコントロ−ラへ送信し、更に、シリアルバス9からのメモリ書き込み要求および書き込みデ−タを受信する場合にEEPROM111の該当する記憶領域に受信した書き込みデ−タを書き込むものである。

0026

次に、中継コントロ−ラ1のマイコン11におけるこの実施例に関連する制御動作を図2に示すフロチャ−トを参照して説明する。中継コントロ−ラ1は、外部ツ−ル7との交信オペレ−ション(S100)、各サブコントロ−ラ2との交信オペレ−ション(S200)、ロ−カル装置6の制御オペレ−ション(S300)、EEPROM制御オペレ−ション(S400)の順に繰り返し制御動作を実行する。

0027

外部ツ−ル7との交信オペレ−ション(S100)を図3に示すフロ−チャ−トを参照して説明する。なお、通信回路12は、外部ツ−ル7と所定の第1プロトコルで交信するものとし、シリアルバス8ではデ−タは第1のデ−タ形式をもつものとする。まず、通信回路12が外部ツ−ル7からデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S102)、受け取っていなければS110へジャンプし、受け取っていればこの受信デ−タが自己向けのデ−タかどうかを判別し(S104)、自己向けデ−タであれば、自己がもつ受信レジスタr1に一時格納し(S106)、自己向けデ−タでなければ、自己がもつダウン中継レジスタr2に一時格納する(S108)。

0028

次のS110では、自己がもつ送信レジスタr3に外部ツ−ル7へ送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ、なければS114へジャンプし、あればこの送信デ−タを通信回路12へ出力し(S112)、通信回路12はそれを外部ツ−ル7に送信する。次のS114では、自己がもつアップ用送信レジスタr6に中継すべきデ−タ(所定のサブコントロ−ラから外部ツ−ル7への送信デ−タ)があるかどうかを調べ、なければメインル−チンへリタ−ンし、あればこの送信デ−タを通信回路12へ出力し、通信回路12はそれを外部ツ−ル7に送信する(S116)。

0029

次に、サブコントロ−ラ2との交信オペレ−ション(S200)を図4に示すフロ−チャ−トを参照して説明する。なお、通信回路13は、各サブコントロ−ラと所定の第2プロトコルで交信するものとし、シリアルバス9ではデ−タは第2のデ−タ形式をもつものとする。まず、通信回路13がサブコントロ−ラのどれかからデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S202)、受け取っていなければS212へジャンプし、受け取っていればこの受信デ−タが自己向けのデ−タか、EEPROM111へのデ−タ(およびアクセス要求)か更には外部ツ−ル7へ送信すべきデ−タのいずれかを判別する(S204)。自己向けデ−タであれば、自己がもつ受信レジスタr6に一時格納し(S206)、EEPROM111への向かうべきデ−タ(書き込みアクセスまたは読み出しアクセス)であれば自己がもつメモリアクセスレジスタr5に一時格納し(S208)、外部ツ−ル7へ向かうデ−タであれば自己がもつアップ用中継レジスタr6に一時格納する(S210)。

0030

次のS212では、自己がもつ送信レジスタr7にサブコントロ−ラのどれかに送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ、なければS216へジャンプし、あればこの送信デ−タを通信回路13へ出力し(S212)、通信回路13はそれをシリアルバス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信する。次のS216では、自己がもつダウン用送信レジスタr4に中継すべきデ−タ(外部ツ−ル7から所定のサブコントロ−ラへの送信デ−タ)があるかどうかを調べ、なければS220へジャンプし、あれば、この中継デ−タを通信回路13へ出力し(S218)、通信回路13はそれをシリアルバス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信する。

0031

次のS220では、自己がもつメモリ読み出しレジスタr8にEEPROM111からの読み出しデ−タがあるかどうかを調べ、なければS222へジャンプし、あれば、この読み出しデ−タを通信回路13へ出力し(S222)、通信回路13はそれをシリアルバス9を通じて該当するサブコントロ−ラに送信する。次に、中継コントロ−ラ1が行うEEPROM制御オペレ−ション(S400)を図5に示すフロ−チャ−トを参照して説明する。 まず、サブコントロ−ラからのデ−タ(書き込み要求(書き込みアクセス)または読み出し要求(読み出しアクセス))が上述したメモリアクセスレジスタr5にあるかどうかを調べ(S402)、なければ図2に示すメインル−チンへリタ−ンし、あれば、それが書き込みアクセスと読み出しアクセスとのどちらかを調べ(S404)、前者であればEEPROM111の該当する記憶領域へメモリアクセスレジスタr5のデ−タを書き込み(S406)、後者であればEEPROM111の該当する記憶領域のデ−タをメモリアクセスレジスタr5へ読み出し、メインル−チンへリタ−ンする。

0032

次に、サブコントロ−ラ2のマイコン21におけるこの実施例に関連する制御動作を図6に示すフロ−チャ−トを参照して説明する。サブコントロ−ラ2は、外部ツ−ル7及び中継コントロ−ラ1との交信オペレ−ション(S500)、ロ−カル装置4の制御オペレ−ション(S600)、EEPROM制御オペレ−ション(S700)の順に繰り返し制御動作を実行する。

0033

マイコン21の交信オペレ−ション(S500)を図7に示すフロ−チャ−トを参照して説明する。なお、上述したように通信回路22は、中継コントロ−ラ1と所定の第2プロトコルで交信するものとし、シリアルバス9ではデ−タは第2のデ−タ形式をもつ。

0034

まず、通信回路22が中継コントロ−ラ1からデ−タを受け取ったかどうかを調べ(S502)、受け取っていなければS506へジャンプし、受け取っていればこの受信デ−タの種類に応じて受信デ−タを処理する。受信デ−タには、外部ツ−ル7からの受信デ−タ、中継コントロ−ラ1からの受信デ−タ、EEPROM111の自己の記憶領域からの読み出しデ−タがあることは前述の通りである。

0035

次に、自己の第一の送信レジスタに外部ツ−ル7向けに送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ(S506)、あればそれを通信回路22にロ−ドしてから(S508)、なければ直接に、S510へ進む。S510では、自己の第二の送信レジスタに中継コントロ−ラ1へ送信すべきデ−タがあるかどうかを調べ、あればそれを通信回路22にロ−ドしてから(S512)、なければ直接に、S514へ進む。

0036

S514では、自己の第三の送信レジスタにEEPROM111の自己の記憶領域へ書き込むべきデ−タがあるかどうかを調べ、あればそれを通信回路22にロ−ドしてから(S516)、なければ直接に、メインル−チンへリタ−ンする。上記説明した構成及び動作によれば、前述した本発明の作用効果を実現することができることは明白である。

0037

すなわち、この実施例では、外部ツ−ル7と各サブコントロ−ラとの間の上述した中継機能を有する中継コントロ−ラ1に、EEPROM(書き込み可能な共用不揮発メモリ)111を配置しているので、中継コントロ−ラ1および各サブコントロ−ラは、各サブコントロ−ラによるEEPROM111へのアクセスに対して、上記中継時と同一のプロトコル、同一の通信経路で通信を行えばよく、このようなEEPROM111の集中ならびに外部ツ−ル7/各サブコントロ−ラ間の交信を実現するにもかかわらず、中継コントロ−ラ1は単に中継機能と不揮発メモリアクセス代行機能とをもてばよく、その回路構成及び制御動作は従来のマスタ−−スレイブ式の分散処理型の制御装置におけるマスタ−コントロ−ラに比較して格段に構成、処理が簡素となる。

0038

また、各サブコントロ−ラは、外部ツ−ル7との通信を実現するためのバスおよびその通信を実現する通信回路と、各サブコントロ−ラと中継コントロ−ラ1との間の通信を実現するシリアルバス9およびその通信を実現する通信回路22という二重の通信経路および通信回路をもつ必要はなく、格段に構成、処理が簡素となる。

0039

また、中継コントロ−ラ1は単に中継のみを行うだけであるので、たとえば車種ごとにサブコントロ−ラの増減やサブコントロ−ラ2仕様が変更されても、中継コントロ−ラ1の内部仕様をそれに応じて変更する必要がない。更に、外部ツ−ル7は、まるで直接各サブコントロ−ラと交信するように通信を行うことができ、更に上述した完全分散処理においても使用できるので外部ツ−ルの汎用化も容易となる。

0040

更に、中継コントロ−ラ1もロ−カル装置6を制御するので、一層の構成簡素化を実現することができる。なお、上記中継コントロ−ラ1による中継動作において、中継コントロ−ラ1がシリアルバス8から第一のデ−タ形式で受信したサブコントロ−ラ2向けのデ−タは、通信回路12、マイコン21、通信回路13のどの段階でデ−タ構造の変換を行ってもよいことは当然であるが、処理上、マイコン21で行うのが最も容易であり、マイコン21がそれを通信回路12から受信してから、通信回路13へ送信するまでの間に、実行すればよい。

0041

(その他のオペレ−ション)上記中継コントロ−ラ1及び各サブコントロ−ラの動作を利用した外部ツ−ル7によるロ−カル装置の動作設定は以下のようになされる。すなわち、外部ツ−ル7が所定のロ−カル装置の動作設定を行うには、外部ツ−ル7は中継コントロ−ラ1を通じてたとえばサブコントロ−ラ2へ設定デ−タや制御プログラムなどを送信し、サブコントロ−ラ2は受信した上記設定デ−タや制御プログラムなどを中継コントロ−ラ1に送信し、中継コントロ−ラ2は受信した上記設定デ−タや制御プログラムなどをEEPROM111の該当する記憶領域に書き込む。

0042

その他、電源投入時の上記中継コントロ−ラ1及び各サブコントロ−ラの動作を以下に説明する。コントロ−ラ電源のなんらかの停電後の電源回復後又は最初の電源投入直後における各コントロ−ラの動作は以下のようになされる。すなわち、電源電圧入力とともに中継コントロ−ラ1及び各サブコントロ−ラはそれぞれ初期設定を行って立ち上がるが、その後、中継コントロ−ラ1はEEPROM111の自己用の領域から必要なプログラムなどを読み込み、正常動作に復帰する。

0043

各サブコントロ−ラは初期設定実施後、所定タイミングで中継コントロ−ラ1と交信してEEPROM111の自己の領域から必要な設定デ−タやプログラムをダウンロ−ドする。中継コントロ−ラ1は、あるサブコントロ−ラからの要求による共同不揮発メモリ管理ワ−ク中などにより、新たな要求が受け付けられない場合には、各サブコントロ−ラに対して、その旨を通知すればよい。このようにすれば、各サブコントロ−ラは、要求が中継コントロ−ラ1に達したか否か、要求が受け付けられたか否か、などを判断することができ、結果として一定時間後に再度要求するなどのリカバリ処理を行うことができる。このようにすれば、各サブコントロ−ラはまったく同一構成とすることができる。

0044

通信回路12、13、22は、シリアルバス8や9又はマイコン11や21から、順次、送信すべきデ−タを受け取ることになるが、受信してまだ送信していないデ−タは受信した順序で内部のバッファレジスタにロ−ドされているものとする。
変形態様)この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施例におけるデ−タ交信動作や順序の変更が可能であることは当然である。

0045

たとえば、マイコン21は中継すべきデ−タを受け取ったらただちにそれを出力すべき通信回路12または13に送信することもできる。更に、上述した通信回路12、13の上記第1のプロトコル、第2のプロトコルでの通信動作を、マイコン11で代行させるようにして、通信回路12、13の回路構成及び動作を簡素化することも可能である。図8図10に上記代行動作を示す。図8は、マイコン11による外部ツ−ル7との交信を行う割り込みル−チン−を示す。この割り込みル−チンは、所定インタバルで起動される。図9は、マイコン11によるサブコントロ−ラとの交信を行う割り込みル−チン−を示す。この割り込みル−チンは、所定インタバルで起動される。図10は、マイコン21による中継コントロ−ラ1との交信を行う割り込みル−チン−を示す。この割り込みル−チンは、所定インタバルで起動される。

図面の簡単な説明

0046

図1本発明の分散処理型の制御装置を適用した車両制御装置のブロック図である。
図2マイコン11の基本動作を示すフロ−チャ−トである。
図3図2の外部ツ−ル7との交信オペレ−ションを示すフロ−チャ−トである。
図4図2のサブコントロ−ラとの交信オペレ−ションを示すフロ−チャ−トである。
図5図2のEEPROM制御を示すフロ−チャ−トである。
図6マイコン21の基本動作を示すフロ−チャ−トである。
図7図6の交信オペレ−ションを示すフロ−チャ−トである。
図8マイコン11による外部ツ−ル7との交信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トである。
図9マイコン11によるサブコントロ−ラとの交信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トである。
図10マイコン21による中継コントロ−ラ1との交信を行う割り込みル−チン−を示すフロ−チャ−トである。

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0047

1は中継コントロ−ラ、2、3はサブコントロ−ラ、4〜6はロ−カル装置、7は外部ツ−ル、8はシリアルバス(第一の通信経路)、9はシリアルバス(第二の通信経路)、12は通信回路、13は通信回路、11はマイコン、111はEEPROM(不揮発メモリ)。

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