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技術 検査システム及びプリント回路板の外観検査システム並びにプリント回路板の外観検査端末装置

出願人 株式会社PFU
発明者 飯田光浩小柳恵介佐々木克直
出願日 1997年6月25日 (23年4ヶ月経過) 出願番号 1997-168701
公開日 1999年1月22日 (21年9ヶ月経過) 公開番号 1999-014552
状態 拒絶査定
技術分野 短絡、断線、漏洩,誤接続の試験 電気部品の組立体の配線および製造の監視 光学的手段による材料の調査の特殊な応用
主要キーワード 方向違い 退避指示 反射鏡ユニット ユニット名称 検査工程毎 検査位置データ 検査対象箇所 検査対象範囲
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年1月22日)のものです。
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図面 (10)

課題

複数の検査工程を経る検査において、検査精度を高めるとともに、各検査工程における検査時間のバラツキを無くし、検査工程の管理も含めて検査効率を向上させる、検査システム及びプリント回路板外観検査システム並びにプリント回路板の外観検査端末装置を提供する。

解決手段

複数の検査端末装置ネットワークを介してサーバーに接続された検査システムであって、各検査工程にて検査される検査データを、サーバーの検査データ格納部に初期登録された検査データから、前工程で不合格となった検査データのみを次工程へ送信して検査を行う。

概要

背景

図9は従来技術の図を示すものである。同図(a)に示すように、電子部品実装したプリント回路板を備える装置の製造工程は、プリント配線板実装部品を実装してプリント回路板を製造し、プリント回路板の通電試験を行い、通電試験を合格したプリント回路板を装置に組み込んで実機試験を行う、ことが一般的である。

また、同図(b)に示すように、プリント回路板の製造工程は、プリント配線板にクリームはんだ印刷機で塗布し、実装部品をマウンターで搭載し、リフローはんだ付けを行い、プリント回路板が完成する。その後、はんだ付け確認を外観検査等で行う、ことが一般的である。なお、外観検査で不合格となった不良箇所は修正工程を経ることになる。

さらに、同図(c)に示すように、プリント回路板の外観検査工程は、例えば、外観検査担当者Aが第1検査工程を受け持ち、また、外観検査担当者Bが第2検査工程を受け持ち、さらに、外観検査担当者Cが第3検査工程を受け持ち、さらにまた、外観検査担当者Dが第4検査工程を受け持つように、複数の検査工程を経ることが一般的である。

複数の検査工程を経るに当たっては、検査対象範囲を分割したり、前検査工程と後検査工程とで重複して検査対象範囲を検査したりしていた。なお、重複して検査する場合、後検査工程への情報伝達検査結果記入した紙等の伝票で管理されていた。

また、外観検査は、外観検査担当者が直接プリント回路板目視にて検査するものであった。従って、例えば実装部品が小さい場合や実装部品のリードが0.5mm以下の場合では、拡大鏡等を用いる必要があった。

概要

複数の検査工程を経る検査において、検査精度を高めるとともに、各検査工程における検査時間のバラツキを無くし、検査工程の管理も含めて検査効率を向上させる、検査システム及びプリント回路板の外観検査システム並びにプリント回路板の外観検査端末装置を提供する。

複数の検査端末装置ネットワークを介してサーバーに接続された検査システムであって、各検査工程にて検査される検査データを、サーバーの検査データ格納部に初期登録された検査データから、前工程で不合格となった検査データのみを次工程へ送信して検査を行う。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
3件

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請求項1

複数の検査端末装置(2)がネットワーク(3)を介してサーバー(4)に接続された検査ステムであって、各検査工程にて検査される検査データを、サーバー(4)の検査データ格納部(5)に初期登録された検査データから、前工程で不合格となった検査データに基づいて検査を行う、ことを特徴とする検査システム。

請求項2

複数の外観検査端末装置(12)がネットワーク(3)を介してサーバー(4)に接続されたプリント回路板外観検査システムであって、各外観検査工程にて検査される検査データを、サーバー(4)の検査データ格納部(5)に初期に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを次工程へ送信して、次工程では不合格となった検査データに基づいて検査を行う、ことを特徴とするプリント回路板の外観検査システム。

請求項3

前記外観検査端末装置(12)は、サーバー(4)の検査データ格納部(5)に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記検査データ格納部(5)に送信するデータ処理部(22)と、検査位置データを格納するデータ部(23)と、検査位置データに基づいて検査対象箇所撮影する撮影機(24)と、撮影機(24)が撮影した状態を出力する出力部(25)と、被検査対象物の検査結果を入力する入力部(26)とを備える、ことを特徴とする請求項2に記載のプリント回路板の外観検査システム。

請求項4

ネットワークに接続されたサーバーに登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記サーバーに送信するデータ処理部(22)と、検査位置データを格納するデータ部(23)と、撮影した情報を画像データに変換する画像処理部(36)とからなる制御部(31)と、検査データに基づいて検査対象箇所を撮影するカメラ(39)と、検査データに基づいて被検査対象物を前記カメラ(39)の撮影位置に移動させるロボット(40)と、前記ロボット(40)を制御するロボットコントローラ(38)と、検査工程における操作を行う操作部(37)とからなるロボット部(32)と、カメラ(39)が撮影した状態を出力する画像表示部(33)と、検査結果を入力するキーボード(34)とを備える、ことを特徴とするプリント回路板の外観検査端末装置。

請求項5

前記ロボット部(32)は、真上からの被検査対象物の撮影と、斜めからの被検査対象物の撮影とを可能とする、ことを特徴とする請求項4に記載のプリント回路板の外観検査端末装置。

請求項6

前記ロボット部(32)は、斜めからの撮影を被検査対象物の全周から撮る、ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のプリント回路板の外観検査端末装置。

請求項7

前記ロボット部(32)は、カメラ(39)の下部に配置して移動自在に構成した第1反射鏡(61)及び第2反射鏡(62)を備える、ことを特徴とする請求項4,5,または6に記載のプリント回路板の外観検査端末装置。

請求項8

前記ロボット部(32)は、真上からの撮影と、斜めからの撮影とを任意に選択できる、ことを特徴とする請求項4,5,6または7に記載のプリント回路板の外観検査端末装置。

技術分野

0001

この発明は、外観検査を行うに際して複数の検査工程を持つ、検査ステム及びプリント回路板外観検査システム並びにプリント回路板の外観検査端末装置に関するものである。

背景技術

0002

図9は従来技術の図を示すものである。同図(a)に示すように、電子部品実装したプリント回路板を備える装置の製造工程は、プリント配線板実装部品を実装してプリント回路板を製造し、プリント回路板の通電試験を行い、通電試験を合格したプリント回路板を装置に組み込んで実機試験を行う、ことが一般的である。

0003

また、同図(b)に示すように、プリント回路板の製造工程は、プリント配線板にクリームはんだ印刷機で塗布し、実装部品をマウンターで搭載し、リフローはんだ付けを行い、プリント回路板が完成する。その後、はんだ付け確認を外観検査等で行う、ことが一般的である。なお、外観検査で不合格となった不良箇所は修正工程を経ることになる。

0004

さらに、同図(c)に示すように、プリント回路板の外観検査工程は、例えば、外観検査担当者Aが第1検査工程を受け持ち、また、外観検査担当者Bが第2検査工程を受け持ち、さらに、外観検査担当者Cが第3検査工程を受け持ち、さらにまた、外観検査担当者Dが第4検査工程を受け持つように、複数の検査工程を経ることが一般的である。

0005

複数の検査工程を経るに当たっては、検査対象範囲を分割したり、前検査工程と後検査工程とで重複して検査対象範囲を検査したりしていた。なお、重複して検査する場合、後検査工程への情報伝達検査結果記入した紙等の伝票で管理されていた。

0006

また、外観検査は、外観検査担当者が直接プリント回路板目視にて検査するものであった。従って、例えば実装部品が小さい場合や実装部品のリードが0.5mm以下の場合では、拡大鏡等を用いる必要があった。

発明が解決しようとする課題

0007

前記のごとく、従来の技術では次のような問題点がある。

0008

1)外観検査担当者任せの直接的な目視による検査のため、検査対象範囲の検査もれが発生することがある。

0009

2)目視する方向は外観検査担当者任せのため、良品不良品の判断にバラツキが発生する。

0010

3)前工程の外観検査担当者から後工程の外観検査担当者への情報伝達が紙等の伝票による管理のため、情報伝達は確実性欠けるものである。

0011

4)各検査工程における検査時間にバラツキが発生しやすく、被検査プリント回路板外観検査処理枚数にもバラツキが出ることで検査効率を低下させる。

0012

5)障害等のデータ収集は別に行う必要があり、検査工程の管理等も含めてこの種の作業を煩雑にしている。

課題を解決するための手段

0013

前記の問題点を解決するために、この発明では次のような手段を取る。

0014

複数の検査工程を持つ検査システムにおいて、複数の検査端末装置ネットワークを介してサーバーに接続された検査システムを構築し、各検査工程にて検査される検査データを、サーバーから前工程で不合格となった検査データを入手して検査を行うようにする。

0015

上記の手段を取ることにより、後検査工程では前工程で不合格となった箇所のみを詳細に検査することで、不合格と判断する精度を高めて検査効率を向上させるように働く。

発明を実施するための最良の形態

0016

この発明は、次に示したような実施の形態をとる。

0017

図1に示すごとく、複数の検査端末装置2がネットワーク3を介してサーバー4に接続された検査システム1であって、各検査工程にて検査される検査データを、サーバー4の検査データ格納部5に初期登録された検査データから、前工程で不合格となった検査データに基づいて検査を行うようにする。

0018

また、図3に示すごとく、複数の外観検査端末装置12がネットワーク3を介してサーバー4に接続されたプリント回路板の外観検査システム11であって、各外観検査工程にて検査される検査データを、サーバー4の検査データ格納部5に初期に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを次工程へ送信して、不合格となった検査データに基づいて検査を行うようにする。

0019

さらに、図3に示すごとく、前記外観検査端末装置12は、サーバー4の検査データ格納部5に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記検査データ格納部5に送信するデータ処理部22と、被検査対象物検査位置データを格納するデータ部23と、検査位置データに基づいて検査対象箇所撮影する撮影機24と、撮影機24が撮影した状態を出力する出力部25と、被検査対象物の検査結果を入力する入力部26とを備える。

0020

また、図4に示すごとく、外観検査端末装置は、ネットワークに接続されたサーバーに登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記サーバーに送信するデータ処理部22と、検査位置データを格納するデータ部23と、撮影した情報を画像データに変換する画像処理部36とからなる制御部31と、検査データに基づいて検査対象箇所を撮影するカメラ39と、検査データに基づいて被検査対象物を前記カメラ39の撮影位置に移動させるロボット40と、前記ロボット40を制御するロボットコントローラ38と、検査工程における操作を行う操作部37とからなるロボット部32と、カメラ39が撮影した状態を出力する画像表示部33と、検査結果を入力するキーボード34とを備える。

0021

さらに、図7に示すごとく、前記ロボット部のカメラ39は、真上からの被検査対象物の撮影と、斜めからの被検査対象物の撮影とを可能とする。さらに、前記カメラ39は、斜めからの撮影を被検査対象物の全周から撮る。さらに、カメラ39の下部に配置して移動自在に構成した第1反射鏡61及び第2反射鏡62を備える。さらに、真上からの撮影と、斜めからの撮影とを任意に選択できるようにする。

0022

上記の実施の形態をとることにより、以下に示す作用が働く。

0023

図1に示す実施の形態では、良否判断の微妙なものも不合格として後工程に通知する。後検査工程では不合格となった箇所のみを詳細に検査することで、不合格と判断する精度を高める。

0024

また、図3に示す実施の形態では、検査工程において、不合格となった箇所のみを検査することで検査精度を高めるとともに、各検査工程における検査時間のバラツキを無くする。

0025

さらに、図3に示す実施の形態では、各検査工程個々の検査結果データではなくて、検査工程全体をまとめてデータ集計を行うことができる。さらに、検査対象範囲の検査もれが発生することもなくなる。さらに、良品、不良品の判断にバラツキがなくなる。

0026

また、図4に示す実施の形態では、表示された検査対象箇所を目視にて検査することで検査対象範囲の検査もれが発生することがなくなる。さらに、所定の画像を得ることで良品、不良品の判断にバラツキがなくなる。さらに、前工程の外観検査担当者から後工程の外観検査担当者への情報伝達が確実になる。さらに、障害等のデータ収集は別に行う必要がなくなる。

0027

さらに、図7に示す実施の形態では、平面的な画像と立体的な画像とを見ることができるため、実装部品の実装方向やはんだ付け性等の検査項目に対して検査箇所を正確に見ることができる。

0028

この発明による代表的な実施例を図1ないし図8によって説明する。以下において、同じ箇所には同一の符号を付してあり、説明を省略することがある。

0029

図1は本発明の原理図である。

0030

同図において、検査システム1は各検査工程を受け持つ複数の検査端末装置2と、検査データ格納部5を持つサーバー4と、複数の検査端末装置2とサーバー4との送受信を可能とするネットワーク3とで構成されている。また、検査データ格納部5は被検査対象物毎に検査位置や検査結果等を記憶している。

0031

図2は本発明の原理説明図である。

0032

同図において、例えば第1検査工程ではサーバー4の検査データ格納部5に初期に登録された検査データに基づいて、被検査対象物の検査位置全てを検査する。その結果4箇所が不良と判断される。第2検査工程では第1検査工程で不良と判断された4箇所のみを検査する。その結果3箇所が不良と判断される。第3検査工程では第2検査工程で不良と判断された3箇所のみを検査する。その結果2箇所が不良と判断される。第4検査工程では第3検査工程で不良と判断された2箇所のみを検査する。その結果2箇所が不良と判断される。

0033

この時、サーバー4の検査データ格納部5に記憶させる検査データは、第1検査工程ないし第4検査工程の各検査工程毎に検査結果を含めてデータを更新していく。

0034

なお、第4検査工程を最終の検査工程として詳細に検査してもよいし、第4検査工程で不良と判断された箇所を検査対象にして最終検査工程を別に設けてもよい。

0035

図3は本発明の構成図である。

0036

同図において、プリント回路板の外観検査システム11は、各検査工程を受け持つ複数の外観検査端末装置12と、検査データ格納部5を持つサーバー4と、複数の外観検査端末装置2とサーバー4との送受信を可能とするネットワーク3とで構成されている。また、検査データ格納部5は被検査プリント回路板毎に検査位置や検査結果等を記憶している。

0037

外観検査端末装置12はデータ処理部22と、データ部23と、撮影機24と、出力部25と、入力部26とで構成されている。データ部23は検査位置データを格納するものである。撮影機24は検査位置データに基づいて検査対象箇所を撮影するものである。出力部25は撮影機24が撮影した状態を表示するとともに、検査位置の指示や検査結果のデータ入力画面等を出力するものである。入力部26は被検査プリント回路板の検査結果を入力するものである。

0038

データ処理部22はサーバー4の検査データ格納部5に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記検査データ格納部5に送信する。さらに、データ部23と、撮影機24と、出力部25と、入力部26との制御を行うものである。

0039

図4は本発明の実施例の図である。

0040

同図において、プリント回路板の外観検査端末装置の構成を説明する。プリント回路板の外観検査端末装置は制御部31と、ロボット部32と、画像表示部33と、キーボード34とで構成されている。

0041

制御部31は、図示しないサーバーと検査データを送受信するとともに、ロボット部32と、画像表示部33と、キーボード34とを制御するものであり、データ処理部22と、データ部23と、画像処理部36とで構成されている。

0042

データ処理部22はLAN13を介してサーバーと検査データを送受信することで、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果をサーバーに通知する。画像処理部36は後述するカメラ39からのデータ信号を画像データに変換する。

0043

ロボット部32は、制御部31からの指示に基づいて検査に必要な動作を実行するものであり、操作部37と、ロボットコントローラ38と、カメラ39と、ロボット40と、受け台41とで構成されている。

0044

操作部37はロボット部32の動作運転指示を行うことができるものである。ロボットコントローラ38は、前述のデータ処理部22や操作部37の指示に基づいてロボット40を制御する。ロボット40は被検査プリント回路板42を搭載する受け台41をX方向と、Y方向とに移動可能としている。カメラ39は所定の位置に設置され、被検査プリント回路板42を撮像するものである。

0045

画像表示部33は該当する検査工程の検査箇所や撮影された検査箇所の表示や検査データの集計表示等を行うものである。また、キーボード34は被検査プリント回路板の検査結果を入力するものである。

0046

なお、第1検査工程の外観検査端末装置はバーコードリーダ35を備えている。バーコードリーダ35は被検査プリント回路板の種類を示す例えば、ユニット名称ユニット図番を表わすIDコードを読取るものである。

0047

図5は本発明の実施例の説明図(その1)である。

0048

同図(a)は外観検査工程にて検査される検査データにおいて、サーバー4の検査データ格納部5に初期に登録された検査データを示している。検査データは検査箇所を特定する部品中心位置と、検査結果と、不良内容と、実装部品のピン番号とからなり、被検査プリント回路板における全ての検査対象範囲を含む。

0049

同図(b)は画像表示部33に表示される第1検査工程のデータ入力画面の1例を示す。第1検査工程における検査箇所は被検査プリント回路板における全ての検査対象範囲を含んでいる。なお、ユニット名称およびユニット図番は被検査プリント回路板の種類を示す。また、ロット番号は1ロット内におけるプリント回路板を識別するためのものであり、プリント回路板1枚毎に付与される。

0050

検査担当者は検査箇所に対応して検査結果、不良内容等をキーボード34から入力することになる。例えば、検査結果がNGとなる不良内容としては、未実装、部品違い部品実装方向違いはんだ未着、はんだブリッジ等がある。

0051

同図(c)は画像表示部33に表示される第2検査工程以降のデータ入力画面の1例を示す。第2検査工程以降における検査箇所は前検査工程にて不合格となった検査データのみを対象としている。この時、前検査工程にて不合格となった不良箇所と、不良内容が予め表示されている。検査担当者は検査箇所と不良内容に対応して検査結果等をキーボード34から入力することになる。

0052

図6は本発明の実施例の説明図(その2)である。

0053

同図(a)において、実装部品の撮影方向を示す。被検査プリント回路板42に形成されたフットプリント43に実装部品51のリード52が接続されている。前述のカメラ39はA方向と、B方向とから撮影できるようにしている。即ち、実装部品は真上からの撮影と、斜めからの撮影とを行う。

0054

同図(b)は、実装部品をA方向から撮影した状態を示し、実装部品を平面的に撮像することで、実装部品の実装方向等が明確になる。また、同図(c)は、実装部品をB方向から撮影した状態を示し、実装部品を立体的に撮像することで、実装部品のはんだ付け等が明確になる。

0055

図7は本発明の実施例の説明図(その3)である。

0056

同図(a)は、実装部品をA方向から撮影する状態を示す。被検査プリント回路板42の上部に設置されたカメラ39は、第1反射鏡61と、第2反射鏡62とを備えた反射鏡ユニット63と、支持部64とを備えており、図示しないスライド機構によって反射鏡ユニット63をカメラ39の真下から所定の位置まで移動させている。

0057

同図(b)において、実装部品をB方向から撮影する状態を示す。前述の第2反射鏡62がカメラ39の真下に設置されるように、反射鏡ユニット63を所定の位置まで移動させている。これにより、第1反射鏡61と第2反射鏡62とによって光路を変更することで実装部品を斜めから撮影する。なお、カメラ39は中心軸基点として回転できるように構成されている。

0058

また、図示しない前述の操作部37の操作によって反射鏡ユニット63を移動させたり、カメラ39を回転させたりすることで撮影方向を変更することができる。

0059

図8は本発明の実施例のフローチャートである。

0060

テップS21において、第1検査工程で被検査プリント回路板42のIDコードをバーコードリーダ35で読取って識別する。

0061

ステップS22において、データ処理部22は認識した被検査プリント回路板42に対応する検査データをサーバー4の検査データ格納部5から受信する。

0062

ステップS23において、画像表示部33に表示されたユニット名称やユニット図番に従って、所定の被検査プリント回路板42を受け台41の所定の位置にセットする。

0063

ステップS24において、画像表示部33に表示された検査箇所の画像に従って目視検査を開始する。目視検査は、操作部37を操作してロボット部32の運転を開始し、検査箇所に基づいてカメラ39が撮像を開始するとともに、画像表示部33に表示する。検査担当者は画像表示部33の画像を注視して検査判定をする。なお、第2検査工程以降においては、前工程にて不合格となった検査データのみを受信して不良箇所のみを検査判定する。

0064

ステップS25において、操作部37を操作してロボット部32の運転停止指示や退避指示、あるいは撮像する角度の選択等を行う。さらに、キーボード34から検査結果等の入力処理を行う。

0065

ステップS26において、例えば、画像表示部33の表示に従って1ロット分の検査が終了したか判断する。終了していれば検査工程を終了する。終了でなければステップS23に戻る。

発明の効果

0066

以上説明したように本発明によれば、次に示すような効果がある。

0067

複数の検査端末装置がネットワークを介してサーバーに接続された検査システムであって、各検査工程にて検査される検査データを、サーバーの検査データ格納部に初期に登録された検査データから、前工程で不合格となった検査データに基づいて検査を行うので、良否判断の微妙なものも不合格として後工程に通知する。後検査工程では不合格となった箇所のみを詳細に検査することで、不合格と判断する精度を高めることができる。このため、不良箇所の修正工程を簡略化することができる。

0068

また、複数の外観検査端末装置がネットワークを介してサーバーに接続されたプリント回路板の外観検査システムであって、各外観検査工程にて検査される検査データを、サーバーの検査データ格納部に初期に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを次工程へ送信して、不合格となった検査データに基づいて検査を行うので、検査工程において、不合格となった箇所のみを検査することで検査精度を高めるとともに、各検査工程における検査時間のバラツキを無くし、検査効率を向上させることができる。

0069

さらに、前記外観検査端末装置は、サーバーの検査データ格納部に登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記検査データ格納部に送信するデータ処理部と、被検査対象物の検査位置データを格納するデータ部と、検査位置データに基づいて検査対象箇所を撮影する撮影機と、撮影機が撮影した状態を出力する出力部と、被検査対象物の検査結果を入力する入力部とを備えるので、各検査工程個々の検査結果データではなくて、検査工程全体をまとめてデータ集計を行うことができる。さらに、検査対象範囲の検査もれが発生することもなくなる。さらに、良品、不良品の判断にバラツキをなくすることができる。

0070

また、ネットワークに接続されたサーバーに登録された検査データから、前工程にて不合格となった検査データのみを取り込むとともに、検査結果を前記サーバーに送信するデータ処理部と、検査位置データを格納するデータ部と、撮影した情報を画像データに変換する画像処理部とからなる制御部と、検査データに基づいて検査対象箇所を撮影するカメラと、検査データに基づいて被検査対象物を前記カメラの撮影位置に移動させるロボットと、前記ロボットを制御するロボットコントローラと、検査工程における操作を行う操作部とからなるロボット部と、カメラが撮影した状態を出力する画像表示部と、被検査対象物の検査結果を入力する入力部とを備えるので、表示された検査対象箇所の画像を目視にて検査することで検査対象範囲の検査もれが発生することがなくなる。さらに、所定の画像を得ることで良品、不良品の判断にバラツキをなくすることができる。さらに、前工程の外観検査担当者から後工程の外観検査担当者への情報伝達が確実になる。さらに、障害等のデータ収集は別に行う必要がなくなり、検査工程の管理等も含めてこの種の作業を容易にすることができる。

0071

さらに、前記ロボット部は、真上からの被検査対象物の撮影と、斜めからの被検査対象物の撮影とを可能とする。さらに、前記ロボット部は、斜めからの撮影を被検査対象物の全周から撮るので、平面的な画像と立体的な画像とを見ることができるため、実装部品の実装方向やはんだ付け性等の検査項目に対して検査箇所を正確に見ることができる。

0072

さらに、前記ロボット部は、カメラの下部に配置して移動自在に構成した第1反射鏡及び第2反射鏡を備える。さらに、前記ロボット部は、真上からの撮影と、斜めからの撮影とを任意に選択できるので、検査担当者は操作部からの指示で、良品、不良品の判断を正確に行うことができる。

図面の簡単な説明

0073

図1本発明の原理図である。
図2本発明の原理説明図である。
図3本発明の構成図である。
図4本発明の実施例の図である。
図5本発明の実施例の説明図(その1)である。
図6本発明の実施例の説明図(その2)である。
図7本発明の実施例の説明図(その3)である。
図8本発明の実施例のフローチャートである。
図9従来技術の図である。

--

0074

2:検査端末装置
3:ネットワーク
4:サーバー
5:検査データ格納部
12:外観検査端末装置
22:データ処理部
23:データ部
24:撮影機
25:出力部
26:入力部
31:制御部
32:ロボット部
33:画像表示部
34:キーボード
37:操作部
38:ロボットコントローラ
39:カメラ
40:ロボット
61:第1反射鏡
62:第2反射鏡
63:反射鏡ユニット
64:支持部

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