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技術 工作機械用切削液の泡消し方法

出願人 大同特殊鋼株式会社
発明者 横山直明松本久哉
出願日 1997年6月17日 (23年5ヶ月経過) 出願番号 1997-159933
公開日 1999年1月19日 (21年10ヶ月経過) 公開番号 1999-010480
状態 拒絶査定
技術分野 工作機械の補助装置
主要キーワード 搬出場所 熱風装置 泡消し剤 切削液タンク 微小体 スクリュウコンベア 切削液中 水溶性切削液
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年1月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

本発明は、泡消し剤をまいたり、温風を吹き当てたりせずに自動的に泡消しできる工作機械用切削液の泡消し方法を提供することを目的とする。

解決手段

バンドソー1の切断部ら加工屑8と共に切削液10を切削液タンク3に回収し、回収された切削液の液面10aに浮遊する泡11の泡消し方法であって、切削液の液面10aとスクリューコンベア4が交差する位置13の泡11に、上方からシャワ26によって切削液10をかけることを特徴とする。こうすると、既存の切削液10を循環させてかけるだけで泡消しが容易にできる。

概要

背景

従来から、工作機械の加工部には、通常、切削液切削装置を介して切削液タンクから循環供給されている。しかし、切削液タンクに回収される切削屑等で汚れ切削液中には、切削部で生じる微少な泡が大量に含有される。この傾向は、特に水溶性切削液で現れ易い。

この泡は、微細な切削屑等を中核として空気を包み込んだ切削液の薄い膜で構成される微小体からなり、切削液に要求される必要的特性のために、不可避的に発生し且つ極めて消えにくい、といった厄介性質を有する。このため、汚れた切削液が回収される切削液タンク内には、この泡がミルクセーキ状になって大量に浮遊・滞留する。場合によっては、切削液タンク内からスクリューコンベアにより、搬出される切削屑と共に大量の泡が切削液タンク外に搬出されてしまう。

従って、切削液タンク外を泡で汚したり、搬出された大量の泡(泡が消えると切削液に戻る)を切削屑と分離しなければならない。このような、厄介な泡を消すために、一般的には専用の泡消し剤をまいて泡消しさせたり、又は、発生した泡に温風を吹き当てて泡の膜を破壊し泡消しさせるものが知られている(特開平7−51985号参照)。

概要

本発明は、泡消し剤をまいたり、温風を吹き当てたりせずに自動的に泡消しできる工作機械用切削液の泡消し方法を提供することを目的とする。

バンドソー1の切断部ら加工屑8と共に切削液10を切削液タンク3に回収し、回収された切削液の液面10aに浮遊する泡11の泡消し方法であって、切削液の液面10aとスクリューコンベア4が交差する位置13の泡11に、上方からシャワ26によって切削液10をかけることを特徴とする。こうすると、既存の切削液10を循環させてかけるだけで泡消しが容易にできる。

目的

本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、専用の泡消し剤をまいたり、温風を吹き当てたりせずに自動的に泡消しできる工作機械用切削液の泡消し方法を提供する。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

工作機械の加工部から加工屑と共に切削液切削液タンク回収し、回収された切削液の液面に浮遊する工作機械用切削液の泡消し方法であって、泡に切削液をかけることにより泡消しすることを特徴とする工作機械用切削液の泡消し方法。

請求項2

切削液の液面とスクリューコンベアが交差する位置に前記切削液をかけることを特徴とする請求項1記載の工作機械用切削液の泡消し方法。

請求項3

前記切削液をシャワーにより下方に向けてかけることを特徴とする請求項1記載の工作機械用切削液の泡消し方法。

技術分野

0001

本発明は、工作機械の加工部から加工屑と共に切削液切削液タンク回収し、回収された切削液の液面に浮遊する工作機械用切削液の泡の泡消し方法に関する。

背景技術

0002

従来から、工作機械の加工部には、通常、切削液が切削装置を介して切削液タンクから循環供給されている。しかし、切削液タンクに回収される切削屑等で汚れ切削液中には、切削部で生じる微少な泡が大量に含有される。この傾向は、特に水溶性切削液で現れ易い。

0003

この泡は、微細な切削屑等を中核として空気を包み込んだ切削液の薄い膜で構成される微小体からなり、切削液に要求される必要的特性のために、不可避的に発生し且つ極めて消えにくい、といった厄介性質を有する。このため、汚れた切削液が回収される切削液タンク内には、この泡がミルクセーキ状になって大量に浮遊・滞留する。場合によっては、切削液タンク内からスクリューコンベアにより、搬出される切削屑と共に大量の泡が切削液タンク外に搬出されてしまう。

0004

従って、切削液タンク外を泡で汚したり、搬出された大量の泡(泡が消えると切削液に戻る)を切削屑と分離しなければならない。このような、厄介な泡を消すために、一般的には専用の泡消し剤をまいて泡消しさせたり、又は、発生した泡に温風を吹き当てて泡の膜を破壊し泡消しさせるものが知られている(特開平7−51985号参照)。

発明が解決しようとする課題

0005

このような泡消し方法では、前者の場合は人手により泡の発生状況を観察しながら高価な専用の泡消し剤をまかなければならないし、後者の場合は温風を吹き当てるための温風設備を備える必要がある。

0006

本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、専用の泡消し剤をまいたり、温風を吹き当てたりせずに自動的に泡消しできる工作機械用切削液の泡消し方法を提供する。

0007

上記の目的を達成するためになされたもので、請求項1の発明は、工作機械の加工部から加工屑と共に切削液を切削液タンクに回収し、回収された切削液の液面に浮遊する工作機械用切削液の泡消し方法であって、泡に切削液をかけることにより泡消しすることを特徴とする。

0008

請求項1記載の発明によると、切削液タンク内の切削液を泡にかけるだけで泡消しができる。従って、切削液タンク内の切削液をポンプによって循環させて連続的に切削液の液面の泡にかけてやると泡が切削液にたたかれて破壊する。また、切削液を循環させておくだけで泡消しができるから容易に自動化ができる。さらに、切削液タンク内の切削液を使用するからいつまでも切削液の組成が変わらない。そして、従来例のような高価な泡消し剤が不要である。また、切削液を循環させておけば自動的に泡消しができるから泡消しのための人手がいらなくなる。さらに、既存の切削用循環経路分岐点を設けてこの分岐点から供給される泡消し用の切削液をまくだけで容易に泡消できるから、熱風装置がいらない。

0009

請求項2記載の発明は、請求項1記載の工作機械用切削液の泡消し方法において、切削液の液面とスクリューコンベアが交差する位置に前記切削液をかけることを特徴とする。請求項2記載の発明によると、請求項1記載の泡消し効果の他に、スクリューコンベアが切削液の液面と交差する位置に切削液をかけてやるから、液面の泡がこの場所で泡消しされて切削液タンク内に切削液として戻されて残る。このために加工屑と共に切削液タンク外に泡が搬出されない。また、スクリューコンベアにより泡消し用の切削液と泡とがよく攪拌されることにより、さらにに泡消し効果を向上させることができる。

0010

このように、加工屑の搬出場所において泡消しを行なうから小規模な泡消方法で十分である。請求項3記載の発明は、請求項1記載の工作機械用切削液の泡消し方法において、前記切削液をシャワーにより下方に向けてかけることを特徴とする。

0011

請求項3記載の発明によると、請求項1記載の泡消し効果の他に、泡消しする位置にソフトにしかも広い範囲に渡って均一に切削液がかけられるから、少ない量の切削液で広範囲に渡って確実に泡消しすることができる。

0012

本発明の工作機械用切削液の泡消し方法の実施例を図に基づいて説明する。図1に示すように、設備構成から説明すると、バンドソー1はエンドレス鋸刃2の下方に切削液タンク3と切削液循環経路20を配置してある。そして、図2に示すように切削液タンク3は、底面の中央部から一方の側面に向けて上方に傾斜を有する仕切り6を配置し、仕切り6の上昇端が切削液タンク3の側面まで延設されており、前記側面には切削屑排出口5を開口させてある。

0013

また、仕切り6には切削屑8が循環経路20に入るのを防止するためのフィルタ7が設けてある。さらに、切削屑排出口5の外側には切削屑8を収納する切削屑回収槽9が設けてある。

0014

そして、仕切り6の上には、仕切り6に沿うようにスクリューコンベア4が配置させてある。また、切削液循環経路20は、切削液タンク3からポンプ21,配管22,23を介して鋸刃2に切削液10を供給できるように接続させてある。なお且つ、切削液循環経路20の途中に分岐点24を設け、この分岐点24から分岐管25を介してし切削液の液面10aとスクリューコンベア4との交差する位置13の真上にシャワ26を配置してある。

0015

(泡の発生)このような構成をなしてあるバンドソー1によって金属を切断する際、鋸刃2に切削液10をかけながら切断すると、切断によって生じた微細な切削屑8の周りに細かい気泡となって泡が付着し、この泡11が切削液タンク3内の切削液の液面10a上に浮遊する。

0016

(泡消し方法)そこで、図3に示すように、スクリューコンベア4と切削液の液面10aとの交差する位置13に上方から垂直にシャワ26によって切削液10をかけてやると、スクリュウコンベア4と切削液の液面10aとの交差する位置13の泡が速やかに泡消しされる。

0017

これは、シャワにより泡が叩かれて気泡が破壊されると共に、スクリューコンベアによってよく攪拌されて泡が破壊するためである。従って、切削液タンク3内の泡11が破壊されて切削液に戻り、切削液タンク3内に残り、スクリューコンベア4によって切削液タンク3外に泡が搬出されない。

0018

また、切削液タンク3内の切削液10をポンプによって循環させて泡消しをするから切削液の組成が変わらない。さらに、従来例のような高価な泡消し剤が不要である。そして、切削液10を循環させておけば自動的に泡消しができるから泡消しのための人手がいらなくなる。また、既存の切削用の循環経路に分岐点を設けてこの分岐点から供給される泡消し用の切削液をシャワでまくだけで容易に泡消しできるから、熱風装置のような設備を用意しなくともよい。

0019

以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の趣旨の範囲を越えない限り種々の態様の実施ができる。例えば、実施例では切削液を循環させて泡消しさせてあるが、補給用の切削液を泡消しに用いてもよい。また、実施例ではバンドソーの切削液でもって説明してあるが、バンドソー以外の鋸刃切断又は研磨等の場合にはそれに用いられる切削液をかけることにより泡消しできる。

図面の簡単な説明

0020

図1実施例のバンドソーの要部を表す斜視図。
図2実施例のバンドソー用切削液の泡消し方法の要部を表す説明図。
図3実施例のバンドソー用切削液の泡消し方法の要部を表す説明図。

--

0021

1…バンドソー、2…鋸刃、3…切削液タンク、4…スクリューコンベア、8…切削屑、10…切削液、10a…切削液の液面、11…泡、13…交差する位置、26…シャワ。

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