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技術 漏洩した燐塩化物の処理方法

出願人 日本曹達株式会社
発明者 源田義一渡辺敦夫島田幹也
出願日 1997年6月25日 (23年6ヶ月経過) 出願番号 1997-184547
公開日 1999年1月19日 (21年11ヶ月経過) 公開番号 1999-009953
状態 特許登録済
技術分野 消化剤;有害な化学剤の無害化 廃ガス処理 吸着剤による液体の処理一般 固体収着剤及びろ過助剤
主要キーワード 漏洩物 ポタポタ 酸性臭 土質安定剤 タンクローリー車 土質安定材 漏洩箇所 タンクローリー
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この項目の情報は公開日時点(1999年1月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

オキシ塩化燐等の燐塩化物漏洩した場合の安全な処理方法の提供。

解決手段

SiO2 ,Al2 O3 ,CaO及びSO3 を含有する組成物を漏洩した燐塩化物に添加し、燐塩化物を吸着させるごとに安全に処理することができる。

概要

背景

三塩化燐オキシ塩化燐等の燐塩化物漏洩すると強い刺激性ガスが発生するため、直ちに処理必要があった。従来これらの処理として生石灰が使用されていたが、燐塩化物と生石灰の反応は発熱激しく、漏洩した燐塩化物の量が多い場合、燐塩化物の沸点近くまで発熱するため気化が激しくおこり非常に危険であった。

概要

オキシ塩化燐等の燐塩化物が漏洩した場合の安全な処理方法の提供。

SiO2 ,Al2 O3 ,CaO及びSO3 を含有する組成物を漏洩した燐塩化物に添加し、燐塩化物を吸着させるごとに安全に処理することができる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

SiO2 ,Al2 O3 ,CaO及びSO3 を含有する組成物漏洩した燐塩化物に添加し、燐塩化物を吸着させることを特徴とする漏洩した燐塩化物の処理方法

請求項2

燐塩化物がオキシ塩化燐(POCl3 )又は三塩化燐(PCl3 )である請求項1記載の処理方法。

技術分野

0001

本発明は、オキシ塩化燐(POCl3 )や三塩化燐(PCl3 )等の燐塩化物運搬中、移し替え作業中、あるいは保存中に漏洩したときの処理方法に関する。

背景技術

0002

三塩化燐やオキシ塩化燐等の燐塩化物が漏洩すると強い刺激性ガスが発生するため、直ちに処理必要があった。従来これらの処理として生石灰が使用されていたが、燐塩化物と生石灰の反応は発熱激しく、漏洩した燐塩化物の量が多い場合、燐塩化物の沸点近くまで発熱するため気化が激しくおこり非常に危険であった。

課題を解決するための手段

0003

本発明者等は、漏洩した燐塩化物の処理方法を鋭意研究した結果、ある種の粉末状の組成物漏洩物に添加し、吸着させることにより刺激臭がなくなること、燐塩化物を含んだ組成物はケーキングもおこさず長期間安定に存在することを見い出し、本発明を完成した。即ち、本発明は、SiO2 ,Al2 O3 ,CaO及びSO3 を含有する組成物を漏洩した燐塩化物に添加し、燐塩化物を吸着させることを特徴とする漏洩した燐塩化物の処理方法である。

発明を実施するための最良の形態

0004

本発明で処理できる燐塩化物としては三塩化燐、オキシ塩化燐、五塩化燐等があるが、特に三塩化燐及びオキシ塩化燐の処理に有効である。本発明に使用する組成物の各成分の含有量は、SiO2 が10〜35%好しくは、15〜25%、Al2 O3 が1〜8%、好しくは4〜5%、CaOが50〜80%、好しくは60〜70%、SO3 が2〜10%、好しくは3〜8%である。これらの組成を有するものとして、土質安定剤として知られているものがあり、粒状のもの粉末状のものがあるが、効果の確実性、使用量の観点から粉末状のものが好しい。

0005

使用量は、漏洩した燐塩化物100gに対し、500〜1000gで充分であるが安全上、少し多めに使用することが好しい。本発明を実施するには、SiO2 ,Al2 O3 ,CaO及びSO3 を含有する組成物を漏洩した燐塩化物に添加する。添加する方法は、特に制限はないが、漏洩した燐塩化物上に散布、あるいはふりかける。添加時わずかに発熱するが問題はない。添加後、組成物を混練し、燐塩化物を充分組成物に吸着させることが好しい。

0006

この間、組成物は、固結することもなく、さらさらした粉末状を保っている。こうして処理した燐塩化物を含有した組成物は長時間保存しても、安定であり廃棄物処理場等へ運搬して処理することも可能である。

0007

次に実施例を挙げ、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
オキシ塩化燐が入っている200Lドラムフォークリフトの爪が当たりドラムに穴が開きオキシ塩化燐が約10L程度漏れた。急いで土質安定材25kg(デンカイルパックSP−10:電気化学工業(株)製)(1袋)をスコップで漏洩しているオキシ塩化燐の上に散布した。漏洩していたオキシ塩化燐を土質安定材に吸着させ、その後土質安定材とよく混練りして漏洩したオキシ塩化燐は完全に除害された。散布中及び混練り中も発熱はほとんど無いのでオキシ塩化燐の蒸気の発生もなかった。

0008

実施例2
オキシ塩化燐が8ton入っているタンクローリー車払い出し用バルブ故障しオキシ塩化燐がポタポタと漏れだした。タンクローリー車からオキシ塩化燐を抜き出すまでの間、持ち合わせの容器が小さく間に合わなかったので4袋の土質安定材(デンカソイルパックSP−20)で中和、吸着させて対応した。時々スコップで混練りする程度で漏洩するオキシ塩化燐は周囲に流れ広がる事なく完全にオキシ塩化燐は土質安定材に吸着され強烈な臭気遮断できた。この時も土質安定材の温度はほとんど発熱(35℃程度)しなかった。完全にオキシ塩化燐は除害された。

0009

実施例3
ドラフトの三塩化燐0.3Lが入ったガラス瓶割れて漏洩した。急いで土質安定材(デンカソイルパックSP−20)を1Lビーカーに入れドラフト内漏洩箇所に散布した。三塩化燐は直ぐ吸着され強烈な酸性臭は軽減された。散布した土質安定材を時々スプーンで混練りし2時間放置しておいた。完全に三塩化燐臭は除害されていた。

0010

比較例1
オキシ塩化燐を10ton積載したタンクローリーの払い出し用バルブ不良からオキシ塩化燐が漏洩した。緊急にマンホールから抜き出し作業を開始したがその間、オキシ塩化燐は漏れつづけた。これを除害するため2袋の生石灰を使用したが生石灰はオキシ塩化燐と接触すると局部的に猛烈な発熱を起こしオキシ塩化燐の沸点に達する高温度までになり、そのためオキシ塩化燐は中和以前に気化し周囲はオキシ塩化燐の強烈な刺激臭が立ちこめ、極めて除害作業環境が悪くなった。

発明の効果

0011

本発明の処理方法は、大量の燐塩化物が漏洩した場合も、刺激臭をほぼ完全におさえることが可能であり、また、作業時の発熱もわずかであるので、安全な処理方法である。

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