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技術 光ファイバ母材のダミー棒連結機構

出願人 株式会社フジクラ
発明者 藤原康晃
出願日 1997年6月13日 (22年10ヶ月経過) 出願番号 1997-173209
公開日 1999年1月6日 (21年3ヶ月経過) 公開番号 1999-001335
状態 未査定
技術分野 光ファイバの素線、心線 ガラス繊維の製造、処理 光ファイバ、光ファイバ心線
主要キーワード 延長棒 挿入室 耐熱性部材 一定半径 石英棒 VAD法 締結バンド 薄肉部分
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1999年1月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

延長棒ダミー棒との間で振動動作が発生するのを防止するとともに、仮にこの振動動作を起こしたとしても、この振動動作を有効に吸収することができる。

解決手段

ダミー棒4の回転動作中にスートプリフォーム振動するのを防止・吸収する手段1・2を備えた。

概要

背景

例えば、光ファイバの製造方法の一つとして知られているVAD法では、ダミー棒石英棒)にスート堆積させてスートプリフォーム多孔質母材)を形成したのち、このスートプリフォームを高温で加熱・焼結させ、最後に線引き工程等を経て光ファイバが製造される。

このような光ファイバの製造において、例えばスートプリフォームの形成工程では、図5に示すように、ダミー棒100の下端部から下方にスート101を徐々に、しかも半径方向に均一な状態(円柱状)に堆積させていくために、延長棒102及び連結機構103を備えた引上げ装置104が使用される。

また、この連結機構には、様々な方法機構が考えられるが、いずれにしてもチャックで延長棒を把持して適宜の機構で引上げられながら回転される。

概要

延長棒とダミー棒との間で振動動作が発生するのを防止するとともに、仮にこの振動動作を起こしたとしても、この振動動作を有効に吸収することができる。

ダミー棒4の回転動作中にスートプリフォームが振動するのを防止・吸収する手段1・2を備えた。

目的

そこで、この発明は、上記した事情に鑑み、延長棒とダミー棒との間で振動動作が発生するのを防止するとともに、仮にこの振動動作を起こしたとしても、この振動動作を有効に吸収することができる光ファイバ母材のダミー棒連結機構を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

スートプリフォーム(101)の形成及び/又は脱水焼結を行う際に前記スートプリフォーム(101)を回転しながら引上げ若しくは降下させる昇降装置(104)に付設され、前記スートプリフォーム(101)を形成するダミー棒(100)の上端部と一体に固定・接続する光ファイバ母材のダミー棒連結機構であって、前記ダミー棒(100)の回転動作中に前記スートプリフォーム(101)が振動するのを防止・吸収する手段(1・2)を備えたことを特徴とする光ファイバ母材のダミー棒連結機構。

請求項2

振動の防止吸収手段に、弾性部材(51)と、この弾性部材(51)をカバーする耐熱性部材(52)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ母材のダミー棒連結機構。

技術分野

0001

この発明は、光ファイバの製造のためのスートプリフォームの形成及び/又は脱水焼結のために使用する(昇降)装置に付設し、防振性を確保した状態でダミー棒との固定・接続を図ることができる光ファイバ母材のダミー棒連結機構に関するものである。

背景技術

0002

例えば、光ファイバの製造方法の一つとして知られているVAD法では、ダミー棒(石英棒)にスート堆積させてスートプリフォーム(多孔質母材)を形成したのち、このスートプリフォームを高温で加熱・焼結させ、最後に線引き工程等を経て光ファイバが製造される。

0003

このような光ファイバの製造において、例えばスートプリフォームの形成工程では、図5に示すように、ダミー棒100の下端部から下方にスート101を徐々に、しかも半径方向に均一な状態(円柱状)に堆積させていくために、延長棒102及び連結機構103を備えた引上げ装置104が使用される。

0004

また、この連結機構には、様々な方法機構が考えられるが、いずれにしてもチャックで延長棒を把持して適宜の機構で引上げられながら回転される。

発明が解決しようとする課題

0005

このような引上げ装置では、特に水平方向には不安定であるから、回転動作の際にこの連結部分を中心としてこまの首振りのような振動動作を起こし、これがスートプリフォーム側に伝幡して共振動作が拡大されるといった問題を招いている。

0006

そこで、この発明は、上記した事情に鑑み、延長棒とダミー棒との間で振動動作が発生するのを防止するとともに、仮にこの振動動作を起こしたとしても、この振動動作を有効に吸収することができる光ファイバ母材のダミー棒連結機構を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

上述の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、スートプリフォームの形成及び/又は脱水・焼結を行う際に前記スートプリフォームを回転しながら引上げ若しくは降下させる昇降装置に付設され、前記スートプリフォームを形成するダミー棒の上端部と一体に固定・接続する光ファイバ母材のダミー棒連結機構であって、前記ダミー棒の回転動作中に前記スートプリフォームが振動するのを防止・吸収する手段を備えたものである。

0008

また、請求項2に記載の発明は、振動の防止吸収手段に、弾性部材と、この弾性部材をカバーする耐熱性部材とを備えたものである。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、この発明の好適な一実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発明に係る光ファイバ母材のダミー棒連結機構を示す概略構成図である。この実施例のダミー棒連結機構は、下部のみが半径方向に変位可能な略筒状の吸振部材1と、この吸振部材1の下部を締め付ける締結バンド2とを備えている。なお、図1中符号3は延長棒であって従来と同様に上端部がチャック(引上げ装置に付設)で固定されている。4はダミー棒を示すものであって、下端部にはスートプリフォームが形成される。

0010

吸振部材1は、一定温度に耐える耐熱性を備えた適宜の金属材料略円柱状に形成されており、下面から一定深さ(D)まで中心部から一定半径くり抜き、ダミー棒4が挿入される挿入室11が穿設されている。また、この吸振部材1には、下端部から中間部(但し、挿入室11の深さD以下の長さL)まで切り欠いたスリット12が複数箇所に形成してあり、これにより下部の薄肉部分には半径方向に変位可能なばね性が付与されている。なお、吸振部材1の上部には、図2に示すように抜け止め防止の鍔部31(適宜の金属を嵌挿させてもよい)が設けられた延長棒3が圧入或いは焼結等によって固着されている。

0011

締結バンド2は、図3に示すように、板バネ性を有するとともに耐熱性を有する適宜の金属材料で略リング状に形成されており、ネジボルト等により吸振部材1の下部を締めつけて挿入室11内にダミー棒4の上端部分を固定するようになっている。

0012

従って、この実施例によれば、バネ性をある程度有する締結バンド2によって確実にダミー棒4を固定することができ、またしかも締結バンド2の着脱によって簡単に吸振部材1へのダミー棒4の装着並びに取り出しが行える。

0013

なお、この発明のダミー棒連結機構としては、例えば図4に示すように、内部にゴム等(できるだけ耐熱性の良好なものがよい)の弾性部材51と、一定温度(加熱・焼結温度)に耐え得る耐熱性の金属で形成され弾性部材51の外周面を覆うカバー部材52とからなる略円筒状のものを使用してもよい。この弾性部材51の中心部には貫通孔が穿設され、この貫通孔に上部から延長棒3が抜出不可能な状態で挿入される。下部からはダミー棒4が挿脱可能な状態で挿入される。なおこの場合にも、延長棒3やダミー棒4を締結バンド2(延長棒が適宜の接着材で固着してあれば、締結バンドは不要である)によって止め付け一体に固定する。

発明の効果

0014

以上、説明してきたように、この発明によれば、ダミー棒連結機構としてダミー棒の回転動作中にスートプリフォームが振動するのを防止・吸収する吸振手段を備えたから、回転動作等に伴ってスートプリフォームが振動したり回転運動したりするのを有効に防止することができるとともに、仮にこの振動動作等が発生したとしても、この振動動作等を有効に吸収することができるから、スートプリフォームの形成工程時にはスートを左右対称に、かつ、半径方向に均一に付着・堆積できる。またスートプリフォームの加熱・焼結工程時には加熱むらのない良好な加熱作用が実現できるから、高品質な光ファイバが提供可能となる。

図面の簡単な説明

0015

図1この発明にかかるダミー棒連結機構を示す概略構成図。
図2この発明にかかる吸振部材を示す断面図。
図3吸振部材を示す概略斜視図。
図4この発明のダミー棒連結機構の他の実施例を示す概略断面図。
図5スートプリフォームの製造装置を示す概略構成図。

--

0016

1 吸振部材
2締結バンド
3延長棒
4ダミー棒
51弾性部材
52カバー部材(耐熱性部材)

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