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技術 留め具用タッカー

出願人 ジョー・フリードリッヒ・ベーレンス・アーゲー
発明者 マルクス・ザウエル
出願日 1998年5月19日 (22年2ヶ月経過) 出願番号 1998-155327
公開日 1999年1月6日 (21年7ヶ月経過) 公開番号 1999-000879
状態 特許登録済
技術分野 可搬型釘打ち機およびステープラー
主要キーワード スライドエレメント ストリップセクション ストリップ体 留め具用 ハウジングヘッド 解除用スイッチ 作動シリンダー シーリング要素
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この項目の情報は公開日時点(1999年1月6日)のものです。
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図面 (6)

課題

留め具用タッカーであって、のように留め具が発射されることを防止し、使用に際しては手間の掛からないものを提供する。

解決手段

前砲部から留め具を発射するタッキングプランジャーと、駆動ユニットを作動させるためのスイッチプランジャーと、スイッチ装置と、前砲部へ移動可能に取り付けられ前記前砲部から突出するアイドル位置となるようバネによりプレテンションを与えられ、対象物への載置により作動するコンタクトフィーラーと、コンタクトフィーラーとスイッチ装置の間に配置され伝達装置を有しコンタクトフィーラーがアイドル位置の場合前記駆動ユニットの解放を阻止するための安全装置とを備えたもの。

概要

背景

例えばラス等を留め付ける場合に用いるタック(留め鋲、接合金具等)を打ち込むタッキングする)ためのタッカーであって自蔵動力式(自動式)のものについては、(小銃、短などの)小火器としての使用を防止するために、法に見合った発射安全装置装備義務づけられているし、また、自蔵動力式タッカーは、軽率に使用された場合、発射装置などへの不用意な接触により、使用者やその現場に居合わせた者に危険が発生する。

そのため、タッカーの前砲部に接触感知体(コンタクトフィーラー)を備えることが知られている。コンタクトフィーラーは、アイドル位置にある時はタッカー前砲部から突出していて、タッカーのタック打込み対象物への接触により変位する。また、コンタクトフィーラーと、駆動ユニット解除用スイッチ装置との間には通常、バ−を用いたリンク手段が形成されている。このような安全装置によりタックの打込み操作は、コンタクトフィーラーと、駆動ユニット解除用スイッチ装置を構成する発射レバーとの両方が作動された場合にのみ行われるようになっている。そしてこのタック打込み操作に関してタッカーは、接触操作式(タッチリリ−ス型)と、単一発射作動式とに別けられる。

タッチリリース型の場合は、発射レバーの作動によるタック打込み操作が、コンタクトフィーラーをタック打込み対象物へ接触させるだけで行われる。打込み対象に対して詳細な位置決めをせずに多数の留め具を極めて迅速に連続的に打ち込む必要のある場合は、この操作方法が普通である。然しながらこのタイプでは、コンタクトフィーラーが不用意な接触で作動した場合、誤発射が生じる危険がある。

一方、単一発射作動式は、比較的サイズの大きなタッカーや、(例えば130ミリ程度の)長めの留め具用タッカー装置にのみ用いられるもので、発射レバーの作動のもとに、この単一発射式タッカーでは、単一の発射のみが行われる。(これに対し連続操作式タッカーの場合は発射レバーが引かれている限り留め具がこのタッカーの所定の発射頻度に応じて連続的に繰り出される。)即ち、単一発射作動式の場合は、まず、コンタクトフィーラーを作動させる必要がありその後に、発射レバーが駆動ユニットの解放を行うことになる。先の発射に引き続いてタック打込み操作を実行可能にするために、まず、コンタクトフィーラーを引き上げて発射レバーが駆動ユニットを解放するようにしたものもあるし、また、タッカーを対象物に配置し、発射レバーを多段階に作動させることにより複数回のタック打込み操作を実施可能にしたもの(例えばDE−GM8810753.1号等)もある。

概要

留め具用タッカーであって、銃のように留め具が発射されることを防止し、使用に際しては手間の掛からないものを提供する。

前砲部から留め具を発射するタッキングプランジャーと、駆動ユニットを作動させるためのスイッチプランジャーと、スイッチ装置と、前砲部へ移動可能に取り付けられ前記前砲部から突出するアイドル位置となるようバネによりプレテンションを与えられ、対象物への載置により作動するコンタクトフィーラーと、コンタクトフィーラーとスイッチ装置の間に配置され伝達装置を有しコンタクトフィーラーがアイドル位置の場合前記駆動ユニットの解放を阻止するための安全装置とを備えたもの。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

駆動ユニットにより駆動され前砲部から留め具を発射するタッキングプランジャーと、前記駆動ユニットを作動させるためのスイッチプランジャーと前記スイッチプランジャーを作動させるべく枢着支持された発射レバーとを有するスイッチ装置と、前記前砲部へ移動可能に取り付けられ前記前砲部から突出するアイドル位置となるようバネによりプレテンションを与えられ、対象物への載置により作動するコンタクトフィーラーと、前記コンタクトフィーラーとスイッチ装置の間に配置され伝達装置を有しコンタクトフィーラーがアイドル位置の場合前記駆動ユニットの解放を阻止するための安全装置とを備え、前記安全装置が更に、前記発射レバーにおける前記スイッチプランジャーに向かう側に移動可能に取り付けられて且前記伝達手段と結合されるスライドエレメントを有し、前記スライドエレメントが前記伝達装置と相対的に前記発射レバーとともに移動可能であり、これにより、前記スライドエレメントが、前記コンタクトフィーラーがアイドル位置の場合、発射レバー作動に対してスイッチプランジャーが非作動のままとなる位置に位置し、また、前記スライドエレメントが、コンタクトフィーラーの作動時、発射レバー作動に対してスイッチプランジャーが作動する位置へ変位するごとくし、更に、前記コンタクトフィーラーとスライドエレメントとの間の前記伝達装置が柔軟なストリップエレメントにより構成されていることを特徴とする留め具用タッカー

請求項2

前記スライドエレメントが、コンタクトフィーラーが休止位置の場合の伝達装置への結合の結果として、スイッチプランジャーの想定される範囲外に位置し、スイッチプランジャーの作動時前記スイッチプランジャーの想定される範囲内に位置し、前記スイッチプランジャーは、発射レバーの作動時コンタクトフィーラーがアイドル位置の場合非作動のままとなり、コンタクトフィーラー作動時における発射レバー作動時にはスライドエレメントがスイッチプランジャーを作動させるものである請求項1記載の留め具用タッカー。

請求項3

突起バルブキャリアの下側に設け、コンタクトフィーラーがアイドル位置の場合スライドエレメントトが前記突起の領域に位置し、発射レバーの作動時前記突起に押圧され、これにより、発射レバーの回動を阻止するものである請求項1又は2記載の留め具用タッカー。

請求項4

スライドエレメントがコンタクトフィーラーの作動時、スイッチプランジャーの想定される範囲外に位置に位置し、発射レバーが自らの作動時スイッチプランジャーを作動させるものである請求項1又は3記載の留め具用タッカー。

請求項5

起伏部をバルブキャリアの下側に設け、コンタクトフィーラーの作動時発射レバーの作動によりスライドエレメントを前記起伏部へ移動させ、スイッチプランジャーを作動させるものである請求項1、3若しくは4記載の留め具用タッカー。

請求項6

スイッチプランジャーの想定される範囲内において、カム状もしくはボタン状突起を発射レバーの内側に設け、この突起により、発射レバーの作動時、スイッチプランジャーを作動させるものである請求項4又は5記載の留め具用タッカー。

請求項7

スライドエレメントが発射レバーにおけるスイッチプランジャーへ向かう側で長尺押込み部に取り付けられているものである請求項1乃至6記載の留め具用タッカー。

請求項8

コンタクトフィーラーが、タッキングプランジャーと平行な溝に案内される基本的にL字状の発射クリップにおける一方のアームの端部領域から形成され、前記発射クリップの他方のアームが発射方向での動作が許されるキャビティにおいて横方向にスイッチ装置の側へ向かって伸びているものである請求項1乃至7記載の留め具用タッカー。

請求項9

スイッチ装置が、ハウジングヘッドとこのハウジングヘッド上部から側方に伸びるハウジンググリップとの間の内方の直角状領域に配置され、発射レバーの枢支軸が前記直角状コーナ−近傍に位置し、また、柔軟なストリップエレメントが発射レバーの内方端部に連結されハウジングヘッドに沿って前砲部まで案内されているものである請求項1乃至7記載の留め具用タッカー。

請求項10

発射クリップの他方側アームがハウジングヘッドより形成される直角状アームの想定される範囲までほぼ到達しており、柔軟なストリップエレメントに接続されるものである請求項8又は9記載の留め具用タッカー。

請求項11

発射クリップの他方側アームの端部がラグ状もしくはフック状に形成されているものである請求項8乃至10記載の留め具用タッカー。

請求項12

柔軟なストリップエレメントが、柔軟なストリップの形態を持つ部分から構成されているものである請求項1乃至11記載の留め具用タッカー。

請求項13

柔軟なストリップエレメントの端部が、前記ラグもしくはフックの受入手段から成るものである請求項11又は12記載の留め具用タッカー。

請求項14

受入手段が、柔軟なストリップエレメントにおいて柔軟なストリップに対し垂直に伸びる剛性を持ったリブ状端部に形成されているものである請求項13記載の留め具用タッカー。

請求項15

リブ状端部が、柔軟なストリップエレメントにおける強化エンドプレートに配置されているものである請求項1乃至14記載の留め具用タッカー。

請求項16

受入手段が柔軟なストリップの想定される範囲から側方に配置されるものである請求項13乃至15記載の留め具用タッカー。

請求項17

スライドエレメントがストリップエレメントの他端に形成されるものである請求項1乃至16記載の留め具用タッカー。

請求項18

スライドエレメントが縦断面においてほぼ台形であるものである請求項1乃至17記載の留め具用タッカー。

請求項19

スライドエレメントの他方側に短めのストリップ部が突出しているものである請求項1乃至18記載の留め具用タッカー。

請求項20

柔軟なストリップ、リブ、強化エンド部、スライドエレメント及び・または突出するストリップ部がプラスチックによりワンピースで形成されているものである請求項12乃至19記載の留め具用タッカー。

請求項21

柔軟なストリップエレメントがハウジングに沿って、少なくとも一部が溝に案内されるか、及び・または、スライドエレメントの変位によるスイッチプランジャーの作動を許容する剛性を有しているものである請求項1乃至20記載の留め具用タッカー。

請求項22

柔軟なストリップエレメントの少なくとも一部分が金属で製造されるものである請求項21記載の留め具用タッカー。

技術分野

0001

本発明は特許請求の範囲における請求項1の前文に記載した留め具用タッカーに関する。

背景技術

0002

例えばラス等を留め付ける場合に用いるタック(留め鋲、接合金具等)を打ち込むタッキングする)ためのタッカーであって自蔵動力式(自動式)のものについては、(小銃、短などの)小火器としての使用を防止するために、法に見合った発射安全装置装備義務づけられているし、また、自蔵動力式タッカーは、軽率に使用された場合、発射装置などへの不用意な接触により、使用者やその現場に居合わせた者に危険が発生する。

0003

そのため、タッカーの前砲部に接触感知体(コンタクトフィーラー)を備えることが知られている。コンタクトフィーラーは、アイドル位置にある時はタッカー前砲部から突出していて、タッカーのタック打込み対象物への接触により変位する。また、コンタクトフィーラーと、駆動ユニット解除用スイッチ装置との間には通常、バ−を用いたリンク手段が形成されている。このような安全装置によりタックの打込み操作は、コンタクトフィーラーと、駆動ユニット解除用スイッチ装置を構成する発射レバーとの両方が作動された場合にのみ行われるようになっている。そしてこのタック打込み操作に関してタッカーは、接触操作式(タッチリリ−ス型)と、単一発射作動式とに別けられる。

0004

タッチリリース型の場合は、発射レバーの作動によるタック打込み操作が、コンタクトフィーラーをタック打込み対象物へ接触させるだけで行われる。打込み対象に対して詳細な位置決めをせずに多数の留め具を極めて迅速に連続的に打ち込む必要のある場合は、この操作方法が普通である。然しながらこのタイプでは、コンタクトフィーラーが不用意な接触で作動した場合、誤発射が生じる危険がある。

0005

一方、単一発射作動式は、比較的サイズの大きなタッカーや、(例えば130ミリ程度の)長めの留め具用のタッカー装置にのみ用いられるもので、発射レバーの作動のもとに、この単一発射式タッカーでは、単一の発射のみが行われる。(これに対し連続操作式タッカーの場合は発射レバーが引かれている限り留め具がこのタッカーの所定の発射頻度に応じて連続的に繰り出される。)即ち、単一発射作動式の場合は、まず、コンタクトフィーラーを作動させる必要がありその後に、発射レバーが駆動ユニットの解放を行うことになる。先の発射に引き続いてタック打込み操作を実行可能にするために、まず、コンタクトフィーラーを引き上げて発射レバーが駆動ユニットを解放するようにしたものもあるし、また、タッカーを対象物に配置し、発射レバーを多段階に作動させることにより複数回のタック打込み操作を実施可能にしたもの(例えばDE−GM8810753.1号等)もある。

発明が解決しようとする課題

0006

前述の公知のタッカーの問題は、バーによるリンク手段を備えた安全装置が構造複雑であって作動不良を起こしがちであるという点である。即ち、この安全装置は、発射レバーとスイッチプランジャーとの間に設けられた制御エレメントに作用するのであるが、この場合、コンタクトフィーラーと制御エレメントとの間で移動方向の変位が必要であるし、また、スライドエレメントとバ−式リンク手段とは相対移動可能とする必要がある。

課題を解決するための手段

0007

以上の問題点に鑑み本発明の目的は、構造が簡単で、安全に機能する発射装置を備えた留め具用タッカーを利用可能ならしめる点にある。前記した本発明の目的は特許請求の範囲の請求項1に記載した態様を備えたタッカーにより達成される。

0008

本発明の留め具用タッカーは、タッキング(打込み)プランジャーを備え、このタッキングプランジャーは駆動ユニットにより駆動可能であり、前砲部から留め具を発射する。尚、前記駆動ユニットは空気圧式が好ましいが、例えば電磁的な操作や電気モーターを用いるなど別の構成でも良い。更に、駆動ユニットを作動させるためのスイッチプランジャーと、枢着支持され前記スイッチプランジャーを作動させる発射レバーとから成るスイッチ装置を設けている。前記発射レバーには、前記スイッチプランジャーに向かう側に押し込まれる長尺押込み部を形成する。また、タッキング対象物へ接触させることによって作動されるコンタクトフィーラーを、前記前砲部に移動可能に取付け、アイドル位置においてスプリングによりプレテンションを与えることにより、前砲部から突出させる。またコンタクトフィーラーとスイッチ装置の間に、伝達装置を備えコンタクトフィーラーがアイドル位置にある時前記駆動ユニットの解放を阻止する安全装置を配置する。更に、前記安全装置には、前記発射レバーにおけるスイッチプランジャー側に移動可能に取り付けるスライドエレメントを形成する。このスライドエレメントは、コンタクトフィーラーがアイドル位置の場合発射レバーが作動されても前記スイッチプランジャーが作動しないままとなる位置に存在するよう前記伝達装置と結合する。この場合、スライドエレメントが発射レバーをブロックするよう構成してもよいし、また、旋回領域にある発射レバーがスイッチプランジャーに至らないよう構成してもよい。而して、コンタクトフィーラーの作動時、スライドエレメントは、発射レバーの操作に対応してスイッチプランジャーが作動される位置へ変位する。この場合、スライドエレメントをスイッチプランジャーの想定される可動範囲、就中、発射レバー作動時のスイッチプランジャーの可動範囲に変位させるか、もしくは、スライドエレメントが、発射レバーをブロックせず発射レバーが一部分の作動によってスイッチプランジャーを作動させる位置に至るよう構成してよい。このタッカーにおいてコンタクトフィーラーとスライドエレメントとの間の前記伝達装置は、動作の伝達を行うと共に、柔軟性に基づいて動作方向の変位と、相対的な移動可能性とを確保できる柔軟なストリップ材により形成する。また、前記ストリップ材は適当な剛性を持たせ、及び・または、コンタクトフィーラーの作動時前記スライドエレメントを変位させるべくスライドエレメントに適宜の圧力を掛けるよう案内される。更にまた、前記駆動ユニットの態様に応じて、このタッカーは前述の単一発射式もしくは連続操作式のいづれにも設計可能である。また、前記ストリップ材は、発射レバーの作動のもとにスイッチプランジャーをコンタクトフィーラーの作動により動作させる、即ち、前述したタッチリリース操作が可能となるよう、剛性を持たせるか、及び・または、ガイドさせても良い。

0009

本発明の好ましい実施例において、コンタクトフィーラーは、前記タッキングプランジャーと平行に伸びる溝にガイドされるほぼL字型の発射クリップにおけるアームの端部領域である。前記アームとは反対側のアームは、タック放出方向での移動可能な空洞内をタッキングプランジャーの横方向に、スイッチ装置の設置されている側に向かって伸びている。従って、コンタクトフィーラーの動作を前砲部におけるスイッチ装置側へシンプルに伝達することが可能である。

0010

また、前記スイッチ装置を、ハウジングヘッドと、前記ハウジングヘッドの上部から側方に伸びるハウジンググリップとの間の内方の直角状領域に配置することが好ましい。これにより前記した柔軟なストリップ材は、まず単純に偏向した後、ハウジングヘッドに沿って前記発射レバーの内側端部に案内されて、前砲部に至る。この部位で前記ストリップ材は、前述の発射クリップにおける他方側アームに接続できる。

0011

前記発射クリップにおける他方側アームの端部は、接続を目的として、突起形状もしくはフック形状としてもよい。また、これに対応する前記柔軟なストリップ材の端部にこの突起もしくはフック受け入れ受入手段を形成して良い。また、固く結合するために前記受入手段を前記柔軟なストリップ材における剛性を持たせたリブ状端部に、このストリップ材に対し垂直方向に並ぶよう収容してもよい。また、前記のリブ状端部は、柔軟な前記ストリップ材における強化した端部プレ−トに配設してもよい。尚、前記の発射クリップは発射溝を越えて側方へ案内されることが好ましいので、前記受入手段を柔軟なストリップ材の想定される動作範囲の側方に配置してもよい。

0012

また、前記スライドエレメントは、前記柔軟なストリップ材における他端に直接に、即ち、このストリップ材と一体になって厚みを持つように、形成してもよい。また、スライドエレメントの形状を縦方向断面においてほぼ台形とした場合は、スイッチプランジャー下方での変位に効果的である。また、スライドエレメントにおける前記柔軟なストリップ材とは逆の側に、短めのストリップ部を突出形成しても良く、この短めのストリップ部が、コンタクトフィーラーの非作動時スイッチプランジャーの下方に位置して、スライドエレメントの摺動を容易にする。

0013

また、前記スライドエレメントは、アイドル位置においてハウジンググリップ下側の突起に係合することが好ましい。前記突起により、発射レバーの作動時スライドエレメントを支持して発射ピン非作動状態に保つ。

0014

尚、前記の柔軟なストリップ材は、柔軟なストリップ体リブ、強化端部、スライドエレメント及び・または突出ストリップ部をともに、プラスチックによりワンピース一体成形して製造することが好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0015

本発明の更なる態様並びに利点は添付図面を介して行う以下の実施例の説明により更に明白となろう。図示したものは、空気圧駆動式タッカーである。図2において本発明タッカーは、ハウジング(1)とハウジングヘッド(2)とを備え、ハウジングヘッド(2)に設ける作動シリンダー(3)に作動ピストン(4)が内装されている。作動ピストン(4)下部には、タッキングプランジャー(5)が接続されていて、タッキングプランジャー(5)下端部は、前砲部(7)におけるタッキング溝(6)に案内されている。また、前砲部(7)側方には留め具用のリニアカートリッジマガジン)(8)が取り付けられ、開口部を介して前記タッキング溝(6)に接続されている。

0016

前記ハウジング(1)には更に、内部に加圧空気供給空間(10)を備えたハンドル(9)を設け、接続管(11)により加圧空気源に接続する。また、前記ハンドル(9)の後端部にはブリッジ(12)を介して前記カートリッジ(8)が接続される。前記ブリッジ(12)には、留め具の充填時カートリッジ(8)を開閉するための閉止レバー(13)がリンク状に取り付けられている。

0017

前記ハンドル(9)の下側でハンドル(9)とハウジングヘッド(2)の間の直角状の領域にはスイッチ装置(14)が形成される。図2に詳細に示した様にこのスイッチ装置(14)には、前記直角状領域の近傍においてバルブキャリア(17)のボルト(16)へ枢着支持される発射レバー(15)を備えている。前記バルブキャリア(17)は、一方側の筒状部分がこのバルブキャリア(17)から突出するスイッチプランジャー(18)を収容している。前記スイッチプランジャー(18)は、バルブキャリア(17)の中空スペース(19)に位置する他方側には、O型シールリング(20)に連続する円錐形部が、シールスリーブ(21)と同心状に並べられており、前記シールスリーブ(21)は前記加圧空気供給空間(10)につながるよう、ハンドル(9)に支持されている。

0018

前記発射レバー(15)は、前記スイッチプランジャー(18)方向へ向かう長尺の押込み部(22)を有し、この押込み部(22)は、長さ方向の両側と前記ボルト(16)から遠い側とが側壁(23)によって閉じられている。また、前記発射レバー(15)の底面(24)は幾分スイッチプランジャー(18)方向へ外向きに湾曲させている。

0019

前記発射レバー(15)のサイズは、押込み部(22)がこのレバーの作動時スイッチプランジャー(18)を、発射レバー(15)もしくは(後述する)中間に配置する伝達エレメントにより作動されることなく、完全に収容し得るサイズとしている。

0020

また、前記バルブキャリア(17)においてボルト(16)とスイッチプランジャー(18)の間に形成する突起(25)は、スイッチプランジャー(18)に連続して、このプランジャーとほぼ同程度、前記押込み部(22)内へ突出している。

0021

また図1に示した様に前記中空スペース(19)は、小径の筒部(26)とハウジング孔(27)を介してバルブスペース(28)に接続されている。前記バルブスペース(28)は前記した作動シリンダー(3)の上方に位置している。このバルブスペース(28)には、バルブピストン(29)が配置され、このバルブピストン(29)は外部が、ハウジングヘッド(2)にシール状に案内されていて、上部に中空筒状ピストンショルダー(30)と、軸方向の貫通孔(31)を備えている。前記貫通孔(31)上部には、内部にらせんバネ(32)を支持する延長部があり、前記らせんバネ(32)の一端はハウジングリッド(34)内側の弁座要素(33)に支持される。

0022

また、前記ハウジングリッド(34)内側には、スリーブ(35)が支持され前記スリーブ内ピストンショルダー(30)がシール状に案内されている。また、前記スリーブ(35)は、ねじ付きのショルダーとは逆の部分で前記ハウジングリッドのカラーシールされている。また、前記ハウジングリッド(34)に支持される前記スリーブ(35)の上部領域には、このスリーブ(35)の内部空間からハウジングリッド(34)を通って外部に通じる空気通路(36)が存在する。

0023

また、前記バルブ要素(29)の上方と下方にはシーリング要素(37)を設け、このシーリング要素により、前記バルブ要素(29)は位置に応じて、作動シリンダー(3)の上端もしくはスリーブ(35)の下側を気密状押圧する。

0024

更に、作動シリンダー(3)の半径方向の穴(38)を介して作動容量が、前記作動シリンダーを取り巻く回収エアチャンバー(39)につながる。前記回収エアチャンバー(39)は、前砲部(7)の近傍位置で、大きめの断面を持つ半径方法の穴(40)を介して前記作動容量につながっている。

0025

前記前砲部(7)には発射クリップ(41)が配置される。図3に示すように発射クリップ(41)は長めのアーム(42)と、接続片(44)を介して前記アーム(42)から側方へ変位した短めのアーム(43)とにより、ほぼL字状に形成している。前記長めのアーム(42)の遊端部には、コンタクトフィーラー(45)を形成し、短めのアーム(43)の遊端にはラグ(46)を形成している。

0026

図1に示したように、前記長めのアーム(42)は前砲部(7)におけるタッキング溝(6)と平行な溝(47)に案内されている。ハウジングヘッド(2)の下方で溝(47)は開口し、横方向に伸びるキャビティ(48)につながり、このキャビティ(48)内を前記短めのアーム(43)がタッキング溝(6)に隣接して伸びている。前記キャビティ(48)の高さは、前記短めのアーム(43)が、もしくは、前記長めのアームの溝内での変位が、前砲部(7)下端縁までの持ち上げ動作を実行し得る高さとしている。このキャビティ(48)において短めのアーム(43)は、ハウジングヘッド(2)の下側に支持されているらせんバネ(49)によって負荷されるので、コンタクトフィーラー(45)は対象物へ配置されない場合、前砲部(7)から下方へ突出する。また、前記ラグ(46)は、ハウジングヘッド(2)の壁の想定された範囲を越えてスイッチ装置(14)の側へ突出している。

0027

発射クリップ(41)とスイッチ装置(14)の間には、柔軟なストリップエレメント(50)が配置される。図4に示した様に、このストリップエレメント(50)は、徐々に壁厚が増加する領域(52)を介してエンドプレート(53)へ一端がつながる柔軟なストリップ部(51)を有する。前記エンドプレートの側方にはリブ状エンド部(54)が形成され、ストリップ部(51)に対し垂直に伸びるとともに、一方側に、前記ラグ(46)のための受入手段(55)をストリップ部(51)の垂直方向に備えている。また前記ストリップ部(51)の他端には、台形の縦断面を持つ厚み部分として形成されるスライドエレメント(56)を有する。更に前記スライドエレメント(56)の遊端側には短い柔軟なストリップエレメント(57)が突出している。上記のストリップエレメント(50)は(例えばPAやPP等の)プラスチックによるワンピースとして一体的に製造される。

0028

前記柔軟なストリップエレメント(50)は端部(54)が、前記カートリッジ(8)と前砲部(7)の間の起伏部(58)に取り付けられ、受入手段(55)へ前記ラグ(46)を収容する。また、エンドプレート(53)と遷移部(52)とがハウジングヘッド(2)の外面に係合する。前記柔軟なストリップ部(51)は、スイッチレバー(15)における開放した内方側において長尺の押込み部(22)へ案内され、この部位で発射レバー(15)の底面(24)上に載置される。更にこの部位には前記スライドエレメント(56)が配置され、図示した状態では突起(25)の領域に位置している。

0029

本発明タッカーの作用は以下の通りである。図1原初位置において、発射レバー(15)は、底面(24)と突起(25)の間に位置しているスライドエレメント(56)により回動が阻止されるので作動されない。この状況において加圧空気供給空間(10)が中空スペース(19)、小径筒(26)、ハウジング穴(27)を介してバルブスペース(28)につながると、加圧空気供給空間(10)からの加圧空気が、前記バルブピストン(29)の上部作動面衝突する。この加圧空気衝突と、らせんバネ(31)の圧力とにより、バルブピストン(29)は、作動シリンダー(3)上端縁へシール状に押圧される。そして、作動ピストン(4)上部の作動ピストン容量が通路孔(31)を介してスリーブ(35)の内側空間につながるとともに、通気開口(36)を介して周囲環境につながる。その結果、作動ピストン(4)は図示した位置に停まることになる。

0030

前砲部(7)を対象物へ接触させると発射クリップ(41)がバネ(49)の力に抗して上方向に変位する。それと同時に柔軟なストリップエレメント(50)の下部領域がスイッチ装置(14)の方向に変位するとともに、同エレメント(50)の上部領域が発射レバー(15)の押込み部(22)内に変位する。これにより、スライドエレメント(56)がスイッチプランジャー(18)の下へ移動する。この時点で発射レバー(15)が引かれると、スライドエレメント(56)がスイッチプランジャー(18)を押圧し、スイッチプランジャー(18)も作動されることになる。これによって、中空スペース(19)が加圧空気供給空間(10)から切り離され、O型リング(20)を持ち上げることにより、大気につながる。その結果、加圧空気供給空間(10)からの加圧空気のみが直接にバルブピストン(29)の下側作動面に作用して、バルブピストン(29)がフラット螺旋バネ(32)の力に抗して上部開放位置へ変位する。この位置でピストン(29)とピストンショルダー(30)上端縁が弁座要素(33)へシール状に押圧される。これにより、作動ストロークスペースの大気への連通が遮断される。それと同時に加圧空気供給空間(10)と作動シリンダー(3)との接続が生じ、これにより、作動ピストン(4)がストローク状に下方へ駆動される。これによってタッキングプランジャー(5)により、カートリッジ(8)からの留め具が前砲部(7)を通って発射される。

0031

発射レバー(15)は作動後、加圧空気供給空間(10)からの加圧空気と衝突するスイッチプランジャー(18)により、図1に示した元位置に戻る。その結果、作動ピストン(29)の上部作動面に再度、加圧空気が衝突し、バルブピストンが図示した下部閉鎖位置に戻る。これにより、前記作動ストロークスペースの大気への連通が再度生じる。最下端のピストン位置において回収エアが半径方向の穴(38)を通って回収エアチャンバー(39)に流入し、別の半径方向の穴(40)を介して作動ピストン(4)下側の作動ストロークスペースに至り作動ピストン(4)を図1の元位置へ戻す。

0032

この場合、タッカーを置き直す必要なしに、新たな発射操作が可能であるが、当然ながら、更にタッキング操作する前にタッカーを持ち上げて別の位置へセットし直しても良い。しかしながら、ただ単に前砲部(7)を対象物に接触させるだけでは発射レバー(15)を作動しても発射は不可能である。なぜなら、レバー作動によりスライドエレメント(56)が突起(25)と底面(24)の間に固定され、柔軟なテープ部分(51)が端部(54)とスライドエレメント(56)の間でのみ張り出すからである。この場合、テープ(51)を剛性の高い設計とするか、突起(25)を省略すれば、タッチリリースが可能になる。

0033

図5に示した実施例は大半が先に述べた実施例に対応しており、対応する部分については先と同じ符号を用いるとともに、先の説明を参照されたい。以下に先の実施例と相違する点のみ説明する。バルブキャリア(17)の下側面に突起(25’)を設ける。前記突起(25’)はスイッチレバーからボルト(16)方向へ更に変位している。突起(25’)の下部は、その下に位置する発射レバー(15)の底面(24)領域に対応してラフに傾斜している。

0034

更にスイッチプランジャー(18)に向かう側の発射レバー底面(24)にはカム状もしくはボタン状突出部(58)がスイッチプランジャー(18)の範囲内に形成されている。

0035

またストリップエレメント(50)における柔軟なストリップ部(51)上端には、スライドエレメント(56)のみを設けており、反対の側に柔軟なストリップセクションが突出している。

0036

コンタクトフィーラーがアイドル位置にある場合、スライドエレメント(56)は図5aの位置、即ち、突起(25’)と発射レバー(15)の底面(24)の間に位置している。この位置においてスライドエレメント(56)は発射レバー(15)の回動を阻止する。また、この位置において、スイッチプランジャー(18)は突起(58)により作動されない。

0037

一方、コンタクトフィーラーの作動時、ストリップエレメント(50)は図5bのように変位して、スライドエレメント(56)が突起(25’)とスイッチプランジャー(18)の間のフリースペース入り込む。この場合、発射レバー(15)は操作可能であり、タッキング操作が実施できる。

0038

また前記とは異なり、スライドエレメント(56)を、原則としてアイドル位置において、バルブキャリア(17)の平面部に位置させ、これにより、発射レバー(15)をブロックさせることもできる。この場合、コンタクトフィーラーの作動に応じ、スライドエレメント(56)にバルブキャリア(17)の起伏部を越えさせることにより発射レバーの作動を可能ならしめる。

図面の簡単な説明

0039

図1本発明タッカーの縦断面図である。
図2図1の円IIの部位の部分拡大断面図である。
図3(a)は本発明装置タッカーにおける発射クリップの拡大側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
図4(a)は本発明装置タッカーにおける柔軟なストリップ材の拡大正面図、(b)は側面図である。
図5(a)は本発明装置による別のタッカーについての図2に対応した部分拡大断面図でアイドル位置を示すもの、(b)はコンタクトフィーラー作動時の状態を示すものである。

--

0040

5タッキングプランジャー
7 前砲部
14スイッチ装置
15発射レバー
18スイッチプランジャー
45コンタクトフィーラー
56 スライドエレメント

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