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技術 注射器装置

出願人 デビオテックソシエテアノニム
発明者 ネフテル,フレデリクブービエール,ベルナール
出願日 1995年11月13日 (25年1ヶ月経過) 出願番号 1996-515793
公開日 1998年8月25日 (22年4ヶ月経過) 公開番号 1998-508525
状態 特許登録済
技術分野 医療品保存・内服装置
主要キーワード 案内フィン 中心オリフィス 後退配置 案内領域 中心位置決め 貯蔵位置 内側空 シールリブ
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年8月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題・解決手段

本発明は、ビンに装着するのに適した注射器装置に関する。前記ビンは、円筒形の本体部と、側面を有するフランジにより囲繞された開口部と、前記開口部を閉塞するための突き刺すことのできるプラグとを有し、前記注射器装置が、前記ビン(10)と共働するのに適した案内部(42)と、針(45)が装着され前記案内部内に取り付けられた注射器(44)とを具備し、前記案内部が、その先端に前記ビンの円筒部(12)と共働するのに適した第1の案内面(52)を備えた第1の開口した端部(46)と、前記フランジの部分を固定するために前記案内面に対して後退配置された締結手段とを含んでいる。前記案内部は、前記注射器を受承するのに適した第2の端部(48)を具備しており、前記案内部が、また、前記注射器直線移動を案内する手段を具備してる。

概要

背景

概要

本発明は、ビンに装着するのに適した注射器装置に関する。前記ビンは、円筒形の本体部と、側面を有するフランジにより囲繞された開口部と、前記開口部を閉塞するための突き刺すことのできるプラグとを有し、前記注射器装置が、前記ビン(10)と共働するのに適した案内部(42)と、針(45)が装着され前記案内部内に取り付けられた注射器(44)とを具備し、前記案内部が、その先端に前記ビンの円筒部(12)と共働するのに適した第1の案内面(52)を備えた第1の開口した端部(46)と、前記フランジの部分を固定するために前記案内面に対して後退配置された締結手段とを含んでいる。前記案内部は、前記注射器を受承するのに適した第2の端部(48)を具備しており、前記案内部が、また、前記注射器直線移動を案内する手段を具備してる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
3件

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請求項1

ビンに装着するのに適した注射器装置において、前記ビンは、円筒形の本体部と、側面を有するフランジにより囲繞された開口部と、前記開口部を閉塞するための突き刺すことのできるプラグとを有しており、前記注射器装置が、前記ビン(10)と共働するのに適した案内部(42)と、針が装着され前記案内部内に取り付けられた注射器(44)とを具備し、前記案内部が、その先端に前記ビンの円筒部(12)と共働するのに適した第1の案内面(52)を備えた第1の開口した端部(46)と、前記フランジの部分を固定するために前記案内面に対して後退配置された締結手段(58)とを含んで成り、前記締結手段は前記装置が前記ビンに装着される間に作動し、前記案内部が、前記注射器の針が前記ビンの薄膜を突き刺す係合位置に前記注射器を直線的に案内する手段を備え前記注射器を受承するのに適した第2の端部(48)と胴体(50)とを具備しており、前記案内部が、また、前記注射器が直線的に移動する効果により前記針の先端が通過することを許容する中心オリフィス(64)を有していることを特徴とする注射器装置。

請求項2

前記案内部(42)の第1の端部がビンのフランジ(18)の側壁と共働するのに適した第2の案内面(54)を含み、前記締結手段が、前記第1と第2の案内面(52、54)の間に配設されている請求項1に記載の注射器装置。

請求項3

前記注射器を直線的に案内する手段が、前記案内部(42)の内面と前記注射器(44)の本体との間をシールするためのシール手段(78)を含んで成る請求項1または2に記載の注射器装置。

請求項4

前記シール手段がシールリング(78)を具備しており、その外面(78a)が前記案内部と共働し、内面(78b)が前記注射器本体(44)と共働することを特徴とする請求項3に記載の注射器装置。

請求項5

前記シールリング(78)は、前記注射器(44)が前記案内部と係合する間、前記注射器とともに直線動作するように拘束されていることを特徴とする請求項4に記載の注射器装置。

請求項6

前記案内部(42)が前記第2の端部に向う一方向係止手段(90)を具備しており、該手段は、前記シールリング(78)と共働して前記シールリングと前記案内部とを共に保持し、前記シールリングが前記案内部とのみ係合可能とすることを特徴とする請求項4または5に記載の装置。

請求項7

前記直線案内手段が、前記注射器本体(44)から突き出し前記案内部の内面と共働する環状リブを具備する請求項1または2に記載の装置。

請求項8

前記直線案内手段が、前記案内部の内面に前記注射器本体の一部と共働する少なくとも1つの案内面を含む請求項1または2に記載の装置。

請求項9

前記直線案内手段が、前記注射器の本体の他の部分と共働するように前記案内部の内面に形成された第2の案内面を具備することを特徴とする請求項8に記載の装置。

請求項10

前記案内部が、更に、前記注射器が前記案内部内に完全に係合しているときに前記注射器を前記案内部に一時的に固定するための戻ることのできるスナップ式の締結手段を具備することを特徴とする請求項8または9に記載の装置。

請求項11

前記案内部(40)の前記第1の端部(46)に、前記中心オリフィス(64)を囲繞する環状リブ(70、70′)が設けられており、前記締結手段(58)が前記ビンと協働する間、前記瓶(10)のプラグ(26)に前記リブ押圧されることを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載の装置。

請求項12

前記案内部(42)が、前記注射器の変位方向に対して概ね垂直に配設されたプレート部材(60、100)を含み、前記中心オリフィスを囲繞する環状リブ(70、70′)が突き出している前記案内部の第1の端部の方向に向けられていることを特徴とする請求項11に記載の装置。

請求項13

前記締結手段が,前記ビンにおいて前記プラグを受承する面から反対側のフランジ(18)の面(20)と共働するのに適したスナップ式の締結手段(58)を含む請求項11または12に記載の装置。

請求項14

前記中心オリフィス(64)が、前記案内部の前記第1の端部(46)に付け加えられ取り付けられた部分(96)により形成され、前記付け加えられた部分が、拡開した端部を有するスリーブ状の部分(102)と、前記オリフィスを囲繞する環状リブを画成する部分とを含むことを特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載の装置。

請求項15

更に、前記中心オリフィスを閉鎖する突き刺すことのできる薄膜(72)を含むを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載の装置。

請求項16

更に、その周辺部がシールされた状態で前記案内部(42)の第1の端部の内面において前記締結手段(58)と前記中心オリフィス(64)との間の部分に取着された薄いフィルムを具備し、前記フィルムが引き裂き開始点を有しており、以て、前記注射器装置が前記ビンに装着されたときに前記瓶のプラグ(26)の作用により前記フィルムが開封されることを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載の装置。

請求項17

更に、前記案内部の第1の端部(46)に取着された着脱自在のキャップを含むことを特徴とする請求項1から17の何れか1項に記載の装置。

請求項18

前記案内部が、前記注射器が前記案内部内に係合できる程度を限定するために当接部を形成する手段を具備することを特徴とする請求項1から17の何れか1項に記載の装置。

請求項19

前記案内部が、更に、前記オリフィスに対面した多孔性材料から成る部分を具備することを特徴とする請求項1から17の何れか1項に記載の装置。

請求項20

前記案内部は、その側壁に微孔生のフィルタにより閉じられた開口部が形成されていることを特徴とする請求項1から19の何れか1項に記載の装置。

技術分野

0001

本発明はビン、詳細には、注射すべき液体または生理学的液体または薬と混合
して注射可能となった凍結乾燥された物質が入ったビンに固定できる注射器装置
に関する。

背景技術

0002

特に医療の分野で知られている物質であって、分離した状態で貯蔵しなければ
ならない物質、或いは、患者の例えば皮下、静脈筋肉などに注射する直前に混
合すべき物質が存在する。これは凍結乾燥状態または粉末状態で準備されている
医薬品に適用され、かつ、生理学的な血清などの溶媒と混合して患者に投与され
る。或いは、混合された上記2つの成分が液体であり、両者は混合状態で長期間
保存できない場合もある。

0003

最も一般的に用いられている技術は、針により突き刺すことのできる薄膜また
密封されたプラグにより閉じられた独立の容器内に粉末を保存する方法である
標準的な注射器を用いて、第2の容器から所定量の溶媒を取り出して、前記薄
膜を通して前記第1の容器内に正確な量の溶媒を注入する。第1の容器内の内容
物が混合され、次いで、同じ注射器を用いて混合液吸引される。こうして、こ
の注射器は医薬品を注射する準備が整う。

0004

他の周知の技術には、生理学的な血清などの液体が注射器内充填されている
ものがある。こうして、粉末状の物質が入った容器内に、前記液体が、突き刺す
このできる薄膜を通して注入され、2つ
の物質が混合され、次いで、混合液体が注射器内に吸引される。この技術には使
用に際して問題を生じる。特に、粉末を入れたビンが小径の首部を有している場
合、プラグに正確に突き刺すことが難しい。粉末を溶媒と混合した後にビン内の
液体の全てを吸引するためには、針をプラグの中心に突き刺して、この突き刺し
た針をできるだけビン内へ入れないようにすることが不可欠である。また、これ
により混合が行われる間針が濡れることが防止され、混合液体を患者に注射する
ためにこの針を再使用することができる。然しながら、上述のようにビンの首部
が小径である場合には、こうした操作は困難になる。また、ユーザ例えば看護婦
が上述の操作を行う際に指を差す危険性がある。

0005

本発明の目的は、ビンに装着可能な注射器装置を提供することである。この注
器装置は、針を確実にプラグの中心に突き刺すことを可能とし、かつ、この操
作を非常に高い信頼性と繰返性とを以て可能とする。本発明の他の目的は、医療
用粉末、特に凍結乾燥されている物質を溶媒と混合させるために一般的に用いら
れるビンに装着可能な注射器装置を提供することである。

発明の開示

0006

この目的は、本発明によるビンに装着するのに適した注射器装置により達成さ
れる。前記ビンは、円筒形の本体部と、側面を有するフランジにより囲繞された
開口部と、前記開口部を閉塞するための突き刺すことのできるプラグとを有し、
前記注射器装置が、前記ビンと共働するのに適した案内部と、針が装着され前記
内部内に取り付けられた注射器とを具備し、前記案内部が、その先端に前記ビ
ンの円筒部と共働するのに適した第1の案内面を備えた第1の開口した端部と、
前記フランジの部分を固定するために前記案内面に対
して後退配置された締結手段とを含んで成り、前記締結手段は、前記装置が前記
ビンに装着される間に作動し、前記案内部が、前記注射器の針が前記ビンの薄膜
を突き刺す係合位置に前記注射器を直線的に案内する手段を備え前記注射器を受
承するのに適した第2の端部と胴体とを具備しており、前記案内部が、また、前
記注射器が直線的に移動する効果により前記針の先端が通過することを許容する
中心オリフィスを有している。

0007

ビンの円筒部と共働する案内部の端部に案内面を十分な長さにわたって設けて
いるので、ビンのプラグに対して案内部は正確に中心に位置決めされる。従って
、注射器の針の先端がビンのプラグの中心に対設され、注射器が案内部内に押し
込まれると、針を最適な状態でプラグに突き刺すことが可能となる。また、注射
器が案内部に対して直線方向に案内されるので、注射器が移動する間、確実に針
がプラグに対して位置決めされる。更に、係止手段を設けてあるので、案内部お
よび注射器がビンに対して固定れ、注射器をビンに対して容易に移動させること
が可能となる。更に、注射器が案内部内に押し込まれた程度を正確に監視するこ
とができるので、従って、針がプラグを突き刺した後に針がどの程度ビン内に進
入したかを正確に監視することが可能となり、針をできるだけビン内に貫通させ
ないようにすることができる。混合操作を行い注射器内に混合液を吸引した後に
、注射器を案内部から分離できることは言うまでもない。

0008

好ましくは、案内部の第1の端部にビンの側壁と共働するのに適した第2の案
内面を設け、前記締結手段を第1と第2の案内面の間に配設する。これら2つの
案内面により、ビンに対して案内部を正確に中心に位置決めしながら、第1の案
内面の長さを短くすることが可能となる。

0009

また、第1の実施形態では前記注射器を直線的に案内する手段が、前記案内部
の内面と前記注射器の本体との間をシールするためのシール手段を含んでいる。

0010

第2の実施形態では、前記注射器を前記案内部に案内する手段が、前記注射器
の本体の一部と共働するように、前記案内部の内面に形成された少なくとも1つ
の案内面を有している。

0011

本発明の他の特徴によれば、前記案内部が、前記注射器の変位方向に対して概
ね垂直に配設されたプレート部材を含み、前記プレート部材の面が、前記中心オ
リフィスを囲繞する環状リブが突き出している前記案内部の第1の端部の方向に
向けられている。これにより、前記固定手段が前記ビンと共働する間、前記リブ
が前記ビンのプラグに押し付けられる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の他の特徴、利点は、本発明の限定しない例である以下の実施形態の説
明から明らかとなる。以下の説明は添付図面を参照してなされるが、添付図面に
おいて、

0013

図1は、本発明の注射器装置とともに用いることのできるビンの鉛直断面図で
ある。

0014

図2は、注射器装置の第1の実施形態の断面図である。

0015

図3は、ビンに装着された注射器装置の斜視図である。

0016

図4aは、図2の詳細図であり、ビンへの注射器装置の装着を説明する図であ
る。

0017

図4bは、図4aにおける矢視線B−Bに沿う断面図である。

0018

図5は、ビンに装着された注射器装置の第2の実施形態を示す斜視部分断面図
である。

0019

図6aから6cは、注射器装置の使用方法を説明するための図で
ある。

0020

図7は、注射器装置の第3の実施形態の部分断面図である。
発明を実施する最良の態様

0021

先ず、図1を参照すると、ビン10には凍結乾燥状態の医薬品が入っている。
ビン10は円筒本体12を有しており、この本体には開口部16を画成する首部
14が設けられている。首部14の周囲には、側面20、頂面22、内面24を
有した円筒形のフランジ18が形成されている。前記ビンは、の開口部16に係
合するプラグ26により閉鎖されている。このプラグは、突き刺すことのできる
材料から形成されている。前記プラグは、その周縁部28において前記フランジ
の頂面22に対して押圧され、金属製のクランプカプセル30が、このプラグを
シール状態でビン10の開口部16に固定する。

0022

図1から理解されるように、前記プラグの突き刺すことのできる中心部の直径
Dは比較的小さく、ビンの大きさにもよるが5mmから2mmの範囲となってい
る。

0023

図2から図4を参照して、図1に示した種類のビンに固定するのに適した注射
器装置の第1の実施形態を説明する。注射器装置40は、本質的に、案内部42
と、針45が装着された従来の形式の注射器44とから成る。案内部42は、好
ましくは、中心軸線XX′を中心として周方向対称形状を呈しており、かつ、
ビン10に固定するための第1の端部46と、注射器44を受承して移動を案内
するための第2の端部48と、中間部50とを有している。第1の端部46には
内径D′2の第1の案内面52が設けられている。第1の案内面は、内径D′
2よりも僅かに小さな直径D2を有するビンの円筒部12と共働するように形成
されている。端部46は、
周方向に対称な第2の案内面54を含んでいる。第2の案内面はビンのフランジ
18の側面20と共働するように形成されている。第2の案内面は、フランジ1
8の直径D1よりも僅かに大きな内径D′1を有している。第1と第2の案内面
52、54の間において、前記案内部の端部46は、ビン10の首部の案内部4
2の端部46を固定するための弾性スナップ式の締結部58を有している。図2
、4を参照すると、前記案内部の端部46はプレート部60により連結されてい
る。プレート部60は軸線XX′に対して実質的に垂直な面を形成するとともに
、案内部と一体的な部分を形成している。プレート部60には軸方向のスリーブ
62が形成されている。該スリーブは、軸線XX′に位置する中心オリフィス6
4を有している。中心オリフィス64は、前記案内部の第2の端部に向かってい
る切頭円錐部66を有している。注射器が案内部に装着されると、針54の先端
が中心オリフィス64に配置される。プレート部60の底面60aには、好まし
くは、中心オリフィス64を囲繞し底面60aから突き出した環状リブ70が形
成されている。これにより、環状リブ70が前記プラグに対して押し付けられる
と、弾性の締結部58がフランジの底面24と共働し、案内部42は確実に前記
ビンに固定される。こうして、ビンのプラグを形成する弾性材料に前記リブが作
用して、プラグと案内部が正確に固定され、かつ、良好なシールが得られる。ま
た、絶対に必要ではないが、好ましくは、突き刺すことのできる薄膜72をプレ
ート部60の面60aに固定して、案内部の内側空間76をシールして、前記針
が配置される内部空間76を確実に滅菌状態に保ってもよい。

0024

弾性の締結部58が配設されているので、前記ビンの首部を前記案内部の端部
に押圧することにより、他に何もしなくても前記案内部は自動的に前記ビンの首
部に固定される。

0025

案内面54が省略されていても本発明の範囲内にある。この場合、それ自身で
前記案内部をビンに位置決めできるように、面52は軸線XX′方向に十分な長
さ、例えば5mm、が必要である。

0026

図4bに案内面52、54の変形実施形態を示す。この実施形態は、ビンに適
用される寸法誤差にも拘らず、ビンに案内部42を非常に良好に中心位置決め
ることを可能とする。案内面の内面52aには少なくとも一つの長手のリブ53
が形成されている。好ましくは、三角形などの断面を有する3つのリブが120
°ごとに配設されている。中心に位置決めしながら、前記リブのエッジは、特定
の円筒形状の本体またはフランジの直径方向にある程度つぶれることができる。

0027

図2において破線により案内部の他の変形実施形態を示す。この変形例では、
薄膜72がフィルム73(図2において破線で図示する)により置換されている
。前記フィルムの周縁部は案内部54に取着、シールされている。このシールさ
れた非常に薄いフィルムは、その中心に引き裂き開始部を有してる。案内部がビ
ンに正しく装着されると、ビンのプラグがフィルム73を押圧し、その中心部が
き裂かれる。これにより針が自由に通過可能となる。

0028

案内部の内部空間76を滅菌状態に保つために、案内領域52の内面にネジ
を設けてもよい。外ネジを有する着脱自在のカップを案内部の端部にねじ込む
とができる。

0029

注射器44は環状のシールリング78により案内部の内側に直線方向に案内さ
れる。シールリング78の外面78aは、好ましくは、前記案内部と共働する3
つのシールリブ80、82、84を有している。シールリング78の内面78b
には、注射器44の本体と共働する肩部86が形成されている。従って、注射器
が案内部内に押し込まれると、シールリングが注射器とともに移動する。反対に
注射器が案内部から抜去されるとき、シールリングは注射器から解放される。案
内部の端部48は、好ましくは、案内部の内側に突き出した弾性の舌部90を有
している。図2に示す貯蔵位置において、弾性舌部90の先端はリブ82、84
の間に位置しており、シールリング78を案内部に対して幾分保持する作用をな
す。こうして、前記注射器と案内部とがシールリング78により実際に機械的に
互いに固定される。シールリング78は、また、案内部と注射器本体との間の動
的シールを提供する。図2に示すように、案内部42は、好ましくは、フランジ
92を有している。このフランジの外側面は、注射器の使用後に案内部の内側の
初期位置へ注射器を戻すときに、この機器を取り扱う者の指を保護する。

0030

図5案内装置の変形実施形態を図示する。この変形実施例は、単に、スリ
ブ62のプレート部60の変形例である。この実施形態において参照番号60′
で指示するプレート部には、大きな寸法にて形成された軸方向のボア97を有す
円筒スリーブ96が設けられている。この軸方向のボア内に部分98が係合し
ている。部分98は、リブ70′を備えたプレート部100を有している。部分
98は、また、スリーブ部102を有している。スリーブ102は、切頭円錐形
の端部66を有するスリーブ62と同様に、切頭円錐形の端部104と中心オリ
フィス105とを有している。部分98がスリーブ96内に正しく配置されたと
き、図2に示した構造と同様の構造が形成されることは理解されよう。この技術
の利点は、この注射器装置の操作の予備的操作の間、案内部42に部分98装着
されていないときに、注射器44が先ず案内部42に装着され、その後、案内部
の第1の端部から部分98が装着される点である。

0031

図6a、6bに、注射器装置の使用方法が図示されている。図6aは、注射器
装置40と、ビン10およびプラグ26とともに示し
ている。

0032

図6bは、ビン10に装着された注射器装置40を示している。案内部42が
案内面52、54によりビンに対して、つまり、プラグに対して正しく配置され
る。更に、スナップ式の締結部58が前記ビンのフランジ18と共働して上記2
つの部分が保持される。

0033

図6cに、案内部42に押し込まれた注射器を示す。これは、シールリング7
8を設けることにより制御される。針54プラグ26の中心を穿刺する。注射器
ピストンを動かすことにより、注射機内の液体がビン内に注入される。2つの
物質が混合された後に、こうして準備された混合液が注射機内に吸引される。そ
の後、シールリング78が舌部90により案内部内に残された状態で、案内部4
2から注射器44が抜去される。

0034

更に、上述した2つの実施形態において、注射器はシールリング78により案
内部内への直線動作が案内され、前記シールリングは、また、シールを提供して
、針が配置される内部空間76を滅菌状態に保つ。この2つの機能は、注射器4
4が、複数の例えば3つの軸方向に順次配設され案内部の内面と共働する環状リ
ブを備えることにより達成される。

0035

図7を参照すると、注射器装置の第3の実施形態が図示されている。この実施
形態ではシールリング78が省略され、かつ、案内部40への注射器44の案内
のための特別の手段が配設されている点において第1の実施形態と異なっている
。他の構成に関しては同じであり説明を省略する。

0036

案内部の内面と注射器本体47の特定部位との間の共働により注射器が案内さ
れる。図7に示す実施形態では、針45が装着される本体47の端部には先端小
片120と、小径円筒部122と、注射器本体の胴体部の直径より大きな直径の
径円筒部124とが配設
されている。

0037

案内部の胴体部50の内面50aは、注射器本体の円筒部124の外形よりも
僅かに大きな直径を有し、以て第1の案内面を形成している。案内部の内側には
、4つの半径方向に突出する案内フィン126が設けられており、そのエッジ1
26aは、注射器本体の小径円筒部122の直径よりも僅かに大きな直径の円筒
面上に配設されている。これが第2の案内面を形成する。2つの案内面の間の距
離は、案内部内への注射器の直進動作を良好に案内するのに十分に大きく、従っ
て、針45をプラグ26に対して正確に中心位置決めすることができる。

0038

十分な長さがあれば、1つの案内面のみでよいことは言うまでもない。

0039

フィン126の上端126bが、注射器本体の大径円筒部124と共働して、
注射器が更に押し込まれることを防止する当接部を形成している。この当接部に
は、注射器が案内部に押し込まれた後に針45が実際にビンのプラグ36を貫通
するが、その先端がビン内へほんの少しだけ進入することを確実にする。この図
は、また、案内部の上端に設けられたクリップ状タブ130を図示している。
このタブは注射器本体の肩部124aと共働する。タブ130の目的は、注射器
が案内部と完全に係合したときに、注射器が案内部へ直線的に移動することを確
実にすることである。これにより、注射機内の液体を注入するとき、および、ビ
ンから混合液を吸引するときに、注射器のピストンを制御するためのロッドの操
作が容易になる。

0040

図7に、既述の実施形態と同様の他の改良実施形態を図示する。この実施形態
は、成分を混合した後にビンから排出されるであろう有害な気体回収すること
に関する。ビン内で混合液を作ることか
ら、および、針がプラグから抜去されるときにプラグが一時的、局所的に変形す
ることから生じる圧力のために、有害な気体または残留する液体が案内部内に流
出し外気へ排出されることがある。

0041

この問題を解決するために、多孔材料、例えば多孔性フォームから成る部材多
孔性部材140を配設することができる。針がビンから抜去されるとき、ビンか
ら流出する気体は多孔性部材140により吸収され、捕捉され、或いは、遮断
れる。針が多孔性部材140を貫通することは言うまでもない。

0042

同じ目的のために、案内部40に微孔性のフィルタ142を配設して、流出す
る気体により生じた圧力を補償するとともに、その有毒成分を除去して案内部の
外部に排気してもよい。この構成は多量の気体が生成される場合に特に有利であ
る。

0043

前記フィルタは、また、注射器を案内部内で移動させるときの案内部の内部と
外部との間の圧力を補償する。

0044

本発明の注射器装置は、注射器の針およびビンが正確に同心に配置されること
を確実にするばかりではなく、案内部を軸線XX′に沿ってビンに対して正確に
位置決めする効果を奏する。針のビン内への進入を監視することにより、注射器
の案内部への進入の程度を知ることができる。これは、注射器を案内部内に押し
込むことのできる深さを制限する当接部を設けることにより自動的に行うことが
可能となる。

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