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技術 ネットワーク型教育システム、ネットワーク型教育システムの講師側プログラムが記録された記録媒体、および受講者側プログラムが記録された記録媒体

出願人 富士通株式会社
発明者 和田浜敏成菊池俊勝小野竜也
出願日 1997年5月29日 (23年8ヶ月経過) 出願番号 1997-139037
公開日 1998年12月18日 (22年2ヶ月経過) 公開番号 1998-333538
状態 拒絶査定
技術分野 電気的に作動する教習具 特定用途計算機 閉回路テレビジョンシステム CATV、双方向TV等 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 操作メニュ 対応能力 質問回数 受講者用 補助教材 質問要求 学習進度 一区切り
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年12月18日)のものです。
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図面 (20)

課題

コンピュータネットワークを利用して複数の受講者相手講義を行うネットワーク型教育システムに関し、講師側の判断で各受講者理解度を容易に把握でき、その理解度に応じてより適切な対応を行えるようにする。

解決手段

アンケート実行手段2aが、各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行すると、受講者の各端末装置3では、アンケート応答手段3aが、受講者のキーボード操作等に応じてアンケートに応答する。講師側の端末装置2の理解度データ表示手段2bは、各受講者からのアンケートの応答結果集計し、理解度別の人数をモニタ2eに画面表示する。これにより、講師側では、各受講者の理解度を容易に把握できる。また、復習教材提示手段2cが、各受講者の理解度に応じた内容の復習教材を提示するので、理解度に応じて適切な対応を行うことができる。

概要

背景

従来、コンピュータネットワークを利用した教育システムとしては、例えば特開平8−227266号公報によるものがある。この教育システムでは、各受講者学習項目ユニット毎の評点学習進度教育履歴等を生徒プロフィールとして予め管理しておき、受講者側がコンピュータ・ネットワークを介して教育システムにログインすると、その受講者のプロフィールに従った内容の授業提示する。

そして、受講者は、受講中の任意の時点でスキルの変更や他の説明の要求等を行うことができる。また、受講者に対しては、学習のユニット毎に評点がなされ、この評点が平均未満の受講者については、授業の難易度や説明の仕方についての質問等、対話形式による診断検査が行われる。

しかし、このような教育システムは、複数の受講者を対象に一斉に授業を進める形式でないので、講師側の判断で各受講者の理解度を確認したり、その理解度に応じた処置を施すことができない。これを補うため上記の教育システムでは、教育心理学に基づいて様々な判断機能を保有し、受講者に適した学習のタイプやその進度等を細かくチェックするようにしている。

一方、複数の受講者を対象に一斉に授業を進める教育システムとしては、例えば特開平3−146986号公報や、特開平4−082488号公報がある。特開平3−146986号公報では、遠地にいる受講者が発言要求スイッチを押した場合、当該受講者のいる教室カメラを制御して、当該受講者に焦点を合わせ、当該受講者の映像を講師側モニタに送ることにより、親近感のある会話を実現している。

また、特開平4−082488号公報では、ある教室にいる受講者が質問要求スイッチを押した場合、当該教室内カメラの映像を、講師のほかに、他の教室にいる受講者のモニタにも送ることにより、他の教室の受講者も講義に参加できるようにしている。

概要

コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムに関し、講師側の判断で各受講者の理解度を容易に把握でき、その理解度に応じてより適切な対応を行えるようにする。

アンケート実行手段2aが、各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行すると、受講者の各端末装置3では、アンケート応答手段3aが、受講者のキーボード操作等に応じてアンケートに応答する。講師側の端末装置2の理解度データ表示手段2bは、各受講者からのアンケートの応答結果集計し、理解度別の人数をモニタ2eに画面表示する。これにより、講師側では、各受講者の理解度を容易に把握できる。また、復習教材提示手段2cが、各受講者の理解度に応じた内容の復習教材を提示するので、理解度に応じて適切な対応を行うことができる。

目的

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、講師側の判断で各受講者の理解度を容易に把握でき、その理解度に応じてより適切な対応を行うことのできるネットワーク型教育システム、ネットワーク型教育システムの講師側プログラムが記録された記録媒体、および受講者側プログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
8件
牽制数
9件

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請求項1

コンピュータネットワークを利用して複数の受講者相手講義を行うネットワーク型教育システムにおいて、講師側から前記各受講者に対して講義の理解度アンケートを実行するアンケート実行手段と、前記各受講者からのアンケートの応答結果集計し、前記理解度別の人数を画面表示する理解度データ表示手段と、を有することを特徴とするネットワーク型教育システム。

請求項2

前記講義に対する前記受講者のコメントの入力を可能にする受講者コメント入力手段と、前記入力されたコメントを前記アンケートの応答データに付加する受講者コメント付加手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク型教育システム。

請求項3

前記受講者コメントを画面上で表示する受講者コメント表示手段を有することを特徴とする請求項2記載のネットワーク型教育システム。

請求項4

前記理解度データ表示手段は、前記理解度別の人数をグラフで表示するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のネットワーク型教育システム。

請求項5

コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムにおいて、講師側から前記各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行するアンケート実行手段と、前記各受講者の前記理解度に応じた内容の復習教材提示する復習教材提示手段と、を有することを特徴とするネットワーク型教育システム。

請求項6

前記復習教材提示手段は、前記理解度が基準値以下の受講者に対してのみ前記復習教材を提示するように構成されていることを特徴とする請求項5記載のネットワーク型教育システム。

請求項7

前記理解度の基準値を画面上で設定可能にする基準値設定手段を有することを特徴とする請求項6記載のネットワーク型教育システム。

請求項8

前記復習教材提示手段は、前記理解度に対応して予め設定された書換え可能な復習教材テーブルからデータを選択して提示するように構成されていることを特徴とする請求項5記載のネットワーク型教育システム。

請求項9

前記復習教材の提示は、電子メールで行うように構成されていることを特徴とする請求項5記載のネットワーク型教育システム。

請求項10

コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムにおいて、前記講師に対して前記受講者側から質問意思を示す質問手段と、前記受講者側からの質問状況を画面表示する質問状況表示手段と、を有することを特徴とするネットワーク型教育システム。

請求項11

コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムの講師側プログラムを記録した記録媒体において、講師側から前記各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行するアンケート実行手段、前記各受講者からのアンケートの応答結果を集計し、前記理解度別の人数を画面表示する理解度データ表示手段、としてコンピュータを機能させるためのネットワーク型教育システムの講師側プログラムを記録した記録媒体。

請求項12

コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムの講師側プログラムを記録した記録媒体において、講師側から前記各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行するアンケート実行手段、前記各受講者の前記理解度に応じた内容の復習教材を提示する復習教材提示手段、としてコンピュータを機能させるためのネットワーク型教育システムの講師側プログラムを記録した記録媒体。

請求項13

コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムの受講者側プログラムを記録した記録媒体において、講師側から前記各受講者に対して送られた講義の理解度のアンケートに応答するアンケート応答手段、としてコンピュータを機能させるためのネットワーク型教育システムの受講者側プログラムを記録した記録媒体。

技術分野

0001

本発明はコンピュータネットワークを利用して複数の受講者相手講義を行うネットワーク型教育システム、ネットワーク型教育システムの講師側プログラムが記録された記録媒体、および受講者側プログラムを記録した記録媒体に関し、特に同時進行で講義を行うネットワーク型教育システム、ネットワーク型教育システムの講師側プログラムが記録された記録媒体、および受講者側プログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

従来、コンピュータ・ネットワークを利用した教育システムとしては、例えば特開平8−227266号公報によるものがある。この教育システムでは、各受講者学習項目ユニット毎の評点学習進度教育履歴等を生徒プロフィールとして予め管理しておき、受講者側がコンピュータ・ネットワークを介して教育システムにログインすると、その受講者のプロフィールに従った内容の授業提示する。

0003

そして、受講者は、受講中の任意の時点でスキルの変更や他の説明の要求等を行うことができる。また、受講者に対しては、学習のユニット毎に評点がなされ、この評点が平均未満の受講者については、授業の難易度や説明の仕方についての質問等、対話形式による診断検査が行われる。

0004

しかし、このような教育システムは、複数の受講者を対象に一斉に授業を進める形式でないので、講師側の判断で各受講者の理解度を確認したり、その理解度に応じた処置を施すことができない。これを補うため上記の教育システムでは、教育心理学に基づいて様々な判断機能を保有し、受講者に適した学習のタイプやその進度等を細かくチェックするようにしている。

0005

一方、複数の受講者を対象に一斉に授業を進める教育システムとしては、例えば特開平3−146986号公報や、特開平4−082488号公報がある。特開平3−146986号公報では、遠地にいる受講者が発言要求スイッチを押した場合、当該受講者のいる教室カメラを制御して、当該受講者に焦点を合わせ、当該受講者の映像を講師側モニタに送ることにより、親近感のある会話を実現している。

0006

また、特開平4−082488号公報では、ある教室にいる受講者が質問要求スイッチを押した場合、当該教室内カメラの映像を、講師のほかに、他の教室にいる受講者のモニタにも送ることにより、他の教室の受講者も講義に参加できるようにしている。

発明が解決しようとする課題

0007

しかし、特開平8−227266号公報では、様々な判断機能を保有する必要があるので、データの処理や記憶容量が膨大になるなどの欠点があった。また、コンピュータが相手なので、操作性や、個人別対応能力にも限界があった。

0008

一方、特開平3−146986号公報および特開平4−082488号公報では、あくまでも講師と受講者が互いに遠地にいる場合に、カメラを利用して親近感を持たせているだけであり、講師と受講者が同じ教室内にいる一般の講義とは異なり、講師からの働きかけによって受講者の理解度や教え方等に対する反応を任意に伺うようなことは簡単にはできないという問題があった。特に、理解度に応じて各受講者に適した復習教材の提供は困難であった。

0009

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、講師側の判断で各受講者の理解度を容易に把握でき、その理解度に応じてより適切な対応を行うことのできるネットワーク型教育システム、ネットワーク型教育システムの講師側プログラムが記録された記録媒体、および受講者側プログラムが記録された記録媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するため、本発明では、図1に示すように、コンピュータ・ネットワークを利用して複数の受講者を相手に講義を行うネットワーク型教育システムにおいて、講師側から前記各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行するアンケート実行手段2aと、前記各受講者からのアンケートの応答結果集計し、前記理解度別の人数を画面表示する理解度データ表示手段2bと、を有することを特徴とするネットワーク型教育システムが提供される。

0011

このようなネットワーク型教育システムでは、アンケート実行手段2aが、各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行すると、理解度データ表示手段2bが、各受講者からのアンケートの応答結果を集計し、理解度別の人数を画面表示する。これにより、講師側では、各受講者の理解度を容易に把握できる。

0012

また、復習教材提示手段2cにより、各受講者の理解度に応じた内容の復習教材を提示するようにすれば、理解度に応じて適切な対応を行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、本発明の一形態を図面を参照して説明する。図1は本形態のネットワーク型教育システムの機能の概念図である。ネットワーク1には、講師側の端末装置2と受講者側の端末装置3が接続されている。また、ネットワーク1には、図示されていない多数の受講者側の端末装置も接続されている。講師側の端末装置2には、講師の顔等を撮影するビデオカメラ2dと、受講者側の様子や各種データ画面を表示するモニタ2eが接続されている。一方、受講者側の端末装置3には、受講者または受講者のいる教室を撮影するビデオカメラ3bと、講義内容等や講師の顔を表示するモニタ3cが接続されている。また、各端末装置2,3には、図示されていないキーボードスピーカ等が接続されている。

0014

このようなネットワーク型教育システムでは、アンケート実行手段2aが、各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行する。すると、受講者の各端末装置3では、アンケート応答手段3aが、受講者のキーボード操作等に応じてアンケートに応答する。講師側の端末装置2の理解度データ表示手段2bは、各受講者からのアンケートの応答結果を集計し、理解度別の人数をモニタ2eに画面表示する。これにより、講師側では、各受講者の理解度を容易に把握できる。

0015

また、復習教材提示手段2cが、各受講者の理解度に応じた内容の復習教材を提示するので、理解度に応じて適切な対応を行うことができる。図2は本形態のネットワーク型教育システムの概略構成を示す図である。ネットワーク10には、講師用のブース20内の端末装置21が接続されている。また、ネットワーク10には、教室30、教室40などの図示されていないサーバが接続されている。各教室30,40のサーバには、各受講者用の端末装置31、41などが接続されている。ここで、端末装置21,31,41は、パソコンワークステーションなどであり、プロセッサメモリハードディスク通信機能等を備えている。各端末装置21,31,41のハードディスクには、ネットワーク型教育システムにおけるそれぞれの機能を実現させるためのプログラムが格納されている。なお、このプログラムは、フロッピィディスクなどの記録媒体から読み込むこともできる。

0016

講師用の端末装置21には、モニタ211、ヘッドセット212、マウス213、図示されていないキーボード等が設けられている。ヘッドセット212には、マイクやヘッドホーンが内蔵されており、講師の声の集音や、教室30、40側からの受講者の声の聞き取りが可能となっている。また、端末装置21には、ビデオカメラ22が接続されている。このビデオカメラ22は、講師の姿を撮影する。撮影された講師の映像や集音された音声は、ネットワーク10を介して各教室30,40の端末装置31、41に送られる。

0017

一方、各受講者用の端末装置31,41には、それぞれマイク312,412、マウス313,413、図示されていないキーボード等が接続されている。マイク312,412には、各受講者の声が集音される。集音された受講者の声は、ネットワーク10を介して講師側に送られる。また、各教室30,40には、それぞれビデオカメラ32,42、スピーカ33,43が設けられている。ビデオカメラ32,42は、それぞれ教室30,40の様子を撮影する。撮影された教室の映像や集音された音声は、ネットワーク10を介して講師用の端末装置21に送られる。スピーカ33,43からは、講師の声等が出力される。

0018

このような構成のネットワーク型教育システムでは、モニタ211,311,411などの画面上で教材のデータ表示を行うとともに、音声を交えて講義が行われる。講義の一つのユニットが終了すると、講師は、各受講者からそのユニットの理解度のアンケートを集め、このアンケートの結果に基づいて、後述するように受講者に復習教材の提示を行ったりする。一方、受講者は、講義中に質問をしたい場合に、画面上の質問ボタンクリックするなどして、講師に質問を行うことができる。以下、それぞれの具体的な処理について説明する。

0019

図3は講師用の端末装置21のモニタ211の講義中の画面表示例を示す図である。モニタ211の画面211a上には、教材のデータ表示領域211b、映像表示領域211c、操作メニュー部211dが表示されている。データ表示領域211bには、現在の講義内容に応じた教材の内容が表示される。映像表示領域211cには、各教室30,40の様子が、切り換えまたは分割表示される。操作メニュー部211dには、後述するアンケート実行等のための各種操作メニューがフレキシブルに表示され、希望する操作メニューをマウス213等を使用してクリックすることにより、その操作が実行される。

0020

図4受講者用の端末装置31のモニタ311の講義中の画面表示例を示す図である。モニタ311の画面311a上には、教材のデータ表示領域311b、映像表示領域311c、操作メニュー部311dが表示されている。データ表示領域311bには、現在の講義内容に応じた教材のデータが表示される。映像表示領域311cには、講師の姿が表示される。操作メニュー部311dには、アンケートの応答操作等のための各種操作メニューがフレキシブルに表示され、希望する操作メニューをマウス313等を使用してクリックすることにより、その操作が実行される。

0021

なお、端末装置41についても端末装置31とほぼ同じ表示内容なので、ここでは説明を省略する。次に、講義内容の理解度チェック、およびその結果に応じた復習教材提示処理の手順について説明する。

0022

まず、講義の途中、受講者の理解度を知りたい場合には、講師は、音声または電子メールによって理解度のアンケートを行う。このアンケートの送信によって、受講者側の端末装置31,41のモニタ311,411等では、理解度入力画面が表示される。

0023

図5は受講者側の端末装置31での理解度入力画面の表示例を示す図である。ここでは、音声によってアンケートの応答を要求した場合の画面の例を示す。理解度入力画面51は、モニタ311の画面311aのデータ表示領域311bに表示される。この理解度入力画面51では、受講者は、講義のユニット(ここでは、講義の一区切り、すなわち単元をユニットと呼ぶ)の選択欄51aでユニットの選択を行い、そのユニットについて理解度の選択欄51bに表示されている5段階の理解度を選択するようになっている。例えばユニット1について、「完全に理解できた」ならば数字「5」を、「ほぼ理解できた」ならば数字「4」を、「理解できないところが一部ある」ならば数字「3」を、「理解しずらい」ならば数字「2」を、「理解できない」ならば数字「1」を、操作メニュー部311d等を使用して入力する。また、受講者のコメントを、キーボード等を使用してコメント欄51cに入力することができる。

0024

なお、この理解度入力画面51は、当然、端末装置41等、他の端末装置のモニタでも表示される。図6は受講者側の端末装置31での理解度入力画面の他の表示例を示す図である。ここでは、電子メールによってアンケートの応答を要求した場合の画面の例を示す。理解度入力画面52は、モニタ311の画面311aのデータ表示領域311bに表示される。この理解度入力画面52では、理解度の対象となるユニットが予め指定されている。受講者は、指定されたユニットについて、理解度の選択欄52aに表示されている5段階の理解度を選択するようになっている。この選択の内容は図5と同じである。また、受講者のコメントを、キーボード等を使用してコメント欄52bに入力することができる。

0025

こうして、図5または図6の理解度入力画面で理解度に関するアンケートの応答データの入力が完了すると、その応答データは各端末装置31,41等から端末装置21側にネットワーク10を介して送信される。

0026

図7は応答データの内容の一例を示す図である。応答データ53としては、図に示すように、受講者ID、教室ID、ユニット名、理解度、コメントが送信される。各受講者から応答データ53を受け取った端末装置21は、これらを集計してアンケート集計テーブルを生成する。

0027

図8はアンケート集計テーブルの一例を示す図であり、(A)はデータをクリアにした状態を示す図、(B)はデータの生成後の状態を示す図である。アンケート集計テーブル54は、教室30,40別に講義のユニット単位で生成される。このアンケート集計テーブル54は、図(A),(B)に示すように、受講者を識別する受講者ID欄、理解度欄、コメント欄などから構成される。なお、端末装置21側では、各受講者の受講者ID、氏名、所属電話番号、e-mail等からなる受講者管理ファイルを予め保存しており、この受講者ファイルに基づいてアンケート集計テーブル54が生成される。

0028

応答データ53の集計が開始された段階では、端末装置21は、図(A)に示すように、アンケート集計テーブル54の理解度欄およびコメント欄をクリアにする。そして、各受講者からの応答データ53を受信する毎に、アンケート集計テーブル54の各欄を更新していく。集計が完了すると、端末装置21は、理解度別の投票数カウントし、図9に示すような集計表55を作成する。

0029

さらに、端末装置21は、集計表55を基に、理解度のグラフを生成してモニタ211の画面211aに表示する。図10は理解度のグラフの表示例を示す図である。理解度のグラフ56は、一目で分かるように棒グラフ表現されている。講師は、このグラフ56を見ることにより、受講者全体の理解の度合いを簡単に知ることができる。なお、グラフ形式に限らず、表形式など、一目で分かる形式であれば他の表示形式であってもよい。

0030

こうして、全体の状況の確認に次いで、各受講者のコメントを知りたい場合、講師は、操作メニュー部211dの「コメント一覧」をクリックする。これにより、データ表示領域211bには、グラフ56に代わって、図11に示すようなコメント一覧57が表示される。コメント一覧57には、受講者ID、理解度、コメント内容などが表示される。なお、受講者IDに加え、氏名や教室IDなどを表示するとさらによい。

0031

このようなグラフ56やコメント一覧57は、教室30,40毎に生成され、表示を切り換えることにより、講師は自由に各教室の受講者の理解度、および講義に対するコメントを知ることができる。なお、グラフ56やコメント一覧57の他に、無回答者リスト等も生成、表示するようにしてもよい。

0032

こうして、ユニット毎に各受講者の理解度の確認を行いながら講義が続けられる。そして、講義が終了すると、講師は、各受講者に対して、理解度が一定値以下であったユニットのための復習教材の提示を行う。次に、この処理について説明する。

0033

図12復習対象を決定するための復習対象設定画面の一例を示す図である。復習対象設定画面58は、モニタ211の画面211aのデータ表示領域211b上に表示される。復習対象設定画面58には、理解度設定部58aが設けられており、上下の矢印を適度にクリックすることにより任意に数字を設定できる。各ユニットにおいて、設定された数字以下の受講者が復習の対象となる。ここでは、理解度が3以下を復習の対象にするものとする。

0034

この理解度設定が完了して確定ボタン58bをクリックすると、次に示す受講者毎の復習対象ファイルが端末装置21内で生成される。図13は復習対象ファイルの一例を示す図である。端末装置21は、図8で示したアンケート集計テーブル54等から、受講者毎に理解度が3以下のユニットを検索し、図13のように復習対象ファイル59を作成する。ここで、A01,A02・・・は、それぞれ例えば講義名Aのユニット1、ユニット2・・・を示す。端末装置21は、この復習対象ファイル59に、講師によって予め設定された次に示す復習教材ファイルのデータを付加する。

0035

図14は復習教材ファイルの一例を示す図である。復習教材ファイル60には、例えば、アンケート回数欄60a、理解度欄60b、復習教材欄60c、コメント欄60dが設けられている。すなわち、復習教材ファイル60では、講義中に受講者に対して行った理解度のアンケートの回数毎および各理解度に対応して復習教材が設定されている。ここでは、復習教材は、ポインタで示されている。また、それぞれに対して講師からの復習用のコメントが付されている。このような復習教材ファイル60は、ユニット単位で設けられている。

0036

端末装置21は、図12で示したスタートボタン58dがクリックされると、復習教材ファイル60から対応する復習教材提示データを選択して復習対象ファイル59に付加し、復習教材提示データとして電子メールで各受講者に送る。例えば復習教材ファイル60がユニット1に関するものであり、かつアンケートの回数が1回目のとき、理解度が2で復習対象ファイル59にユニット1が設定されている受講者には、補助教材「XXXX」とコメント「教材のXXXXを参照のこと」という内容のデータが送られる。同様に、理解度が1の受講者には、プログラム「XXXXXX」とコメント「プログラムで実習し確認する」という内容のデータが送られる。このような復習教材提示データを受け取った受講者は、提示された復習教材とコメントを参照して講義の復習を行うことができる。なお、復習教材そのものは、復習教材提示データとともに端末装置21側から送られる場合と、受講者側の端末装置31等で保有している場合がある。

0037

また、講師は、この復習教材提示データに、図11で示したコメント一覧57の各受講者からのコメントに対するコメント等を添付することができる。この添付コメントの作成画面は、図12のコメント作成メニューをクリックすることにより開かれる。

0038

図15は添付コメント作成画面の一例を示す図である。添付コメント作成画面61では、各受講者のユニット毎にコメントを入力する添付コメント欄61aが設けられている。講師は、この添付コメント欄61aに、受講者からのコメントに対する回答等を記入する。こうすることにより、復習対象となっているユニット以外のユニットに対しても、受講者にコメントを送ることができる。

0039

入力するページの切り換えは、切り換えメニュー61bをクリックすることにより行える。こうして入力された添付コメントは、スタートボタン59dをクリックすることにより、前述した復習教材提示データに添付され、受講者側に送られる。

0040

図16は上述した理解度チェックのための講師側の端末装置21の処理の流れを示すフローチャートである。
〔S1〕講師の操作によって各受講者側に理解度のアンケートの送信を行う。
〔S2〕受講者側からアンケートの応答データを受信する。
〔S3〕アンケート集計テーブルをクリアにして初期化を行う。
〔S4〕送信された応答データから順に処理し、アンケート集計テーブルの対応する部分を更新する。
〔S5〕更新した応答データが受信すべきデータの中の最終データであるかいなかを判断し、最終データであれば数値制御装置S7に進み、そうでなければ数値制御装置S6に進む。
〔S6〕数値制御装置S4で処理したた応答データに含まれている理解度に対応するカウント値に1を加算する。
〔S7〕各理解度のカウント値をグラフ表示する。

0041

図17は復習教材提示のための講師側の端末装置21の処理の流れを示すフローチャートである。
〔S11〕図12で示した復習対象設定画面58において、復習対象とする理解度を設定する。
〔S12〕復習教材提示データを生成する。
〔S13〕コメント添付の指令がなされたか否かを判断し、なされればステップS14に進み、そうでなければステップS15に進む。
〔S14〕図14で示した添付コメント作成画面61において、添付コメントを作成する。
〔S15〕復習教材提示データに添付コメントを添付して、各受講者に電子メールで送信する。

0042

このように、本形態では、講師側から受講者に理解度のアンケートを行い、このアンケートの応答データに基づいて理解度のグラフを生成し、講師側の端末装置21で表示するようにしたので、各受講者の講義に対する理解度を全体的に容易に把握することができる。

0043

また、理解度が一定値以下の受講者に対して、復習教材を提示するようにしたので、適切な対応がとれる。さらに、復習教材を提示する理解度の基準値を講師側で設定できるので、より適切な対応がとれる。

0044

次に、講義中、受講者側からの質問を受け付けるための質問受け付け機能について説明する。講義中、講師は、合いをはかって受講者に対して質問の受け付けを行う。受講者は、質問を行いたい場合、自身の端末装置31の操作メニュー部311d等に表示されている質問ボタンをクリックする。この場合、例えば画面上には、質問内容を入力する画面が表示され、受講者はキーボード等の操作によって質問内容を入力する。そして、電子メール機能を使用して、質問要求データを講師の端末装置21に送る。質問要求データは、受講者ID、教室ID、質問内容等から構成されている。端末装置21側では、質問要求データを受け取ると、次に示す質問要求者リストを作成する。

0045

図18は質問要求者リストの一例を示す図である。質問要求者リスト62には、受講者ID欄62a、氏名欄62b、教室ID欄62c、質問済欄62d、質問内容欄62e等が設けられている。ここで、質問済欄62dには、質問の要求に対して講師が応答していない場合に「1」が、応答済の場合には「0」が記録される。「1」から「0」への書換えは、講師のキーボード操作等によって行われる。

0046

このような質問要求者リスト62は、講師側の端末装置21のモニタ211に表示される。講師は、この表示された質問要求者リスト62を見て、マウス等を使用して質問要求者を指名し、音声や電子メールによって応答を行う。そして、応答が済むと、講師は、キーボード操作によって応答した質問要求者の質問済欄62dを「0」にする。このように、書き換えられた質問要求者リスト61は、各受講者のユニット毎または講義全体の質問回数のデータ等も加えられて端末装置21のハードディスク等に保存される。

0047

図19は質問受け付け機能のための講師側の端末装置21の処理手順を示すフローチャートである。
〔S21〕質問要求データの受信を行う。
〔S22〕質問要求者リストを作成する。
〔S23〕作成した質問要求者リストを画面表示する。
〔S24〕質問者の指名または質問要求終了のボタン操作がなされたか否かを判断し、なされればステップS25に進み、されなければステップS24を繰り返す。
〔S25〕ステップ24におけるボタン操作が質問者の指名操作であるか否かを判断し、指名であればステップS26に進み、そうでなければステップS27に進む。
〔S26〕音声や電子メールによって、指名した質問者の質問に応答する。
〔S27〕質問要求者リストを保存する。

0048

このように、受講者側からの質問要求を自由に行えるようにし、質問要求者のリストを画面表示することにより、受講者の理解の状況等をより確実に把握することができ、講師の裁量によってより適切な対応が図れる。

0049

なお、上記説明では、講師側からの問いかけに応じて各受講者が質問を行うようにしたが、受講者側で任意のタイミングで質問要求を行えるようにしてもよい。

0050

また、上述した本形態の教育システムのソフトウェアについては、講師側の端末装置21、および受講者側の端末装置31等がそれぞれ予め保持していてもよいし、あるいは講師側の端末装置21側からネットワーク10を介して送信するようにしてもよい。

発明の効果

0051

以上説明したように本発明では、各受講者に対して講義の理解度のアンケートを実行し、各受講者からのアンケートの応答結果を集計し、理解度別の人数を画面表示するようにしたので、各受講者の講義に対する理解度を、講師側で全体的に容易に把握することができる。

0052

また、各受講者の理解度に応じた内容の復習教材を提示することにより、理解度に応じて適切な対応を行うことができる。

図面の簡単な説明

0053

図1本形態のネットワーク型教育システムの機能の概念図である。
図2本形態のネットワーク型教育システムの概略構成を示す図である。
図3講師用の端末装置のモニタの講義中の画面表示例を示す図である。
図4受講者用の端末装置のモニタの講義中の画面表示例を示す図である。
図5受講者側の端末装置での理解度入力画面の表示例を示す図である。
図6受講者側の端末装置での理解度入力画面の他の表示例を示す図である。
図7応答データの内容の一例を示す図である。
図8アンケート集計テーブルの一例を示す図であり、(A)はデータをクリアにした状態を示す図、(B)はデータの生成後の状態を示す図である。
図9理解度の集計表の一例を示す図である。
図10理解度のグラフの表示例を示す図である。
図11コメント一覧の一例を示す図である。
図12復習対象を決定するための復習対象設定画面の一例を示す図である。
図13復習対象ファイルの一例を示す図である。
図14復習教材ファイルの一例を示す図である。
図15添付コメント作成画面の一例を示す図である。
図16理解度チェックのための講師側の端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。
図17復習教材提示のための講師側の端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。
図18質問要求者リストの一例を示す図である。
図19質問受け付け機能のための講師側の端末装置の処理手順を示すフローチャートである。

--

0054

1ネットワーク
2端末装置
2aアンケート実行手段
2b理解度データ表示手段
2c復習教材提示手段
2dビデオカメラ
2eモニタ
3 端末装置
3a アンケート応答手段
3b ビデオカメラ
3C モニタ
10 ネットワーク
20ブース
30,40教室
21,31,41 端末装置
22,32,42 ビデオカメラ
33,43 スピーカ

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