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技術 尿石症治療用飼料組成物およびその製造方法

出願人 日油株式会社有限会社スカイ総合研究所
発明者 津上佳代中田正秀深山雅彦吉田恒典
出願日 1997年5月30日 (23年7ヶ月経過) 出願番号 1997-142299
公開日 1998年12月15日 (22年0ヶ月経過) 公開番号 1998-327766
状態 未査定
技術分野 特定動物用飼料 飼料(2)(一般)
主要キーワード 作動素子 水産動物油 弱酸性域 エネルギー不足 効果向上 コロイド状水 リン酸塩結晶 生産力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年12月15日)のものです。
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課題

短期間で尿石症治療の効果が得られ、かつ尿石症治療用飼料組成物投与に起因する栄養不足を防止して、肥育期間および生産効率を維持することができる尿石症治療用飼料組成物を提供する。

解決手段

脂肪酸カルシウム100重量部に対して、水溶性ビタミン0.1〜20重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部を含有する尿石症治療用飼料組成物。

概要

背景

近年、肥育に関して、単位面積当たり生産力向上および飼育管理の効率化を行うため、高密度飼育方式が追究されており、これに伴う濃厚飼料多給によって肥育効率を上げたり、大麦の多給によって肉質の改善を図るなどの集約化が進んでいる。このように非草食動物的な飼育が行われるようになって以来、ルーメンアシドーシス第一胃角化不全症第一胃炎張症、第四胃変位、肝症などの消化器疾患が増え、また蹄葉炎その他の四肢疾患が報告されている。

濃厚飼料は、セルロース含量が少なく消化が良いことから、泌尿、妊娠、肥育といった生産に必要なエネルギー源として、粗飼料に適量添加して家畜に与えるのが望ましい使用方法であるが、多頭飼育、省力管理が追究されると、濃厚飼料に依存しすぎ、その過剰給与による弊害が現れやすい。尿石症もそのひとつと考えられている。

我が国の肥育牛に多発している尿石症は、リン酸マグネシウムアンモニウムを主成分とするリン酸型であり、結石沈着による尿路系障害である。初期には、雄牛で陰毛微細灰白色の結石の付着を認め、重症では排尿が困難になり食欲不振、元気消失食欲廃絶、腰部疼痛尿閉等を訴え膀胱破裂尿毒症などにより死亡することがある。尿中には多量の結石沈殿がみられる。尿石症は、通常雄去勢牛の18〜30か月齢若齢牛での発生が多く、尿石症の発生に月齢差はなくなってきている。

このような問題を解決するため、この治療剤として、特開平4−208227号には、塩化アンモニウムウラジロガシエキスを主成分とする尿石症予防治療剤、特開昭63−87948号には、ウラジロガシエキスおよびサイクロデキストリンを含有する家畜用の尿石症予防治療剤、特開昭62−61921号には、硝酸アンモニウムを含有する尿石症治療剤が記載されている。

また、これ以外にも尿石症予防治療剤として特開平6−298641号には可食性カルボン酸および可食性オキシカルボン酸またはその塩を利用したペットの尿石症治療剤および予防剤、特開平7−33678号には尿石症予防および治療効果を有する茶葉抽出エキス、特開昭58−67624号には尿酸性化剤としてDL−メチオニンを使用した泌尿器系症候群予防方法、特開昭64−66123号には尿石症の治療のためのコロイド状水溶性重合アルカンカルボン酸を含有する非経口薬学的組成物、特開昭61−140522号にはリン酸塩結石を抑制するL−システイン酸付加塩、特開昭61−17517号には非イオン系界面活性剤を有効成分とする尿酸塩、混合尿酸塩結合症用薬剤が記載されている。また特開昭62−19153号には、膨張剤としてセメントコンクリート生石灰などを利用して水和反応を起こし、膨張圧発現する結石破壊剤が記載され、特開昭54−22993号には、カテーテル内部に尿結石分解作用を及ぼす超音波による作動素子を含んだ尿結石分解装置が記載されている。

概要

短期間で尿石症治療の効果が得られ、かつ尿石症治療用飼料組成物投与に起因する栄養不足を防止して、肥育期間および生産効率を維持することができる尿石症治療用飼料組成物を提供する。

脂肪酸カルシウム100重量部に対して、水溶性ビタミン0.1〜20重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部を含有する尿石症治療用飼料組成物。

目的

従って、本発明が解決しようとする課題は、短期間で尿石症治療の効果が得られ、かつ尿石症治療用飼料組成物投与に起因する栄養素不足を防止して、肥育期間および生産効率を維持することができる尿石症治療用飼料組成物およびその製造方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

脂肪酸カルシウム100重量部に対して、水溶性ビタミン0.1〜20重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部を含有することを特徴とする尿石症治療用飼料組成物

請求項2

加熱して溶融させた脂肪酸80重量部に対して、水溶性ビタミン0.1〜20重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部を添加した後、酸化カルシウム5〜40重量部を添加して混合し、次に水5〜50重量部を加えて混合することを特徴とする請求項1記載の尿石症治療用飼料組成物の製造方法。

技術分野

0001

本発明は、脂肪酸カルシウム水溶性ビタミン群ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウムを併用した尿石症治療効果を有する飼料組成物、ならびにその製造方法に関し、詳しくはルーメン微生物に影響を与えず、かつエネルギー源を効率的に供給できる尿石症治療用飼料組成物およびその製造方法に関する。

背景技術

0002

近年、肥育に関して、単位面積当たり生産力向上および飼育管理の効率化を行うため、高密度飼育方式が追究されており、これに伴う濃厚飼料多給によって肥育効率を上げたり、大麦の多給によって肉質の改善を図るなどの集約化が進んでいる。このように非草食動物的な飼育が行われるようになって以来、ルーメンアシドーシス第一胃角化不全症第一胃炎張症、第四胃変位、肝症などの消化器疾患が増え、また蹄葉炎その他の四肢疾患が報告されている。

0003

濃厚飼料は、セルロース含量が少なく消化が良いことから、泌尿、妊娠、肥育といった生産に必要なエネルギー源として、粗飼料に適量添加して家畜に与えるのが望ましい使用方法であるが、多頭飼育、省力管理が追究されると、濃厚飼料に依存しすぎ、その過剰給与による弊害が現れやすい。尿石症もそのひとつと考えられている。

0004

我が国の肥育牛に多発している尿石症は、リン酸マグネシウムアンモニウムを主成分とするリン酸型であり、結石沈着による尿路系障害である。初期には、雄牛で陰毛微細灰白色の結石の付着を認め、重症では排尿が困難になり食欲不振、元気消失食欲廃絶、腰部疼痛尿閉等を訴え膀胱破裂尿毒症などにより死亡することがある。尿中には多量の結石沈殿がみられる。尿石症は、通常雄去勢牛の18〜30か月齢若齢牛での発生が多く、尿石症の発生に月齢差はなくなってきている。

0005

このような問題を解決するため、この治療剤として、特開平4−208227号には、塩化アンモニウムウラジロガシエキスを主成分とする尿石症予防治療剤、特開昭63−87948号には、ウラジロガシエキスおよびサイクロデキストリンを含有する家畜用の尿石症予防治療剤、特開昭62−61921号には、硝酸アンモニウムを含有する尿石症治療剤が記載されている。

0006

また、これ以外にも尿石症予防治療剤として特開平6−298641号には可食性カルボン酸および可食性オキシカルボン酸またはその塩を利用したペットの尿石症治療剤および予防剤、特開平7−33678号には尿石症予防および治療効果を有する茶葉抽出エキス、特開昭58−67624号には尿酸性化剤としてDL−メチオニンを使用した泌尿器系症候群予防方法、特開昭64−66123号には尿石症の治療のためのコロイド状水溶性重合アルカンカルボン酸を含有する非経口薬学的組成物、特開昭61−140522号にはリン酸塩結石を抑制するL−システイン酸付加塩、特開昭61−17517号には非イオン系界面活性剤を有効成分とする尿酸塩、混合尿酸塩結合症用薬剤が記載されている。また特開昭62−19153号には、膨張剤としてセメントコンクリート生石灰などを利用して水和反応を起こし、膨張圧発現する結石破壊剤が記載され、特開昭54−22993号には、カテーテル内部に尿結石分解作用を及ぼす超音波による作動素子を含んだ尿結石分解装置が記載されている。

発明が解決しようとする課題

0007

しかし、尿石症の治療のための薬物療法として従来行われてきた塩化アンモニウム単独あるいはビタミンB1、ビタミンB2などとの混合剤投与は、結石の症状やその効果にバラツキがあり治療効果が思わしくない。これはこれらの薬剤を用いると牛の栄養生理にとって極めて重要な役割を担っているルーメン微生物が減少するため菌体由来栄養供給が減少したり、牛自体の採食量が減少するので、結果的にエネルギー不足となり、充分な効果が得られないものと考えられている。またエネルギー、その他の栄養素不足すると結果的に肥育期間が延長され、生産性が大幅に低下するという問題も起こっている。

0008

ウラジロガシエキスによる尿石症治療においては、主原料のウラジロガシエキスの大量入手が困難であり、またこの混合飼料を牛が激しく忌避するなどの理由により実用的ではない。外科手術による結石の除去は、生産性の低下につながり、また再発の可能性が高く、適当な治療方法とはいえない。このように、肥育農家国際的な競争力を培うため、生産性や肉質の向上を目ざし、安定した経営を営む上で尿石症の治療方法の改良および確立が急務となっている。

0009

従って、本発明が解決しようとする課題は、短期間で尿石症治療の効果が得られ、かつ尿石症治療用飼料組成物投与に起因する栄養素不足を防止して、肥育期間および生産効率を維持することができる尿石症治療用飼料組成物およびその製造方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は次の尿石症治療用飼料組成物およびその製造方法である。
(1)脂肪酸カルシウム100重量部に対して、水溶性ビタミン0.1〜20重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部を含有することを特徴とする尿石症治療用飼料組成物。
(2) 加熱して溶融させた脂肪酸80重量部に対して、水溶性ビタミン0.1〜20重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部を添加した後、酸化カルシウム5〜40重量部を添加して混合し、次に水5〜50重量部を加えて混合することを特徴とする上記(1)記載の尿石症治療用飼料組成物の製造方法。

0011

本発明で使用する脂肪酸カルシウムは特に限定はなく、例えば牛脂豚脂などの動物性油脂鰯油油、鮫肝油、鱈肝油、鯨油などの水産動物油脂;キリ油菜種油大豆油ひまわり油サフラワー油アマニ油パーム油パーム核油等の植物性油脂などを加水分解して製造した脂肪酸を出発原料とし、直接法複分解法によって製造される脂肪酸カルシウムである。この脂肪酸カルシウムの粒径としては、通常3mm以下であるのが好ましく、これより大きなものは、成形する前に粉砕しておくのが好ましい。また、この脂肪酸カルシウムは常温固体であるため、液体油に比べて配合、給与時の作業性がよい。

0012

本発明で使用する水溶性ビタミンには食品添加物用飼料添加物用に市販されている水溶性ビタミン類が使用でき、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシンパントテン酸葉酸ビオチンおよびコリンなどがあげられる。これらは1種単独で使用することもできるし、2種以上を組合せて使用することもできる。これらの中ではビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6からなる群より選ばれた1種以上のビタミンを用いるのが好ましい。これらのビタミンの使用量は、脂肪酸カルシウム100重量部に対して、0.1〜20重量部、好ましくは1〜15重量部である。0.1重量部未満の場合は、尿石症治療剤としての効果が小さい。また20重量部を越えて給与しても、尿石症治療剤としての効果向上は小さい。

0013

本発明で用いる塩化ナトリウムまたは塩化カリウムは特に限定はなく、一般に市販されているものを用いることができる。これらの使用量は、脂肪酸カルシウム100重量部に対して、1〜80重量部、好ましくは30〜70重量部である。1重量部未満の場合は、尿石症治療剤としての効果が小さい。また80重量部を越えて給与しても、尿石症治療剤としての効果は小さい。

0014

本発明の尿石症治療用飼料組成物は、牛などの反芻動物経口投与することにより、尿石症の予防および治療を効果的に行うことができる。この場合、投与された動物体重増加は順調であり、肥育期間および生産効率は低下しない。体重増加が順調な理由は、ルーメン微生物菌体数が減少せず、菌体由来の栄養供給が十分に行われるためであると推測される。

0015

本発明の尿石症治療用飼料組成物の製造方法は、加熱して溶融させた脂肪酸80重量部に対して、前記水溶性ビタミン0.1〜20重量部、好ましくは1〜15重量部、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウム1〜80重量部、好ましくは30〜70重量部を添加した後、酸化カルシウム5〜40重量部、好ましくは10〜35重量部を添加して良く攪拌する。さらに水5〜50重量部、好ましくは10〜45重量部を加えよく攪拌して脂肪酸と酸化カルシウムを反応させて脂肪酸カルシウムを生成させることにより、尿石症治療用飼料組成物が得られる。反応後は1〜2時間後に70〜80℃で3〜4時間熱風乾燥するのが好ましい。

0016

尿石症治療剤としての使用に際しては、尿石症の症状を呈する初中期あるいは後期までに本発明の飼料組成物を体重100kg当たり5〜300g/日、好ましくは10〜250g/日の範囲内で、7〜21日間経口投与するのが好ましい。なお本発明で用いる基礎飼料には特に限定はなく、一般に市販されている肉牛配合飼料などを用いる。使用量は8〜12kg/日/頭の範囲である。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下に、配合例、比較例、実施例を用いてより具体的に説明する。
《基礎飼料》表1に示す組成で肥育牛用飼料の基礎飼料を配合した。

0018

比較例用試料対照区用試料として下記の表2に示す組成で飼料組成物を調製し、これをそれぞれ試料1〜6とした。

0019

《実施例用試料》表3に示した組成で試料を調製した。得られたものを試料7〜9とした。

0020

《実施例用試料》下記の表4または表5に示す組成で飼料組成物を調製し、これをそれぞれ試料10〜18とした。調製方法は加熱して溶融させた脂肪酸80重量部に水溶性ビタミン、ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウムを添加した後、酸化カルシウム30重量部を添加して良く攪拌した。さらに水40重量部を加えてよく攪拌して脂肪酸と酸化カルシウムを反応させた。1時間後に80℃、3時間熱風乾燥して飼料組成物を得た。

0021

0022

0023

実施例1および比較例1《尿石症牛への投与による治療効果試験
試料1〜18を用いて以下の方法で尿石症治療効果試験を行った。まず、尿石症と診断された10か月齢ホルスタイン種去勢牛54頭を供試し、各3頭の18群に分けた。試料1〜18をそれぞれ体重100kg当たり200gとなるように各群に2週間にわたって強制経口投与し、それぞれ投与前投与開始から4日後、8日後、14日後(製剤投与終了)、21日後(基礎飼料のみ)の尿を採取した。なお、表1に示した基礎飼料4kgと稲わら(2cmにカット)4kgを1日の給餌分とし、試験期間中給与を行った。尿石症の程度の診断法として、尿のpHおよび尿中のリン酸塩結晶値(UPV:Urinay Phosphate Volume)を測定した。これはリン酸塩類カルシウム塩マグネシウム塩)を主成分とする尿路結石の排出量を尿中のリン酸塩結晶値(UPV)をもとに判断する方法である。得られた結果を下記の表6および表7に示す。

0024

なお、尿中のリン酸塩結晶値(UPV)は、ヘマトクリット測定法に準じて次のようにして測定した。採取した尿の上清2mLに1Mアンモニア水2mLを加え、30分間放置後、これを5000rpmで5分間遠心分離した。上澄みの10分の9量を除去し、残留分をよく振った後、ヘマトクリック用毛細管に入れ、3000rpmで10分間遠心分離した。ヘマトクリック用毛細管中の試料全体の高さに対する結晶の高さを測定し、これを尿中のリン酸塩結晶値(UPV)として「%」で表示した。この分析値は、数値が高いほど尿路系中の結石がより多く溶解し、排尿時にリン酸塩として溶出していることを示している。従って、リン酸塩結晶値が高いほど尿石症治療効果が高いことを意味している。

0025

ID=000007HE=130 WI=089 LX=0605 LY=0900
※3頭の平均値

0026

ID=000008HE=130 WI=089 LX=0605 LY=0300
※3頭の平均値

0027

結果は表6および表7に示す通り、リン酸塩を核とした結石を有する尿石症の牛の尿は投与前にはpHがアルカリ性を呈しているが実施例の製剤を投与することにより投与開始から4日後、8日後、14日後、21日後に採取した尿はpHがアルカリ性から中性弱酸性域移行している。また比較例の製剤を投与するよりも実施例の製剤投与によりpHがアルカリ性から中性、弱酸性域に移行するまでの日数が短くなった。

0028

実施例の製剤を投与することによりリン酸塩結晶値(UPV)は、投与前と比較し増加傾向を示した。また、比較例の製剤を投与するよりも短期間でリン酸塩結晶値が増加した。以上の結果より尿石症の牛に本発明の製剤を投与すると尿中のリン酸塩を核とした結石が溶解し、尿中に溶出したことからリン酸塩結晶値が上昇したものと考えられる。また、それに伴ない、尿のpHが正常範囲となり、結石ができにくい状態に改善されたものと考えられる。

0029

実施例2および比較例2《尿石症牛への投与による増体量試験》
体重約500kgのホルスタイン種去勢牛54頭を3頭ずつ18区に分け試料1〜18を体重100kg当たり10gを3週間にわたって強制経口投与し、それぞれ投与前、投与開始から14日後、投与21日後(製剤投与終了)、投与28日後(基礎飼料のみ)の体重を測定した。また、試験中の増体量についても測定を行った。なお試験期間中に基礎飼料を8kg/日、稲わらを4kg/日給与した。得られた結果を表8に示した。

0030

ID=000009HE=130 WI=098 LX=0560 LY=0300
※3頭の平均値を記載
※増体量(kg/日)=(28日目の体重−0日目の体重)/28日

0031

表8より比較例に比べて試料10〜18を給与した実施例は給与期間も順調に体重の増加がみられた。また、比較例に比べて増体量も高いことから本発明の製剤投与による増体低下はないものと考えられる。順調な体重の増加が認められる理由は、ルーメン微生物菌体数が減少せず、菌体由来の栄養供給が十分に行われているためと推測される。

発明の効果

0032

本発明の尿石症治療用飼料組成物は、脂肪酸カルシウム、ビタミン群ならびに塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウムを併用しているので、尿石症の治療に効果を有している。また、増体量の低下も抑えられ、健全な肥育が行える。本発明の尿石症治療用飼料組成物の製造方法は、上記飼料組成物を容易に効率よく製造することができる。

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