図面 (/)

技術 建 物

出願人 積水ハウス株式会社
発明者 左奈田三郎名塚彰
出願日 1997年5月21日 (23年2ヶ月経過) 出願番号 1997-130847
公開日 1998年12月2日 (21年8ヶ月経過) 公開番号 1998-317686
状態 特許登録済
技術分野 居住または事務用建築物
主要キーワード 視線高 掃出窓 ダイニングテーブル 開口範囲 ベッドルーム 固定窓 開口高さ 両開き窓
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年12月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

外部からの視線カットするとともに、空間的拡がりのある快適な室内空間を得ることができる建物を提供する。

解決手段

建物1の居間11内の床面13から、この床面13に人が座った際の視線高さまでに到る開口範囲と、この床面13に人が立った際の頭上から、天井面14までに到る開口範囲とに開口するように、外壁面12に下部窓2および上部窓3が設けられた建物1である。

概要

背景

従来より、図3に示すように、建物aには、室内bに人cが立った際の上半身に相当する外壁面dの上半部が開口するように設けられた腰窓eや、室内bの床面fから、室内bに人cが立った際の頭上付近までに到る外壁面dの略全体が開口するように設けられた掃出窓gなどが設けられている。

概要

外部からの視線カットするとともに、空間的拡がりのある快適な室内空間を得ることができる建物を提供する。

建物1の居間11内の床面13から、この床面13に人が座った際の視線高さまでに到る開口範囲と、この床面13に人が立った際の頭上から、天井面14までに到る開口範囲とに開口するように、外壁面12に下部窓2および上部窓3が設けられた建物1である。

目的

本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、外部からの視線をカットするとともに、空間的拡がりのある快適な室内空間を得ることができる建物を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

建物の室内の床面から、この床面に人が座った際の視線高さまでに到る開口範囲と、この床面に人が立った際の頭上から、天井面までに到る開口範囲との少なくとも一方の開口範囲に開口するように、外壁面に窓が設けられたことを特徴とする建物。

技術分野

0001

本発明は、窓の配置によって居住性が考慮された建物に関するものである。

背景技術

0002

従来より、図3に示すように、建物aには、室内bに人cが立った際の上半身に相当する外壁面dの上半部が開口するように設けられた腰窓eや、室内bの床面fから、室内bに人cが立った際の頭上付近までに到る外壁面dの略全体が開口するように設けられた掃出窓gなどが設けられている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、隣接する建物hの窓iと対面しているような都会狭小地の建物の場合、上記従来の腰窓eや掃出窓gだと、室内bが覗かれ易くなるといった不都合を生じることとなる。

0004

また、このような室内bにおいて、天井面jを明るくすると、上方へ拡がるような感じになって室内b全体を広く感じることとなるが、上記従来の腰窓eや掃出窓gの場合、天井面jへ直接採光するといったことが難しいといった不都合を生じることとなる。

0005

さらに、近の建物aは、気密性が高められているため、上記従来の腰窓eや掃出窓gだと、室内bに取り入れた風を逃がすために、室内bの他の外壁面dにこのような腰窓eや掃出窓gを設けて通風性を確保しなければならない。ところが、室内bによっては、外壁面dが一面しか無い場合があるので、上記従来の腰窓eや掃出窓hでは、外壁面dに二箇所以上設けることができず、充分な通気性を確保することができないといった不都合を生じることとなる。

0006

本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、外部からの視線カットするとともに、空間的拡がりのある快適な室内空間を得ることができる建物を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するための本発明の建物は、建物の室内の床面から、この床面に人が座った際の視線高さまでに到る開口範囲と、この床面に人が立った際の頭上から、天井面までに到る開口範囲との少なくとも一方の開口範囲に開口するように、外壁面に窓が設けられたものである。

0008

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

0009

図1は建物1の要部構成の概略を示している。

0010

すなわち、この建物1は、都会に建てられた三階建住宅であって、一階の居間11の外壁面12に下部窓2と上部窓3とが設けられている。

0011

建物1は、居間11の外壁面12が、隣地建物4に設けられた腰窓41と対面することとなる。

0012

そのため、居間11は、例えば、室内高を2500mmとした場合に、床面13から750mmの範囲で開口した下部窓2と、天井面14から750mmの範囲で開口した上部窓3とが設けられ、隣地建物4の腰窓41と対面しないようになされている。この下部窓2および上部窓3としては、引き違い窓片開き窓両開き窓固定窓などの各種のものであってもよい。

0013

これにより、居間11の下部窓2および上部窓3が、隣地建物4の腰窓41と対面しないので、居間11を利用する人5にとっては、隣地建物4の人と視線が合うといったことも無くなる。特に、都市型の建物1の場合、限られた土地を有効に生かすため、無駄な(図示省略)を作らず、外壁12をそのまま隣地建物4や道路(図示省略)との境界として、すっきりした外観仕上げることが好ましいが、このように下部窓2と上部窓3とを設けることによって視線を遮ることができるので、すっきりした外観に仕上げることを実現することができる。また、通常の窓と設置位置が異なるこのような下部窓2および上部窓3を使用することで、建物1の外観の意匠性を向上させることもできる。

0014

また、下部窓2からの採光により床面13が明るくなり、上部窓3からの採光により天井面14が明るくなるので、居間11の内部空間が広く感じられることとなる。

0015

さらに、下部窓2および上部窓3を共に開閉式のものにした場合、居間11の内部空間の上下の二箇所を開口させることができるので、風の通りが良くなり、優れた通風性が得られることとなる。

0016

なお、本実施の形態では、居間11について述べているが、図2(a)に示すようなダイニングルーム15であっても良いし、図2(b)に示すようなベッドルーム16であっても良いし、図2(c)に示すような和室17であっても良い。図2において、15aはダイニングテーブル、16aはベット、その他、図1と同部材には同符号を付す。また、部屋と部屋とをつなぐ廊下などであっても良い。特に、図2(c)に示すような和室17の場合、畳18に座った人5が外の植え込み6を眺めるのに下部窓2の位置が丁度良い。また、下部窓2は、低い位置に設けられるため、建物1の外の植え込み6の外側に小さな塀7を設けるだけで、外部の通行人8の視線を防ぐことができる。

0017

また、建物1の二階以上の階の各部屋に下部窓2および上部窓3を設けても良い。ただし、二階以上の階の場合、下部窓2が引き違い窓、片開き窓、両開き窓などの開閉式だと、この下部窓2から人5や物が落下する危険性を生じるので、下部窓2の外側に面格子(図示省略)やガラリ(図示省略)などを固定したものを使用する。特に、建物1の二階に下部窓2を設けた場合、地上から見上げることで、下部窓2を介して部屋の内部が覗かれ易くなるので、面格子やガラリなどを設けることで、これらの視線をカットして通風と採光を確保することができる。

0018

さらに、本実施の形態では、下部窓2および上部窓3の双方を居間11に設けているが、下部窓2または上部窓3の何れか一方だけであっても良い。

0019

さらに、本実施の形態では、居間11の単一の外壁面12に下部窓2および上部窓3を設けているが、隣接する二つの外壁面12に跨がるように、出隅コーナータイプの下部窓2および上部窓3としても良い。

0020

さらに、本実施の形態では、下部窓2は、床面13から750mmの範囲で開口するようになされているが、この開口高さとしては特に750mmに限定されるものではなく、室内高に応じて適宜決定すれば良い。下部窓2の開口高さの目安としては、床面13に人5が座った際の視線高さ程度が良い。また、上部窓3についても、天井面14から750mmの範囲で開口するようになされているが、この開口高さとしても特に750mmに限定されるものではなく、室内高に応じて適宜決定すれば良い。上部窓3の開口高さの目安としては、床面13に人5が立った際の頭上から天井面14に至る開口範囲が良い。

0021

さらに、本実施の形態では、都市型の三階建て住宅の建物1について述べているが、特に三階建て住宅の建物1に限定されるものではなく、平屋建て二階建ての建物1であっても良い。

発明の効果

0022

以上述べたように、本発明によると、建物の室内の床面から、この床面に人が座った際の視線高さまでに到る開口範囲と、この床面に人が立った際の頭上から、天井面までに到る開口範囲との少なくとも一方の開口範囲に開口するように窓を設けているので、この建物に隣接する道路や隣地建物からの視線を遮って、建物内の通風性および採光性を得ることができる。したがって、建物の外壁をそのまま道路や隣地建物との境界としてすっきりした外観の建物とすることができ、限られた土地を最大限に生かすことが可能となる。

0023

また、建物の室内は、この窓からの採光によって床面およびまたは天井面を明るくすることができ、室内空間を広く感じさせることができる。

0024

さらに、双方の開口範囲に開閉式の窓を設けた場合には、一方から取り入れた風を他方から出すといった具合に風の通りを良くすることができるので、気密性が高く、窓を設ける外壁面が一面しか無い室内においても、優れた通風性を得ることができる。

図面の簡単な説明

0025

図1建物の要部構成の概略を説明する部分断面図である。
図2(a)ないし(c)は、建物の他の実施の形成を示す部分断面図である。
図3従来の建物の要部構成の概略を示す部分断面図である。

--

0026

1建物
11 居間(室内)
12外壁
13 床面
14天井面
15ダイニングルーム(室内)
16ベットルーム(室内)
17和室(室内)
2 下部窓
3 上部窓
5 人

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社竹中工務店の「 集合住宅建物」が 公開されました。( 2020/06/04)

    【課題】住戸用の配管や配線等の設備を住戸外の共用部分に設置可能な集合住宅建物を提供する。【解決手段】上下方向で連続する複数階Kの各々に住戸1が区画形成されている集合住宅建物であって、隣接する上下の階K... 詳細

  • ユニトレンド株式会社の「 パイプ材に取り付けられる長さ調整部品」が 公開されました。( 2020/06/04)

    【課題】天井(庇)と床の間や天井と家具の間に立設される支柱の端部に取り付けられる長さ調節部品として、手動で操作することにより長さを調節することができ、かつ支柱としてパイプ材が使用できる長さ調節部品を提... 詳細

  • エーアイ株式会社の「 内覧用模造建物」が 公開されました。( 2020/06/04)

    【課題】想像していた住宅と、完成した住宅との間の齟齬を低減させ、もって、顧客満足を十分に得ることができる内覧用模造建物を提供することを目的としている。【解決手段】発泡スチロールによって壁2を形成し、予... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ