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技術 遊戯機のシンボル表示装置

出願人 株式会社コナミアミューズメント
発明者 植畑高史郎
出願日 1997年5月22日 (23年7ヶ月経過) 出願番号 1997-150145
公開日 1998年12月2日 (22年0ヶ月経過) 公開番号 1998-314371
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 各従動歯車 移動規制位置 支え軸 ベース底面 取込み口 窓位置 動画プログラム シンボル表示位置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年12月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

シンボルの多様な表示制御を行って、遊戯者の関心を喚起する。

解決手段

パチンコ機遊戯盤中央の開口部に、複数のシンボル表示窓5を具備する前面パネル6を、開口部の内部にリールユニット50を、それぞれ配備してシンボル表示装置を構成する。リールユニット50は、枠体21内に4個のリール10を配備して成るもので、隣り合う3個のリール10が各シンボル表示窓5に対応するように配備される。枠体21の底面は、ユニット送り機構70に取り付けられており、所定の条件下でユニット送り機構70を駆動することにより、リールユニット50はリール10の並び方向に沿って往復動する。

概要

背景

例えばパチンコ機では、一般に、ボックス形状をなす本体部の前面開口部に扉が開閉可能に取り付けてあり、扉の前面には遊戯盤操作ハンドル玉受け皿などが配備され、本体部内部には入賞玉排出通路回路基板などが組み込まれている。また遊戯盤の中央部にはシンボル表示窓が配備されており、このシンボル表示窓と、本体部内部に組み込まれた可変表示器とにより、複数種シンボル可変表示するためのシンボル表示装置が構成される。

図20は、前記シンボル表示装置の構成例を示すもので、遊戯盤面108の所定位置を開口し、この開口位置に複数個(図示例では3個)のシンボル表示窓102を有する前面パネル101を配備するとともに、この前面パネル101の内側に前記シンボル表示窓102の数と同数のリール104を具備するリールユニット105が配備されている。

前記リールユニット105は、図示しないフレーム内にリール毎ステッピングモータ103を固定した後、各リール104をそれぞれのステッピングモータ103に連結して構成されるもので、各リール104を前記シンボル表示窓102に対応するように位置合わせすることにより、各シンボル表示窓102を介して各リール104のシンボル106が視認できる。

しかしながらこの種の機械的なリールによるシンボル表示装置では、単に各リールの回転により各シンボル表示窓102の枠内でシンボルが可変表示されるだけであり、表現力に乏しいという問題がある。

そこで近年では、遊戯盤面の開口部に液晶などの表示板を嵌め込んだタイプのシンボル表示装置を具備する機種が多数出現している。この種のシンボル表示装置によれば、制御部に動画プログラムを組み込むことにより、擬似的なリールの動きのみならず、種々のキャラクター動画像を表示することが可能であり、ゲーム展開の興趣を高めるのに有効である。

概要

シンボルの多様な表示制御を行って、遊戯者の関心を喚起する。

パチンコ機の遊戯盤中央の開口部に、複数のシンボル表示窓5を具備する前面パネル6を、開口部の内部にリールユニット50を、それぞれ配備してシンボル表示装置を構成する。リールユニット50は、枠体21内に4個のリール10を配備して成るもので、隣り合う3個のリール10が各シンボル表示窓5に対応するように配備される。枠体21の底面は、ユニット送り機構70に取り付けられており、所定の条件下でユニット送り機構70を駆動することにより、リールユニット50はリール10の並び方向に沿って往復動する。

目的

この発明は上記問題点に着目してなされたもので、シンボル表示窓の背後に整列配備させた複数のシンボル表示体を、その整列方向に沿って往復動させることにより、これまでの遊戯機にない多様なシンボル表示を実現し得るシンボル表示装置を提供することを技術課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
19件
牽制数
19件

この技術が所属する分野

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請求項1

前面に複数のシンボル整列状態で表示させるためのシンボル表示窓を開口し、前記シンボル表示窓の背後には、複数種のシンボルを可変表示する複数のシンボル表示体が、前記シンボルの整列方向に沿って往復動可能に設けられて成る遊戯機シンボル表示装置

請求項2

各シンボル表示体は、外周面に複数種のシンボルが表されたリールにより構成されている請求項1に記載された遊戯機のシンボル表示装置。

請求項3

各シンボル表示体は、複数種のシンボルを電気的に可変表示することが可能な表示板により構成されている請求項1に記載された遊戯機のシンボル表示装置。

請求項4

各シンボル表示体は、前記シンボル表示窓の背後に配備された表示板上の所定位置に表示されるシンボル可変表示器の画像により構成されている請求項1に記載された遊戯機のシンボル表示装置。

請求項5

複数のシンボル表示体は、一体に往復動する請求項1〜4のいずれかに記載された遊戯機のシンボル表示装置。

請求項6

前記往復動可能な複数のシンボル表示体は、個別に往復動する請求項1〜4のいずれかに記載された遊戯機のシンボル表示装置。

請求項7

前記往復動可能な複数のシンボル表示体は、可変表示動作の停止時、予め決められた複数の停止位置のうちのいずれかの停止位置で往復動作を停止する請求項1〜6のいずれかに記載された遊戯機のシンボル表示装置。

技術分野

0001

この発明は、パチンコ機スロットマシンなどの遊戯機に適用される技術であって、特にこの発明は、この種遊戯機に組み込まれるシンボル表示装置に関連する。

背景技術

0002

例えばパチンコ機では、一般に、ボックス形状をなす本体部の前面開口部に扉が開閉可能に取り付けてあり、扉の前面には遊戯盤操作ハンドル玉受け皿などが配備され、本体部内部には入賞玉排出通路回路基板などが組み込まれている。また遊戯盤の中央部にはシンボル表示窓が配備されており、このシンボル表示窓と、本体部内部に組み込まれた可変表示器とにより、複数種シンボル可変表示するためのシンボル表示装置が構成される。

0003

図20は、前記シンボル表示装置の構成例を示すもので、遊戯盤面108の所定位置を開口し、この開口位置に複数個(図示例では3個)のシンボル表示窓102を有する前面パネル101を配備するとともに、この前面パネル101の内側に前記シンボル表示窓102の数と同数のリール104を具備するリールユニット105が配備されている。

0004

前記リールユニット105は、図示しないフレーム内にリール毎ステッピングモータ103を固定した後、各リール104をそれぞれのステッピングモータ103に連結して構成されるもので、各リール104を前記シンボル表示窓102に対応するように位置合わせすることにより、各シンボル表示窓102を介して各リール104のシンボル106が視認できる。

0005

しかしながらこの種の機械的なリールによるシンボル表示装置では、単に各リールの回転により各シンボル表示窓102の枠内でシンボルが可変表示されるだけであり、表現力に乏しいという問題がある。

0006

そこで近年では、遊戯盤面の開口部に液晶などの表示板を嵌め込んだタイプのシンボル表示装置を具備する機種が多数出現している。この種のシンボル表示装置によれば、制御部に動画プログラムを組み込むことにより、擬似的なリールの動きのみならず、種々のキャラクター動画像を表示することが可能であり、ゲーム展開の興趣を高めるのに有効である。

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら上記の動画表示は、あくまでも表示板上での擬似的な表現に限定されるものであって、リールなどのシンボル表示体がシンボル表示窓の枠を越えて移動するようなイメージを表示する制御はなされていない。

0008

この発明は上記問題点に着目してなされたもので、シンボル表示窓の背後に整列配備させた複数のシンボル表示体を、その整列方向に沿って往復動させることにより、これまでの遊戯機にない多様なシンボル表示を実現し得るシンボル表示装置を提供することを技術課題とする。

課題を解決するための手段

0009

請求項1の発明にかかる遊戯機のシンボル表示装置は、前面に複数のシンボルを整列状態で表示させるためのシンボル表示窓を開口し、前記シンボル表示窓の背後には、複数種のシンボルを可変表示する複数のシンボル表示体が、前記シンボルの整列方向に沿って往復動可能に設けられて成る。

0010

請求項2の発明では、各シンボル表示体は、外周面に複数種のシンボルが表されたリールにより構成されている。

0011

請求項3の発明では、各シンボル表示体は、複数種のシンボルを電気的に可変表示することが可能な表示板により構成されている。

0012

請求項4の発明では、各シンボル表示体は、前記シンボル表示窓の背後に配備された表示板上の所定位置に表示されるシンボル可変表示器の画像により構成されている。

0013

請求項5の発明では、前記複数のシンボル表示体は、一体に往復動するように構成されている。

0014

請求項6の発明では、前記往復動可能な複数のシンボル表示体は、個別に往復動するように構成されている。

0015

請求項7の発明では、前記往復動可能な複数のシンボル表示体は、可変表示動作の停止時、予め決められた複数の停止位置のうちのいずれかの停止位置で往復動作を停止するように構成されている。

0016

複数のシンボル表示体を、その整列方向に沿って往復動させることにより、各種シンボルを、そのシンボルの並び方向のみならず、その並び方向に直交する方向にも往復動させることができる。これにより窓枠内に出現していたシンボルが枠外に移動したり、表示されていなかったシンボルが枠内に移動してくるなど、多様なシンボル表示を行うことが可能となる。

0017

請求項2の発明では、各シンボル表示体をリールにより構成するので、各リールの回転と往復動とを組み合わせて、多様なシンボル表示を行うことができる。

0018

請求項3の発明では、各シンボル表示体をシンボルを可変表示する表示板により構成するので、シンボル表示体の前後のスペースを小さくして装置をコンパクト化できる上、シンボルを高速で可変表示することができる。

0019

請求項4の発明では、各シンボル表示体を、前記シンボル表示窓の背後に配備された表示板上に表示されるシンボル可変表示器の画像により構成するので、表示するシンボルの種類やシンボル可変表示器の位置,大きさなどの自由度が大きくなる。

0020

請求項5の発明では、複数のシンボル表示体が一体に往復動するので、往復動のための機構や制御を簡易化できる。

0021

請求項6の発明では、往復動可能な複数のシンボル表示体を個別に往復動させるので、シンボルの組合せを段階的に変動させることが可能となる。

0022

請求項7の発明では、往復動可能な複数のシンボル表示体を、それぞれ可変表示動作が停止した後にいずれかの停止位置で往復動作を停止させるので、一層多様なシンボル表示が可能となる。

0023

図1は、この発明にかかる遊戯機のシンボル表示装置が適用されたパチンコ機の外観を示す。なおこの発明のシンボル表示装置は、パチンコ機に限らず、スロットマシンなど、シンボルの可変表示を組み込んだ他の遊戯機にも適用できることは勿論である。

0024

図示例のパチンコ機は、ボックス形状をなす本体部1Aの前面開口に扉2を開閉可能に取り付けて機体1が構成される。前記扉2の前面には、遊戯盤2a,操作ハンドル3,パチンコ玉払出口55,余剰玉放出口56,受け皿57a,57bなどが設けられている。

0025

前記遊戯盤2aには、発射玉を盤面に導くための玉通路7が設けられ、盤面には複数の傷害(図示せず)や役物8などがそれぞれ所定の位置に配備されている。また盤面の中央部は開口されており、この開口部に、3個のシンボル表示窓5を有する前面パネル6が取り付けられてシンボル表示部6Aが構成される。このシンボル表示部6Aの下方にはパチンコ玉通過孔9が、さらにその下方には特別入賞口58が、さらに盤面の底部にはアウト玉取込み口59が、それぞれ配備されている。なおこの遊戯盤全体は、強化ガラスなどの透明カバー体により保護されている。

0026

前記本体部1Aの内部には、図2〜7に示すようなリールユニット50が前記シンボル表示部6Aの形成位置に対応させて配備されている。このリールユニット50は前面および両側面が開放された枠体21の内部に4個のリール10を縦向きかつ並列して組み込んだもので、前記枠体21の内部には、各リール10を個別に回転可能に支持するリール支持機構30や、各リール10を個別に回転駆動するための4個のモータ40が設置されている。

0027

前記枠体21は、図5および図6に示すように、ベース22と、ベース22の上方に対向位置する可動フレーム23とから成る。前記ベース22は後端に支持部22aを、また前記可動フレーム23は後端に連結部23aを、それぞれ備えており、前記支持部22aの上端縁と連結部23aの下端縁とを蝶番24で枢支連結することにより、ベース22上に可動フレーム23を開閉可能となす。これによりリール10の取付け交換時には、可動フレーム23を開放して作業が行われる。

0028

各リール10は、合成樹脂成形体であり、図3および図7に示すように、円環状をなす左右一対側板部11,11を備える。各側板部11,11は、その外周部間を複数の軸材12で連結して環状部13が形成されており、環状部13上に、多数のシンボル15が表された帯状テープ14を貼付してシンボル表示部15Aが形成される。各側板部11には、シンボル表示部15Aと同心円状の筒壁16がそれぞれ外向きに一体形成され、各筒壁16の外周面に歯を刻設することにより、歯車部17a,17bが形成される。

0029

前記リール支持機構30は、前記リール10の各歯車部17a,17bとそれぞれ噛み合って各歯車部17a,17bを上下で支持する複数個の歯車により構成される。

0030

一方の歯車部17aには、図5に示すように、1個の駆動歯車31aと3個の従動歯車32a,33a,34aとが噛み合っており、このうち駆動歯車31aおよび従動歯車32aはベース22の上面の同じ高さ位置に、また残りの従動歯車33a,34aは可動フレーム23の下面の同じ高さ位置に、それぞれ設けられる。

0031

他方の歯車部17bにも、図6に示すように、1個の駆動歯車31bと3個の従動歯車32b,33b,34bとが噛み合っており、このうち駆動歯車31bおよび従動歯車32bはベース22の上面の同じ高さ位置であって前記駆動歯車31aおよび従動歯車32aと同じ角度位置に、また残りの従動歯車33b,34bは可動フレーム3の下面の同じ高さ位置であって前記従動歯車33a,34aと同じ角度位置に、それぞれ設けられる。

0032

これら歯車のうち、4個のリール10についてベース22上の同じ角度位置にある合計8個の従動歯車、すなわち各従動歯車32aと各従動歯車32bとは第1の支え軸35上に回転自由に支持される。同様に8個の各従動歯車33aと各従動歯車33bとは第2の支え軸36上に、8個の各従動歯車34aと各従動歯車34bとは第3の支え軸37上に、それぞれ回転自由に支持される。

0033

第1の支え軸35は、ベース2の両端部上面に設けられた軸支部38,38に両端がそれぞれ支持され、第2,第3の各支え軸36,37は、可動フレーム23の両端部下面に設けられた軸支部39,39により両端がそれぞれ支持される。

0034

前記ベース22の上面には、各リール10の設置位置に合わせてモータ40がそれぞれ固定されており、各モータ40のモータ軸41に、各リール10の前記駆動歯車31a,31bが軸支される。なおこれらモータ40には、従来のリールユニットと同様のステッピングモータを用いることもできるが、これに限らず、直流モータ交流モータ半導体モータなど、任意のモータを用いることができる。

0035

上記構成において、各リール10毎にモータ40を駆動させると、モータ40の回転駆動力は駆動歯車31a,31bに伝達され、さらに駆動歯車31a,31bに噛み合ったリール10の各歯車部17a,17bに伝達される。これによりリール10は、一方の歯車部17aが駆動歯車31aおよび3個の従動歯車32a,33a,34aに、他方の歯車部17bが駆動歯車31bおよび3個の従動歯車32b,33b,34bに、安定して支持された状態で回転する。

0036

なお前記駆動歯車31a,31bとリール10の各歯車部17a,17bとのギヤ比は、任意に設定可能であり、ギヤ比を大きな値に設定すれば、リールの低速化が可能である。

0037

なお上記実施例では、各リール10の両側に形成した歯車部17a,17bにそれぞれ4個(合計8個)の歯車を噛み合わせてリール10を支持しているが、歯車の個数は両側それぞれ3個(合計6個)であってもよく、また5個以上(合計10個以上)であってもよい。さらにリール10の一側に同様の歯車部を、他側の方には筒状のガイド部を、それぞれ形成して、歯車部の方は1個の駆動歯車と少なくとも2個の従動歯車で支持し、ガイド部の方は、少なくとも3個のローラで支持するようにしてもよい。また上記構成のリールユニット50に代えて、リールの中心部をステッピングモータに連結させる従来型のリールユニットを導入してもよい。

0038

前記本体部1Aの内部には、リールユニット50を支持するための支持板28および天板29が配備されており、リールユニット50は、ユニット送り機構70および上下のガイド機構67a,67bにより、支持板28上に往復動可能に支持される。

0039

前記ユニット送り機構70は、図3〜6に示すように、支持板28上に前記各シンボル表示窓5の並び方向に沿って配備される一対のローラ73,74,両ローラ73,74間に張設される無端ベルト75,一方のローラ74に連結されるステッピングモータ76,リールユニット50のベース底面ベルト75の上面とを連結する一対の連結部材77,77より成るもので、各ローラ73,74は、前記枠体21の横幅方向に対し、左右両方向にそれぞれ1リール分の幅長さよりも離れた位置に配備される。

0040

下部のガイド機構67aは、前記ユニット送り機構70を挟んでリールユニット50の始端部および後端部が通過する位置に一対のガイドレール61,61を配設するとともに、ベース22底面の各ガイドレール61,61への対応位置にそれぞれ軸支部材64,64を介してローラ63,63を取り付けて構成される。

0041

同様に上部のガイド機構67bは、天板29の下面においてリールユニット50の始端部および後端部が通過する位置に、一対のガイドレール62,62を配設するとともに、可動フレーム23の上面の各ガイドレール62,62に対応する位置に、それぞれ軸支部材66,66を介してローラ65,65を取り付けて構成される。

0042

前記連結部材77,77によりリールユニット50の枠体21を前記無端ベルト75の上面部に連結するとともに、ベース22側の前記4対のローラ63〜63をガイドレール61,61に、また可動フレーム23側の4対のローラ65〜65をガイドレールの62,62に、それぞれ嵌め込むことにより、リールユニット50は、支持板28上に、各リール10の並び方向に沿って往復動可能に支持される。

0043

さらに前記ベース22底面の右後方位置には、フォトセンサ78が配備されている。また前記支持板28上のフォトセンサ78の通過経路上には、右端のシンボル表示窓5に対応する位置およびこの位置よりもさらに1リールの幅分だけ外側の2箇所に、それぞれ遮光板79A,79Bが配備されている。これらフォトセンサ78,遮光板79A,79Bは、リールユニット50の移動規制位置を検出するための位置検出部72をなすもので、図示しない制御部は、ステッピングモータ76が回転している状態でフォトセンサ78の光検知状態オンオフ,オンの順で変化したとき、ステッピングモータ76に停止信号を出力する。

0044

なおこの位置検出部72は、光学検知器を用いるものに限らず、リミットスイッチのような機械的な検知器やリードスイッチのような磁気的検知器を用いてもよい。また前記ユニット送り機構70も、ローラや無端ベルトを使用するものに限らず、クランク運動を利用するもの、あるいはラックとピニオンを用いたものなど、様々な構成を導入できる。

0045

上記構成において、シンボル表示部6Aに対し、リールユニット50を、4個のリール10のうち左端または右端のいずれかのリール10が前面パネル6の枠外に位置する状態で配置させ、ゲームを開始する。遊戯盤面に打ち出されたパチンコ玉が玉通過孔9を通過すると、制御部より各モータ40に、一定時間の間、駆動パルスが供給される。これにより各リール10が一斉に始動して、所定時間経過後に停止すると、各シンボル表示窓5には、それぞれその窓位置に対応するリール10上のいずれかのシンボル15が出現する。

0046

このときシンボル表示部6Aに成立したシンボルの組合せや制御部内部で行われる抽選などが所定の条件を満たしていれば、制御部は、前記ユニット送り機構70のステッピングモータ76を駆動して、前記位置検出部72により移動規制位置が検知されるまで駆動パルスを供給する。これによりリールユニット50は各リールの並び方向に沿って左方向(図中aで示す)または右方向(図中bで示す)に移動し、移動方向の最先端にあるリールが前面パネル6の枠外に移動するとともに、その反対側に位置していた第4のリールのシンボルが窓枠内に出現する。

0047

図8は、上記表示制御の一例を示す。図8(1)は各リール10が一斉に始動して停止した直後の状態であって、シンボル表示部6Aには、特別入賞の開始条件となるシンボル「7」の組合せが成立している。

0048

図8(2)は、図8(1)の状態からリールユニット50を右方向に移動させた状態を示すもので、右端のリールが窓外に移動するのにともない、これまで枠外にあった左端のリール10が窓内に移動し、前記「7」のシンボルの組合せが解消されている。

0049

なお上記図8とは反対に、各リール停止時にシンボル「7」の組合せがリール表示部6Aから位置ずれして成立しているとき、リールユニット50を移動させてシンボル「7」の組合せを出現するように構成してもよい。

0050

また各リール10は、必ずしも横並びに配備する必要はなく、図9(1)(2)に示すように、シンボル表示窓5を縦並びに形成するとともに、前記リールユニット50を縦向きに配置し、各リール10を上下方向に往復動するように構成しても良い。

0051

またシンボル表示窓5に表示させるシンボルは1個に限らず、各リール10についてそれぞれ複数個のシンボルを表示するようにしてもよい。図10は、シンボル表示窓5を、3個のリール10のそれぞれ3個のシンボルが出現する大きさに構成した例を示すもので、前面パネル6のカバー体には、各シンボルの並び方向に沿って、上,中, 下,斜めの5本の停止ラインL1 〜L5が描かれている。

0052

図10(1)は、各リール10の停止直後の状態を示すもので、停止ラインL4 より左側へ一駒分だけ位置ずれしたライン上に当たりのシンボル「7」の組合せが成立している。図10(2)は、図10(1)の状態からリールユニット50を左側へ移動させた結果を示すもので、位置ずれしていたシンボル「7」の組合せが停止ラインL4 上に移動している。

0053

このようにシンボル表示部6Aの枠を越える数のリール10を配備して回転させるとともに、各リール10をリール10の並び方向に沿って往復動させることにより、一旦成立したシンボルの組合せが変化して、当たりのシンボル組合せキャンセルされたり、はずれのシンボル組合せから当たりのシンボル組合せに変動する「敗者復活ゲーム」が行われるなど、多様なシンボル表示を行うことができる。

0054

なお上記実施例では、複数のリール10を収容したリールユニット50を往復動させることにより、各リール10を一体に往復動させているが、これに限らず、各リールをそれぞれ個別の枠体に収容して独立した複数のリールユニットを構成するとともに、各ユニット毎にユニット送り機構70を配備して、各リール10を個別に往復動させても良い。

0055

図11は、各リール10を個別に往復動させる場合のシンボル表示制御の一例であって、前記図8の例と同様、4個のリール10のうち3個をそれぞれシンボル表示窓5に対応させてある(図11(1))。この状態で各リール10が停止したとき、各リール10を、枠外のリール10とは反対側(図示例では右側)にあるリール10から順次移動させる(図11(2)(3))。これによりシンボル表示部6Aのシンボル組合せが段階を経て変動するので、遊戯者は、最終的なシンボル組合せ結果に、より大きな期待を抱くようになる。

0056

さらにこの発明は、機械的なリール10を組み込んだシンボル表示装置ばかりでなく、複数種のシンボルを電気的に可変表示するタイプのシンボル表示装置にも適用できる。

0057

図12は、上記シンボル表示装置の構成例を示すもので、上下2枚のフレーム82,83の間に4個のシンボル表示板80を嵌め込んでシンボル表示ユニット81を構成し、このシンボル表示ユニット81をユニット送り機構70により支持板28上に往復動可能に支持している。なおユニット送り機構70は、前記図2〜6に示したのと同様の構成のもので、ここでは各機構に前記と同一の符号を付すことにより詳細な説明を省略する。

0058

各シンボル表示板80は、例えば多数の発光ダイオードマトリクス状に配列したドット表示板や液晶表示器などにより構成される。このような平板表示器を用いた場合、前記第1の実施例のような枠体21内に収容する必要がないので、機体内設置スペースを小さくできる。またリール10に代えてシンボル表示板80を使用することにより、シンボルをより高速で可変表示することができる。

0059

この実施例においても、シンボル表示部6Aに対し、4個のシンボル表示板80のうち左端または右端のいずれかのシンボル表示板80が前面パネル6の枠外に位置する状態で配置させて、ゲームを開始し、パチンコ玉が玉通過孔9を通過したときに各シンボル表示板80を一斉に可変表示させる。この後、各シンボル表示板80の可変表示が終了したときに、所定の条件が成立していれば、シンボル表示ユニット81を左右いずれかの方向に移動させて、成立していたシンボル組合せを他の組合せに変更する制御が行われる。

0060

図13は、上記構成によるシンボル表示制御の一例を示すもので、前記シンボル表示ユニット81は、前記図8のリールユニットと同様、左端のシンボル表示体80が前面パネル6の枠外に位置する状態で配置されている(図13(1))。各シンボル表示板80の可変表示が終了したときに、所定の条件が成立していれば、シンボル表示ユニット81は右方向に移動し、シンボルの組合せが変動する。

0061

なお前記シンボル表示ユニット81に組み込むシンボル表示板は、必ずしも複数枚である必要はなく、図14(1)(2)に示すように、複数のシンボルを可変表示する一体型のシンボル表示板90を、各シンボル表示窓5に対応させて配備しても良い。

0062

図15は、シンボル表示装置の他の構成例を示すもので、2個のリール10を具備するリールユニット50をユニット送り機構70により往復動可能に支持するとともに、各リール10の内部空間に、複数個(ここでは3個)のシンボルを可変表示するシンボル表示ユニット81(前記一体型のシンボル表示板90を用いたもの)を、固定配備してある。

0063

図16は、上記図15のシンボル表示装置における表示制御の一例を示す。前記シンボル表示ユニット81は、各シンボルの表示位置を各シンボル表示窓5の位置に対応させて配備されており、ゲーム開始時には、前記リールユニット50は、左端および中央のシンボル表示位置を覆うように位置決めされる。この状態でパチンコ玉がパチンコ通過孔9を通過すると、各リール10が一斉に始動するとともにシンボル表示板90の各シンボルの可変表示が開始される。

0064

所定時間経過後に、リールの回転、シンボル表示板90の可変表示がともに終了して、図16(1)に示すようにシンボル位置を移動させる条件が成立すると、リールユニット50は右側に移動し、各リール10は、シンボル表示ユニット81の右端および中央のシンボル表示位置の前方位置に停止する。これにより図16(2)に示すように、可変表示の終了直後には隠れていたシンボル表示板90の左端のシンボルがシンボル表示窓5内に出現し、このシンボルと各リール10のシンボルとによる新たなシンボル組合せが出現する。

0065

図17は、シンボル表示装置の他の構成例を示すもので、3個のリール10を有するリールユニット50を、各リール10をシンボル表示窓5に対応させて固定配置するとともに、2枚のシンボル表示板80から成るシンボル表示ユニット81を各リール10の前方に往復動可能に配備してある。

0066

図18は、上記構成におけるシンボルの表示制御の一例を示すもので、初期状態では、シンボル表示ユニット81は、右側のシンボル表示板80が左端のリール10の前方に位置するように配備されている。この状態でパチンコ玉がパチンコ通過孔9を通過すると、各リール10が一斉に始動するとともに各シンボル表示板80の可変表示が開始される。

0067

所定時間経過後に、リール10、シンボル表示板80の可変表示がともに終了したとき、図18(1)に示すようにシンボル位置を移動させる条件が成立すると、シンボル表示ユニット81は右方向に移動し、左側のシンボル表示板80が右端のリール10の前方に来た時点で停止する。これにより図18(2)に示すように、可変表示終了直後には隠されていた左端のリール10のシンボル、および左側のシンボル表示板80のシンボルがともに表示窓5内に出現して、新たなシンボルの組合せが成立する。

0068

なお上記図17の構成において、各シンボル表示板80を個別のユニットに構成し、各ユニット毎にユニット送り機構70を配備すれば、図19(1)(2)に示すように、各シンボル表示板80毎に、所定のリール10の前方位置まで個別に移動させることが可能となる。

0069

このようにリール10と、シンボル表示板80,90という2種類のシンボル表示体を組み合わせてシンボルを表示するとともに、いずれか一方のシンボル表示体をシンボルの並び方向に沿って移動させることにより、シンボル表示窓5内に表示されていたシンボルに向かって別のシンボルが移動し、いずれかの窓内のシンボルに重ね合わされるようなシンボル表示制御を行うことができ、シンボル表示に対する遊戯者の関心を大いに高めることができる。なお図15,17の構成には、必ずしもリールユニット50は必要ではなく、2種類のシンボル表示ユニットの組合せにより同様の表示制御を行うことも可能である。

0070

またここに示した各表示制御例は、あくまでも代表的な制御例であって、いずれの実施例においても、あらかじめ複数の停止位置を定めておき、この中から任意の停止位置を選択してシンボル表示体を停止させるように設定できる。

0071

また上記いずれの表示制御例においても、シンボルの可変表示が終了した後にシンボル表示体を移動すると説明したが、これに限らず、シンボル表示体を移動させた後に再び可変表示を行ったり、可変表示を継続しながら移動制御を行うなど、従来の可変表示と移動制御との組合せにより多様なシンボル表示制御を実施できる。

0072

さらに上記の各実施例では、リールユニットやシンボル表示ユニットを機械的な機構により往復動させるように構成したが、これに代えて、機体前面に複数列のシンボルの表示が可能な大きさのシンボル表示窓を形成するとともに、このシンボル表示窓の内側に窓枠に応じた大きさの表示板を固定配備し、その表示画面上に、複数のリールの画像が一体または個別に往復動する画像を表示するようにしてもよい。この場合、動画プログラムを変更することにより、表示するシンボルやシンボル可変表示器の位置や大きさを自由に変更できるので、より自由度の大きなシンボル表示を行うことができる。またシンボル可変表示器の画像の移動に伴い、移動前の表示位置に他のシンボル表示器やキャラクターなどの画像を出現させるように構成することにより、一層表現力に富んだシンボル表示を行うことが可能となる。

発明の効果

0073

この発明は上記の如く、シンボル表示窓の背後で、複数のシンボル表示体をその整列方向に沿って往復動させるようにしたから、窓枠内に出現していたシンボルが枠外に移動したり、表示されていなかったシンボルが枠内に移動してくるなど、種々の表示制御を行うことが可能となり、遊戯者が意外に感じるような多様なシンボル表示を行って、遊戯者のシンボル表示に対する関心を大いに高めることができる。

0074

請求項2の発明では、各シンボル表示体をリールにより構成するので、各リールの回転と往復動とを組み合わせて、多様なシンボル表示を行うことができる。

0075

請求項3の発明では、各シンボル表示体をシンボルを可変表示する表示板により構成するので、シンボル表示体の前後のスペースを小さくして装置をコンパクト化できる上、シンボルを高速で可変表示することができる。

0076

請求項4の発明では、各シンボル表示体を、シンボル表示窓の背後に配備された表示板上に表示されるシンボル可変表示器の画像により構成するので、表示するシンボルの種類やシンボル可変表示器の位置,大きさの自由度が大きくなり、より表現力に富んだシンボル表示を行うことができる。

0077

請求項5の発明では、複数のシンボル表示体が一体に往復動するので、往復動のための機構や制御を簡易化できる。

0078

請求項6の発明では、往復動可能な複数のシンボル表示体を個別に往復動させるので、シンボルの組合せを段階的に変動させて、多様なゲームを設定することができる。

0079

請求項7の発明では、往復動可能な複数のシンボル表示体を、それぞれ可変表示動作が停止した後にいずれかの停止位置で往復動作を停止させるので、一層多様なシンボル表示が可能となり、遊戯者のゲーム結果への期待感を高めることができる。

図面の簡単な説明

0080

図1この発明のシンボル表示装置が適用されたパチンコ機の外観を示す正面図である。
図2シンボル表示装置の概略構成を示す斜視図である。
図3図2のシンボル表示装置を一部破断して示す正面図である。
図4図2のシンボル表示装置の構成を示す平面図である。
図5図2のシンボル表示装置の構成を示す左側面図である。
図6図2のシンボル表示装置の構成を示す右側面図である。
図7図2のシンボル表示装置に用いられるリールの構成を示す斜視図である。
図8シンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図9シンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図10シンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図11シンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図12第2の実施例にかかるシンボル表示装置の一部を破断した正面図である。
図13図12のシンボル制御装置におけるシンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図14一体化されたシンボル表示板を用いた場合のシンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図15シンボル表示装置の他の構成を示す斜視図である。
図16図15のシンボル制御装置におけるシンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図17シンボル表示装置の他の構成を示す斜視図である。
図18図17のシンボル表示装置におけるシンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図19個別に移動可能なシンボル表示板を用いた場合のシンボル表示制御の一例を示す説明図である。
図20従来のリールユニットの概略構成を示す斜視図である。

--

0081

5シンボル表示窓
6Aシンボル表示部
10 リール
50リールユニット
70ユニット送り機構
80 シンボル表示板
81 シンボル表示ユニット

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