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技術 電子部品構成体のプレス加工方法

出願人 パナソニック株式会社
発明者 中野真治窪木保夫宮崎修
出願日 1997年5月8日 (23年6ヶ月経過) 出願番号 1997-117837
公開日 1998年11月17日 (22年0ヶ月経過) 公開番号 1998-305323
状態 拒絶査定
技術分野 打抜き・穴抜き 型打ち,へら絞り,深絞り スイッチの製造 切断装置の細部 IC用リードフレーム
主要キーワード 打抜き部材 順送りプレス加工 材料使用率 凹部溝 打ち抜き力 順送りプレス 打抜き用 最終切断
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年11月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (15)

課題

電子部品構成体用の部材への打抜き力による切断後の変形を補正修正し、部材使用率の優れた電子部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的とするものである。

解決手段

金属材などの打抜き部材に、パイロット孔3やスイッチ用の端子4,5を定間隔に配列し形成してなる端子列2、その側帯の一端側が開放で他端が継ぎ材1で継続した連続体に、順送りプレス加工などにより形成する際、継ぎ材1の所定箇所に定間隔で凹部溝状の圧印加工6を行う方法としたものであり、部材の打抜き力による切断後の変形を防止することが可能となる。

概要

背景

従来の電子部品構成体プレス加工方法について、図面を用いて説明する。

電子部品構成体として、例えばスイッチ用の端子は図12の要部平面図に示すように、多数個のスイッチ用の端子が順送りプレス加工などにより形成される。

すなわち、複数の所定間隔で配設したパイロット孔23と、同間隔で多数個のスイッチ用の端子24,25が継ぎ材21で継続して連続体になったスイッチ用の端子列22が、金属材でなる帯板状の部材をプレス加工などにより打抜き加工されて形成される。

スイッチ用の端子列22は側帯上端側が切断され開口部のある連続体ではなく、側帯の下端側が継ぎ材21により継続した連続体としているため、順送りプレス加工などで打抜く際、帯板状の部材への打抜き力アンバランスが発生する。

そのため、順送りプレス加工などの工程中や、さらに最終工程でスイッチ用の端子列22より端子24,25の個片に切断し分離されると、開放側の側帯の上端側に広がりを発生し、図13に示すように、打ち抜き力の影響を受けて扇形状などに変形することがあった。

このスイッチ用の端子列22の扇形状の変形などを防止するため、例えば図14に示すように、パイロット孔23,23aを設けたスイッチ用の端子列22の側帯の上端側と下端側、すなわち両側帯に継ぎ材21,21aを設けて継続させた連続体として開放面をなくし、順送りプレス加工などの工程中の打抜きアンバランスを防止する方法がとられていた。

概要

電子部品構成体用の部材への打抜き力による切断後の変形を補正修正し、部材使用率の優れた電子部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的とするものである。

金属材などの打抜き部材に、パイロット孔3やスイッチ用の端子4,5を定間隔に配列し形成してなる端子列2、その側帯の一端側が開放で他端が継ぎ材1で継続した連続体に、順送りプレス加工などにより形成する際、継ぎ材1の所定箇所に定間隔で凹部溝状の圧印加工6を行う方法としたものであり、部材の打抜き力による切断後の変形を防止することが可能となる。

目的

本発明は前記従来の課題を解決しようとするものであり、電子部品構成体用の部材への打抜き力による切断後の変形を補正、修正し、部材使用率の優れた電子部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

帯板状の部材に、電子部品構成体を定間隔で配列し、継ぎ材で継続した連続体順送りプレス加工などにより形成する際、前記継ぎ材に凹部溝状の加工を行う電子部品構成体のプレス加工方法

請求項2

順送りプレス加工の工程中に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法。

請求項3

順送りプレス加工後に樹脂成形加工を行い、その後継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法。

請求項4

順送りプレス加工後に続いて別の組立工程などによる加工前に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法。

技術分野

0001

本発明は電子機器に使用する集積回路リードフレームや、各種スイッチの樹脂成形の必要な端子などの電子部品構成体プレス加工方法に関するものである。

背景技術

0002

従来の電子部品構成体のプレス加工方法について、図面を用いて説明する。

0003

電子部品構成体として、例えばスイッチ用の端子は図12の要部平面図に示すように、多数個のスイッチ用の端子が順送りプレス加工などにより形成される。

0004

すなわち、複数の所定間隔で配設したパイロット孔23と、同間隔で多数個のスイッチ用の端子24,25が継ぎ材21で継続して連続体になったスイッチ用の端子列22が、金属材でなる帯板状の部材をプレス加工などにより打抜き加工されて形成される。

0005

スイッチ用の端子列22は側帯上端側が切断され開口部のある連続体ではなく、側帯の下端側が継ぎ材21により継続した連続体としているため、順送りプレス加工などで打抜く際、帯板状の部材への打抜き力アンバランスが発生する。

0006

そのため、順送りプレス加工などの工程中や、さらに最終工程でスイッチ用の端子列22より端子24,25の個片に切断し分離されると、開放側の側帯の上端側に広がりを発生し、図13に示すように、打ち抜き力の影響を受けて扇形状などに変形することがあった。

0007

このスイッチ用の端子列22の扇形状の変形などを防止するため、例えば図14に示すように、パイロット孔23,23aを設けたスイッチ用の端子列22の側帯の上端側と下端側、すなわち両側帯に継ぎ材21,21aを設けて継続させた連続体として開放面をなくし、順送りプレス加工などの工程中の打抜きアンバランスを防止する方法がとられていた。

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら前記従来の方法では、扇形状の変形を防止するために打抜き用部材の総部材に占める不要部材の割合が多くなる。すなわち部材使用率が良くなくて、電子部品構成体コストダウンを妨げるという課題を有していた。

0009

本発明は前記従来の課題を解決しようとするものであり、電子部品構成体用の部材への打抜き力による切断後の変形を補正修正し、部材使用率の優れた電子部品構成体のプレス加工方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0010

前記課題を解決するために本発明による電子部品構成体のプレス加工方法は、打抜き部材に電子部品の構成体を定間隔に配列形成し、その側帯の一端側が開放で他端側が継ぎ材で継続して連続体とする順送りプレス加工などをする際、継ぎ材の所定個所凹部溝状の圧印加工を行う方法としたものであり、電子部品構成体用の部材の打抜き力による切断後の変形を防止することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明の請求項1に記載の発明は、帯板状の部材に、電子部品構成体を定間隔で配列し、継ぎ材で継続した連続体を順送りプレス加工などにより形成する際、前記継ぎ材に凹部溝状の加工を行う電子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、部材の変形、蛇行を防止するという作用を有する。

0012

請求項2に記載の発明は、順送りプレス加工の工程中に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、順送りプレス加工が安定で円滑になるという作用を有する。

0013

請求項3に記載の発明は、順送りプレス加工後に樹脂成形加工を行い、その後継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、樹脂成形による成形列などの変形を防止するという作用を有する。

0014

請求項4に記載の発明は、順送りプレス加工後に続いて別の組立工程などによる加工前に、継ぎ材の所定個所に定間隔で凹部溝状の圧印加工を行う請求項1に記載の電子部品構成体のプレス加工方法としたものであり、別個の加工工程などが安定し円滑になるという作用を有する。

0015

以下、本発明の実施の形態について、スイッチ用の端子を例に図面を用いて説明する。

0016

(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要部平面図、図2(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図3は同金型による加工の要部断面図である。

0017

図1図3において、2はスイッチ用の端子列であり、鉄、黄銅リン青銅などの金属材でなる帯板状の部材を順送りプレス加工などにより形成する。

0018

3は定間隔に複数設けたスイッチ用の端子列2を規制ガイドし、搬送するためのパイロット孔であり、4,5は同じく定間隔で配列された複数のスイッチ用の端子、1は個々の端子4,5を連接し継続して連続体とする側帯の片端側に配置した継ぎ材、そして6は凹部溝状の圧印部であり、パイロット孔3の円周から継ぎ材1の端面間に設けている。

0019

8は圧印部6を形成する上下移動自在な圧印加工パンチ、7は同じく圧印加工バンチ8と対向した圧印加工ダイであり、前記順送りプレス加工を行う機構内あるいは隣接して設置されている。

0020

次に動作について説明する。まず、順送りプレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を形成する。

0021

そのプレス加工後に、図3に示すように圧印加工パンチ8と圧印加工ダイ7による金型に端子列2を投入して、パイロット孔3の円周から継ぎ材1の端面までに凹部溝状の圧印部6を、圧印加工パンチ8を矢印方向に移動動作させて形成する。

0022

その圧印部6の凹部溝の形状は、幅が部材の厚みの50〜200%、深さが同じく5〜10%としている。

0023

端子列2の継ぎ材1の無い側帯は端子4,5のプレス加工による残留応力により伸長して扇形状の変形を発生しようとするが、圧印部6をパイロット孔3と連接してかつ同じ定間隔にプレス加工して設けることにより、そのプレス加工の応力により前記残留応力をキャンセルすることになり、その定間隔寸法をほとんど変化させることなく、継ぎ材1を応力あるいは伸長させることによる補正、修正がなされて、打抜き力のアンバランスによる端子列2の扇形状の変形、蛇行をなくすのである。

0024

(実施の形態2)図4は他の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要部平面図、図5(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図6は同金型による加工の要部断面図である。

0025

図4図6において前記実施の形態1で説明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端子列、3はパイロット孔、4,5は端子、そして6aは圧印部であり、8aは圧印加工パンチ、7aは圧印加工ダイである。

0026

次に動作について説明する。まず、順送りプレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を、部材を矢印方向に移送して順送り工程の各ステージにより形成していく。

0027

そして、図4に示すように所定形状の最終切断工程(イ)の前のステージ(ロ)にて、図6に示す金型により圧印加工を行い、前記実施の形態1と同形状で同じ個所に凹部溝状の圧印部6aを形成するのである。

0028

圧印部6aを順送りプレス加工中に設けることにより、前記とほぼ同じ働きで部材の扇形状の変形、蛇行を補正、修正して順送りプレス加工の安定動作と、生産性向上を図るのである。

0029

(実施の形態3)図7(a),(b)は他の実施の形態における樹脂成形加工付きスイッチ用端子列の要部平面図および同加工部分の拡大要部斜視図、図8は同金型による加工の要部断面図である。

0030

図7図8において前記実施の形態1で説明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端子列、3はパイロット孔、4,5は端子、6bは圧印部であり、8bは圧印加工パンチ、7bは圧印加工ダイである。

0031

そして、1aは端子列2の本体部である端子4,5間を継続して連続体とする継ぎ材であり、9はポリアミドエポキシなどの樹脂材で端子4,5を成形加工した外装本体、そして10は樹脂材の注入用のランナー、11は同ゲートである。

0032

次に動作について説明する。まず、順送りプレス加工などにより部材を端子4,5やパイロット孔3、継ぎ材1,1aでなるスイッチ用の端子列2を形成する。

0033

続いて樹脂成形金型(図示せず)により、端子4,5を樹脂成形加工して外装本体9を形成する。その後、図7(b)に示すように継ぎ材1aのパイロット孔3の位置から外装本体9よりの個所に、前記と同じ形状の圧印部6bを図8に示す金型により圧印加工を行うのである。

0034

圧印部6bの圧印加工を行うことにより、外装本体9の樹脂成形加工によるランナー10などの収縮により発生する残留応力による端子列の扇形状の変形、蛇行を前記とほぼ同じ働きでなくすことができるのである。

0035

(実施の形態4)図9は他の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要部平面図、図10(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図、図11は同金型による加工の要部断面図である。

0036

図9図11において前記実施の形態1で説明したものと同じく、1は継ぎ材、2はスイッチ用の端子列、3はパイロット孔、5は端子、6cは圧印部、8cは圧印加工パンチ、7cは圧印加工ダイであり、4aは切断分離した端子である。

0037

次に動作について説明する。まず、順送りプレス加工などにより部材を端子5やパイロット孔3、継ぎ材1でなるスイッチ用の端子列2を形成する。

0038

そして図9に示すように、端子4aの個片切断などの2次加工を組立工程などで行う際、図11に示す金型により図10に示す圧印加工を行い、前記実施の形態1と同形状で同じ個所に凹部溝状の圧印部6cを形成するのである。

0039

圧印部6cを設けることにより、組立工程などにおける一方向へのストレスや応力により発生する端子列2、すなわち部材の扇形状の変形、蛇行を前記とほぼ同じ働きによりなくすことができるのである。

発明の効果

0040

以上のように本発明による電子部品構成体のプレス加工方法は、所定個所に圧印加工を行うことにより、部材の定間隔寸法の変化をほとんど起こさず、部材の変形、蛇行をなくすことができる。

0041

圧印加工工程は容易に順送りプレスなどの機構に組込むことができ、順送りプレス加工中にプレス加工による変形、蛇行を補正や修正することができ、順送りプレス加工工程中のトラブルが減少し安定生産が可能となる。

0042

樹脂成形加工工程におけるランナーなどの収縮により発生する部材の変形、蛇行を補正、修正することができ、また、別個の組立工程における一方向へのストレスや応力により発生する部材の変形、蛇行を補正、修正することができる。

0043

すなわち、電子部品構成体の材料使用率向上と品質の向上および安定が図れ、順送りプレス加工金型などのメンテナンス性の向上、順送りプレス加工工程の生産性を向上することができるなどの効果を有する。

図面の簡単な説明

0044

図1本発明の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要部平面図
図2(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図
図3同金型による加工の要部断面図
図4他の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要部平面図
図5(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図
図6同金型による加工の要部断面図
図7(a),(b)は他の実施の形態における樹脂成形加工付きスイッチ用端子列の要部平面図および同加工部分の拡大要部斜視図
図8同金型による加工の要部断面図
図9他の実施の形態におけるスイッチ用端子列の要部平面図
図10(a),(b)は同加工部分の拡大要部斜視図
図11同金型による加工の要部断面図
図12従来におけるスイッチ用端子列の要部平面図
図13同扇形状変形のスイッチ用端子列の要部平面図
図14変形防止対策をしたスイッチ用端子列の要部平面図

--

0045

1,1a継ぎ材
2端子列
3パイロット孔
4,4a,5端子
6,6a,6b,6c圧印部
7,7a,7b,7c圧印加工ダイ
8,8a,8b,8c 圧印加工パンチ
9外装本体
10ランナー
11 ゲート

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