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技術 電動機制御システム

出願人 株式会社東芝
発明者 竹内文章中村嘉伸望月資康西沢隆志芦聡
出願日 1997年4月21日 (23年7ヶ月経過) 出願番号 1997-103129
公開日 1998年11月13日 (22年0ヶ月経過) 公開番号 1998-304696
状態 拒絶査定
技術分野 空調制御装置 計算機制御 制御系の試験・監視 空調制御装置2 複数電動機の制御
主要キーワード 給水用ポンプ 運転強度 順位変動 過負荷領域 同期駆動制御 各運転情報 最大定格値 故障発生率
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年11月13日)のものです。
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図面 (18)

課題

比較的小規模システム構成のものについても、低コストで複数の電動機を協調制御させるものを低コストで実現できる電動機制御システムを提供する。

解決手段

電動機11aとインバータ12,運転制御部13及び通信装置14からなる制御装置15とを一体に構成した電動機ユニット11を複数用いて、その各電動機ユニット11を、通信ケーブル16を介した制御ネットワークに接続して、各制御装置15が自分以外の他の電動機ユニット11の運転情報を得ることにより、各自の電動機11aの運転を行うための制御指令を決定してインバータ12に出力する。

概要

背景

例えば、製鉄や製紙、或いは化学薬品プラントなどの構成規模が極めて大きいものに関する電動機制御システムの構成例を図17に示す。パーソナルコンピュータ1は、制御盤2の内部に配置されているシーケンサ3に通信ケーブル4を介して接続されている。

シーケンサ3は、使用者がパーソナルコンピュータ1を操作することによって与えられる制御指令に応じた制御プログラムに従って、複数のインバータ5に対して正転逆転信号周波数信号速度信号)などを出力するようになっている。各インバータ5には、電源6から駆動用電源が供給されており、インバータ5は、シーケンサ3から出力される上記信号に応じて、制御盤2の外部にある複数の電動機7の夫々に駆動信号を与えるようになっている。

そして、各電動機7は、ラインの各所に配置され、シーケンサ3の制御信号に基づいて鋼板や紙の巻取りを行うために同期駆動制御されたり、化学薬品の流量を調節するために配管内の弁の開度を調整したりするようになっている。

概要

比較的小規模システム構成のものについても、低コストで複数の電動機を協調制御させるものを低コストで実現できる電動機制御システムを提供する。

電動機11aとインバータ12,運転制御部13及び通信装置14からなる制御装置15とを一体に構成した電動機ユニット11を複数用いて、その各電動機ユニット11を、通信ケーブル16を介した制御ネットワークに接続して、各制御装置15が自分以外の他の電動機ユニット11の運転情報を得ることにより、各自の電動機11aの運転を行うための制御指令を決定してインバータ12に出力する。

目的

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的小規模なシステム構成のものについても、低コストで複数の電動機を協調制御させることを低コストで実現できる電動機制御システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
14件

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請求項1

電動機を駆動する駆動手段と、この駆動手段に制御信号を与えることにより前記電動機を運転制御すると共に、前記電動機及び前記駆動手段の運転状態を検出する運転制御手段と、この運転制御手段が検出する前記電動機及び前記駆動手段の運転状態などの運転情報通信を行う通信手段とを具備した制御装置を、複数の電動機に対応して夫々備え、前記複数の制御装置の各通信手段は、制御ネットワークを介して互いに通信を行うように構成されていることを特徴とする電動機制御システム

請求項2

電動機と制御装置とは、一体に構成されていることを特徴とする請求項1記載の電動機制御システム。

請求項3

複数の制御装置の運転制御手段の内何れか一つを主運転制御手段とし、他の運転制御手段を全て従運転制御手段として、前記主運転制御手段は、前記従運転制御手段から制御ネットワークを介して送信される他の制御装置の運転情報を受信すると、その送信された前記運転情報に基づいて前記従運転制御手段に対する制御指令をも決定して、その制御指令を前記従運転制御手段に送信することを特徴とする請求項1または2記載の電動機制御システム。

請求項4

設定された優先順位に基づいて、複数の制御装置の運転制御手段の内何れか一つを主運転制御手段とし、他の運転制御手段を全て従運転制御手段として、前記主運転制御手段は、前記従運転制御手段から制御ネットワークを介して送信される他の制御装置の運転情報を受信すると、その送信された運転情報と自分の電動機について得た運転情報とに基づいて前記従運転制御手段に対する制御指令をも決定して、その制御指令を前記従運転制御手段に送信し、前記従運転制御手段は、前記主運転制御手段若しくはこれにかかわる手段に異常が発生した場合には、前記優先順位に基づき次に優先順位の高いものが、前記主運転制御手段に代わって新たな主運転制御手段となることを特徴とする請求項1または2記載の電動機制御システム。

請求項5

設定された優先順位に基づいて、複数の制御装置の運転制御手段の内何れか一つを主運転制御手段とし、他の運転制御手段を全て従運転制御手段として、前記主運転制御手段は、前記従運転制御手段から制御ネットワークを介して送信される他の制御装置の運転情報を受信すると、その送信された運転情報と自分の電動機について得た運転情報とに基づいて前記従運転制御手段に対する制御指令をも決定してその制御指令を前記従運転制御手段に送信すると共に、複数の制御装置の各運転情報に応じて、前記優先順位の設定を変動させ、前記従運転制御手段は、前記優先順位に基づき次に優先順位の高いものが、前記主運転制御手段に代わって新たな主運転制御手段となることを特徴とする請求項1または2記載の電動機制御システム。

請求項6

複数の制御装置の各運転制御手段に対する制御プログラムの送信が可能であると共に、各制御装置が送信する運転情報を受信して表示手段に表示することが可能に構成されている制御端末装置を制御ネットワークに接続したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の電動機制御システム。

請求項7

何れかの電動機或いは駆動手段の運転状態が過負荷領域に近付いた場合は、その他の制御装置の運転制御手段は、前記過負荷領域に近付いた電動機が駆動している負荷運転量の一部を分担するように電動機の運転制御を行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の電動機制御システム。

請求項8

負荷の運転量の一部を分担する電動機の少なくとも1つは、過負荷領域に近付いた電動機に隣接されている電動機であることを特徴とする請求項7記載の電動機制御システム。

請求項9

各電動機に個別に設けられ、その電動機の運転制御手段に設定値を入力する入力手段を備え、運転制御手段は、前記設定値に応じて電動機を運転制御することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の電動機制御システム。

請求項10

複数の制御装置の各運転制御手段は、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、その設定値に応じた負荷量を夫々の電動機で分担するように運転制御することを特徴とする請求項9記載の電動機制御システム。

請求項11

電動機が駆動する負荷は、空調設備ファンであることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の電動機制御システム。

請求項12

電動機が駆動する負荷は、空調設備のファンであることを特徴とする請求項9または10記載の電動機制御システム。

請求項13

空調設備は、1つの室内について空調制御を行うものであり、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、当該設定値が与えられた運転制御手段は、予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して他の運転制御手段に送信する温度設定値を決定することを特徴とする請求項12記載の電動機制御システム。

請求項14

空調設備は、1つの室内について空調制御を行うものであり、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、当該設定値が与えられた運転制御手段は、予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して他の運転制御手段に送信する制御指令値を決定することを特徴とする請求項12記載の電動機制御システム。

請求項15

空調設備は、1つの室内について空調制御を行うものであり、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、各運転制御手段は、前記設定値情報に基づき予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して制御指令を決定することを特徴とする請求項12記載の電動機制御システム。

請求項16

複数の電動機が駆動する負荷は、所定範囲内において異なる箇所に給水を行う水道設備給水用ポンプであることを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の電動機制御システム。

請求項17

複数の電動機が駆動する負荷は、一連の工程を処理するために用いられるベルトコンベアであることを特徴とする請求項1または2記載の電動機制御システム。

技術分野

0001

本発明は、複数の電動機を運転制御する電動機制御システムに関する。

背景技術

0002

例えば、製鉄や製紙、或いは化学薬品プラントなどの構成規模が極めて大きいものに関する電動機制御システムの構成例を図17に示す。パーソナルコンピュータ1は、制御盤2の内部に配置されているシーケンサ3に通信ケーブル4を介して接続されている。

0003

シーケンサ3は、使用者がパーソナルコンピュータ1を操作することによって与えられる制御指令に応じた制御プログラムに従って、複数のインバータ5に対して正転逆転信号周波数信号速度信号)などを出力するようになっている。各インバータ5には、電源6から駆動用電源が供給されており、インバータ5は、シーケンサ3から出力される上記信号に応じて、制御盤2の外部にある複数の電動機7の夫々に駆動信号を与えるようになっている。

0004

そして、各電動機7は、ラインの各所に配置され、シーケンサ3の制御信号に基づいて鋼板や紙の巻取りを行うために同期駆動制御されたり、化学薬品の流量を調節するために配管内の弁の開度を調整したりするようになっている。

発明が解決しようとする課題

0005

以上のような電動機制御システムの構成を、例えば、大きな一つの部屋に対して複数のファンを備え、その部屋全体の温度を制御する空調システムや、或いは、製造工程がそれ程多くない製造ラインにおけるベルトコンベアの搬送速度を協調制御するものなど比較的小規模のものにそのまま適用することを考えると、シーケンサ3がコストに占める割合が高くなってしまうため、実際に適用するのが困難であった。

0006

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的小規模なシステム構成のものについても、低コストで複数の電動機を協調制御させることを低コストで実現できる電動機制御システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するため、請求項1記載の電動機制御システムは、電動機を駆動する駆動手段と、この駆動手段に制御信号を与えることにより前記電動機を運転制御すると共に、前記電動機及び前記駆動手段の運転状態を検出する運転制御手段と、この運転制御手段が検出する前記電動機及び前記駆動手段の運転状態などの運転情報通信を行う通信手段とを具備した制御装置を、複数の電動機に対応して夫々複数備え、前記複数の制御装置の各通信手段は、制御ネットワークを介して互いに通信を行うように構成されていることを特徴とする。

0008

斯様に構成すれば、複数の制御装置は、電動機及び駆動手段の運転状態などの運転情報を互いに制御ネットワークを介して通信することにより、その運転情報に基づいて、自分の電動機を如何に運転制御すべきかを決定することができる。従って、シーケンサなどを用いなくとも複数の電動機の協調制御を行うことができ、比較的小規模の制御システムを安価に構成することが可能となる。

0009

この場合、請求項2に記載したように、電動機と制御装置とを一体に構成するのが好ましく、斯様に構成すれば、電動機及び制御装置を各部に配設する作業が容易となる。

0010

また、請求項3に記載したように、複数の制御装置の運転制御手段の内何れか1つを主運転制御手段とし、他の運転制御手段を全て従運転制御手段として、前記主運転制御手段を、前記従運転制御手段から制御ネットワークを介して送信される他の制御装置の運転情報を受信すると、その送信された前記運転情報に基づいて前記従運転制御手段に対する制御指令をも決定して、その制御指令を前記従運転制御手段に送信する構成としても良い。

0011

斯様に構成すれば、主運転制御手段は、他の制御装置の運転情報に基づいて従運転制御手段に対する制御指令をも決定して、その制御指令を各従運転制御手段に送信することにより、主運転制御手段によって各電動機の運転制御を一括して行うことができ、協調制御が容易且つ効率的となる。

0012

請求項4に記載したように、設定された優先順位に基づいて、複数の制御装置の運転制御手段の内何れか一つを主運転制御手段とし、他の運転制御手段を全て従運転制御手段として、前記主運転制御手段を、前記従運転制御手段から制御ネットワークを介して送信される他の制御装置の運転情報を受信すると、その送信された運転情報と自分の電動機について得た運転情報とに基づいて前記従運転制御手段に対する制御指令をも決定して、その制御指令を前記従運転制御手段に送信するように構成し、前記従運転制御手段を、前記主運転制御手段若しくはこれにかかわる手段に異常が発生した場合には、前記優先順位に基づき次に優先順位の高いものが前記主運転制御手段に代わって新たな主運転制御手段となるように構成しても良い。

0013

斯様に構成すれば、主運転制御手段若しくはこれにかかわる手段に異常が発生すると、設定された優先順位において次に優先順位の高い従運転制御手段が新たな主運転制御手段となるので、元の主運転制御手段などに異常が発生した場合でも、新たな主運転制御手段によって電動機の協調制御を行うことができる。

0014

請求項5に記載したように、設定された優先順位に基づいて、複数の制御装置の運転制御手段の内何れか一つを主運転制御手段とし、他の運転制御手段を全て従運転制御手段として、前記主運転制御手段を、前記従運転制御手段から制御ネットワークを介して送信される他の制御装置の運転情報を受信すると、その送信された運転情報と自分の電動機について得た運転情報とに基づいて前記従運転制御手段に対する制御指令をも決定して、その制御指令を前記従運転制御手段に送信すると共に、複数の制御装置の各運転情報に応じて前記優先順位の設定を変動させるように構成し、前記従運転制御手段を、前記優先順位に基づき次に優先順位の高いものが前記主運転制御手段に代わって新たな主運転制御手段となるように構成しても良い。

0015

斯様に構成すれば、主運転制御手段は、各制御装置が送信する運転情報、例えば各電動機の負荷状態などに応じて優先順位の設定を変動させ、その優先順位に基づき次に優先順位の高い従運転制御手段が新たな主運転制御手段となる。従って、例えば、ある時点における負荷量が最も低い電動機における制御装置の運転制御手段を新たな主運転制御手段とすることによって、主運転制御手段の機能を有するものの故障発生率を低下させることができる。

0016

請求項6に記載したように、複数の制御装置の各運転制御手段に対する制御プログラムの送信が可能であると共に、各制御装置が送信する運転情報を受信して表示手段に表示することが可能に構成されている制御端末装置を制御ネットワークに接続するようにしても良い。斯様に構成すれば、使用者が制御端末装置を操作することによって、各電動機の運転制御モードを設定したり、或いは、各電動機の運転情報を監視することなどが可能となる。

0017

請求項7に記載したように、何れかの電動機或いは駆動手段の運転状態が過負荷領域に近付いた場合は、その他の制御装置の運転制御手段が、前記過負荷領域に近付いた電動機が駆動している負荷の運転量の一部を分担するように電動機を運転制御するように構成するのが好ましく、斯様に構成すれば、複数の電動機の内何れかの負荷量のみが突出した状態で運転制御が続行されることがなく、各電動機の寿命を長期化することができる。

0018

この場合、請求項8に記載したように、負荷の運転量の一部を分担する電動機の少なくとも1つを、過負荷領域に近付いた電動機に隣接されている電動機とするのが好ましく、斯様に構成して、隣接されている電動機に負荷の運転量を分担させれば、運転量を分担させたことによって生じる制御結果の変動が最小限に抑制される。

0019

請求項9に記載したように、各電動機に個別に設けられ、その電動機の運転制御手段に設定値を入力する入力手段を備え、運転制御手段を、前記設定値に応じて電動機を運転制御する構成としても良い。斯様に構成すれば、使用者は、各電動機毎に個別に設定値を入力することができる。また、使用者が個別に入力した設定値が過大なものである場合でも、例えば、請求項7または8のように、負荷の運転量の一部を分担するように電動機を運転制御することが可能である。

0020

この場合、請求項10に記載したように、複数の制御装置の各運転制御手段を、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、その設定値に応じた負荷量を夫々の電動機で分担するように構成しても良い。斯様に構成すれば、何れか1つの入力手段から入力された設定値に基づいて、各電動機を協調制御することができる。

0021

以上の場合において、請求項11または12に記載したように、電動機が駆動する負荷を空調設備のファンとしても良い。斯様に構成すれば、比較的小規模の、例えば、ビルの空調設備などに適用することができる。

0022

また、請求項13乃至15に記載したように、空調設備を、1つの室内について空調制御を行うものとして、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、当該設定値が与えられた運転制御手段を、予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して他の運転制御手段に送信する温度設定値(請求項13)または制御指令(請求項14)を決定するように構成し、或いは、各運転制御手段を、入力手段の内何れか1つによって入力された設定値情報に基づいて、予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して制御指令を決定する(請求項15)ように構成しても良い。

0023

斯様に構成すれば、前記他の運転制御手段は、当該設定値が与えられた運転制御手段により送信される温度設定値に基づいて各自の電動機に与える制御指令を決定し(請求項13)、また、当該設定値が与えられた運転制御手段により送信される運転制御指令値を、そのまま各自の電動機に与える(請求項14)。或いは、入力手段の内何れか1つによって入力された設定値の情報は各運転制御手段に与えられ、各運転制御手段は、その設定値情報に基づいて、各自で温度分布テーブルを参照して制御指令を決定する(請求項15)。従って、空調制御の対象たる室内の温度分布を、当該設定値と温度分布テーブルとに基づいた状態に制御することができる。

0024

加えて、請求項16に記載したように、複数の電動機が駆動する負荷を、所定範囲内において異なる箇所に給水を行う水道設備給水用ポンプとしても良い。斯様に構成すれば、例えば、小規模なビル内の水道設備における各部の給水能力給水圧の調整などを行うことができる。

0025

また、請求項17に記載したように、複数の電動機が駆動する負荷を、一連の工程を処理するために用いられるベルトコンベアとしても良い。斯様に構成すれば、例えば、比較的少ない工程数の製造ラインにおいて製造物組立てを行う場合に、各工程におけるベルトコンベアの搬送速度を、各工程の処理時間に応じて調整することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0026

以下、本発明の基本的構成について図1を参照して説明する。図1において、電動機ユニット11は、電動機11aを駆動するインバータ(駆動手段)12,そのインバータ12に制御信号を与える運転制御部(運転制御手段)13,運転制御部13が他の装置と通信を行うための通信装置(通信手段)14が、全て筐体11bに内蔵された構成となっている。尚、インバータ12,運転制御部13及び通信装置14は、制御装置15を構成している。

0027

電動機ユニット11は複数配置されており、各制御装置15の通信装置14は、通信ケーブル16によって接続されている。各インバータ12には、電源17から駆動用電源が供給されるようになっている。

0028

パーソナルコンピュータ(制御端末装置,以下、パソコンと称す)18は、通信ケーブル16を介して各制御装置15の通信装置14に接続されており、これらによって制御ネットワークが構成されている。パソコン18は、使用者がキーボード18a操作することによって、各制御装置15の運転制御部13に新たな制御プログラムを送信して書替えたり、制御モードの設定や各電動機11aの運転制御に関する設定などを行えるようになっている。また、通信ケーブル16を介して受信した運転情報などを、ディスプレイ(表示手段)18bに表示させるようになっている。

0029

運転制御部13は、マイクロコンピュータを中心として構成されており、内蔵されている例えばEEPROMやRAMなどのメモリ書込まれる制御プログラムに従ってインバータ12に制御信号を与え、電動機11aを運転制御するようになっている。

0030

また、運転制御部13は、自分に接続されている電動機11a及びインバータ12の運転状態に関する各種情報、例えば、運転電流値運転時間,欠相地絡等の異常運転信号などを、図示しない各種測定器より定期的に(A/D変換して)得る監視動作を行うようになっている。そして、その各種情報は、一旦内部のメモリに記憶させてから、一定時間毎に通信装置14から通信ケーブル16を介して他の制御装置15及びパソコン18に送信するようになっている。

0031

以上のシステム構成を、空調システムに適用した第1の実施形態について図2乃至図14に示す。部屋19は、一般家庭の居間や寝室などよりは広い、例えばオフィスなどの100m2程度の空間を想定している。そして、空調システムは、1つの室外機20からダクト21を介して冷媒が供給される4つの室内機22が、部屋19の天井裏に配設されてなるものである。

0032

室外機20の内部には、具体的には図示しないが、電動機ユニット11によって駆動されるコンプレッサ熱交換器、その熱交換器を冷却するファン、その他四方弁減圧装置などが配設されている。

0033

室内機22の内部には、電動機ユニット11と、その電動機11a(図示せず)の回転軸に取り付けられて駆動されるファン23と、熱交換器(図示せず)とが配設されている。そして、室外機20と室内機22との間で周知のように冷媒の凝縮蒸発による熱交換作用が行われ、室内機22は、ファン23を回転させることにより、熱交換器によって冷却または加熱された冷暖気を、部屋19の天井19aに設けられた開口部19bから部屋19内部に送風するようになっている。

0034

また、部屋19の壁面には、部屋19の温度を設定するための設定スイッチ(入力手段)24及び部屋19内の温度を検知する温度センサ25が各室内機22に対応して配設されている。そして、対応する室内機22が有する電動機ユニット11の運転制御部13には、設定スイッチ24の設定信号及び温度センサ25の温度検出信号が与えられるようになっている。

0035

室外機20及び各室内機22に夫々配設されている電動機ユニット11は、図1に示すものと同様に、パソコン18と通信ケーブル16を介して接続されており、例えば、一般的な通信方式のRS−485,イーサネットなどや、若しくは、システム毎に独自に考案された通信方式によって通信を行う制御ネットワークを構成している。

0036

(1)個別モード(A)
次に、個別モード(A)の例について図3をも参照して説明する。使用者は、パソコン18を操作することによって、各電動機ユニット11における運転制御部13の制御モードを設定する。制御モードには、例えば、大別して個別モードとマスタスレーブモードとがあり、ここでは、各運転制御部13の制御モードが個別モード(A)に設定されたものとする。尚、制御モードは、そのモードに応じた制御プログラムを、パソコン18から各電動機ユニット11に対して送信することにより設定が行われる。

0037

また、例えば部屋19の温度は30度程であり、温度設定値を例えば25度(冷房)とするように、パソコン18のキーボード18aを管理者が操作することによって設定が行われたものとする。

0038

図3は、各電動機ユニット11における運転制御部13の制御内容を示すフローチャートである。この図3において、運転制御部13は、先ず「自らの電動機の運転情報を検出」の処理ステップA1において、上述したように、各種測定器より電動機11aの運転状態に関する情報を得る。

0039

また、この時、運転制御部13は、温度センサ25によって検出される部屋19内の温度情報を得るようになっている(以下、前記運転情報に関する情報に、この温度情報をも含めて運転情報と称す)。そして、「運転情報を制御ネットワークに送信」の処理ステップA2に移行する。

0040

処理ステップA2において、運転制御部13は、ステップA1で得た電動機11aの運転情報を、通信装置14から通信ケーブル16を介して他の制御装置15に送信すると、「他の電動機の運転情報を制御ネットワークから受信」の処理ステップA3に移行する。

0041

処理ステップA3において、運転制御部13は、他の電動機ユニット11の制御装置15から自分の通信装置14に一定時間毎に送信される、他の電動機11aの運転情報を受信する。尚、各電動機ユニット11の制御装置15が夫々運転情報を送信するタイミングは、制御ネットワーク上に送信されたデータがぶつかることがないようにずらされて設定されている。次に、「制御指令を自他の電動機の運転情報から決定」の処理ステップA4に移行する。

0042

処理ステップA4において、運転制御部13は、ステップA1及びA3で得た自他の電動機ユニット11の運転情報から、自分のインバータ12に与える制御指令を決定する。制御指令を決定すると、運転制御部13は、次の「制御指令をインバータへ出力」の処理ステップA5に移行して、自分のインバータ12に制御指令を出力する。すると、電動機11aは駆動されてファン23は回転する。

0043

そして、室外機20側の熱交換器では冷媒の凝縮が行われ、室内機22側の熱交換器では、室外機20側で凝縮された冷媒の蒸発が行われるクールサイクルが形成され、ファン23が回転すると、室内機22側の熱交換器によって冷却された冷却風が部屋19の内部に送風される。その後、ステップA1に移行する。以上のルーチンを繰返すことにより、部屋19の気温は次第に低下して行く。

0044

この時、室外機20側の運転制御部(13)も、上記と同様のルーチンによって、他の室内機22側の制御装置15より送信される各電動機11aの運転情報を得る。そして、ステップA4においては、それらの情報からコンプレッサの運転量を決定して、自分のインバータ(12)に制御指令を出力する。

0045

以上のように各電動機ユニット11間で送受信される運転情報は、制御ネットワークに接続されているパソコン18にも送信されており、管理者がキーボード18aを操作することによって、適宜必要な情報をディスプレイ18bに表示させることができる。

0046

ここで、本例では、部屋19の気温が略均一に25度となるように冷房を行うものであるが、各電動機ユニット11を同じように駆動しても、部屋19の具体的構造や、部屋19の内部に配置されている熱源となるもの(例えば、照明設備や、コピー機,パソコンなど)の分布状態によって、部屋19の気温が均一に低下するとは限らない。

0047

従って、例えば、自分の温度センサ25が検出した温度が他の制御装置15の温度センサが検出したものよりも高い場合には、自分の電動機11aの駆動量を他の電動機11aよりも大きくするように、インバータ12に制御指令を与えるようにする。

0048

以上のように本例によれば、各電動機ユニット11の制御装置15を制御ネットワークに接続して、各制御装置15が自分以外の他の電動機ユニット11の運転情報を得ることにより、各自の電動機11aの駆動量を決定して制御指令をインバータ12に出力するようにした。

0049

従って、比較的少数の電動機ユニット11を協調制御してするシステムを構成する場合に、従来とは異なり、シーケンサを用いて全体を統括的に制御せずとも、各電動機ユニット11の制御装置15が、他からの情報に基づいて、夫々独自に自分の電動機11aを如何に駆動して最適な制御結果を実現するかを決定することができる。よって、斯様な電動機ユニット11の協調制御システムを、より安価に構成することができる。

0050

そして、本例では、1つの部屋19を4つの室内機22によって空調制御するシステムに適用したので、部屋19内部の条件が様々に異なる場合であっても、4つの室内機22を自律的に制御することによって、その内部の気温を所望の温度に略一定に制御することができる。

0051

また、本例によれば、電動機ユニット11を、電動機11aと、インバータ12,運転制御部13,通信装置14からなる制御装置15とを、筐体11bの中に納めて一体に構成したので、各電動機ユニット11の設置が容易となり、上記のようなシステムを簡単に構成することができる。

0052

更に、本例によれば、パソコン18を制御ネットワークに接続して、各電動機ユニット11に制御プログラムを送信して制御モードを設定したり、ディスプレイ18bに各電動機ユニット11の運転情報を表示させるようにしたので、空調制御の管理を容易に行うことができる。

0053

(2)マスタ/スレーブモード(マスタ固定)
図4及び図5は、マスタ/スレーブモード(マスタ固定)の例を示すものであり、使用者が、パソコン18を操作して、各電動機ユニット11における運転制御部13の制御モードをマスタ/スレーブモード(マスタ固定)に設定した場合である。尚、温度に関する設定は、個別モード(A)の例と同様とする。

0054

マスタ/スレーブモード(マスタ固定)が選択された場合は、マスタ,スレーブに設定される電動機ユニット11の運転制御部13は予め決定されており、ここでは、室内機22側の何れか1つの運転制御部13がマスタとなり、他の室内機22側の制御装置15における運転制御部13及び室外機20側の制御装置15における運転制御部13が全てスレーブになるものとする。

0055

尚、以降でマスタに設定された運転制御部(主運転制御手段)13を運転制御部13(M)とし、スレーブに設定された運転制御部(従運転制御手段)13を運転制御部13(S)として表記するものとする。

0056

図4は、運転制御部13(M)の制御内容(マスタモードルーチン)を示すフローチャートである。処理ステップB1及びB2は、個別モード(A)の例におけるステップA1及びA2と同じであり、運転制御部13(M)は、次に、「自他のインバータの制御指令を決定」の処理ステップB3に移行する。

0057

処理ステップB3において、運転制御部13(M)は、ステップB1及びB2で得た自他の電動機11aの運転情報から統括的な判断を行い、自他のインバータ12に与える制御指令を最適化して決定する。例えば、各電動機11aの運転情報と、各温度センサ25が検出した部屋19各部の温度に基づいて、各インバータ12に対してどの様な制御指令を与えると、均一な温度制御を行うことができるかを判断する。そして、「他の制御装置へ制御指令を送信」の処理ステップB4に移行する。

0058

処理ステップB4において、運転制御部13(M)は、ステップB3で決定した他のインバータ12に与える制御指令を、自分の通信装置14から制御ネットワークを介して他の制御装置15に送信する。次に、「自らのインバータに制御指令を出力」の処理ステップB5に移行して、ステップA5と同様に、自分のインバータ12に制御指令を出力するとステップB1に移行する。

0059

一方、図5は、運転制御部13(S)の制御内容(スレーブモードルーチン)を示すフローチャートである。処理ステップC1は、個別モード(A)の例におけるステップA1と同じであり、運転制御部13(S)は、次に、「マスタへ自らの電動機の運転情報を送信」の処理ステップC2に移行する。

0060

処理ステップC2において、運転制御部13(S)は、ステップC1で得た電動機11aの運転情報を、制御ネットワークを介して運転制御部13(M)に出力する。そして、「マスタから制御指令を受信」の処理ステップC3に移行する。

0061

処理ステップC3において、運転制御部13(S)は、マスタの制御装置15からステップB4で決定された制御指令を受信する。そして、次の「受信した制御指令を自らのインバータに出力」の処理ステップC4に移行すると、ステップC3で受信した制御指令を自分のインバータ12に出力して電動機11aを駆動すると、ステップC1に移行する。

0062

以上のように本例によれば、運転制御部13(M)は、他の運転制御部13(S)から送信される運転情報を受信すると、その送信された運転情報と自らが得た運転情報とに基づいて各運転制御部13(S)に与える制御指令をも決定し、制御ネットワークを介して送信するようにした。

0063

従って、運転制御部13(M)が全ての電動機ユニット11の運転情報に基づいて統括的な判断を行い、各電動機ユニット11のインバータ12に与える制御指令を最適化して決定することができるので、各電動機ユニット11間における制御の協調性をより高くし得て、精度の高い制御を行うことができる。

0064

(3)マスタ/スレーブモード(マスタ変動A)
図6及び図7はマスタ/スレーブモード(マスタ変動A)の例を示すものである。この制御モードでは、マスタに設定された制御装置15が運転制御する電動機ユニット11に何らかの異常が発生した場合は、他のスレーブに設定されている制御装置15の内何れかが代わってマスタとなるよう切替えが行われるようになっている。この場合、スレーブに設定されている各制御装置15には、マスタに切替えが行われる場合の優先順位が予め設定されている。

0065

図6は、初期状態でマスタに設定された運転制御部13(M)の制御内容(マスタ判定ルーチン)を示すフローチャートである。この図6において、運転制御部13(M)は、「自らの電動機の運転情報を検出」の処理ステップD1において、マスタ/スレーブモード(マスタ固定)の例におけるステップB1と同様に自分の電動機11aの運転情報を得ると、次の「異常か?」の判断ステップD2に移行する。

0066

判断ステップD2において、運転制御部13(M)は、処理ステップD1で得た自分にかかわる手段としての電動機11aの運転情報に、何らかの異常を示す信号(例えば、過負荷状態を示すもの)があるか否かを判断する。異常を示す信号がなければ「NO」と判断して、「マスタモードルーチンを実行」の処理ステップD3に移行して、マスタ/スレーブモード(マスタ固定)の例において図4に示したマスタモードルーチンを実行する。即ち、この場合、当該運転制御部13(M)は引き続きマスタとして機能する。尚、マスタモードルーチンはステップB2から実行すれば良い。そして、マスタモードルーチンの実行後は、(ステップB1に移行せずに)ステップD1に移行する。

0067

また、判断ステップD2において、運転制御部13(M)が何らかの異常を示す信号を検出して「YES」と判断した場合は、「異常信号送信」の処理ステップD4に移行する。処理ステップD4において、運転制御部13(M)は、異常を検出したことを示す異常信号を、通信装置14を介して制御ネットワークへ送信する。

0068

この場合、送信対象は、初期状態でスレーブに設定されている全ての運転制御部13(S)である。尚、この異常信号は、運転制御部13(M)の優先順位(この場合“1”)が付されて送信されるようになっている。次に、「スレーブ判定ルーチンを実行」の処理ステップD5に移行する。処理ステップD5において、運転制御部13(M)は、後述するスレーブ判定ルーチンを実行することにより、以降はスレーブとして機能する。

0069

図7は、初期状態でスレーブに設定された運転制御部13(S)の制御内容(スレーブ判定ルーチン)を示すフローチャートである。この図7において、運転制御部13(S)は、先ず、「マスタからの異常信号受信?」の判断ステップE1において、制御ネットワークを介して運転制御部13(M)からの異常信号を受信したか否かを判断する。

0070

判断ステップE1において、運転制御部13(S)は、異常信号を受信しなければ「NO」と判断して、「スレーブモードルーチンを実行」の処理ステップE2に移行し、図5に示したスレーブモードルーチンを実行する。そして、スレーブモードルーチンの実行後は(ステップC1に移行せずに)ステップE1に移行する。即ち、当該運転制御部13(S)は、引き続きスレーブとして機能する。

0071

また、判断ステップE1において、運転制御部13(S)が異常信号を受信すると「YES」と判断して、「優先順位は1つ上位か?」の判断ステップE3に移行する。判断ステップE3において、運転制御部13(S)は、ステップE1で受信した異常信号に付されている優先順位が、自分に付されている優先順位よりも1つ上位であるか否かを判断する。

0072

判断ステップE3において、当該異常信号の優先順位が自分の優先順位より1つ上位ではなく「NO」と判断するとステップE2に移行して、運転制御部13(S)は、引き続きスレーブとして機能する。また、当該異常信号の優先順位が自分の優先順位より1つ上位であり(即ち、当該運転制御部13(S)の優先順位が“2”である場合)「YES」と判断すると「マスタ判定ルーチンを実行」の処理ステップE4に移行して、運転制御部13(S)は、図6のマスタ判定ルーチンを実行することにより、以降はマスタとして機能するようになる。

0073

以上のように本例によれば、運転制御部13(M)は、自分の電動機11aの運転情報に何らかの異常を示す信号が存在することを検出すると、自分の優先順位を付した異常信号を他の運転制御部13(S)に対して送信すると以降はスレーブとして機能し、他の運転制御部13(S)の内、前記優先順位よりも1つ下位の優先順位に設定されているものは、以降は、マスタとして機能するようにした。

0074

従って、運転制御部13(M)が運転制御する電動機11aが例えば過負荷状態に陥った場合、以降は、予め設定された優先順位に基づいて他の運転制御部13(S)の何れかがマスタとして機能することにより、マスタとして選択されている電動機ユニット11が故障する確率を低下させることができ、制御システムの信頼性を高めることができる。

0075

また、本例の場合、運転制御部13(M)が、以降の運転制御を続行することができない、例えば電動機11aの短絡などの異常を検出した場合は、ステップD4を実行した後は、スレーブに切替わることなく運転を停止させるようにしても良い。

0076

(4)マスタ/スレーブモード(マスタ変動B)
図8及び図9はマスタ/スレーブモード(マスタ変動B)の例を示す。この制御モードは、マスタ/スレーブモード(マスタ変動A)の例と同様に、各電動機ユニット11間においてマスタ,スレーブの関係が変動するものであるが、その変動の方式が異なっている。

0077

図8はマスタ判定ルーチンである。この図8において、運転制御部13(M)は、「自他の電動機の運転情報を検出」の処理ステップF1において、マスタ/スレーブモード(マスタ固定)の例におけるステップB1及びB2と同様に、自分が運転制御する電動機11aの運転情報及び他の運転制御部13(S)から送信された運転情報を得る。そして、「運転情報を評価し最も軽負荷のものを選出」の処理ステップF2に移行する。

0078

処理ステップF2において、運転制御部13(M)は、ステップF1で得た自他の電動機11aの運転情報を評価して、その中で、最も負荷が軽い状態で運転を行っているものの運転制御部13を選出すると、次の「選出されたのは自分か?」の判断ステップF3に移行する。

0079

判断ステップF3において、運転制御部13(M)は、ステップF3で評価した自他の電動機11aの内で、最も負荷が軽い状態であると判断されて選出された運転制御部13が自分であるか否かを判断する。選出されたのが自分であり「YES」と判断すると、「マスタモードルーチンを実行」の処理ステップF4に移行して、マスタ/スレーブモード(マスタ変動A)の例と同様に、当該運転制御部13(M)は引き続きマスタとして機能する。

0080

また、判断ステップF3において、運転制御部13(M)は、ステップF3で最も負荷が軽い状態であるものと選出された電動機11aの運転制御部13が自分ではなく「NO」と判断すると、「選出されたものにマスタ指令を送信」の処理ステップF5に移行する。

0081

処理ステップF5において、運転制御部13(M)は、ステップF3で選出された運転制御部13(S)に対してマスタ指令信号を送信すると、「スレーブ判定ルーチンを実行」の処理ステップF6に移行する。そして、後述するスレーブ判定ルーチンを実行することにより、当該運転制御部13(M)は以降はスレーブとして機能する。

0082

図9は、スレーブ判定ルーチンを示すフローチャートである。この図9において、運転制御部13(S)は、「マスタ指令受信?」の判断ステップG1において、制御ネットワークを介して運転制御部13(M)からのマスタ指令信号を受信したか否かを判断する。

0083

判断ステップG1において、運転制御部13(S)は、マスタ指令信号を受信しなければ「NO」と判断して、「スレーブモードルーチンを実行」の処理ステップG2に移行し、ステップE2と同様にスレーブモードルーチンを実行する。即ち、当該運転制御部13(S)は、引き続きスレーブとして機能する。

0084

また、判断ステップG1において、運転制御部13(S)がマスタ指令信号を受信すると「YES」と判断して、「マスタ判定ルーチンを実行」の処理ステップG3に移行する。そして、運転制御部13(S)は、図8に示すマスタ判定ルーチンを実行することにより、以降はマスタとして機能するようになる。

0085

以上のように本例によれば、運転制御部13(M)は、自他の電動機11aの運転情報を評価して、その内で最も負荷が軽い状態であるものと選出された電動機11aの運転制御部13が自分であれば、引き続きマスタとして機能し、当該運転制御部13が自分でなければ、当該運転制御部13(S)に対してマスタ指令信号を送信し、当該運転制御部13(S)は、送信されたマスタ指令信号を受信した場合は、以降は、マスタとして機能するようにした。

0086

従って、各電動機11aの内最も軽負荷のものを運転制御する運転制御部13が常にマスタとして機能するようにダイナミックに切替えが行われることにより、マスタ/スレーブモード(マスタ変動A)の例と同様に、マスタとして選択されている電動機ユニット11が故障する確率を低下させることができるので、制御システムの信頼性を高めることができる。

0087

(5)マスタ/スレーブモード(マスタ変動C)
図10は、マスタ/スレーブモード(マスタ変動C)の例を示す。この制御モードは、マスタ/スレーブモード(マスタ変動B)の例と同様に各電動機ユニット11間においてマスタ,スレーブの関係が変動するものであるが、その変動方式が異なる。

0088

図10は、各制御装置15の運転制御部13が夫々実行するマスタ/スレーブ判定ルーチンである。この図10においては、図8とは異なり、ステップF5は設けられておらず、また、ステップF2の代わりに「運転情報を評価する」のステップF2′が設けられている。

0089

即ち、本例では、複数の制御装置15の各運転制御部13は、ステップF2′において、自分以外の他の電動機ユニット11の運転情報をも全て得ることによりその運転情報の評価を行う。そして、その(負荷量の)評価結果から、各自がマスタになるべきか、スレーブになるべきかを判断するものであり、本例によっても、マスタ/スレーブモード(マスタ変動B)の例と同様の効果が得られる。

0090

(6)個別モード(B)
図11は個別モード(B)の例を示すものである。この図11において、運転制御部13は、「自らの電動機の運転情報を検出」の処理ステップH1において、個別モード(A)の例におけるステップA1と同様に自分の電動機11aに関する運転情報を得ると、次の「運転強度が80%以上か?」の判断ステップH2に移行する。

0091

判断ステップH2において、運転制御部13は、ステップH1で得た自分の電動機11aの運転強度、例えば、通電電流値を運転時間で積分したもので表される負荷量を算出し、その負荷量が、最大定格として定められている値の80%以上となっているか否かを判断する。負荷量が80%未満であり「NO」と判断すると、「制御指令を決定」の処理ステップH3に移行する。

0092

処理ステップH3において、運転制御部13は、ステップH1で得た自分の電動機11aの運転情報から、インバータ12に与える制御指令を決定すると、次の「制御指令をインバータへ出力」の処理ステップH4に移行してインバータ12に制御指令を出力する。そして、ステップH1へ移行する。

0093

一方、判断ステップH2において、運転制御部13は、算出した負荷量が最大定格値の80%以上であり「YES」と判断すると、「他の制御装置に(運転強度−80%)の運転強度に応じた制御指令を出力」の処理ステップH5に移行する。斯様な場合としては、例えば、部屋19内の一部で高熱を発する何らかの熱源が駆動されることにより、部屋19内の温度が局所的に上昇した場合などが想定される。

0094

処理ステップH5において、運転制御部13は、現在の電動機11aの負荷量から最大定格値の80%分を差し引いたものに応じた制御指令を、制御ネットワークを介して、例えば、隣接されている電動機ユニット11の制御装置15に対して出力する。そして、「運転強度が80%になるように制御指令をインバータに出力」の処理ステップH6に移行する。

0095

処理ステップH6において、運転制御部13は、自分の電動機11aの負荷量が80%になるように、インバータ12に対して制御指令を出力する。そして、ステップH1へ移行する。

0096

以上のように本例によれば、運転制御部13は、自分の電動機11aの負荷量が最大定格値の80%以上となっている場合は、その現在の負荷量から最大定格値の80%を差し引いた負荷量に相当する制御指令を、隣接する電動機ユニット11の制御装置15に対して送信し、自分の電動機11aは、最大定格値の80%相当の負荷量で運転するようにした。

0097

従って、何れかの電動機ユニット11の負荷量が、長時間安定して運転することができる上限値よりも高くなった場合には、その他の電動機ユニット11によって、その上限値を超える負荷量を補うことができる。よって、何れか1つの電動機ユニット11のみが高負荷量状態長時間運転されてしまうことがなく、各電動機ユニット11の寿命を長期化することができる。

0098

また、本例によれば、負荷量を分担させる電動機ユニット11を、負荷量が80%を超えた電動機ユニット11に隣接するものとしたので、その隣接する電動機ユニット11においては、制御対象となる部屋19の環境条件余り変化しないことから、負荷量を分担させたことによる制御結果の変動を最小限に抑制することができる。

0099

(7)個別モード(C)
図12乃至図14は個別モード(C)の例を示すものである。以上の各例では、部屋19内の温度の設定は、パソコン18から一括して設定するようになっていたが、本例では、各電動機ユニット11の制御装置15に接続される設定スイッチ24によって、部屋19内の温度設定が行われたものとする。この時、初期状態として、部屋19内の気温は例えば35度前後であるとする。

0100

図12は、運転制御部13の制御内容を示すフローチャートである。このルーチンは、使用者により設定スイッチ24が操作されて、その操作信号が与えられた制御装置15の運転制御部13のみが起動されて実行されるものであり、起動されないその他の制御装置15の運転制御部13は、設定スイッチ24の操作による起動待ち、或いは、制御指令の受信待ち状態待機しているものとする。

0101

この図12において、運転制御部13は、「設定値を入力」の処理ステップI1において、先ず、設定スイッチ24によって設定された温度設定値を読み込む。ここでは、例えば、図2に示すように、部屋19内の最も左に位置する設定スイッチ24が使用者により操作されて、温度設定値25度が設定されたものとする。そして、「設定値に基づく制御指令を自らのインバータに出力」の処理ステップI2に移行する。

0102

処理ステップI2において、運転制御部13は、温度設定値25度に応じた制御指令を、自分のインバータ12に対して出力する。そして、「他の制御装置への制御指令を決定」の処理ステップI3に移行する。処理ステップI3において、運転制御部13は、内部のメモリに記憶されている温度分布テーブルを参照して、他の制御装置15に送信する制御指令を決定する。

0103

ここで、図13は、設定スイッチ24により、冷房モードで温度設定が行われた場合の温度分布テーブルの一例を示すものである。この温度分布テーブルの横軸は、部屋19の天井裏に配設されている室内機22の位置に対応した設定スイッチ24(温度センサ25)〜の位置を示しており、縦軸は、部屋19内の温度設定値を示している。

0104

本例では、部屋19内の温度を一律に設定するのではなく、使用者は、主として操作を行った設定スイッチ24に対応する室内機22付近の温度のみ、即ち、部屋19内の一部分だけをその温度に設定することを所望した場合を想定している。斯様な前提において、温度分布テーブルは、複数ある設定スイッチ24の内の何れかが操作されて温度設定が行われた場合に、部屋19内のその他の部分の温度も、その設定値にある程度関連を持たせた温度分布に設定するために用いられる。

0105

例えば、この場合、部屋19内の気温が35度の状態から設定スイッチ24により25度の温度設定がなされると、その設定箇所付近の温度だけを急激に低下させることになる。その場合、設定スイッチ24に対応する室内機22の電動機ユニット11のみの負荷量が突出して高くなってしまう。また、部屋19内の温度分布をステップ状に設定すると、部屋19内を移動する人が著しい温度差感じることになり、違和感若しくは不快感を与える場合がある。

0106

そこで、図13のような温度分布テーブルを用いることによって、部屋19内の一部について温度設定がなされた場合であっても、部屋19全体の温度分布をその設定値にある程度関連させたものとして設定する。

0107

即ち、処理ステップI2において、運転制御部13は、自分()の設定値が25度であれば、温度分布テーブルを参照して、制御装置15,,に送信する制御指令を、夫々温度設定値27度,29度,31度に相当するものに決定する。そして、次の「制御指令を他の制御装置に送信」の処理ステップI4に移行すると、ステップI3で決定した制御指令を、制御ネットワークを介して他の制御装置15,,に送信する。その後、ステップI1に移行する。

0108

制御指令が送信された他の制御装置15,,の運転制御部13は、与えられた制御指令に応じて各自の電動機11aを駆動して、温度センサ25からの温度情報を参照しながら各室内機22による冷房を行うことにより、部屋19内各部の温度は、温度分布テーブルに応じて設定されるようになる。

0109

また、この様に、温度分布テーブルに応じた温度設定がなされることによって、結果的に各電動機ユニット11による負荷量の分散が行われることになるので、入力された温度設定値を達成すべく制御装置15によって駆動される電動機11aの負荷量のみが著しく高くなってしまうことがない。

0110

この場合、設定スイッチ24による温度設定が26度,若しくは24度であった場合は、温度分布テーブルの温度勾配自体は変化せず、図12において“↑”,“↓”及び破線で示すように、その設定値に応じて1度分上,下に平行移動したものとなる。

0111

また、例えば、同じ初期状態から、設定スイッチ24により温度設定がなされた場合には、図14に示すような温度分布テーブルが用いられる。そして、設定値が25度であれば、他の制御装置15,,に与えられる制御指令は、設定温度27度,27度,29度に応じたものとなる。

0112

以上のように本例によれば、使用者によって各室内機22の内何れかに対応する設定スイッチ24により温度設定値が入力されると、その温度設定値が与えられた運転制御部13は、自分が制御する電動機11aには、その設定値に応じた制御指令をインバータ12に与えて運転を行い、他の制御装置15には、予めメモリに記憶されている温度分布テーブルを参照して決定した制御指令を制御ネットワークを介して送信するようにした。

0113

従って、何れかの設定スイッチ24により設定された温度とその時点での部屋19の気温との差が大きい場合であっても、部屋19各部の温度は、温度分布テーブルに従った適当な温度勾配を以て設定されるので、部屋19内の一部の温度と他の部分の温度との温度差が著しく大きくなることがなく、部屋19内を移動する人が、温度差による違和感や不快感を感じることがない快適な空調制御を行うことができる。

0114

また、温度分布テーブルに応じた温度設定がなされることにより、各電動機ユニット11による負荷量の分散が行われるので、入力された温度設定値を達成すべく制御装置15により駆動される電動機11aの負荷量のみが著しく高くなってしまうことがない。従って、電動機ユニット11の寿命を長期化することもできる。

0115

図15は本発明の第2の実施形態を示すものであり、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。この実施形態は、図1に示す電動機制御システムを、所定範囲としてのマンションの水道設備において給水を行うポンプに適用した場合である。この図15において、マンションの構造としては、例えば1フロア世帯のものが複数階あるものとする。

0116

この様なマンションの各家庭に対して、従来あるように、一旦屋上の給水タンク水道水を汲み上げて貯水したものから給水するシステムではなく、水道管の各部に給水ポンプを配設することによって、各家庭に直接給水を行うシステムを考える。

0117

水道管26の各部に配設されているポンプユニット27は、電動機ユニット11と、その電動機ユニット11によって駆動されるポンプ27aと、水道管26内部においてそのポンプ27aの入水側,出水側に夫々設けられた水圧センサ28,28とから構成されている。水圧センサ28,28の検出信号は、電動機ユニット11の制御装置15(図示せず)に与えられるようになっている。

0118

水道管26のマンションへの導入部26aには、メインポンプユニット27M(以下、ユニット27Mと称す)が配設されている。この導入部26aから、水道管26がマンションの各階に分岐して給水される。分岐して各階、例えば、図15に示すP階,Q(=P−1)階(P,Qは自然数)に配設されている水道管26P,26Qは、先ず、サブメインポンプユニット27SM(以下、ユニット27SMと称す)に接続されている。

0119

そのユニット27SMから、水道管26P,26Qは夫々3つに分岐して、更に、サブポンプユニット27S(以下、ユニット27Sと称す)を介して各家庭毎に給水が行われる。各ポンプユニット27の電動機ユニット11は、第1の実施形態と同様に、通信ケーブル16を介してパソコン18も含めて互いに接続されており、制御ネットワークを構成している。

0120

以上の給水系において、各ユニット27Sは、各家庭毎に給水を行うものであり、ユニット27SMは、各家庭毎の給水量の変化に伴う水圧の変動に応じて各階毎の給水量を調節するものである。そして、ユニット27Mは、各階毎の給水量の変化に伴う水圧の変動に応じて、マンション全体の給水量を調節するものである。

0121

また、水道管26P,26Qは、各家庭に給水を行うユニット27Sを介した後各階毎に連結されてループを構成しており、更に、その連結部分は、P階,Q階同士で連結されて双方の階に渡るループをも構成している。

0122

次に、この実施形態の作用について説明する。例えば、第1の実施形態において図3に示したフローチャートの制御方式(個別モード(A))を第2の実施形態の水道設備(給水システム)に適用することを考えた場合は、以下のようになる。

0123

先ず、ステップA1においては、各運転制御部13は、運転情報として、電動機11aについて得られるものに加えて、水圧センサ28,28の水圧検出信号を得る。この場合、各家庭毎の水道水の使用量に応じて、各部における水圧(各家庭における供給水圧)は異なる。

0124

そして、ステップA2,A3において互いの運転情報を制御ネットワークを介して送受信すると、ステップA4,A5で、各自の電動機11aの制御指令を決定してインバータ12に出力する。すると、制御指令に応じて各ポンプ27aが駆動されて、必要な水圧を以て各家庭に給水が行われる。

0125

以上のようにユニット27の協調制御を行うことによって、各家庭毎の水道水の使用量に応じて変動する各部の水圧を略一定に維持することができる。或いは、給水系の一部、例えばユニット27Sのレベルで大量に水道水が使用された場合でも、ユニット27SMがその運転情報を得ることにより、自分の階全体として必要な供給量に応じてポンプ27aを駆動し、また、ユニット27Mは、ユニット27S,ユニット27SMから得た運転情報に基づいてマンション全体として必要な供給量に応じてポンプ27aを駆動することにより、協調して給水を行うことができる。

0126

加えて、同じ階に属するユニット27S間においても、それらの内何れかの供給水量が著しく高くなった場合には、その運転情報を他のユニット27Sが得ることによって自分の出力をより高めて、その給水量を補い、ユニット27Sの負荷量を分担することもできる。

0127

次に、図4及び図5に示したフローチャートの制御方式を第2の実施形態に適用することを考える。この場合は、マスタ/スレーブモード(マスタ固定)であり、例えば、ユニット27Mとユニット27SMとの関係においては、前者をマスタ,後者をスレーブとして、更に、ユニット27SMとユニット27Sとの関係においては、前者がマスタ,後者がスレーブとなるように(この場合、各階毎に)して、マスタ/スレーブ関係が階層構造となるように設定する。

0128

即ち、ユニット27Mとユニット27SMとの関係においては、前者の運転制御部13が主運転制御手段に対応すると共に後者の運転制御部13が従運転制御手段に対応して、また、ユニット27SMとユニット27Sとの関係においては、前者の運転制御部13が主運転制御手段に対応すると共に後者の運転制御部13が従運転制御手段に対応することになる。

0129

そして、夫々の主従関係に従って、ユニット27SMの運転制御部13は、ユニット27Sから得た運転情報に基づいて自分の制御指令を決定すると共に、他のユニット27Sに与える制御指令をも決定して制御ネットワークを介し送信する。

0130

この場合、で述べたように、同じ階に属するユニット27Sの内何れかの供給水量が著しく高くなった場合に、他のユニット27Sによって分担させる負荷量を全体的に判断して、より協調性の高い制御を行うことができる。同じことが、ユニット27Mをマスタ,ユニット27SMをスレーブとした関係においてもいうことができる。

0131

また、マスタ/スレーブの関係は、同じ階に属するユニット27S同士、或いは、ユニット27SM同士の間においても夫々設定することができる。更に、この場合において、ユニット27Sレベルのマスタをスレーブとし、ユニット27SMレベルのマスタをマスタとする階層を構成することも可能である。

0132

次に、図6及び図7に示したフローチャートの制御方式を第2の実施形態に適用することを考える。この場合は、マスタ/スレーブモード(マスタ変動(A))であるが、上述したように、同じ階に属するユニット27S同士、或いは、ユニット27SM同士の間においてマスタ/スレーブ関係を設定した場合に適用が可能である。

0133

例えば、ユニット27S同士の間においてマスタ/スレーブ関係を設定した場合、マスタに設定されたユニット27Sの電動機11aに短絡などの異常が発生した場合はその家庭には給水ができなくなるが、予め設定されている優先順位に基づいてその後で他のスレーブがマスタに置き換わることによって、ループを形成している水道管26を介して、異常が発生したユニット27Sの代わりに給水を行うこともできる。

0134

同様に、ユニット27SM同士の間でマスタ/スレーブ関係を設定した場合でも、マスタに設定されたユニット27SMの電動機11aに異常が発生すると、その階全体に給水ができなくなるが、その後でマスタに置き換わったユニット27SMによって、P階−Q階に渡ってループを形成している水道管26を介して、異常が発生した階のユニット27SMの代わりに給水を行うこともできる。

0135

次に、図8及び図9に示したフローチャートの制御方式(マスタ/スレーブモード(マスタ変動(B))を第2の実施形態に適用することを考えると、で述べた様に設定されたマスタ/スレーブ関係を、各ユニット27S同士、或いはユニット27SM同士夫々の間で運転状態を評価した結果において、マスタ/スレーブ関係をダイナミックに設定し直すことは可能である。加えて、図10に示した制御方式(マスタ/スレーブモード(マスタ変動(C))を、第2の実施形態に適用することも同様に可能である。

0136

また、図11に示したフローチャートの制御方式(個別モード(B))を第2の実施形態に適用することについても、の場合と同様に、各ユニット27S同士、或いはユニット27SM同士夫々の間で各自の運転状態を評価した結果において、最大定格として定められている負荷量の80%以上となるものがあった場合に、80%を超える負荷量相当分を、隣接されているユニット27S、或いは,ユニット27SMに分担する様に制御指令を出力する構成とすることができる。

0137

以上のように第2の実施形態によれば、マンションの水道設備において給水を行うポンプ27aを、互いに制御ネットワークによって接続された電動機ユニット11により駆動するポンプユニット27を、水道管26の各部に配設して協調制御を行わせるようにしたので、各家庭に直接給水を行うシステムを構成することが可能である。

0138

従って、従来存在するような、一旦屋上の給水タンクに水道水を汲み上げて貯水したものを各階に給水する方式を構成する必要がなく、より衛生的な給水システムを実現することができる。また、各ユニット27S同士、或いはユニット27SM同士夫々の間で、何れかのユニット27が故障した場合であっても、水道管26でループを構成することによって、他のユニット27により故障したユニット27が運転すべき負荷量を補うことができるので、より信頼性の高い給水システムを実現することができる。

0139

図16は本発明の第3の実施形態を示すものである。この実施形態は、図1に示す電動機制御システムを、一連の工程、例えば製造工程を処理するために用いられるベルトコンベアの駆動制御に適用したものである。

0140

ベルトコンベア29は、左右両側に配置された駆動プーリ30,30に、無端環状をなす例えばゴム製の搬送用ベルト31が略水平方向に延びるように掛け渡されてなるものであり、駆動プーリ30は、電動機ユニット11によって駆動されるようになっている。

0141

搬送用ベルト31の上方には、例えばフォトセンサなどからなる搬送物検出器32が配置されている。搬送物検出器32は、投光素子より投光した光が搬送用ベルト31または搬送物33に反射したものを受光素子により受光することによって、両者の反射率の違いに伴う受光量の差から、搬送用ベルト31により例えば図16右方向に搬送される搬送物33の有無を検出するようになっている。そして、その検出信号は、電動機ユニット11の制御装置15(図示せず)に与えられるようになっている。

0142

斯様な構成のベルトコンベア29が3台直列に配置されており、一連の製造工程からなる製造ラインが形成されている。搬送物33は、最終的には、例えば工作機械などに組み上げられるものであり、各ベルトコンベア29によって搬送されてゆく間に、夫々の製造工程を経るようになっている。

0143

また、各ベルトコンベア29,29の間には、図示しない移送機構があり、1つの製造工程を終えてベルトコンベア29の終端に至った搬送物33を、次のベルトコンベア29側に順次移送するようになっている。各電動機ユニット11は、上記各実施形態と同様に、パソコン18と共に通信ケーブル16を介して制御ネットワークに接続されている。

0144

次に、第3の実施形態の作用について説明する。
例えば、図3に示したフローチャートの制御方式(個別モード(A))を、第3の実施形態のベルトコンベアシステムに適用することを考えた場合は、以下のようになる。先ず、作業者がパソコン18を操作して、各ベルトコンベア29の搬送速度を設定することにより、各電動機ユニット11に制御指令値が与えられて、製造工程が開始される。初期値としては、各製造工程の平均処理間隔に応じて、各ベルトコンベア29の搬送速度が同一となる様に設定される。

0145

ステップA1においては、各運転制御部13は、運転情報として電動機11aについて得られるものに加えて、搬送物検出器32の検出信号を得る。この場合、運転制御部13は、搬送物検出器32が検出信号を出力する間隔、即ち搬送物33を検出する間隔から、そのラインにおける製造工程の処理間隔を測定する。

0146

そして、ステップA2,A3において互いの運転情報を制御ネットワークを介して送受信すると、ステップA4,A5において各自の電動機11aの制御指令を.定してインバータ12に出力する。すると、その制御指令に応じて、各駆動プーリ30が駆動され、各ベルトコンベア29の搬送速度が制御される。

0147

ここで、何れかの、例えば、図16中で一番右に配置されたベルトコンベア29の製造ラインにおいて、例えば何らかの不手際が生じて工程の処理が滞った場合を考える。この場合は、搬送物検出器32によって搬送物33が検出される間隔、即ちその製造工程における処理間隔が、平均処理時間として規定されているものよりも長くなってしまう。

0148

すると、その他のベルトコンベア29,を駆動する電動機ユニット11の制御装置15は、その情報を制御ネットワークを介して得ることによって、自分が駆動する電動機11aの回転速度を低下させ、各自の搬送用ベルト31によって搬送される搬送物33の搬送速度を低下させる。

0149

その後、ベルトコンベア29の製造ラインにおける処理の遅れが解消した場合には、搬送物検出器32によって搬送物33が検出される間隔が元の平均処理時間近くまで復帰することにより、その情報を得た各電動機ユニット11は、夫々のベルトコンベア29の搬送速度を初期状態と同様の平均処理時間に戻す。

0150

斯様に制御することにより、製造ラインに処理の遅れが発生した場合は、その遅れにより長くなった処理間隔に他のベルトコンベア29,の搬送速度を合わせるように協調させることができる。

0151

以上のように第3の実施形態によれば、一連の製造工程を処理するために用いられるベルトコンベア29を、互いに制御ネットワークによって接続された電動機ユニット11により駆動するようにしたので、ベルトコンベア29の製造ラインにおいて不手際が生じ、製造工程の処理が滞った場合でも、その運転情報を得た電動機ユニット11によりその他のベルトコンベア29,の搬送速度をその遅れに合わせて低下させ、協調運転させることができる。

0152

従って、一部の処理が滞っても、搬送物33がベルトコンベア29から一定の搬送速度で次々にベルトコンベア29に送り込まれてそこで滞留することがない。また、処理の遅れが解消した場合には、その情報を得た各電動機ユニット11によって、夫々のベルトコンベア29の搬送速度を自動的に初期状態に復帰させることができる。よって、各製造工程の処理状況を常に監視して、各ベルトコンベア29を一々停止させたり搬送速度を調節するなどの必要がなく、工程管理を容易にすることができる。

0153

本発明は上記し且つ図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。制御装置15は、電動機ユニット11の筐体11bに内蔵するものに限らず、筐体11bの外部に取り付け固定しても良い。また、電動機11aと制御装置15とは必ずしも一体に構成する必要はなく、両者を別体に構成してケーブルで接続するようにしても良い。制御ネットワークに接続するパソコン18は、複数台であっても良い。

0154

制御モードは、必ずしも切替え可能に構成する必要はなく、個別モード、或いはマスタ/スレーブモードなどの各モードに応じた制御プログラムを、各運転制御部13のメモリに予め記憶させておき、何れか1つのモードのみで制御を行うようにしても良い。また、その場合、パソコン18は削除しても良い。或いは、各運転制御部13のメモリの容量に余裕がある場合は、予め各制御モードに応じた制御プログラムを複数記憶させておき、パソコン18若しくは設定スイッチからは何れかの指定を行うだけで、運転制御部13側で切替えを行うようにしても良い。

0155

空調制御の対象とするのは1つの室内に限ることなく、複数の室内を対象として各部屋毎に空調制御を行っても良い。マスタ/スレーブモード(マスタ固定)において、使用者がパソコン18によって優先順位の設定を行うようにしても良い。マスタ/スレーブモード(順位変動A)を、以下のように変形して、マスタ/スレーブモード(順位変動A′)としても良い。各運転制御部13に、マスタに切替えが行われる場合の優先順位を与えておく。そして、運転制御部13(M)は、「異常信号送信」のステップD4′において次に優先順位の高い運転制御部13(S)に対してのみ異常信号を送信する(この場合、異常信号に運転制御部13(M)の優先順位を付す必要はない)。一方、運転制御部13(S)は、スレーブ判定ルーチンのステップE3を省略して、ステップE1において「YES」と判断した場合はステップE4を実行するようにする。斯様な方式にした場合でも、同様の効果が得られる。

0156

また、マスタ/スレーブモード(順位変動A)の例では、判断ステップD2において、運転制御部13(M)が異常か否かを検出する対象は電動機11aに限ることなく、例えば、インバータ12のスイッチング素子の短絡などを検出しても良いし、また、運転制御部13(M)自体に何らかの異常(例えば、回路の一部の短絡や断線など)を検出しても良い。更に、マスタ/スレーブモード(順位変動A)のスレーブ判定ルーチンにおいて、運転制御部13(S)が電動機ユニット11(S)の(運転制御の続行が不可能なレベルの)異常を検出した場合には異常信号をマスタ側に送信するようにして、運転制御部13(M)は、その異常信号を受信すると、当該電動機ユニット11(S)が駆動すべき全負荷量を、例えば、隣接する電動機ユニット11(S)若しくは付近の複数台の電動機ユニット11(S)に分担させるようにしても良い。或いは、予備として設けられている電動機ユニット11がある場合は、その電動機ユニット11を代わりに起動させても良い。

0157

マスタ/スレーブモードにおいて、室外機20のコンプレッサを駆動する電動機ユニット11の運転制御部13をマスタに設定しても良い。個別モード(B)において、負荷量の分担を行う電動機ユニット11は、隣接されているものでなくても良い。また、個別モード(B)において、負荷量の分担を複数の電動機ユニット11で行っても良い。更に、過負荷領域に近付いた電動機ユニット11が複数ある場合でも、それに応じてその他の電動機ユニット11が負荷量の分担を行うようにすれば良い。図13及び図14に示した温度分布テーブルは一例であり、適宜変更して実施して良い。また、温度分布テーブルは、予め複数のパターンを用意しておき、パソコン18によって使用者が適当なものを選択できるようにしても良いし、使用者が所望の温度分布テーブルを作成できるようにしても良い。

0158

図12に示すステップI3及びI4において、他の制御装置15に制御指令を送信する代わりに、温度分布テーブルから得た温度設定値を直接送信するようにして、他の制御装置15の運転制御部13は、与えられた温度設定値に基づき各自で制御指令を決定するようにしても良い。また、温度分布テーブルから得た温度設定値に代えて、設定スイッチ24により設定された温度設定値を直接他の制御装置15に送信して、他の制御装置15の運転制御部13は、送信された前記温度設定値から各自で温度分布テーブルを参照して、自分の制御指令値を決定するようにしても良い。また、図12に示すステップI3において、他の制御装置15に送信する制御指令を決定する場合に必ずしも温度分布テーブルを用いる必要はなく、個別モード(A)のように、部屋19の温度を設定スイッチ24により設定された値に一律に設定するようにして、他の制御装置15に送信する制御指令を決定しても良い。この場合、何れかの設定スイッチ24によって設定値が更新されると、その更新された設定値に基づいて制御を随時追従させるようにする。

0159

更に、各制御装置15が、夫々対応する設定スイッチ24により設定された値に基づいて各電動機11aを運転制御するようにしても良い。第1の実施形態において、空調システムは、部屋19を冷房するものに限らず、冷媒の流通方向を切替えることによって暖房を行ってもよく、また、室外機20及び室内機21の構成は、冷房,暖房の何れか一方のみを行うものであっても良い。更に、室外機20側の熱交換器に送風を行うファンについても、制御ネットワークで接続された電動機ユニット11で駆動することにより、コンプレッサの負荷量に応じて、ファンの駆動による送風量を調節するようにしても良い。

0160

加えて、室外機と室内機とが一対一対応で設けられている構成であっても良い。この場合、各室外機のコンプレッサをも制御ネットワークで接続された電動機ユニット11で駆動しても良いし、或いは、室内機側に設けられている制御装置15の運転制御部13によって、コンプレッサ駆動用の電動機11a及びインバータ12を運転制御しても良い。第2の実施形態において、給水システムの対象はマンションに限らず、小規模なオフィスビル病院などであっても良い。第2または第3の実施形態において、水道水の供給水圧や、ベルトコンベア29の搬送速度を入力するための設定スイッチ(入力手段)を、各電動機ユニット11に個別に設けても良い。空調制御システム,給水システム,ベルトコンベアシステムに限ることなく、複数の電動機を比較的小規模のシステムにおいて協調制御するものであれば適用が可能である。

発明の効果

0161

本発明は以上説明した通りであるので、以下の効果を奏する。請求項1記載の電動機制御システムによれば、夫々対応する電動機を運転制御すると共に当該電動機及び駆動手段の運転状態を検出する運転制御手段を有する複数の制御装置の各通信手段を、制御ネットワークを介して互いに通信を行うように構成したので、複数の制御装置は、電動機及び駆動手段の運転状態などの運転情報を互いに制御ネットワークを介して通信することにより、その運転情報に基づいて、各運転制御手段は自分の電動機を如何に運転制御すべきか決定することができる。従って、シーケンサなどを用いなくとも複数の電動機の協調制御を行うことができ、比較的小規模の制御システムを安価に構成することが可能となる。

0162

請求項2記載の電動機制御システムによれば、電動機と制御装置とを一体に構成したので、電動機及び制御装置を各部に配設する作業が容易となる。請求項3記載の電動機制御システムによれば、主運転制御手段は、他の制御装置の運転情報に基づいて従運転制御手段に対する制御指令をも決定して送信するので、主運転制御手段によって各電動機の運転制御を一括して行うことができ、協調制御を容易且つ効率的に行うことができる。

0163

請求項4記載の電動機制御システムによれば、主運転制御手段若しくはこれにかかわる手段に異常が発生すると、設定された優先順位において次に優先順位の高い従運転制御手段が新たな主運転制御手段となるので、元の主運転制御手段などに異常が発生した場合でも、新たな主運転制御手段によって電動機の協調制御を続行することができ、システムの信頼性を高めることができる。

0164

請求項5記載の電動機制御システムによれば、主運転制御手段は、各制御装置が送信する運転情報、例えば各電動機の負荷状態などに応じて優先順位の設定を変動させ、その優先順位に基づき次に優先順位の高い従運転制御手段が新たな主運転制御手段となるので、例えば、ある時点における負荷量が最も低い電動機における制御装置の運転制御手段を新たな主運転制御手段とすることによって、主運転制御手段の機能を有するものの故障発生率を低下させることができる。

0165

請求項6記載の電動機制御システムによれば、制御端末装置を制御ネットワークに接続したので、使用者がその制御端末装置を操作することによって各電動機の運転制御モードを設定したり、或いは、各電動機の運転情報を監視することなどが可能となり、システムの管理を容易に行うことができる。

0166

請求項7記載の電動機制御システムによれば、何れかの電動機或は駆動手段の運転状態が過負荷領域に近付いた場合は、その他の制御装置の内何れかの運転制御手段が、前記電動機が駆動している負荷の運転量の一部を分担するように各自の電動機を運転制御するようにしたので、複数の電動機の内何れかの負荷量のみが突出した状態で運転制御が続行されることがなく、各電動機或は駆動手段の寿命を長期化することができる。

0167

請求項8記載の電動機制御システムによれば、その他の制御装置の少なくとも1つを、過負荷領域に近付いた電動機に隣接されている電動機の制御装置としたので、運転量を分担させたことによる制御結果の変動を最小限に抑制することができる。

0168

請求項9記載の電動機制御システムによれば、各電動機に個別に設けられた入力手段から設定値が入力されると、運転制御手段は、その設定値に応じて電動機を運転制御するので、使用者は、各電動機毎に個別に設定値を入力することができる。また、使用者が個別に入力した設定値が過大なものである場合でも、例えば、請求項7または8のように、負荷の運転量の一部を分担するように電動機を運転制御することが可能である。

0169

請求項10記載の電動機制御システムによれば、各運転制御手段を、入力手段の内何れか1つによって設定値が入力されると、その設定値に応じた負荷量を夫々の電動機で分担するようにしたので、何れか1つの入力手段から入力された設定値に基づいて、各電動機を協調制御することが可能となる。

0170

請求項11または12記載の電動機制御システムによれば、電動機が駆動する負荷を空調設備のファンとしたので、比較的小規模の例えばビルの空調設備などに適用することができる。

0171

請求項13乃至15記載の電動機制御システムによれば、1つの室内について空調制御を行う空調設備において、入力手段の内何れか一つによって設定値が入力されると、当該設定値が与えられた運転制御手段は予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して他の運転制御手段に送信する温度設定値(請求項13)または制御指令(請求項14)を決定し、或いは、各運転制御手段は、入力手段の内何れか1つによって入力された設定値情報に基づいて、予め用意された室内各部の温度分布の設定を示す温度分布テーブルを参照して制御指令を決定する(請求項15)ので、空調制御の対象たる室内の温度分布を、当該設定値と温度分布テーブルとに基づいた状態に制御することができ、使用者にとってより望ましい空調制御を行うことができる。

0172

請求項16記載の電動機制御システムによれば、複数の電動機が駆動する負荷を所定範囲内において異なる箇所に給水を行う水道設備の給水用ポンプとしたので、例えば、小規模なビル内の水道設備における各部の給水能力や給水圧の調整などを行うことができ、例えば、従来のマンションやビルにおける水道設備のように、一旦屋上の給水タンクに水道水を汲み上げて貯水したものを各階に給水する方式を構成する必要がなく、より衛生的な給水システムを実現することができる。

0173

請求項17記載の電動機制御システムによれば、複数の電動機が駆動する負荷を、一連の工程を処理するために用いられるベルトコンベアとしたので、例えば、比較的少ない工程数の製造ラインにおいて製造物の組立てを行う場合に、各工程におけるベルトコンベアの搬送速度を各工程の処理時間に応じて調整することができので、各製造工程の処理状況を常に監視して各ベルトコンベアを一々停止させたり搬送速度を調節するなどの必要がなく、工程管理を容易にすることができる。

図面の簡単な説明

0174

図1本発明の基本的なシステム構成を示す機能ブロック
図2本発明を空調システムに適用した場合の第1の実施形態を示す全体構成図
図3個別モード(A)の例の制御内容を示すフローチャート
図4マスタ/スレーブモード(マスタ固定)の例おいて、マスタに設定された運転制御部の制御内容を示すフローチャート
図5スレーブに設定された運転制御部の制御内容を示すフローチャート
図6マスタ/スレーブモード(マスタ変動A)の例を示す図4相当図
図7図5相当図
図8マスタ/スレーブモード(マスタ変動B)の例を示す図4相当図
図9図5相当図
図10マスタ/スレーブモード(マスタ変動C)の例を示す図8相当図
図11個別モード(B)の例を示す図3相当図
図12個別モード(C)の例を示す示す図3相当図
図13温度分布テーブルの一例を示す図(その1)
図14温度分布テーブルの一例を示す図(その2)
図15本発明を給水システムに適用した場合の第2の実施形態を示す全体構成図
図16本発明をベルトコンベアシステムに適用した場合の第3の実施形態を示す全体構成図
図17従来技術を示す図1相当図

--

0175

11は電動機ユニット、11aは電動機、12はインバータ(駆動手段)、13は運転制御部(運転制御手段,主運転制御手段,従運転制御手段)、14は通信装置(通信手段)、15は制御装置、18はパーソナルコンピュータ(制御端末装置)、18aはディスプレイ(表示手段)、19は部屋、23はファン、24は設定スイッチ(入力手段)、27はポンプユニット、27aはポンプ、29はベルトコンベアを示す。

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