図面 (/)

技術 帳票処理システム

出願人 株式会社東芝
発明者 村岡武志北林金作
出願日 1997年4月22日 (23年7ヶ月経過) 出願番号 1997-104752
公開日 1998年11月13日 (22年0ヶ月経過) 公開番号 1998-302009
状態 未査定
技術分野 特定用途計算機 伝票、表計算処理
主要キーワード 実行トリガ 確認ツール 構成要素部品 パターン蓄積 単位フィールド 処理定義情報 処理部品 設定フレーム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年11月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

帳票の作成(修正、変更を含む)処理や帳票処理の実行をソフトウェアなどの特別の知識を要求されることなく、簡単な操作により容易に利用することが可能な帳票処理システムを提供することにある。

解決手段

電子メールシステムなどを含むコンピュータシステムを利用して、電子的な帳票フォームを作成し、この帳票フォームに基づいて電子的な帳票処理を行なうための帳票処理システムにおいて、帳票処理の処理手続を定義するための帳票処理構成要素データを予め用意し、帳票処理定義に基づいて帳票フォームを作成するときに帳票処理構成要素データを参照して、必要な帳票処理構成要素データを帳票フォームの各項目と関連付けして帳票処理定義情報を作成する帳票定義装置100と、帳票処理定義情報蓄積部208と、帳票実行装置200とを備えたシステムである。

概要

背景

従来、企業などにおいては、例えば用度品購入などの各種の申請を処理するための業務処理には、各種の帳票伝票)が使用されている。通常では、起票者が予め用意された種類毎の帳票(用紙)から処理内容に該当する帳票を選択し、必要事項記入して担当者責任者)に回付する。担当者は、回付された帳票の記入内容チェックして、必要な処理(例えば用度品の発注)を実行することになる。

このような帳票用紙を使用した帳票処理方式に対して、近年ではコンピュータシステムを利用した電子的な帳票処理システムが開発されている。この帳票処理システムは、電子メールシステムを使用して、コンピュータにより作成した帳票イメージを指定した部署のコンピュータに転送するものである。従って、帳票用紙を使用した帳票処理方式と比較して、ペーパーレス化及び人間によるマニュアル作業の軽減化を向上させることができる。

概要

帳票の作成(修正、変更を含む)処理や帳票処理の実行をソフトウェアなどの特別の知識を要求されることなく、簡単な操作により容易に利用することが可能な帳票処理システムを提供することにある。

電子メールシステムなどを含むコンピュータシステムを利用して、電子的な帳票フォームを作成し、この帳票フォームに基づいて電子的な帳票処理を行なうための帳票処理システムにおいて、帳票処理の処理手続を定義するための帳票処理構成要素データを予め用意し、帳票処理定義に基づいて帳票フォームを作成するときに帳票処理構成要素データを参照して、必要な帳票処理構成要素データを帳票フォームの各項目と関連付けして帳票処理定義情報を作成する帳票定義装置100と、帳票処理定義情報蓄積部208と、帳票実行装置200とを備えたシステムである。

目的

そこで、本発明の目的は、帳票の作成(修正、変更を含む)処理や帳票処理の実行をソフトウェアなどの特別の知識を要求されることなく、簡単な操作により行なうことができるようにして、容易に利用することが可能な帳票処理システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

コンピュータシステムを利用して電子的な帳票フォームを含む帳票処理定義情報を作成し、前記帳票処理定義情報に基づいて電子的な帳票処理を行なうための帳票処理システムであって、帳票処理の処理手続を定義するための帳票処理構成要素データを予め格納している格納手段と、帳票処理定義に基づいて前記帳票フォームを作成するときに、前記帳票処理構成要素データを参照して、必要な帳票処理構成要素データを前記帳票フォームの各項目と関連付けして、作成した帳票フォームと処理手続とを含む帳票処理定義情報を保存するための帳票処理定義情報保存手段と、前記帳票処理定義情報保存手段から帳票処理に該当する帳票処理定義情報を呼出して帳票処理を実行する帳票処理実行手段とを具備したことを特徴とする帳票処理システム。

請求項2

前記帳票処理構成要素データは、帳票回付パターンを設定するための回付パターンデータ、帳票処理上の規程を設定するための規程データ、及び帳票処理を構成する各処理内容を定義した処理部品データを含むことを特徴とする請求項1記載の帳票処理システム。

請求項3

前記帳票フォームの作成時に、前記帳票フォームを基本帳票定義画面上に表示し、前記帳票処理構成要素データをそれぞれ画面上に表示する手段と、前記基本帳票定義画面上の帳票フォームに対して、画面上から選択した帳票処理構成要素データを転載処理する手段と、前記基本帳票定義画面上に転載処理された帳票処理構成要素データと帳票フォームの各項目との関連付けを解析して、作成された帳票フォームおよび関連付けされた帳票処理構成要素データを含む帳票処理定義情報を前記帳票処理定義情報保存手段に保存する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の帳票処理システム。

請求項4

前記帳票処理実行手段は、前記帳票処理定義情報保存手段から前記帳票処理定義情報を呼出す手段と、前記帳票処理定義情報に含まれる帳票フォームを表示する手段と、前記帳票フォームの各項目に関連付けされた前記帳票処理構成要素データに基づいた帳票処理手続を実行する手段とを具備したことを特徴とする請求項1記載の帳票処理システム。

請求項5

前記帳票処理定義情報保存手段に保存されている前記帳票処理定義情報以外に、付加的処理手続を含む付加的定義情報を保存するための手段を有し、前記帳票処理実行手段は、前記帳票処理定義情報保存手段から帳票処理定義情報を呼出して帳票処理を実行するときに、前記付加的定義情報を追加設定して、帳票処理定義情報による帳票処理以外の付加的処理を合わせて実行する手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項4記載の帳票処理システム。

技術分野

0001

本発明は、コンピュータシステムを利用した電子的な帳票処理システムに関する。

背景技術

0002

従来、企業などにおいては、例えば用度品購入などの各種の申請を処理するための業務処理には、各種の帳票伝票)が使用されている。通常では、起票者が予め用意された種類毎の帳票(用紙)から処理内容に該当する帳票を選択し、必要事項記入して担当者責任者)に回付する。担当者は、回付された帳票の記入内容チェックして、必要な処理(例えば用度品の発注)を実行することになる。

0003

このような帳票用紙を使用した帳票処理方式に対して、近年ではコンピュータシステムを利用した電子的な帳票処理システムが開発されている。この帳票処理システムは、電子メールシステムを使用して、コンピュータにより作成した帳票イメージを指定した部署のコンピュータに転送するものである。従って、帳票用紙を使用した帳票処理方式と比較して、ペーパーレス化及び人間によるマニュアル作業の軽減化を向上させることができる。

発明が解決しようとする課題

0004

前述したように、近年ではコンピュータシステムを利用した電子的な帳票処理システムが開発されて、帳票用紙を使用した帳票処理方式と比較して利点が多いため多用されつつある。しかしながら、電子的な帳票処理システムでは、コンピュータの表示画面上で帳票イメージを作成する場合に、その帳票イメージを表現する帳票フォーマットを定義するためのアプリケーションプログラム、および帳票処理の手続を設定するためのアプリケーション・プログラムが必要となる。このため、実際に帳票を作成(修正、変更を含む)できる者は、プログラムの専門的知識、帳票処理における業務知識、及びシステム内部処理に関する知識を備えた特定者である。また、電子的帳票処理を実行する場合に、必要な情報やデータを参照したり、取出したりするためのツールやその操作方法精通している必要がある。要するに、帳票用紙を使用した帳票処理方式と比較して、電子的な帳票処理システムは特定のオペレータや操作方法などの知識を備えた者以外には容易に利用できない問題がある。

0005

そこで、本発明の目的は、帳票の作成(修正、変更を含む)処理や帳票処理の実行をソフトウェアなどの特別の知識を要求されることなく、簡単な操作により行なうことができるようにして、容易に利用することが可能な帳票処理システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、例えば電子メールシステムなどを含むコンピュータシステムを利用して、電子的な帳票フォームを作成し、この帳票フォームに基づいて電子的な帳票処理を行なうための帳票処理システムにおいて、帳票処理の処理手続を定義するための帳票処理構成要素データを予め用意し、帳票処理定義に基づいて帳票フォームを作成するときに帳票処理構成要素データを参照して、必要な帳票処理構成要素データを帳票フォームの各項目と関連付けして、作成した帳票フォーム及び帳票処理構成要素データを含む帳票処理定義情報を保存するための帳票処理定義情報保存手段と、この帳票処理定義情報保存手段から呼出した帳票処理定義情報に基づいて帳票処理を実行する帳票処理実行手段を備えたシステムである。

0007

帳票処理構成要素データとは、具体的には帳票の回付パターンを設定するための回付パターンデータ、帳票処理上の規程を設定するための規程データ、帳票処理を構成する各処理毎の処理内容を定義した処理部品データなどである。帳票の回付パターンは、帳票を例えば起票者から担当者に回付するときの回付ルートのパターンを意味している。規程データは、発行された帳票を処理する上で予め規程する事項であり、例えば帳票の有効期間などである。処理部品データは、帳票処理に必要な例えば基本帳票処理、情報検索処理名称(回付すべき部課名など)の取得処理などの各処理の内容を定義したものである。

0008

このような帳票処理システムにおいて、帳票イメージを表現する帳票フォームの作成時に、例えばコンピュータの表示装置に基本帳票定義画面上に表示し、かつ帳票処理構成要素データをそれぞれ画面上に表示する。この基本帳票定義画面上に、各画面上から選択した帳票処理構成要素データを転載処理して、帳票処理構成要素データと帳票フォームの各項目との関連付けを解析する。この作成された帳票フォームおよび関連付けされた帳票処理構成要素データを含む帳票処理定義情報を帳票処理定義情報保存手段に保存する。このような帳票作成(修正、変更を含む)処理より、システムに関する特別の知識を有することなく、帳票イメージを表現する帳票フォームを電子的に作成することができる。さらに、帳票フォームと共に、帳票処理に必要な帳票処理構成要素データを保存するため、帳票を呼出すと、保存した帳票処理構成要素データに基づいて帳票処理を実行することができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本実施形態に関係する帳票処理システムの構成を示すブロック図であり、図2は同システムの概念図であり、図3は本実施形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図4は本実施形態の具体例を説明するための図である。
システム構成)本システムは、大別して帳票定義装置100と帳票実行装置200とから構成されている。帳票定義装置100は、帳票フォームに処理手続を定義付ける装置であり、帳票処理構成要素データを蓄積するための蓄積群104と、帳票フォーム作成部品解析部105と、回付パターン表示部106と、規程データ表示部107と、処理部品表示部108と、基本帳票処理作成部109と、帳票処理定義生成部110とを備えている。

0010

蓄積群104は、回付パターン蓄積部101と、規程データ蓄積部102と、処理部品蓄積部103とを有する。回付パターン蓄積部101は、帳票処理構成要素データの一種である回付パターンを蓄積している記憶部である。回付パターンとは、帳票データ(帳票フォームからなる帳票イメージ)の回付ルートのパターンであり、例えば起票者(申請者)から責任者(承認者)へ、さらに責任者から処理担当者(例えば物品発注者)へ回付ルートを示すデータである。規程データ蓄積部102は、発行された帳票を処理する上で予め規程する事項からなる規程データを蓄積している記憶部である。規程データは例えば帳票の有効期間などを示すデータである。処理部品蓄積部103は、帳票処理に必要な各処理の内容を定義した処理部品データを蓄積している記憶部である。処理部品データは、例えば基本帳票処理、情報検索処理、名称(回付すべき部課名など)の取得処理などの各処理の内容を定義したデータである。

0011

帳票フォーム作成部品解析部105は、基本帳票処理作成部109により起動される帳票フォームの作成処理時に、蓄積群104から指定の帳票処理構成要素データを取出して、それぞれ対応する回付パターン表示部106、規程データ表示部107、処理部品表示部108に出力する。各表示部106〜108は、基本帳票処理作成部109の構成要素である表示装置に回付パターン表示画面、規程データ表示画面、処理部品表示画面を表示する。

0012

基本帳票処理作成部109は、オペレータによりマウス111の操作に応じて、表示装置に基本帳票定義画面を表示し、帳票フォームおよび処理手続(帳票処理構成要素データ)を含む帳票処理定義情報を作成するための主構成要素である。帳票処理定義生成部110は、基本帳票処理作成部109により作成された帳票処理定義情報を帳票実行装置200の帳票処理定義蓄積部208に格納する。

0013

一方、帳票実行装置200は、指定された帳票処理に該当する帳票処理定義情報を帳票処理定義蓄積部208から呼出して、この帳票処理定義情報に基づいて帳票処理を実行する。帳票実行装置200は、帳票処理定義蓄積部208以外に、個人付加処理蓄積部207と、外部情報蓄積部204と、帳票処理定義解析部201と、処理部品実行部202と、外部情報検索部203と、外部情報表示部206と、帳票フォーム表示部205とを備えている。

0014

個人・付加処理蓄積部207は、基本帳票処理以外に個人的または付加的な処理に必要な情報を蓄積する記憶部である。外部情報蓄積部204は、帳票処理の種類に従って用意される外部情報を蓄積する記憶部である。この外部情報とは、帳票処理が例えば用度品の購入申請に関係する者であれば、取引先情報品名情報などに相当する。帳票処理定義解析部201は、帳票処理の実行時に帳票処理定義蓄積部208から呼出した帳票処理定義情報を解析し、帳票フォーム情報処理要素オブジェクト情報とに分離する。ここで、帳票フォーム情報とは、帳票イメージの例えば囲い込み線種や始点/終点の位置などを含む。また、処理要素オブジェクト情報とは、帳票フォームの項目(フィールド項目)と関連付けられた処理手続(帳票処理構成要素データ)以外に、外部情報検索ツールやタイミングを含む。

0015

処理部品実行部202は、帳票処理定義解析部201により分離された帳票処理構成要素データの処理部品データを実行する。外部情報検索部203は、帳票処理定義解析部201により分離された処理要素オブジェクト情報に含まれる外部情報検索ツールにより、外部情報蓄積部204から指定の外部情報を検索して外部情報表示部206に出力する。帳票フォーム表示部205は、表示装置の帳票フォーム画面上に帳票処理定義解析部201により分離された帳票フォーム情報を表示し、かつマウス209の操作により帳票フォーム画面上に各種の入力データの入力を行なう機能を有する。また、帳票フォーム表示部205は、処理部品実行部202により実行された処理結果を表示する。
帳票定義処理)以下図2から図4を参照して、本実施形態の帳票処理システムにおける帳票定義処理を説明する。

0016

まず、帳票定義装置100は、図3のフローチャートに示すように、基本帳票処理作成部109により、基本帳票の作成モードを決定し、新規または変更のいずれであるかを設定する(ステップS1)。この場合、オペレータがマウス111などを操作して、基本帳票処理作成部109により新規または変更の作成モードを設定する(ステップS2)。新規モードが設定された場合には、表示装置には未表示の基本帳票定義画面を表示する(ステップS3)。即ち、図2(システムの概念図)において、例えば帳票イメージ10の外枠以外は何も表示していない基本帳票定義画面を表示する。

0017

一方、変更モードが設定された場合には、表示装置には帳票処理定義蓄積部208に格納されている帳票名見出し一覧である帳票名一覧画面を表示する(ステップS4)。この帳票名一覧画面から選択された帳票名に該当する帳票フォームイメージが、帳票フォーム作成部品解析部105により基本帳票定義画面上に展開・表示される(ステップS5,S6)。このとき、帳票フォーム部品解析部105は、蓄積群104から該当する帳票名に対応する帳票処理構成要素データを取出して表示する。具体的には、回付パターン蓄積部101からは、回付パターンを呼出して回付パターン表示部106に出力する。規程データ蓄積部102からは、規程データを呼出して規程データ表示部107に出力する。処理部品蓄積部103からは、処理部品データを呼出して処理部品表示部108に出力する(ステップS7)。

0018

基本帳票処理作成部109はエディタにより、表示された基本帳票定義画面上に帳票フォームを作成する(ステップS8)。具体的には、図2に示すように、基本帳票処理作成部109の共通部品参照部により、各表示部106〜108により表示された帳票処理構成要素データを、基本帳票定義画面上の帳票フォームイメージに転載することができる。ここで、回付パターン、処理手続、外部情報検索ツールなどを含めて処理要素オブジェクト情報と称する。オペレータは、各表示部106〜108により表示された各処理要素オブジェクト情報から、マウス111により選択した処理要素オブジェクトを基本帳票定義画面上に移動すると、帳票フォームイメージ10のアイテム(フィールド項目)と関連付けさせることができる。ここで、各表示部106〜108により表示された帳票処理構成要素データの表示画面上において、マウス111などの操作により、さらに詳細な情報を表示することができる。具体的には、例えば回付パターンの表示画面上において、「申請(担当者→承認者(課長))」あるいは「申請(担当者→調査担当(主任)→承認者(課長))」などの回付ルート図を表示することができる。

0019

以上のようにして、基本帳票定義画面上において帳票フォームイメージの各アイテム(フィールド項目)と各処理要素オブジェクト情報との関連付けを行なって、帳票処理定義情報を編集する(ステップS9)。帳票処理定義生成部110は、基本帳票処理作成部109により作成された基本帳票定義画面上の情報を解析し、帳票フォームイメージと各処理要素オブジェクト情報とからなる帳票処理定義情報を帳票処理定義蓄積部208に格納する(ステップS10)。具体的には、帳票イメージの例えば囲い込みの線種や始点/終点の位置などを含む帳票フォーム情報と、フィールド項目と関連付けられた処理手続などの各処理要素オブジェクト情報とが帳票名で関連付けされて格納される。

0020

本実施形態の帳票定義処理によれば、帳票フォームと連動する処理手続を一覧画面から選択し、基本帳票定義画面上に定義することができるため、帳票処理定義を容易に行なうことができ、かつ処理の変更や追加に対して柔軟に対応することができる。また、帳票処理定義に必要な処理手続が記憶されているため、処理手続の機能や仕様が変化した場合の影響度を簡単に把握できる効果もある。
(帳票定義処理の具体例)本実施形態の具体例として、図4に示すように、「常備用度品請求伝票」の帳票定義処理を想定する。帳票処理構成要素データの処理部品データとして、「回付パターン」、「基本帳票処理」、「名称取得処理」、「情報検索処理」、「コード体系処理」、「起動ツール」、「規程処理」が設定されている。「基本帳票処理」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「発行番号」を選択すると、基本帳票定義画面上の「発行番号」フィールドに移動させて関連付けさせる(R40)。「名称取得処理」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「課名」を選択すると、基本帳票定義画面上の「発行課」フィールドに移動させて関連付けさせる(R41)。また、同フレームにおいて、オペレータがマウスにより「建屋NO」を選択すると、基本帳票定義画面上の「建屋NO」フィールドに移動させて関連付けさせる(R42)。

0021

「コード体系処理」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「原価部門コードチェック」を選択すると、基本帳票定義画面上の「原価部門」フィールドに移動させて関連付けさせる(R43)。同フレームにおいて、オペレータがマウスにより「製番チェック」を選択すると、基本帳票定義画面上の「製番」フィールドに移動させて関連付けさせる(R44)。「情報検索処理」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「品名情報」を選択すると、基本帳票定義画面上の「品名コード」フィールドに移動させて関連付けさせる(R45)。

0022

さらに、基本帳票定義画面上のボタンへの関連付けにおいて、基本帳票定義画面上の「購入用品一覧」ボタンをマウスで選択すると、「起動ツール」のフレームに対してツール名を入力する(R46)。「基本帳票処理」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「起票」を選択すると、基本帳票定義画面上の「起票」ボタンに移動させて関連付けさせる(R47)。また、基本帳票定義画面上における帳票フォームへの規程の関連付けにおいて、「規程一覧」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「申請者は不問」を選択すると、そのまま基本帳票定義画面上に移動させて関連付けさせる(R48)。さらに、同フレームにおいて、オペレータがマウスにより「経費購入の場合、請求者と承認者の所属合致」を選択すると、そのまま基本帳票定義画面上に移動させて関連付けさせる(R49)。

0023

さらに、「回付パターン」のフレームにおいて、オペレータがマウスにより「申請(担当者→承認者(課長))」を選択すると、基本帳票定義画面上の「回付欄」を設定したい場所に移動させて、回付パターンの内容に従った回付欄が設定される(R50)。
(帳票定義処理の変形例)図5は本実施形態の帳票定義処理の変形例を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、図3に示すように、基本帳票処理作成部109により、基本帳票定義画面上に帳票フォームを作成し、各表示部106〜108により表示された帳票処理構成要素データを、基本帳票定義画面上の帳票フォームイメージに転載することにより、基本帳票定義画面の内容を編集する処理が実行されている(ステップS8,S9)。このとき、各処理要素オブジェクトを帳票フォームイメージ10のアイテム(フィールド項目)と関連付けさせて、基本帳票定義画面上に移動する方法である。

0024

これに対して、本変形例は、帳票処理構成要素の各表示部106〜108を参照して、基本帳票定義画面上に文字やコードの入力を直接に実行し、帳票フォームイメージ10のアイテム(フィールド項目)と帳票処理構成要素データ(各処理要素オブジェクト)との関連付けをさせながら、基本帳票定義画面の内容を編集する処理を行なう(ステップS27)。なお、図3のフローチャートにおけるステップS1〜S7及びS10は、図5のフローチャートにおけるステップS20〜S26及びS28に対応する処理である。
(本実施形態の帳票処理の実行)次に図6のフローチャートを参照して、本実施形態の帳票処理システムにおける帳票処理の実行について説明する。帳票処理は、前述したように、図1に示す帳票実行装置200により実行される。

0025

まず、オペレータがマウス209などを操作して、実行対象となる帳票名が入力されると、帳票処理定義解析部201は、帳票処理定義蓄積部208から実行対象の帳票名に対応する帳票処理定義情報(以下帳票定義情報と称する)を呼出す(ステップS30,S31)。帳票処理定義解析部201は帳票定義情報を解析し、属性により帳票フォーム情報と処理要素オブジェクト情報とに分離する。そして、帳票フォーム情報を、帳票フォーム表示部の画面上に表示し、処理要素オブジェクト情報に含まれる処理手続(帳票処理構成要素データ)と外部情報検索ツール(外部情報検索処理)とを実行可能状態にする(ステップS32)。

0026

ここで、帳票処理定義解析部201は、個人・付加処理蓄積部207を検索して、基本帳票処理以外に個人的または付加的な情報処理(以下付加的情報処理と称する)が必要であれば、その付加的情報処理の処理手続と外部情報検索処理を実行可能状態にする(ステップS33のYES,S34)。このような帳票処理に必要な処理手続の確認後に、帳票処理の事前に処理すべき所定の事前処理を実行する(ステップS35)。この事前処理の結果を帳票フォーム情報に反映して、帳票フォームイメージの入力フィールドに対してデータ入力が可能となる。

0027

このようないわば準備処理に従って、帳票処理として定義されている処理手続及び外部情報検索処理を自動的に実行する(ステップS36)。具体的には、属性として付与されている条件や入力データなどを実行トリガとして、処理部品実行部202及び外部情報検索部203が起動して、入力されたデータを帳票フォームイメージの項目フィールドに表示したり、外部情報検索画面を外部情報表示部206に表示する。そして、帳票処理に対して必要最低限のデータ入力や規程チェック処理が完了した後に、オペレータにより回付の指示が入力されると、定義された回付パターンに従って、帳票情報を転送する回付処理が実行される(ステップS37のYES,S38)。即ち、帳票のステータスと実データを、例えば次の回付者である承認者などに転送する。

0028

以上のように本実施形態の帳票処理の実行方式であれば、帳票フォーム情報を呼出して実行指示するだけで、政党な規程に従ったデータチェック処理決済などに必要な外部情報に関する知識が無くても、帳票処理を自動的に実行することができる。換言すれば、外部情報に対するアクセス方法データ項目の条件に関する知識が無くても、電子的に帳票処理を容易に実行することができる。
(帳票処理の具体例)本実施形態の具体例として、図7図8に示すように、「常備用度品請求伝票」の帳票処理を想定する。まず、帳票処理の一覧画面から「常備用度品請求伝票」を呼出し、以下の各帳票処理の実行を指示する。即ち、図6のステップS35の処理に相当する帳票に関連付けられた事前処理として、具体的には「発行番号処理」、「課名取得処理」、「回付パターン取得処理」、「建屋NO取得処理」が実行される。

0029

「発行番号処理」の実行は、生成された発行番号を、図7(A)に示すように、帳票フォーム上の発行番号フィールド70に設定する。「課名取得処理」の実行は、課名称を発行課フィールド71に設定する。「回付パターン取得処理」の実行は、回付フィールド72の申請者フィールドには申請者の名前を設定し、承認者フィールドには承認者の名前を設定する。「建屋NO取得処理」の実行は、建屋NOを建屋NOフィールド73に設定する。

0030

さらに、帳票フォームの入力フィールドに関連付けられた処理として、「製番フィールドへの製番入力処理」が実行される。即ち、図7(B)に示すように、製番フィールド74に製番が入力されると、「製番チェック処理」が実行されて、入力製番が正しいコードであるか否かが確認される。

0031

また、帳票フォーム上の「ボタン」に関連付けられた処理として、「購入用品検索処理」、「品名コード入力処理」、「起票ボタン処理」が実行される。「購入用品検索処理」では、図8(A)に示すように、購入用品一覧ボタン80がマウス209により選択されると、「購入用品検索ツール」が起動される。「品名コード入力処理」では、品名コードフィールド81に品名コードが入力されると、「品名情報処理」が実行されて、「品名フィールド」と「単位フィールド」に検索データが表示される。「起票ボタン処理」では、図8(B)に示すように、起票ボタン82がマウス209により選択されると、「起票処理」が実行される。この「起票処理」により、「常備用度品請求伝票」に関連付けされている「規程処理」が実行される。そして、この「規程処理」の実行により、帳票フォーム上に設定されている各種データが規程に従ったものであれば、回付パターンに従って承認者に対する起票処理が実行されることになる(図6のステップS38を参照)。
(帳票処理の変形例)図9は本実施形態の帳票処理の変形例を説明するためのフローチャートである。本実施形態の帳票処理では、図6のステップS36に示すように、帳票処理に定義されている各処理手続及び外部情報検索処理は、属性として付与されている条件や入力データなどを実行トリガとして自動的に実行される。これに対して、本変形例では、帳票処理に定義されている各処理手続及び外部情報検索処理は、オペレータの指示(帳票処理の実行者)に従って起動されることにより、実行される(ステップS46)。なお、図9のフローチャートにおけるステップS40〜S45及びS47,S48は、図6のフローチャートにおけるステップS30〜S35及びS37,S38に対応する処理である。
(本実施形態の付加的情報処理の具体例)本実施形態の帳票処理では、基本帳票処理以外に個人的または付加的な情報処理(付加的情報処理)が必要であれば、その付加的情報処理を実行する機能が設けられている(図6のステップS33,S34を参照)。付加的情報処理は、「付加的情報の設定処理」と「付加的情報の通知処理」とに大別される。「付加的情報の設定処理」は、構成要素部品を参照して、基本帳票処理定義に設定されていない付加的情報処理を追加設定する場合に、その付加的情報処理に対応する付加的処理要素オブジェクト情報を個人・付加処理蓄積部207に蓄積する。

0032

次に、「付加的情報の通知処理」は、図10のフローチャートに示すように、帳票処理の実行に伴って起動されると、個人・付加処理蓄積部207から付加的情報を取出して解析する(ステップS50)。この解析処理により、付加的処理要素オブジェクト情報である処理手続と外部情報検索処理とに関する情報に分離する(ステップS51)。これらの付加的処理要素オブジェクト情報を、帳票処理の実行処理系に通知する(ステップS52)。付加的処理要素オブジェクト情報は、具体的には処理手続名や外部情報検索処理名、および実行タイミングなどの情報を含む。

0033

次に、図11を参照して、「常備用度品請求伝票」の帳票処理を想定した場合の付加的情報処理について説明する。ここでは、「常備用度品請求伝票」の基本帳票処理には設定されていない「予算情報確認ツール」を付加的情報処理として登録する。具体的には、図11に示すように、「常備用度品請求伝票」の基本帳票定義画面を処理しながら、処理部品フレームを呼出し、「起動ツール」の設定フレームから「予算情報確認ツール(FRUN YOSAN)」を設定する。これにより、「常備用度品請求伝票」の基本帳票定義画面には、「予算情報ボタン」が追加表示される。

0034

これ以後、登録者のみが「常備用度品請求伝票」を起票するときに、「予算情報ボタン」を操作することにより、予算情報を検索して確認することが可能となる。

0035

以上のように本実施形態の付加的情報処理の機能があれば、基本帳票処理では設定されていない個人または関連部門内での参照したい外部情報やチェック処理を、基本帳票処理の中に追加設定することができる。従って、基本帳票処理だけでなく、多様な帳票処理に対する対応を容易に実現することが可能となる。

発明の効果

0036

以上詳述したように本発明によれば、電子的な帳票処理システムにおいて、帳票の作成(修正、変更を含む)処理や帳票処理の実行をソフトウェアなどの特別の知識を要求されることなく、簡単な操作により行なうことができる。従って、操作効率の優れて、かつ多様な帳票処理を行なうことができる帳票処理システムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0037

図1本発明の実施形態に関係する帳票処理システムの構成を示すブロック図。
図2本実施形態に関係する帳票処理システムの概念図。
図3本実施形態の帳票定義処理を説明するためのフローチャート。
図4本実施形態の帳票定義処理の具体例を説明するための図。
図5本実施形態の帳票定義処理の変形例を説明するためのフローチャート。
図6本実施形態の帳票処理の実行を説明するためのフローチャート。
図7本実施形態の帳票処理の具体例を説明するための図。
図8本実施形態の帳票処理の具体例を説明するための図。
図9本実施形態の帳票処理の変形例を説明するためのフローチャート。
図10本実施形態の付加的情報の通知処理を説明するためのフローチャート。
図11本実施形態の付加的情報処理の具体例を説明するための図。

--

0038

100…帳票定義装置
101…回付パターン蓄積部
102…規程データ蓄積部
103…処理部品蓄積部
104…蓄積群
105…帳票フォーム作成部品解析部
106…回付パターン表示部
107…規程データ表示部
108…処理部品表示部
109…基本帳票処理作成部
110…帳票処理定義生成部
111,209…マウス
200…帳票実行装置
201…帳票処理定義解析部
202…処理部品実行部
203…外部情報検索部
204…外部情報蓄積部
205…帳票フォーム表示部
206…外部情報表示部
207…個人・付加処理蓄積部
208…帳票処理定義蓄積部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ