図面 (/)

技術 内視鏡システム

出願人 フジノン株式会社
発明者 荒井薫森英次平野壮太
出願日 1997年4月21日 (23年8ヶ月経過) 出願番号 1997-117601
公開日 1998年11月4日 (22年2ヶ月経過) 公開番号 1998-290783
状態 未査定
技術分野 孔内観察装置 内視鏡 内視鏡
主要キーワード 収納部蓋 ダイナモ発電機 略蛇腹状 略薄板状 リヤカー 後部荷台 伸縮体 処理支援装置
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年11月4日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

運搬可能で、交流電源以外の電源使用可能な内視鏡システムを提供する。

解決手段

内視鏡100に少なくとも照明を含む支援を行う内視鏡プロセッサ4を備えた内視鏡システム200において、内視鏡プロセッサ4等への供給電力ダイナモ発電機7d及びバッテリー装置6から得るように構成した。

概要

背景

従来、医療分野あるいは工業分野において、被観察部の内部を外部から視覚による観察によって検査するために内視鏡が用いられている。

この内視鏡の構成について、以下に説明する。図3は、内視鏡の構成を示す図であり、図3(A)は挿入部から各コネクターまでを含む斜視図を、図3(B)は、図3(A)に示す内視鏡の先端部の正面図を、それぞれ示している。

図3(A)に示すように、この内視鏡100′は、可撓性を有する挿入部1と、挿入部1の基端側に設けられた手元操作部2と、手元操作部2に接続して延設されたコネクターコード部3を備えて構成されている。

挿入部1は、先端側より順に、先端部10と、手元操作部により遠隔制御されるアングル部11と、可撓性を有する軟性部12とを有している。

また、先端部10は、図3(B)に示すように、その前面に、照明レンズ13,13と、対物レンズ14と、送気・送水ノズル15と、吸引処置口16とを有している。

また、手元操作部2は、グリップ部20と、アングル部11をワイヤーを介して遠隔彎曲制御するための上下アングルツマミ21a及び左右アングルツマミ21bと、吸引ボタン22aと、送気・送水ボタン22bと、鉗子口部材24及び鉗子栓25とを有している。

次に、上記した内視鏡100′の照明レンズ13に照明用の光等を供給する等の支援を行い、あるいは対物レンズ14が撮像して出力した映像信号映像化するための処理を行う内視鏡処理支援装置である内視鏡プロセッサの構成について、以下に説明する。

内視鏡プロセッサ(図示せず。例えば図1に示す4を参照。)は、箱状の筐体を有し、この筐体内に、支援機能送出ソケット(図示せず。例えば図1に示す41を参照。)に照明用光を送出するハロゲンランプキセノンランプ等の光源(図示せず)と、この光源を冷却する送風ファン(図示せず)と、内視鏡100′からの映像信号等の処理を行う処理基板(図示せず)と、支援機能送出用ソケットへ圧縮空気を送出する送気ポンプ(図示せず)と、これらの各部に動作用電力を供給する電源トランス(図示せず)等を有している。

また、筐体の前面板(図示せず。例えば図1に示す40を参照。)には、光源からの光と送気ポンプからの圧縮空気とを内視鏡100′へ送り込むための支援機能送出用ソケット(図示せず。例えば図1に示す41を参照。)と、映像信号受入用ソケット(図示せず。例えば図1に示す42を参照。)と、この内視鏡プロセッサのON又はOFFを行うための電源スイッチ(図示せず。例えば図1に示す43を参照。)が設けられている。

また、上記したコネクターコード部3は、先端側より順に、軟性部30と、軟性部30から分岐した第1分岐部31と、その基端側に設けられた支援機能受入用コネクター33′と、軟性部30から分岐した他方の部分である第2分岐部32と、その基端側に設けられた映像信号送出用コネクター34と、防水キャップ34aを有している。

上記した支援機能受入用コネクター33′は、内視鏡プロセッサの支援機能送出用ソケット(図示せず。例えば図1に示す41を参照。)に差し込むことにより接続され、ライトガイドコネクター33aにより照明用光を受け入れるとともに、図示しない送気コネクターにより圧縮空気を受け入れる。また、支援機能受入用コネクター33′の外側面には、送水ポンプ(図示せず)からの圧力水を受け入れる送水コネクター33bと、吸引装置(図示せず)により吸引を受けるための吸引コネクター33cと、高周波電源装置(図示せず)からの高周波電流により電気メス等として使用可能となる高周波電源端子33dが設けられている。

上記のような構成により、内視鏡プロセッサ内の光源からの光は、ライトガイドコネクター33aからコネクターコード部3内のライトガイド(図示せず)内に導かれる。このライトガイドは、光ファイバー束から構成されており、コネクターコード部3を経て挿入部1の内部に挿通され、これにより先端部10に設けられた照明レンズ13,13から光が射出され、被観察部における対物レンズ14の視野内が照明される。

また、先端部10に設けられた対物レンズ14は、被観察部の視野内の映像をとらえ、対物レンズ14の後段に配置された図示しないCCD(Charge CuppledDevice :電荷結合撮像素子)によって多数の画素電気信号(映像信号)に変換された後、リード線(図示せず)等により、挿入部1からコネクターコード部3,映像信号送出用コネクター34を経て内視鏡プロセッサ内の処理基板(図示せず)に送られて処理される。処理された映像信号は、内視鏡プロセッサから外部に設けたCRT(Cathode Ray Tube:陰極管画像表示装置)や液晶表示装置等の内視鏡モニター装置(図示せず。例えば図1に示す5を参照。)等へ出力され、映像となる。

また、支援機能受入用コネクター33′の各コネクター33b,33c,33d等により、内視鏡100′の先端部10の送気・送水ノズル15に送気や送水が行われ、吸引・処置口16から吸引が行われるほか、吸引・処置口16から各種の処置具を突出させて遠隔操作することにより、被観察部に各種の処置を行うこともできるようになっている。

上記した内視鏡プロセッサや内視鏡モニター装置は、例えば病院等の室内において収納ラック等に収納され、商用交流電源から動作用電源を得るのが一般的であった。

概要

運搬可能で、交流電源以外の電源を使用可能な内視鏡システムを提供する。

内視鏡100に少なくとも照明を含む支援を行う内視鏡プロセッサ4を備えた内視鏡システム200において、内視鏡プロセッサ4等への供給電力ダイナモ発電機7d及びバッテリー装置6から得るように構成した。

目的

しかしながら、従来の内視鏡システムは、屋内での使用のみを目的としたものであり、その運搬はもちろん、交流電源以外の電源から動作電源を得ることも設計上はまったく配慮はされておらず、このような使用をすることは不可能であった。

本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、運搬可能で、交流電源以外の電源を使用可能な内視鏡システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

被観察部を視覚観察するための対物レンズを先端に有し、手元操作部により遠隔彎曲制御されるアングル部、及び可撓性を有する軟性部が配設され被観察部内へ挿入される挿入部を有する内視鏡と、前記内視鏡に少なくとも照明を含む支援を行う内視鏡処理支援装置とを備えた内視鏡システムにおいて、前記内視鏡処理支援装置への供給電力を可搬電源から得ることを特徴とする内視鏡システム。

請求項2

請求項1記載の内視鏡システムにおいて、前記可搬電源は放電のみ可能な電池を有することを特徴とする内視鏡システム。

請求項3

請求項1記載の内視鏡システムにおいて、前記可搬電源は発電手段を有することを特徴とする内視鏡システム。

請求項4

請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載の内視鏡システムにおいて、前記可搬電源は、充電及び放電が可能な蓄電手段を有することを特徴とする内視鏡システム。

請求項5

請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1項に記載の内視鏡システムにおいて、前記内視鏡処理支援装置と可搬電源は、人力又は機械力により移動する移動体に搭載されることを特徴とする内視鏡システム。

請求項6

請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載の内視鏡システムにおいて、前記支援は、前記内視鏡の先端への送水を含み、かつ、前記内視鏡処理支援装置に着脱可能に内蔵されるとともに送水を行う貯水容器を備えたことを特徴とする内視鏡システム。

請求項7

請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1項に記載の内視鏡システムにおいて、前記支援は、前記内視鏡の先端への送気又は送水を含み、かつ、人力により送気又は送水を行う送気・送水ポンプを備えたことを特徴とする内視鏡システム。

請求項8

請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1項に記載の内視鏡システムにおいて、前記内視鏡処理支援装置は、前記内視鏡からの映像信号を処理し、前記映像信号を映像化して表示する映像表示装置を備え、かつ、前記可搬電源は、前記映像表示装置へ電力を供給することを特徴とする内視鏡システム。

請求項9

請求項8記載の内視鏡システムにおいて、前記映像表示装置は、人力又は機械力により移動する移動体に搭載されることを特徴とする内視鏡システム。

技術分野

0001

本発明は、被観察部を視覚観察するための内視鏡と、この内視鏡に少なくとも照明を含む支援を行う内視鏡処理支援装置とを備えた内視鏡システムの改良に関するものである。

背景技術

0002

従来、医療分野あるいは工業分野において、被観察部の内部を外部から視覚による観察によって検査するために内視鏡が用いられている。

0003

この内視鏡の構成について、以下に説明する。図3は、内視鏡の構成を示す図であり、図3(A)は挿入部から各コネクターまでを含む斜視図を、図3(B)は、図3(A)に示す内視鏡の先端部の正面図を、それぞれ示している。

0004

図3(A)に示すように、この内視鏡100′は、可撓性を有する挿入部1と、挿入部1の基端側に設けられた手元操作部2と、手元操作部2に接続して延設されたコネクターコード部3を備えて構成されている。

0005

挿入部1は、先端側より順に、先端部10と、手元操作部により遠隔制御されるアングル部11と、可撓性を有する軟性部12とを有している。

0006

また、先端部10は、図3(B)に示すように、その前面に、照明レンズ13,13と、対物レンズ14と、送気・送水ノズル15と、吸引処置口16とを有している。

0007

また、手元操作部2は、グリップ部20と、アングル部11をワイヤーを介して遠隔彎曲制御するための上下アングルツマミ21a及び左右アングルツマミ21bと、吸引ボタン22aと、送気・送水ボタン22bと、鉗子口部材24及び鉗子栓25とを有している。

0008

次に、上記した内視鏡100′の照明レンズ13に照明用の光等を供給する等の支援を行い、あるいは対物レンズ14が撮像して出力した映像信号映像化するための処理を行う内視鏡処理支援装置である内視鏡プロセッサの構成について、以下に説明する。

0009

内視鏡プロセッサ(図示せず。例えば図1に示す4を参照。)は、箱状の筐体を有し、この筐体内に、支援機能送出ソケット(図示せず。例えば図1に示す41を参照。)に照明用光を送出するハロゲンランプキセノンランプ等の光源(図示せず)と、この光源を冷却する送風ファン(図示せず)と、内視鏡100′からの映像信号等の処理を行う処理基板(図示せず)と、支援機能送出用ソケットへ圧縮空気を送出する送気ポンプ(図示せず)と、これらの各部に動作用電力を供給する電源トランス(図示せず)等を有している。

0010

また、筐体の前面板(図示せず。例えば図1に示す40を参照。)には、光源からの光と送気ポンプからの圧縮空気とを内視鏡100′へ送り込むための支援機能送出用ソケット(図示せず。例えば図1に示す41を参照。)と、映像信号受入用ソケット(図示せず。例えば図1に示す42を参照。)と、この内視鏡プロセッサのON又はOFFを行うための電源スイッチ(図示せず。例えば図1に示す43を参照。)が設けられている。

0011

また、上記したコネクターコード部3は、先端側より順に、軟性部30と、軟性部30から分岐した第1分岐部31と、その基端側に設けられた支援機能受入用コネクター33′と、軟性部30から分岐した他方の部分である第2分岐部32と、その基端側に設けられた映像信号送出用コネクター34と、防水キャップ34aを有している。

0012

上記した支援機能受入用コネクター33′は、内視鏡プロセッサの支援機能送出用ソケット(図示せず。例えば図1に示す41を参照。)に差し込むことにより接続され、ライトガイドコネクター33aにより照明用光を受け入れるとともに、図示しない送気コネクターにより圧縮空気を受け入れる。また、支援機能受入用コネクター33′の外側面には、送水ポンプ(図示せず)からの圧力水を受け入れる送水コネクター33bと、吸引装置(図示せず)により吸引を受けるための吸引コネクター33cと、高周波電源装置(図示せず)からの高周波電流により電気メス等として使用可能となる高周波電源端子33dが設けられている。

0013

上記のような構成により、内視鏡プロセッサ内の光源からの光は、ライトガイドコネクター33aからコネクターコード部3内のライトガイド(図示せず)内に導かれる。このライトガイドは、光ファイバー束から構成されており、コネクターコード部3を経て挿入部1の内部に挿通され、これにより先端部10に設けられた照明レンズ13,13から光が射出され、被観察部における対物レンズ14の視野内が照明される。

0014

また、先端部10に設けられた対物レンズ14は、被観察部の視野内の映像をとらえ、対物レンズ14の後段に配置された図示しないCCD(Charge CuppledDevice :電荷結合撮像素子)によって多数の画素電気信号(映像信号)に変換された後、リード線(図示せず)等により、挿入部1からコネクターコード部3,映像信号送出用コネクター34を経て内視鏡プロセッサ内の処理基板(図示せず)に送られて処理される。処理された映像信号は、内視鏡プロセッサから外部に設けたCRT(Cathode Ray Tube:陰極管画像表示装置)や液晶表示装置等の内視鏡モニター装置(図示せず。例えば図1に示す5を参照。)等へ出力され、映像となる。

0015

また、支援機能受入用コネクター33′の各コネクター33b,33c,33d等により、内視鏡100′の先端部10の送気・送水ノズル15に送気や送水が行われ、吸引・処置口16から吸引が行われるほか、吸引・処置口16から各種の処置具を突出させて遠隔操作することにより、被観察部に各種の処置を行うこともできるようになっている。

0016

上記した内視鏡プロセッサや内視鏡モニター装置は、例えば病院等の室内において収納ラック等に収納され、商用交流電源から動作用電源を得るのが一般的であった。

発明が解決しようとする課題

0017

上記した内視鏡、内視鏡プロセッサ、及び内視鏡モニター装置等からなる内視鏡システムについては、屋外持ち運び、商用交流電源の得られない場所でも使用したい、という要請があった。

0018

しかしながら、従来の内視鏡システムは、屋内での使用のみを目的としたものであり、その運搬はもちろん、交流電源以外の電源から動作電源を得ることも設計上はまったく配慮はされておらず、このような使用をすることは不可能であった。

0019

本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、本発明の解決しようとする課題は、運搬可能で、交流電源以外の電源を使用可能な内視鏡システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0020

上記課題を解決するため、本発明に係る内視鏡システムは、被観察部を視覚観察するための対物レンズを先端に有し、手元操作部により遠隔彎曲制御されるアングル部、及び可撓性を有する軟性部が配設され被観察部内へ挿入される挿入部を有する内視鏡と、前記内視鏡に少なくとも照明を含む支援を行う内視鏡処理支援装置とを備えた内視鏡システムにおいて、前記内視鏡処理支援装置への供給電力を可搬電源から得ることを特徴とする。

0021

上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記可搬電源は放電のみ可能な電池を有する。

0022

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記可搬電源は発電手段を有する。

0023

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記可搬電源は、充電及び放電が可能な蓄電手段を有する。

0024

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記内視鏡処理支援装置と可搬電源は、人力又は機械力により移動する移動体に搭載される。

0025

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記支援は、前記内視鏡の先端への送水を含み、かつ、前記内視鏡処理支援装置に着脱可能に内蔵されるとともに送水を行う貯水容器を備えた。

0026

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記支援は、前記内視鏡の先端への送気又は送水を含み、かつ、人力により送気又は送水を行う送気・送水ポンプを備えた。

0027

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記内視鏡処理支援装置は、前記内視鏡からの映像信号を処理し、前記映像信号を映像化して表示する映像表示装置を備え、かつ、前記可搬電源は、前記映像表示装置へ電力を供給する。

0028

また、上記の内視鏡システムにおいて、好ましくは、前記映像表示装置は、人力又は機械力により移動する移動体に搭載される。

発明を実施するための最良の形態

0029

以下、本発明に係る内視鏡システムの実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態である内視鏡システムの構成を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す内視鏡プロセッサのさらに詳細な構成を示す図であり、図2(A)は貯水容器と送気ポンプとの関係を示す斜視図を、図2(B)は貯水容器と送気ポンプからの水と空気の流れを示す概念図を、それぞれ示している。

0030

図に示すように、この内視鏡システム200は、自転車7の後部荷台7f上に取り付けられた収納部7kに搭載されており、内視鏡100(図示せず)と、内視鏡プロセッサ4と、この内視鏡プロセッサ4に電気的に接続された内視鏡モニター装置5と、内視鏡プロセッサ4及び内視鏡モニター装置5に電気的に接続されたバッテリー装置6を備えて構成されている。また、内視鏡100は、支援機能受入用コネクター33′とは異なる支援機能受入用コネクター33(後述。図2参照。)を有する点を除き、図3に示した内視鏡100′と同様の構成要素を有している。

0031

上記した内視鏡システム200の各構成要素のうち、収納部7kは、自転車7の後輪7bを支持するメインフレーム7aと、メインフレーム7aに対し略「V」字状に取り付けられた収納部支持フレーム7mによって支持された後部荷台7fと、後部荷台7fの四隅から垂直に立設された枠状部材7gと、枠状部材7gの中段に支持された棚板7hと、枠状部材7gの最上段に支持された頂板7iを有している。

0032

また、後部荷台7f上には、内視鏡プロセッサ4が収納され、脱落を防止するためのボルトクランプ金具等の固定具(図示せず)により固定されている。棚板7h上には、バッテリー装置6が収納され、脱落を防止するためのボルトやクランプ金具等の固定具(図示せず)により固定される。また、頂板7iの一端縁には、液晶表示装置やプラズマディスプレイ等の略薄板状の内視鏡モニター装置5が蝶番等によって開閉可能に取り付けられている。

0033

また、自転車7の後輪7bを支持するメインフレーム7aには、ダイナモ発電機7dが取り付けられており、この自転車7を支持脚7nで支持した状態で、ダイナモ発電機7dを後輪7bのタイヤ部分の側面に密着させ、ペダル7cを回動させると、後輪7bの回転に伴ってダイナモ発電機7dの軸が回転し発電が行われる。生成された電流は、導線7eによりバッテリー装置6に送られる。バッテリー装置6は、蓄電池(図示せず)を内蔵しており、入力された電気を充電するとともに、充電された電気を放電することにより、内視鏡プロセッサ4と内視鏡モニター装置5に動作用電源を供給する。

0034

上記のような構成により、この内視鏡システム200は、
自転車7で所望の場所へ自由に移動させることができ、
ダイナモ発電機7dにより発電される電気により動作させることが可能であり、あるいはダイナモ発電機7dにより発電された電気をバッテリー装置6にいったん蓄電しておき、動作させたいときにバッテリー装置6から電気を取り出すことにより動作させることが可能であり、商用交流電源の得られない場所でも支障なく内視鏡を使用することができる、という利点がある。

0035

内視鏡システムでは、対物レンズ14を洗浄する目的等のために水を内視鏡の先端部10の送気・送水ノズル15から放出させたり、被観察部を拡げて対物レンズ14の視野を確保する目的等のため空気を送気・送水ノズル15から放出させるが、従来の内視鏡システムでは、送気や送水を行わせる送気ポンプ(図示せず)や送水ポンプ(図示せず)は電気により駆動されていた。

0036

本実施形態の内視鏡プロセッサ4には、その筐体の側面板44に、貯水容器収容部蓋45と送気部蓋46が設けられている。これらの蓋は、図2に示すように、蝶番により開閉可能な構成となっている。

0037

また、貯水容器収納部蓋45の内部には、貯水容器収容空間45aが設けられており、貯水容器8が着脱自在に収容可能となっている。貯水容器8は、上部にキャップ8e付きの入水口8aが設けられるとともに、底部付近開閉弁8d(図2(B)参照)を有する出水口8bが設けられており、持ち運ぶための取手8cが上部に設けられている。

0038

また、送気部蓋46の内部には、送気バルブ46aが設けられており、送気・送水ポンプ9が装着可能となっている。送気・送水ポンプ9は、ビニル樹脂等の柔軟な材料からなり略蛇腹状に形成され押圧により伸縮可能な伸縮体9aと、伸縮体9aに連通する送気管9bを有している。

0039

上記のような構成により、貯水容器8の入水口8aのキャップ8eを外して水を注入し、貯水容器8内に水を充満させた後にキャップ8eを閉める。次に、貯水容器収納部蓋45を開け、貯水容器収容空間45a内に貯水容器8を挿入してセットし、貯水容器収納部蓋45を閉める。貯水容器8の取手8cは、貯水容器収容空間45aへ挿入する際には、支障しないように折り畳むことができるようになっている。また、送気部蓋46を開け、送気・送水ポンプ9の送気管9bを送気バルブ46aに装着する。

0040

上記のように貯水容器8と送気・送水ポンプ9を内視鏡プロセッサ4内にセットすると、貯水容器8の出水口8bに設けられた開閉弁8dが開くとともに、出水口8bが内視鏡プロセッサ4内の送水管47a(図2(B)参照)と連通し、貯水容器内の水Wは逆止弁47cを通って圧力室49内に導かれる。

0041

一方、送気・送水ポンプ9の伸縮体9aに足踏み等により繰り返し押圧を行うと、空気Aが送気管9bに送り込まれ、送気バルブ46aから内視鏡プロセッサ4内の送気管48a(図2(B)参照)と連通し、送気・送水切換器48b,送気管48c,逆止弁48dを通って圧力室49内に導かれる。圧力室49には、逆止弁47dを有する送水管47bが接続しており、圧力室49内の水Wは、図示しない送気・送水切換器を経由して支援機能送出用ソケット41に送られる。また、送気・送水ポンプ9からの空気Aは、送気・送水切換器48b,送気管48eを経由して支援機能送出用ソケット41にも送られる。

0042

ここで送気・送水切換器48bを送水側に切り換えると、支援機能送出用ソケット41には送水管47bが開通し、圧力室49から水Wが送水管47bを通って支援機能送出ソケット41に送られ、支援機能受入用コネクター33を経て内視鏡100の先端部10へ送られる。逆に、送気・送水切換器48bを送気側に切り換えると、支援機能送出用ソケット41には送気管48eが開通し、送気ポンプ9からの空気Aが送気管48eを通って支援機能送出ソケット41に送られ、支援機能受入用コネクター33を経て内視鏡100の先端部10へ送られる。

0043

上記のような構成により、この内視鏡システム200は、上記した,の利点に加えて、
貯水容器8を内視鏡プロセッサ4に内蔵させるようにしたので、貯水容器の紛失等を防止することができ、
足踏み等により送気・送水ポンプ9を駆動して内視鏡100の先端部に空気A又は水Wを送ることが可能であり、商用交流電源の得られない場所でも支障なく内視鏡を使用することができる、という利点がある。

0044

上記した実施形態において、ダイナモ発電機7dとバッテリー装置6は、可搬電源を構成している。また、ダイナモ発電機7dは、発電手段に相当している。また、バッテリー装置6は、蓄電手段に相当している。また、自転車7は、移動体に相当している。また、内視鏡モニター装置5は、映像表示装置に相当している。

0045

なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。

0046

例えば、上記実施形態においては、対物レンズが捉えた視野内の光像を、先端部に配置された図示しないCCDにより多数の画素の映像信号に変換し、リード線等により内視鏡処理支援装置等に伝達して処理した後、外部の内視鏡モニタ装置等に送って映像化する形式の内視鏡システムを例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成の内視鏡システム、例えば、対物レンズが捉えた光像を光ファイバー束(図示せず)によって手元操作部等に設けられた接眼部(図示せず)に伝達し、医師等が直接肉眼で観察する形式の内視鏡システムであってもよい。

0047

また、上記実施形態においては、可搬電源として、ダイナモ発電機7dと、発電された電気を蓄えるバッテリー装置6を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成の可搬電源、例えば、放電のみ可能な乾電池等の一次電池であってもよい。また、発電手段についても他の構成でもよく、例えば、収納部7kの頂板7iの上面に太陽電池(図示せず)を配設して直流電力を生成するようにしてもよい。

0048

また、上記実施形態においては、内視鏡プロセッサ4等を自転車7に搭載した例について説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成、例えば、リヤカー又は自動二輪車自動四輪車等に搭載してもよい。要は、人力又は機械力により移動する移動体に搭載される内視鏡システムであれば、どのようなものであってもよいのである。

0049

また、上記実施形態においては、足踏み等により人力で駆動される送気・送水ポンプ9を例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成、例えば、可搬電源により駆動される送気・送水ポンプであってもよい。

0050

また、上記実施形態においては、映像表示装置として液晶表示器やプラズマディスプレイ等の薄型のものを例に挙げて説明したが、本発明はこれには限定されず、他の構成、例えば、CRT(Cathode Ray Tube:陰極管画像表示装置)を使用してもよい。

発明の効果

0051

以上説明したように、本発明に係る内視鏡システムによれば、内視鏡に少なくとも照明を含む支援を行う内視鏡処理支援装置への供給電力を可搬電源から得るように構成したので、運搬が可能であり、かつ、交流電源の得られない場所においても支障なく使用をすることができる。また、内視鏡処理支援装置に着脱可能に内蔵されるとともに送水を行う貯水容器を備えることにより、貯水容器の紛失等を防止することができる。また、人力により送気又は送水を行う送気・送水ポンプを備えたので、商用交流電源の得られない場所でも支障なく送気又は送水を行うことができ、支障なく内視鏡を使用することができる。

図面の簡単な説明

0052

図1本発明の一実施形態である内視鏡システムの全体構成を示す斜視図である。
図2図1に示す内視鏡プロセッサのさらに詳細な構成を示す図であり、図2(A)は貯水容器と送気ポンプとの関係を示す斜視図を、図2(B)は貯水容器と送気ポンプからの水と空気の流れを示す概念図を、それぞれ示している。
図3内視鏡の一例の構成を示す図であり、図3(A)は挿入部から各コネクターまでを含む斜視図を、図3(B)は、図3(A)に示す内視鏡の先端部の正面図を、それぞれ示している。

--

0053

1 挿入部
2手元操作部
3コネクターコード部
4内視鏡プロセッサ
5内視鏡モニター装置
6バッテリー装置
7自転車
7aメインフレーム
7b後輪
7cペダル
7dダイナモ発電機
7e導線
7f後部荷台
7g枠状部材
7h棚板
7i頂板
7k収納部
7m 収納部支持フレーム
7n支持脚
8貯水容器
8a入水口
8b出水口
8c取手
8d開閉弁
8eキャップ
9 送気・送水ポンプ
9a伸縮体
9b 送気管
10 先端部
11アングル部
12 軟性部
13照明用レンズ
14対物レンズ
15 送気・送水ノズル
16吸引・処置口
20グリップ部
21a 上下アングルツマミ
21b 左右アングルツマミ
22a吸引ボタン
22b 送気・送水ボタン
24鉗子口部材
25鉗子栓
30 軟性部
31 第1分岐部
32 第2分岐部
33,33′支援機能受入用コネクター
33aライトガイドコネクター
33b送水コネクター
33c吸引コネクター
33d高周波電源端子
34映像信号送出用コネクター
34a防水キャップ
34b連結部材
40前面板
41 支援機能送出用ソケット
42 映像信号受入用ソケット
43電源スイッチ
44側面板
45 貯水容器収容部蓋
45a 貯水容器収容空間
46 送気部蓋
46a 送気バルブ
47a,47b送水管
47c,47d逆止弁
48a 送気管
48b 送気・送水切換器
48c 送気管
48d 逆止弁
48e 送気管
49圧力室
100,100′ 内視鏡

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ