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技術 画像形成装置及び転写装置

出願人 株式会社リコー
発明者 川越克哉内田智本橋俊昭小野博司ゆう英雄高橋充行方伸一
出願日 1997年4月7日 (23年7ヶ月経過) 出願番号 1997-105148
公開日 1998年10月23日 (22年1ヶ月経過) 公開番号 1998-282803
状態 特許登録済
技術分野 電子写真における転写・分離 電子写真一般。全体構成、要素 電子写真における帯電・転写・分離
主要キーワード テンションブラケット 脱着動作 装置手前 画像形成用部材 支持体間 色カラーコピー 定電圧方式 所定電流
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年10月23日)のものです。
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図面 (7)

課題

ベルト状部材画像形成用部材に接触させた状態で所定の画像形成用の動作を行う画像形成装置及び転写装置において、装置の小型化、簡素化を実現する。

解決手段

カム軸515aと、該カム軸を中心に回動可能なカム515と、1次転写バイアスローラ507及びベルト除電ローラ512を保持した状態で、軸516を中心に揺動可能なテンションブラケット517などから構成され、中間転写ベルト501が感光体ドラム100から離間した状態と、中間転写ベルトが所定の張力を持って上記感光体ドラムに当接した状態と、中間転写ベルトの張力が解除され、弛みが生じた状態とを選択的に取り得る張力可変機構を設ける。

概要

背景

従来、この種の画像形成装置としては、像担持体である感光体上に静電潜像を形成し、帯電したトナーにより顕像化する画像形成装置が知られている。さらに、感光体上のトナー像を、転写電界の下で直接最終的な転写材である転写紙に転写したり、又は転写電界の下で一旦中間的な転写材である中間転写体に転写した後に、最終的な転写材である転写紙に転写するものが知られている。

更に、無端移動可能な転写体としての転写ベルトと、該転写ベルトを支持する複数の転写体支持体としての支持ローラとを有し、所定の張力を持って像担持体に接した状態で該像担持体からのトナー像の転写を行う転写装置を有する画像形成装置も知られている。

上記構成の画像形成装置において、例えば転写ベルトの寿命が来たときなどに転写ベルトの交換を行う場合には、該ベルトを取り外すために、上記張力をゆるめる必要がある。ところが、従来ベルトの張力をゆるめるためには、上記複数の支持ローラのうちの所定のローラを取り外していた。すなわち、転写ベルトの交換の際には、まず上記所定のローラを取り外し、ベルトを交換した後に、前記取り外したローラを再度装着するということを行っていた。このため、操作性が悪く、かつ、上記一旦取り外したローラを再度装着する際の位置精度が悪く、ベルトの脱着の前後でベルトの張力が変化してしまうという問題点があった。また、上記転写ベルトの張力をゆるめるための張力解除機構を設けた構成も知られている。この構成によれば、上記ベルトの脱着の前後でベルトの張力が変化してしまうことはない。

また、上記構成の画像形成装置の転写装置において、上記ベルトが所定の張力を持って接している像担持体としての感光体を交換等のために本体装置に脱着する際や転写装置を本体装置に脱着する際などには、該感光体からベルトを離間する必要がある。従来の装置においては、上記感光体に対して転写ベルトを接離する接離機構を設け、該機構により転写ベルトを感光体から離間させて上記脱着動作を行っていた。

概要

ベルト状部材画像形成用部材に接触させた状態で所定の画像形成用の動作を行う画像形成装置及び転写装置において、装置の小型化、簡素化を実現する。

カム軸515aと、該カム軸を中心に回動可能なカム515と、1次転写バイアスローラ507及びベルト除電ローラ512を保持した状態で、軸516を中心に揺動可能なテンションブラケット517などから構成され、中間転写ベルト501が感光体ドラム100から離間した状態と、中間転写ベルトが所定の張力を持って上記感光体ドラムに当接した状態と、中間転写ベルトの張力が解除され、弛みが生じた状態とを選択的に取り得る張力可変機構を設ける。

目的

本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、装置の小型化、簡素化が可能な画像形成装置及び転写装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

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請求項1

画像形成のため、無端移動可能なベルト状部材と、該ベルト状部材を支持する複数のベルト支持体と、該ベルト状部材に接触した状態で所定の画像形成のための動作を行う画像形成用部材とを有する画像形成装置において、上記複数のベルト支持体間における上記ベルト状部材の展張部の上記画像形成用部材に対向する面で該ベルト状部材を支持する可動支持部材を設け、該支持部材を3つの位置に変位させることにより、該ベルト状部材が所定の張力を持って上記画像形成用部材に接触する状態と、該ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間した状態と、該ベルト状部材に、該ベルト状部材が該ベルト支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態とを選択的に取り得るように、上記ベルト状部材の状態を変化させる状態変化手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。

請求項2

請求項1の画像形成装置において、上記ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間したときに、該ベルト状部材の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該ベルト状部材が該支持体から離脱しない程度の張力に設定するように、上記状態変化手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。

請求項3

請求項1又は2の画像形成装置において、上記画像形成用部材として、表面にトナー像担持する像担持体を用い、上記ベルト状部材として上記像担持体からのトナー像の転写が行われる転写体を用い、上記ベルト支持体として転写体支持体を用いたことを特徴とする画像形成装置。

請求項4

無端移動可能なベルト状の転写体と、該転写体を支持する複数の転写体支持体とを有し、所定の張力を持って像担持体に接した状態で該像担持体からのトナー像の転写を行う転写装置において、上記複数の転写体支持体間における上記転写体の展張部の上記像担持体に対向する面で該転写体を支持する可動の支持部材を設け、該支持部材を3つの位置に変位させることにより、該転写体が所定の張力を持つ状態と、該転写体を上記像担持体から離間した状態と、該転写体に、該転写体が該転写体支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態とを選択的に取り得るように、上記転写体の状態を変化させる状態変化手段を設けたことを特徴とする転写装置。

請求項5

請求項4の転写装置において、上記転写体を上記像担持体から離間したときに、該転写体の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該転写体が該支持体から離脱しない程度の張力に設定するように、上記状態変化手段を構成したことを特徴とする転写装置。

技術分野

0001

本発明は、複写機ファクシミリプリンター等の画像形成装置及び該画像形成装置に用いられる転写装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の画像形成装置としては、像担持体である感光体上に静電潜像を形成し、帯電したトナーにより顕像化する画像形成装置が知られている。さらに、感光体上のトナー像を、転写電界の下で直接最終的な転写材である転写紙に転写したり、又は転写電界の下で一旦中間的な転写材である中間転写体に転写した後に、最終的な転写材である転写紙に転写するものが知られている。

0003

更に、無端移動可能な転写体としての転写ベルトと、該転写ベルトを支持する複数の転写体支持体としての支持ローラとを有し、所定の張力を持って像担持体に接した状態で該像担持体からのトナー像の転写を行う転写装置を有する画像形成装置も知られている。

0004

上記構成の画像形成装置において、例えば転写ベルトの寿命が来たときなどに転写ベルトの交換を行う場合には、該ベルトを取り外すために、上記張力をゆるめる必要がある。ところが、従来ベルトの張力をゆるめるためには、上記複数の支持ローラのうちの所定のローラを取り外していた。すなわち、転写ベルトの交換の際には、まず上記所定のローラを取り外し、ベルトを交換した後に、前記取り外したローラを再度装着するということを行っていた。このため、操作性が悪く、かつ、上記一旦取り外したローラを再度装着する際の位置精度が悪く、ベルトの脱着の前後でベルトの張力が変化してしまうという問題点があった。また、上記転写ベルトの張力をゆるめるための張力解除機構を設けた構成も知られている。この構成によれば、上記ベルトの脱着の前後でベルトの張力が変化してしまうことはない。

0005

また、上記構成の画像形成装置の転写装置において、上記ベルトが所定の張力を持って接している像担持体としての感光体を交換等のために本体装置に脱着する際や転写装置を本体装置に脱着する際などには、該感光体からベルトを離間する必要がある。従来の装置においては、上記感光体に対して転写ベルトを接離する接離機構を設け、該機構により転写ベルトを感光体から離間させて上記脱着動作を行っていた。

発明が解決しようとする課題

0006

ところが、上記構成の画像形成装置の転写装置において、上記張力解除機構と上記接離機構とをそれぞれ設けると、装置が大型化、複雑化するという問題点があった。

0007

このような問題点は、転写装置の場合のみならず、画像形成のため、無端移動可能なベルト状部材と、該ベルト状部材を支持する3以上のベルト支持体と、該ベルト状部材に接触した状態で所定の画像形成のための動作を行う画像形成用部材とを有する画像形成装置であれば発生しうるものである。

0008

本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、装置の小型化、簡素化が可能な画像形成装置及び転写装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、請求項1の発明は、画像形成のため、無端移動可能なベルト状部材と、該ベルト状部材を支持する複数のベルト支持体と、該ベルト状部材に接触した状態で所定の画像形成のための動作を行う画像形成用部材とを有する画像形成装置において、上記複数のベルト支持体間における上記ベルト状部材の展張部の上記画像形成用部材に対向する面で該ベルト状部材を支持する可動支持部材を設け、該支持部材を3つの位置に変位させることにより、該ベルト状部材が所定の張力を持って上記画像形成用部材に接触する状態と、該ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間した状態と、該ベルト状部材に、該ベルト状部材が該ベルト支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態とを選択的に取り得るように、上記ベルト状部材の状態を変化させる状態変化手段を設けたことを特徴とするものである。

0010

この画像形成装置においては、上記状態変化手段により、上記ベルト状部材の上記複数のベルト支持体間における展張部の上記画像形成用部材に対向する面で該ベルト状部材を支持する可動の支持部材を3つの位置に変位させることによって、上記ベルト状部材が上記所定の張力を持って上記画像形成用部材に接触する状態と、該ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間した状態と、該ベルト状部材に、該ベルト状部材が該支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態との3つの状態を選択的に取り得る。

0011

請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間したときに、該ベルト状部材の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該ベルト状部材が該支持体から離脱しない程度の張力に設定するように、上記状態変化手段を構成したことを特徴とするものである。

0012

この画像形成装置においては、上記状態変化手段により、上記ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間したときに、該ベルト状部材の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該ベルト状部材が該支持体から離脱しない程度の張力に設定する。

0013

請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記画像形成用部材として、表面にトナー像を担持する像担持体を用い、上記ベルト状部材として上記像担持体からのトナー像の転写が行われる転写体を用い、上記ベルト支持体として転写体支持体を用いたことを特徴とするものである。

0014

この画像形成装置においては、上記状態変化手段により、上記可動の支持部材を3つの位置に変位させて、上記像担持体からのトナー像の転写が行われる転写体の状態を、上記3つの状態に選択的に変化させることができる。

0015

請求項4の発明は、無端移動可能なベルト状の転写体と、該転写体を支持する複数の転写体支持体とを有し、所定の張力を持って像担持体に接した状態で該像担持体からのトナー像の転写を行う転写装置において、上記複数の転写体支持体間における上記転写体の展張部の上記像担持体に対向する面で該転写体を支持する可動の支持部材を設け、該支持部材を3つの位置に変位させることにより、該転写体が所定の張力を持つ状態と、該転写体を上記像担持体から離間した状態と、該転写体に、該転写体が該転写体支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態とを選択的に取り得るように、上記転写体の状態を変化させる状態変化手段を設けたことを特徴とするものである。

0016

この転写装置においては、上記状態変化手段により、上記複数の転写体支持体間における上記転写体の展張部の上記像担持体に対向する面で該転写体を支持する可動の支持部材を3つの位置に変位させることによって、上記転写体が上記所定の張力を持って上記像担持体に接触する状態と、該転写体を上記像担持体から離間した状態と、該転写体に、該転写体が該支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態との3つの状態を選択的に取り得る。

0017

請求項5の発明は、請求項4の転写装置において、上記転写体を上記像担持体から離間したときに、該転写体の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該転写体が該支持体から離脱しない程度の張力に設定するように、上記状態変化手段を構成したことを特徴とするものである。

0018

この転写装置においては、上記状態変化手段により、上記転写体を上記像担持体から離間したときに、該転写体の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該転写体が該支持体から離脱しない程度の張力に設定する。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明を画像形成装置である電子写真式カラー複写機(以下、「カラー複写機」という)に適用した実施形態について説明する。

0020

まず、図4を用いて、上記カラー複写機の主要部である画像形成部の概略構成及びその動作について説明する。このカラー複写機は、図4に示す画像形成部のほか、図示しないカラー画像読取部(以下、カラースキャナという)、給紙部及び制御部等で構成されている。上記画像形成部は、画像形成用部材である像担持体としての感光体ドラム100、帯電チャージャ200、クリーニングブレード及びファーブラシからなる感光体クリーニング装置300、図示しない書き込み光学ユニットリボルバ現像ユニット400、中間転写装置としての中間転写ユニット500、紙転写ユニット600、及び定着ローラ対701を用いた定着ユニット等で構成されている。

0021

上記感光体ドラム100は図示しない駆動モータで矢印の反時計方向に回転され、その周りには、帯電チャージャ200、感光体クリーニング装置300、リボルバ現像ユニット400の選択された現像器、中間転写ユニット500の中間転写体としての中間転写ベルト501等が配置されている。

0022

上記リボルバ現像ユニット400は、Bk(Black)トナーを用いるBk現像器401、C(Cyan)トナーを用いるC現像器402、M(Mazennta)トナーを用いるM現像器403、Y(Yellow)トナーを用いるY現像器404、及びユニット全体を反時計回りに回転させる図示しない現像リボルバ駆動部などで構成されている。各現像器内のトナーはキャリアとの撹拌によって所望の極性に帯電され、また、各現像スリーブには図示しない現像バイアス電源によって現像バイアス電圧印加され、現像スリーブが感光体ドラム100の金属基体層に対して所定電位バイアスされる。

0023

上記中間転写ユニット500は、転写体支持体として機能する複数のローラに張架された中間転写体としての中間転写ベルト501等で構成され、この中間転写ベルト501の周りに、2次転写電荷付与手段としての2次転写バイアスローラ605、中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリーニングブレード504、潤滑剤塗布手段としての潤滑剤塗布ブラシ505等が対向するように配設されている。

0024

上記中間転写ベルト501は、上記複数のローラ、具体的には、1次転写電荷付与手段としての1次転写バイアスローラ507、クリーニング対向ローラを兼用したベルト駆動ローラ508、ベルトテンションローラ509、2次転写対向ローラ510、及び1次転写前除電手段としてのベルト除電ローラ512に張架されている。各ローラは導電性材料で形成され、1次転写バイアスローラ507以外の各ローラは接地されている。1次転写バイアスローラ507には、定電流又は定電圧方式で制御された1次転写電源801により、所定の大きさの電流又は電圧転写バイアスが印加される。また、中間転写ベルト501は、図示しない駆動モータで回転駆動されたベルト駆動ローラ508により、矢印時計方向に駆動される。

0025

感光体ドラム100上のトナー像を中間転写ベルト501に転写する転写部(以下、「1次転写部」という)では、1次転写バイアスローラ507及び1次転写前除電手段としてのベルト除電ローラ512で中間転写ベルト501を感光体ドラム100側に押し当てるように張架することにより、感光体ドラム100と中間転写ベルト501との間に所定幅のニップ部を形成している。また、このニップ部の中間転写ベルト501の内周面には、1次転写部除電手段としての接地したベルト除電ブラシ513が当接されている。

0026

上記ベルトクリーニングブレード504は、クリーニング対向ローラ兼用のベルト駆動ローラ508にかけ回されている部分の中間転写ベルト501に対して、カウンター方式で当接されている。

0027

上記ベルトクリーニングブレード504及び潤滑剤塗布ブラシ505は、中間転写ベルト501に対して離接可能に構成され、所定のタイミングで中間転写ベルト501に接触するように制御される。0024】上記2次転写バイアスローラ605は、2次転写対向ローラ510との間に中間転写ベルト501及び転写紙を挾持するように配設され、定電流制御された2次転写電源802で所定電流の転写バイアスが印加される。

0028

以上の構成のカラー複写機において、例えば4色フルカラーコピー動作が開始されると、感光体ドラム100が帯電チャージャ200で負極性に一様帯電され、書き込み光学ユニットで露光され、所定のタイミングに現像位置に移動された現像器で静電潜像が現像されることにより、感光体ドラム100上にBkトナー像、Cトナー像、Mトナー像、Yトナー像が順番に形成される。この感光体ドラム100上の各トナー像は、1次転写部において、中間転写ベルト501の同一面に重ね合わせて転写される。なお、トナー像を転写した後の感光体ドラム100の表面に残留している若干の未転写残留トナーは、上記感光体クリーニング装置300で清掃される。

0029

上記中間転写ベルト501上の4色重ねトナー像は、2次転写対向ローラ510及び2次転写バイアスローラ605によりニップ部が形成された2次転写部において、図示しない給紙部から給送されてきた転写材としての転写紙に一括転写される。 そして、この4色重ねトナー像が転写された転写紙は、定着ローラ対701で定着された後、図示しない排紙部に排出される。

0030

一方、転写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト501の表面に残留したトナーは、図示しない接離機構で中間転写ベルト501に当接されたベルトクリーニングブレード504によってクリーニングされる。

0031

以上は、4色フルカラーコピーの場合であるが、3色カラーコピー、2色カラーコピーの場合は、指定された色と回数の分について、上記同様の動作を行うことになる。また、モノカラーコピーの場合は、所定枚数が終了するまでの間、リボルバ現像ユニット400の所定色の現像器のみを現像作動状態にして、ベルトクリーニングブレード504を中間転写ベルト501に押圧させた状態のまま連続してコピー動作を行う。

0032

次に、本実施形態に係る中間転写ユニット500における中間転写ベルトの状態を変化させる動作について図1乃至図3を用いて説明する。図1乃至図3は、該中間転写ユニット500における中間転写ベルトの状態を変化させる動作について説明するための断面図である。該中間転写ユニット500は、装置手前側面板514を介して装置本体に固定されている。この中間転写ユニットにおいて、状態変化手段としての張力可変機構は、カム軸515aと、該カム軸を中心に回動可能なカム515と、可動な支持部材としての1次転写バイアスローラ507とベルト除電ローラ512とを保持した状態で、軸516を中心に揺動可能なテンションブラケット517などを有している。また、上記カム軸515aの装置手前側の軸端には、オペレータがベルト脱着の際に上記張力可変機構を操作するためのレバー518が取り付けられている。該レバー518は上記面板514よりも装置手前側に位置し、該レバー518を逃げるための孔514aが該面板514に設けられている。図5は、該レバー518の説明図である。図中矢印方向が装置手前方向である。オペレータは該レバー518の取っ手部518aを握って操作する。該レバー518は、カム軸515aを中心に揺動可能であると共に、図中矢印A方向に揺動可能に構成されている。そして、オペレータが該カム軸515aを中心に該レバー518を回転させることにより、上記張力可変機構を操作可能な構成となっている。また、レバー518の所定の箇所には、開口部518bが設けられていて、該開口部518bが面板514に設けられたピン519a又は中間転写ユニットの前側板に設けられたピン519bに係合されて固定されることにより、後述のように中間転写ユニットの状態を固定することが可能に構成されている。

0033

そして、この中間転写ユニットは、上記張力可変機構により、図1に示す第1の状態と、図2に示す第2の状態と、図3に示す第3の状態とを選択的に取り得るように構成されている。以下、各状態について説明する。
(以下、余白

0034

この複写機の出荷前の長期間の放置時や、中間転写ユニット又は感光体ドラム100を複写機本体から脱着する際には、該中間転写ユニットは図1に示す第1の状態にする。該第1の状態においては、中間転写ユニットの中間転写ベルトは感光体ドラム100から離間した位置にある。この状態においては、ベルトにカールぐせがつくのを防止するために、該ベルトの張力は該中間転写ユニットの転写動作時の張力よりも小さく設定する。また、該張力は、装置運搬時の振動などにより該中間転写ベルトが該ベルトを支持しているローラから離脱するのを防止するために、該ベルトが上記振動などにより離脱しない程度の張力に設定する。例えば、該テンションを0N以上20N以下の値に設定し、該テンションを0Nに設定する場合にはベルトの弛みが該ベルトが離脱しない程度となるように設定すればよい。この状態では、上述のように、上記レバー518の開口部518bを、中間転写ユニットの前側板に設けた図示しないピンに係合させ、装置運搬時の振動などによって上記カム軸が回転しないようにレバー位置を固定する。

0035

上記中間転写ベルトへの転写動作を行う場合には、該中間転写ユニットは図2に示す第2の状態にする。該第2の状態においては、中間転写ベルトが所定の張力を持って上記感光体ドラム100に当接した状態となっている。中間転写ユニットがこの第2の状態をとるように操作するには、上記レバー518を図2に示す位置に位置するように回転させて、上述のように、該レバー518の開口部518bを、面板514に形成した図示しないピンに係合させ、この位置に固定する。このとき、上記レバー518の回転によりカム軸515aが回転し、カム515がテンションブラケット517を押し上げて、上記1次転写バイアスローラ507とベルト除電ローラ512とが変位し、中間転写ベルト501を押し上げる。これにより、図2に示すように中間転写ベルトが感光体ドラム100に当接した状態となる。

0036

上記転写動作を行うことにより、中間転写ベルト501が摩耗などによって交換が必要になった場合には、まず、上記第1の状態をとるように上記レバー518を回転及び固定させてから、中間転写ユニット500を装置本体から取り外す。次にレバー518の固定を解除して、該レバーを、図3に示す位置まで回転させる。このレバー518の回転によりカム軸515aが回転し、テンションブラケット517とともに上記1次転写バイアスローラ507とベルト除電ローラ512が下がって、ベルト駆動ローラ508とベルトテンションローラ509との間で中間転写ベルト501が略直線の状態となる。この図3に示す第3の状態においては、中間転写ベルトの張力は解除され、弛みが生じた状態となる。通常中間転写ベルトには、図6に示すようにベルトを支持するローラ、図示の例ではベルトテンションローラ509の軸方向に上記中間転写ベルトがずれるのを防ぐためにベルト寄り止め部材520が設けられている。ベルト脱着の操作性のためには、この寄り止め部材の厚みの分、例えば、15mm以上の弛みが生じるように構成するのが望ましい。これにより、ベルトを支持するローラの脱着を行うことなく、ベルトのみを容易に交換することが可能となる。

0037

以上、本実施形態によれば、上記張力可変機構により、テンションブラケット517に固定された可動な支持部材としての1次転写バイアスローラ507とベルト除電ローラ512とを、カム515により、3つの位置に変位させるのみで、中間転写ベルト501が感光体ドラム100から離間した位置にある第1の状態と、中間転写ベルト501が所定の張力を持って上記感光体ドラム100に当接した第2の状態と、中間転写ベルト501の張力が解除され、弛みが生じた第3の状態とを選択的に取り得る。これにより、中間転写ベルト501の張力を解除する張力解除機構と中間転写ベルト501と感光体ドラム100とを接離する接離機構とをそれぞれ設ける場合とは異なり、装置の小型化、簡素化が可能となる。

0038

また、本実施形態によれば、上記中間転写ベルト501を感光体ドラム100から離間したときに、該中間転写ベルト501の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該ベルトがベルトを支持する支持体から離脱しない程度の張力に設定するので、該ベルトにカールぐせがつくのを防止することができると共に、装置運搬時の振動などにより該中間転写ベルトが支持ローラから離脱するのを防止することができる。

0039

なお、上記実施形態では、画像形成用部材として、像担持体である感光体ドラム100を用い、ベルト状部材として、転写体である中間転写ベルト501を用いた例について説明したが、本発明は、ベルト状部材として、像担持体である例えば、2つのローラ間に張架され、無端移動する感光体ベルトを用い、画像形成用部材として、転写用転写ローラを用いた画像形成装置にも適用することができる。

0040

また、上記実施形態では、上記1次転写部のニップ部における1次転写部除電手段として除電ブラシを用いた例について説明したが、本発明は、上記1次転写部除電手段としてブレード、ローラ等の他の形状の部材を用いたものにも適用することができる。

0041

また、上記実施形態では、1次転写電荷付与手段として1次転写バイアスローラを用いた例について説明したが、本発明は、他の形状の1次転写電荷付与手段を採用したものにも適用することができる。

0042

上記実施形態では、1次転写前除電手段としてベルト除電ローラ512を用いた例について説明したが、本発明は、このローラに代えてブレード、ブラシなどの他の形状の部材を用いたものにも適用することができる。

0043

上記実施形態では、2次転写電荷付与手段として2次転写バイアスローラを用いた例について説明したが、本発明は、このローラに代えてブレード、ブラシなどの他の形状の部材を用いたものにも適用することができる。

0044

上記実施形態では、2次転写部において転写材を担持する転写材担持体として2次転写ベルト601を用いているが、本発明は、このベルトに代えてドラムなどの他の形状の部材を用いたものにも適用することができる。

0045

また、上記実施形態では、感光体ドラム100の帯電電位が負極性であり、2成分系現像剤を用いた反転現像方式を採用する現像器を備えた場合について説明したが、本発明は、感光体ドラム100の帯電電位が負極性であるものに限定されることなく、また、1成分系現像剤を用いたものや正規現像方式を採用したものにも同様に適用できるものである。

0046

また、上記実施形態は、中間転写ユニットを備えた画像形成装置に適用した例であるが、例えば、中間転写装置を備えておらず、像担持体から転写ベルトで搬送される転写材としての例えば用紙に直接転写を行う構成の画像形成装置にも同様に適用できるものである。この場合、具体的には、ベルト状部材としては転写ベルトを、画像形成用部材としては像担持体を用いることができる。

発明の効果

0047

請求項1乃至3の発明によれば、上記状態変化手段により、上記可動の支持部材を3つの位置に変位させるのみで、上記ベルト状部材が上記所定の張力を持つ状態と、該ベルト状部材を上記画像形成用部材から離間した状態と、該ベルト状部材に、該ベルト状部材が該支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態とを選択的に取り得るので、ベルト状部材の張力を解除する張力解除機構とベルト状部材と画像形成用部材とを接離する接離機構とをそれぞれ設ける場合とは異なり、装置の小型化、簡素化が可能となるという優れた効果がある。

0048

また、請求項2及び3の発明によれば、上記転写体を上記像担持体から離間したときに、該転写体の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該転写体が該支持体から離脱しない程度の張力に設定するので、転写体にカールぐせがつくのを防止することができると共に、装置運搬時の振動などにより該転写体が支持体から離脱するのを防止することができるという優れた効果がある。

0049

また、請求項3の発明によれば、上記状態変化手段により、上記可動の支持部材を3つの位置に変位させるのみで、上記像担持体からのトナー像の転写が行われる転写体の状態を、上記3つの状態に選択的に変化させることができるので、ベルト状部材の張力を解除する張力解除機構とベルト状部材と画像形成用部材とを接離する接離機構とをそれぞれ設ける場合とは異なり、装置の小型化、簡素化が可能となるという優れた効果がある。

0050

また、請求項4及び5の発明によれば、上記状態変化手段により、上記可動の支持部材を3つの位置に変位させるのみで、上記転写体が上記所定の張力を持つ状態と、該転写体を上記像担持体から離間した状態と、該転写体に、該転写体が該支持体から取り外せる程度に弛みを持たせた状態とを選択的に取り得るので、転写体の張力を解除する張力解除機構と転写体と像担持体とを接離する接離機構とをそれぞれ設ける場合とは異なり、装置の小型化、簡素化が可能となるという優れた効果がある。

0051

特に、請求項5の発明によれば、上記転写体を上記像担持体から離間したときに、該転写体の張力を、上記所定の張力よりも小さく、かつ、該転写体が該支持体から離脱しない程度の張力に設定するので、転写体にカールぐせがつくのを防止することができると共に、装置運搬時の振動などにより該転写体が支持体から離脱するのを防止することができるという優れた効果がある。

図面の簡単な説明

0052

図1実施形態に係るカラー複写機の中間転写ユニットの説明図。
図2同中間転写ユニットの他の説明図。
図3同中間転写ユニットの更に他の説明図。
図4同中間転写ユニットを有するカラー複写機の一例の概略構成を示す正面図。
図5同中間転写ユニットの張力可変機構のレバーの説明図。
図6中間転写ベルトのベルト寄り止め部材の説明図。

--

0053

100感光体ドラム
200帯電チャージャ
300感光体クリーニング装置
400リボルバ現像ユニット
500中間転写ユニット
501中間転写ベルト
507 1次転写バイアスローラ
512ベルト除電ローラ
514面板
515カム
515aカム軸
516 軸
517テンションブラケット
518レバー
600 紙転写ユニット
701 定着ローラ対

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