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図面 (5)

課題

被服電気の作用により様々な機能を発揮させることができる被服システムを提供する。

解決手段

被服を構成する布、及び、この布に付着され、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段を含むものである。また、被服を構成する厚手の布、及び、この布に内蔵され、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段を含むものである。

概要

背景

従来より、被服に様々な機能を発揮させることが試みられている。例えば、被服の外表面に、蛍光塗料を塗布することにより、夜間の交通事故を防止するための警告のために発光させることが行われている。また、例えば、被服を構成する繊維に所定の香り成分封入したマイクロカプセル接着させて、被服が擦れたときに前記マイクロカプセルから香りが放出するようにすることが行われている。また、被服を構成する繊維にセラミックス粒子を混合させて遠赤外線を放出させて人体に好影響を与えることも提案されている。

概要

被服に電気の作用により様々な機能を発揮させることができる被服システムを提供する。

被服を構成する布、及び、この布に付着され、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段を含むものである。また、被服を構成する厚手の布、及び、この布に内蔵され、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段を含むものである。

目的

本発明はこのような従来技術の現状に着目して行われたもので、被服に電気の作用により様々な機能を発揮させることを可能にするための被服システムを提供することを目的とする。

効果

実績

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請求項1

被服を構成する布、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段、及び、前記温度差発電手段を前記布に付着させる付着手段、を含むことを特徴とする被服システム

請求項2

被服を構成する厚手の布、及び、この布に内蔵され、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段、を含むことを特徴とする被服システム。

技術分野

0001

本発明は、電気の作用により様々な機能を発揮することができる被服ステムに関する。

背景技術

0002

従来より、被服に様々な機能を発揮させることが試みられている。例えば、被服の外表面に、蛍光塗料を塗布することにより、夜間の交通事故を防止するための警告のために発光させることが行われている。また、例えば、被服を構成する繊維に所定の香り成分封入したマイクロカプセル接着させて、被服が擦れたときに前記マイクロカプセルから香りが放出するようにすることが行われている。また、被服を構成する繊維にセラミックス粒子を混合させて遠赤外線を放出させて人体に好影響を与えることも提案されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、従来の被服システムは、いずれも、被服を構成する布に何らかの物質混入させる方法により様々な機能を発揮させるもので、電気の作用により所定の機能を発揮させるものはまだ提案されていない。

0004

本発明はこのような従来技術の現状に着目して行われたもので、被服に電気の作用により様々な機能を発揮させることを可能にするための被服システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

以上のような課題を解決するための本発明は、次のようなものである。
1.請求項1
被服を構成する布、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段、及び、前記温度差発電手段を前記布に付着させる付着手段、を含むことを特徴とする被服システム。

0006

2.請求項2
被服を構成する厚手の布、及び、この布に内蔵され、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段、を含むことを特徴とする被服システム。

0007

3.なお、以上の本発明において、「布」という用語は、織布と不織布の両者を含むものであり、またその素材は、綿、合成繊維など様々なものを含む。また、前記請求項1において、前記付着手段により前記温度差発電手段を布に「付着」するための方法は、接着剤による方法、マジックテープ商標)による方法、縫製による方法、などの様々な方法を含むものである。また、本発明において、「被服」には、洋服和服ティーシャツ下着など様々なものを含む。

0008

実施形態1.次に、本発明の実施形態1を説明する。図1(a)は本実施形態の動作原理を説明するための概念図である。図1において、1と2は、それぞれ温度差により起電力を生じる導体又は半導体などから成る、公知の物質である。例えば、この符号1と2の物質としては、ゼーベック効果仕事関数の異なる2種の導体、例えば白金と白金ロジウムなどの両端を図1(b)のように接続して、その2つの接続点を異なる温度に保つと起電力が生じて、両者を通して電流が流れる、という現象)又はそれと類似の効果を生じるような導体又は半導体が使用できる。例えば、現在でも、北海道などで、寒冷地の冷たい外気の温度と温泉との温度差を利用した「温度差発電」が、実用化に向けて試験されている(この試験の内容は、NHKテレビ総合放送の平成9年3月13日の7時45分からの番組「745情報」で、詳細に紹介された)。

0009

また、図1(a)において、4及び5は前記物質1及び2を接続する導線である。また、3は、前記導線5の中間に接続された発光ダイオードである。

0010

この図1(a)に示す例では、前記物質1及び2の符号1a及び2aで示す側が低温側、符号1b及び2bで示す側が高温側とする(前記の低温側と高温側とは、理論的には逆でもよい)。この例の場合、前記の温度差により前記物質1,2に起電力が発生し、図1(a)の矢印で示すような方向に電流が流れる。その結果、前記発光ダイオード3が発光することになる。

0011

次に、図2に基づいて本実施形態1の構成を説明する。図2において、20は被服を構成する布、20aは前記布20の外側(その被服の着用者の身体からより遠い側)、20bは前記布20の内側(前記着用者の身体により近い側)を示している。この実施形態1では、図1(a)に示す物質1,2、導体4,5、及び発光ダイオード3が、例えばプラスチック製の薄い容器10に収容されいる。そして、この容器10は、前記布20の外側表面20aに、付着手段としての接着剤30により、付着されている。なお、この場合の「付着」は、前記接着剤30以外に、例えば、縫製、マジックテープ(商標)などの方法でも行うことができる。また、容器10の前記発光ダイオード3の発光面に対向する部分10aは透明になっている。

0012

以上の構成により、本実施形態1では、前記被服の着用者の身体の体温からの熱と外気の熱(特に夜間は通常は体温よりも低い)との「温度差」により、前記物質1,2の身体により近い側1b,2bと身体からより遠い側1a,2aとの間に「温度差」が生じて、起電力が発生する。その結果、前記2つの物質1,2の間に電流が流れて、発光ダイオード3が発光する。よって、夜間などでは、前記発光ダイオード3の発光により、交通事故などの防止のための警告用の発光が可能になる。

0013

実施形態2.次に、本発明の実施形態2を図3に基づいて説明する。図3において、図2と共通する部分には同一の符号を付している。この実施形態2では、前記物質1,2は、例えばプラスチック製の薄いシート状の容器11に収納されている。そして、この容器11は、図3に示すように、付着手段としての接着剤32により、被服を構成する布20の内側(被服の装着者の身体に近い側)の表面に、付着させられている。

0014

また、この実施形態2では、発光ダイオード3は透明プラスチック製の薄い容器12内に収容されている。そして、この容器20は、付着手段としての接着剤31により、前記布20の外側(前記身体から離れた側)に付着されている。また、前記発光ダイオード3と前記物質1,2とは、導線4,5で接続されている。

0015

したがって、この実施形態2においては、前記物質1,2の身体に近い側1b,2bは体温からの熱により暖められると共に、前記物質1,2の身体から遠い側(外気に近い側)1a,2aは外気の気温(通常は、特に夜間は、体温よりも低温である)により冷やされることなる。その結果、前記物質1,2の1b,2bの側と1a,2aの側との間で「温度差」が生じるので、前記物質1,2に起電力が生じて、前記発光ダイオード3に電流が流れ、発光ダイオード3が発光する。特に、前述のように、夜間の場合は、通常、外気は身体の体温よりもかなり低温となるので、前記のような「温度差」が生じて、起電力が発生するので、発光ダイオード3が発光することになる。この発光ダイオード3の発光は、夜間の交通事故の防止のための有効な警告となるので、交通の安全が図られるようになる。

0016

実施形態3.次に、本発明の実施形態3を図4に基づいて説明する。この実施形態3では、例えばキルティングなどのような厚手の布21の内部に、本発明による温度差発電手段が内蔵されている。すなわち、前記物質1,2と発光ダイオード3とは、プラスチック製の容器33に収容されている。そして、この容器33は、図4に示すように、前記厚手の布21内に、内蔵されている。また、この容器33は、前記発光ダイオード3の発光面と対向する部分33aが、前記の発光面が外側から見えるように、透明に形成され、しかも、この透明部分33aが前記厚手の布21の外気に触れる側に露出するように構成されている。

0017

本願発明の及ぶ範囲.以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、上記の実施形態では、温度差発電により発生した電力を使用して、発光ダイオードを発光させているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、前記温度差発電により発生した電力を使用して、ヒーター携帯型コンピュータ端末携帯電話携帯音楽テープレコーダーなどの駆動用電源として使用するなどの、様々な機能のために使用することができる。また、前記温度差発電により発生した電力を二次電池蓄積することも可能である。

発明の効果

0018

以上説明したように、本発明によれば、被服を構成する布布に、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段を「付着」しているので、被服に電気的な作用により駆動される機器(例えば、発光ダイオード、コンピュータ、携帯電話、情報携帯端末、ヒーター、携帯型音響機器など)を備えて、被服を着用しながら、それらを作動させることが可能になる。また、本発明では、温度差発電手段を被服の「付着」するようにしているので、例えば、その被服を洗濯するときは、前記温度差発電手段を取り外して、被服のみを水洗いすることもできる。また、被服を廃棄するときは、前記温度差発電手段を取り外して、他の新しい被服に取り付ける(「付着」させる)こともできる。また、本願の他の発明によれば、被服を構成する厚手の布に、温度差により起電力を発生させる温度差発電手段を内蔵させているので、被服に電気的な作用により駆動される機器(例えば、発光ダイオード、コンピュータ、携帯電話、情報携帯端末、ヒーター、携帯型音響機器など)を備えて、被服を着用しながら、それらを作動させることが可能になる。

図面の簡単な説明

0019

図1(a)は本発明の実施形態1の原理を説明するための概念図、(b)はゼーベック効果を説明するための図である。
図2実施形態1を示す部分断面図である。
図3実施形態2を示す部分断面図である。
図4実施形態3を示す部分断面図である。

--

0020

1,2物質
3発光ダイオード
4,5導線
10,12,33容器
20,21 布
30,31,32接着剤(付着手段)

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