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技術 表示制御装置、及び表示制御プログラムを記録した記録媒体

出願人 カシオ計算機株式会社
発明者 二渡茂
出願日 1997年3月17日 (22年4ヶ月経過) 出願番号 1997-063136
公開日 1998年9月29日 (20年9ヶ月経過) 公開番号 1998-260666
状態 未査定
技術分野 文書処理装置 表示装置の制御、回路 文書処理装置
主要キーワード 拡大変化 視認動作 小型文字 上下限範囲 中間文字 サイズダウン 拡大フォント 文字入力キー群
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年9月29日)のものです。
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図面 (8)

課題

ユーザ操作に応じたデータ表示がなされる表示画面を備えた機器表示制御を行なうための表示制御装置であって、表示モードの切り換え操作等、特定の操作を行なう必要なく、表示データの表示サイズを容易に変更すること。

解決手段

例えば文書入力表示状態において、表示部12の上部に設けられた距離センサ13により計測される表示画面〜ユーザH間距離Dが、一定距離(例えば10cm)以上接近方向あるいは遠のく方向に変化した場合には、CPUから表示フォント変換部に対して指定されるフォントサイズが一定割合の拡大サイズあるいは縮小サイズに変更され、表示部12に表示されている表示データ中の各基本文字フォントが、表示フォント記憶部から読み出されると共に、表示フォント変換部にて拡大サイズあるいは縮小サイズのアウトラインフォントに変換されて再表示される。

概要

背景

例えばワードプロセッサを操作して文書データを作成する際には、キー入力された文字データが対応する文字フォントとして表示フォントメモリから読み出され、順次表示画面に配列されて表示される。

この場合、表示される文字フォントのサイズは、表示モードの切り換え処理により変更することができるが、この表示モードの切り換え処理は、文字データの入力操作中断し、表示モードの切り換え用画面をウインド表示させて行なわなければならない。

すなわち、前記ウインド表示される表示モードの切り換え用画面では、複数種類フォントサイズ並列表示され、任意のフォントサイズをカーソル等のキー操作により指定して選択実行することで、それ以降の文字データの入力操作に応じてフォントメモリから読み出されて表示される文字フォントが、指定サイズの文字フォントに切り換えられる。

概要

ユーザ操作に応じたデータ表示がなされる表示画面を備えた機器表示制御を行なうための表示制御装置であって、表示モードの切り換え操作等、特定の操作を行なう必要なく、表示データの表示サイズを容易に変更すること。

例えば文書入力表示状態において、表示部12の上部に設けられた距離センサ13により計測される表示画面〜ユーザH間距離Dが、一定距離(例えば10cm)以上接近方向あるいは遠のく方向に変化した場合には、CPUから表示フォント変換部に対して指定されるフォントサイズが一定割合の拡大サイズあるいは縮小サイズに変更され、表示部12に表示されている表示データ中の各基本文字フォントが、表示フォント記憶部から読み出されると共に、表示フォント変換部にて拡大サイズあるいは縮小サイズのアウトラインフォントに変換されて再表示される。

目的

本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、表示モードの切り換え操作等、特定の操作を行なう必要なく、表示データの表示サイズを容易に変更することが可能になる表示制御装置、及び表示制御プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
7件
牽制数
11件

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請求項1

表示情報を表示する表示手段と、この表示手段の表示画面とこの表示画面に相対する人の顔との距離を計測する距離計測手段と、この距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示情報の表示サイズを制御するサイズ制御手段とを具備したことを特徴とする表示制御装置

請求項2

前記サイズ制御手段は、前記距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示情報の縮尺変更制御するサイズ制御手段であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。

請求項3

前記表示情報は、表示フォントであり、前記サイズ制御手段は、前記距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示フォントのフォントサイズを変更制御するサイズ制御手段であることを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。

請求項4

コンピュータを、表示画面とこの表示画面に相対する人の顔との距離を計測する距離計測手段により計測された距離に応じて、前記表示画面に表示する表示情報の表示サイズを制御するサイズ制御手段として機能させるための表示制御プログラムを記録した記録媒体

技術分野

0001

本発明は、ワードプロセッサ等、ユーザ操作に応じたデータ表示がなされる表示画面を備えた機器において表示の制御を行なうための表示制御装置、及び表示制御プログラムを記録した記録媒体に関する。

背景技術

0002

例えばワードプロセッサを操作して文書データを作成する際には、キー入力された文字データが対応する文字フォントとして表示フォントメモリから読み出され、順次表示画面に配列されて表示される。

0003

この場合、表示される文字フォントのサイズは、表示モードの切り換え処理により変更することができるが、この表示モードの切り換え処理は、文字データの入力操作中断し、表示モードの切り換え用画面をウインド表示させて行なわなければならない。

0004

すなわち、前記ウインド表示される表示モードの切り換え用画面では、複数種類フォントサイズ並列表示され、任意のフォントサイズをカーソル等のキー操作により指定して選択実行することで、それ以降の文字データの入力操作に応じてフォントメモリから読み出されて表示される文字フォントが、指定サイズの文字フォントに切り換えられる。

発明が解決しようとする課題

0005

したがって、従来のワードプロセッサでは、例えば文書作成中における表示フォントのフォントサイズが小さくて見ずらい場合、あるいは、表示フォントのフォントサイズが大き過ぎて全体文書として見にくい場合には、その都度、文書入力を中断して前記表示モードの切り換え用画面をウインド表示させ、表示文字フォントサイズ変更操作を行なわなければならない問題がある。

0006

本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、表示モードの切り換え操作等、特定の操作を行なう必要なく、表示データの表示サイズを容易に変更することが可能になる表示制御装置、及び表示制御プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

すなわち、本発明の請求項1に係わる表示制御装置は、表示情報を表示する表示手段と、この表示手段の表示画面とこの表示画面に相対する人の顔との距離を計測する距離計測手段と、この距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示情報の表示サイズを制御するサイズ制御手段とを具備したことを特徴とする表示制御装置。

0008

つまり、本発明の請求項1に係わる表示制御装置では、距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、表示画面に表示する表示情報の表示サイズが制御されるので、例えば表示画面に人の顔が近付いた場合には表示サイズが大きくなり、遠のいた場合には小さくなり、ユーザによる無意識視認動作で常に見やすい表示サイズに調整できることになる。

0009

また、本発明の請求項2に係わる表示制御装置は、前記請求項1に係わる表示制御装置にあって、前記サイズ制御手段を、前記距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示情報の縮尺変更制御するサイズ制御手段としたことを特徴とする。

0010

つまり、本発明の請求項2に係わる表示制御装置では、距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示情報の縮尺が変更制御されるので、例えば表示画面に人の顔が近付いた場合には拡大表示され、遠のいた場合には縮小表示され、ユーザによる無意識の視認動作で常に見やすい表示サイズに調整できることになる。

0011

また、本発明の請求項3に係わる表示制御装置は、前記請求項1に係わる表示制御装置にあって、前記表示情報を、表示フォントとし、前記サイズ制御手段を、前記距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示フォントのフォントサイズを変更制御するサイズ制御手段としたことを特徴とする。

0012

つまり、本発明の請求項3に係わる表示制御装置では、距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示フォントのフォントサイズが変更制御されるので、例えば表示画面に人の顔が近付いた場合には小さな文字フォントに変更表示され、遠のいた場合には大きな文字フォントに変更表示され、ユーザによる無意識の視認動作に合わせた常に見やすいフォントサイズに調整できることになる。

発明を実施するための最良の形態

0013

下図面により本発明の実施の形態について説明する。
<第1実施形態>図1は本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10の操作状態を示す外観図である。

0014

本実施形態におけるワードプロセッサ10は、ラップトップ型の構成であり、平面上に設置される本体側にはキー入力部11が備えられ、また、液晶画面からなる表示部12は、本体側から上方へ回動されて立設状態で保持される蓋側に設けられる。

0015

そして、前記蓋側における表示部12の上部には、ユーザHとの距離Dを計測するための距離センサ13が設けられる。図2は本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10の電子回路の構成を示すブロック図である。

0016

このワードプロセッサ10の電子回路には、CPU21が備えられる。CPU21は、キー入力部11からキー制御部11aを介して入力されるキー操作信号に応じて、記憶部22に予め記憶されているシステムプログラムデータ、あるいは外部記憶媒体22aから記憶部22に読み込まれて記憶されたプログラムデータを起動させ、回路各部の動作を制御するもので、このCPU21には、システムバスを介して前記キー制御部11aからキー入力部11、記憶部22、表示制御部12aから表示部12、距離センサ制御部13aから距離センサ13が接続される他、距離情報記憶部23が接続されると共に、表示フォント変換部24から表示フォント記憶部25が接続される。

0017

キー入力部11には、ひらがな,カタカナ漢字英字を入力するための文字入力キー群、各種の数値記号を入力するための数値・記号キー群が備えられると共に、文書データの入力,編集,表示,印刷に関する各種の機能を設定するための機能指定キー群、表示画面上でのカーソル移動操作データ選択操作を行なうためのカーソルキー群等が備えられる。

0018

記憶部22には、このワードプロセッサ10の全体の動作を司るシステムプログラムデータが予め記憶されるプログラムROM、外部記憶媒体22aから読み込まれたデータが格納される読み込みデータRAM、キー入力された文書データが記憶される文書データRAM、表示部12にて表示すべき表示データがビットマップデータとして書き込まれる表示データRAM、データの入力,表示,印刷処理等に伴ないCPU21に入出力されるデータが必要に応じて一時的に記憶されるワークRAM等が備えられる。

0019

距離情報記憶部23には、距離センサ13により一定時間毎に計測される表示部12とユーザHとの距離データDが逐次更新されて記憶される。表示フォント記憶部25には、キー入力部11により入力可能な全ての文字,数値,記号に対応するアウトラインフォント基本フォントパターンが予め記憶されるもので、この表示フォント記憶部25に記憶されている基本フォントパターンが、表示フォント変換部24において、CPU21から指示される表示フォントサイズに応じて適宜拡大/縮小処理されてアウトラインフォントに変換され表示部12に表示される。

0020

ここで、前記表示フォント変換部24によるアウトラインフォントへの変換処理に伴なうCPU21からの指定フォントサイズは、距離情報記憶部23にて記憶される表示画面〜ユーザ間距離Dの一定の長/短変化に応じて、一定割合で縮小拡大変化される。

0021

次に、本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10による表示動作について説明する。図3は本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10による表示制御処理フローチャートである。

0022

例えば文書作成モードにおける文字,数値,記号データキー入力操作に伴なう該入力データの表示処理中において、一定時間毎に図3における表示制御に伴なうフォントチェック処理が起動されるもので、まず、文書作成モードの設定初期においては、キー入力部11における文字入力キー群や数値・記号キー群による入力操作に伴ない表示部12に表示される表示フォントのフォントサイズは、予め設定された基本文字サイズに指定される。

0023

すなわち、キー入力された文字データに対応する基本フォントパターンが表示フォント記憶部25から読み出されると、この基本フォントパターンは表示フォント変換部24において基本文字サイズのアウトラインフォントに変換され、表示制御部12aを介して表示部12に表示される。

0024

このような、基本文字サイズによるキー入力表示状態において、距離センサ13により測定されて距離センサ制御部13aを介して距離情報記憶部23に記憶されている表示画面〜ユーザ間距離Dが一定時間毎にCPU21に読み出され、該距離情報記憶部23から前回読み出された表示画面〜ユーザ間距離D-1と今回読み出された表示画面〜ユーザ間距離D0との差ΔDが、予め設定された一定距離d(例えば10cm)以上変化したか否か判断される(ステップS1,S2)。

0025

ここで、前回読み出された表示画面〜ユーザ間距離D-1と今回読み出された表示画面〜ユーザ間距離D0との差ΔDが、予め設定された一定距離d(例えば10cm)以上変化したと判断された場合には、その変化量ΔD(=D-1−D0 )が“+”の値であるか否か、つまり、ユーザが表示画面に接近する方向に変化したか否か判断される(ステップS2→S3)。

0026

そして、例えば表示画面〜ユーザ間距離変化量ΔD(=D-1−D0)が“+10cm”以上変化し、接近する方向に移動したと判断された場合には、前記表示フォント変換部24においてアウトラインフォントに変換する際のフォントサイズが、基本文字サイズに対して一定の割合(例えば20%)で拡大するための拡大フォントサイズ(120%)としてCPU21により指定される(ステップS3→S4a)。

0027

すると、現在、記憶部22内の表示データRAMに記憶されて表示部12に表示されている表示データ中の全てのフォントデータが、表示フォント記憶部25から読み出されると共に表示フォント変換部24において前記CPU21により指定された拡大フォントサイズ(120%)のアウトラインフォントに再変換されて1.2倍の拡大表示画面が作成され、表示制御部12aを介して表示部12に表示される(ステップS5)。

0028

これにより、表示画面に対しユーザが一定距離d以上接近する方向に移動した場合には、該画面表示されている文書データが一定の割合で拡大されて再表示されるので、例えば表示画面上の文字が小さくて見にくくユーザが顔を無意識に表示画面に近付けた場合に、連動して拡大表示されるようになる。

0029

一方、例えば表示画面〜ユーザ間距離変化量ΔD(=D-1−D0)が“−10cm”以上変化し、離間する方向に移動したと判断された場合には、前記表示フォント変換部24においてアウトラインフォントに変換する際のフォントサイズが、基本文字サイズに対して一定の割合(例えば−20%)で縮小するための縮小フォントサイズ(80%)としてCPU21により指定される(ステップS3→S4b)。

0030

すると、現在、記憶部22内の表示データRAMに記憶されて表示部12に表示されている表示データ中の全てのフォントデータが、表示フォント記憶部25から読み出されると共に表示フォント変換部24において前記CPU21により指定された縮小フォントサイズ(80%)のアウトラインフォントに再変換されて0.8倍の縮小表示画面が作成され、表示制御部12aを介して表示部12に表示される(ステップS5)。

0031

これにより、表示画面に対しユーザが一定距離d以上離間する方向に移動した場合には、該画面表示されている文書データが一定の割合で縮小されて再表示されるので、例えば表示画面上の文字が大きすぎて見にくくユーザが顔を無意識に表示画面から遠ざけた場合に、連動して縮小表示されるようになる。

0032

したがって、本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10によれば、例えば文書入力表示状態において、表示部12の上部に設けられた距離センサ13により計測される表示画面〜ユーザH間距離Dが、一定距離(例えば10cm)以上接近する方向に変化した場合には、CPU21から表示フォント変換部24に対して指定されるフォントサイズが一定割合の拡大サイズに変更され、表示部12に表示されている表示データ中の各基本文字フォントが、表示フォント記憶部25から読み出されると共に、表示フォント変換部24にて拡大サイズのアウトラインフォントに変換されて再表示され、また、一定距離以上離間する方向に変化した場合には、前記CPU21から表示フォント変換部24に対して指定されるフォントサイズが一定割合の縮小サイズに変更され、表示部12に表示されている表示データ中の各基本文字フォントが、表示フォント記憶部25から読み出されると共に、表示フォント変換部24にて縮小サイズのアウトラインフォントに変換されて再表示されるので、ユーザが表示データの見にくさや見やすさに応じて表示画面に対する姿勢を無意識に換えた場合に、これに連動して自動的に見やすいサイズの表示文字サイズに切り換えられるようになる。

0033

なお、前記第1実施形態では、キー入力文字データをアウトラインフォントに変換して表示する場合の構成について説明したが、次の第2実施形態において説明するように、表示フォント記憶部に予め複数サイズのフォントデータを記憶させている場合には、前記表示画面〜ユーザH間距離Dの接近/離間に応じて表示フォントサイズを単純に大/小切り換える構成としてもよい。

0034

<第2実施形態>図4は本発明の第2実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10による表示制御処理をフローチャートである。

0035

すなわち、例えば表示画面〜ユーザ間距離変化量ΔD(=D-1−D0)が“+10cm”以上変化し、接近する方向に移動したと判断された場合には、現在表示部12にて表示されている表示データの全ての文字フォントについて、それぞれ1サイズ上の文字フォントが表示フォント記憶部から読み出され、表示制御部12aを介して表示部12に再表示される(ステップA2→A3→A4a,A5)。

0036

これにより、表示画面に対しユーザが一定距離d以上接近する方向に移動した場合には、該画面表示されている文書データ中の個々の文字が1サイズ上の文字に変換されて再表示されるので、例えば表示画面上の文字が小さくて見にくくユーザが顔を無意識に表示画面に近付けた場合に、連動してサイズアップ表示されるようになる。

0037

また、例えば表示画面〜ユーザ間距離変化量ΔD(=D-1−D0)が“−10cm”以上変化し、離間する方向に移動したと判断された場合には、現在表示部12にて表示されている表示データの全ての文字フォントについて、それぞれ1サイズ下の文字フォントが表示フォント記憶部から読み出され、表示制御部12aを介して表示部12に再表示される(ステップA2→A3→A4b,A5)。

0038

これにより、表示画面に対しユーザが一定距離d以上離間する方向に移動した場合には、該画面表示されている文書データ中の個々の文字が1サイズ下の文字に変換されて再表示されるので、例えば表示画面上の文字が大き過ぎて見にくくユーザが顔を無意識に表示画面から遠ざけた場合に、連動してサイズダウン表示されるようになる。

0039

<第3実施形態>図5は本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10の電子回路の構成を示すブロック図である。

0040

この図5における第3実施形態のワードプロセッサ10において、前記図2における第1実施形態のワードプロセッサ10と同様の構成ブロックについては、同一の符号を付してその説明を省略する。

0041

この第3実施形態のワードプロセッサ10では、前記図2におけるアウトラインフォント生成用の表示フォント変換部24を備えず、表示フォント記憶部25aのみ備えられ、この表示フォント記憶部25aには、キー入力部11により入力可能な全ての文字,数値,記号に対応する多数のフォントパターンが、それぞれ複数種類のフォントサイズで用意されて予め記憶される。

0042

図6は本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10における距離情報記憶部23と表示フォント記憶部25aとの関係を示す図である。

0043

前記表示フォント記憶部25aには、複数種類のフォントサイズとして、例えば基本1×1サイズの大型文字フォントと、この基本1×1サイズより1回り小さいm×mサイズの中間文字フォントと、さらに1回り小さいn×nサイズの小型文字フォントとの3サイズのフォントパターンが各種の文字,数値,記号毎に予め記憶される。

0044

そして、距離センサ13により測定されて距離センサ制御部13aより与えられる距離情報Dに基づき、表示画面〜ユーザH間距離Dが予め設定された通常視認距離上下限範囲内(y≦D≦x)である場合には、表示フォント記憶部25aからm×mサイズの中間文字フォントが選択されて表示され、また、表示画面〜ユーザH間距離Dが予め設定された通常視認距離の上限範囲より遠い(x<D)場合には、表示フォント記憶部25aから1×1サイズの大型文字フォントが選択されて表示され、また、表示画面〜ユーザH間距離Dが予め設定された通常視認距離の下限範囲より近い(D<y)場合には、表示フォント記憶部25aからn×nサイズの小型文字フォントが選択されて表示される構成とする。

0045

図7は本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10による表示制御処理をフローチャートである。例えば文書作成モードにおける文字,数値,記号データのキー入力操作に伴なう該入力データの表示処理中において、一定時間毎に図7における表示制御に伴なうフォントチェック処理が起動されるもので、まず、距離センサ13により測定されて距離センサ制御部13aを介して距離情報記憶部23に記憶されている表示画面〜ユーザ間距離DがCPU21に読み出され、この表示画面〜ユーザ間距離Dと予め設定されている通常視認距離の上下限範囲x〜yとに基づき、表示部12に表示すべき文字フォントのフォントサイズが決定される(ステップB1,B2)。

0046

つまり、表示画面〜ユーザH間距離Dが予め設定された通常視認距離の上下限範囲内(y≦D≦x)である場合には、表示フォント記憶部25aからm×mサイズの中間文字フォントが選択されて表示され、また、表示画面〜ユーザH間距離Dが予め設定された通常視認距離の上限範囲より遠い(x<D)場合には、表示フォント記憶部25aから1×1サイズの大型文字フォントが選択されて表示され、また、表示画面〜ユーザH間距離Dが予め設定された通常視認距離の下限範囲より近い(D<y)場合には、表示フォント記憶部25aからn×nサイズの小型文字フォントが選択されて表示される(ステップB3→B4)。

0047

したがって、本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサ10によれば、ユーザの顔が表示画面に近い場合には、入力中にある文書データが小型文字サイズのフォントパターンにより表示画面が生成されて表示され、また、ユーザの顔が表示画面より遠い場合には、反対に大型文字サイズのフォントパターンにより表示画面が生成されて表示されるので、ユーザによる表示画面の視認距離に応じて、常に見やすいサイズのフォントパターンが選択されて表示画面が生成され、自動的に切り換えられるようになる。

0048

なお、前記各実施形態において、表示画面の切り換えの条件となる表示画面〜ユーザH間距離Dの設定値は、ユーザの個人差に応じて任意に変更設定できる構成としてもよい。

0049

また、前記各実施形態では、表示画面〜ユーザH間距離Dに応じて、表示文字フォントの変換文字サイズ、あるいはフォントそのもののサイズを大小切り換える構成として説明したが、表示データが地図等のイメージデータである場合でも、表示画面〜ユーザH間距離Dと拡大/縮小表示処理との連動を図ることで、容易に見やすい表示サイズで変更表示することができるようになる。

0050

さらに、前記各実施形態において記載した手法、すなわち図3のフローチャートに示す第1実施形態の表示制御処理、図4のフローチャートに示す第2実施形態の表示制御処理、図7のフローチャートに示す第3実施形態の表示制御処理等の各手法は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして、記憶媒体22aに記録して配布することできる。記憶媒体22aとしては、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスクフロッピーディスクハードディスク等)、光ディスクCD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等を利用でき、記憶部22に固定的、もしくは着脱自在に設けることができる。そして、コンピュータは、この記憶媒体22aに記録されたプログラムを記憶部22によって読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した各機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。

発明の効果

0051

以上のように、本発明の請求項1に係わる表示制御装置によれば、距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、表示画面に表示する表示情報の表示サイズが制御されるので、例えば表示画面に人の顔が近付いた場合には表示サイズが大きくなり、遠のいた場合には小さくなり、ユーザによる無意識の視認動作で常に見やすい表示サイズに調整できるようになる。

0052

また、本発明の請求項2に係わる表示制御装置によれば、距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示情報の縮尺が変更制御されるので、例えば表示画面に人の顔が近付いた場合には拡大表示され、遠のいた場合には縮小表示され、ユーザによる無意識の視認動作で常に見やすい表示サイズに調整できるようになる。

0053

また、本発明の請求項3に係わる表示制御装置によれば、距離計測手段により計測された表示画面に相対する人の顔との距離に応じて、前記表示手段により表示画面に表示する表示フォントのフォントサイズが変更制御されるので、例えば表示画面に人の顔が近付いた場合には小さな文字フォントに変更表示され、遠のいた場合には大きな文字フォントに変更表示され、ユーザによる無意識の視認動作に合わせた常に見やすいフォントサイズに調整できるようになる。よって、表示モードの切り換え操作等、特定の操作を行なう必要なく、表示データの表示サイズを容易に変更することが可能になる。

図面の簡単な説明

0054

図1本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサの操作状態を示す外観図。
図2本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図。
図3本発明の第1実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサによる表示制御処理をフローチャート。
図4本発明の第2実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサによる表示制御処理をフローチャート。
図5本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサの電子回路の構成を示すブロック図。
図6本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサにおける距離情報記憶部と表示フォント記憶部との関係を示す図。
図7本発明の第3実施形態に係わる表示制御装置を搭載したワードプロセッサによる表示制御処理をフローチャート。

--

0055

10 …ワードプロセッサ、
11 …キー入力部、
11a…キー制御部、
12 …表示部、
12a…表示制御部、
13 …距離センサ、
13a…距離センサ制御部、
21 …CPU、
22 …記憶部、
22a…記憶媒体、
23距離情報記憶部、
24 …表示フォント変換部、
25、25a…表示フォント記憶部、
H …ユーザ、
D …表示画面〜ユーザ間距離。

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