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技術 シート給送装置および画像形成装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 田村暢也五藤宏史西川正章後藤卓
出願日 1997年3月10日 (23年8ヶ月経過) 出願番号 1997-055273
公開日 1998年9月22日 (22年2ヶ月経過) 公開番号 1998-250860
状態 特許登録済
技術分野 単票の取扱い 電子写真における紙送り シート、マガジン及び分離
主要キーワード 各機構部品 取り外し手順 挟持爪 ローラ支持軸 結合動作 挿通位置 スキャナミラー シート収容装置
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年9月22日)のものです。
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図面 (10)

課題

部品点数を増やすことなく、ローラ支持軸の分離および組立を容易に行えるようにする。

解決手段

ローラ支持軸26と駆動軸22とを連結するとともに、この連結部分を、側板29に保持された一方の軸受25によって支持する。この場合、側板29に係合する一方の軸受25と側板30に係合する他方の軸受27とによってローラ支持軸26の軸方向の移動を規制している。逆に、駆動軸22とローラ支持軸26との連結部分を支持する一方の軸受25と側板29との保持を外し、一方の軸受25を駆動軸22に沿って移動させることでローラ支持軸26を側板29,30から外せることになり、給紙ローラ6の交換を行えるようにする。

概要

背景

従来のシート給送装置には、例えば、特開平1−321226号公報に示すようにビスを使用せずに装置本体から給送ローラ着脱させるようにした構造のものが提案されている。

すなわち、上述のシート給送装置は、図8に示すように装置本体(不図示)の側板41に取り付けられた軸受43とフレーム51に取り付けられた軸受45とに回転可能に支持された給紙ローラ46の軸を、端部に張り出すようにバネ49が装填された駆動軸42と、給紙ローラ46と軸受45と係合ピン44とがそれぞれ所定位置取付けられたローラ支持軸50との2本に分割し、ローラ支持軸50と駆動軸42とを連結するためにジョイント48によって連結部分を保持するようにした構造である。

この場合のローラ支持軸50と駆動軸42との連結は、ジョイント48をフレーム41に突き当たるまで駆動軸42に差し込んだ後、軸受45のボス部45aをフレーム51の切り欠き部51aに嵌め込んで固定する。そして、あらかじめ駆動軸42に嵌挿しておいたジョイント48を図示矢印X方向へ移動させ、その切り欠き部48aと係合ピン44とを嵌合させてローラ支持軸50と駆動軸42との結合部分にジョイント48を配置させる。このとき、ジョイント48に形成されている孔48bに、駆動軸42の端部に装填されたバネ49が嵌合することによってジョイント48と駆動軸42との連結が完了する。

また、ローラ支持軸50と駆動軸42とを分離させる場合は、上述の手順と逆の順序によってローラ支持軸50と駆動軸42とを分離させるが、そのためには、まず図8に示すように駆動軸42から張り出しているバネ49を駆動軸42内に押し込みながら、ジョイント48を図示矢印X方向と逆方向に移動することでローラ支持軸50と駆動軸42との連結を外す。

これによりローラ支持軸50は矢印X方向と逆方向への移動が可能になるため、フレーム51の切り欠き部51aからボス部45aが分離し、ローラ支持軸50を駆動軸42から分離することができる。

概要

部品点数を増やすことなく、ローラ支持軸の分離および組立を容易に行えるようにする。

ローラ支持軸26と駆動軸22とを連結するとともに、この連結部分を、側板29に保持された一方の軸受25によって支持する。この場合、側板29に係合する一方の軸受25と側板30に係合する他方の軸受27とによってローラ支持軸26の軸方向の移動を規制している。逆に、駆動軸22とローラ支持軸26との連結部分を支持する一方の軸受25と側板29との保持を外し、一方の軸受25を駆動軸22に沿って移動させることでローラ支持軸26を側板29,30から外せることになり、給紙ローラ6の交換を行えるようにする。

目的

本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、部品点数を増やすことなく、ローラ支持軸の分離および組立を容易に行えるようにしたシート給送装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

装置本体に取り付けられた支持部材の間に配置され、回転することによりシート給送する給送部材と、前記給送部材が設けられ、前記支持部材間で回転可能に支持される支持軸と、前記支持軸を回転自在に支持する軸受と、前記軸受を、前記支持軸に沿って前記支持部材から取り外し自在に装着する保持手段と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。

請求項2

前記軸受は、前記支持部材に装着された状態で、前記支持軸の軸方向の移動を規制する、ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。

請求項3

前記保持手段は、前記支持部材に前記軸受を挿通する挿通位置と、該挿通位置から軸受を移動させて支持部材に装着する装着位置と、を有することを特徴請求項1に記載のシート給送装置。

請求項4

前記保持手段は、前記支持部材に形成され、前記軸受を挿通するために設けられた開口と、該開口の縁部を挟持するための挟持部が挿通するために開口の縁部に設けられた凹部と、該挟持部を前記凹部に挿通させた後に軸受を回転して装着させた状態で該軸受の回転を規制する係止手段と、から構成したことを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。

請求項5

前記支持軸に駆動を伝達するための駆動軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上で連結するための連結手段とを備え、前記軸受を前記支持部材から取り外したときに前記連結手段を超えて前記駆動軸に移動可能とした、ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。

請求項6

前記支持軸に駆動を伝達するための駆動軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上で連結するための連結手段とを備え、前記軸受内に前記連結手段を配置し、該軸受により前記支持軸および駆動軸の両方を支持する、ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。

請求項7

前記保持手段は、前記軸受を装着するために前記支持部材に形成された開口を有し、該開口を前記給送手段が挿通可能な大きさに設定した、ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。

請求項8

前記請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート給送装置と、該シート給送装置により給送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、シート給送するためのシート給送装置およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。

背景技術

0002

従来のシート給送装置には、例えば、特開平1−321226号公報に示すようにビスを使用せずに装置本体から給送ローラ着脱させるようにした構造のものが提案されている。

0003

すなわち、上述のシート給送装置は、図8に示すように装置本体(不図示)の側板41に取り付けられた軸受43とフレーム51に取り付けられた軸受45とに回転可能に支持された給紙ローラ46の軸を、端部に張り出すようにバネ49が装填された駆動軸42と、給紙ローラ46と軸受45と係合ピン44とがそれぞれ所定位置取付けられたローラ支持軸50との2本に分割し、ローラ支持軸50と駆動軸42とを連結するためにジョイント48によって連結部分を保持するようにした構造である。

0004

この場合のローラ支持軸50と駆動軸42との連結は、ジョイント48をフレーム41に突き当たるまで駆動軸42に差し込んだ後、軸受45のボス部45aをフレーム51の切り欠き部51aに嵌め込んで固定する。そして、あらかじめ駆動軸42に嵌挿しておいたジョイント48を図示矢印X方向へ移動させ、その切り欠き部48aと係合ピン44とを嵌合させてローラ支持軸50と駆動軸42との結合部分にジョイント48を配置させる。このとき、ジョイント48に形成されている孔48bに、駆動軸42の端部に装填されたバネ49が嵌合することによってジョイント48と駆動軸42との連結が完了する。

0005

また、ローラ支持軸50と駆動軸42とを分離させる場合は、上述の手順と逆の順序によってローラ支持軸50と駆動軸42とを分離させるが、そのためには、まず図8に示すように駆動軸42から張り出しているバネ49を駆動軸42内に押し込みながら、ジョイント48を図示矢印X方向と逆方向に移動することでローラ支持軸50と駆動軸42との連結を外す。

0006

これによりローラ支持軸50は矢印X方向と逆方向への移動が可能になるため、フレーム51の切り欠き部51aからボス部45aが分離し、ローラ支持軸50を駆動軸42から分離することができる。

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上述したシート給送装置では、駆動軸42とローラ支持軸50とを連結させる構造上に、ジョイント48とバネ49とを必要とし、部品点数が増加するため、コスト高となるという問題点がある。

0008

また、ジョイント48を駆動軸42に沿って移動させるには、指または工具を使って行うが、細かな部品を取り扱う画像形成装置におけるシート給送装置の取り付け位置によっては、工具や指を自由に挿入することが困難な場合があるという問題点がある。

0009

さらには、ジョイント48の軸方向への移動量がローラ支持軸50の移動量を決めているので、分離組み立て性を向上させるにはジョイント48の移動量をなるべく大きくとる必要があり、これによってシート給送装置の軸方向の全長が大きくなるという問題点がある。

0010

本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、部品点数を増やすことなく、ローラ支持軸の分離および組立を容易に行えるようにしたシート給送装置およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係るシート給送装置は、装置本体に取り付けられた支持部材の間に配置され、回転することによりシートを給送する給送部材と、前記給送部材が設けられ、前記支持部材間で回転可能に支持される支持軸と、前記支持軸を回転自在に支持する軸受と、前記軸受を、前記支持軸に沿って前記支持部材から取り外し自在に装着する保持手段とを備えたことを特徴とする。

0012

請求項2記載の発明によれば、前記軸受は、前記支持部材に装着された状態で、前記支持軸の軸方向の移動を規制する。

0013

請求項3記載の発明によれば、前記保持手段は、前記支持部材に前記軸受を挿通する挿通位置と、該挿通位置から軸受を移動させて支持部材に装着する装着位置とを有する。

0014

請求項4記載の発明によれば、前記保持手段は、前記支持部材に形成され、前記軸受を挿通するために設けられた開口と、該開口の縁部を挟持するための挟持部が挿通するために開口の縁部に設けられた凹部と、該挟持部を前記凹部に挿通させた後に軸受を回転して装着させた状態で該軸受の回転を規制する係止手段と、から構成した。

0015

請求項5記載の発明は、前記支持軸に駆動を伝達するための駆動軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上で連結するための連結手段とを備え、前記軸受を前記支持部材から取り外したときに前記連結手段を超えて前記駆動軸に移動可能とした。

0016

請求項6記載の発明は、前記支持軸に駆動を伝達するための駆動軸と、該駆動軸を支持軸に同軸上で連結するための連結手段とを備え、前記軸受内に前記連結手段を配置し、該軸受により前記支持軸および駆動軸の両方を支持する。

0017

請求項7記載の発明によれば、前記保持手段は、前記軸受を装着するために前記支持部材に形成された開口を有し、該開口を前記給送手段が挿通可能な大きさに設定した。

0018

請求項8記載の発明は、前記請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート給送装置と、該シート給送装置により給送されるシートに画像を形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〈第1の実施の形態〉図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を示す斜視図、図2は、同上のシート給送装置が装着された画像形成装置としてのレーザビームプリンタを示す概略構成図、図3は、ローラ支持軸と駆動軸の接続時の動作を説明する一部切欠側面図、図4は、接続動作の要部を説明する斜視図である。

0020

先ず、図2を用いてレーザビームプリンタについて説明する。

0021

記録媒体である記録紙1を収納するためのカセット2には、中板3が設けられおり、この中板3を加圧バネ4によって給送部材としての給紙ローラ6に対して加圧している。5は中板3上の記録紙1を1枚ずつ分離するために設けられた分離パッドで、6は断面形状がD型をした給送部材としての給紙ローラ、7は給紙ローラ6から給送された記録紙1を搬送する第1搬送ローラ、8は第2搬送ローラ、9は感光ドラム9a、トナー(図示せず)、現像ローラ9bを有するプロセスカートリッジ、10は記録紙1に感光ドラム9aからトナー画像転写するための転写ローラ、11はレーザ光源(図示せず)、高速で回転するスキャナミラー11a、折り返しミラー11bを有するレーザースキャナ、12は内部に熱源である定着ヒータ12aを有する定着ローラ、13は記録紙1を定着ローラ12に加圧する加圧ローラ、16は各機構部品を駆動するための電源および電気部品を有する電装基板である。

0022

ここで給紙ローラ6はD型の断面形状をしており、1回転することで記録紙1を搬送ローラ7に給送する。

0023

図1および図3において、装置本体に設けられたフレームの一部を構成する支持部材としての側板28,29,30は、それぞれ軸受23,25,27を支持している。駆動軸22は、側板28に取り付けられた軸受23に長手方向一端が支持され、軸受23に対して軸方向に移動不能で、周方向に回転可能に嵌挿されている。また、駆動軸22の長手方向他端である軸端には、係合ピン24が圧入されている。

0024

側板29には、軸受25が係合して固定されるとともに、側板30には、軸受27が係合して固定されている。また、給紙ローラ6を貫通している支持軸であるローラ支持軸26は、図3に示すように軸受25,27に嵌挿する部分の外径を給紙ローラ6を嵌挿する外径より細くして軸受25と軸受27との間に軸方向に移動不能で、周方向に回転可能に支持されている。

0025

そして、駆動軸22と結合されるローラ支持軸26の長手方向の一端には、係合ピン24が係合可能な切り欠き部26aが形成されている。係合ピン24は、その全長が駆動軸22の直径より短いため、側板29から軸受25の係合を外した状態では、軸受25が側板28から側板29までの間の軸上を移動可能となっている。なお、係合ピン24と切り欠き部26aとによって連結手段を構成している。

0026

また、軸受25と軸受27とは同じ構造をした可撓性材料モールドにより形成されており、そのうちの一方の軸受27を説明すると、軸受27は、図4に示すように軸受部27aの外周方向に突設された抑え部27bと、この抑え部27bの上端に形成された係止片27cと、軸受部27aの外周に突設された挟持部27dとが形成されている。

0027

また、側板30には、軸受27の軸受部27aが嵌挿する開口30aと、抑え部27b上端の係止片27cが係合する係止孔30bと、挟持部27dが嵌挿する凹部30cとが形成されている。そして、抑え部27bと、係止片27cと、挟持部27dと、開口30aと、係止孔30bと、凹部30cとによって保持手段を構成するとともに、係止片27cと、係止孔30bとによって係止手段を構成する。

0028

そして、軸受27を側板30へ固定する手順は、まず挟持部27dが凹部30cを通るように軸受部27aを開口30aに嵌挿させる。その後、抑え部27bを弾性変形させながら軸受部27aを回転させて挟持部27dを凹部30cの位置からずらし、抑え部27bの弾性変形を復元させることで係止孔30bに係止片27cを嵌合させて軸受27を側板30に固定させる。

0029

同様に、軸受25を側板29へ固定する手順は、軸受25の挟持部(不図示)が凹部29cを通るように軸受部25aを開口29aに嵌挿させる。その後、抑え部25bを弾性変形させながら軸受部25aを回転させて挟持部を凹部29cの位置からずらし、抑え部25bの弾性変形を復元させることで係止孔29bに係止片25cを嵌合させて軸受25を側板29に固定させる。

0030

軸受27を側板30から取り外す手順は、抑え部27bを弾性変形させて係止片27cを係止孔30bから取り出す。これによって軸受27の回転方向の規制はなくなるので、挟持部27dと凹部30cとが対応する位置まで軸受27を回転させ、凹部30cから挟持部27dを通過させるように軸受部25aを開口29aから引き抜き、軸受27を側板30から分離させる。

0031

また、軸受25,27が側板29,30から取り外された後は、ローラ支持軸26が軸方向に移動可能となり、側板29,30から分離させることができる。

0032

上述のように構成されたシート給送装置において、ローラ支持軸26を取り外す手順は、まず軸受27を上述した手順で側板30から取り外すとともに、軸受25も同様の手順で側板29から取り外す。次いで、軸受25を駆動軸22に沿って連結手段を超えて図3に示す矢印L1方向に移動させることでローラ支持軸26から抜き取る。これによりローラ支持軸26を矢印L1方向と逆方向への移動が可能になり、側板30方向へ移動させることによって駆動軸22との係合が外れる。

0033

さらに、ローラ支持軸26の駆動軸22側の端部を側板29の開口29aから抜いた後、ローラ支持軸26を斜めに傾けて側板30の開口30aから駆動軸22とは反対側の端部を抜き取ることにより、ローラ支持軸26を取り外すことができる。

0034

さらに、ローラ支持軸26を駆動軸22に連結させる手順は、上述の取り外し手順と逆の手順で行う。

0035

まず、あらかじめ、駆動軸22に軸受25を嵌挿しておく。次に、ローラ支持軸26を側板29,30に挿入し、駆動軸22と当接させる。そして、駆動軸22に嵌挿されている軸受25を図3に示す矢印L1方向と逆方向に移動させ、側板29に組み付ける。同様に側板30に軸受27を組み付けることで、ローラ支持軸26が軸受25と軸受27との間に軸方向に移動不能に支持されることになる。
〈第2の実施の形態〉次に、第2の実施の形態を図5および図6に基づいて説明する。

0036

図5は、本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置を示す斜視図、図6は、側板と軸受とを抽出して示す断面図である。図5および図6において、図1ないし図4と同一または均等構成部分には同一符号を付して重複説明を省略する。

0037

図5および図6において、ローラ支持軸26の一端側と駆動軸22の他端側との連結部分は、切り欠き部26aに係合ピン24が係合して軸受25を介して支持部材としての側板29dによって支持されている。軸受31は、支持部材としての側板32の開口32aに嵌挿する軸受部31aを断面D型の給紙ローラ6より大きい相似形状に形成したもので、軸受部31aの軸方向中心軸受孔31bが穿設されるとともに、側板32に係合する挟持爪31cと側板32に当接するフランジ部31dとによって軸受31を固定させるように構成されている。

0038

そして、側板32の開口32aから給紙ローラ6を貫通させ、ローラ支持軸26の一端側と駆動軸22の他端側とを結合させる。そして、ローラ支持軸26の他端側を軸受31の軸受孔31bに嵌入し、挟持爪31cを側板32に係合させるとともに、フランジ部31dを側板32に当接させる。これによってローラ支持軸26が軸受25と軸受31との間に回転自在に支持されることになる。

0039

給紙ローラ6を取り外す手順は、側板32に係合している挟持爪31cを引起こし、軸受31を側板32から分離可能とさせる。これによって、ローラ支持軸26の軸方向の規制がなくなるため、ローラ支持軸26を側板32の開口32aから引き抜くことによりローラ支持軸26の一端側が軸受25から引き抜かれ、さらに軸受31が嵌合していた側板32の開口32aからローラ支持軸26を取り外せることになる。

0040

以上説明したように、側板32の開口32aから給紙ローラ6を取り出せるようにすることにより、斜めにしてローラ支持軸26を取り外す必要がなく、取り外すための空間を設ける必要がないため、装置の小型化などに貢献することができる。

0041

なお、軸受部31aおよび開口32aを給紙ローラ6の外形よりも大きい相似形状としているが、給紙ローラ6が側板32の開口32aから抜くことができる形状であれば、角形状、丸形状などどのような形状であってもよい。
〈第3の実施の形態〉次に、第3の実施の形態を図7に基づいて説明する。

0042

図7は、本発明の第3の実施の形態に係るシート給送装置を示す断面図である。図7において、図1ないし図4と同一または均等な構成部分には同一符号を付して重複説明を省略する。

0043

図7において、軸受25は、給紙ローラ6を貫通しているローラ支持軸33と駆動軸22との連結部分を同時に支持するものである。また、ローラ支持軸33と駆動軸22との連結部分は互いに噛合するように歯状の連結手段で形成され、この連結手段を軸受34内で支持している。

0044

この構成の場合、駆動軸22は、軸方向の移動ができないように軸受23と軸受34との間に回転可能に支持され、ローラ支持軸33に駆動力を伝達するように係合されている。すなわち、駆動軸22とローラ支持軸33とは、係合ピンなどを使わずに簡便な方法で結合されている。

0045

そして、ローラ支持軸33と駆動軸22とを結合させた状態で第1の実施の形態で示した側板30に軸受27を係合させることで、ローラ支持軸33が側板29dと側板30との間に軸方向に移動不能に、かつ回転可能に支持されることになる。

0046

ローラ支持軸33を取り外す手順は、軸受27と側板30との係合を外し、軸受27を図示矢印L2方向にスライドさせてローラ支持軸33から取り外し、それによってローラ支持軸33の軸方向の規制がなくなるため、ローラ支持軸33が軸方向に移動可能になる。そして、ローラ支持軸33を軸方向にスライドさせることにより軸受34の支持から外れ、これによってローラ支持軸33を取り外すことができる。

0047

ローラ支持軸33を組み付ける手順は、上述の手順と逆の操作をする。まず、ローラ支持軸33を側板30の開口30aを通してローラ支持軸33と駆動軸22とを係合させながら結合部分を軸受34内に嵌挿させる。そして、軸受27の軸受部27aを開口30a内に嵌挿させ、係止片27cを係止孔30b内に係合させることで軸受34と軸受27との間でのローラ支持軸33の組付けが完了する。

0048

本実施の形態は、以上の構成としたので、第1および第2の実施の形態で説明した連結部のピン24が必要なくなり、さらに上述の実施の形態では、軸受23は駆動軸22を片持ちで支持するため支持力の大きなものが使用されるが、本実施の形態では駆動軸22も両側で支持されるため、支持力の弱い軸受を用いることも可能となり、コストの低減などが図れる。

0049

なお、上述の実施の形態において、交換対象となるローラ支持軸の外周に挟持部を突設することにより、この挟持部を掴んでローラ支持軸を側板に対してスライドさせるようにすることにより、給紙ローラを容易に交換することが可能となる。

0050

また、この給紙ローラとローラ支持軸とを一体あるいは別体に形成し、軸ごとゴムなどの可撓性部材で形成するならば、上記挟持部を摘んで一気にローラ支持軸を軸受から引き外すことができる。

0051

なお、上記各実施の形態では、シートを給紙カセットなどのシート収容装置から送り出すための給紙ローラに本発明を適用したものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばシートを画像形成部に送り込む搬送ローラ、画像形成されたシートを搬送する搬送ローラ、シートを排出するための排出ローラなどの各シート給送装置に適用することもできる。

発明の効果

0052

以上の説明から明らかなように本発明によれば、支持部材とローラ支持軸との間に着脱自在にして、該ローラ支持軸の軸方向の移動を規制して軸受部を介挿する際に、該軸受部を保持手段によって前記支持部材に着脱自在に保持させるようにしたので、シート給送装置の全長の長さを短くすることができ、軸の撓みが少なく、かつ容易にモールド化ができる。

0053

そして、シート給送装置を分解させる際には、前記保持手段による保持を解除して前記軸受部を軸方向に抜いた後、給送部材を取り外すようにしたので、シート給送装置を、工具を使用することなく容易に分離、組み立てでき、これにより工数の削減、サービス性が向上するとともに、軸方向に多くの空間を必要とせず、シート給送装置全体を小さくすることができる。

0054

また、給送部材への駆動手段からの駆動力が直接伝達されるようにしたので、コスト面で有利になり、シート給送装置全体の信頼性が増すとともに、シート給送装置を小さくできる。

図面の簡単な説明

0055

図1本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を示す斜視図である。
図2同上のシート給送装置が装着された画像形成装置としてのレーザビームプリンタを示す概略構成図である。
図3ローラ支持軸と駆動軸との結合時の動作を説明する一部切欠側面図である。
図4結合動作の要部を説明する斜視図である。
図5本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置を示す斜視図である。
図6図5の側板と軸受とを抽出して示す断面図である。
図7本発明の第3の実施の形態に係るシート給送装置を示す断面図である。
図8従来のシート給送装置の一例を示す斜視図である。
図9図8の駆動軸とローラ支持軸とを分離した状態を示す断面図である。

--

0056

25軸受
25b 抑え部
25c係止片
26ローラ支持軸
27 軸受
27b 抑え部
27c 係止片
27d 挟持部
29支持部材(側板)
29a 開口
29b係止孔
29c 凹部
30 支持部材(側板)
30a 開口
30b 係止孔
30c 凹部
33 ローラ支持軸

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新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 富士ゼロックス株式会社の「 用紙搬送装置および画像形成装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】第1面に画像が形成されて搬送方向を反転させた用紙への水分の付着を抑える抑制手段を備えない場合と比べ第2面への転写不良を抑えた用紙搬送装置および画像形成装置を提供する。【解決手段】搬送されながら... 詳細

  • セイコーエプソン株式会社の「 記録装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】原稿読み取り手段であるセンサーに接続されたフレキシブルフラットケーブルであるFFCの湾曲反転部の曲げ半径が小さいと、センサーがケーブルから反力を受けて姿勢が不安定となったり、ケーブルの寿命が短... 詳細

  • 日清食品ホールディングス株式会社の「 紙葉類積層体のほぐし装置及びほぐし方法」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】本発明は、紙葉類を多数重ねた積層体についてその重なり状態をほぐし、一枚ごとに使用する場合に有用な紙葉類積層体のほぐし装置及びほぐし方法を開発する。【解決手段】 紙葉類積層体を収納するとともに... 詳細

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