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技術 粉体供給機への粉体補充方法及び装置並びに粉体供給機

出願人 レオン自動機株式会社
発明者 堺義孝菊地正雄
出願日 1997年3月11日 (23年8ヶ月経過) 出願番号 1997-056596
公開日 1998年9月22日 (22年2ヶ月経過) 公開番号 1998-250843
状態 特許登録済
技術分野 粉粒体の空気輸送
主要キーワード 開閉弁制御装置 耐圧パイプ 補助タンク内 次粉体 アーチング 吸引移送 外気流入口 粉体供給機
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

直列に接続することのできる粉体供給機および各粉体供給機への粉体補充方法並びに装置を提供する。

解決手段

複数の粉体供給機11を直列に接続し、最上流側の粉体供給機11を粉体供給装置13に、最下流側の粉体供給機11を吸引装置15へ接続し、上記吸引装置15の吸引作用によって前記粉体供給装置13から供給される粉体を吸引し、上流側の粉体供給機11における補助タンクから順次満タンにし、全ての補助タンクが満タンになったことを検出したときに前記粉体供給装置13及び吸引装置15の駆動を停止し、適数補助タンク内の粉体が粉体貯留部に落下された場合に前記粉体供給装置13及び吸引装置15を再始動する粉体供給機への粉体補充方法および装置である。

概要

背景

従来、粉体を次工程へ供給する粉体供給機を複数設け、この複数の粉体供給機に対して粉体供給装置から粉体を補充する構成は、圧力源から供給されるエアーによって粉体を圧送する構成が一般的であり、かつ複数の粉体供給機は並列に接続されるのが一般的である。

上述のごとく、圧力源から供給されるエアーによって粉体を移送する構成においては、粉体を移送するためのパイプ内に高圧に作用するので、耐圧パイプが必要であると共に、パイプの接続部のシール性にも問題があり、シール構造が複雑化するという問題がある。

そこで、吸引装置によって吸引されるエアーによって粉体を移送することも考えられ、この種の先行例として、例えば特開昭63−272720号公報がある。

概要

直列に接続することのできる粉体供給機および各粉体供給機への粉体の補充方法並びに装置を提供する。

複数の粉体供給機11を直列に接続し、最上流側の粉体供給機11を粉体供給装置13に、最下流側の粉体供給機11を吸引装置15へ接続し、上記吸引装置15の吸引作用によって前記粉体供給装置13から供給される粉体を吸引し、上流側の粉体供給機11における補助タンクから順次満タンにし、全ての補助タンクが満タンになったことを検出したときに前記粉体供給装置13及び吸引装置15の駆動を停止し、適数補助タンク内の粉体が粉体貯留部に落下された場合に前記粉体供給装置13及び吸引装置15を再始動する粉体供給機への粉体補充方法および装置である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

粉体貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端側に粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端部側に吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる複数の粉体供給機直列に接続し、最上流側の粉体供給機を粉体供給装置に、最下流側の粉体供給機を吸引装置へ接続し、上記吸引装置の吸引作用によって前記粉体供給装置から供給される粉体を吸引し、上流側の粉体供給機における補助タンクから順次満タンにし、全ての補助タンクが満タンになったことを検出したときに前記粉体供給装置及び吸引装置の駆動を停止し、適数の開閉弁が作動されて補助タンク内の粉体が粉体貯留部に落下された場合に前記粉体供給装置及び吸引装置を再始動することを特徴とする粉体供給機への粉体補充方法。

請求項2

粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端側に粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端側に吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる複数の粉体供給機を直列に接続し、最上流側の粉体供給機を粉体供給装置に、最下流側の粉体供給機を吸引装置へ接続して設け、最下流側の粉体供給機と吸引装置との接続経路部分に、最下流側の粉体供給機からの粉体の流出を検出するための粉体検出装置を設けてなることを特徴とする粉体供給機への粉体補充装置。

請求項3

請求項2に記載の発明において、粉体検出装置は、最下流側の粉体供給機と吸引装置との接続経路に設けたサイクロン分離器を有し、このサイクロン分離器によって分離された粉体を検出する構成であることを特徴とする粉体供給機への粉体補充装置。

請求項4

請求項2に記載の発明において、サイクロン分離器は、円錐部の底部に開閉自在に設けた第1のシャッタと、上記円錐部の底部を内包したエアチャンバに開閉自在に設けた第2のシャッタと、上記第2のシャッタの開閉を検出するセンサと、前記エアチャンバの接続を吸引装置側又は外気側へ切換自在の圧力切換バルブと、を備えた構成であることを特徴とする粉体供給機への粉体補充装置。

請求項5

粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端部側に、粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端部側に、吸引装置側へ接続する流出口を設けてなることを特徴とする粉体供給機。

請求項6

請求項5に記載の発明において、流入口と流出口を結ぶ粉体移送方向に対して粉体供給部を交差する方向に延伸して設け、この粉体供給部の上側に、粉体貯留部の底部から粉体供給部へ粉体を移送するためのコンベアを設けてなることを特徴とする粉体供給機。

請求項7

請求項5又は6に記載の発明において、補助タンクに設けた流入口と流出口との間に、上記流入口から流出口への粉体の円滑な流れを阻害するための仕切板を適数設けてなることを特徴とする粉体供給機。

請求項8

請求項7に記載の発明において、補助タンク内に設けた仕切板と補助タンクの天井との間に間隙を設けてなることを特徴とする粉体供給機。

請求項9

請求項5,6,7又は8に記載の発明において、粉体貯留部の下部付近に、粉体貯留部内の粉体の下限を検出するためのレベルセンサを設けてなることを特徴とする粉体供給機。

請求項10

請求項5,6,7又は8に記載の発明において、補助タンクの底部に設けた開閉弁の開閉を所定時間毎に制御する開閉弁制御装置を設けてなることを特徴とする粉体供給機。

技術分野

0001

本発明は、例えばパン等の製造ラインの必要箇所に、例えば手粉等の粉体を供給する粉体供給機及び上記粉体供給機に対して粉体の補充を行う方法、装置に係り、さらに詳細には、直列接続可能の粉体供給機および粉体供給機に対して粉体を吸引移送して補充する方法、その装置に関する。

背景技術

0002

従来、粉体を次工程へ供給する粉体供給機を複数設け、この複数の粉体供給機に対して粉体供給装置から粉体を補充する構成は、圧力源から供給されるエアーによって粉体を圧送する構成が一般的であり、かつ複数の粉体供給機は並列に接続されるのが一般的である。

0003

上述のごとく、圧力源から供給されるエアーによって粉体を移送する構成においては、粉体を移送するためのパイプ内に高圧に作用するので、耐圧パイプが必要であると共に、パイプの接続部のシール性にも問題があり、シール構造が複雑化するという問題がある。

0004

そこで、吸引装置によって吸引されるエアーによって粉体を移送することも考えられ、この種の先行例として、例えば特開昭63−272720号公報がある。

発明が解決しようとする課題

0005

従来、粉体を次工程へ供給するための粉体供給機(前記先行例においてはホッパー3が相当する)を複数配置し、粉体供給装置(同、材料供給源B)から前記各粉体供給機へ粉体を補充する構成は、圧力源から供給されるエアーによって粉体を圧送する構成及び吸引装置によって吸引されるエアーによって粉体を移送する構成のいずれにおいても、前記粉体供給装置と複数の粉体供給機は並列に接続する構成が一般的である。

0006

したがって、従来の構成においては並列接続であるために分岐管が必要となり、粉体を移送するための配管が複雑化するのみならず、各粉体供給機への粉体の移送を切換えるための切換弁が各粉体供給機あるいは各分岐配管部に対応して必要であり、配管全体が高価な構成になるという問題がある。

課題を解決するための手段

0007

本発明は前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端側に粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端部側に吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる複数の粉体供給機を直列に接続し、最上流側の粉体供給機を粉体供給装置に、最下流側の粉体供給機を吸引装置へ接続し、上記吸引装置の吸引作用によって前記粉体供給装置から供給される粉体を吸引し、上流側の粉体供給機における補助タンクから順次満タンにし、全ての補助タンクが満タンになったことを検出したときに前記粉体供給装置及び吸引装置の駆動を停止し、適数の開閉弁が作動されて補助タンク内の粉体が粉体貯留部に落下された場合に前記粉体供給装置及び吸引装置を再始動する粉体供給機への粉体補充方法である。

0008

請求項2に係る発明は、粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端側に粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端側に吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる複数の粉体供給機を直列に接続し、最上流側の粉体供給機を粉体供給装置に、最下流側の粉体供給機を吸引装置へ接続して設け、最下流側の粉体供給機と吸引装置との接続経路部分に、最下流側の粉体供給機からの粉体の流出を検出するための粉体検出装置を設けてなるものである。

0009

請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、粉体検出装置は、最下流側の粉体供給機と吸引装置との接続経路に設けたサイクロン分離器を有し、このサイクロン分離器によって分離された粉体を検出する構成である。

0010

請求項4に係る発明は、請求項2に記載の発明において、サイクロン分離器は、円錐部の底部に開閉自在に設けた第1のシャッタと、上記円錐部の底部を内包したエアチャンバに開閉自在に設けた第2のシャッタと、上記第2のシャッタの開閉を検出するセンサと、前記エアチャンバの接続を吸引装置側又は外気側へ切換自在の圧力切換バルブと、を備えた構成である。

0011

請求項5に係る発明は、粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端部側に、粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端部側に、吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる粉体供給機である。

0012

請求項6に係る発明は、請求項5に記載の発明において、流入口と流出口を結ぶ粉体移送方向に対して粉体供給部を交差する方向に延伸して設け、この粉体供給部の上側に、粉体貯留部の底部から粉体供給部へ粉体を移送するためのコンベアを設けてなるものである。

0013

請求項7に係る発明は、請求項5又は6に記載の発明において、補助タンクに設けた流入口と流出口との間に、上記流入口から流出口への粉体の円滑な流れを阻害するための仕切板を適数設けてなるものである。

0014

請求項8に係る発明は、請求項7に記載の発明において、補助タンク内に設けた仕切板と補助タンクの天井との間に間隙を設けてなるものである。

0015

請求項9に係る発明は、請求項5,6,7又は8に記載の発明において、粉体貯留部の下部付近に、粉体貯留部内の粉体の下限を検出するためのレベルセンサを設けてなるものである。

0016

請求項10に係る発明は、請求項5,6,7又は8に記載の発明において、補助タンクの底部に設けた開閉弁の開閉を所定時間毎に制御する開閉弁制御装置を設けてなるものである。

発明を実施するための最良の形態

0017

図1を参照するに、図1には、本発明に係る粉体供給機への粉体補充方法及び装置並びに粉体供給機を、例えばパン等を製造する製造ラインに実施した場合が例示されている。

0018

パン等を製造するための製造ラインは既に公知であるが、本発明の理解を容易にするために概略的に説明すると、生地供給機としての第1の処理機1から供給された処理物としての生地を次工程へ移送するための移送手段としての第1のコンベア3が設けてあり、この第1のコンベア3の移送終端側には第2の処理機としての第1延展装置5が配置してある。そして、この第1延展装置5において延展処理された後の生地を次工程へ移送するための第2のコンベア7が第1延展装置5に接続して配置してあり、この第2のコンベア7の移送終端側には第3の処理機としての第2延展装置9が配置してある。

0019

すなわち製造ラインは、第1の処理機1から供給された処理物を次工程へ移送するための移送手段と上記移送手段によって移送されて来た処理物の第2,第3の適宜処理を行うための複数の処理機とが適宜に配置してある。

0020

そして、前記製造ラインにおいて必要な複数箇所、本例においては、第1のコンベア3の移送始端側(換言すれば、第1の処理機1の上流側)、第2の処理機5への処理物の搬入側(換言すれば第1のコンベアの移送終端側)、第3の処理機9への処理物の搬入側及び第3の処理装置9には、例えば手粉としての粉体を散粉する手粉散粉機としての粉体供給機11が配置してあり、各粉体供給機11は直列に接続してある。

0021

直列に接続した粉体供給機11において最上流側の粉体供給機11は、各粉体供給機11に対して粉体の供給を行う粉体供給装置13に接続してあり、最下流側の粉体供給機11は、前記粉体供給装置13から供給される粉体の吸引を行う吸引装置15に接続してある。

0022

より詳細には、前記粉体供給装置13は供給すべき粉体を貯留するホッパ(図示省略)を内蔵した供給本体17を備えている。上記ホッパの底部にはホッパの長さに対応したパイプ(図示省略)が水平にかつ回転自在に設けられており、このパイプにはホッパ内の粉体を吸引するための吸引口又はスリット螺旋形状に設けてある。なお、上記パイプはモータM1によって回転されるものである。

0023

上記パイプの一端部に相対的に回転可能に一端部を接続した接続管19の他端部は、他の系統への接続を切換可能の切換弁21に接続してあり、この切換弁21と最上流側の粉体供給機11は接続管23を介して接続してある。

0024

前記供給本体17の上部には、回収した粉体中の固形物としての生地かすと粉体とを分離して、分離した粉体を前記ホッパへ供給するふるい装置25が配置してあり、このふるい装置25の上部には接続管27を介して前記吸引装置15と接続したサイクロン分離装置29が配置してある。そして、このサイクロン分離装置29への流入口31と切換弁33とが接続してあり、この切換弁33と最下流側の粉体供給機11と接続管35を介して接続してある。

0025

さらに、上記切換弁33には、粉体供給機11から供給された余分の粉体を回収する粉体回収装置37と接続管39を介して接続してある。すなわち、切換弁33は、最下流側の粉体供給機11と粉体回収装置37とに切換えて接続することができるものである。

0026

なお、前記各粉体供給機11は、接続管41を介して直列に接続してある。

0027

上記構成より理解されるように、粉体供給装置13を駆動すると共に吸引装置15を駆動すると、上記吸引装置15の吸引作用によって粉体供給装置13から供給される粉体が吸引され、上流側の粉体供給機11から順次粉体が供給されるものである。したがって、粉体が外部へ噴出されて飛散するようなことがなく、工場等の周囲の環境の衛生向上を図ることができるものであります。

0028

図2図4を参照するに、散粉機としての前記粉体供給機11は、粉体を貯留するための箱状の粉体貯留部45を備えており、この粉体貯留部45の下部には粉体を次工程へ供給する粉体供給部47が設けてある。

0029

すなわち、前記粉体貯留部45の下部には底部に網体49を備えたケーシング51が一体に取付けてあり、このケーシング51内には前記粉体貯留部45内の粉体を前記綱体49の位置へ移送するための円筒形状のロータ53が回転自在に設けられていると共に、上記ケーシング51には上記ロータ53を回転するためのモータM2が取付けてある。

0030

前記粉体貯留部45の上部には底部を開閉自在の開閉弁としてのシャッタ55を備えた補助タンク57が設けてある。上記補助タンク57は比較的深い箱状をなしており、その容量は、前記粉体供給部47から数10分間粉体を連続的に供給し得る量の粉体を貯えることのできる容量である。

0031

前記シャッタ55は、自重でもって下方向へ開くことのできるように枢軸56を介して上下に回動可能に枢着してある。そして、上記シャッタ55の開閉を行うために粉体貯留部45に装着したロータリーアクチュエータ59の回転軸にはクランクアーム61が取付けてあり、このクランクアーム61の先端部には前記シャッタ55の下面に当接した押圧ローラ63が設けてある。

0032

したがって、前記ロータリーアクチュエータ59を適宜に回動することにより、シャッタ55の開閉を行うことができる。

0033

前記補助タンク57の上部には蓋部材65が着脱可能に設けてある。また補助タンク57の上部の一端部側には前記粉体供給装置13側へ接続する流入口67が設けてあり、上部の他端部側には前記吸引装置15側へ接続する流入口69が設けてある。

0034

さらに、前記補助タンク57の上部には、前記流入口67と流出口69とを結ぶ粉体移送方向と平行な支持バー71が設けてあり、この支持バー71には、前記流入口67から流出口69側への粉体の円滑な流れを阻害するための複数の仕切板73が位置調節可能に支持されている。

0035

本例においては、前記仕切板73は1部をU字形状に形成し、このU字形状部分を支持バー71が貫通した構成である。したがって、仕切板73の弾性変形によって前記U字形状部分が広がる傾向に付勢してあり、この付勢力によって支持バー71に対して仕切板73が不動状態に固定される。仕切板73は、前記U字形状部分を付勢力に抗して僅かに狭めることにより、支持バー71に対して移動可能になるものである。

0036

なお、前記仕切板73の上部と蓋部材65との間には粉体が移動可能の比較的大きな間隙75が形成してある。

0037

さらに、前記粉体貯留部45には、粉体貯留部45内の粉体が次第に減少して下限位置に達したことを検出するためのレベルセンサ77が設けてある。このレベルセンサ77は、粉体貯留部45内の粉体が下限位置にまで減少したことを検出したときに、前記ロータリーアクチュエータ59を回動して前記シャッタ55を開き、前記補助タンク57内の粉体を粉体貯留部45内へ落下せしめるためのものである。

0038

以上のごとき構成において、前述したごとく吸引装置15を作動すると共に粉体供給装置13を作動すると、粉体供給装置13から供給される粉体は、先ず最上流側の粉体供給機11における流入口67から補助タンク57内へ吸引される。

0039

流入口67から補助タンク57内へ流入した粉体は、自重によって沈下すると共に補助タンク57内の仕切板73に当接して流出口69側への移送を阻害されて沈下する。したがって、補助タンク57内へ粉体が次第に堆積されて満タンになる。

0040

補助タンク57内に粉体が満タンになると、流入口67から補助タンク57内へ吸引流入された粉体は、仕切板73と蓋部材65との間隙75を通過して流出口69から流出し、下流側の粉体供給機11の補助タンク57内に吸引流入される。

0041

上述のようにして、上流側の粉体供給機11における補助タンク57から順次満タンになると、最下流側の粉体供給機11における補助タンク57の流出口69から粉体が流出し、サイクロン分離器29に流入する。そして、サイクロン分離器29において、吸引装置15による吸引風から粉体が遠心分離され、ふるい装置25を介して粉体供給装置13に還流される。なお、全ての補助タンク57が空の状態から満タンになる時間は数分程度であるので、満タン時には、粉体供給装置13および吸引装置15の駆動を停止することが望ましい。

0042

前述のごとく全ての粉体供給機11における補助タンク57が満タンになったことを検出して、前記粉体供給装置13および吸引装置15の駆動を停止するために、最下流側の粉体供給機11における補助タンク57と吸引装置15との接続経路部分には、最下流側の粉体供給機11からの粉体の流出を検出するための粉体検出装置が設けてある。

0043

上記粉体検出装置は、最下流側の粉体供給機11における補助タンク57の流出口69の部分や接続管35の部分に設けることも可能であるが、本例においては前記サイクロン分離器29の部分に設けてある。

0044

すなわち、図5に示すように、サイクロン分離器29における円錐部79の底部には傾斜した筒状部が設けてあって、この筒状部にほぼ垂直状態に形成した開口部81には、自重によって開口部81を閉じた状態となる第1のシャッタ83が開閉自在に吊下してある。そして、上記円錐部79の底部を内包したエアチャンバ85が設けてある。

0045

上記エアチャンバ85に傾斜して設けた筒状部にはほぼ垂直状に形成した開口部87が設けてあり、この開口部87には自重によって閉じた状態となる第2のシャッタ89が開閉自在に吊下してある。そして、上記第2のシャッタ89の回作動を検出するためのセンサー90が第2のシャッタ89に近接して設けてある。

0046

前記第1のシャッタ83の開閉を制御するために、前記エアチャンバ85の接続を、吸引装置15側(負圧側)と外気側とへ切換えることのできる圧力切換バルブ91が設けてある。すなわち、エアチャンバ85とサイクロン分離器29の排風口29Pはバイパス管93を介して接続してあり、このバイパス管93に前記切換バルブ91が配置してある。

0047

上記切換バルブ91は、アクチュエータ95の作動によって、エアチャンバ85をバイパス管93と外気流入口93Pとに交互に切換接続できる構成であって、上記切換えは例えばタイマー等によって設定された時間、例えば数秒毎に行われるものである。

0048

上記構成において、切換バルブ91の切換え接続によってエアチャンバ85が大気圧に接続されると、サイクロン分離器29内が負圧であるので、圧力差によって第1のシャッタ83は閉じられる。そして、第2のシャッタ89の内外の圧力は等しくなるので、エアチャンバ85内に粉体がなければ第2のシャッタ89は自重によって閉じた状態にあり、粉体がある場合には粉体の重量によって第2のシャッタ89が開作動される。

0049

第2のシャッタ89が開作動すると、センサ90が上記開作動を検出するので、最下流側の粉体供給機11における補助タンク57から粉体が流出され、全ての補助タンクが満タンになったこととして検出する。このセンサー90が第2のシャッタ89の開作動を検出することによって、前記粉体供給装置13および吸引装置15の作動が停止される。

0050

前記エアチャンバ85が吸引装置15側に接続されると、エアチャンバ85内が負圧となるので、圧力差によって第2のシャッタ89は閉じた状態にある。第1のシャッタ83においては両面の圧力が等しくなるので、開口部81に粉体が無い場合には自重によって閉じた状態にあり、開口部81に粉体がある場合には、粉体の重量によって開作動され、粉体はエアチャンバ85内に落下し、開口部87の位置に留ることになる。

0051

ところで、前記構成においては、第2のシャッタ89の開作動をセンサ90によって検出する場合について例示したが、第1のシャッタ83の開閉を検出する構成でもよく、さらには、開口部81,87に粉体が留ったときに、粉体の重量によって作動されるスイッチを設ける構成または光学的に検出する構成など、種々の構成を採用することができる。

0052

前述のごとく、各粉体供給機11における補助タンク57が満タン状態にあり、任意の粉体供給機11における粉体貯留部45内の粉体が粉体供給部47から次工程へ供給されて次第に減少し、レベルセンサ77が粉体の下限位置への減少を検出すると、ロータリーアクチュエータ59が作動して開閉弁55が開作動され、補助タンク57内に堆積されていた粉体が粉体貯留部45内に落下される。

0053

上述のごとく開閉弁55が開作動して所定時間経過すると、ロータリーアクチュエータ59が逆作動されて開閉弁55が閉作動される。そして、開閉弁55が閉作動されると、前記粉体供給装置13および吸引装置15が再び駆動され、空になった補助タンク57内へ粉体が補充される。

0054

したがって、各粉体供給機11における補助タンク57は常に満タン状態に保持され、粉体貯留部45の粉体減少に対して粉体の落下供給を常に行い得る状態にあるものである。

0055

ところで、補助タンク57内の粉体を粉体貯留部45へ落下供給する構成として、レベルセンサ77が粉体の減少を検出したときに開閉弁55の開作動を行う場合について説明した。

0056

しかし、補助タンク57から粉体貯留部45内に落下供給された粉体が減少してレベルセンサ77が検出するまでの時間は数十分であり、全ての補助タンク57が満タンになる時間は数分であるから、各粉体供給機11における各開閉弁55の開作動を数十分毎に同時に行う構成としても良いものである。この場合、タイマーを利用した開閉弁制御装置を用い、タイマーで設定された所定時間ごとに前記開閉弁55の開作動を制御する構成とすることによって容易に実施し得るものである。

0057

なお、各粉体供給機11における各粉体貯留部45内の減少量が異なる場合であっても、前記開閉弁55が開作動されたときには減少分を補充する態様となるものであり、各粉体供給機11における補助タンク57は上流側から順次満タンになるものであるから、各補助タンク57に対する粉体の補充には何等の問題もないものである。

0058

図6図7は散粉機としての粉体供給機の第2例を示すものである。この粉体供給機11Aにおいて、前述した粉体供給機11の構成と同一機能を奏する構成部分には同一符号を付することとして、重複した説明は省略する。

0059

この粉体供給機11Aにおいては、補助タンク57における流出口67と流出口69とを結ぶ粉体移送方向に対して粉体供給部47を交差する方向、本例においては直交する方向に延伸して設けてあり、この粉体供給部47におけるロータ53の上側には、粉体貯留部45内の粉体を上記ロータ53上へ移送するためのコンベアとして一対のスクリューコンベア101A,101Bが回転自在に配置してある。

0060

上記一対のスクリューコンベア101A,101Bは、粉体貯留部45内の粉体をロータ53の上側へ共に移送する構成であっても、適宜一方のスクリューコンベアでもって粉体貯留部45内の粉体をロータ53上へ移送し、他方のスクリューコンベアでもって戻す方向へ粉体を移送する構成として、全体としての粉体の平均化を図る構成としても良いものである。

0061

さらに、この粉体供給機11Aにおいては、粉体貯留部45内における粉体のアーチング現象を防止するために、粉体に振動を与えるための格子状の振動体103が粉体貯留部45内に揺動又は振動するように配置してある。

0062

この粉体供給機11Aは、配置位置の条件によって補助タンク57の長手方向と粉体供給部47の長手方向とを一致できない場合に有益である。

0063

ところで、前述の説明においては、粉体供給機における補助タンクに設けた流入口と流出口とをほぼ同軸上に配置し、流れ方向がほぼ直線状の場合について説明したが、上記流入口と流出口は必ずしも同軸上にある必要はなく、例えば補助タンクの長手方向の両端付近に設けてあればよく、流れ方向がUターン状であっても、L字形状の態様であっても良く、流入口と流出口の方向性は何等問題にしないものである。

0064

また、仕切板73は、補助タンク57内に粉体をほぼ均等に堆積させる点においては有効であるが、省略することも可能である。

発明の効果

0065

以上のごとき説明より理解されるように、請求項1に係る発明は、粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端側に粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端部側に吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる複数の粉体供給機を直列に接続し、最上流側の粉体供給機を粉体供給装置に、最下流側の粉体供給機を吸引装置へ接続し、上記吸引装置の吸引作用によって前記粉体供給装置から供給される粉体を吸引し、上流側の粉体供給機における補助タンクから順次満タンにし、全ての補助タンクが満タンになったことを検出したときに前記粉体供給装置及び吸引装置の駆動を停止し、適数の開閉弁が作動されて補助タンク内の粉体が粉体貯留部に落下された場合に前記粉体供給装置及び吸引装置を再始動するものであるから、各粉体供給機における補助タンク内を常に満タン状態に保持することが容易であり、粉体供給機において粉体不足を生じることがなく、また省エネ化を図ることができる。

0066

また、各粉体供給機を直列に接続し、吸引装置の吸引作用によって上流側から各粉体供給機の補助タンクに粉体を吸引して順次満タンにするので、分岐管や各分岐管に対応しての切換弁等が不要であり、接続配管の構成がより簡単な構成となるものである。

0067

さらに、吸引作用によって粉体の移送を行うので、粉体の飛散を生じるようなことがなく、周囲環境の衛生向上を図ることができるものである。

0068

請求項2に係る発明は、粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端側に粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端側に吸引装置側へ接続する流出口を設けてなる複数の粉体供給機を直列に接続し、最上流側の粉体供給機を粉体供給装置に、最下流側の粉体供給機を吸引装置へ接続して設け、最下流側の粉体供給機と吸引装置との接続経路部分に、最下流側の粉体供給機からの粉体の流出を検出するための粉体検出装置を設けてなるものであるから、並列接続とは異なり、各粉体供給機を接続するための配管の構成に分岐管や各分岐管に対応しての切換弁が不要となり、配管の構成がより簡単になり、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。

0069

請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、粉体検出装置は、最下流側の粉体供給機と吸引装置との接続経路に設けたサイクロン分離器を有し、このサイクロン分離器によって分離された粉体を検出する構成であるから、各粉体供給機における補助タンクの全てが満タンになったことを容易に検出することができるものである。

0070

請求項4に係る発明は、請求項2に記載の発明において、サイクロン分離器は、円錐部の底部に開閉自在に設けた第1のシャッタと、上記円錐部の底部を内包したエアチャンバに開閉自在に設けた第2のシャッタと、上記第2のシャッタの開閉を検出するセンサと、前記エアチャンバの接続を吸引装置側又は外気側へ切換自在の圧力切換バルブと、を備えた構成であるから、粉体の落下時に仮りに粉体が舞上るような場合であっても何等の問題なしに各補助タンクが満タンになったことを検出することができるものである。

0071

請求項5に係る発明は、粉体を貯留する粉体貯留部の下部に、粉体を次工程へ供給する粉体供給部を設け、上記粉体貯留部の上部に、開閉弁を底部に備えた補助タンクを設け、この補助タンクの上部の一端部側に、粉体供給装置側へ接続する流入口を設け、上記補助タンクの上部の他端部側に、吸引装置側へ接続する流出口を設けてなるものであるから、各粉体供給機の補助タンクを直列に接続することができ、並列接続に比較して配管の構成がより簡単になるものである。

0072

請求項6に係る発明は、請求項5に記載の発明において、流入口と流出口を結ぶ粉体移送方向に対して粉体供給部を交差する方向に延伸して設け、この粉体供給部の上側に、粉体貯留部の底部から粉体供給部へ粉体を移送するためのコンベアを設けてなるものであるから、設置条件により補助タンクの長手方向と粉体供給部の長手方向とが異なる条件に容易に対応し得るものである。

0073

請求項7に係る発明は、請求項5又は6に記載の発明において、補助タンクに設けた流入口と流出口との間に、上記流入口から流出口への粉体の円滑な流れを阻害するための仕切板を適数設けてなるものであるから、補助タンク内に片寄りを生じることなく均等的に粉体を堆積させることができるものである。

0074

請求項8に係る発明は、請求項7に記載の発明において、補助タンク内に設けた仕切板と補助タンクの天井との間に間隙を設けてなるものであるから、補助タンクが満タンになった場合においても粉体を次の補助タンクへ容易に移送することができるものである。

0075

請求項9に係る発明は、請求項5,6,7又は8に記載の発明において、粉体貯留部の下部付近に、粉体貯留部内の粉体の下限を検出するためのレベルセンサを設けてなるものであるから、粉体貯留部内の粉体の減少を検出して、粉体の補給を行うことができるものである。

0076

請求項10に係る発明は、請求項5,6,7又は8に記載の発明において、補助タンクの底部に設けた開閉弁の開閉を所定時間毎に制御する開閉弁制御装置を設けてなるものであるから、粉体貯留部に対して所定時間毎に粉体の補給を行うことができ、粉体貯留部内の粉体が不足することを防止できるものである。

図面の簡単な説明

0077

図1本発明に係る装置の全体的構成を概略的に示した説明図である。
図2本発明に係る粉体供給機の第1例を示す側面図である。
図3同上に正断面説明図である。
図4同上に平面説明図である。
図5サイクロン分離器部分の詳細説明図である。
図6粉体供給機の第2例を示す側面説明図である。
図7同上の正断面説明図である。

--

0078

11粉体供給機
13粉体供給装置
15吸引装置
29サイクロン分離器
45粉体貯留部
47粉体供給部
55開閉弁(シャッタ)
57補助タンク
65蓋部材
67 流入口
69 流出口
73仕切板
77レベルセンサ
83,89 シャッタ
85エアチャンバ
91 圧力切換弁

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