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技術 移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式

出願人 日本無線株式会社
発明者 松田朗
出願日 1997年1月21日 (23年10ヶ月経過) 出願番号 1997-008235
公開日 1998年8月7日 (22年3ヶ月経過) 公開番号 1998-210101
状態 未査定
技術分野 広域データ交換 通信制御 電話交換機一般 移動無線通信システム 電話通信サービス
主要キーワード 経路接続 複数形態 経路状況 データ交換装置 迂回接続 有線通信経路 非制限デジタル通信 空回線
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

複数の有線通信経路が存在する場合でも、通信用移動機からの通信要求拒否する割合を低く抑え、最適な有線通信経路の選択ができること。

解決手段

無線基地局20は、有線回線として電話交換網31・LAN32を接続し、接続する有線通信経路を予め記憶する経路記憶部21と、有線通信経路の一つを選択する経路選択部22と、電話交換網31での接続先を示す電話番号とLAN32を介して送る宛先アドレスとを記憶し相互に変換するアドレス変換部23と、無線回線を介して受けるデータと有線通信経路上を転送するデータとを相互変換するデータ変換部24とを備え、例えば、無線回線で通信用移動機11から通信要求を受けた際、電話交換網31・LAN32のいずれからでも電話端末41,42、データ端末51,52への最適接続が可能である。

概要

背景

従来、この種の移動体通信無線基地局有線通信経路選択方式では、無線基地局が、構内交換機PBX)若しくは公衆網による電話交換網、または、バス構造を有しCDMA/CD(Carrier Sense Multiple Access / Collision Detection)方式などにより構成されるLAN(ローカルエリアネットワーク)、それぞれの一部として設けられている。

従って、電話交換網に接続される無線基地局では、接続先の構内交換機(PBX)または公衆網が回線交換接続を行うため、電話回線による有線通信経路だけが有線回線として接続されている。このため、この無線基地局を経由する全ての通信は電話回線を経由し、無線通信回線通信用移動機から通信要求を受けた際に、空きチャネルの選択と同一の機能が必要であるが、有線通信経路を選択する必要はない。

一方、無線基地局が、バス構造LANのようなデータ通信用コネクションレス型通信経路を接続してデータ通信専用となる場合には、通信用移動機からの通信要求はLAN型のデータ通信に限定されているので、経路を選択する必要はない。

また、一つの無線局が、電話回線による有線通信経路、およびバス構造LANのようなデータ通信用のコネクションレス型通信経路の両方の通信経路を接続する場合には、構内交換機(PBX)または公衆網が回線交換接続を行うための通信要求を行う通信用移動機、およびLANデータ基く通信要求を行う通信用移動機、それぞれから異なる信号を受けるので、この信号を識別して2種類の有線通信経路を選択できる。

概要

複数の有線通信経路が存在する場合でも、通信用移動機からの通信要求を拒否する割合を低く抑え、最適な有線通信経路の選択ができること。

無線基地局20は、有線回線として電話交換網31・LAN32を接続し、接続する有線通信経路を予め記憶する経路記憶部21と、有線通信経路の一つを選択する経路選択部22と、電話交換網31での接続先を示す電話番号とLAN32を介して送る宛先アドレスとを記憶し相互に変換するアドレス変換部23と、無線回線を介して受けるデータと有線通信経路上を転送するデータとを相互変換するデータ変換部24とを備え、例えば、無線回線で通信用移動機11から通信要求を受けた際、電話交換網31・LAN32のいずれからでも電話端末41,42、データ端末51,52への最適接続が可能である。

目的

本発明の課題は、上記問題点を解決して、二種類以上の有線通信経路が存在する場合でも、通信用移動機からの通信要求を拒否する割合を低く抑え、最適な有線通信経路の選択ができる移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

無線通信回線通信用移動機から通信要求を受けた際、相手先通信端末有線通信回線を介して接続する場合の移動体通信無線基地局有線通信経路選択方式において、無線基地局は、有線通信回線として電話交換網およびLAN(ローカルエリアネットワーク)の複数のネットワークのうち少なくとも一つを接続しており、この接続する有線通信経路を予め記憶する経路記憶部と、この経路記憶部を参照して有線通信経路の一つを選択する経路選択部と、前記電話交換網における接続先を示す電話番号と前記LANを介して送る宛先アドレスとを記憶し相互に変換するアドレス変換部と、前記無線回線を介して受けるデータとLAN上を転送するデータとを相互に変換するデータ変換部とを備え、無線回線で通信用移動機から通信要求を受けた際、電話交換網およびLANが接続され、かつ通信要求が電話交換網で、音声およびデータいずれの場合でも前記電話交換網を優先して選択し、電話交換網が選択できずLANが選択される場合には前記アドレス変換部により電話番号をアドレスに変換すると共に前記データ変換部により送出データ所定データに変換して送出する一方、電話交換網およびLANが接続されかつLANによるデータ通信を要求された場合には前記LANを優先して選択し、LANが選択できず電話交換網が選択される場合には前記アドレス変換部によりアドレスを電話番号に変換し前記データ変換部により送出データを所定データに変換して電話交換網へ送出することを特徴とする移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式。

請求項2

請求項1において、通信要求が電話交換網で電話交換網が選択できずLANが選択される場合、またはLANによるデータ通信を要求された際にLANが選択できず電話交換網が選択される場合には、通信要求を拒否することが選択されることを特徴とする移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式。

請求項3

請求項1において、前記有線通信経路の選択肢は、前記経路記憶部に記憶される経路およびアドレス変換部に記憶されるアドレスの記録を調整することにより得ることを特徴とする移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式。

技術分野

0001

本発明は、無線通信回線通信用移動機から通信要求を受けた際、相手先通信端末有線通信回線を介して接続する場合における移動体通信無線基地局有線通信経路選択方式に関し、特に、複数の通信内容種別それぞれに対して最適な有線通信経路を選択できる移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式に関する。

背景技術

0002

従来、この種の移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式では、無線基地局が、構内交換機PBX)若しくは公衆網による電話交換網、または、バス構造を有しCDMA/CD(Carrier Sense Multiple Access / Collision Detection)方式などにより構成されるLAN(ローカルエリアネットワーク)、それぞれの一部として設けられている。

0003

従って、電話交換網に接続される無線基地局では、接続先の構内交換機(PBX)または公衆網が回線交換接続を行うため、電話回線による有線通信経路だけが有線回線として接続されている。このため、この無線基地局を経由する全ての通信は電話回線を経由し、無線通信回線で通信用移動機から通信要求を受けた際に、空きチャネルの選択と同一の機能が必要であるが、有線通信経路を選択する必要はない。

0004

一方、無線基地局が、バス構造LANのようなデータ通信用コネクションレス型通信経路を接続してデータ通信専用となる場合には、通信用移動機からの通信要求はLAN型のデータ通信に限定されているので、経路を選択する必要はない。

0005

また、一つの無線局が、電話回線による有線通信経路、およびバス構造LANのようなデータ通信用のコネクションレス型通信経路の両方の通信経路を接続する場合には、構内交換機(PBX)または公衆網が回線交換接続を行うための通信要求を行う通信用移動機、およびLANデータ基く通信要求を行う通信用移動機、それぞれから異なる信号を受けるので、この信号を識別して2種類の有線通信経路を選択できる。

発明が解決しようとする課題

0006

上述した従来の移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式では、構内交換機若しくは公衆網等を経由して回線交換接続を行うための電話回線による有線通信経路、およびLANのようなデータ通信用の通信経路の双方が無線基地局に接続される場合、通信要求があった際に受けた通信要求の信号から二種類のうちの一方に通信用移動機を判別し、判別された有線通信経路に接続する。

0007

この場合、回線交換接続を行うための電話回線による有線通信経路、およびLANのようなデータ通信用の通信経路、それぞれの回線数または回線容量が固定されている一方、通信要求する通信用移動機の種類は特定されず、更に、通信要求する通信用移動機の種類により、接続先の通信経路は受けた通信要求の信号の種類により二種類の有線通信経路のうちの一方に限定されるので、一方の種類の有線通信経路に空きがあるにも拘らず、他方の種類の有線通信経路の数または容量が不足で空きがなく、このために、通信要求を拒否する割合が高くなるという問題点がある。

0008

本発明の課題は、上記問題点を解決して、二種類以上の有線通信経路が存在する場合でも、通信用移動機からの通信要求を拒否する割合を低く抑え、最適な有線通信経路の選択ができる移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

本発明による移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式は、無線通信回線で通信用移動機から通信要求を受けた際、相手先通信端末を有線通信回線を介して接続する場合の移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式において、無線基地局は、有線通信回線として電話交換網およびLANの複数のネットワークのうち少なくとも一つを接続しており、この接続する有線通信経路を予め記憶する経路記憶部と、この経路記憶部を参照して有線通信経路の一つを選択する経路選択部と、前記電話交換網における接続先を示す電話番号と前記LANを介して送る宛先アドレスとを記憶し相互に変換するアドレス変換部と、前記無線回線を介して受けるデータとLAN上を転送するデータとを相互に変換するデータ変換部とを備え、無線回線で通信用移動機から通信要求を受けた際、電話交換網およびLANが接続され、かつ通信要求が電話交換網で、音声およびデータいずれの場合でも前記電話交換網を優先して選択し、電話交換網が選択できずLANが選択される場合には前記アドレス変換部により電話番号をアドレスに変換すると共に前記データ変換部により送出データ所定データに変換して送出する一方、電話交換網およびLANが接続されかつLANによるデータ通信を要求された場合には前記LANを優先して選択し、LANが選択できず電話交換網が選択される場合には前記アドレス変換部によりアドレスを電話番号に変換し前記データ変換部により送出データを所定データに変換して電話交換網へ送出している。

0010

上記経路選択手段が通信用移動機から受けた通信要求と異なる種類の有線通信経路を選択しても、アドレス変換部およびデータ変換部により選択された有線通信経路の接続に必要なデータが交換網またはLANの選択された一つに送出される。

発明を実施するための最良の形態

0011

次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。

0012

図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図である。図1には、移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式では、通信用移動機11,12と無線回線で接続する無線基地局20、電話交換網31、LAN32、ならびに電話端末41,42およびデータ端末51,52が示されている。

0013

従来と相違する点は、無線基地局20が、電話交換網31およびLAN32を接続しており、経路記憶部21、経路選択部22、アドレス変換部23およびデータ変換部24を備えていることである。

0014

通信用移動機11は回線交換接続を行うため電話回線による有線通信経路に対して通信要求するものとする。また、通信用移動機12はLAN32によるデータ通信用のコネクションレス型通信経路に対して通信要求するものとする。

0015

経路記憶部21は、無線基地局20が直接接続し利用できる有線通信経路を記憶するものとする。この経路記憶部21は、接続されている有線通信経路を予め記憶し、使用されて利用できない有線通信経路を記録しているものとする。

0016

経路選択部22は、通信用移動機11,12が通信要求する有線通信経路の利用の可能性を判定し、利用する種類の有線通信経路がない場合には、他方の種類の有線通信経路を選択するものとする。

0017

アドレス変換部23は、無線基地局20が接続できる端末が、一方の、電話交換網31を経由する際の宛先ダイヤル番号と、他方の、LAN32を経由する際の宛先アドレスとを対象させて記憶し、宛先ダイヤル番号および宛先アドレスの一方を他方に変換するものとする。

0018

データ変換部24は、通信用移動機11,12から受ける無線系データを電話交換網31またはLAN32それぞれのプロトコル合致したデータに変換するものとする。

0019

電話交換網31は、電話端末41およびデータ端末51、ならびにLAN32を接続する構内交換機(PBX)若しくは公衆網である。また、LAN32は、電話端末42およびデータ端末52、ならびに電話交換網31を接続しているCSMA/CD方式のバス構造LANであるものとする。

0020

電話端末41は、電話回線の電話交換網31に接続し、音声通信およびデータ通信の少なくとも一方の機能を有するものとする。また、電話端末42は、音声通信およびデータ通信の少なくとも一方の機能を有し、LAN32とのインタフェースを有するものとする。

0021

データ端末51は、LANによるデータ通信の機能を有し、かつ電話交換網31とのインタフェースを有するものとする。また、データ端末52はLAN32によるデータ通信の機能を有するものとする。

0022

次に、図2を参照して、無線基地局20の経路選択例について説明する。

0023

図2(A)において、無線基地局20は、二つの有線通信経路、即ち電話交換網31およびLAN32が接続され利用可能なので、通信用移動機11から電話回線へ通信を要求する場合には電話交換網31を介して電話端末41を呼出す一方、LAN回線への通信データの場合にはLAN32を介してデータ端末52に通信データが送出される。

0024

図2(B)の場合、無線基地局20は、電話交換網31と直接には接続せずLAN32のみと接続している。この構成で、通信用移動機11が電話端末41,42へ通信要求する場合、無線基地局20は、宛先番号および無線系によるデータそれぞれをLANアドレスおよびLANデータそれぞれに変換してLAN32を経由し、LANインタフェースを持たない電話端末41へは電話端末41を収容しかつLAN32に接続する電話交換網31または電話交換機を介して、またLANインタフェースを持つ電話端末42へ接続する場合ではLAN32から直接、それぞれの経路でデータを送出することができる。

0025

図2(C)の場合、無線基地局20は、電話交換網31のみと接続しLAN32とは直接接続していない。この構成で、通信用移動機12がデータ端末51,52へ通信要求する場合、無線基地局20は、宛先番号および無線系によるデータそれぞれを電話交換網31を経由し、電話交換網31とのインタフェースを持つデータ端末51へは電話交換網31を介して直接、また、電話交換網31とのインタフェースを持たないデータ端末52へは電話交換網31の接続するLAN32を介して、それぞれの経路でデータを送出することができる。

0026

上記説明では、通信用移動機が電話交換網またはLANのいずれかに通信要求するとしたが、一つの通信用移動機が、所定の識別コード発信していずれの通信要求もできる手段を備えてもよい。

0027

次に、図3図1を併せ参照して、上記実施の形態の図1のうち、無線基地局20における構成の一実施例について説明する。

0028

図示されるように無線基地局20は、無線機61、通信経路選択手段62、経路状況記憶手段63、アドレス記憶手段64、回線交換制御手段65、電話回線インタフェース装置66、無線系データ通信制御手段67、およびLAN通信制御装置70を備えているものとする。

0029

また、LAN通信制御装置70は、LAN32とのインタフェース機能を有しており、アドレス変換手段71、フレーム変換手段72、多重分配手段73、およびLANデータ通信制御手段74を備えるものとする。

0030

無線機61は、一方ではアンテナを介して無線回線により通信用移動機11,12と接続し、他方では通信経路選択手段62、回線交換制御手段65、および無線系データ通信制御手段67と接続しているものとする。無線機61は、通信用移動機11,12から通信要求を受けた際、通信要求の情報を通信経路選択手段62へ送り、結果として通信経路選択手段62から受けた接続先の有線通信経路情報に基いて回線交換制御手段65または無線系データ通信制御手段67に発信元の通信用移動機11,12の一つを接続するものとする。

0031

通信経路選択手段62は、図1の経路選択部22に対応しており、通信用移動機11,12から受けた通信要求に基いて経路状況記憶手段63から接続のある経路情報を得て、適切な経路を選択し、選択した経路を無線機61へ通知するものとする。また、通信経路選択手段62は、通信用移動機12から受けたLANデータ通信の通信要求に対してLAN32への接続経路がなく、電話交換網31への接続経路が選択された場合、アドレス記憶手段64に問合せ、電話交換網31へ送出する電話番号を取出して、選択した経路情報と共に無線機61へ通知するものとする。

0032

また、通信経路選択手段62は、図示されていないが、回線交換制御手段65から回線利用の可否、例えば、空回線の有無、トラヒック量等の情報を得て、経路状況記憶手段63の記憶情報から得た経路と併せて最適な経路を設定するものであってもよい。

0033

経路状況記憶手段63は、図1の経路記憶部21に対応しており、電話交換網31、LAN32など、それぞれに接続する経路の有無を予め記憶格納しているものとし、経路接続の変更に際しては記憶を更新するものとする。

0034

アドレス記憶手段64は、電話交換網31またはLAN32それぞれを経由して端末を呼出すための同一端末に対応する接続先電話番号および宛先アドレスを対照させて予め記憶するものとする。迂回接続できない、または迂回を拒否する端末の情報は含まれないものとする。アドレス記憶手段64とアドレス変換手段71とが図1のアドレス変換部23を構成するものとする。

0035

回線交換制御手段65は、無線機61を介して通信要求を受けた際に一つの電話回線を選択し、受けた電話番号に基いて電話回線インタフェース装置66を介して電話交換網31に通信要求し、接続先端末との通信回線を形成するものとする。

0036

電話回線インタフェース装置66は、通信用移動機11,12と電話交換網31との間に介在し、音声通信またはデータ通信を制御するものとし、LANデータなどの入力に対しては電話回線におけるデータ通信に適したデータの変換を行い、通信を成立させるものとする。従って、図1のデータ変換部24の一部を構成するものとする。

0037

無線系データ通信制御手段67は、通信用移動機11から通信要求されてLAN32への経路が選択された場合、無線機61により接続され、無線系での音声通信データを受けた場合、無線系でのデータ通信形式に変換しLAN通信制御装置70へ送るものとする。一方、通信用移動機12と接続された場合には無線系でのデータ通信形式によるデータを受けて転送するものとする。

0038

また、無線系データ通信制御手段67は、フレーム変換手段72と共に、図1のデータ変換部24の一部を構成するものとする。

0039

アドレス変換手段71は、無線系データ通信制御手段67から受けた接続先情報が電話交換網31への通信要求の場合には電話番号によりアドレス記憶手段64を参照しLAN32上のアドレスに変換してフレーム変換手段72へ送るものとする。

0040

フレーム変換手段72は、送出データについてはアドレス変換手段71から受けたアドレスと無線系データ通信制御手段67から受けたデータとをLAN32のプロトコルに適合するフレームに形成して多重/分配手段73へ出力し、一方の受付データについては多重/分配手段73から受けたLANフレームを無線系でのデータ通信形式に変換するものとする。

0041

多重/分配手段73およびLANデータ通信制御手段74は、複数の通信用移動機からの出力データを多重化してLAN32へ送出する一方、LAN32から多重化されたLANデータを受けて複数の通信用移動機へ適切に分配するものとする。

0042

次に、図4図1図2(A)、および図3を併せ参照して通信用移動機11から無線基地局20に対して電話端末41へ音声通信を要求した場合について説明する。

0043

まず、無線基地局20では、無線機61が通信用移動機11から通信要求を受け(手順101)、この通信要求を通信経路選択手段62が電話端末41を宛先とする音声通信要求であることを判別する(手順102)。

0044

次いで、通信経路選択手段62は、有線通信経路として接続される電話回線の有無を経路状況記憶手段63に対し問合せ(手順103)、電話交換網31に対する電話回線接続がある旨の回答を得るので、有線通信経路として電話交換網31への経路を選択し(手順104のYES)、無線機61を介して通信用移動機11からの通信要求を回線交換制御手段65へ転送する。

0045

次いで、回線交換制御手段65は、電話回線インタフェース装置66を介して電話交換網31への電話回線の一つを選択し(手順105のYES)、電話端末41への音声通信要求を電話回線へ送出して(手順106)、回線交換接続処理を成立させる。

0046

上記手順104が“NO”で電話回線接続がなく、図2(B)に示される場合では、手順は後述の手順111へ進む。

0047

また、上記手順105が“NO”で電話回線に空がなく、またはトラヒック限度超過して選択できない場合、回線交換制御手段65は、発信元の通信用移動機11へ通信要求の拒否を行う(手順121)。

0048

また、図2(A)において、発信元の通信用移動機11が、回線交換によるデータ通信、例えば非制限デジタル通信などを行う場合も、音声通信をデータ通信に置換えれば上記手順と全く同一であり、説明は省略する。

0049

次に、図4図1図2(B)、および図3を併せ参照して通信用移動機11から無線基地局20に対して電話端末41へ音声通信を要求した場合について説明する。

0050

この接続構成では、上記手順103まで手順は同一である。

0051

この条件の場合、上記手順104が“NO”となるので、通信経路選択手段62は、経路状況記憶手段63に有線通信経路としてのLAN回線の接続の有無を問合せ(手順111)、LAN32に対するLAN回線の接続があることを知る(手順112)。次いで、通信経路選択手段62は、電話端末41のLAN32に対するアドレスをアドレス記憶手段64に問合せる(手順113)。

0052

アドレスが判明した場合(手順114のYES)、通信経路選択手段62は、有線通信経路としてLAN32を選択し、無線機61を介して通信用移動機11からの音声通信要求を無線系データ通信制御手段67へ転送し、以降の通信用移動機11からの通信を無線系データ通信制御手段67へ接続する。

0053

無線系データ通信制御手段67は、無線機61を介して受ける無線系での音声通信データを無線系でのデータ通信形式に変換してLAN通信制御装置70のアドレス変換手段71へ送る。アドレス変換手段71は受けた通信データの宛先アドレスを電話端末41に対応するLANアドレスに変換し(手順116)、次いで、フレーム変換手段73がLANアドレスを有する無線系データフレームをLANフレームに変換する。

0054

この変換されたLANフレームは、多重/分配手段73により他のLANフレームと多重化されLANデータとしてLANデータ通信制御手段74によりLAN32へ出力される(手順117)。

0055

通信先の電話端末41がLANデータを処理不能な場合、このLANアドレスは電話端末41が収容される電話交換網31とし、電話交換網31がLANデータを処理してLAN32および電話交換網31を介した有線通信経路が形成される。一方、通信先が電話端末42のようにLANデータを処理可能な場合にはそのまま、音声通信が成立する。

0056

上記手順112で図示されていないが、LAN回線がない場合は有り得ないので障害処理手順となる。

0057

また、上記手順114が“NO”でアドレスが不明の場合、無線系データ通信制御手段67は、無線機61を介して発信元の通信用移動機11へ通信要求の拒否を送る手順121へ進む。

0058

また、図2(B)において、発信元の通信用移動機11が、回線交換によるデータ通信、例えば非制限デジタル通信などを行う場合も、音声通信をデータ通信に置換えればよく、上記手順と同一であるが、無線系データ通信制御手段67における無線系での音声通信データを無線系でのデータ通信形式に変換する手順は不要である。

0059

次に、図5図1および図3を併せ参照して、図2(A)において通信用移動機11の代わりに、通信用移動機12から無線基地局20に対してデータ端末52へLANデータ通信を要求した場合について説明する。

0060

まず、無線基地局20では、無線機61が通信用移動機12から通信要求を受け(手順201)、この通信要求を通信経路選択手段62がデータ端末52を宛先とするLANデータ通信の要求であることを判別する(手順202)。

0061

次いで、通信経路選択手段62は、有線通信経路として接続されるLAN回線の有無を経路状況記憶手段63に対し問合せ(手順203)、LAN32に対するLAN回線接続がある旨の回答を得るので、有線通信経路としてLAN32への経路を選択し(手順204のYES)、無線機61を介して通信用移動機12からの通信要求を無線系データ通信制御手段67へ転送する。

0062

次いで、無線系データ通信制御手段67は、通信データをLAN通信制御装置70のフレーム変換手段72へ直接送り、フレーム変換手段72が無線系データフレームをLANフレームに変換する(手順205)。

0063

この変換されたLANフレームは、多重/分配手段73により他のLANフレームと多重化されLANデータとしてLANデータ通信制御手段74によりLAN32へ出力される(手順206)。

0064

上記手順204が“NO”でLAN回線接続がなく、図2(B)に示される場合では、手順は後述の手順211へ進む。

0065

次に、図5図1図2(C)、および図3を併せ参照して通信用移動機12から無線基地局20に対してデータ端末52へLANデータ通信を要求した場合について説明する。

0066

この接続構成では、上記手順203まで手順は同一である。

0067

この条件の場合、上記手順204が“NO”となるので、通信経路選択手段62は、経路状況記憶手段63に有線通信経路としての電話回線の接続の有無を問合せ(手順211)、電話交換網31に対する電話回線の接続があることを知る(手順212)。

0068

次いで、通信経路選択手段62は、宛先のデータ端末52のアドレスに対応する電話番号をアドレス記憶手段64に問合せ(手順213)、電話番号が判明して(手順214のYES)、アドレス記憶手段64から得た際、通信用移動機12からのLANデータ通信要求を、回線交換接続によるデータ通信とみなし、無線機61を介して回線交換制御手段65へ接続する。

0069

回線交換制御手段65は、電話回線の一つを選択し(手順215のYES)、データ端末52に対応する電話番号へのデータ通信要求を電話回線インタフェース装置66を介して送出し(手順216)、回線交換接続処理を行う。

0070

回線が接続された後では、通信用移動機12からのLANデータは、無線機61および回線交換制御手段65を介して電話回線インタフェース装置66に直接接続され、電話回線インタフェース装置66により電話回線におけるデータ通信に適したデータの変換を行い、通信を成立させる。

0071

データ端末52は電話回線経由のデータを処理できないので、データ端末52に対応する電話番号を電話交換網31が認識し、電話交換網31が電話回線経由のデータをLANデータに変換してLAN32に接続されるデータ端末52との通信を成立させる。一方、データ端末51のように電話回線経由のデータを処理できる場合には、直接電話交換網31に接続することができる。

0072

上記手順214が“NO”でデータ端末52のアドレスがアドレス記憶手段64にないようなアドレス不明の場合、または、上記手順215が“NO”で電話回線の選択ができない場合、通信経路選択手段62はこのLANデータ通信要求を拒否する(手順221)。

0073

従って、電話回線経由のデータ通信を処理できないデータ端末52のアドレスをアドレス記憶手段64に記憶させないことにより電話回線の選択を避けることができる。また、無線基地局自体がLANデータを電話回線経由のデータに変換できない場合も、データ端末のアドレスをアドレス記憶手段64に記憶させないことにより電話回線の選択を避けることができる。

0074

上記説明では、説明の便宜上、通信用移動機を電話回線用またはLAN回線用に区別して説明したが、一つの通信用移動機から識別コードを付加するなどの機能追加により、所定の手順によりいずれの回線の有線通信経路を要求できることとしてもよい。同様に、LANをCSMA/CD方式のバス構造によるコネクションレス型通信経路としたが、他の構造の通信経路でもよい。

0075

また、無線基地局に接続するネットワークを二つで説明したが、更に多くの種別のネットワークを接続しても、有線通信経路の選択とアドレスおよびデータ信号の変換との機能を備えることにより多くの融通性を得ることができる。

0076

また、電話回線の接続先を電話交換網として説明したが、電話交換装置またはデータ交換装置そのものであってもよい。

0077

上記説明では、機能ブロックを図示して説明したが、機能の分離併合などによるブロックへの分配または機能配備は、上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではない。また、図示されたフローチャートおよび手順の補充説明は本発明に関する主要なものだけであり、監視機能または障害処理機能については説明を省略した。

発明の効果

0078

以上説明したように本発明によれば、無線基地局が、複数の有線通信経路を接続し、複数の有線通信経路間のアドレスおよびデータ信号の変換手段を有しているので、通信用移動機からの通信要求に基づく一つの経路を選択する際に、この経路が使用できない場合でも、他の経由する最適な有線通信経路を選択して接続ができる移動体通信用無線基地局の有線通信経路選択方式が得られる。

0079

この構成によって、無線基地局に複数の有線通信経路が存在する場合でも、通信用移動機からの通信要求を拒否する割合を低く抑え、最適な有線通信経路の選択ができるという効果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0080

図1本発明の実施の一形態を示すシステム構成図である。
図2図1に対応して形成される複数形態を示すシステム構成図である。
図3本発明の無線基地局における実施の一形態を示す機能ブロック図である。
図4本発明の無線基地局における主要一手順を示すフローチャートである。
図5本発明の無線基地局における別の主要一手順を示すフローチャートである。

--

0081

20無線基地局
11、12通信用移動機
21経路記憶部
22経路選択部
23アドレス変換部
24データ変換部
31電話交換網
32 LAN(ローカルエリアネットワーク)
41、42電話端末
51、52データ端末
61無線機
62通信経路選択手段
63経路状況記憶手段
64アドレス記憶手段
65回線交換制御手段
66電話回線インタフェース装置
67無線系データ通信制御手段
70LAN通信制御装置
71 アドレス変換手段
72フレーム変換手段
73多重/分配手段
74LANデータ通信制御手段

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