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技術 放電灯安定器

出願人 東芝テック株式会社
発明者 唐沢晋一
出願日 1997年1月23日 (23年5ヶ月経過) 出願番号 1997-010249
公開日 1998年8月7日 (21年10ヶ月経過) 公開番号 1998-208959
状態 未査定
技術分野 一般用変成器の特性調整 変成器又はリアクトル一般
主要キーワード リード脚 下巻き 点灯割合 バイメタル式 非復帰型 サーマルプロテクタ 層間短絡 レアショート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年8月7日)のものです。
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図面 (4)

課題

本発明は、コイルが異常発熱した場合に安定器本体が発煙する等の異常状態に至ること未然に防ぐことができる放電灯安定器を得ることにある。

解決手段

下巻きセパレートコイル部9aと、このコイル部9aの外周に絶縁して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部9cとからなるコイル9を備える安定器本体10に、コイル9の温度を検出して安定器本体10を熱的に保護する温度ヒューズ11を取付けた放電灯安定器3を前提とする。温度ヒューズ11を、下巻きセパレートコイル部9aと上巻きセパレートコイル部9cとの間に設置する。それにより、異常発熱した方のセパレートコイル部の熱を温度ヒューズ11で直接的に受けるようにしたしたことを特徴としている。

概要

背景

図3は高圧放電灯点灯回路の構成を示す電気回路図であって、この図中1は交流電源、2はコンデンサ2aとこれに並列抵抗2bとからなるノイズフィルタ、3は放電灯安定器、4は高圧放電灯である。

高圧放電灯4は、始動補助のための近接導体5aを有した第1発光管5と、同じく始動補助のための近接導体6aを有した第2発光管6と、例えばバイメタル式始動器7aに抵抗7bを直列接続してなる始動回路7とを備えている。第1、第2の発光管5、6は電気的に並列接続されているとともに、これらの近接導体5a、6aは互いに異なる極性を持つように設けられている。また、両発光管5、6および始動器7aは高圧放電灯4が備える図示しない外管内に収容されるようになっている。

ノイズフィルタ2と高圧放電灯4との間に配置された前記放電灯安定器3には、高圧放電灯4の両発光管5、6を約半分ずつの割合で点灯させるようにインピーダンス成分を略均等に2分割してなるものが使用される。この放電灯安定器3は、図2(A)(B)に示されるように鉄心8およびこれにコイルボビンを介して組み合わされたコイル9を備える安定器本体10に、コイル9の温度を検出して安定器本体10を熱的に保護する温度ヒューズ11を取付けてなる。

コイル9は、既述の点灯割合とするために、下巻きセパレートコイル部9aと、この外周に絶縁テープ等の電気絶縁層9bを介して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部9cとを備えている。なお、図2(A)(B)中12はコイルボビンのフランジを示している。

そして、従来において、前記温度ヒューズ11は上巻きセパレートコイル部9cの外周に電気絶縁性接着テープ13により取付けられている。この温度ヒューズ11を介して上巻きセパレートコイル部9cは交流電源1の一方の端子1aに接続され、かつ、下巻きセパレートコイル部9aは交流電源1の他方の端子1bに接続されている。

こうした高圧放電灯4の点灯回路においては、高圧放電灯4がいずれかの発光管5、6の発光に従い点灯された後にも、放電灯安定器3の両セパレートコイル部9a、9cにはいずれも交流電源1が供給され続けるので、両セパレートコイル部9a、9cはいずれも発熱する。こうした発熱を前記温度ヒューズ11は感知する。

したがって、コイル9がレアショート層間短絡等により異常発熱した場合に、それを温度ヒューズ11で感知して、その溶断により電源の供給を切って安定器本体10を保護できる。

概要

本発明は、コイルが異常発熱した場合に安定器本体が発煙する等の異常状態に至ること未然に防ぐことができる放電灯安定器を得ることにある。

下巻きセパレートコイル部9aと、このコイル部9aの外周に絶縁して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部9cとからなるコイル9を備える安定器本体10に、コイル9の温度を検出して安定器本体10を熱的に保護する温度ヒューズ11を取付けた放電灯安定器3を前提とする。温度ヒューズ11を、下巻きセパレートコイル部9aと上巻きセパレートコイル部9cとの間に設置する。それにより、異常発熱した方のセパレートコイル部の熱を温度ヒューズ11で直接的に受けるようにしたしたことを特徴としている。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

鉄心およびこれに組み合わされたコイルを備える安定器本体に、前記コイルの温度を検出して前記安定器本体を熱的に保護するサーマルプロテクタ取付けるとともに、前記コイルが、下巻きセパレートコイル部と、この下巻きセパレートコイル部の外周に絶縁して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部とからなる放電灯安定器において、前記サーマルプロテクタを前記下巻きセパレートコイル部と前記上巻きセパレートコイル部との間に設置したことを特徴とする放電灯安定器。

技術分野

0001

本発明は、始動補助のための近接導体が設けられて電気的に並列接続された2本の発光管を備える高圧放電灯等に使用される放電灯安定器に関する。

背景技術

0002

図3は高圧放電灯の点灯回路の構成を示す電気回路図であって、この図中1は交流電源、2はコンデンサ2aとこれに並列抵抗2bとからなるノイズフィルタ、3は放電灯安定器、4は高圧放電灯である。

0003

高圧放電灯4は、始動補助のための近接導体5aを有した第1発光管5と、同じく始動補助のための近接導体6aを有した第2発光管6と、例えばバイメタル式始動器7aに抵抗7bを直列接続してなる始動回路7とを備えている。第1、第2の発光管5、6は電気的に並列接続されているとともに、これらの近接導体5a、6aは互いに異なる極性を持つように設けられている。また、両発光管5、6および始動器7aは高圧放電灯4が備える図示しない外管内に収容されるようになっている。

0004

ノイズフィルタ2と高圧放電灯4との間に配置された前記放電灯安定器3には、高圧放電灯4の両発光管5、6を約半分ずつの割合で点灯させるようにインピーダンス成分を略均等に2分割してなるものが使用される。この放電灯安定器3は、図2(A)(B)に示されるように鉄心8およびこれにコイルボビンを介して組み合わされたコイル9を備える安定器本体10に、コイル9の温度を検出して安定器本体10を熱的に保護する温度ヒューズ11を取付けてなる。

0005

コイル9は、既述の点灯割合とするために、下巻きセパレートコイル部9aと、この外周に絶縁テープ等の電気絶縁層9bを介して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部9cとを備えている。なお、図2(A)(B)中12はコイルボビンのフランジを示している。

0006

そして、従来において、前記温度ヒューズ11は上巻きセパレートコイル部9cの外周に電気絶縁性接着テープ13により取付けられている。この温度ヒューズ11を介して上巻きセパレートコイル部9cは交流電源1の一方の端子1aに接続され、かつ、下巻きセパレートコイル部9aは交流電源1の他方の端子1bに接続されている。

0007

こうした高圧放電灯4の点灯回路においては、高圧放電灯4がいずれかの発光管5、6の発光に従い点灯された後にも、放電灯安定器3の両セパレートコイル部9a、9cにはいずれも交流電源1が供給され続けるので、両セパレートコイル部9a、9cはいずれも発熱する。こうした発熱を前記温度ヒューズ11は感知する。

0008

したがって、コイル9がレアショート層間短絡等により異常発熱した場合に、それを温度ヒューズ11で感知して、その溶断により電源の供給を切って安定器本体10を保護できる。

発明が解決しようとする課題

0009

しかし、従来は前記のように上巻きセパレートコイル部9cの外周に温度ヒューズを11を設置しているため、下巻きセパレートコイル部9aがレアショートや層間短絡等により異常発熱した場合に、このコイル部9aと温度ヒューズ11との間に介在された上巻きセパレートコイル部9cの熱容量により、下巻きセパレートコイル部9aの異常発熱の感知が遅れる。それにより、下巻きセパレートコイル部9aの異常発熱が進行して、そこから発煙を生じる恐れがあり、その改善が望まれている。

0010

したがって、本発明が解決しようとする課題は、コイルが異常発熱した場合に安定器本体が発煙する等の異常状態に至ることを未然に防ぐことができる放電灯安定器を得ることにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、鉄心およびこれに組み合わされたコイルを備える安定器本体に、前記コイルの温度を検出して前記安定器本体を熱的に保護するサーマルプロテクタを取付けるとともに、前記コイルが、下巻きセパレートコイル部と、この下巻きセパレートコイル部の外周に絶縁して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部とからなる放電灯安定器を前提とする。

0012

そして、前記課題を解決するために請求項1の発明は、前記サーマルプロテクタを前記下巻きセパレートコイル部と前記上巻きセパレートコイル部との間に設置したことを特徴とするものである。

0013

この請求項1の発明においては、コイルに付設されるサーマルプロテクタが下巻きセパレートコイル部と上巻きセパレートコイル部との間に設置されているから、両セパレートコイル部のどちらが異常発熱をした場合でも、いずれか一方のセパレートコイル部を介して熱感知をすることなく、異常発熱した方のセパレートコイル部の熱を直接的に受けて、その熱感知の遅れを防止できる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、図1および必要により図3を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。なお、この実施の形態に係る放電灯安定器が使用される点灯回路は図3に示した高圧放電灯4の点灯回路と同じであり、重複を避けるため、ここでは点灯回路の説明は省略する。

0015

高圧放電灯4の両発光管5、6を約半分ずつの割合で点灯させるようにインピーダンス成分を略均等に2分割する放電灯安定器3は、図1(A)(B)に示されるように鉄心8およびこれにコイルボビンを介して組み合わされたコイル9を備える安定器本体10に、コイル9の温度を検出して安定器本体10を熱的に保護するサーマルプロテクタ例えば温度ヒューズ11を取付けてなる。図1(A)(B)中12はコイルボビンのフランジである。既述の点灯割合とするために、コイル9は、下巻きセパレートコイル部9aと、この外周に絶縁テープ等の電気絶縁層9bを介して巻き付けられた上巻きセパレートコイル部9cとを備えている。

0016

そして、温度ヒューズ11は、下巻きおよび上巻きのセパレートコイル部9a、9c間に挟まれて、例えば電気絶縁層9bに一面を接するとともに、上巻きセパレートコイル部9cの内周面に他面を接して設置されている。

0017

温度ヒューズ11は、2本の線からなる図示しないリード脚を有するヒューズ本体を電気絶縁性のチューブで覆ってなる。そして、温度ヒューズ11は、そのチューブから一端が突出された2本のリード脚の先端部を、前記フランジ12にその周縁から切り込むように形成されたスリット状の溝(図示しない)に圧入することにより電気絶縁層9b上に保持され、こうした状態のもとで上巻きセパレートコイル部9cが巻き付けられるようになっている。

0018

こうした構成の高圧放電灯4の放電灯安定器3においては、両セパレートコイル部9a、9c間に挟着された温度ヒューズ11は、上巻きセパレートコイル部9cの温度を、下巻きセパレートコイル部9aに邪魔されることなく直接的に感知できるとともに、下巻きセパレートコイル部9aの温度を上巻きセパレートコイル部9cの温度を、上巻きセパレートコイル部9cに邪魔されることなく直接的に感知できる。

0019

そのため、下巻き又は上巻きのセパレートコイル部9a、9cのいずれかが、レアショートや層間短絡等によって異常発熱した場合における温度ヒューズ11の熱応答性がよく、熱感知が遅れるようなことがないから、前記異常発熱に対して温度ヒューズ11を素早く動作させて、電源を切ることができる。

0020

このようにコイル9に異常発熱が発生した場合に、その熱感知が温度ヒューズ11において遅れることがなく、この温度ヒューズ11を適切に機能させて保護動作を営ませることができ、したがって、安定器本体10からの発煙を未然に防止できる。

0021

なお、同様の保護機能を発揮させるために、温度ヒューズ11を両セパレートコイル部9a、9cの一端面間にわたって、この端面と一方のフランジ12との間に挟まれるように設けてもよいが、このようにする場合にコイル9の巻線作業において温度ヒューズ11が邪魔になり易い。これに対して、この実施例のように配置する構成においては、下巻きセパレートコイル部9aについてはその巻線作業の邪魔となることがないとともに、上巻きセパレートコイル部9cについても温度ヒューズ11ごと巻き込んでしまえばよいので、コイル9の巻線作業を容易に実施できる。しかも、上巻きセパレートコイル部9cを巻くことによって、両セパレートコイル部9a、9cに対する温度ヒューズ11の密着度が高められ、より素早い温度感知を実現させることができる点で優れている。

0022

なお、本発明は、前記第1の実施の形態に制約されない。例えば、温度ヒューズ等のサーマルプロテクタ11は、両セパレートコイル部9a、9c間において下巻きセパレートコイル部9a側、すなわち、サーマルプロテクタ11を下巻きセパレートコイル部9aの外周に接して電気絶縁層9bにより取付けてもよい。しかも、このようにする場合には、電気絶縁層9bでサーマルプロテクタ11を保持できるため、フランジ12にプロテクタ保持用の溝等の加工、および前記溝などにサーマルプロテクタ11を保持させる手間を省略できる。

0023

また、本発明において、サーマルプロテクタ11には、バイメタル等のような復帰型のもの又は温度ヒューズのような非復帰型のもののいずれも使用できるが、この実施の形態のように温度ヒューズを用いる場合には、コイル9が異常発熱した場合にはそれ以降繰り介してコイル温度が上がらないようにできる点で優れている。

発明の効果

0024

本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。

0025

請求請1に記載の発明によれば、コイルの異常な温度上昇を防止するためのサーマルプロテクタを、下巻きセパレートコイル部と上巻きセパレートコイル部との間に設置して、異常発熱した方のセパレートコイル部の熱をサーマルプロテクタが直接的に受けるようにしたから、前記異常発熱の熱感知に遅れを来すことがなく、コイルが異常発熱した場合に安定器本体が発煙する等の異常状態に至る恐れを未然に防ぐことができる。

図面の簡単な説明

0026

図1(A)は本発明の第1の実施の形態に係る放電灯安定器の構成を一部切り欠いて示す正面図。(B)は第1の実施の形態に係る放電灯安定器の構成を一部切り欠いて示す側面図。
図2(A)は従来例に係る放電灯安定器の構成を一部切り欠いて示す正面図。(B)は従来例に係る放電灯安定器の構成を一部切り欠いて示す側面図。
図3高圧放電灯の点灯回路の構成を示す電気回路図。

--

0027

3…放電灯安定器、
8…鉄心、
9…コイル、
9a…上巻きセパレートコイル部、
9b…電気絶縁層、
9c…下巻きセパレートコイル部、
10…安定器本体、
11…温度ヒューズ(サーマルプロテクタ)。

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