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技術 改良された、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器

出願人 エーブイエム,インコーポレイティド
発明者 マークエス.ジェフリーズアーチエル・エバンスモーリスラッド
出願日 1997年12月24日 (22年2ヶ月経過) 出願番号 1997-354899
公開日 1998年8月4日 (21年7ヶ月経過) 公開番号 1998-205563
状態 特許登録済
技術分野 流体減衰装置
主要キーワード 環状シャフト 環状ワッシャー 外囲容器 オリフィス装置 隣接管 隣接壁 環状流れ 浮動ピストン
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (2)

課題

位置の影響がなくキャビテーションのない差動的二方緩衝器を提供する。

解決手段

緩衝器は第1及び第2の端部を有する閉じた長い室を形成する管本体を有する。ピストン組立体が室の一部分に移動可能に配設され、ピストンシャフトの一端がピストン組立体に連結され他端が室の一端から延出する。他の組立体がピストン組立体と室の他端との間で室に配設され、浮動ピストンが室に配設され室内部を他の組立体と室の他端との間で動くことができる。室の他端と浮動ピストンの間の室の部分はガスでまた室の残り部分は流体で充たされる。浮動ピストンは他の組立体の方にばね付勢され、ピストン組立体のオリフィスがピストン組立体の管本体に対する移動時にピストン組立体を横切る流体の流量を制御する。他の組立体のオリフィスはピストン組立体の運動時にガスの流量を制御する。

概要

背景

このような緩衝器の種々の型又は構造が知られている。概して言えば、1つの普通の構造は非圧縮性流体又は液体で充たされた細長閉鎖された室を区画形成する管状本体を用いている。ピストンシャフト組立体がこの室の内部に配設されることによりシャフトの一端が室の外に延びるようになっている。シャフトのこの一端部と管状本体とはそれぞれ、運動減衰される部材と相対的に固定された部材との間で連結される。ピストン組立体によって担持された弁又は他の手段がピストン組立体を横切る流体の流れを制御する作用をする。緩衝器の減衰量はピストン組立体が管状本体に対し相対的に動かされるときのピストン組立体を横切る流体の流れの量によって決定される。

概要

位置の影響がなくキャビテーションのない差動的二方向緩衝器を提供する。

緩衝器は第1及び第2の端部を有する閉じた長い室を形成する管本体を有する。ピストン組立体が室の一部分に移動可能に配設され、ピストンシャフトの一端がピストン組立体に連結され他端が室の一端から延出する。他の組立体がピストン組立体と室の他端との間で室に配設され、浮動ピストンが室に配設され室内部を他の組立体と室の他端との間で動くことができる。室の他端と浮動ピストンの間の室の部分はガスでまた室の残り部分は流体で充たされる。浮動ピストンは他の組立体の方にばね付勢され、ピストン組立体のオリフィスがピストン組立体の管本体に対する移動時にピストン組立体を横切る流体の流量を制御する。他の組立体のオリフィスはピストン組立体の運動時にガスの流量を制御する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

改良された、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方緩衝器であって、第1の端部と第2の端部とを有する閉じた室を区画形成するハウジングと、前記室の第1の端部と第2の端部との間で前記室に配設された第1の組立体であって、前記室の第1の端部と該第1の組立体との間で前記室に第1の室部分が区画形成されている、第1の組立体と、第1の室部分に配設され前記室の中を該室に対して動くことのできるピストン組立体であって、該ピストン組立体が、第1の室部分をピストン組立体と第1の組立体との間にある圧縮副室部分と、ピストン組立体と前記室の第1の端部との間にある拡張副室部分とに細分割している、ピストン組立体と、第1の端部と第2の端部とを有するシャフトであって、該シャフトの第1の端部がピストン組立体に連結され、該シャフトが前記室の外に該室の第1の端部のシールされた開口を通って延出することにより該シャフトの第2の端部が前記室の外に位置する、シャフトと、第1の組立体と前記室の第2の端部との間で前記室に配設され前記室の中を該室に対して動くことができる浮動ピストンであって、第2の室部分が該浮動ピストンと第1の組立体との間で前記室に区画形成され、第3の室部分が該浮動ピストンと前記室の第2の端部との間で前記室に区画形成され、第1の室部分と第2の室部分とが液体で充たされ、第3の室部分がガスで充たされている、浮動ピストン、とを具備し、ピストン組立体が液体を所定の流量で圧縮副室部分から拡張副室部分へと第1の組立体とピストン組立体とが相互に近づくよう相対的に移動した時に流す第1の手段と、液体を所定の流量で拡張副室部分から圧縮副室部分へとピストン組立体と第1の組立体とが相互に離れるよう相対的に移動した時に流す第2の手段とを含み、第1の組立体が液体を所定の流量で圧縮副室部分から前記室の第2の部分へとピストン組立体と第1の組立体とが相互に近づくよう相対的に移動した時に流す第3の手段と、液体を所定の流量で前記室の第2の部分から圧縮副室部分へとピストン組立体と第1の組立体とが相互に離れるよう相対的に移動した時に流す第4の手段とを含み、さらに前記緩衝器が浮動ピストンを前記室の第2の端部から離れるよう付勢するスプリングを具備している、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項2

浮動ピストンを付勢するスプリングが室の第3の部分に配設されている請求項1に記載の位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項3

第1の液体を流す手段の流量と第2の液体を流す手段の流量と第3の液体を流す手段の流量と第4の液体を流す手段の流量とが、緩衝器によって得られる減衰量が独立して同調されるよう予め決定される請求項1に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項4

第1の液体を流す手段と第2の液体を流す手段と第3の液体を流す手段とがオリフィスである請求項1に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項5

室が細長く室の第1の端部から室の第2の端部へと延びる長手方向の中心軸線を有し、シャフトの長手方向の中心軸線が室の長手方向中心軸線同軸であり、ピストン組立体と浮動ピストンとが室に対しシャフトと室の長手方向軸線と平行な方向に動く、請求項1に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項6

ハウジングが管である請求項5に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項7

浮動ピストンが、液体の室の第2の部分から室の第3の部分への漏れに対してシールしガスの室の第3の部分から室の第2の部分への漏れに対してシールする手段を含んでいる請求項1に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項8

ピストン組立体の第1の弁が液体を所定の流量で室の拡張副室部分から室の圧縮副室部分へとピストンと第1の組立体が相互に離れるよう相対的に動かされた時に流し、ピストン組立体の第2の弁が液体を所定の流量で室の圧縮副室部分から室の拡張副室部分へとピストン組立体と第1の組立体が相互に近づくよう相対的に移動した時に流す、請求項1に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項9

第1の組立体の第3の液体を流す手段によって室の圧縮副室部分から室の第2の部分へと流れる流量が第1の組立体の第4の液体を流す手段により室の第2の部分から室の圧縮副室部分へと流される流量より小さい請求項1に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項10

ピストン組立体の第1の液体を流す手段の流量と、ピストン組立体の第2の液体を流す手段の流量と、第1の組立体の第3の液体を流す手段の流量と、第1の組立体の第4の液体を流す手段の流量とが、緩衝器によって得られる減衰量が独立して同調されるように予め決定される請求項9に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項11

室が、細長くまた室の第1の端部から室の第2の端部へと延びる長手方向の中心軸線を有し、シャフトの長手方向中心軸線が室の長手方向中心軸線と同軸であり、ピストン組立体と浮動ピストンとが室に対し、シャフトと室の長手方向の軸線に平行な方向に動く、請求項10に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項12

第1の液体を流す手段と第2の液体を流す手段と第3の液体を流す手段がオリフィスである請求項11に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項13

ハウジングが管であり、浮動ピストンを付勢するスプリングが室の第3の部分に配設されている請求項12に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項14

浮動ピストンが、液体が室の第2の部分から室の第3の部分へと漏れないようシールしガスが室の第3の部分から室の第2の部分へと漏れないようシールする手段を含んでいる請求項13に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

請求項15

ピストン組立体の第1の液体を流す手段が液体を所定の流量で室の拡張副室部分から室の圧縮副室部分へとピストンと第1の組立体が相互に離れるよう相対的に動かされた時に流し、またピストン組立体の第2の液体を流す手段が液体を所定の流量で室の圧縮副室部分から室の拡張副室部分へとピストン組立体と第1の組立体が相互に近づくよう相対的に動いた時に流す、請求項14に記載の、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器。

技術分野

0001

本発明は緩衝器に関し、さらに詳細には減速され又は制止されるのに蓋又はりの運動を必要とする場合に用いることのできる型の緩衝器に関する。

背景技術

0002

このような緩衝器の種々の型又は構造が知られている。概して言えば、1つの普通の構造は非圧縮性流体又は液体で充たされた細長閉鎖された室を区画形成する管状本体を用いている。ピストンシャフト組立体がこの室の内部に配設されることによりシャフトの一端が室の外に延びるようになっている。シャフトのこの一端部と管状本体とはそれぞれ、運動が減衰される部材と相対的に固定された部材との間で連結される。ピストン組立体によって担持された弁又は他の手段がピストン組立体を横切る流体の流れを制御する作用をする。緩衝器の減衰量はピストン組立体が管状本体に対し相対的に動かされるときのピストン組立体を横切る流体の流れの量によって決定される。

発明が解決しようとする課題

0003

この従来の構造の緩衝器の作動位置はキャビテーションに関する潜在的な問題により制限される。これは上記のような緩衝器の使用法に不利な影響を及ぼし使用寿命を短くする。緩衝器の技術分野に従事する者は実用的で位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、緩衝器の構造を長い間追求してきた。

課題を解決するための手段

0004

本発明の改良された緩衝器は、位置の影響を受けず、この緩衝器は、従来の普通の緩衝器の構造に本来備わっている「キャビテーション」又は「自制のない降下」の問題をなくする。本発明の改良されたキャビテーション作用のない緩衝器は減衰ピストンが常時流体の中にあることを保証する新規な構造を含んでいる。これは本発明の改良された緩衝器を任意の方向に、すなわちシャフトを上方に、シャフトを下方に、また水平にさえも、取付けることができるようにする。本発明の緩衝器のこの融通性は緩衝器を減速するのに蓋や錘りを必要とするようないかなる場合にも適用できるようにする。例えば、この緩衝器はプラスチックプリンターカバーの閉じる作用を弱めるのに用いられ、上昇下降ゲート開放速度を制御し、また操縦リンク機構二方向運動を制御する。本発明の緩衝器はまた大きな荷重(例えば病院用ガーニー又はダンプスターの蓋のような)に適応し、そして特に4インチ(10.16cm)又はそれ以上のストロークで重い荷重を平均化するのに効果的である。その融通性は後方と前方に動く独特シールされた浮動ピストンに大きく起因し、ピストンとシャフトの組立体の運動で常に室内の流体圧力を保持しピストンとシャフトの組立体が延びまた圧縮するときの均一な減衰作用を保証する。

0005

本発明の緩衝器はまたこれがしばしば他の従来の緩衝器よりも小さい「外囲容器」の中に嵌合できる点で空間的に有利である。さらに、本発明の緩衝器は伸長、圧縮、又はその両方向に広範囲の減衰量で減衰させるよう構成することができる。この緩衝器は実用的でありまた100ポンド(45kg)を超える荷重を制御するように十分な強さを有し、しかもまた3ポンド(1.35kg)の軽い荷重を減衰させるのに十分な感度を有している。

0006

したがって、本発明の主要な目的は、改良された、実用的な、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器を提供することである。

0007

本発明の他の目的は上記の型の改良された緩衝器を提供することであり、この緩衝器は第1の端部と第2の端部とを有する閉鎖された室を区画形成するハウジングを含み、第1の組立体が室の中にその第1と第2の端部の間で配設されそれにより第1の室部分が室の中に室の第1の端部と第1の組立体との間で区画形成されるようにし、ピストン組立体が第1の室部分の内部に配設されハウジングの内部でハウジングに対し動くことができ、かつ第1の室をピストン組立体と第1の組立体との間に区画形成された圧縮副室部分と、ピストン組立体と室の第1の端部との間に区画形成された拡張副室部分とに細分割し、シャフトがピストン組立体にその一端が連結されまた室の第1の端部のシールされた開口を通って室の外に延出する他端部を有し、浮動ピストン又は同様の部材が第1の組立体と室の第2の端部との間で室に配設され、室の内部を室に対して動くことができ、浮動ピストンと第1の組立体との間で室の中に第2の室部分を区画形成し、浮動ピストンと室の第2の端部との間で室の中に第3の室部分を区画形成し、第1及び第2の室部分に流体が充填され第3の室部分にガスが充填され、ピストン組立体が、第1の組立体とピストン組立体とが相互に向って相対的に動かされた時流体を所定の流量で室の圧縮副室部分から室の拡張副室部分へと流す第1の手段と、ピストン組立体と第1の組立体とが相互に離れるよう相対的に動いた時流体を所定の流量で拡張副室部分から室の圧縮副室部分へと流す第2の手段とを含み、第1の組立体が、ピストン組立体と第1の組立体とが相互に向って相対的に動いた時流体を所定の流量で室の圧縮副室部分から室の第2の部分へと流す第3の手段と、ピストン組立体と第1の組立体が相互に離れるよう相対的に動いた時流体を所定の流量で室の第2の部分から室の圧縮副室部分へと流す第4の手段とを含み、そして浮動ピストンが室の第2の端部から離れるよう付勢されている。

0008

本発明の他の目的は、上記の型の改良された、位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向の緩衝器を提供することであり、この緩衝器では、第1、第2及び第3の流れを生じさせる手段が緩衝器によって得られる減衰の量が独立して同調されるように予め選択される。本発明の関連した目的は第1、第2及び第3の流れを生じさせる手段がオリフィスを含んでいる上記の型の改良された緩衝器を提供することである。

0009

本発明のさらに他の目的は上記の型の改良された位置に影響されない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向の緩衝器を提供することであり、この緩衝器においては、室が細長く、室の両端部の間に延びる長手方向の中心軸線を有し、ピストン組立体のシャフトの長手方向軸線が室の長手方向中心軸線同軸であり、そしてピストン組立体と浮動ピストンとが室に対してピストン組立体シャフトと室との長手方向軸線に平行な方向に動く。本発明の関連した目的は浮動ピストンを付勢するスプリングが室の第3の部分に配設された上記の型の改良された緩衝器を提供することである。

0010

本発明のこれらのまた他の目的、利点及び長所は添付図面に関連して記載される本発明の好適な実施態様の以下の記載からさらに明らかとなるであろう。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明の改良された位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向性緩衝器の好ましい実施態様が図1に全体が12で示されている。緩衝器12は、ほぼ同筒形の断面を有する第1の端部16と第2の端部18とを有しまた第1及び第2の端部16と18の間に延びる長手方向の中心軸線を有する、ほぼ管状のハウジング14を含んでいる。ハウジング14は端部16と18の間に長手方向に延びる閉じた細長い空洞22を区画形成している。

0012

第1の組立体24が端部16と18の間で空洞22の内部に配設されている。第1の組立体24とハウジング14の第1の端部16とハウジング14の壁28とは空洞22の第1の部分26を区画形成する。第1の組立体24はハウジング14に対して動かない。

0013

ピストン組立体32が第1の室部分26の内部の第1の組立体24とハウジング14の第1の端部16との間に配設されている。このピストン組立体は第1の室部分26の内部を第1の組立体とハウジング14の第1の端部16との間でハウジング14に対し室22の長手方向中心軸線に平行に前後に相対的に動くことができる。以下にさらに詳細に記載されるように、ピストン組立体32は公知の設計と構造のものである。

0014

シャフト36の一方の縮小された径の端部34がピストン組立体32に公知の方法で連結される。シャフト36の他方の端部38はハウジング14の第1の端部16の外に延出し、シャフトの長手方向の軸線はハウジングの長手方向の軸線と同軸である。シャフト36の長さは端部38がハウジング14から露出するような長さである。通常の連結具42がシャフト36の他端部38に取付けられている。連結具42はシャフトを例えば公知のボール型連結具(図示しない)に連結しそれによりシャフト36とピストン組立体32とがダンプスターの蓋のような減衰されるべき相対的に動き得る部材(図示しない)に、又はダンプスター本体のような相対的に固定された部材(図示しない)に取付けられるようにする。

0015

公知のシャフトシール組立体44がハウジング14の内部に配設されまたハウジング14の第1の端部16を閉じる作用をする。シャフト36が公知の方法で組立体14の中央の軸方向開口を通って摺動するよう延出する。このシャフトシール組立体44は保持具46(ハウジング14に圧入される)と、ブッシュ48と、環状シャフトシール52と、テフロン登録商標名)のリング54とを含み、これらは全てシャフト36を取巻いている。O−リング56がブッシュ48の外側の半径方向外側に向く表面の環状溝に配設されブッシュとハウジング14の隣接壁28との間のシールとして作用する。第1の端部16を区画形成する管状ハウジング14の壁28の端部は内側にすえ込みされシャフトシール組立体44をハウジング14の内部に固定するのを助けるようにする。

0016

この可動ピストン組立体32は第1の室部分26を、第1の組立体24とピストン組立体32との間に区画形成された圧縮副室部分62と、ピストン組立体32とハウジングの第1の端部16さらに詳しくはシャフトシール組立体44との間に区画形成された拡張副室部分64とに細分割する。副室部分62と64の容積はもちろんピストン組立体32が第1の室部分26の内部をハウジング14に対して動くにつれて、変動する。

0017

浮動ピストン66は、空洞22の内部に第1の組立体24とハウジング14の第2の端部18との間に配設され、空洞22の内部をハウジング14の長手方向軸線に平行な方向に、第1の組立体24と端部18との間で動くことができる。空洞22の第2の部分68がハウジング14の内部の、浮動ピストン66と第1の組立体24との間に区画形成される。第3の部分72が空洞22の浮動ピストン66と第2の端部18との間に区画形成される。

0018

ハウジング14の第2の端部18は第2の端部18に固定された端部キャップ74によって閉じられシールされている。端部キャップ74は端部キャップを、したがってハウジング14を1つの部材(図示しない)に取付け又は連結するための連結具76を含んでいる。この連結具76は、連結具42が減衰される相対的に移動可能な部材に連結され又はその逆に連結された時、相対的に固定された部材に連結されるようになっている。

0019

この型の緩衝器に普通に用いられる流体のうちの1つのような流体が第1及び第2の室部分26と68を充たす。ガスばねに普通に用いられるようなガスが第3の室部分72を充たす。ガスは大気圧とすることもできるが、加圧することができる。

0020

公知のコイル圧縮スプリング78がハウジング14の第3の室部分72の内部の端部キャップ74と浮動ピストン66との間に配設されている。このスプリングは浮動ピストンを端部キャップ74から離れるよう付勢する作用をする。以下に説明されるように、第3の室部分72のガスの圧力とコイル圧縮スプリング78の付勢力とは本発明の緩衝器12が以下に記載されるように作動するのに十分となっている。

0021

さてピストン組立体32について再び述べると、一対の構造が同一の環状オリフィスプレート82と84が、公知のやり方でシャフト36の縮径端部34に取付けられる。環状の離間部材86がまた縮径端部34のプレート82と84の間に取付けられプレート82と84を分離され固定され離間された関係に保持する作用する。

0022

図1に示されるように、プレート82と84の各々は、プレート82と84の末端の又は開放した端部88と92がそれぞれ相互に対面するほぼカップ形状の断面を有している。プレート82と84の、環状の半径方向外側に向く表面の直径は、第1の室部分26の隣接するハウジング壁28の直径より小さい。このため、流体はプレートのこれらの外側表面と管状のハウジング壁28との間を容易に通過することができる。

0023

一対の環状ワッシャー94と96が離間部材86に取付けられ部材86と管状ハウジング壁28との間を半径方向に延びている。ワッシャー94と96の半径方向内径は、ピストン組立体32が動いた時離間部材86に対し、したがってまたプレート82と84に対しこれに沿って前後に(シャフト36の長手方向中心軸線に平行な方向に)容易に動き又は摺動できるような大きさとなっている。ワッシャー94と96の半径方向の外径はハウジング壁28の内側表面の直径より小さく、これがワッシャーの上記した運動を容易にする。

0024

O−リング98がワッシャー94と96の間で離間部材86の周りに配設される。ピストン組立体32と共に動くO−リング98はこのO−リングが一方のワッシャーに近接している時ハウジング壁28とワッシャー94又は96の一方との間の空間をシールする作用をする。

0025

オリフィスプレート82と84の末端88と92は好ましくは圧印加工により形成された1つ又は複数の半径方向に向けられた溝(図示しない)を有する。これらの溝の数と大きさは、ワッシャーがハウジング14とピストン組立体32との間の相対運動中に末端部88又は92に押しつけられ保持された時ワッシャー94又は96とその隣接末端部88又は92との間を流体が流れることのできる量を決定する。

0026

再び蓋をするため、流体流路がピストン組立体32を横切りしたがって圧縮副室部分62と拡張副室部分64との間に区画形成される。この流路は、プレート82と84の半径方向外側に向く表面とハウジング壁28との間と、末端部88と92とワッシャー94と96との間と、ワッシャーの半径方向外側に向く表面と離間部材86との間とに、間隔を含んでいる。ワッシャー94又は96がその隣接末端部88又は92に当接した時、この端部の溝は流体流路の最も制限された部分として作用する。1つのワッシャーがその隣接末端部から離間された時、流体流路のこの部分(すなわち、ワッシャーと末端部との間の部分)は非常に大きくなる。ワッシャー94と96の溝の大きさと数を予め選択することにより、流体の流量、したがって緩衝器の拡張及び圧縮量は種々の予想される緩衝器の用途のため予め決定することができる。

0027

要するに、管状ハウジング14とピストン組立体32との間に相対的な運動が生じそれによりピストン組立体が第1の組立体24に向って相対的に動くと、副室部分62の流体はピストン組立体32を横切り副室部分64へと流れる。詳しくは、流体は、オリフィスプレート82の半径方向外側に向く表面とハウジング壁28との間と、この時離間される末端部88とワッシャー94との間と、ワッシャー94の半径方向内側に向く表面と離間部材86との間とを、流れる。この流体はワッシャー96の半径方向内側に向く表面と離間部材86との間をオリフィスプレート84の末端部92の溝を通って流れ続ける。ピストン組立体32の相対運動により、ワッシャー96は末端部92に押しつけられ緊密に当接される。したがって、末端部92の溝が流体をワッシャー92と末端部96との間を通過させることのできる唯一の手段であるため、これらの溝の大きさと数は実際上、ピストン組立体32を横切る又は通過する流体の流量を決定する。同様に、ピストン組立体32が管状ハウジングに対し相対的に動かされピストン組立体32が第1の組立体24から離れるよう動いた時、オリフィスプレート82の末端部88の溝はピストン組立体32を横切る流体の流量を決定する。

0028

第1の組立体24はハウジング14の内部に取付けられた環状流れワッシャー102を含み、それによりワッシャーの半径方向外側に向く表面がハウジングの壁28に当接するようにしている。組立体24はまたオリフィスプレート82及び84と構造が同様の環状オリフィスプレート104を含んでいる。プレート104の末端部106がワッシャー102に向って(すなわちハウジング14の第2の端部18に向って)対面する。プレート104はリベット108の一端部(すなわち、ピストン組立体32に対面する端部)に取付けられる。詳細には、リベット108は環状流れワッシャー102の中央開口を通って延び、そしてその長手方向の軸線がハウジング14の長手方向軸線と同軸となっている。リベット108はハウジングの第2の端部18に対面するその端部のリベット部分110を含んでいる。この部分110は環状ワッシャー102の中央開口よりも大きな直径を有している。

0029

ワッシャ102の中央開口と隣接する半径方向外側に向く表面の各半径方向の寸法は、リベットが「固定された」ワッシャー102に対して前後に(ハウジング14の長手方向中心軸線にほぼ平方な方向に)動くまたは摺動することができまた流体がその間を流れることができるような大きさとなっている。オリフィスプレート82と84の末端部88と92と同様に、プレート104の末端部106は好ましくは圧印加工により形成された1つ又は複数のほぼ半径方向に向けられた溝を有している。

0030

流体は、オリフィスプレート104の半径方向外側に向く表面と管状ハウジングの壁28との間、末端部106と流れワッシャー102との間、及び流れワッシャー102の半径方向内側に向く表面とリベット108の半径方向外側に向く表面との間を流れることにより第1の組立体24を横切って流れることができる。リベット108とオリフィスプレート104は相互に固定されそれによりリベットとオリフィスプレートとが一緒に動くようにし、また流れワッシャー102は管状ハウジング14に対し固定される。リベット108とオリフィスプレート104はプレート104の末端部106がワッシャー102の隣接側に緊密に当接する第1の位置と末端部106がワッシャー102から離間される第2の位置との間で動く。さらに、末端部106の溝はワッシャー102とプレート104が第1の位置にある時唯一の流体流路として作用する。

0031

したがって、ピストン組立体32が、ハウジング14に対して移動し組立体32と組立体22が相互に近づくよう移動した時、第1の組立体24を横切る(すなわち圧縮副室部分62から第2の室部分68への)流体の流量はプレート104の末端部106の溝の大きさと数により制限される。同様に、ピストン組立体32が第1の組立体24から離れるよう相対的に動いた時、流体は第2の室部分68から圧縮副室部分62へと流れることができまた流体の流量は流れワッシャー102とオリフィスプレート104が離間されているため溝の大きさと数によっては制限されない。

0032

浮動ピストン66は半径方向外側に向く表面の溝に配設されたO−リング112を含んでいる。このO−リングは浮動ピストン66と隣接管状ハウジングの壁28との間に流体/ガスシールを形成し、ピストン66が室12の内部で動くとき流体が第2の室部分68から第3の部分72へと漏れまたガスが第3の室部分72から第2の室部分68へと漏れるのを阻止する。

0033

流体が圧縮副室部分62から第2の室部分68に流れた(すなわち、移動押しのけ容量によって強制された)時、浮動ピストン66はスプリング78の付勢力と第3の室部分72のガスとに抗して第2の端部18に向って移動するようになる。逆に、流体が第2の室部分68から圧縮副室部分62の中へと流れた時、ピストンはスプリング78の付勢力と第3の室部分72のガスにより第1の組立体24に向って移動する。このような運動の結果、浮動ピストン66は第2の室部分68の流体の圧力を保持し、第1の室の中に常に十分な流体が存在しそれによりキャビテーションが生じないようにするのを保証する。

0034

上記のように、本発明の改良された緩衝器の利点の1つはオリフィスプレート82,84及び104の末端部88,92及び106に形成された溝が流体の流暢を決定しまたそのため緩衝器12の減衰量を決定することである。これらの溝の様々な大きさと数を末端部の各々に用いることができる。溝の大きさと数を予め選択することにより、シャフト伸長方向とシャフト圧縮方向との両方向の減衰量が精密にまた慎重に制御され調整される。本発明の好ましい実施態様においてオリフィスプレートの末端部の溝が減衰量を制御又は調整するために用いられているが、当業者ならば他の弁又はオリフィス装置を同じ作用と目的を達成するために用いることのできることが明らかとなるであろう。

図面の簡単な説明

0035

図1本発明の位置の影響を受けない、キャビテーション作用のない、差動的な、二方向緩衝器の垂直縦断面図である。

--

0036

12…緩衝器
14…ハウジング
16,18…端部
22…空洞(室)
24…第1の組立体
26…第1の部分
28…ハウジングの壁
32…ピストン組立体
34…端部
36…シャフト
38…端部
44…シャフトシール組立体
46…保持具
48…ブッシュ
52…シール
54…リング
56…O−リング
66…浮動ピストン
68…第2の部分
72…第3の部分
74…端部キャップ
76…連結具
78…スプリング
82,84…オリフィスプレート

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