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技術 発電プラントシーケンス制御方法

出願人 株式会社日立製作所日立エンジニアリング株式会社
発明者 神原秀康日下智
出願日 1996年12月24日 (24年0ヶ月経過) 出願番号 1996-343049
公開日 1998年7月14日 (22年5ヶ月経過) 公開番号 1998-187211
状態 未査定
技術分野 プログラム制御一般
主要キーワード フロー化 シーケンス制御装置 検出指令 完了条件 復水昇圧ポンプ 渋滞判断 制御中断 ブロー弁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年7月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

シーケンス制御渋滞時に、運転員手動操作による渋滞処理を必要とせず、プラント安定領域までに自動制御を可能とする。

解決手段

シーケンス制御装置と新たに追加した渋滞判定制御部よりなる。

概要

背景

従来、シーケンス制御中に渋滞となった場合、渋滞対象指令信号が成立するまでその状態で進行を停止するか、或いは制御そのものを停止する制御方法となっていた。

概要

シーケンス制御渋滞時に、運転員手動操作による渋滞処理を必要とせず、プラント安定領域までに自動制御を可能とする。

シーケンス制御装置と新たに追加した渋滞判定制御部よりなる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

シーケンス制御装置を有する発電プラントにおいてシーケンス渋滞にて進行不可能となった場合、プラントプロセス状態補機状態を判断する状況判断機能を有することを特徴とする発電プラントシーケンス制御方法

請求項2

請求項1において、その渋滞停止状況で、渋滞原因の種類により操作を再実行する戻り操作制御により安定したプラント領域への操作制御を継続する機能を有する発電プラントシーケンス制御方法。

技術分野

0001

本発明は発電プラントシーケンス制御方法に関する。

背景技術

0002

従来、シーケンス制御中に渋滞となった場合、渋滞対象指令信号が成立するまでその状態で進行を停止するか、或いは制御そのものを停止する制御方法となっていた。

発明が解決しようとする課題

0003

発電プラントでシーケンス制御中に渋滞となった場合、従来は渋滞対象指令信号が成立するまでその状態で進行を停止するか、或いは制御そのものを停止しており、その後の処理方法については渋滞回避までその状態保持し、運転員の判断や操作により復旧していた。

0004

しかし、このような場合、無人運転のように運転員の判断や操作が不可能なプラントでは、自動的に安定領域まで制御する必要がある。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明は発電プラントでシーケンス制御中に渋滞となった場合、その状態での渋滞状況・原因を判断し、最適操作位置まで移行させる制御をする。

0006

本発明によれば、従来のシーケンス制御方法にはないシーケンス渋滞時に自動的に安定したプラント領域へのシーケンス制御を可能とすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0007

近年の発電プラントでは、運転員の省力化を図るため「あらかじめ定められた順序に従って、制御の各段階を逐次進めていく制御」すなわちシーケンス制御が採用されている。シーケンス制御はその目的によりいくつかに分かれている。シーケンス制御のフローチャート図1に示す。

0008

操作開始指令が出力された後、まずX操作22を行う。X操作22が完了すれば制御終了とする。この操作制御でX操作22中に何らかの原因にて操作完了できず、渋滞が発生した場合制御を完了することができない。本発明ではこのような場合に新たに追加した渋滞判定制御部21により、その原因を判断し制御中断によるプラントへの悪影響を回避するため、プラントのプロセス状態補機状態を判断しX操作22の戻り操作を行う。補機の故障による渋滞でなければX操作22を再実行し、再実行失敗であればプラントの安定域(ここでは初期状態)での制御終了をする。また、補機の故障であれば同様にプラント安定域で制御終了する。これにより、シーケンス渋滞時の自動制御を可能とする。

0009

ここで、低圧クリーンアップ脱気器ブローシーケンス制御を参考に本発明の一例を説明する。

0010

図2復水系統を示す。復水器1より出た復水復水ポンプ2及び復水昇圧ポンプ3で昇圧されグラコン4を通り低圧1A/2Aヒータ5A及び低圧1B/2Bヒータ5Bさらに低圧3ヒータ6,低圧4ヒータ7を経由して脱気器8へ送水される。

0011

プラントが長時間停止した場合、脱気器1の復水を清浄化するため以下のような低圧クリーンアップ脱気器ブロー操作をシーケンス制御により行う。

0012

低圧1A/2Aヒータ5A及び低圧1B/2Bヒータ5Bに送水されていた復水は低圧1Aヒータ入口弁10A,低圧1Bヒータ入口弁10B,低圧2Aヒータ出口弁11A,低圧2Bヒータ出口弁11Bを開,低圧1A/Bヒータバイパス弁12を開することにより低圧1A/2Aヒータ5A及び低圧1B/2Bヒータ5Bをバイパスする。さらに弁の開閉確認後、低圧3ヒータ入口弁13,低圧4ヒータ出口弁14を閉,低圧3/4ヒータバイパス弁15を開し、低圧3ヒータ6,低圧4ヒータ7をバイパスし脱気器8に流入する。脱気器に流入した復水は脱気器復水再循環弁16閉,脱気器ブロー弁17開により系外に排出される。以上の様な操作を簡略化しフロー化すると図3のようになる。制御開始指令がでたあと、A操作18にてA操作18の操作対象補機が左欄「操作前」から右欄「操作後」に操作される。次にA操作18の操作が全て完了するとB操作19の操作へ移行する。このように逐次、C操作20まで完了するとシーケンス制御が完了する。ここで、仮にC操作20で異常が生じ完了条件が成立しなかった場合、シーケンス制御が終了できず渋滞となる。

0013

現状のシーケンス制御ではこのような状態になった場合、運転員の判断により以後の操作を手動にて処理していた。このため、運転員が操作しなければこのシーケンス制御は中途な状態で停止したままであり、制御完了したことにはならない。

0014

本発明では、このような渋滞が発生した場合に以下のような自動制御方式を考案する。渋滞発生検出指令シーケンス制御装置からの操作指令出力後一定時間経過しても完了条件が成立しない場合出力され、この原因は操作補機の故障或いは制御指令信号不調が考えられる。この渋滞判断を新たに追加する渋滞判定制御部21にて行う。この渋滞判定制御部21にはプロセス状態,補機状態が入力されている。最初に脱気器復水再循環弁16,脱気器ブロー弁17の補機故障を確認する。弁の故障でなければプロセス状態として脱気器8の水位を確認する。水位が規定値より上昇した場合、復水が脱気器8に流入する量より流出する量の方が少ないため脱気器ブロー弁17が開かない可能性があり制御信号の不調と判断し、C操作20を「操作後」から「渋滞時」にし再度C操作20を「操作前」から「操作後」にする。このとき、再度渋滞発生した場合は、C操作20を「操作後」から「渋滞時」にし、次にB操作19の操作を「操作後」から「渋滞時」に行い、最後に同様A操作18についても行い渋滞操作完了とする。また、補機故障と判断すれば再度渋滞時のような操作を行う。この制御方式を採用すれば、シーケンス制御渋滞により制御を停滞させることなく、安定した領域への制御を可能とする。

発明の効果

0015

本発明によれば、シーケンス渋滞時の対応に運転員の処理操作介入を必要としないため、運転員の省力化を図ることが可能である。

図面の簡単な説明

0016

図1本発明のシーケンス制御のブロック図。
図2本発明における一例として復水系統図。
図3低圧クリーンアップ脱気器ブローシーケンス制御の操作のフローチャート。

--

0017

21…渋滞判定制御部、22…X操作。

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