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課題

支持体上に感光性樹脂層と保護層を有する画像形成材料色再現性露光時のN2ガス気泡による画像再現性劣化、及び保存性を改良する。

解決手段

支持体上に着色剤含有感光層と保護層がこの順に塗設された画像形成材料において、該感光層の塗布溶媒蒸気に対する該保護層の気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上である。クッション性を有する支持体上に着色剤とo−キノンジアジド化合物とを含有する感光層と保護層がこの順に塗設された画像形成材料において、該保護層が、N2気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上、かつその膜厚より大きい平均粒径無機不定形粒子有機球状粒子を4:6〜6:4重量比で含有する。前記又はの画像形成材料を、像様露光現像液現像する画像形成方法

概要

背景

従来、印刷写真等の分野で使用されている画像形成材料は、支持体とその上に設けられた感光性樹脂層から基本的に構成されている。

例えば、このような構成を有する転写型色校正用の画像形成材料は、各色版用の分解網フィルムを通して露光し、現像して分解画像を形成し、この分解画像を紙等の受像材料転写を繰り返すことにより多色転写画像を形成する。

このような用途の画像形成材料は、粗面紙への転写を良好に行うために、支持体と感光性樹脂層との間にクッション層を設けたり(特開平4−199056号等)、必要に応じて感光性樹脂層上に保護層が設けられる。

そして、この種の画像形成材料の製造は、長尺の支持体上に感光性樹脂層用の塗布液を塗布し乾燥した後、巻き取り、保護層が設けられる場合には、一旦巻き取った後に保護層用の塗布液を感光性樹脂層上に塗布し乾燥して巻き取られる。

このような画像形成材料において、画像形成材料の表面と裏面との接着の防止、及び製造後の経時で発生する表面のレチキュレーションを防止するため、感光性樹脂層側の最上層疎水性シリカ粒子を含有させる技術が知られている(特開昭62−63930号公報)。また、特開平7−89254号公報には、支持体上にクッション層、着色感光層及び保護層を有する転写型画像形成材料において、ブロッキング(接着)防止のために保護層に含有させる固体粒子によって生じる画像欠損を該固体粒子のサイズを平均粒径10μm以下とすることにより改善する技術が開示されている。

しかし、上記技術による画像形成材料には、レチキュレーション防止及びブロッキング防止には効果があったが、次のような問題があることが分かった。すなわち、感光性樹脂層の残留溶媒によりその性能が不安定になり、例えば、カラープルーフのような用途で感光性樹脂層の可塑剤が変化することにより現像液浸透性が変化し、色再現性が不安定になる傾向があり、また、感光性樹脂層がo−キノンジアジド化合物等の露光でN2ガスを生じる成分を含有する場合、画像露光時に生じるN2ガスの気泡により網点画像再現性が劣化する問題がある。

概要

支持体上に感光性樹脂層と保護層を有する画像形成材料の色再現性、露光時のN2ガス気泡による画像再現性の劣化、及び保存性を改良する。

支持体上に着色剤含有感光層と保護層がこの順に塗設された画像形成材料において、該感光層の塗布溶媒蒸気に対する該保護層の気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上である。クッション性を有する支持体上に着色剤とo−キノンジアジド化合物とを含有する感光層と保護層がこの順に塗設された画像形成材料において、該保護層が、N2気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上、かつその膜厚より大きい平均粒径の無機不定形粒子有機球状粒子を4:6〜6:4重量比で含有する。前記又はの画像形成材料を、像様露光し現像液で現像する画像形成方法

目的

本発明の目的は、第1に、画像形成材料製造の後、感光層に残存する該層の塗布溶媒に起因する性能の不安定を改善し、それにより色校正に使用するときの色再現性を改善することであり、第2に、画像形成材料の像様露光時のN2ガスの気泡による網点画像再現性の劣化を低減することであり、第3に網点画像の再現性及び画像形成材料の保存性が改良された画像形成材料及びそれを用いた画像形成方法を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

支持体上に着色剤を含有する感光層及び保護層を順次塗設してなる画像形成材料において、該保護層の、該感光層の塗設に用いた塗布溶媒蒸気に対する気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上であることを特徴とする画像形成材料。

請求項2

支持体上に着色剤及びo−キノンジアジド化合物を含有する感光層並びに保護層を順次塗設してなる画像形成材料において、該保護層が下記(イ)及び(ロ)の条件を満たすことを特徴とする画像形成材料。(イ)窒素ガス気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上である。(ロ)該保護層の膜厚より大きい平均粒径を有する無機不定形粒子及び該保護層の膜厚より大きい平均粒径を有する有機球状粒子を含有し、その比率が40:60〜60:40重量比である。

請求項3

支持体上に、着色剤を含有する感光層及び保護層を順次塗設してなる画像形成材料を、少なくとも像様露光現像液を用いて現像処理することにより画像を形成する画像形成方法において、該画像形成材料が請求項1又は2記載の画像形成材料であることを特徴とする画像形成方法。

技術分野

0001

本発明は、支持体上に、光変性光重合性光架橋性等の感光性樹脂層及びその上に保護層が塗設された画像形成材料に関し、さらに詳しくは、該保護層の改良に関する。

背景技術

0002

従来、印刷写真等の分野で使用されている画像形成材料は、支持体とその上に設けられた感光性樹脂層から基本的に構成されている。

0003

例えば、このような構成を有する転写型色校正用の画像形成材料は、各色版用の分解網フィルムを通して露光し、現像して分解画像を形成し、この分解画像を紙等の受像材料転写を繰り返すことにより多色転写画像を形成する。

0004

このような用途の画像形成材料は、粗面紙への転写を良好に行うために、支持体と感光性樹脂層との間にクッション層を設けたり(特開平4−199056号等)、必要に応じて感光性樹脂層上に保護層が設けられる。

0005

そして、この種の画像形成材料の製造は、長尺の支持体上に感光性樹脂層用の塗布液を塗布し乾燥した後、巻き取り、保護層が設けられる場合には、一旦巻き取った後に保護層用の塗布液を感光性樹脂層上に塗布し乾燥して巻き取られる。

0006

このような画像形成材料において、画像形成材料の表面と裏面との接着の防止、及び製造後の経時で発生する表面のレチキュレーションを防止するため、感光性樹脂層側の最上層疎水性シリカ粒子を含有させる技術が知られている(特開昭62−63930号公報)。また、特開平7−89254号公報には、支持体上にクッション層、着色感光層及び保護層を有する転写型画像形成材料において、ブロッキング(接着)防止のために保護層に含有させる固体粒子によって生じる画像欠損を該固体粒子のサイズを平均粒径10μm以下とすることにより改善する技術が開示されている。

0007

しかし、上記技術による画像形成材料には、レチキュレーション防止及びブロッキング防止には効果があったが、次のような問題があることが分かった。すなわち、感光性樹脂層の残留溶媒によりその性能が不安定になり、例えば、カラープルーフのような用途で感光性樹脂層の可塑剤が変化することにより現像液浸透性が変化し、色再現性が不安定になる傾向があり、また、感光性樹脂層がo−キノンジアジド化合物等の露光でN2ガスを生じる成分を含有する場合、画像露光時に生じるN2ガスの気泡により網点画像再現性が劣化する問題がある。

発明が解決しようとする課題

0008

本発明の目的は、第1に、画像形成材料製造の後、感光層に残存する該層の塗布溶媒に起因する性能の不安定を改善し、それにより色校正に使用するときの色再現性を改善することであり、第2に、画像形成材料の像様露光時のN2ガスの気泡による網点画像再現性の劣化を低減することであり、第3に網点画像の再現性及び画像形成材料の保存性が改良された画像形成材料及びそれを用いた画像形成方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成する本発明は下記(1)ないし(3)である。

0010

(1)支持体上に着色剤を含有する感光層及び保護層を順次塗設してなる画像形成材料において、該保護層の、該感光層の塗設に用いた塗布溶媒蒸気に対する気体透過度(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上であることを特徴とする画像形成材料。

0011

(2)クッション性を有する支持体上に着色剤及びo−キノンジアジド化合物を含有する感光層並びに保護層を順次塗設してなる画像形成材料において、該保護層が下記(イ)及び(ロ)の条件を満たすことを特徴とする画像形成材料。

0012

(イ)窒素ガス気体透過性(JIS K7126)が500cc/m2・24hratm以上である。

0013

(ロ)該保護層の膜厚より大きい平均粒径を有する無機不定形粒子及び該保護層の膜厚より大きい平均粒径を有する有機球状粒子を含有し、その比率が40:60〜60:40重量比である。

0014

(3)支持体上に、着色剤を含有する感光層及び保護層を順次塗設してなる画像形成材料を、少なくとも像様露光し現像液を用いて現像処理することにより画像を形成する画像形成方法において、該画像形成材料が前記(1)又は(2)に記載の画像形成材料であることを特徴とする画像形成方法。

0015

以下、本発明について詳述する。

0016

請求項1ないし3に係る発明において、着色剤を含有する感光層(以下「着色感光層」という)に用いられる感光性の化合物又は組成物としては種々のものが使用可能であるが、活性光線照射を受けると短時間のうちにその分子構造化学的な変化をきたし、溶媒に対する溶解性が変化し、ある種の溶媒を適用した場合には、露光部分又は非露光部分が溶解除去してしまうようなモノマープレポリマー又はポリマーなどの化合物のすべてが含まれる。使用可能な感光性化合物又は組成物の例としては、露光部の溶解性が低下する、いわゆるネガ型のものとして、ポリビニルアルコールケイ皮酸エステル化したもので代表される光架橋型の感光性樹脂系;ジアゾニウム塩やその縮合体をポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンポリアクリルアミド等と縮合した系;また、芳香族アジド化合物光架橋剤として用い固化ゴム等のバインダーと結合した系等があり、更に光ラジカル重合光イオン重合を利用した感光性樹脂も用いことができる。また、露光部の溶解性が増大する、いわゆるポジ型のものとしては例えば、o−キノンジアジド化合物を感光性物質とする感光性樹脂組成物が挙げられる。

0017

請求項1ないし3に係る発明において、着色感光層に用いられる感光性組成物としては、公知のポジ型感光性組成物及びネガ型感光性組成物を用いることができるが、ポジ型感光性組成物としては、o−キノンジアジド化合物を含有する感光性組成物を用いることが好ましい。o−キノンジアジド化合物は感光剤として機能し得るものであれば任意のものを使用できる。

0018

具体的には例えば、1,2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−6−スルホニルクロライドとヒドロキシル基及び/又はアミノ基を含有する化合物を縮合させた化合物が好適に用いられる。

0020

ここに記したことを含めて、o−キノンジアジド化合物に関しては、更にJ.コザー(J.Kosar)著「ライトセンシチブ・システム」(LightSensitive System)(ニューヨーク市、ジョンワイリアンドサンズ社、、1965年発行)、及び永、乾共著“感光性高分子”(講談社、1977年発行)に記載のものに従うことができる。

0021

請求項1ないし3に係る発明において、着色感光層は、公知の高分子化合物及び合成樹脂を含有することができ、特に下記一般式で示されるカルボン酸ビニルエステル単量体単位を分子構造中に有する高分子化合物を含有することが好ましい。

0022

0023

但し、Rはアルキル基を表し、置換基を有するアルキル基をも含む。

0024

上記のような構造の高分子化合物であれば、任意に用いることができるが、上記一般式で示される単量体単位を構成するためのカルボン酸ビニルエステルモノマーとしては、下記例示のものが好ましい。名称化学式とを併記して示す。

0025

酢酸ビニルCH3COOCH=CH2
プロピオン酸ビニルCH3CH2COOCH=CH2
酪酸ビニルCH3(CH2)2COOCH=CH2
ピバリン酸ビニル(CH3)3CCOOCH=CH2
カプロン酸ビニルCH3(CH2)4COOCH=CH2
カプリル酸ビニル CH3(CH2)6COOCH=CH2
カプリン酸ビニルCH3(CH2)8COOCH=CH2
ラウリン酸ビニルCH3(CH2)10COOCH=CH2
ミリスチン酸ビニル CH3(CH2)12COOCH=CH2
10パルミチン酸ビニル CH3(CH2)14COOCH=CH2
11ステアリン酸ビニルCH3(CH2)16COOCH=CH2
12バーサチック酸ビニル

0026

0027

(R1、R2はアルキル基で、その炭素数の和は7である。即ちR1+R2=C7H16の形になる)
上記高分子化合物は、カルボン酸ビニルエステルの1種を重合させたポリマーでもよく、カルボン酸ビニルエステルの2種以上を共重合させたポリマーでもよく、またカルボン酸ビニルエステルとこれと共重合し得る他の単量体との任意の成分比でのコポリマーであってもよい。

0028

上記一般式で示される単量体単位と組み合わせて用いることができる単量体単位としては、例えばエチレンプロピレンイソブチレンブタジエンイソプレン等のエチレン系不飽和オレフィン類、例えばスチレンα−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−クロロスチレン等のスチレン類、例えばアクリル酸メタクリル酸等のアクリル酸類、例えばイタコン酸マレイン酸無水マレイン酸等の不飽和脂肪族ジカルボン酸類、例えばマレイン酸ジエチルマレイン酸ジブチル、マレイン酸ジ−2−エチルヘキシルフマル酸ジブチルフマル酸ジ−2−エチルヘキシル等の不飽和ジカルボン酸ジエステル類、例えばアクリル酸メチルアクリル酸エチルアクリル酸n−ブチルアクリル酸イソブチルアクリル酸フェニル、α−クロロアクリルメチルメタクリル酸メチルエタクリル酸エチル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、例えばアクリロニトリルメタアクリロニトリル等のニトリル類、例えばアクリルアミド等のアミド類、例えばアクリルアニリド、p−クロロアクリルアニリド、、m−ニトロアクリルアニリド、m−メトキシアクリルアニリド等のアニリド類、例えばメチルビニルエーテルエチルビニルエーテルイソブチルビニルエーテル、β−クロロエチルビニルエーテル等のビニルエーテル類塩化ビニルビニリデンクロライドビニリデンシアイド、例えば1−メチル−1−メトキシエチレン、1,1−ジメトキシエチレン、1,2−ジメトキシエチレン、1,1−ジメトキシカルボニルエチレン、1−メチル−1−ニトロエチレン等のエチレン誘導体類、例えばN−ビニルピロールN−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリデン、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物等のビニル系単量体から生成する単量体単位が挙げられる。

0029

上記高分子化合物として特に好ましいのは、酢酸ビニル単量体単位を分子構造中に有するものである。その中でも、酢酸ビニル単量体単位を40〜95重量%有するもの、数平均分子量(Mn)が1000〜80000のもの、重量平均分子量(Mw)が500〜200000のものが好ましい。更に好ましくは、酢酸ビニル単量体単位(特にこれが40〜95重量%のもの)及び酢酸ビニルより長鎖のカルボン酸ビニルエステル単量体単位を有する高分子化合物が良く、特に数平均分子量(Mn)が2000〜60000、重量平均分子量(Mw)が10000〜150000のものが好ましい。

0030

この場合、酢酸ビニルと共重合して酢酸ビニル単量体単位を有する高分子化合物を構成するモノマーとしては、共重合体を形成し得るものであれば任意であり、例えば上記例示の単量体の中から任意に選ぶことができる。

0031

以下に上記高分子化合物として用いることができる共重合体を、そのモノマー成分を示すことにより列記する。但し当然のことであるが、以下の例示に限られるものではない。

0032

1酢酸ビニル−エチレン
2 酢酸ビニル−スチレン
3 酢酸ビニル−クロトン酸
4 酢酸ビニル−マレイン酸
5 酢酸ビニル−2−エチルヘキシルアクリレート
6 酢酸ビニル−ジ−2−エチルヘキシルマレエート
7 酢酸ビニル−メチルビニルエーテル
8 酢酸ビニル−塩化ビニル
9 酢酸ビニル−N−ビニルピロリドン
10 酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル
11 酢酸ビニル−ピバリン酸ビニル
12 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル
13 酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル
14 酢酸ビニル−ステアリン酸ビニル
15 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−エチレン
16 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−2−エチルヘキシルアクリレート
17 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−ラウリン酸ビニル
18 酢酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸
19 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル
20 プロピオン酸ビニル−バーサチック酸ビニル−クロトン酸
21 ピバリン酸−ステアリン酸ビニル−マレイン酸
着色感光層が含有する着色剤として、染料及び/又は顔料が挙げられる。特に、請求項1又は2に係る発明の画像形成材料を色校正に使用する場合、そこに要求される常色、即ち、イエローマゼンタシアン及びブラックと一致した色調の顔料及び/又は染料が必要となるが、その他に、金属粉白色顔料螢光顔料等も使用することができる。請求項1又は2に係る発明の画像形成材料をカラープルーフに適用する場合、下記のような、この技術分野で公知の多くの顔料及び染料を使用することができる。

0033

(C.Iはカラーインデックスを意味する)。

0034

ビクトリアピュアブルー(C.I 42595)
オーラミン(C.I 41000)
チロブリリアントフラビン(C.Iベーシック13)
ローダミン6GCP(C.I 45160)
ローダミンB(C.I 45170)
サフラニンOK70:100(C.I 50240)
エリオグラウシンX(C.I 42080)
ファーストブラックHB(C.I 26150)
No.1201リオノールイエロー(C.I 21090)
リオノールイエローGRO(C.I 21090)
シムラーファーストイエロー8GF(C.I 21105)
ベンジジンイエロー4T−564D(C.I 21095)
シムラーファーストレッド4015(C.I 12355)
リオノールレッド7B4401(C.I 15830)
ファーストゲンブルーTGR−L(C.I 74160)
リオノールブルーSM(C.I 26150)
三菱カーボンブラックMA−100
三菱カーボンブラック#30,#40,#50
請求項1又は2に係る発明において、着色感光層中の着色剤/着色剤以外の成分の比率は、目標とする光学濃度と着色感光層の現像液に対する除去性を考慮して当業者に公知の方法により定めることができる。着色剤の添加量に特に制限はないが、例えば、染料の場合、好ましくはその含有量は5〜75重量%、顔料の場合、好ましくはその含有量は5〜90重量%が適当である。

0035

着色感光層の膜厚は特に制限はなく、目標とする光学濃度、着色感光層に用いられる着色剤の種類(染料、顔料、カーボンブラック)及びその含有率により当業者に公知の方法により定めることができるが、該膜厚は、好ましくは0.1〜5g/m2である。

0036

着色感光層中には、必要に応じてさらに可塑剤、塗布性向上剤等を添加することもできる。可塑剤としては各種低分子化合物類、例えばフタル酸エステル類トリフェニルホスフェート類、マレイン酸エステル類、塗布性向上剤としては界面活性剤、例えばフッ素系界面活性剤エチルセルロースポリアルキレンエーテル等に代表されるノニオン活性剤等を挙げることができる。

0037

請求項1又は2に係る発明において、着色感光層は、着色剤と結合剤からなる着色層と、感光性組成物からなる感光層との2層に分割された態様でもよく、この場合、どちらの層が支持体側に配置されていてもかまわない。

0038

請求項1又は2に係る発明において、支持体は任意であるが、支持体を通して露光する画像形成材料においては透明支持体が好ましく用いられる。透明支持体としては、ポリエステルフィルム、特に二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムが水及び熱に対する寸法安定性の点で好ましい。そのほかアセテートフィルムポリ塩化ビニルフィルムポリエチレンフィルムポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム等を使用し得る。

0039

請求項1又は2に係る発明において、画像形成材料の支持体は必要によりクッション性を有していてもよい。該画像形成材料が、転写型の画像形成材料に適用される場合、例えば、像様露光された後に現像され、画像が形成され、支持体上に得られた画像から画像部のみが被転写材料上に転写、積層される態様、即ち、実質的に画像を形成する着色画像層のみが転写、積層される場合、被転写面上への転写を効率良く行い、且つ画像転写後の支持体の剥離を容易にするために、支持体表面上部をクッション性とするか又は支持体上にクッション性を有する層を設けることができる。本明細書では、これらクッション性を有する層をクッション層といい、クッション層を有する支持体をクッション性を有する支持体という。

0040

クッション層の厚さは好ましくは5〜50μmの範囲である。クッション層に用いられる樹脂としては、軟化点が−30℃〜150℃のものが好ましい。ここで言う軟化点温度は、VICAT軟化点又は環球法で示した値である。クッション層に用いられる樹脂として、具体的には、以下のものを好ましい樹脂として挙げることができる。

0042

これらのうち、エチレン−酢酸ビニル共重合体が特に好ましい。エチレン−酢酸ビニル共重合体としては、該共重合体中に占める酢酸ビニルの比率が5〜33重量%の範囲のものが好ましく、また、該共重合体のVICAT軟化点が80℃以下であることが好ましい。また、エチレン−酢酸ビニル共重合体の層中には、軟化点が実質的に80℃を越えない範囲で、各種のポリマーや過冷却物質、界面活性剤及び離型剤等を加えることができる。

0043

支持体上に、エチレン−酢酸ビニル共重合体の層を設ける方法としては、
1)エチレン−酢酸ビニル共重合体をトルエン等の有機溶剤に溶解した溶液を支持体上に塗布した後、乾燥して、エチレン−酢酸ビニル共重合体の層を設ける方法。

0044

2)ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂ポリウレタン系樹脂天然ゴム、合成ゴム等を有機溶剤に溶解した溶液を接着剤として用い、支持体上にこれらの接着剤を塗布した後、熱風又は加熱によって乾燥してから、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムを重ね合わせて加熱下に圧着してラミネートする、いわゆる乾式ラミネート法

0045

3)エチレンと酢酸ビニル、エチレンとアクリル酸エステルの共重合物、ポリアミド樹脂、石油樹脂、ロジン類ワックス類の混合物を接着剤とし、これら接着剤をそのまま加熱して溶融状態に保ちながら、支持体上にドクターブレード法ロールコート法グラビヤ法、リバースロール法等で塗布した後、直ちに、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルムを貼り合わせて、必要に応じて高温に加熱してから冷却することによりラミネートする、いわゆるホットメルトラミネート法。

0046

4)エチレン−酢酸ビニル共重合体を溶融状態に保ち、押出機によりフィルム状に押し出し、これが溶融状態にあるうちに、支持体を圧着してラミネートする、いわゆる押出しラミネート法

0047

5)溶融押出し法で支持体となるフィルムを成形する際、複数基の押出機を用い、溶融状態のエチレン−酢酸ビニル共重合体と共に、一回の成形により、支持体フィルム上にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂層を形成する、いわゆる共押出し法。等が挙げられる。

0048

請求項1に係る発明の保護層は、着色感光層の塗設に使用した塗布溶媒蒸気に対する気体透過性(JIS K7126)を500cc/m2・24hratm以上とするものである。上記の気体透過性を有する保護層は、好ましくは、セルロース誘導体をバインダーとし、可塑剤及び固体粒子を含有させた層、即ち、可塑剤を含有するセルロース誘導体の連続相中に均一又は不均一に混在した固体粒子の不連続相を有する層によって得ることができる。

0050

可塑剤としては、上記保護層に用いられるバインダーと容易に相溶するものが用いられ、例えば、ポリエチレングリコール類グリセリン等の多価アルコール、その誘導体等が挙げられる。

0051

固体粒子としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート架橋されたビニル重合体二酸化ケイ素(例えばコロイダルシリカ)、ケイソウ土酸化亜鉛酸化チタン酸化ジルコニウムガラスアルミナデキストリンデンプン(例えばライススターチ)、ステアリン酸カルシウムステアリン酸亜鉛多糖脂肪酸エステル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニリデンクロリドポリエチレンオキシド、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸アルキルエステル、ポリスチレンおよびポリスチレン誘導体ならびにこれらの重合体の単量体を用いた共重合体、ポリビニルメチルエーテル、エポキシ樹脂、可融性フェノール樹脂ポリアミドポリビニルブチラール等で形成される粒子が挙げられる。これらの粒子は、1種を用いてもまた2種以上を混合して用いてもよい。

0052

固体粒子の形状は任意であるが、大きさは保護層の膜厚より大きい平均粒径を有することが好ましい。本明細書において、保護層の膜厚は、保護層の形状に影響を及ぼす固体粒子が存在しない部分の乾燥膜厚であり、固体粒子の平均粒径は光散乱法によって測定した重量平均粒径である。

0053

請求項1に係る発明において、保護層の膜厚は、セルロース誘導体を連続相とする場合、好ましくは0.001〜5μm、特に好ましくは0.01〜3μmであり、固体粒子の付量は、好ましくは0.001〜2g/m2、特に好ましくは0.01〜1.5g/m2であり、可塑剤の量は、好ましくは保護層の樹脂バインダーに対して0.5wt%未満である。可塑剤の量が0.5wt%以上になると気体透過性は向上するが、ブロッキングを発生し易い。

0054

請求項1に係る発明の保護層は、連続相に用いるバインダーはセルロース誘導体に限られない。そのようなバインダーとして、例えば耐傷性良好な高分子重合体等が挙げられる。該高分子重合体としては、活性光線に対して実質的に光透過性被覆層を与えるものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等種々のフィルムベースに使用される樹脂も用いられるが、特に、水あるいは使用される現像液に溶解するものが好ましい。また乾燥過程被覆層形成後の取扱の際にひび割れ等を生じることがなく、密着性にもすぐれている、適度の軟かさと強靭性を有する高分子重合体を使用することが望ましい。

0055

このような高分子重合体の具体例としては、ポリビニルアルコール、ビニルエーテル,アクリル酸,アクリル酸エステル,メタクリル酸,メタクリル酸エステルなどのホモポリマーあるいはこれらを含むコポリマー、可溶性ポリアミド、等を挙げることができる。この他、ポリ酢酸ビニル、メチルビニルエーテル、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、ゼラチンアラビアゴムポリエチレンオキサイド水溶性ポリエステル等も挙げられる。、厚さは、好ましくは0.001〜5μm、特に好ましくは0.01〜3μmである。

0056

請求項1に係る発明の保護層は、感光層の塗布溶媒の種類に応じて気体透過性が前記の条件を満足するように保護層の膜厚、固体粒子の付量、可塑剤の種類と添加量等の条件を調節することにより容易に得ることができる。なお、感光層がo−キノンジアジド化合物のように露光時にN2ガスを発生する成分を含有する場合にはN2ガスに対する気体透過性も高い保護層を付与することが好ましい。

0057

次に、請求項2に係る発明について説明する。

0058

請求項2に係る発明の画像形成材料の保護層は、窒素ガスの気体透過性(JIS K7126)を500cc/m2・24hratm以上とし、かつ保護層の膜厚より大きい平均粒径を有する無機不定形粒子と、保護層の膜厚より大きい平均粒径を有する有機球状粒子とを含有し、該無機不定形粒子と該有機球状粒子との比率が40:60〜60〜40重量比とするものである。

0059

ここで、無機不定形粒子とは、無機物質で形成される粒子であって、その形状を500倍の電子顕微鏡で観察し、最長軸長/最短軸長比が1.2以上のものが全粒子の90%以上を占めるものをいい、有機球状粒子とは、有機化合物で形成される粒子であって、その形状を500倍の電子顕微鏡で観察し、最長軸長/最短軸長比が1.1〜10のものが全粒子の90%以上を占めるものをいう。

0060

上記構成により、支持体がクッション性を有する支持体であり、かつ、感光層が画像露光により窒素ガスを生成する感光層である場合の網点画像の再現性(画像露光時の窒素ガスの気泡の発生による)及び画像形成材料の保存性(画像形成材料の保存による網点画像再現性の劣化)が改善される。

0061

上記窒素ガスの気体透過性(JIS K7126)を有する保護層は、前記請求項1に係る発明の保護層の場合と同様の条件を調節することにより容易に得ることができる。

0062

請求項1に係る発明の画像形成材料は、像様露光されて画像様粘着性差異を生じ、この粘着性の差異によって画像様に被転写材料に着色感光層を転写する画像形成材料、像様露光した後、現像して画像部を形成し、少なくとも該形成された画像部を被転写材料(例えば本紙)に転写して転写画像を得る画像形成材料等とすることができる。前者の画像形成材料を用いて例えば多色画像形する場合、その基本的な方法の1例は次の通りである。

0063

第1の色の着色画像形成材料に第1の色の着色画像を形成し、少なくともその着色画像を被転写材料に転写し支持体を剥離する。また、第2の色の着色画像形成材料に第2の色の着色画像を形成した後、これに伴って形成された第2の色のトンボ画像を被転写材料上の第1の色のトンボ画像と見当合わせを行いながら、第1の色の着色画像上に第2の色の着色画像を転写し、その支持体を剥離して、2色の整合した画像を得る。以下同様に、第3の色及び第4の色の着色画像も被転写材料上に転写し、多色画像を得る。また、場合により、この多色画像を他の被転写材料上に間接転写し、多色画像を得ることもある。

0064

なお、この種の方法は、特開昭47−41830号、同59−97140号、同60−28649号及び米国特許第3,775,113号等に示されたものである。(請求項3の発明)
請求項1又は2に係る発明の画像形成材料を用いる画像形成方法において、画像形成材料を現像するために用いる現像液は、該画像形成材料を現像する現像作用を有するものであれば、任意に使用することができる。好ましくは、アルカリ剤アニオン界面活性剤を含む現像液を用いるのがよい。

0066

また、使用できるアニオン界面活性剤としては、
(1)高級アルコール硫酸エステル類(例えば、ラウリルアルコールサルフェートナトリウム塩オクチルアルコールサルフェートのアンモニウム塩、ラウリルアルコールサルフェートのアンモニウム塩、第二ナトリウムアルキルサルフェート等)、
(2)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリウム塩等)
(3)アルキルアリールスルホン酸塩類(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸ナトリウム塩、ジナフタレンスルホン酸ナトリウム塩、メタニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム塩等)
(4)アルキルアミドスルホン酸塩

0067

0068

(5)二塩基脂肪族エステルのスルホン酸塩類(例えばナトリウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルコハク酸ジヘキシルエステル等)
(6)アルキルナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物(例えばシブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムのホルムアルデヒド縮合物等)
が挙げられる。

0069

アルカリ剤とアニオン界面活性剤とは、任意に組合わせて用いることができる。

0070

次に、本発明を実施例で更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。

0071

実施例1〜3、比較例1(請求項1又は3に係る発明の実施例及び比較例)
クッション性を有する支持体の製造
低密度ポリエチレン樹脂(ミラソンC−2499、三井石油化学製)の5%キシレン溶媒分散液を、厚さ38μmの帯電防止加工ポリエチレンテレフタレートフィルム(T−100G、ダイヤホイルヘキスト(株)製)の未加工面に乾燥後の膜厚が2μmになるように塗布し、120℃のドライヤーで乾燥させてポリエチレンテレフタレート上に低密度ポリエチレン樹脂の均一な塗膜を有する仮支持体を得た。次に、厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(ルミラーT−60、東レ(株)製)上に、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVAFLEX P−1407、三井デュポンケミカル社製)を厚さ30μmの層に押し出しラミネート法により形成し、同時に前記仮支持体の低密度ポリエチレン樹脂の塗膜面を貼り合わせ、冷却後、仮支持体のポリエチレンテレフタレートフィルムのみを剥離して除去し、クッション性を有するロール状の支持体を製造した。

0072

着色感光層の塗設
上記ロール状の支持体上の低密度ポリエチレン樹脂層上に、下記組成感光層用塗布液ワイヤーバーを用いて乾燥膜厚が1.8μmとなるように塗布し、乾燥ゾーンで乾燥し、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各着色剤を含有する感光層を設けた。

0073

感光層用塗布液組成
p−クレゾールノボラック樹脂ナフトキノ−1,2−ジアジド−4−スルホ
ン酸クロライドとのエステル化物0.616重量部
酢酸ビニル(80wt%)−バーサチック酸ビニル(20wt%)共重合体樹
脂(平均分子量約5万、50%メタノール溶液) 8.768重量部
下記顔料下記の量
メチルエチルケトン35.200重量部
顔料
イエロー:リオノールイエローNo.1206(東洋インキ製造(株)製)
0.680重量部
マゼンタ:リオノールレッド6B FG−4219(東洋インキ製造(株)製)
0.680重量部
シアン:リオノールブルーFG−7330(東洋インキ製造(株)製)
0.550重量部
ブラック:カーボンブラックMA−100(三菱化学(株)製)
0.990重量部
保護層の塗設
感光層用塗布液の塗布30分後に、感光層上に下記表1に記載の組成の保護層用塗布液を同表に記載の乾燥膜厚になるようにワイヤーバーを用いて塗布し、乾燥ゾーンで乾燥させて得た4種の画像形成材料をロール状に巻き取り、1日間25℃で保存した。

0074

0075

着色感光層の塗布溶媒であるメチルエチルケトンに対する保護層の気体透過性は次の方法で測定した。

0076

厚さ25μmの低密度ポリエチレンフィルム上に表1に記載の保護層塗布液を同表記載の乾燥膜厚になるように塗布し、測定用サンプルとした。ガス透過率測定器(東洋精機製作所製)を用い、JIS K7126の方法に従い、感光層の塗布溶媒であるメチルエチルケトンを透過蒸気として24時間の気体透過性を測定した。次に、測定サンプルの保護層を剥離除去し、ポリエチレンフィルムのみのメチルエチルケトン蒸気の気体透過性を測定し、その差を保護層の気体透過性とした。

0077

色画像の作成
原稿として4色色分解ポジ画像フィルムを用い、各色画像形成材料について原稿画像感光層側から見て逆像となるように密着し、4kWメタルハライドランプで50cmの距離から約60秒間画像露光を行い、更に下記組成の現像液を使用し、自動現像処理装置(EX900D、コニカ(株)製)で現像処理し、クッション性支持体上に画像を作成した。

0078

現像液組成
コニカPS版現像液SDP−1(コニカ(株)製) 40ml
レックスNB−L(界面活性剤、花王アトラス(株)製) 100ml
蒸留水100ml
自動現像処理装置の70℃に加温された転写ドラム上にマットコート紙ニューエイジ、新王子製紙(株)製)を設置し、まず現像処理されたイエロー画像形成材料を110℃に加温された加圧ローラでニップし、90cm/minの速度でラミネートし、支持体を剥離し、画像のみをマットコート紙に転写した。転写画像について解像度及びクリア感度を評価した。ついで、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で転写を行い、マットコート紙上に4色画像を作成した。

0079

透過濃度の測定
マゼンタ用の画像形成材料については、未露光部分の現像処理前後の透過濃度を、透過濃度計(TD910、マクベス社製)を用いて測定した。

0080

以上の結果を下記表2に示す。

0081

0082

実施例4〜7、比較例2〜6(請求項2又は3に係る発明の実施例及び比較例)
保護層塗布液の組成と乾燥膜厚を下記表3に記載のとおりとした以外は実施例1と同様にして画像形成材料を作成した。

0083

0084

保護層に含有させる固体粒子の形状は、500倍の電子顕微鏡で観察し、最長軸長/最短軸長比が1.2以上のものが全粒子の90%以上を占めるものを不定形とし、最長軸長/最短軸長比が1.1〜10のものが全粒子の90%以上を占めるものを球状粒子とした。

0085

保護層のN2ガスの気体透過性については下記の方法で測定した。

0086

厚さ25μmの低密度ポリエチレンフィルム上に各保護層塗布液を表2の乾燥膜厚になるように塗布し、測定用のサンプルとした。ガス透過率測定器(東洋精機製作所製)を用い、JIS K7126の方法に従い、N2ガスを透過蒸気として24時間の気体透過性を測定した。次に、測定サンプルの保護層を剥離除去し、ポリエチレンフィルムのみのNガスの気体透過性を測定し、その差を保護層の気体透過性とした。

0087

画像再現性の評価
前記画像形成材料を重ねて3日間保存した後、画像再現性及び印刷物近似性の評価を行った。

0088

マゼンタ用の画像形成材料のポリエチレンテレフタレートフィルム面に、UGRA Plate Control Wedge、コニカステップタブレットを現像後の画像が感光層側から見て逆像となるように密着し、4kWメタクハライドランプで50cmの距離から約60秒間画像露光を行い、前記実施例1と同一組成の現像液を使用し、自動現像処理装置(EX900、コニカ(株)製)で現像処理し、クッション性支持体上に画像を作成した。

0089

自動現像処理装置の70℃に加温された転写ドラム上にマットコート紙(ニューエイジ、新王子製紙(株)製)を設置し、現像処理された画像形成材料を110℃に加温された加圧ローラでニップし、90cm/minの速度でラミネート、支持体を剥離し、画像のみをマットコート紙に転写した。転写画像について解像度、クリア感度を評価した。

0090

また、各色画像形成材料について、原稿に4色の色分解ポジ画像形成フィルムを用いて、上記と同様の方法により現像、転写をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で行い、マットコート紙上に4色画像を作成した。

0091

以上の結果を下記表4に示す。

0092

0093

(注)無機粒子及び有機粒子の欄の上段は粒子の形状、下段は比率(重量比)
表4から、請求項2又は3に係る発明によれば、保存性に優れ、4色画像の印刷物近似性の高い画像形成材料が得られることが分かる。

発明の効果

0094

請求項1ないし3に係る発明によれば、支持体上に着色剤を含有する感光層及び保護層をこの順に塗設した画像形成材料において、画像形成材料を製造した後、感光層に残存する該感光層の塗布溶媒に起因する性能の不安定が改善され、それにより、色校正等に使用するときの色再現性が改善され、請求項2に係る発明及び該発明の画像形成材料を用いる請求項3に係る発明によれば、また、感光層が像様露光時にN2ガスの気泡を生じるものであるとき、該気泡による画像再現性の劣化が改善され、さらに網点画像の再現性及び画像形成材料の保存性が改善される。

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