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技術 通信制御システム、通信制御装置、ゲーム装置および記録媒体

出願人 株式会社セガゲームス
発明者 大橋修伊勢進
出願日 1996年12月5日 (24年0ヶ月経過) 出願番号 1996-325257
公開日 1998年6月26日 (22年6ヶ月経過) 公開番号 1998-171741
状態 特許登録済
技術分野 電子ゲーム機 計算機・データ通信 デジタル計算機の表示出力 計算機間の情報転送
主要キーワード 環境設定条件 補助ブロック 減点対象 初期設定条件 システムコントロールユニット プレイ条件 コースマップ ボーナス点
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図面 (7)

課題

いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件が存在する場合に、合理的にこの条件を決定する通信制御技術の提供。

解決手段

複数の通信制御装置の間で通信200を行う通信制御システムであって、複数の通信制御装置A、Bのうちいずれか一のマスター通信制御装置Aは、環境設定条件、たとえばドライビングゲームにおける天候といったプレイ条件を、他の通信制御装置Bに優先して決定する権限を有する。スレーブ通信制御装置Bは、自らが希望する環境設定条件をマスター通信制御装置Aに通報することができ、かつ、マスター通信制御装置Aが決定した環境設定条件が、自らが希望する環境設定条件に合致していない場合には、マスタ通信制御装置による環境設定条件を自らの設定とする。

概要

背景

コンピュータ装置テレビゲーム装置にゲームやシミュレーションを実行させる際、それらの装置を単独で使用するのが一般的である。これに対し、遠隔地のコンピュータ装置やゲーム装置電話網のような通信回線で接続し、遠隔地にある装置の間でゲームやシミュレーションが行えるシステムが提案されている。

これらシステムでは、通信回線を介し、互いの装置の操作データ等が相互に送信され、それらが装置の処理に反映する。このため、各装置では、あたかも一つの装置に二つの操作手段を直接接続して処理させたかの如く、装置を動かすことができる。

概要

いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件が存在する場合に、合理的にこの条件を決定する通信制御技術の提供。

複数の通信制御装置の間で通信200を行う通信制御システムであって、複数の通信制御装置A、Bのうちいずれか一のマスター通信制御装置Aは、環境設定条件、たとえばドライビングゲームにおける天候といったプレイ条件を、他の通信制御装置Bに優先して決定する権限を有する。スレーブ通信制御装置Bは、自らが希望する環境設定条件をマスター通信制御装置Aに通報することができ、かつ、マスター通信制御装置Aが決定した環境設定条件が、自らが希望する環境設定条件に合致していない場合には、マスタ通信制御装置による環境設定条件を自らの設定とする。

目的

そこで、本発明は、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件が存在する場合に、合理的にこの条件を決定することができる通信制御技術を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
9件

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請求項1

複数の通信制御装置の間で通信を行う通信制御システムであって、複数の前記通信制御装置のうちいずれか一のマスター通信制御装置は、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件を、他の通信制御装置に優先して当該マスター通信制御装置の操作者の操作によって決定する権限を有し、このマスター通信制御装置以外の他のスレーブ通信制御装置は、当該スレーブ通信制御装置の操作者の操作によって当該操作者自らの希望を反映した環境設定条件をマスター通信制御装置に通報し、かつ、前記マスター通信制御装置が操作者の操作によって決定した環境設定条件が、当該スレーブ通信制御装置の操作者自らの希望を反映した環境設定条件に合致しているか否かに関らず、当該マスター通信制御装置が決定した環境設定条件を自らの環境設定条件として設定することを特徴とする通信制御通信システム

請求項2

他の通信制御装置との間で通信を行う通信制御装置であって、自らの通信制御装置の動作環境に基づいて、当該通信制御装置が、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件を、他の通信制御装置に優先して決定する権限を有するか否かを判断し、前記動作環境が当該権限を有するマスター通信制御装置であることを示している場合には、前記環境設定条件を他の通信制御装置に優先して当該マスター通信制御装置の操作者の操作によって決定し、前記動作環境が当該権限を有しないスレーブ通信制御装置であることを示している場合には、当該スレーブ通信制御装置の操作者の操作によって当該操作者自らの希望を反映した環境設定条件をマスター通信制御装置に通報し、かつ、前記マスター通信制御装置が操作者の操作によって決定した環境設定条件が、当該スレーブ通信制御装置の操作者自らの希望を反映した環境設定条件に合致しているか否かに関らず、当該マスター通信制御装置が決定した環境設定条件を自らの環境設定条件として設定すること、を特徴とする通信制御装置。

請求項3

他の通信制御装置との間で通信を行う通信制御装置であって、自らの通信制御装置の動作環境に基づいて、当該通信制御装置が、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件を他の通信制御装置に優先して決定する権限を有するか否かを判断し、当該通信制御装置が当該権限を有しないスレーブ通信制御装置である場合には、当該スレーブ通信制御装置の操作者の操作により、当該操作者が希望する前記環境設定条件を示すカーソルを表示することができるが、当該カーソルの表示の如何に関らず、前記権限を有するマスター通信制御装置から通報された操作者の操作によって決定した環境設定条件のみにしたがって、自らの環境設定条件を設定すること、を特徴とする通信制御装置。

請求項4

当該通信制御装置が前記マスター通信制御装置である場合には、前記スレーブ通信制御装置から通報された環境設定条件を、自らが選択する環境設定条件とともに表示し、かつ、この自らが選択する環境設定条件を当該スレーブ通信制御装置に通報し、当該通信制御装置が前記スレーブ通信制御装置である場合には、前記マスター通信制御装置から通報された環境設定条件を、自らが選択する環境設定条件とともに表示すること、を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。

請求項5

当該通信制御装置が前記マスター通信制御装置である場合には、当該環境設定条件の選択に要する時間が所定の制限時間に達した時に、この時に自らが選択していた環境設定条件を、最終的な環境設定条件として決定し、かつ、この最終的な環境設定条件をスレーブ通信制御装置に通報すること、を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。

請求項6

当該通信制御装置が前記マスター通信制御装置である場合には、前記スレーブ通信制御装置から通報された環境設定条件を受容したか拒絶したかに応じて、これら通信制御装置間で行われる処理の内容を変更すること、を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。

請求項7

前記動作環境は、通信回線支払い義務の有無に関するものであること、を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。

請求項8

前記通信制御装置は、自らが選択する環境設定条件の内容を説明する画像を表示すること、を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。

請求項9

前記環境設定条件が複数存在する場合には、環境設定条件が変わるごとに、前記環境設定条件を優先して決定する権限を順次他の通信制御装置に移転すること、を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。

請求項10

請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の通信制御装置を備えたゲーム装置であって、前記環境設定条件は、ゲームプレイ初期設定条件に関すること、を特徴とするゲーム装置。

請求項11

コンピュータ装置に、自らの装置の動作環境に基づいて、通信回線を通じて接続されるすべての装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件を他の装置に優先して決定する権限を当該装置が有するか否かを判断するステップを処理させ、前記動作環境が当該権限を有するマスター装置であることを示している場合には、前記環境設定条件を他の通信制御装置に優先して当該マスター通信制御装置の操作者の操作によって決定するステップをさらに処理させ、前記動作環境が当該権限を有しないスレーブ装置であることを示している場合には、操作者の操作によって当該操作者自らの希望を反映した環境設定条件をマスター装置に通報するステップと、前記マスター装置が操作者の操作によって決定した環境設定条件が、当該スレーブ装置の操作者自らの希望を反映した環境設定条件に合致しているか否かに関らず、当該マスター装置が決定した環境設定条件を自らの環境設定条件として設定するステップと、をさらに処理させるプログラムデータが記録されたことを特徴とする記録媒体

技術分野

0001

本発明は、通信回線を介して通信するゲーム装置のような通信制御システム係り、特に、通信制御装置間における環境設定条件決定方法の提案に関する。

背景技術

0002

コンピュータ装置テレビゲーム装置にゲームやシミュレーションを実行させる際、それらの装置を単独で使用するのが一般的である。これに対し、遠隔地のコンピュータ装置やゲーム装置を電話網のような通信回線で接続し、遠隔地にある装置の間でゲームやシミュレーションが行えるシステムが提案されている。

0003

これらシステムでは、通信回線を介し、互いの装置の操作データ等が相互に送信され、それらが装置の処理に反映する。このため、各装置では、あたかも一つの装置に二つの操作手段を直接接続して処理させたかの如く、装置を動かすことができる。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、遠隔地にあるコンピュータ装置やゲーム装置の間で同一のシミュレーションやゲームを行う場合、その環境設定条件を各装置間で同一にしなければならない場合がある。ここで、環境設定条件とは、同一の設定にしておかないと、装置間の整合性がとれなくなったり、あるいは不公平になったりする条件をいう。例えば、ドライビングゲームの場合におけるコースの種類や走行時の天候である。

0005

このとき、通信線で接続されるゲーム装置のうち、いずれか一つの装置のみに環境設定条件の決定権があって他の装置が決定に参加できないのでは、この決定に参加できない装置で遊ぶ遊技者がつまらない。一方、双方の装置が決定できるとすれば、双方の装置を操作する遊技者の意見食い違いがある場合、いつまでも環境設定条件を決定することができない。また、決定までに長時間を要すれば、回線使用料が上がる。

0006

そこで、本発明は、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件が存在する場合に、合理的にこの条件を決定することができる通信制御技術を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

請求項1に記載の発明は、複数の通信制御装置の間で通信を行う通信制御システムに関する。

0008

複数の通信制御装置のうちいずれかは、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件を、他の通信制御装置に優先して決定する権限を有する。これをマスター通信制御装置とする。このマスター通信制御装置以外の他の通信制御装置を、スレーブ通信制御装置とする。

0009

動作環境が当該権限を有するマスター通信制御装置であることを示している場合、環境設定条件を他の通信制御装置に優先して当該マスター通信制御装置の操作者の操作によって決定する。

0010

また、動作環境が当該権限を有しないスレーブ通信制御装置であることを示している場合、このスレーブ通信制御装置は、操作者の操作によって当該操作者自らの希望を反映した環境設定条件をマスター通信制御装置に通報する。これにより、マスター通信制御装置にこの操作者の希望する環境設定条件を伝えることができる。しかし、マスター通信制御装置が操作者の操作によって決定した環境設定条件が、当該スレーブ通信制御装置の操作者自らの希望を反映した環境設定条件に合致しているか否かに関らず、当該スレーブ通信制御装置は、当該マスター通信制御装置が決定した環境設定条件を自らの環境設定条件として設定しなければならない。

0011

なお、通信制御装置としては、ゲーム装置、シミュレーション装置等、複数の装置のうち、いずれか一つのみが最終的な環境設定条件の決定権を持つことが好ましい装置である。

0012

請求項2に記載の発明は、個々の通信制御装置に関する。通信制御装置は、自らの動作環境に基づいて、前記環境設定条件を他の通信制御装置に優先して決定する権限を当該通信制御装置が有するか否かを判断する。

0013

なお、動作環境としては、請求項7に記載するように、通信回線の支払い義務の有無に関するものであることが好ましい。通信回線を支払う側の装置に優先決定権を持たせなければ、不公平になるからである。

0014

請求項3に記載の発明は、スレーブ通信制御装置の動作に関する。すなわち、通信制御装置が当該権限を有しないスレーブ通信制御装置である場合には、当該スレーブ通信制御装置の操作者の操作により、操作者が希望する前記環境設定条件を示すカーソルを表示することができる。これにより、操作者が希望する環境設定条件を通報できる。しかし、最終的には、カーソルの表示の如何に関らず、前記権限を有するマスター通信制御装置から通報された操作者の操作によって決定した環境設定条件のみにしたがって、自らの環境設定条件を設定する。スレーブ通信制御装置の表示するカーソルは、選択することはできるが実体的な設定そのものを示さない「設定機能を有しないカーソル」といえる。

0015

請求項4に記載の発明は、表示および通報に関する。マスター通信制御装置である場合には、スレーブ通信制御装置から通報された環境設定条件を、自らが選択する環境設定条件とともに表示し、かつ、この自らが選択する環境設定条件を当該スレーブ通信制御装置に通報することができる。

0016

スレーブ通信制御装置である場合には、前記マスター通信制御装置から通報された環境設定条件を、自らが選択する環境設定条件とともに表示する。すなわち、自ら選択する環境設定条件が通報され表示されるので、操作者は通信相手の装置の選択を参照することができる。

0017

請求項5に記載の発明によれば、マスター通信制御装置である場合には、当該環境設定条件の選択に要する時間が所定の制限時間に達した時に、自らが選択していた環境設定条件を、最終的な環境設定条件として決定する。また、この最終的な環境設定条件をスレーブ通信制御装置に通報する。すなわち、マスター通信制御装置により決定された環境設定条件が、スレーブ通信制御装置にも設定される。

0018

請求項6に記載の発明によれば、当該通信制御装置がマスター通信制御装置である場合には、スレーブ通信制御装置から通報された環境設定条件を受容したか拒絶したかに応じて、これら通信制御装置間で行われる処理の内容を変更する。相手の希望が汲み取られるか否かにより、自らに環境設定条件の決定権のない相手(スレーブ通信制御装置)側の利益が大きな影響を受けるからである。例えば、通信制御装置がゲーム装置であれば、認容した場合には当該マスター通信制御装置にボーナスとなる得点を、否認した場合には、当該マスター通信制御装置にペナルティとなる得点を加える。

0019

請求項8に記載の発明によれば、通信制御装置は、自らが選択する環境設定条件の内容を説明する画像を表示する。これにより通信制御装置の操作者に選択の便宜を図ることができる。

0020

請求項9に記載の発明によれば、環境設定条件が複数存在する場合には、当該環境設定条件が変わるごとに、当該環境設定条件を優先して決定する権限を順次他の通信制御装置に移転する。環境設定条件の優先決定権が移るので、相手の選択を無視した環境設定条件の決定を行い難くなり、決定の適正化が図れる。

0021

請求項10は、本発明の通信制御装置を備えたゲーム装置である。このとき、環境設定条件は、ゲームプレイ初期設定条件に関するものとなる。

0022

請求項11に記載の発明は、コンピュータプログラムデータが記録された記録媒体に関する。このプログラムデータは、コンピュータ装置に、自らの装置の動作環境に基づいて、通信回線を通じて接続されるすべての装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件を他の装置に優先して決定する権限を当該装置が有するか否かを判断するステップを処理させ、動作環境が当該権限を有するマスター装置であることを示している場合には、前記環境設定条件を他の通信制御装置に優先して当該マスター通信制御装置の操作者の操作によって決定するステップと、をさらに処理させ、前記動作環境が当該権限を有しないスレーブ装置であることを示している場合には、操作者の操作によって当該操作者自らの希望を反映した環境設定条件をマスター装置に通報するステップと、マスター装置が操作者の操作によって決定した環境設定条件が、スレーブ装置の操作者自らの希望を反映した環境設定条件に合致しているか否かに関らず、マスター装置が決定した環境設定条件を自らの環境設定条件として設定するステップと、をさらに処理させるものである。

発明を実施するための最良の形態

0023

次に、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。本実施の形態は、本発明の通信制御システムをゲームシステムに適用したものである。

0024

(構成の説明)図1に、本実施の形態のゲームシステムの全体図を示す。同図に示すように、本ゲームシステムは、本発明の通信制御装置であるゲーム装置100(AおよびB)、公衆電話網等の回線200、およびホストコンピュータ300を備えて構成される。

0025

ゲーム装置100の構成については後述する。本形態では特に通信を行うゲーム装置をそれぞれゲーム装置AおよびBと称する。

0026

回線200は、本ゲームシステムが遠隔地にあるゲーム装置間の通信であるため、通常公衆電話回線である。ただし、回線の種類によって本発明が制限を受けるものではないため、種々の回線を適用できる。例えば、高速通信網専用回線衛星通信等を利用するものでもよい。また、同じ建物の中で個別にケーブルを接続して行うコンピュータ間通信、LAN、あるいはCATVにおける通信であってもよい。

0027

ホストコンピュータ300は、通信によるゲームシステムにおける管理をするものである。コンピュータによる情報管理を行うことができるものであれば、特にコンピュータの性能に技術的制限はない。管理の内容は、後述するように、ゲーム装置間で通信によるゲームプレイをしたい遊技者に、そのゲームプレイの相手を紹介するものである。

0028

ゲーム装置100は回線200を介して通信が可能である他、ゲーム装置100とホストコンピュータ300との接続も可能である。いずれも回線を通じて行われる。

0029

図2に、ゲーム装置100の外観図を示す。同図に示すように、ゲーム装置は、ゲーム装置本体1に、コネクタ4a、4bとケーブル5a、5bを介しパッド3a、3bが接続される。また、回線200と通信するためのモデムユニット18がカートリッジ接続部10に着脱可能である。モデムユニット18のモジュラージャック19には、モジュラープラグ201が取り外し可能である。また、モニタ装置6のビデオ出力端子7aからビデオケーブル8aが、音響出力端子7bから音響ケーブル8bが、ゲーム装置本体1の図示しないビデオ入力端子および音響入力端子に接続される。

0030

パッド3aおよび3bは、遊技者により操作される入力装置である。パッド3aおよび3bには、方向を指示する十字キー2aと、複数の押しボタン2bとが設けられる。本発明の通信制御を実現するプログラムデータが記録された記録媒体CD−ROM9は、ゲーム装置本体1の内部に装着される。

0031

図3に、ゲーム装置100のブロック図を示す。ゲーム装置100は、カートリッジ接続部10、CPUブロック11、ビデオブロック12、音響ブロック13および補助ブロック14が、バスライン17を介し相互に接続されて構成される。

0032

カートリッジ接続部10の中にはカートリッジインターフェース(以下I/Fと略す)15が設けられている。カートリッジI/F15に接続されたモデムユニット18は、バスライン17に電気的に接続され、公知の通信手順により他のゲーム装置等と通信する。

0033

CPUブロック11は、メインCPU21、RAM22、ROM23、システムコントロールユニット24およびサブCPU25が、バスライン26で相互に接続されて構成される。メインCPU21は、ROM23に格納されたIP/Lにしたがって補助ブロック14に装着されたCD−ROM9からプログラムデータを読みRAM22に格納する。さらに、RAM22に格納されたプログラムデータにしたがって本発明の通信制御処理を行う。RAM22は、CD−ROM9から転送されたプログラムデータや画像データが格納される他、メインCPU21の作業領域として使用される。ROM23には、IP/L等のプログラムデータと、ポリゴンデータが格納される。システムコントロールユニット24は、システムバスであるバスライン26と外部バスであるバスライン17とのデータ交換を管理する。サブCPU25は、パッド3aおよび3bからのデータのインターフェースを管理する。

0034

ビデオブロック12は、CPUブロック11から供給されるポリゴンデータやコマンドにしたがって画像データを生成し、ビデオケーブル3aを介してモニタ装置6に出力する。

0035

音響ブロック13は、CPUブロック11から供給されるコマンドにしたがって音響データを生成し、音響ケーブル8bを介してモニタ装置6に出力する。

0036

補助ブロック14は、CDI/F16を介してバスライン17に接続される。この補助ブロック14にはCD−ROM9が装着され、CPUブロック11の制御に対応して読み取られたデータがCPUブロック11等に転送される。

0037

(ゲームプレイの内容)本形態のゲーム装置では、CPUブロック11がプログラムデータにしたがって処理することにより、ドライビングゲームが提供される。このゲームでは、遊技者が操作する車(自車)、ゲームプレイの相手として選んだゲーム装置の遊技者が操作する車(敵車)およびプログラムにしたがって走るその他の車(他車)がモニタ装置6に表示される。遊技車は自車を操作し、特に、敵車との関係で優劣を競う。複数のゲーム装置の間でゲームを行う場合、必ず共通にしておかなればならないデータが存在する。このドライビングゲームの場合であれば、それは、自車および敵車がともに走るコースの種類であり、両車がともに影響を受ける天候条件である。これらを環境設定条件といい、以下の処理において決定する。

0038

(システム全体の動作説明)次に、本実施の形態における動作を説明する。図4に、本実施の形態のゲームシステム全体の処理手順の一例を示す。以下、各処理の段階ごとに説明する。

0039

遊技者募集段階:ゲーム装置を操作する遊技者が、ゲームプレイの相手となる遊技者を探す段階である。図1も参照しながら説明する。なお、図1における手順の番号(S1等)は、図4における手順の番号と対応する。

0040

いま、図1におけるゲーム装置Bを操作する遊技者が、ゲームプレイを行いたいものとする。この遊技者はゲーム装置100のパッド3(3aでも3bでもよい)を操作し、ホストコンピュータ300を呼び出し、ゲームの申請とその条件を登録する(S1)。ゲームの申請とは、ゲームの相手を募集する旨を意味し、その条件とは、ゲームの種類(本形態ではドライビングゲームであること)や熟練度等をいう。具体的には、ゲーム装置BのメインCPU21が、パッド3から転送された操作データがホストコンピュータ300の呼び出しを指示していると判断し、モデムユニット18にホストコンピュータ300の宛先番号を呼び出させる。そして、自らのゲームプレイの条件と自らの加入者電話番号をデータとしてホストコンピュータ300へ転送する。

0041

ホストコンピュータ300は、ゲーム装置B側からゲームプレイをしたい旨の呼び出しがあると、そのゲーム装置Bの電話番号とその条件とを記憶する。そして、ゲームの相手の募集を受け付けた旨をゲーム装置Bに知らせ、回線を切断する(S2)。ゲーム装置Bは、相手となるゲーム装置が見つかるまで待機することになる。

0042

一方、ゲーム装置Aを操作する遊技者も同じドライビングゲームをしたいと思い、ホストコンピュータ300を呼び出し、ゲームの申請をする(S3)。このとき、ホストコンピュータ300は、ゲーム装置Aからゲームの条件に関するデータを読み取り、この条件に合う待機中のゲーム装置があるか否かを検索する。条件に合わない場合は、ゲーム装置Aについてもその電話番号と条件を登録する。ここでは、すでにゲーム装置Bが同一のゲームプレイを望んでいるので、条件が合致する。そこで、ホストコンピュータ300は、ゲーム装置Aにゲーム装置Bの電話番号を通知し、回線を切断する(S4)。

0043

同期確立段階:ゲーム装置Bの電話番号を通知されたゲーム装置Aの遊技者は、再度、ゲーム装置100を用いてこのゲーム装置Aの電話番号を呼び出す(S5)。ゲーム装置A側では、モデムユニット18が同期を確立する(S6)。この結果、双方のゲーム装置は、ゲームプレイそのものの処理に移行する。なお、ゲーム装置が回線に異常が発生したことを検出すると、その原因を探知して記憶し、復帰可能な場合は異常が終了した後に、回線を正常状態に復帰させる。

0044

コース設定段階: S7〜S16までは、ゲームの初期設定に相当する。図6に、ゲーム装置のモニタ装置6に表示される画面表示の例を示す。同図に示すように、画面の右半分にコースの種類を選択するメニューバー(MA、MB)が表示され、左半分に、メニューバー(MA、MB)で選択されているコースのデータが表示される。コースは、パッド3の矢印キー2aを操作することにより同図矢印の方向に自由に選択していくことができる。例えば、ゲーム装置Aの画面では、コース1が選択されているので、左半分にはコース1のコースマップおよびデータ類が表示されている。ゲーム装置Bの画面では、コース3が選択されているので、左半分にはコース3のコースマップおよびデータ類が表示される。

0045

さて、ここで優先順位を決定する必要がある。優先的にコース等の環境設定条件を定める最終権限が、いずれのゲーム装置にあるかを定めるのである。本形態では、いずれのゲーム装置が回線使用料を払っているかにより定める。ここでは、ゲーム装置Aがゲーム装置B側を呼び出したので、ゲーム装置A側が回線使用料(電話料金)を支払う。よって、ゲーム装置A側の優先順位が高くマスターとなる。一方ゲーム装置Bは優先順位が低くスレーブとなる。優先順位が高いか低いかを、遊技者に知らせるため、優先順位に応じた表示をする。例えば、図6に示すように、優先順位の低いゲーム装置BのメニューバーMBの表示を暗くする(同図では斜線で示す)。

0046

ゲーム装置A(マスター)の遊技者は、メニューバーMAを操作し、コースを選ぶ。選択したコースに関する情報は、回線200を介してゲーム装置Bに伝達される(S7)。ゲーム装置B(スレーブ)側では、回線200を通じて転送されたゲーム装置Aの選択したコースを表示する。例えば、図6では、ゲーム装置Bは、コース1を選択した旨の情報に基づき、ゲーム装置Aの選択したコースのメニューバーMBの横に、ランプLBが表示される。

0047

一方、ゲーム装置B(スレーブ)側でも、同図矢印方向にメニューバーMBを選択することが可能である。この選択は、ゲーム装置Bの希望する環境設定条件としてゲーム装置Aに通報されるが、この希望が汲み取られるか否かの決定は、ゲーム装置Aの権限となる。図6では、ゲーム装置B側ではコース3が選ばれているので、この情報がゲーム装置Aに通報される。ゲーム装置Aは、これに基づきゲーム装置Bが選択したコースのメニューバーの横に、ランプLAを表示する(S8)。両ゲーム装置の選択が異なるということは、ゲーム装置B側の希望するコース設定がゲーム装置Aの希望するコース設定と異なることを意味する。ゲーム装置A(マスター)の操作者は、この表示を見れば、ゲーム装置B(スレーブ)の操作者がどのコースを希望しているのかを知ることができる。しかし、ゲーム装置Aにコース設定等の環境設定条件の決定権があるので、ゲーム装置Aの操作者は、ランプLAの表示にこだわらず、自ら希望するコース設定のまま決定することができる。

0048

ゲーム装置Aの遊技者は、このランプLAの表示を見て、この希望を受け入れてもよいと考えればランプLAが点灯されているメニューバーを選択する。ここでは、ゲーム装置A側は、この希望を受け入れることができないが、他のコース(例えばコース4とする)なら受け入れられると考え、コース4を選択したとする(S9)。この選択の変更はそのままゲーム装置Bに伝達され、ランプLBの表示がコース4に移動する。このとき、ゲーム装置Bの操作者がこの代替案を受け入れるなら、この操作者はメニューバーMBの選択をコース4に変更すればよい。ここでは、コース3を選択したまま変更しなかったとする(S10)。メニューバーの選択が変更されない限り、ゲーム装置AのランプLAはコース3の位置に点灯したままである。

0049

ゲーム装置Aは、上述したように優先決定権を有する。ゲーム装置Aの遊技者がこのままでは埒があかないと判断し、ゲーム装置Bの希望を拒否し、コース4のままパッド3の所定の決定ボタン2bを押すと、これが最終決定となる(S11)。すなわち、ゲーム装置Aでは、コース4が設定される。最終決定がコース4でされた旨のデータはゲーム装置Bに転送され、ゲーム装置Bにおいてもコース4の設定がされる。

0050

このとき、ゲーム装置Aがゲーム装置Bの希望を汲み取ったか否かにより、処理の内容を変えることは好ましい。例えば、ゲーム装置Bの希望を認容すればゲーム装置Aにボーナス得点加算され、ゲーム装置Bの希望を否認すればゲーム装置Aにペナルティが課せられ減点される等である。コース等の環境設定条件の決定権を濫用し、ゲーム装置Aがゲーム装置Bに不利な設定ばかり行うのを防止するためである。ここでは、ゲーム装置Aがゲーム装置Bの希望を否認したので、減点対象となる。

0051

天候設定段階: 天候についても、自車および敵車とも影響を同時に受けるので環境設定条件となる。上記コース設定と同様のやり取りを両ゲーム装置間で行う。ここでもゲーム装置Aが優先決定権がある。例えば、ゲーム装置Aが天候「晴」を希望し天候「晴」のメニューバーを選択したとする。これがゲーム装置Bに通報される(S12)。これに対し、ゲーム装置Bの操作者は天候「雨」を希望し天候「雨」のメニューバーを選択する。これがゲーム装置Aに通報される(S13)。ゲーム装置Aではこれが表示される。ゲーム装置Aの操作者はゲーム装置Bの希望する天候設定を受け入れるか否かを考える。ここでは、ゲーム装置Bの希望を認容し、ゲーム装置Aは天候「晴」を選択したまま最終決定を行ったとする(S14)。ゲーム装置Bの希望を認容したのでゲーム装置Aにボーナス点が加算される。

0052

個別条件交換段階: 個別条件とは、当該ゲーム装置のみの個別の条件であって、対戦相手のゲーム装置には影響を与えない条件をいう。ここでは、自車の車種、自車に課せられる操作の難易度等が考えられる。ゲーム装置Aは、ゲーム装置Bに、これら個別条件を転送する(S15)。この条件に基づき、ゲーム装置Bで表示される敵車(ゲーム装置Aの操作に係る車)が表示される。ゲーム装置Bも、ゲーム装置Aに、これら個別条件を転送しその表示が行われる(S16)。個別条件は、それぞれ個別に決定が可能である。つまり、前述した環境設定条件であるコース設定や天候設定と異なり、ゲーム装置B(スレーブ)は希望する設定条件意思表示するに留まらず、自ら最終的な設定条件として決定することができる。最終的な設定条件は相互に通報される。この結果、自車の設定した内容が相手のゲーム装置にも反映されることになる。

0053

ゲームプレイ段階:ゲーム装置Aかゲーを開始する旨が伝達され(S17)、これに対する返答があると(S18)、ゲームプレイが開始する(S19)。ゲームプレイを終了する場合、ゲーム装置Aはその旨をゲーム装置Bに伝達し(S20)、ゲーム装置Bがこれを了解する(S21)。通常は、ゲーム終了と同時に両ゲーム装置とも回線切断を行う。このとき、両ゲーム装置とも不揮発性のRAM等に、通信の終了状態を記憶する。

0054

課金段階:ゲームプレイが終了してもすぐに課金が行われるわけではない。遊技者が再度ゲームプレイをしようとホストコンピュータ300を呼び出す際(S23)、ゲーム装置100のメインCPU21が前記RAM等から前回の通信の終了状態を読み出しプリペイドカードから使用料相当額を引き落とす等の課金処理を行う。このとき、何等かの不正な行為や通信異常により終了していた場合には、課金されない。

0055

(ゲーム装置の動作説明)図5に、上記処理を各ゲーム装置ごとの処理を説明するフローチャートを示す。

0056

まず、ゲーム装置100は、処理開始後、自分がマスターであるスレーブであるかを判断する。その判断は、自らの動作環境を検査する。例えば、自らが電話をかけるべきか否かを処理手順に進み方を参照して判断する(S30)。

0057

当該ゲーム装置がマスターであると判断した場合には(S30;YES)、相手となるゲーム装置を、ホストコンピュータ300から知らされた電話番号を使って呼び出す(S31)。相手側のゲーム装置100と同期が確立できたら(S32;YES)、環境設定に移る。

0058

一方、当該ゲーム装置がスレーブであると判断した場合には(S30;NO)、マスターとなるゲーム装置からの呼び出しを受信し(S50)、それに対して同期確立した旨の返答をする(S51)。

0059

以下は、図4で説明したのと同様に処理が行われる。すなわち当該ゲーム装置がマスターである場合、コース設定を初期設定から変更するときには(S33;YES)、コースを変更する(S34)。これはスレーブとなるゲーム装置に通報される。これに対し、当該ゲーム装置がスレーブである場合、マスターとなるゲーム装置から通報され表示されたコース設定に対し、自ら異なるコース設定を希望するなら(S52;YES)、希望するコースを選択しそのコース設定の内容をマスターとなるゲーム装置に提示する(S53)。

0060

当該ゲーム装置がマスターであれば、タイムアウトとなる前であって(S35;NO)、最終決定をまだ行いたくない場合には(S36;NO)、コース変更が可能である(S33〜S35)。タイムアウトとなった場合(S35;YES)または最終決定を行った場合(S36;YES)には、スレーブとなるゲーム装置の希望を汲み取ったか否かにより、得点の増減を行う(S37)。すなわち、スレーブとなるゲーム装置の通報したコース設定を拒否した場合には、ペナルティとして減点され、認容した場合には、ボーナス点を加算する。

0061

なお、上述のタイムアウト処理は重要である。通信回線を使用する場合、時間を単位としてあるいはデータ量を基準として課金される。タイムアウト処理を行わないと、遊技者が選択について悩み、長時間要した場合に、回線使用料が増えるからである。これを避けるためには、設定に妥当とみられる最大期間をタイムアウト時間定め、タイムアウト時間が来た場合には、処理を打ち切るのが妥当だからである。

0062

さて、当該ゲーム装置がスレーブであれば、最終決定が送信されない限り(S54;NO)、コース変更の希望を送信できる(S52、S53)。最終決定が送信されれば(S54;YES)、S53でマスターとなるゲーム装置に通報し、意思表示していた希望するコース設定の如何によらず、マスターとなるゲーム装置が決定し、通報してきたコース設定に従う。

0063

天候設定においても同様な処理が行われる。すなわち当該ゲーム装置がマスターである場合、天候変更を希望するときには(S38;YES)、天候を変更しこれを通報する(S39)。これに対し、当該ゲーム装置がスレーブである場合、マスターとなるゲーム装置から通報され表示された天候設定に対し、自ら異なる天候設定を希望するなら(S55;YES)、希望する天候を選択しその天候設定の内容をマスターとなるゲーム装置に提示する(S56)。

0064

当該ゲーム装置がマスターであれば、タイムアウトとなる前であって(S40;NO)、最終決定をまだ行わない場合には(S41;NO)、コース変更が可能である(S38〜S40)。タイムアウトとなった場合(S40;YES)または最終決定を行った場合(S41;YES)、スレーブとなるゲーム装置の希望を汲み取ったか否かにより、得点の増減を行う(S42)。すなわち、スレーブとなるゲーム装置の通報した天候設定を拒否した場合には、ペナルティとして減点され、認容した場合には、ボーナス点を加算する。

0065

当該ゲーム装置がスレーブであれば、最終決定が通報されない限り(S57;NO)、コース変更の希望を送信できる(S55、S56)。最終決定が送信されれば(S57;YES)、S56でマスターとなるゲーム装置に通報し、意思表示していた希望する天候設定の如何によらず、マスターとなるゲーム装置が決定し、通報してきた天候設定に従う。

0066

最後に、当該ゲーム装置がマスターであれば、個別情報の送信をし(S42)、ゲーム開始を送信してから(S44)、ゲーム処理に移る(S45)。当該ゲーム装置がスレーブであれば、個別情報を送信後(S58)、マスターとなるゲーム装置からのゲーム開始の指示を待って(S59)、ゲーム処理に移る(S60)。

0067

上述したように、本実施の形態によれば、通信によって対戦するゲーム等のゲーム装置を操作する遊技者と直接コミュニケーションが取れない環境においても、互いの選択内容を相手に伝達することができる。

0068

しかも、通話料金の課せられる回線を利用していても、決定権はあくまで通話料金を支払うゲーム装置側が持つので、その者に不利益を与えない。一方、決定権のないゲーム装置側においても、自らの意思表示が行えるので、公平性担保できる。

0069

また、選択すべきコースのデータが表示されるので、遊技者の選択に便利である。

0070

(その他の実施の形態)本発明は、上記実施の形態にかかわらず種々に適用が可能である。例えば、シミュレーション装置等、操作者が互いに直接コミュニケーションができない状況で、両装置がともに同じ条件を設定しなければならないシステムに適用できる。また、業務用のゲーム装置に中には同一の装置に2つのディスプレイを表示し、対戦可能なものがある。このような装置にも、本発明を適用することができる。

0071

なお、マスターかスレーブかを決める動作条件を、上記実施の形態のように課金条件により定める他、操作者の間に地位の差がある場合、それに応じて優先順位を地位の高い者が操作する装置をマスターに割り付けてもよい。

0072

また、環境設定条件とする内容は、プログラムの内容に応じて適宜変更が可能である。対象別の環境設定条件の項目例を表に示す。

0073

0074

また、上記実施の形態では、一定されれば優先順位は常に変わらなかったが、これを変更できるように構成してもよい。つまり、上記ドライビングゲームであれば、コース選択はゲーム装置Aに優先権があったが、天候条件の設定ではゲーム装置Bに優先権を持たせてもよい。このように交互に優先権を変更するようプログラムを設定すれば、設定が妥当に行われる。すなわち、優先権が自分にあるときに相手の希望を無視して強引に最終決定すれば、次の設定項目において相手に優先権が移り、自分の希望を考慮してもらえなくなる。このことから、両者の意思を汲んだ環境設定が期待できるという効果を奏する。しかも優先権自体があることによる処理の迅速化が図れる。特に、課金の不平衡等の不利益事項が生じないシステムでは、有効な決定方法である。

発明の効果

0075

請求項1乃至請求項3および請求項10、請求項11に記載の発明によれば、いずれの通信制御装置の動作についても共通に影響を与える環境設定条件が存在する場合に、合理的にこの条件を決定することができる。すなわち、スレーブ通信制御装置は、自らが選択する環境設定条件をマスター通信制御装置に通報し参酌してもらうことができるが、最終的にマスター通信制御装置が決定した環境設定条件を、自らが希望する環境設定条件に合致しているか否かに関らず、自らの環境設定条件として設定しなければならないからである。

0076

請求項4に記載の発明によれば、通信制御装置が自らの環境設定条件の選択を相互に通報すれば、スレーブ通信制御装置ではマスター通信制御装置に選択の意図を伝達できる。マスター通信制御装置では、スレーブ通信制御装置の選択を参酌でき、かつ、自らの最終決定を通報できる。

0077

請求項5に記載の発明によれば、いわゆるタイムアウト機能が設けられるので、通信回線使用料が課金されるような場合に、能率的に設定を進めることができる。

0078

請求項6に記載の発明によれば、マスター通信制御装置がスレーブ通信制御装置の希望を汲み取ったか否かにより、処理の内容が変更される。したがって、希望を汲み取ったときの処理を、希望を汲み取らなかったときの処理に比べ、マスター通信制御装置側に有利になるように設定すれば、装置間の公平性を担保できる。

0079

請求項7に記載の発明によれば、動作環境としては、通信回線の支払い義務の有無に関するものとすれば、通信回線を支払う側の装置の不公平感を解消できる。

0080

請求項8に記載の発明によれば、通信制御装置は、自らが選択する環境設定条件の内容を説明する画像を表示する。これにより通信制御装置の操作者に選択の便宜を図ることができる。

0081

請求項9に記載の発明によれば、環境設定条件の優先決定権が移転するので、相手の選択を無視した環境設定条件の決定を行い難くなり、決定の適正化が図れる。

図面の簡単な説明

0082

図1本発明の実施の形態におけるゲームシステムの全体図である。
図2本実施の形態におけるゲーム装置の外観図である。
図3本実施の形態におけるブロック図である。
図4本実施の形態におけるゲームシステムの全体の処理手順例である。
図5本実施の形態におけるゲーム装置ごとの処理を説明するフローチャートである。
図6本実施の形態におけるゲーム装置の画面表示例である。

--

0083

1…ゲーム装置本体、2a…十字キー、2b…押しボタン、3a、3b…パッド、4a、4b…コネクタ、5a、5b…ケーブル、6…モニタ装置、7a…ビデオ出力端子、7b…音響出力端子、8a…ビデオケーブル、8b…音響ケーブル、9…CD−ROM、10…カートリッジ接続部、18…モデムユニット、19…モジュラージャック、201…モジュラープラグ、11…CPUブロック、12…ビデオブロック、13…音響ブロック、14…補助ブロック、15…カートリッジI/F、16…CDI/F、17、26…バスライン、100…ゲーム装置、200…回線、300…ホストコンピュータ

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