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技術 英語のLとR等の発音の識別方式と英語のヒアリングの練習をおこなう装置

出願人 テイイー産業株式会社
発明者 秋山英人
出願日 1996年12月9日 (22年0ヶ月経過) 出願番号 1996-357427
公開日 1998年6月26日 (20年5ヶ月経過) 公開番号 1998-171342
状態 未査定
技術分野 その他の教習具
主要キーワード こうあ ひろげる 向上装置 閉塞作用 発音システム 精神衛生 トレイニング 行列表示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年6月26日)のものです。
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図面 (18)

課題

英語発音の聞き取りを容易にする。

解決手段

英語の子音24個を原音破裂音、逆破裂音、「う」音化アトリビュート、「い」音化アトリビュート、有声化アトリビュート、無声化アトリビュート、「ひ」音化アトリビュート、「く」音化アトリビュートにより分類する。前記子音の認識を容易にするため、矩形導波管モデルを使ったウインドウアプリケーションを用いる。

概要

背景

日本人英語を学ぶとき、まずネックとなるのが、ヒアリングである。英語は、音を要素とする集合からなる音システムである。この音システムを認識するということが、前記ヒアリングを学ぶことである。トレイニングにより、前記ヒアリングの能力の向上を目的としたリズムのトレイニング装置、特定周波数の音のトレイニング装置が開発されている。前記トレイニング装置は、英語の音のリズム、周波数を、前記英語の音に特有アトリビュートと考え、前記日本人に不足している英語の音を識別するのに必要な能力を向上させるというアプローチ方式をとっている。

概要

英語の発音の聞き取りを容易にする。

英語の子音24個を原音破裂音、逆破裂音、「う」音化アトリビュート、「い」音化アトリビュート、有声化アトリビュート、無声化アトリビュート、「ひ」音化アトリビュート、「く」音化アトリビュートにより分類する。前記子音の認識を容易にするため、矩形導波管モデルを使ったウインドウアプリケーションを用いる。

目的

英語の学習は、習うより慣れろといういいかたで、多くの英語を聞き、実際に外国人と話しているうちに、だんだんと上達していくものとされていた。または、幼いうちに、外国で暮らしておけば、英語で苦労することはないといった考えかたであった。さらに、年とると英語を学ぶのは困難というふうに考えられていた。一方では、前記英語の音の識別のための能力向上装置をつかって努力するということもおこなわれている。しかし、やみくもに学習するのでは、理性が許さないし、外国暮らしは、高価であり、年とったのであきらめるというのも残念である。したがって、この発明の目的は、英語の発音が容易に聞きとれる装置と方式を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

英語子音24個の分類方式であり、前記英語の子音は4グループからなり、各グループは、さらに、2個のサブグループからなり、各サブグループは、破裂音原音と逆破裂音からなる3個の子音からなる。前記英語の子音は、8個の原音と8個の破裂音と8個の逆破裂音からなる。前記グループと前記サブグループと前記破裂音と前記原音と前記逆破裂音は、以下のようにして構成できるものである。まず、1個の原音を選択し、この選択した原音の破裂音と、前記選択した原音と、前記選択した原音の逆破裂音とからなる第1のサブグループをつくり、このサブグループの3個の子音に、第1の変換操作をおこなうことで、第2のサブグループを得、前記第1のサブグループと、前記第2のサブグループとで、6個の子音からなる第1のグループを構成し、この第1のグループの各子音に、第2の変換操作をおこなうことで、6個の子音からなる第2のグループを構成し、前記第1のグループに第3の変換操作をおこなうことで、6個の子音からなる第3のグループを構成し、前記第1のグループに、前記第2と前記第3の変換操作を同時におこなうことで、6個の子音からなる第4のグループを構成する。

請求項2

前記請求項1において、前記原音と前記原音の破裂音と前記原音の逆破裂音とからなる3個の子音と、前記第1,第2、第3の変換操作を3次元的に表示した3−3図式と、グループ、サブグループの行列表示と、直方体アイコン表示とをもちいて、英語の発音の聞き取りをおこなう方式。

請求項3

3−3図式を用いて、アプリケーションプログラムを作り、このアプリケーションプログラムは、CPUをもった情報処理装置上で動作し、この情報処理装置は、表示画面と入力手段と音声出力手段をもち、前記表示画面上に発音記号または発音記号のグループが表示され、前記入力手段で、前記発音記号または発音記号のグループを選択すると、対応する音声が前記音声出力手段から出力され、前記発音記号のグループを選択した場合は、さらに、サブグループに対応した直方体のアイコンが前記表示手段に表示される英語の発音聞き取りの練習装置

請求項4

3−3図式をもちいた音声のコード化方式

技術分野

0001

この発明は、英語ヒアリングに関し、特に、LとR等の音の聞き取りに関する。

背景技術

0002

日本人が英語を学ぶとき、まずネックとなるのが、ヒアリングである。英語は、音を要素とする集合からなる音システムである。この音システムを認識するということが、前記ヒアリングを学ぶことである。トレイニングにより、前記ヒアリングの能力の向上を目的としたリズムのトレイニング装置、特定周波数の音のトレイニング装置が開発されている。前記トレイニング装置は、英語の音のリズム、周波数を、前記英語の音に特有アトリビュートと考え、前記日本人に不足している英語の音を識別するのに必要な能力を向上させるというアプローチ方式をとっている。

発明が解決しようとする課題

0003

英語の学習は、習うより慣れろといういいかたで、多くの英語を聞き、実際に外国人と話しているうちに、だんだんと上達していくものとされていた。または、幼いうちに、外国で暮らしておけば、英語で苦労することはないといった考えかたであった。さらに、年とると英語を学ぶのは困難というふうに考えられていた。一方では、前記英語の音の識別のための能力向上装置をつかって努力するということもおこなわれている。しかし、やみくもに学習するのでは、理性が許さないし、外国暮らしは、高価であり、年とったのであきらめるというのも残念である。したがって、この発明の目的は、英語の発音が容易に聞きとれる装置と方式を提供することである。

課題を解決するための手段

0004

前記英語の音を識別するのに必要な能力を向上させるアプローチ方式を一歩進めて、次のような方式が考えられる。英語の音システムは、はっきりと識別可能な音システムであるべきである。したがって、はっきりと区別されるアトリビュートをいくつかもち、このアトリビュートにより容易に聞き取れるべきである。したがって、やるべきことは、前記アトリビュートが何かを見つけることである。さらに、前記アトリビュートを特定できるような装置を提供することである。

0005

英語の発音が容易に聞き取れるようになるためには、聞くべき音を聞き、聞くべきではない音を聞かないようにしなければならない。そのため、この発明では、音の分類をおこなう。英語の単語は、子音母音の組み合わせからなる。前記子音を、2個の子音を追加し24個とし、この24個の子音を次のように分類する。すなわち、前記英語の子音は4グループからなり、各グループは、さらに、2個のサブグループからなり、各サブグループは、破裂音原音と逆破裂音からなる3個の子音からなる。前記英語の子音は、8個の原音と8個の破裂音と8個の逆破裂音からなる。前記グループと前記サブグループと前記破裂音と前記原音と前記逆破裂音は、以下のようにして構成できるものである。まず、1個の原音を選択し、この選択した原音の破裂音と、前記選択した原音と、前記選択した原音の逆破裂音とからなる第1のサブグループをつくり、このサブグループの3個の子音に、第1の変換操作をおこなうことで、第2のサブグループを得、前記第1のサブグループと、前記第2のサブグループとで、6個の子音からなる第1のグループを構成し、この第1のグループの各子音に、第2の変換操作をおこなうことで、6個の子音からなる第2のグループを構成し、前記第1のグループに第3の変換操作をおこなうことで、6個の子音からなる第3のグループを構成し、前記第1のグループに、前記第2と前記第3の変換操作を同時におこなうことで、6個の子音からなる第4のグループを構成する。

0006

この発明は、別の見方をすると、3次元的に図式化した可視的なアシスト手段に特徴がある。

0007

この発明は、さらに別の見方をすると、3−3図式を用いた英語の発音の聞き取り装置に特徴がある。一例として、アプリケーションプログラムを作り、このアプリケーションプログラムは、CPUをもった情報処理装置上で動作し、この情報処理装置は、表示画面と入力手段と音声出力手段をもち、前記表示画面上に発音記号または発音記号のグループが表示され、前記入力手段で、前記発音記号または発音記号のグループを選択すると、対応する音声が前記音声出力手段から出力され、前記発音記号のグループを選択した場合は、さらに、サブグループに対応した直方体アイコンが前記表示手段に表示される英語の発音聞き取り練習装置が考えられる。

0008

この発明は、さらに別の見方をすると、音声のコード化に利用できることに特徴がある。

0009

英語の音システムに特有の音を認識する。従来とは違った認識方式を用いることで、容易に英語の音の識別ができるとともに、情報処理に応用した場合、処理の効率もよくなる。

0010

この発明の実施例を図において説明する。まず、日本語発音システムについて説明する。まず、子音と母音について説明する。日本語は、子音と母音とがペアになっている場合が普通であり、「ん」、拗音等が付加されることもある。

0011

英語の場合は、子音と子音とが結合された形も少なからず存在する。この子音と子音の結合は、日本語にはないため、聞き取るのが難しい。さらに、英語の場合、単語の最後に、子音のみ存在することもある。この場合には、聞き逃す可能性が高くなる。

0012

以上の例でわかるように、日本語の発音を構成している要素と、英語の発音を構成している要素とは、異なるものであり、日本語の発音の構成要素を使って英語の発音を理解しようとしても、無理である。

0013

さらに、日本語の音は、そのまま英語の音に対応していない。この典型的な例がLとRと、日本語の「ら」行の対応である。前記LとRは、前記日本語の「ら」行とは異なることは理解できても、実際に、どう違うかについて明確にしめすことは、いままでに、おこなわれていない。

0014

英語の発音を学ぶ場合、通常は,Lは、の先を歯の付け根に、しっかりとひっつけて発音し、Rは、舌の先をまるめて発音する。これでは、うまくいってLとRの区別ができるだけである。さらに付け加えるなら、前記区別ができるというのは疑わしい。

0015

さらに付け加えるなら、前記LとRの発音は、なぜ、紛らわしいものでなくてはならないのか。英語の単語をみてみるとわかるが、LとRの部分のみ違う単語は、意味的に似ているが、はっきり区別されている。結論からいえば,LとRの音は、英語の音システムにおいて、はっきりと異なる音である。日本語の発音システムを使って、前記英語の発音システムを理解しようとするから、似てる音として聞き取るだけである。

0016

まず、英語の音システムの構造をはっきりさせる。次に、日本人の音の認識方式をつかって、前記英語の音システムを聞いた場合、はっきりと聞き取れないことを示す。次に、このはっきりと聞き取れない音を、はっきりと聞き取れる方法を述べる。

0017

まず、英語の音システムについて述べる。この英語の音システムは、あらかじめ構造が規定されたものではない。英語は、言語であるから、意志の伝達手段として生まれ、進化したものである。現在、多くのやりかたで、英語の構造を表現したものがあるが、英語のヒアリングを上達するために、以下のように、英語の構造を規定したものはいない。

0018

以下に述べる英語の構造は、アプリオリに与えられたものとして、トレイニングにより、ヒアリングが上達するなら、それでなんの不都合もないが、それでは、精神衛生上よくない。そこで、なぜ、以下に示す構造がでてきたかを述べる。つまり、日本人が、聞き取りにくいと思っている英語の音システムは、はっきりと区別できるものでなくてはならない。したがって、はっきりと区別できるアトリビュートをいくつかもち、このアトリビュートにより、容易に識別できるはずである。前記アトリビュートとして考えられるものは、音が、口腔、舌等をつかって発生されるものであることから考えて、前記口腔の3次元性が、重要な要素である。したがって、前記アトリビュートとして、前記口腔の長さ、幅、高さをとるべきだと考えた。

0019

英語の単語は、母音と子音の組み合わせからなる。まず、簡単に、母音、子音、母音と子音の組み合わせについて説明する。まず、音とは、人間の口腔から発生されるものであり、この口腔を音波共振キャビティとする。
1 母音
母音は、あいまい音@を中心にして、8方向にのびる。前記あいまい音については、母音の発音記号のところで述べる。前記8方向により、対応する母音を形成する口腔内の位置を指定する。
2 子音
子音は、閉塞音である。この閉塞とは、息の流れを阻止することを意味する。前記口腔の形をいろいろに変えることで、いろいろの音がつくられる。一般に、英語の子音の発音をおこなう場合、舌の位置を指定したり、下唇かんだりするが、これらの動作は、前記口腔の形を変えるためにおこなっていると考える。
3 子音と母音の組み合わせ
前記息の流れは、前記子音の閉塞作用により、一時的に前記息の流れが阻止され、口腔内に音を形成し、後続する母音に続く。子音と母音のペアにおいて注意を要することは、子音部分と母音部分にはっきりと区別することである。前記子音部分から前記母音部分へ遷移する部分は聞かないことである。

0020

説明の都合上、まず、使用する発音記号について述べる。万国発音記号を使えばわかりやすいが、ワープロ文章を書く場合、前記発音記号は、外字として登録する必要がある。そこで、この明細書では、以下の表現を使う。これは,TheReader’s Digest Great Encyclopedic Dictionary による。(一部変更。子音の発音記号のうち、dhとjは、アルファベットのなかから、音を連想するのに、都合のよいものとして採用した。また、発音記号uaとiaについては、対応する発音記号のところで説明する。また、母音の発音記号では、長母音を表すとき、長母音i、長母音uのように書く。)

0021

この明細書では、英語の発音記号が中心的存在であるので、k、wと表記するときは、発音記号を表し、英語の単語のスペルを表すときは、アルファベットk、アルファベットwと書く。

0022

子音の発音記号について
k coolのアルファベットc、takeのアルファベットの音。
w win,awayのアルファベットwの音。普通は半母音といわれるが、音システム構成上、子音と考える。この子音は、さきに定義したとうりである。
t talk,sitのアルファベットtの音。
p pit,stopのアルファベットpの音。
y yet,yearnのアルファベットyの音で、半母音である。
s see,passのアルファベットsの音。
g go,logのアルファベットgの音。
ua 音システム構成上、子音uを考える。uの後のaについて説明しておく。一般的に、子音は、後続する母音とペアになって音を構成する場合が多い。したがって、後記する音の識別を練習する場合、前記ペアになった音(たとえば、ka、ga等。)を基本にして、練習する。前記発音記号uは、母音を表すが、先に述べたように、音システム構成上は、子音として取り扱った方がよい。さらに、後述する長母音の場合には、子音のuがあった方がよい。そこで、この子音として取り扱った方がよいuの音を,uaと表記して、前記母音のuと区別する。2重母音とは考えない。あくまで、子音と母音のペアと考える。
d dog,rodのアルファベットdの音。
b bat,rubのアルファベットbの音。
ia 音システム構成上、子音iを考える。iの後のaについての説明は,uaと同じ。
z zestのアルファベットz、museのアルファベットsの音。
h hope,hateのアルファベットhの音。
l look,ruleのアルファベットlの音。
th thin,bothのアルファベットthの音。
f fit,halfのアルファベットfの音。
n nice,tinのアルファベットnの音。
sh sureのアルファベットs,rushのアルファベットshの音。
ng ring,songのアルファベットngの音。
r run,poorのアルファベットrの音。
dh this,batheのアルファベットthの音。
v vain,eveのアルファベットvの音。
m move,seemのアルファベットmの音。
j vision,pleasureのアルファベットsの音。

0023

次に母音について述べる。
a upのアルファベットu,doneのアルファベットoの音。
ae add,mapのアルファベットaの音。
e end,petのアルファベットeの音。
i it,giveのアルファベットiの音。
er urnのアルファベットur,termのアルファベットerの音。
u tookのアルファベットoo,fullのアルファベットuの音。
o 音として区別する場合もあるので、ここにおく。oasisのアルファベットoの音。
aa odd,hotのアルファベットoの音。
@ aboveのアルファベットa,sikenのアルファベットe,clarityのアルファベットi,melonのアルファベットo、focusのアルファベットuの音である。前記@以外の母音は、この@を中心にして方向をもつ。(図9参照。)

0024

以上まとめると次のようになる。
1 音について
音とは、口腔内で、舌、唇、等をつかって前記口腔のディメンジョンを変化させることで、前記口腔を、音波の共振キャビティとして発生される空気の振動である。
2母音について
英語の母音は、8個の方向をもつ。この方向で前記口腔内に音波を発生するための共振キャビティの位置を指定する。さらに、2重母音と長母音をもつ。前記2重母音は、2個の母音のシークエンスで、前記長母音は、単に、母音を時間的に延ばした音ではないと考える。これについては、あとで述べる。
3子音について
英語の子音は、息の閉塞であり、この閉塞と前記母音とで、基本的な音をつくる。ただし、子音と子音のシークエンスも考えられる。さらに、子音で終わる語も少なからずある。

0025

たとえば、単語justの発音記号のシークエンスdjの音は、前記子音と子音のシークエンスである。アルファベットjに対応する発音があるわけではない。また、単語thisのアルファベットsは、発音でもsを表し、子音で終わるが、日本語には、子音で終わる単語はない。もっと日本語と異なることがある。日本人が音を認識する場合、舌の位置、唇の形によっているが、この発明者は、英語の音の認識は、前記舌の位置等ではなく、口腔のディメンジョンによって発生される音によりおこなうべきとする。

0026

以上で、準備ができたので、この発明について述べる。まず、3−3図式について述べる。図1が3−3図式である。英語には、普通子音と呼ばれる22個の音があり、この音に、2個の子音uaとiaを加えて24個の子音を構成し、各子音を3個の立方体頂点に対応させ、さらに、各立方体の各頂点の位置には、発音的に対応する音を配置する。以下に、さらに詳しく述べる。

0027

子音のグループ化について
子音(半母音を含む。)を、以下のグループに分ける。
グループ1 (k w t) (p y s)
グループ2 (g ua d) (b ia z)
グループ3 (h l th) (f n sh)
グループ4 (ng r dh) (v m j)

0028

サブグループについて各グループは、さらに、2個のサブグループに分かれる。たとえば、グループ1は、サブグループ(k w t)と、サブグループ(p y s)に分かれる。

0029

子音を構成する原音について
前記サブグループは、それぞれ、3個のサブグループの要素をもち、この要素は、破裂音と原音と逆破裂音からなる。たとえば、サブグループ(kwt)の場合、破裂音はk、原音はw、逆破裂音はtである。w,ua、l、r、y,ia、n、mの原音がある。前記原音wを破裂させるとkがえられ、逆破裂させるとtがえられる。前記8個の原音は、前記原音wに3個のアトリビュートの要素(次のパラグラフで述べる。)を指定して作用したものである。前記原音wのアトリビュートを座標表示をつかって、(0,0,0)と表し、前記第1,第2、第3のアトリビュートの2要素を0と1で表現し、他の原音も同様に座標表示し、3次元的に表示すると、前記3−3図式の原音の立方体がえられる。前記破裂音、前記逆破裂音は、後で述べる。

0030

3アトリビュートの説明。
各原音は、3個のアトリビュートをもち、各アトリビュートは2個の要素をもち、各要素は、前記原音に作用して、1個の音を生成すると考える。したがって、前記3個のアトリビュートの要素を指定することで、8個の音を生成できる。たとえば、原音wで説明すると、前記原音wに、第1のアトリビュートが別の要素に変化すると、yの音を生成する。第2のアトリビュートが別の要素に変化すると、ua、第3のアトリビュートが別の要素に変化すると、l、前記第2と前記第3のアトリビュートが同時に別の要素に変化すると、rの音を生成する。(図1の原音の立方体参照。)

0031

注意。wを元にしてアトリビュートを作用させる必要はない。しかし、音は、この音がもつ固有の意味をもつと考える場合、前記8個の原音のなかで、wを基準するのがもっとも適している。ただし、前記固有の意味のことは、この明細書では、あまり述べるつもりはない。

0032

破裂音について
前記原音wを破裂させるとは、この原音wの口腔の形をそのままにして、発生される音が時間とともに増加するようにすることである。前記破裂音には、k,g,h,ng,p,b,f,vがある。(図1の破裂音の立方体参照。)

0033

逆破裂音について前記原音wを逆破裂させるとは、この原音wの口腔の形をそのままにして、発生される音が時間とともに減少するようにすることである。前記逆破裂音には、t,d,th,dh,s,z,sh,jがある。(図1の逆破裂音の立方体参照。)

0034

3アトリビュートの認識
前記3アトリビュートを認識するために、以下の装置を構成する。図2に3アトリビュート認識装置の概略図を示す。前記3アトリビュート認識装置は、マルチメディア対応のパーソナルコンピュータ1をつかう。たとえば、OSにWINDOWS95をつかった場合、内蔵のサウンドレコーダにより、音声の録音再生ができ、さらに、サウンド切り取り、挿入ができる。この機能を利用して、1個の母音(たとえばa)と24個の子音を録音し、ka,ga,ha,nga,pa,ba,fa,va,wa,ua,la,ra,ya,ia,na,ma,ta,da,tha,dha,sa,za,sha,jaの音からなる音声ファイルを作る。アプリケーションソフトウエアをつくって、マウスで指定した音を聞けるようにする。前記1個の母音は、なんでもよいが、音の識別のためには、まったく同じ母音でなくてはならない。ちなみに、母音iを選択したなら、前記24個の音は、ki、gi...となる。

0035

前記録音する子音は、ネイティブの発音でもよいし、自分で矩形導波管モデルにあわせて口腔を形成してもよい。(矩形導波管モデルは、後述。)

0036

3アトリビュートの認識の方法の説明
図3に前記パーソナルコンピュータのディスプレイ2を示す。このディスプレイ上に、アプリケーションソフトウエアH.A.Testのウインドウ6が表示される。このウインドウに、発音記号kghng...7とグループ(kwt)(pys)...8が表示される。前記発音記号kghng...は、各発音記号(たとえばk)上をマウス5でクリックすることで、このクリックした発音記号に対応する音を、スピーカ3から出力させるのに使う。また、前記グループ(たとえば(kwt)(pys))をマウスでクリックすると、対応する発音記号の音が前記スピーカからシークエンシャルに出力される。

0037

最初におこなうことは、第1のグループ(k w t)(p y s)をクリックすることである。このクリックにより、まず、発音記号k、w、tの音が出力されるとともに、アトリビュート表示位置10に、第1の矩形導波管の斜視図からなるアイコンが表示される。サブグループ(k w t)が終わると、次に、第2の矩形導波管が表示され、この矩形導波管の長さは、前記第1の矩形導波管より短くなる。前記矩形導波管のディメンジョンは、図4参照。人間の口腔との対応は、図5参照。矩形導波管からなるアイコンの詳細は、図6参照。

0038

前記長さが長い第1の矩形導波管により、前記サブグループ(kwt)が共通にもつアトリビュートの要素を表し、これを「う」音化アトリビュート要素とよぶ。同様に、サブグループ(pys)が共通にもつアトリビュート要素を、前記長さが短い第2の矩形導波管で表し、「い」音化アトリビュート要素とよぶ。つまり、前記第1のグループ(k w t)(p y s)をクリックすることで、第1のアトリビュートを識別できる。

0039

次に、第2のグループ(g ua d)(b ia z)をクリックすると、前記第1のグループの発音記号に、第2のアトリビュート要素を追加した音が出力される。このアトリビュートの追加について説明する。前記第1のグループの音にもどると、この第1のグループの音は、前記第2のアトリビュートをもっていないのではなく、デフォールトのアトリビュート要素をもっている。前記第2のアトリビュートは、無声化アトリビュート要素と有声化アトリビュート要素からなる。前記第1のグループは、第2のアトリビュートのデフォールト要素として、無声化アトリビュート要素をもつと考える。したがって、前記第2のグループのサブグループ(g ua d)は、前記「う」音化アトリビュート要素と前記有声化アトリビュート要素が作用したものである。同様に、前記第2のグループのサブグループ(b ia z)は、前記「い」音化アトリビュート要素と前記有声化アトリビュート要素が作用したものである。

0040

次に、第3のグループ(h l th)(f n sh)をクリックすると、前記第1のグループ(k w t)(p y s)に、第3のアトリビュート要素を追加した音が出力される。この要素は、「ひ」音化アトリビュート要素と「く」音化アトリビュート要素からなり、デフォールトでは、「く」音化アトリビュート要素をとる。つまり、前記第1のグループ(k w t)(p y s)は、第3アトリビュートに「く」音化アトリビュート要素をもつ。一方、前記第3のグループの第3アトリビュートは、「ひ」音化アトリビュート要素をもつ。

0041

次に、第4のグループ(ng r dh)(v m j)をクリックすると、前記第3のグループに、前記第2のアトリビュートとして、有声化アトリビュート要素を作用した音となる。この音は、前記第1のグループをもとにすると、前記第2と前記第3のアトリビュートに、前記有声化アトリビュート要素と前記「ひ」音化アトリビュート要素を作用したものである。

0042

理想的なアトリビュート要素は、次のようなものである。つまり、wを発音するときは、長さは長いほど良い。yを発音するときは、長さは、短いほど良い。このとき高さと幅は一定としなければならない。もちろん、人により長くするしかた、短くするしかたには違いがあり、さらに、短くすべきときに、短くしなかったなら、正しく発音できなかったということになる。従来、こういう言い方で、正しい発音はこうあるべきだということを指摘したものはいない。前記矩形導波管のモデルをもちいたのは、音の識別が容易で、感覚的で、しかも、物理的に解析可能だからである。前記24個の子音をはっきりと区別しようとするなら口腔の形を前記矩形導波管のアイコンで示されるようにすれば良い。実際には、発話者により差異があり、この差異が、音の個性となる。

0043

前記アプリケーションウィンドウは、さらに発音記号7をもち、各記号をクリックすることで、対応する音が出力される。さらに、あいたスペースをクリックすれば、ランダムに選択されたテスト音が出力される。このテスト音を聞くとともに、テスト音の表示位置9に表示された発音記号を見ることで、テストと確認もできる。

0044

実際には、クリックすると、まずメッセージボックス11が表示され、OKボタンをクリックすることで、音が出力されるが、この明細書には関係ない。

0045

この発明の英語の音の識別とは、要するに、3個の前記原音の種別、つまり、原音そのものなのか、破裂音なのか、逆破裂音なのかを特定し、この特定した原音の3個のアトリビュートの要素を特定すればよいということである。しかし、実際には、頭で理解していても、今までの英語学習のしがらみにより、すぐに実行できるものではない。前記H.A.Testを試してみればわかる。このH.A.Testで出力される音を、はっきりと識別できない人のために、トレイニングにより、識別できるようにしようというわけである。

0046

前記トレイニングとして、前記グループを任意に選択し、出力される音を聞く。さらに、前記原音wを中心にとり、このwの音と、wの破裂音とwの逆破裂音を識別する。

0047

さらに詳しく説明する。前記原音wは、前記第1のアトリビュートに「う」音化アトリビュート要素が作用した場合である。ただし、第2アトリビュートは、無声化アトリビュート要素、第3アトリビュートは、「く」音化アトリビュート要素をもつ。前記原音wのアトリビュート要素をデフォールトとすることで、wを中心にして、他の音を考える。

0048

たとえば、前記グループ1では、wの破裂音kからはじまり、次に、w、次に、wの逆破裂音tがくる。次に、pがくる。これは、前記wの第1アトリビュートが、「い」音化アトリビュート要素となったものである。

0049

たとえば、前記グループ2では、wの第2アトリビュートが、有声化アトリビュート要素となった場合である。つまり、uaの破裂音gからはじまり,ua、前記uaの逆破裂音d、次に、uaの「い」音化iaの破裂音b、次に原音ia,次に、前記iaの逆破裂音zがくる。

0050

前記第1グループをサブグループ単位で聞き、前記第2グループ以下も同様に聞いてゆくことで、前記6個のアトリビュート要素がどのようなものかわかる。

0051

3個のアトリビュートの特定方法
さらに、トレイニングを続ける。アトリビュートをはっきりと特定するため、原音のみを聞く。このため、前記H.A.Testと同じアプリケーションウインドウ12からなるH.A.Training1をつかう。(図7参照。)

0052

第1アトリビュートの特定するには、原音グループ14のうち、3wyと表示されたところをクリックする。発音記号wの原音と母音aからなる音が3回繰り返され、次に発音記号yの原音と母音aからなる音が3回繰り返される。アトリビュートの表示位置には、前記wとyに対応する矩形導波管のアイコンが表示される。前記原音は、3回繰り返されるが、なぜ3回繰り返すかというと、1回目で原音を聞いて、次に、この原音を時間的に増加させていって、破裂音がどういうものか推量し、次の原音wで、前記原音を時間的に減少していって、逆破裂音がどういうものかを推量するのに使う。

0053

はっきりと特定したアトリビュートがどのようなものかを述べる。

0054

前記第1のアトリビュートは、「う」音化アトリビュート要素と「い」音化アトリビュート要素からなり、wは、前記「う」音化アトリビュート要素が作用した場合で、yは、前記「い」音化アトリビュート要素が作用した場合であることは、すでに述べた。前記「う」と「い」の命名の由来について述べる。wの音は、細長い矩形導波管に、空気を送り込んだときに発生する音として聞こえ、前記矩形導波管が、細長いため、「う」の音がつまったように聞こえる。yは、前記矩形導波管の長さが、短くなった場合で、シィーの音に聞こえる。「し」音化とするとsを思い浮かべるので「い」音化とした。

0055

第2アトリビュートの特定は、wa、wa、wa、ua、ua、uaの連続音であり、前記原音グループ14の3wuaをクリックすることでえられる。前記第2アトリビュートの要素は、無声化アトリビュート要素と有声化アトリビュート要素からなるが、この命名の由来は、当然、普通にいう無声音有声音からきている。ただし、この普通にいう無声音、有声音というのは、声帯を震わせるのが有声音で、震わせないのが無声音ということになっているが、この発明では、前記声帯の状態には、こだわらない。前記無声化アトリビュート要素は、wの矩形導波管の口腔から発生する音である。前記有声化アトリビュートは、前記wの矩形導波管の高さが延び、幅と長さがそのままの場合をいう。

0056

第3アトリビュートの特定は、wa、wa、wa、la、la、laの連続であり、前記原音グループ14の3wlをクリックする。アトリビュート要素としては、「く」音化アトリビュート要素と「ひ」音化アトリビュート要素をもつ。由来は、lの音が「ひ」の音に聞こえるからで、この「ひ」に対応する音として「く」を取り、デフォールトのアトリビュート要素とした。ちなみに、wは、聞こうと思えば「く」の音に聞こえる。

0057

前記3個のアトリビュートをはっきりと特定できればよいが、困難である。理由は、聞くべき音を聞いてないからである。たとえば、waを聞いたとする。wは、ウハーという息の音であり、細長い矩形導波管内で作られる。aは、クウェという音である。前記waの音を聞いたとき、前記クウェという音にのみ気をとられて、前記子音のウハーの音なんか聞いてない。母音のエネルギーが、子音のエネルギーより大きいためである。さらに、子音と母音の順序逆転して聞こえることもある。これは、人間の音の認識が、音波の位相に敏感に反応しないからで、子音の後に20ミリ秒程度の無音期間を挿入すれば、前記逆転して聞こえる現象を解消できるが、英語の音とは、普通は、子音と母音のペアからなり、どこが子音で、どこが母音かを識別するのは、重要なトレイニングのうちであるから、無音期間は挿入しない。しばらくすると慣れる

0058

次に、前記原音グループ14の3wrをクリックする。前記第2と第3のアトリビュートが、それぞれ、有声化アトリビュート要素、「ひ」音化アトリビュート要素となった場合である。2個以上のアトリビュートで、デフォールトのアトリビュート要素と異なる場合をアトリビュートの重なりと呼ぶこととする。アトリビュートの重なりは、ほかにも、いろいろ考えられる。つまり、アトリビュート要素を0と1で表す3次元座標の点すると、前記第1と第2と第3のアトリビュート要素にすくなくとも1以上の1が存在する場合である。yは、(1,0,0)でiaは(1,1,0)なので、iaは、第1と第2のアトリビュートの重なりである。なぜ座標表示を使うかというと、前記3個のアトリビュートに優先順序はなく、前記8個の原音は、すべて同等に取り扱われるべきだからである。(注意。この8個の原音を同等に取り扱うことと、wを中心に音を考えることとは、別の問題である。)言い換えると、第1のアトリビュートと第2のアトリビュートがあるとすると、前記第1のアトリビュートの要素がなんであっても、前記第2のアトリビュートは、このアトリビュートがとりうる任意のアトリビュート要素をとることができるということである。したがって、任意の原音を聞いた場合、この原音の任意のアトリビュートを変化させたらどうなるか、頭のなかで推量できるぐらいにならなくてはならない。

0059

以上で原音wのアトリビュートによる変化がわかったので、次に、原音yについて同様におこなう。この場合は、アプリケーションウインドウ18をつかう。(図8参照。)原音グループは、3ywと3yiaと3ynと3ymからなる。

0060

以上で、原音wをもとにした場合、この原音wの3アトリビュートを変化させた原音ua、l、r,y,ia、n、mがえられる。これら8個の原音を正確に識別できるようにならなくてはならない。日本人は、どうしても、唇の形、舌先に気を取られてしまい、この唇、舌を音の発生源のように取ってしまう。たとえば、wは、ウハーという息の音であるといったけれど、ウとかハーとかという音を聞くのではなく、このウとかハーとかという音が、形成される過程で、口腔を、前記矩形導波管の形し、息の閉塞をおこない、前記口腔内で音の共振をおこし、この共振により、子音が得られると考え、前記口腔の形を特定するのである。

0061

以下に注意すべき音について述べる。

0062

原音yは、一般的には、口を横にひろげて発音するといわれている。前記矩形導波管モデルからすると、前記原音yの音は、口腔のボリュームが最も小さくなった場合であるから、前記口をひろげる発音とは、矛盾する。しかし、口腔の形状を前記矩形導波管の形状に近ずけ、長さを短くしようと努力すると、前記唇は、横にひろがる。つまり、唇の形と前記口腔のボリュームとは、関係ないことである。

0063

母音の共振キャビティの口腔内での位置を図9に示す。矢印は、この矢印の方向に、対応する母音を発生するための共振キャビティの位置があることを示す。さらに、子音ia,uaの矩形導波管モデルを示す。

0064

子音iaは、形式的に子音と考えて、前記3−3図式を構成した。ここで子音のiaについて明らかにする。前記母音iの発音の場合は、口腔の前部で上方の部分に共振キャビティをつくる。前記子音iaを発音するときは、図示の矩形導波管の形で閉塞をつくる。前記子音iaは、長母音を構成するときにつかう。まず、閉塞をつくっておいて、その後に、前記母音iを発音すれば、長母音iがえられる。同様に、子音uaから、長母音uがえられる。つまり、長母音は、子音と母音のペアと考える。

0065

図9には、さらに、子音でもっとも口腔のボリュームの大きいrの矩形導波管モデルをのせている。さらに、母音を、もし前記矩形導波管モデルで表示するとどれぐらいの大きさになるかものせている。つまり、子音とは、息を閉塞するわけだから、この閉塞する分、前記母音より小さい。

0066

2個の子音が連続した場合を図11に示す。さらに、紛らわしい発音の例として、thとs、nとm、lとrを示す。2個の子音が連続した別の例を、図12に示す。たとえば、単語clickの場合、発音記号では、klikとなり、この音のうち、klは、2個の矩形導波管を矢印で結合したものになる。

0067

次に、別の紛らわしい発音の例として、fとthを図13に示す。

0068

次に、破裂音と逆破裂音について述べる。図14に破裂音の意味を風船を使って、この風船が破れるモデルで説明する。図15に逆破裂音の意味を内部に水垢が付着した水道管モデルで説明する。前記風船の場合は、流速は、内部の空気の速さであり、前記水道管の場合の流速は、内部の水の速さである。前記風船の場合、この風船を膨らませていくと、前記流速は、減少し、前記風船が破裂したとき、急激に増加し、ピークに達し、次に、減少する。破裂とは、前記急激な流速の増加をさす。前記水道管の場合は、この水道管に、水垢がたまるにつれて流速が減少する。この流速の減少する状態を逆破裂と呼ぶことにする。前記破裂音と前記逆破裂音の識別は、原音からの時間的変化によりおこなう。前記破裂音と逆破裂音は、意味においても逆の意味をもつ。(破裂音の矩形導波管モデルは、図10参照。当然、逆破裂音も同じ形をとる。)前記矩形導波管の形だけでは、破裂音か逆破裂音かわからないので、区別したいときは、前記矩形導波管の上部に記号<をつけて破裂音を表し、記号>をつけて逆破裂音を表す。(図16参照。)

0069

前記破裂音と前記逆破裂音で重要なのは、1個の原音から、破裂音と逆破裂音とがつくられるということである。たとえば、破裂音kと逆破裂音tは、原音wからつくられる。つまり、原音wと同じ口腔の形をもち、時間的な変化があり、この変化が前記破裂音と逆破裂音とで異なる。

0070

図16に単語thisの矩形導波管モデルを示す。記号>は逆破裂音であることを示す。矢印で音の遷移方向を示し、iは母音である。同様に、図17に、単語thousandthの場合を示す。この発明には関係ないが、矩形導波管の表示に慣れるために取り上げた。(注意。母音は、発音記号で示した。図9に示したように、母音も矩形導波管モデルを使って表すと、大きすぎて書ききれない程の大きさになる。)

0071

以上のH.A.Test、H.A.Training1、H.A.Training2からわかることは、難しいのは、発生された音のうち、どの音を聞くかということである。舌先をまるめているかとか、唇をかんでいるかとかではなく、どの口腔の大きさから発生された音かを特定することである。pを発音するのに両唇を閉じるとか、fは、下唇を上歯でかむとか、tは舌先を歯の付け根につけてから離すといったことにこだわらないことである。

0072

この明細書で音と意味との関係について少し述べた。たとえば、破裂音と逆破裂音のもつ意味が、反対の意味をもつといったことである。また、同じアトリビュート要素をもつ場合にも似た意味を持ち、異なるアトリビュート要素の分だけ区別され、少し異なる意味の単語となる。この少し意味の異なる単語については、英語の発音の聞き取りに関係ないので、これ以上は、ここでは、述べない。

0073

コード化について
通信ステムで情報を伝送する場合、前記情報に適当なコード化をおこなう。また、前記情報の保存をおこなう場合、適当なコード化をおこなって、前記情報の圧縮をおこなう。音声情報の伝送または保存においても、適当なコード化をおこなう。このコード化として、前記3−3図式からえられたコードがつかえる。たとえば、kaという0.5秒の長さの音があるとすると、この音を8ビット、8khzサンプリングPCMにすると、32kビットつかって、波形振幅時間変化のコードが得られる。または、前記発音記号は、子音24個と9個の母音からなるとすると、6ビットで1個の発音記号が表現できるので、前記kaの場合は12ビットでコード化できる。前記2個のコード化の中間に位置ずけできるものとして、前記3−3図式をもちいた方式が考えられる。この3−3図式方式では、子音の発音記号は、破裂音、原音、逆破裂音のうちの1個を選択し、3個のアトリビュートを指定すればよい。前記PCMに較べると、波形情報はなくなるが、音の性質を含めた形でコード化できる。このとき、破裂のしかた、原音の音質、アトリビュートの大きさ等を適当なビット数で表現してやれば、発話者の個性を表現できる。また、別の応用例として、破裂、逆破裂、アトリビュート要素を利用した情報の検索も考えられる。

発明の効果

0074

この発明により、英語の発音が、容易に聞き取れるようになる。特に、lとrの発音等で苦労しない。また、3−3図式を用いたコード化により情報処理効率が高まる。

図面の簡単な説明

0075

図13−3図式。
図2アプリケーションプログラムを実行するシステム。
図3アプリケーションプログラムのウインドウ。
図4人の口腔の導波管モデルのディメンジョン。
図5人の口腔の導波管モデルの配置。
図6矩形導波管アイコン。
図7トレイニングのためのアプリケーションプログラムのウインドウ。
図8トレイニングのためのアプリケーションプログラムのウインドウ。
図9母音の口腔内での位置と矩形導波管モデル表示。
図10破裂音の矩形導波管モデル。
図11連続する子音の矩形導波管モデルと似た子音の矩形導波管モデル。
図12連続する子音の別の例。
図13紛らわしい連続子音の例。
図14破裂音の説明。
図15逆破裂音の説明。
図16単語を矩形導波管モデルで表した例。
図17単語を矩形導波管モデルで表した別の例。

--

0076

1パーソナルコンピュータ
2ディスプレイ
3スピーカ
マイクロフォン
5マウス
6、12、18アプリケーションウィンドウ
7、13,19発音記号
8、14,20 発音記号グループ
9、15,21テスト音の表示位置
10、16、22アトリビュートの表示位置
11、17,23メッセージボックスの表示位置

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