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技術 磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置

出願人 三菱電機株式会社
発明者 宮瀬治夫岡田和泰米田明正政野郁夫前岡康仁横山正
出願日 1996年11月11日 (24年3ヶ月経過) 出願番号 1996-298706
公開日 1998年5月29日 (22年8ヶ月経過) 公開番号 1998-145908
状態 未査定
技術分野 鉄道軌道 軌道敷設、保線機械 リニアモータ車両、磁気浮上車両の制御
主要キーワード 揺動ボルト 支え金具 焼付防止剤 シリンダロック シートライナ 締付位置 端部コイル 回転防止機構
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

目的

本発明は、少ない人員で作業性の良い推進コイル取付作業を行うことを目的とするものである。

解決手段

バキュームパッド55により推進コイル5Aを保持してフレーム51とともに推進コイル5Aをコンクリートパネル2まで搬送し、また取付座62によりフレーム51をコンクリートパネル2に精度良く取り付け、パッドシリンダ53により推進コイル5Aをコンクリートパネル2に押し付けるとともに、受台58を昇降させて推進コイル5Aの上下方向の位置決めを行うようにした。

概要

背景

図24は従来の磁気浮上式鉄道の一例を示す斜視図、図25は図24の断面図、図26は図24の車両本体の要部側面図である。図において、1は断面U字状の軌道、2は軌道1の側壁を構成するコンクリートパネル、3は軌道1に沿ってコンクリートパネル2の内側に多数取り付けられている地上コイルであり、この地上コイル3は、浮上コイル(浮上案内用コイル)4及び推進コイル推進案内用コイル)5を有している。図27は図24の軌道1を示す斜視図である。

6は軌道1に沿って移動する車両本体、7は地上コイル3に対向するように車両本体6に取り付けられている超電導磁石である。なお、8は超電導磁石7を収納し冷却するクライオスタット、9はクライオスタット8に供給するヘリウムを収容するヘリウムタンク、10は冷凍機、11は圧縮機である。

次に、軌道1への地上コイル3の取付方法について説明する。地上コイル3の取付方法には、軌道1に設置したコンクリートパネル2に浮上コイル4及び推進コイル5を直接取り付けていく方法、及び軌道1以外の場所で長さ数十メートルのコンクリートパネル2に浮上コイル4及び推進コイル5を予め取り付けておき、これを軌道1上に運んで取り付ける方法の2つの方法があるが、ここでは後者の方法について説明する。

図28は例えば特開平5−276607号公報に示された従来の軌道1への地上コイル3の取付方法を説明するための工程図である。

まず、準備段階として、コンクリートパネル2を製造する。図29は従来のコンクリートパネル2の正面図、図30は図29の左端部拡大図、図31は図29の右端部拡大図であり、コンクリートパネル2には、複数の第1及び第2の山部2a,2bが交互に形成されている。さらに、コンクリートパネル2の左端部には第5の山部2eが形成され、右端部には第3及び第4の山部2c,2dがそれぞれ形成されている。

図32は図29の左端部における山部2a,2b,2eの正面形状と断面形状との関係を示す説明図、図33は図29のA−A線に沿う断面図、図34は図29のB−B線に沿う断面図、図35は図29のC−C線に沿う断面図、図36は図29のD−D線に沿う断面図である。

次に、上記のようなコンクリートパネル2の第1及び第2の山部2a,2bに、図37及び図38に示すように、第1及び第2の11,12を接着する(図28のステップS1)。このような楔11,12の接着工程では、使用する接着剤が速硬性でないため、接着剤が硬化するまでの数十時間、重力により取付位置がずれないように、楔11,12を位置決め保持する必要がある。ここで、速硬性の接着剤を使用しないのは、速硬性の接着剤の接着強度が弱く、かつ硬化が早いと取扱いが難しいためである。

上記のような楔11,12の接着工程の後、図39に示すように、4種類の推進コイル用シートライナ、即ち表側推進コイル固定側シートライナ13、表側推進コイル反固定側シートライナ14、裏側推進コイル固定側シートライナ15、裏側推進コイル反固定側シートライナ16の貼付を行う(ステップS2)。推進コイル用シートライナ13〜16を貼り付ける目的は、(1)うねりのあるコンクリートパネル2表面を平滑にする(厚みの異なるシートライナを使用)ため、(2)コンクリートパネル2と推進コイル5とは熱膨張係数が異なるので両者間の滑り面摩擦係数を小さくするため、(3)アルカリ性のコンクリートパネル2に推進コイル5が長期間直接接触して侵されるのを防ぐためである。

また、推進コイル用シートライナ13〜16を貼り付けるには、使用するシートライナの厚みを決めるために、シートライナ貼付位置のコンクリートパネル2の凹凸事前に測定しておかなければならない。

この後、コンクリートパネル2の所定の位置にスタッドボルト17a〜17dを取り付ける(ステップS3)。図40は図39のスタッドボルト取付部分の断面図である。コンクリートパネル2には、埋金18が埋め込まれており、それぞれの埋金18にスタッドボルト17a〜17dがねじ込まれる。また、何らかの要因でスタッドボルト17a〜17dを交換する必要が生じたときに、スタッドボルト17a〜17d及び埋金18相互のねじ部が焼き付いていると交換ができないため、スタッドボルト17a〜17dの取付前に、焼付防止剤をねじ部に塗布しておく。さらに、スタッドボルト17a〜17dは、トルクレンチにより所定のトルク締め付ける

次に、図41に示すように、推進コイル5のうち、裏側推進コイル5Aの取付を行う(ステップS4)。図42は図41のF−F線に沿う断面図である。裏側推進コイル5Aを取り付けるには、まず、第2の楔12の外周面12aに裏側推進コイル5Aとの隙間を無くすための充填剤を施す。また、コンクリートパネル2上への配置前の裏側推進コイル5Aの第2の楔12との接触面5Aa及びスペーサ19との接触面5Abにそれぞれ離型剤を塗布しておく。これは、将来、何らかの理由で裏側推進コイル5Aを交換しなければならなくなったときに、第2の楔12と及びペーサ19との分離を容易にするためである。

さらに、配置前のスペーサ19の裏側推進コイル5Aとの接触面には、充填剤を塗布しておく。この後、裏側推進コイル5Aを図41の位置に配置する。このとき、裏側推進コイル5Aと第2の楔12とが、充填剤及び離型剤を介してできるだけ密着するように、図41の矢印X1方向(図の左方)及び図42の矢印X2方向(図の下方)に裏側推進コイル5Aを押し付ける。

裏側推進コイル5Aの配置後、スペーサ19を図41に示す位置に取り付ける。このとき、裏側推進コイル5Aとスペーサ19とが離型剤及び充填剤を介して密着するように、図41の矢印X1方向にスペーサ19を押し付ける。また、裏側推進コイル5Aは、図41において、直線部分が車両進行方向(図の左右方向)と平行になるように取り付けなければならない。

次に、図42に示すように、スタッドボルト17aに座金ナット20を取り付けて、スペーサ19を固定する。このとき、ナットの締付力に過不足がないように、トルクレンチで締付トルクを管理する。この後、スペーサ21を配置し、スタッドボルト17bに座金・ナット22を取り付けて、スペーサ21を固定する。このときも、ナットの締付力に過不足がないようにトルクレンチで締付トルクを管理する。

上記のように裏側推進コイル5Aを取り付けた後、図43に示すように、裏側推進コイル5Aにコイル滑り材23を貼り付ける(ステップS5)。このとき、コイル間滑り材23の貼付面には、接着材を予め塗布しておき、裏側推進コイル5Aの表面との間に空気が入らないように貼り付ける。

この後、図44に示すように、表側推進コイル5Bの取付を行う(ステップS6)。図45は図44のG−G線に沿う断面図である。表側推進コイル5Bを取り付けるには、まず、第1の楔11の外周面11aに表側推進コイル5Bとの隙間を無くすための充填剤を施す。また、コンクリートパネル2上への配置前の表側推進コイル5Bの第1の楔11との接触面5Ba及びスペーサ24との接触面5Bbにそれぞれ離型剤を塗布しておく。これは、将来、何らかの理由で裏側推進コイル5Aを交換しなければならなくなったときに、第1の楔11及びスペーサ24との分離を容易にするためである。

さらに、配置前のスペーサ24の表側推進コイル5Bとの接触面には、充填剤を塗布しておく。この後、表側推進コイル5Bを図44の位置に配置する。このとき、表側推進コイル5Bと第1の楔11とが、充填剤及び離型剤を介してできるだけ密着するように、図44の矢印X3方向(図の左方)及び図45の矢印X4方向(図の下方)に表側推進コイル5Bを押し付ける。

表側推進コイル5Bの配置後、スペーサ24を図44に示す位置に取り付ける。このとき、表側推進コイル5Bとスペーサ24とが離型剤及び充填剤を介して密着するように、図44の矢印X3方向にスペーサ24を押し付ける。また、表側推進コイル5Bは、図44において、直線部分が車両進行方向(図の左右方向)と平行になるように取り付けなければならない。この後、裏側推進コイル5A用のスペーサ19,21のときと同様の要領で、表側推進コイル5Bの両側にスペーサ24,25を取り付け、表側推進コイル5Bを固定する。

上記のように表側推進コイル5Bを取り付けた後、図46に示すように、ドーナツ状の複数の浮上コイル用シートライナ26をコンクリートパネル2に貼り付ける(ステップS7)。これら浮上コイル用シートライナ26の機能は、推進コイル用シートライナ13〜16の場合と同様である。

次に、コンクリートパネル2の表面に形成された斜面27a〜27e(図46の斜線部)に充填剤を塗布する(ステップS8)。これは、浮上コイル4の上下方向の位置決めのために浮上コイル4の背面に設けられた突起部(図示せず)を、斜面27a〜27eに隙間なく当接させるためである。一方、浮上コイル4の背面の突起部には、将来、浮上コイル4を何らかの理由で取り外さなければならなくなったとき、浮上コイル4をコンクリートパネル2から容易に分離できるように離型剤を塗布しておく(ステップS9)。

これらの後、図47に示すように、浮上コイル4の取付を行う(ステップS10)。図48は図47のH−H線に沿う断面図である。浮上コイル4を取り付けるには、図のように浮上コイル4を配置し、図47に示す浮上コイルボルト締付位置(浮上コイル用シートライナ26の位置と同様)に座金を介してボルト28を挿入し、コンクリートパネル2に設けられたねじ穴に螺着する。このとき、浮上コイル4の鉛直方向の位置(運転時の水平方向の位置)のばらつきは、車両の乗心地に影響するので、高さのばらつきが無いよう浮上コイル4の相対位置を精度よく位置決めしなければならない。

以上、地上コイル3(裏側推進コイル5A、表側推進コイル5B、浮上コイル4)の第1及び第2の山部2a,2bへの取付方法について説明したが、次に第4及び第5の山部2d,2e(コンクリートパネル2の両端部)について説明する。但し、ここでは山部2a,2bとの相異点のみ簡単に説明する。

まず、図49に示すように、コンクリートパネル2の正面両端部に断面I形の浮上コイル支え金具31をボルトで固定する。図50は浮上コイル支え金31の側面図である。浮上コイル支え金具31の表面には、ねじ穴31aが設けられている。また、浮上コイル支え金具31は、第5の山部2eと同一高さになるように取り付けられる。

次に、第1及び第2の楔11,12(図37)のときと同じ要領で端部コイル用楔32の接着を行うとともに、シートライナ13〜16(図39)のときと同じ要領で端部コイル用シートライナ33の貼付を行う。但し、端部コイル用楔32及び端部コイル用シートライナ33の形状は、楔11,12やシートライナ13〜16の形状とはそれぞれ異なっている。

この後、図51に示すように、端部推進コイル5Cを取り付ける。そして、端部推進コイル5Cの所定の位置にコイル間滑り材23(図43)を貼り付け、その上から図52に示すように表側推進コイル5Bを取り付ける。表側推進コイル5Bを取り付けた後、他の箇所と同様の手順で浮上コイル4の取付を行う。

ここで、図52の第3の山部2cについて説明する。第1及び第2の山部2a,2bでは、トラック形状の裏側及び表側推進コイル5A,5Bの左右の内周面のうち、楔11,12に当接する方を固定側とした。これに対し、第3の山部2cでは、左右両方に楔11,12が貼り付けられ、裏側推進コイル5A及び表側推進コイル5Bの内周面が楔11,12を介して第3の山部2cに押し付けられ固定される。このような山部2cは、コンクリートパネル2に1箇所のみ存在する。

以上のような従来のコンクリートパネル2への地上コイル3の取付作業においては、地上コイル3を載せた搬送台車(図示せず)をコンクリートパネル2と平行に取付位置まで移動させた後、作業者が搬送台車から人力で地上コイル3を取り出し、さらにコンクリートパネル2の所定の位置まで持ち上げて取り付けていた。しかし、作業者の人力による取付方法では、重量物である地上コイル3を持ち上げたり、あるいは精度よく位置決め、特に地上コイル3の内周面をコンクリートパネル2に密着させなければならないので、少なくとも3人から4人の人員が必要であり作業性が悪い。また、重量物であるので、手が滑って地上コイル3を落下させ破損させてしまう危険もある。

これに対し、地上コイル3の移動のために、図53のような簡易吊上装置を使用する方法もある。図53において、41は支柱、42は支柱41に取り付けられたレールであり、コンクリートパネル2はこのレール42に平行に置かれる。43はレール42に沿って移動する移動体で、モータ44を有している。45はバランサ46を介して移動体43に吊り下げられている吊り具であり、この吊り具45の下端部に地上コイル3が吊り下げられる。

なお、図53の装置は、軌道1以外の場所でコンクリートパネル2に地上コイル3を取り付ける際に使用されるが、軌道1に設置したコンクリートパネル2に地上コイル3を直接取り付ける場合には、図54に示すように、吊り具45等を支持する支柱47に車輪48を設け、コンクリートパネル2の長手方向に全体を移動可能にした簡易吊上装置を使用している。

概要

本発明は、少ない人員で作業性の良い推進コイルの取付作業を行うことを目的とするものである。

バキュームパッド55により推進コイル5Aを保持してフレーム51とともに推進コイル5Aをコンクリートパネル2まで搬送し、また取付座62によりフレーム51をコンクリートパネル2に精度良く取り付け、パッドシリンダ53により推進コイル5Aをコンクリートパネル2に押し付けるとともに、受台58を昇降させて推進コイル5Aの上下方向の位置決めを行うようにした。

目的

この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、少ない人員で作業性の良い推進コイルの取付作業を行うことができる推進コイル取付装置を得ることを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

磁気浮上式鉄道軌道を構成するコンクリートパネルに取り付けられるフレームと、このフレームに設けられ、上記コンクリートパネルに当接して上記コンクリートパネルに対する上記フレームの位置決めを行う取付座と、上記フレームに設けられ、上記コンクリートパネルに取り付けられる推進コイルを搬送する際に上記推進コイルを保持する保持手段と、上記フレームに設けられ、上記コンクリートパネルに上記推進コイルを押し付け押圧手段と、上記フレームに設けられ、上記コンクリートパネルに対する上記推進コイルの上下方向の位置決めを行うために上記推進コイルを昇降させるコイル昇降手段とを備えていることを特徴とする磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置

請求項2

フレームは、取付座に対して、コンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ移動可能になっていることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項3

推進コイルの上下少なくともいずれか一方の端面とコンクリートパネルとの間に配置され、上記コンクリートパネルに対する上記推進コイルの上下方向の位置決めの基準となるスペーサを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項4

コイル昇降手段は、推進コイルを受ける受台と、シリンダにより上下動して上記受台を昇降させるシリンダロッドとを有しており、上記シリンダロッドの上方への移動を規制することにより、上記コンクリートパネルに対する上記推進コイルの上下方向の位置決めを行うようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項5

シリンダロッドの上方への移動の規制位置が調整可能になっていることを特徴とする請求項4記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項6

コイル昇降手段は、上方への移動の規制位置にあるシリンダロッドをさらに上下方向へ微動させる微動機構を有していることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項7

コイル昇降手段は、推進コイルを受ける受台と、この受台に螺合しているねじと、このねじを手動で回転させることにより上記受台を昇降させるハンドルとを有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項8

磁気浮上式鉄道の軌道を構成するコンクリートパネルに取り付けられ、推進コイルが仮置きされる仮受台と、この仮受台とは別に上記コンクリートパネルに取り付けられるフレームと、このフレームに設けられ、上記コンクリートパネルに当接して上記コンクリートパネルに対する上記フレームの位置決めを行う取付座と、上記フレームに設けられ、上記コンクリートパネルに上記推進コイルを押し付ける押圧手段と、上記フレームに設けられ、上記コンクリートパネルに対する上記推進コイルの上下方向の位置決めを行うために上記推進コイルを昇降させるコイル昇降手段とを備えていることを特徴とする磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項9

コイル昇降手段は、推進コイルを受ける部分がコンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ移動可能な受台を有していることを特徴とする請求項8記載の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

請求項10

磁気浮上式鉄道の軌道を構成するコンクリートパネルに取り付けられ、推進コイルが仮置きされる仮受台と、この仮受台とは別に上記コンクリートパネルにそれぞれ取り付けられる右側及び左側フレームと、これら右側及び左側フレームのそれぞれに設けられ、上記コンクリートパネルに当接して上記コンクリートパネルに対する上記フレームの位置決めを行う取付座と、上記右側及び左側フレームのそれぞれに設けられ、上記コンクリートパネルに上記推進コイルを押し付ける押圧手段と、上記右側及び左側フレームのそれぞれに設けられ、上記コンクリートパネルに対する上記推進コイルの上下方向の位置決めを行うために上記推進コイルを昇降させるコイル昇降手段とを備えていることを特徴とする磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置。

技術分野

0001

この発明は、軌道側壁を構成するコンクリートパネルに、推進コイルを取り付けるための磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置に関するものである。

背景技術

0002

図24は従来の磁気浮上式鉄道の一例を示す斜視図、図25図24の断面図、図26図24の車両本体の要部側面図である。図において、1は断面U字状の軌道、2は軌道1の側壁を構成するコンクリートパネル、3は軌道1に沿ってコンクリートパネル2の内側に多数取り付けられている地上コイルであり、この地上コイル3は、浮上コイル(浮上案内用コイル)4及び推進コイル(推進案内用コイル)5を有している。図27図24の軌道1を示す斜視図である。

0003

6は軌道1に沿って移動する車両本体、7は地上コイル3に対向するように車両本体6に取り付けられている超電導磁石である。なお、8は超電導磁石7を収納し冷却するクライオスタット、9はクライオスタット8に供給するヘリウムを収容するヘリウムタンク、10は冷凍機、11は圧縮機である。

0004

次に、軌道1への地上コイル3の取付方法について説明する。地上コイル3の取付方法には、軌道1に設置したコンクリートパネル2に浮上コイル4及び推進コイル5を直接取り付けていく方法、及び軌道1以外の場所で長さ数十メートルのコンクリートパネル2に浮上コイル4及び推進コイル5を予め取り付けておき、これを軌道1上に運んで取り付ける方法の2つの方法があるが、ここでは後者の方法について説明する。

0005

図28は例えば特開平5−276607号公報に示された従来の軌道1への地上コイル3の取付方法を説明するための工程図である。

0006

まず、準備段階として、コンクリートパネル2を製造する。図29は従来のコンクリートパネル2の正面図、図30図29の左端部拡大図、図31図29の右端部拡大図であり、コンクリートパネル2には、複数の第1及び第2の山部2a,2bが交互に形成されている。さらに、コンクリートパネル2の左端部には第5の山部2eが形成され、右端部には第3及び第4の山部2c,2dがそれぞれ形成されている。

0007

図32図29の左端部における山部2a,2b,2eの正面形状と断面形状との関係を示す説明図、図33図29のA−A線に沿う断面図、図34図29のB−B線に沿う断面図、図35図29のC−C線に沿う断面図、図36図29のD−D線に沿う断面図である。

0008

次に、上記のようなコンクリートパネル2の第1及び第2の山部2a,2bに、図37及び図38に示すように、第1及び第2の11,12を接着する(図28のステップS1)。このような楔11,12の接着工程では、使用する接着剤が速硬性でないため、接着剤が硬化するまでの数十時間、重力により取付位置がずれないように、楔11,12を位置決め保持する必要がある。ここで、速硬性の接着剤を使用しないのは、速硬性の接着剤の接着強度が弱く、かつ硬化が早いと取扱いが難しいためである。

0009

上記のような楔11,12の接着工程の後、図39に示すように、4種類の推進コイル用シートライナ、即ち表側推進コイル固定側シートライナ13、表側推進コイル反固定側シートライナ14、裏側推進コイル固定側シートライナ15、裏側推進コイル反固定側シートライナ16の貼付を行う(ステップS2)。推進コイル用シートライナ13〜16を貼り付ける目的は、(1)うねりのあるコンクリートパネル2表面を平滑にする(厚みの異なるシートライナを使用)ため、(2)コンクリートパネル2と推進コイル5とは熱膨張係数が異なるので両者間の滑り面摩擦係数を小さくするため、(3)アルカリ性のコンクリートパネル2に推進コイル5が長期間直接接触して侵されるのを防ぐためである。

0010

また、推進コイル用シートライナ13〜16を貼り付けるには、使用するシートライナの厚みを決めるために、シートライナ貼付位置のコンクリートパネル2の凹凸事前に測定しておかなければならない。

0011

この後、コンクリートパネル2の所定の位置にスタッドボルト17a〜17dを取り付ける(ステップS3)。図40図39のスタッドボルト取付部分の断面図である。コンクリートパネル2には、埋金18が埋め込まれており、それぞれの埋金18にスタッドボルト17a〜17dがねじ込まれる。また、何らかの要因でスタッドボルト17a〜17dを交換する必要が生じたときに、スタッドボルト17a〜17d及び埋金18相互のねじ部が焼き付いていると交換ができないため、スタッドボルト17a〜17dの取付前に、焼付防止剤をねじ部に塗布しておく。さらに、スタッドボルト17a〜17dは、トルクレンチにより所定のトルク締め付ける

0012

次に、図41に示すように、推進コイル5のうち、裏側推進コイル5Aの取付を行う(ステップS4)。図42図41のF−F線に沿う断面図である。裏側推進コイル5Aを取り付けるには、まず、第2の楔12の外周面12aに裏側推進コイル5Aとの隙間を無くすための充填剤を施す。また、コンクリートパネル2上への配置前の裏側推進コイル5Aの第2の楔12との接触面5Aa及びスペーサ19との接触面5Abにそれぞれ離型剤を塗布しておく。これは、将来、何らかの理由で裏側推進コイル5Aを交換しなければならなくなったときに、第2の楔12と及びペーサ19との分離を容易にするためである。

0013

さらに、配置前のスペーサ19の裏側推進コイル5Aとの接触面には、充填剤を塗布しておく。この後、裏側推進コイル5Aを図41の位置に配置する。このとき、裏側推進コイル5Aと第2の楔12とが、充填剤及び離型剤を介してできるだけ密着するように、図41の矢印X1方向(図の左方)及び図42の矢印X2方向(図の下方)に裏側推進コイル5Aを押し付ける。

0014

裏側推進コイル5Aの配置後、スペーサ19を図41に示す位置に取り付ける。このとき、裏側推進コイル5Aとスペーサ19とが離型剤及び充填剤を介して密着するように、図41の矢印X1方向にスペーサ19を押し付ける。また、裏側推進コイル5Aは、図41において、直線部分が車両進行方向(図の左右方向)と平行になるように取り付けなければならない。

0015

次に、図42に示すように、スタッドボルト17aに座金ナット20を取り付けて、スペーサ19を固定する。このとき、ナットの締付力に過不足がないように、トルクレンチで締付トルクを管理する。この後、スペーサ21を配置し、スタッドボルト17bに座金・ナット22を取り付けて、スペーサ21を固定する。このときも、ナットの締付力に過不足がないようにトルクレンチで締付トルクを管理する。

0016

上記のように裏側推進コイル5Aを取り付けた後、図43に示すように、裏側推進コイル5Aにコイル滑り材23を貼り付ける(ステップS5)。このとき、コイル間滑り材23の貼付面には、接着材を予め塗布しておき、裏側推進コイル5Aの表面との間に空気が入らないように貼り付ける。

0017

この後、図44に示すように、表側推進コイル5Bの取付を行う(ステップS6)。図45図44のG−G線に沿う断面図である。表側推進コイル5Bを取り付けるには、まず、第1の楔11の外周面11aに表側推進コイル5Bとの隙間を無くすための充填剤を施す。また、コンクリートパネル2上への配置前の表側推進コイル5Bの第1の楔11との接触面5Ba及びスペーサ24との接触面5Bbにそれぞれ離型剤を塗布しておく。これは、将来、何らかの理由で裏側推進コイル5Aを交換しなければならなくなったときに、第1の楔11及びスペーサ24との分離を容易にするためである。

0018

さらに、配置前のスペーサ24の表側推進コイル5Bとの接触面には、充填剤を塗布しておく。この後、表側推進コイル5Bを図44の位置に配置する。このとき、表側推進コイル5Bと第1の楔11とが、充填剤及び離型剤を介してできるだけ密着するように、図44の矢印X3方向(図の左方)及び図45の矢印X4方向(図の下方)に表側推進コイル5Bを押し付ける。

0019

表側推進コイル5Bの配置後、スペーサ24を図44に示す位置に取り付ける。このとき、表側推進コイル5Bとスペーサ24とが離型剤及び充填剤を介して密着するように、図44の矢印X3方向にスペーサ24を押し付ける。また、表側推進コイル5Bは、図44において、直線部分が車両進行方向(図の左右方向)と平行になるように取り付けなければならない。この後、裏側推進コイル5A用のスペーサ19,21のときと同様の要領で、表側推進コイル5Bの両側にスペーサ24,25を取り付け、表側推進コイル5Bを固定する。

0020

上記のように表側推進コイル5Bを取り付けた後、図46に示すように、ドーナツ状の複数の浮上コイル用シートライナ26をコンクリートパネル2に貼り付ける(ステップS7)。これら浮上コイル用シートライナ26の機能は、推進コイル用シートライナ13〜16の場合と同様である。

0021

次に、コンクリートパネル2の表面に形成された斜面27a〜27e(図46斜線部)に充填剤を塗布する(ステップS8)。これは、浮上コイル4の上下方向の位置決めのために浮上コイル4の背面に設けられた突起部(図示せず)を、斜面27a〜27eに隙間なく当接させるためである。一方、浮上コイル4の背面の突起部には、将来、浮上コイル4を何らかの理由で取り外さなければならなくなったとき、浮上コイル4をコンクリートパネル2から容易に分離できるように離型剤を塗布しておく(ステップS9)。

0022

これらの後、図47に示すように、浮上コイル4の取付を行う(ステップS10)。図48図47のH−H線に沿う断面図である。浮上コイル4を取り付けるには、図のように浮上コイル4を配置し、図47に示す浮上コイルボルト締付位置(浮上コイル用シートライナ26の位置と同様)に座金を介してボルト28を挿入し、コンクリートパネル2に設けられたねじ穴に螺着する。このとき、浮上コイル4の鉛直方向の位置(運転時の水平方向の位置)のばらつきは、車両の乗心地に影響するので、高さのばらつきが無いよう浮上コイル4の相対位置を精度よく位置決めしなければならない。

0023

以上、地上コイル3(裏側推進コイル5A、表側推進コイル5B、浮上コイル4)の第1及び第2の山部2a,2bへの取付方法について説明したが、次に第4及び第5の山部2d,2e(コンクリートパネル2の両端部)について説明する。但し、ここでは山部2a,2bとの相異点のみ簡単に説明する。

0024

まず、図49に示すように、コンクリートパネル2の正面両端部に断面I形の浮上コイル支え金具31をボルトで固定する。図50は浮上コイル支え金31の側面図である。浮上コイル支え金具31の表面には、ねじ穴31aが設けられている。また、浮上コイル支え金具31は、第5の山部2eと同一高さになるように取り付けられる。

0025

次に、第1及び第2の楔11,12(図37)のときと同じ要領で端部コイル用楔32の接着を行うとともに、シートライナ13〜16(図39)のときと同じ要領で端部コイル用シートライナ33の貼付を行う。但し、端部コイル用楔32及び端部コイル用シートライナ33の形状は、楔11,12やシートライナ13〜16の形状とはそれぞれ異なっている。

0026

この後、図51に示すように、端部推進コイル5Cを取り付ける。そして、端部推進コイル5Cの所定の位置にコイル間滑り材23(図43)を貼り付け、その上から図52に示すように表側推進コイル5Bを取り付ける。表側推進コイル5Bを取り付けた後、他の箇所と同様の手順で浮上コイル4の取付を行う。

0027

ここで、図52の第3の山部2cについて説明する。第1及び第2の山部2a,2bでは、トラック形状の裏側及び表側推進コイル5A,5Bの左右の内周面のうち、楔11,12に当接する方を固定側とした。これに対し、第3の山部2cでは、左右両方に楔11,12が貼り付けられ、裏側推進コイル5A及び表側推進コイル5Bの内周面が楔11,12を介して第3の山部2cに押し付けられ固定される。このような山部2cは、コンクリートパネル2に1箇所のみ存在する。

0028

以上のような従来のコンクリートパネル2への地上コイル3の取付作業においては、地上コイル3を載せた搬送台車(図示せず)をコンクリートパネル2と平行に取付位置まで移動させた後、作業者が搬送台車から人力で地上コイル3を取り出し、さらにコンクリートパネル2の所定の位置まで持ち上げて取り付けていた。しかし、作業者の人力による取付方法では、重量物である地上コイル3を持ち上げたり、あるいは精度よく位置決め、特に地上コイル3の内周面をコンクリートパネル2に密着させなければならないので、少なくとも3人から4人の人員が必要であり作業性が悪い。また、重量物であるので、手が滑って地上コイル3を落下させ破損させてしまう危険もある。

0029

これに対し、地上コイル3の移動のために、図53のような簡易吊上装置を使用する方法もある。図53において、41は支柱、42は支柱41に取り付けられたレールであり、コンクリートパネル2はこのレール42に平行に置かれる。43はレール42に沿って移動する移動体で、モータ44を有している。45はバランサ46を介して移動体43に吊り下げられている吊り具であり、この吊り具45の下端部に地上コイル3が吊り下げられる。

0030

なお、図53の装置は、軌道1以外の場所でコンクリートパネル2に地上コイル3を取り付ける際に使用されるが、軌道1に設置したコンクリートパネル2に地上コイル3を直接取り付ける場合には、図54に示すように、吊り具45等を支持する支柱47に車輪48を設け、コンクリートパネル2の長手方向に全体を移動可能にした簡易吊上装置を使用している。

発明が解決しようとする課題

0031

上記のような従来の簡易吊上装置においては、地上コイル3の移動や持ち上げを人力によらず行えるものの、コンクリートパネル2に対する地上コイル3の位置決め等を精度よく行うことができず、地上コイル3をコンクリートパネル2の所定の位置に密着させる作業等は人手によらなければならず、作業性が低いという問題点があった。

0032

この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、少ない人員で作業性の良い推進コイルの取付作業を行うことができる推進コイル取付装置を得ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0033

請求項1の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、軌道を構成するコンクリートパネルに取り付けられるフレームと、このフレームに設けられ、コンクリートパネルに当接してコンクリートパネルに対するフレームの位置決めを行う取付座と、フレームに設けられ、コンクリートパネルに取り付けられる推進コイルを搬送する際に推進コイルを保持する保持手段と、フレームに設けられ、コンクリートパネルに推進コイルを押し付ける押圧手段と、フレームに設けられ、コンクリートパネルに対する推進コイルの上下方向の位置決めを行うために推進コイルを昇降させるコイル昇降手段とを備えたものである。

0034

請求項2の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、フレームが、取付座に対して、コンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ移動可能になっているものである。

0035

請求項3の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、推進コイルの上下少なくともいずれか一方の端面とコンクリートパネルとの間に配置され、コンクリートパネルに対する推進コイルの上下方向の位置決めの基準となるスペーサを備えたものである。

0036

請求項4の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、コイル昇降手段が、推進コイルを受ける受台と、シリンダにより上下動して受台を昇降させるシリンダロッドとを有しており、シリンダロッドの上方への移動を規制することにより、コンクリートパネルに対する推進コイルの上下方向の位置決めを行うようになっているものである。

0037

請求項5の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、シリンダロッドの上方への移動の規制位置が調整可能になっているものである。

0038

請求項6の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、コイル昇降手段が、上方への移動の規制位置にあるシリンダロッドをさらに上下方向へ微動させる微動機構を有しているものである。

0039

請求項7の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、コイル昇降手段が、推進コイルを受ける受台と、この受台に螺合しているねじと、このねじを手動で回転させることにより受台を昇降させるハンドルとを有しているものである。

0040

請求項8の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、磁気浮上式鉄道の軌道を構成するコンクリートパネルに取り付けられ、推進コイルが仮置きされる仮受台と、この仮受台とは別にコンクリートパネルに取り付けられるフレームと、このフレームに設けられ、コンクリートパネルに当接してコンクリートパネルに対するフレームの位置決めを行う取付座と、フレームに設けられ、コンクリートパネルに推進コイルを押し付ける押圧手段と、フレームに設けられ、コンクリートパネルに対する推進コイルの上下方向の位置決めを行うために推進コイルを昇降させるコイル昇降手段とを備えたものである。

0041

請求項9の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、推進コイルを受ける部分がコンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ移動可能な受台をコイル昇降手段が有しているものである。

0042

請求項10の発明に係る磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、磁気浮上式鉄道の軌道を構成するコンクリートパネルに取り付けられ、推進コイルが仮置きされる仮受台と、この仮受台とは別にコンクリートパネルにそれぞれ取り付けられる右側及び左側フレームと、これら右側及び左側フレームのそれぞれに設けられ、コンクリートパネルに当接してコンクリートパネルに対するフレームの位置決めを行う取付座と、右側及び左側フレームのそれぞれに設けられ、コンクリートパネルに推進コイルを押し付ける押圧手段と、右側及び左側フレームのそれぞれに設けられ、コンクリートパネルに対する推進コイルの上下方向の位置決めを行うために推進コイルを昇降させるコイル昇降手段とを備えたものである。

発明を実施するための最良の形態

0043

以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による推進コイル取付装置を示す正面図、図2図1のII−II線に沿う断面図であり、図24図54と同一又は相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。

0044

図において、51はフレーム、52はフレーム51の吊り孔51aに通されている吊りワイヤ、53はフレーム51の四隅に設けられている押圧手段としてのパッド用シリンダ、54はパッド用シリンダ53により往復動するシリンダロッド、55はシリンダロッド54の先端部に設けられ裏側推進コイル5Aに吸着されている保持手段としてのバキュームパッドである。また、シリンダロッド54には、ホース(図示せず)を介して真空発生装置(図示せず)に接続され、バキュームパッド55内を排気して吸着力を発生させるための排気部54aが設けられている。

0045

56はフレーム51の左右2箇所に固定されている直動軸受ガイド、57はガイド56とセットであるベアリング、58はベアリング57に固定され図の上下方向に移動する左右一対の受台であり、これら受台58は、裏側推進コイル5Aの荷重を先端部の面58aで受ける。

0046

59はフレーム51に固定され受台58を上下動させるための左右一対の受台用シリンダ、60は受台用シリンダ59により往復動するシリンダロッドであり、このシリンダロッド60の先端には、受台58の雌ねじに螺着された雄ねじが設けられている。61はシリンダロッド60が回転しないようにロックするためのナットである。この実施の形態1のコイル昇降手段は、ガイド56,ベアリング57,受台58,受台用シリンダ59,シリンダロッド60及びナット61により構成されている。また、図3はこの部分の拡大図である。

0047

62はフレーム51の取付座孔51bを貫通している左右一対の取付座であり、これらの取付座62の先端部には、コンクリートパネル2の表面形状に対応した当接面62aが形成されている。また、取付座62は、フレーム51に対して所定のストローク図2の左右方向へ往復動可能になっている。さらに、フレーム51と取付座62との間には、フレーム51に対する取付座62の位置をロックするロック機構(図示せず)が設けられている。63は取付座62を貫通し先端部がコンクリートパネル2のボルト穴に螺着されるにボルト、64はフレーム51に設けられ、パッド用シリンダ53、受台用シリンダ59及び真空発生装置を操作するための操作盤である。

0048

次に、動作について説明する。まず、裏側推進コイル5Aの保管状態としては、図4に示すように枕木65を介して裏側推進コイル5Aを積み上げ横置きと、図5に示すように裏側推進コイル5Aを立てて並べた縦置きとがある。これらの保管状態に応じて、図4及び図5のようにフレーム51を配置した後、操作盤64を操作して真空発生装置を動作させ、バキュームパッド55で裏側推進コイル5Aを吸着する。そして、吸着した裏側推進コイル5Aを吊りワイヤ52を介して吊り上げ装置により吊り上げ、図6に示すように、コンクリートパネル2の取付位置まで移動させる。

0049

この後、コンクリートパネルの山部2a,2bの表面に取付座62をぴったりと当接させ、取付座62のボルト穴にボルト63を通し、その先端をコンクリートパネル2に螺着させる。次に、図2の状態になるように、フレーム51を図2右方へ押圧し、ロック機構によりフレーム51を取付座62に対して固定する。次に、受台用シリンダ59を微動調整して受台58を上下動させながら、裏側推進コイル5Aを図1の右方向へ押して楔12に密着させる。

0050

この状態で、操作盤64を操作してパッド用シリンダ53を動作させ、シリンダロッド54及びバキュームパッド55を介して裏側推進コイル5Aをコンクリートパネル2に押し付けるとともに、スペーサ19を固定する。このとき、裏側推進コイル5Aの長手方向が、車両進行方向と平行になるように確認しながら作業を行う。この後、スペーサ21を固定することにより、裏側推進コイル5Aをコンクリートパネル2に押し付け固定する。

0051

上記のように、この実施の形態の装置によれば、重量物の裏側推進コイル5Aを人力ではなく吊り上げ装置により吊り上げて取り付けることができ、またシリンダ53,59を用いて裏側推進コイル5Aの位置決めを精度良く行うことができるため、少人員で効率良く裏側推進コイル5Aの取付を行うことができる。

0052

なお、ここまでは裏側推進コイル5Aの場合について説明したが、この実施の形態1の装置は、表側推進コイル5Bの取付にも適用でき、同様の効果が得られる。図7図1の装置により表側推進コイル5Bを取り付ける状態を示す正面図、図8図7のVIII−VIII線に沿う断面図であり、取付作業の手順は裏側推進コイル5Aの場合と同様である。但し、図8図2と比べると明らかなように、ロック機構による取付座62に対するフレーム51のロック位置が裏側推進コイル5Aの厚さ分だけ図の左方になっている。

0053

実施の形態2.また、上記実施の形態1ではシリンダ59を微動調整することで、裏側推進コイル5Aが楔12にぴったりと密着するようにしたが、例えば図9に示すように、コンクリートパネル2と裏側推進コイル5Aの上面との間にスペーサ71を挿入して、裏側推進コイル5Aを楔12に密着させるための鉛直方向の基準としてもよい。また、表側推進コイル5Bについても、同様のスペーサ(図示せず)を挿入して基準としてもよい。このような構成により、推進コイル5A,5Bの位置決めが一層容易になる。

0054

実施の形態3.さらに、上記実施の形態2では推進コイル5A,5Bの上面側にスペーサ71を挿入したが、同様の図9に示すように、コンクリートパネル2と裏側推進コイル5A(又は表側推進コイル5B)の下面との間にスペーサ72を挿入して、裏側推進コイル5Aを楔12に密着させるための鉛直方向の基準としてもよい。

0055

実施の形態4.さらにまた、上記実施の形態2,3では推進コイル5A,5Bを楔12に密着させるためにスペーサ71,72を用いたが、例えば図10に示すように、シリンダロッド60を反対方向へ延長したシリンダロッド60Aを設けて、その先端のねじ部に位置決め用ナット73を螺着し、この位置決め用ナット73の位置を調整することにより、推進コイル5A,5Bを楔12に密着させるための鉛直方向の基準としてもよい。

0056

実施の形態5.次に、図11はこの発明の実施の形態5による推進コイル取付装置の要部を示す側面図、図12図11のXII−XII線に沿う断面図、図13図11の一部を示す切欠斜視図である。図において、75はシリンダロック60を反対側へ延長したシリンダロッド60Bであり、このシリンダロッド60Bには、受台58が上方へ移動するときのストッパ位置を決めるための複数(ここでは3つ)の穴75a〜75cと、これらの穴75a〜75cと同寸法の螺旋状の溝75dが設けられている。

0057

76はシリンダロッド60Bを囲繞する回転可能なスリーブ、77はスリーブ76の貫通孔76aを通して穴75a〜75cのいずれかに挿入されているピンである。

0058

図12に示すように、ピン77を穴75a〜75cのいずれかに差し、シリンダロッド60,60Bを上方へ移動させると、シリンダ59の下面59aにスリーブ76の端面が当接し、受台58の上方への移動を規制する。従って、ピン77を挿入する穴75a〜75cを選択することにより、受台58の鉛直方向の基準位置を調整でき、受台58の位置決めが容易になる。

0059

実施の形態6.図14はこの発明の実施の形態6による推進コイル取付装置の要部を一部断面で示す側面図、図15図14のXV−XV線に沿う断面図である。図において、78はシリンダ59により上下動するシリンダロッドであり、このシリンダロッド78は、その両端部にねじが設けられいる。また、シリンダロッド78の下端部には、上記実施の形態4と同様の位置決め用ナット73が螺着されている。79はシリンダロッド78の上端部側のねじ部に螺着されているナットであり、このナット79は、その側面部にねじ穴79aが設けられている。

0060

80は先端部がねじ穴79aに螺着されている揺動ボルトであり、この揺動ボルト80は、図15の矢印A,Bの範囲で揺動可能になっている。81はシリンダロッド78の回転を防止する回転防止機構、82はナット79の周囲を覆っているカバーであり、このカバー82には、揺動ボルト80の揺動範囲を規制する開口部82aが設けられている。また、揺動ボルト80には、開口部82aの周縁部に対向する段部80aが設けられている。この実施の形態6の微動機構は、ナット79,揺動ボルト80,回転防止機構81及びカバー82を有している。

0061

次に、動作について説明する。揺動ボルト80を範囲A,Bで揺動させると、ナット79が回動してシリンダロッド78が上下動する。範囲A,Bの任意の位置で揺動ボルト80をナット79に対して強く締め込むことにより、段部80aが開口部82aの周縁部に押し付けられ、揺動ボルト80の揺動位置がロックされる。

0062

このような構成により、シリンダロッド78が上方へ移動し位置決め用ナット73が面59aに当接した後でも、揺動ボルト80を範囲A,Bの間で揺動させることで、シリンダロッド78を微小量だけ上下動させることができる。従って、推進コイル5A,5Bの鉛直方向の位置決め時に、より細かい微調整が容易に行える。

0063

実施の形態7.次に、図16はこの発明の実施の形態7による推進コイル取付装置の要部を一部断面で示す側面図である。図において、85はフレーム51に固定されている減速機、86は減速機85入力回転を与えるためのハンドル、87は減速機85の出力軸に設けられたねじであり、このねじ87は、受台58に螺合している。

0064

このような装置では、ハンドル86を回すことによりねじ87が回転し、受台58を上下動させることができる。また、入力軸のハンドル86の回転を止めると、ねじの楔作用により受台58の位置を保持することができる。従って、上記各実施の形態で示したようなシリンダ9を用いることなく、推進コイル5A,5Bの鉛直方向の位置決めを容易に行うことができる。

0065

実施の形態8.次に、この発明の実施の形態8について説明する。上記実施の形態1〜7では、推進コイル5A,5Bを1つの装置で吊って運びそのままコンクリートパネル2に取り付ける方法について説明したが、この実施の形態8は、推進コイル5A,5Bをコンクリートパネル2の所まで運ぶ機能と、コンクリートパネル2に推進コイル5A,5Bを位置決めする機能とを分けものである。

0066

図17及び図18において、88はボルト89によりコンクリートパネル51に固定されている仮受台であり、この仮受台88の固定位置は、裏側推進コイル5Aの正規の取付位置より5mm程度低くしてある。また、フレーム90は、図1のものから吊上部を取り除いた構造となっている。さらに、パッド用シリンダ53のシリンダロッド54の先端部には、保護パッド91が取り付けられている。他の構成は、上記実施の形態1と同様である。

0067

次に、動作について説明する。まず、図19に示すように、裏側推進コイル5Aを仮受台88上に仮置きする。この後、図17及び図18に示すようにフレーム90をコンクリートパネル2に人力で取り付ける。このとき、フレーム90側の装置の重量を20kg以下としておけば取扱が容易である。次に、受台用シリンダ59を操作し、裏側推進コイル5Aを上方へ移動させ、実施の形態1と同様に位置決め固定する。

0068

このように、裏側推進コイル5Aを吊り移動する部分と、位置決め調整する部分とを分離することにより、取付作業を平行して行うことができ、作業性が向上する。さらに、裏側推進コイル5Aを仮置きする仮置台88を全箇所に設けることにより、取り付ける裏側推進コイル5Aの配置作業を位置決め調整作業とは別に行えるので、作業時間を短縮することができる。

0069

なお、この実施の形態8の装置は、図20に示すように、表側推進コイル5Bの取付にも使用することができる。

0070

実施の形態9.また、上記実施の形態8では、裏側推進コイル5Aの取付と表側推進コイル5Bの取付とを使い分ける方法として、図18及び図20に示すように、取付座62に対するフレーム90の位置を変えたが、図21及び図22に示すように、コイル5A,5Bを受ける部分が伸縮する受台92を用いてもよい。即ち、受台92は、角孔93aが設けられた受台本体93と、角孔93aに摺動可能に挿通された受板94とを有しており、受板94を図の左右方向へ移動させて裏側推進コイル5Aと表側推進コイル5Bとを使い分けるようにしてもよい。また、この場合、取付座95aが一体に設けられたフレーム95を使用すればよい。

0071

実施の形態10.さらに、図22に示すように、右側フレーム96Rと左側フレーム96Lとに分割されたフレームを使用してもよく、それぞれの重量を軽減して取扱を容易にすることができる。

発明の効果

0072

以上説明したように、請求項1の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、保持手段により推進コイルを保持してフレームとともに推進コイルをコンクリートパネルまで搬送し、また取付座によりフレームをコンクリートパネルに精度良く取り付け、押圧手段及びコイル昇降手段を用いて推進コイルの位置決めを行うので、少ない人員で作業性の良い推進コイルの取付作業を行うことができるという効果を奏する。

0073

請求項2の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、フレームが、取付座に対して、コンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ移動可能になっているので、コンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ推進コイルを重ねて取り付ける場合に、取付座に対するフレームの位置を変更して、両方の推進コイルの取付に対応することができるという効果を奏する。

0074

請求項3の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、推進コイルの位置決め時に、推進コイルの上下少なくともいずれか一方の端面とコンクリートパネルとの間にスペーサを配置し、このスペーサを位置決めの基準とするようにしたので、推進コイルの位置決めが容易になり、作業性が一層向上するという効果を奏する。

0075

請求項4の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、推進コイルを受ける受台を昇降させるシリンダロッドの移動を規制して、推進コイルの位置決めを行うようにしたので、推進コイルの位置決めが容易になり、作業性が一層向上するという効果を奏する。

0076

請求項5の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、シリンダロッドの上方への移動の規制位置が調整可能になっているので、種々の推進コイルの位置決めが可能となるという効果を奏する。

0077

請求項6の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、コイル昇降手段が、上方への移動の規制位置にあるシリンダロッドをさらに上下方向へ微動させる微動機構を有しているので、推進コイルをより正確に位置決めできるという効果を奏する。

0078

請求項7の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、ハンドルを手動で回転させることにより受台を昇降させ、推進コイルの位置決めを行うようにしたので、推進コイルをより正確に位置決めできるという効果を奏する。

0079

請求項8の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、取付座によりフレームをコンクリートパネルに精度良く取り付け、押圧手段及びコイル昇降手段を用いて推進コイルの位置決めを行うので、少ない人員で作業性の良い推進コイルの取付作業を行うことができ、また推進コイルをコンクリートパネルの所まで運ぶ機能と、コンクリートパネルに推進コイルを位置決めする機能とを分けたので、取付作業の効率を向上させることができるなどの効果を奏する。

0080

請求項9の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、推進コイルを受ける部分がコンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ移動可能な受台をコイル昇降手段が有しているので、コンクリートパネルの推進コイル取付面に直角な方向へ推進コイルを重ねて取り付ける場合に、推進コイルを受ける部分を移動させて、両方の推進コイルの取付に対応することができるという効果を奏する。

0081

請求項10の発明の磁気浮上式鉄道の推進コイル取付装置は、取付座によりフレームをコンクリートパネルに精度良く取り付け、押圧手段及びコイル昇降手段を用いて推進コイルの位置決めを行うので、少ない人員で作業性の良い推進コイルの取付作業を行うことができ、またフレームを左右に分割したので、左右のユニットそれぞれの軽量化を図り、作業性を向上させることができるなどの効果を奏する。

図面の簡単な説明

0082

図1この発明の実施の形態1による推進コイル取付装置を示す正面図である。
図2図1のII−II線に沿う断面図である。
図3図1の一部を拡大して示す側面図である。
図4横置き保管された裏側推進コイルに図1の装置をセットした状態を示す側面図である。
図5縦置き保管された裏側推進コイルに図1の装置をセットした状態を示す側面図である。
図6図1の装置によりコンクリートパネルのコイル取付位置に裏側推進コイルを配置した状態を示す正面図図である。
図7図1の装置により表側推進コイルを取り付ける状態を示す正面図である。
図8図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
図9この発明の実施の形態2,3による推進コイル取付装置の要部を示す側面図である。
図10この発明の実施の形態4による推進コイル取付装置の要部を示す側面図である。
図11この発明の実施の形態5による推進コイル取付装置の要部を示す側面図である。
図12図11のXII−XII線に沿う断面図である。
図13図11の一部を示す切欠斜視図である。
図14この発明の実施の形態6による推進コイル取付装置の要部を一部断面で示す側面図である。
図15図14のXV−XV線に沿う断面図である。
図16この発明の実施の形態7による推進コイル取付装置の要部を一部断面で示す側面図である。
図17この発明の実施の形態8による推進コイル取付装置を示す正面図である。
図18図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。
図19図17のフレーム取付前の状態を示す正面図である。
図20図17の装置により表側推進コイルを取り付ける状態を示す断面図である。
図21この発明の実施の形態9による推進コイル取付装置を示す断面図である。
図22図21の装置により表側推進コイルを取り付ける状態を示す断面図である。
図23この発明の実施の形態10による推進コイル取付装置を示す正面図である。
図24従来の磁気浮上式鉄道を示す斜視図である。
図25図24の断面図である。
図26図24の車両本体の要部側面図である。
図27図24の軌道を示す斜視図である。
図28従来の軌道への地上コイルの取付方法を説明するための工程図である。
図29従来の軌道を構成するコンクリートパネルを示す正面図である。
図30図29の左端部拡大図である。
図31図29の右端部拡大図である。
図32図29の左端部における山部の正面形状と断面形状との関係を示す説明図である。
図33図29のA−A線に沿う断面図である。
図34図29のB−B線に沿う断面図である。
図35図29のC−C線に沿う断面図である。
図36図29のD−D線に沿う断面図である。
図37図29の第1及び第2の山部に楔を接着した状態を示す正面図である。
図38図37のE−E線に沿う断面図である。
図39図37のコンクリートパネルに推進コイル用シートライナを貼り付けた状態を示す正面図であるである。
図40図39のスタッドボルト取付部分の断面図である。
図41図39のコンクリートパネルに裏側推進コイルを取り付けた状態を示す正面図である。
図42図41のF−F線に沿う断面図である。
図43図41の裏側推進コイルにコイル間滑り材を貼り付けた状態を示す正面図である。
図44図43のコンクリートパネルに表側推進コイルを取り付けた状態を示す正面図である。
図45図44のG−G線に沿う断面図である。
図46図44のコンクリートパネルに浮上コイル用シートライナを貼り付けた状態を示す正面図である。
図47図46のコンクリートパネルに浮上コイルを取り付けた状態を示す正面図である。
図48図47のH−H線に沿う断面図である。
図49図29のコンクリートパネルの両端部に浮上コイル支え金、端部コイル用楔、及び端部コイル用シートライナを取り付けた状態を示す正面図である。
図50図49の浮上コイル支え金具を示す側面図である。
図51図49のコンクリートパネルに端部推進コイルを取り付けた状態を示す正面図である。
図52図29のコンクリートパネルの右端部に裏側推進コイル、表側推進コイル、及び端部推進コイルを取り付けた状態を示す正面図である。
図53地上コイルを軌道以外の場所でコンクリートパネルに取り付ける際に使用される簡易吊上装置の一例を示す構成図である。
図54地上コイルを軌道に施設されたコンクリートパネルに取り付ける際に使用される簡易吊上装置の一例を示す構成図である。

--

0083

1軌道、2コンクリートパネル、5A 裏側推進コイル、5B 表側推進コイル、51,90フレーム、53パッド用シリンダ(押圧手段)、55バキュームパッド(保持手段)、62,95a取付座、58,92受台、59 受台用シリンダ、60,78シリンダロッド、71,72スペーサ、86ハンドル、87 ねじ、88仮受台、96R右側フレーム、96L 左側フレーム。

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