図面 (/)

技術 二軸押出機の駆動装置

出願人 株式会社神戸製鋼所
発明者 上村達哉西山徹
出願日 1996年11月6日 (24年1ヶ月経過) 出願番号 1996-294236
公開日 1998年5月26日 (22年7ヶ月経過) 公開番号 1998-138236
状態 特許登録済
技術分野 プラスチック等の成形材料の処理、取扱一般 プラスチック等の押出成形
主要キーワード 前部軸 入力部間 後部軸 ねじり角度 押出軸 両出力軸 各出力軸 継手軸
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年5月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題

二軸押出機のサイズが大きくなっても、二本の出力軸ねじれ角度の差を十分に吸収することができる二軸押出機の駆動装置を提供すること。

解決手段

二本の出力軸19,20 にそれぞれ出力部21,21 と入力部16,18 とが設けられ、各出力部21に押出軸が連結され、各入力部16,18 に回転動力が入力され、前記各出力軸19,20 の出力部21と入力部16,18 間の距離が異なっており、前記二本の出力軸19,20 のねじり角度の差を出力軸19,20 の径に差をもたせて釣り合わせるようにした二軸押出機の駆動装置において、前記出力部21と入力部16,18 間の距離が長い方の出力軸20は、出力部21と入力部18間において分割構成されており、該分割部分がスプラインカップリング26により連結されている。

概要

背景

二軸押出機においては、その二本の押出軸を互いに同期して回転させなければならない。その押出軸を回転駆動させる駆動装置においては、該押出軸に連結される二本の出力軸軸間距離は非常に接近したものとされている。そして、この出力軸には、該軸に動力を伝達するためのギヤが設けられている。

しかし、二本の出力軸間距離が非常に小さいため、前記ギヤを二本の出力軸の同じ位置に設けると、ギヤ同士干渉することになるので、該ギヤの設ける位置を軸方向に相違させている。その結果、両ギヤに同じ力が入力されても、出力軸の出力端からギヤまでの距離が相違するため、各軸のねじれ角度に差が生じ、二本の押出軸を互いに同期して回転駆動できなくなる。

そこで、出力端からギヤまでの距離が長い方の軸の径を太くし、短い方の軸の径を細くして、両軸のねじり剛性差異をもたせ、ねじり角度の差を吸収するよう構成している。特公昭62ー1135号公報に記載の従来技術では、出力端からギヤまでの距離が二本の出力軸において相違しているとき、出力軸とつながる歯付継手軸の径及び長さの差によって、出力軸のねじり角度の差を釣り合わせるよう構成されている。

概要

二軸押出機のサイズが大きくなっても、二本の出力軸のねじれ角度の差を十分に吸収することができる二軸押出機の駆動装置を提供すること。

二本の出力軸19,20 にそれぞれ出力部21,21 と入力部16,18 とが設けられ、各出力部21に押出軸が連結され、各入力部16,18 に回転動力が入力され、前記各出力軸19,20 の出力部21と入力部16,18 間の距離が異なっており、前記二本の出力軸19,20 のねじり角度の差を出力軸19,20 の径に差をもたせて釣り合わせるようにした二軸押出機の駆動装置において、前記出力部21と入力部16,18 間の距離が長い方の出力軸20は、出力部21と入力部18間において分割構成されており、該分割部分がスプラインカップリング26により連結されている。

目的

そこで、本発明は、二軸押出機のサイズが大きくなっても、二本の出力軸のねじれ角度の差を十分に吸収することができる二軸押出機の駆動装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

二本の出力軸にそれぞれ出力部と入力部とが設けられ、各出力部に押出軸が連結され、各入力部に回転動力が入力され、前記各出力軸の出力部と入力部間の距離が異なっており、前記二本の出力軸のねじり角度の差を出力軸の径に差をもたせて釣り合わせるようにした二軸押出機駆動装置において、前記出力部と入力部間の距離が長い方の出力軸は、出力部と入力部間において分割構成されており、該分割部分がスプラインカップリングにより連結されていることを特徴とする二軸押出機の駆動装置。

請求項2

前記出力部と入力部間の距離が短い方の出力軸は、出力部と入力部間の径が可及的に細くされていることを特徴とする請求項1記載の二軸押出機の駆動装置。

請求項3

記入力部はギヤで構成され、該ギヤの両側位置において、前記出力軸は軸受で支持されていることを特徴とする請求項1または2記載の二軸押出機の駆動装置。

技術分野

0001

本発明は、樹脂食品等の混練押出に使用される二軸押出機駆動装置に関する。

背景技術

0002

二軸押出機においては、その二本の押出軸を互いに同期して回転させなければならない。その押出軸を回転駆動させる駆動装置においては、該押出軸に連結される二本の出力軸軸間距離は非常に接近したものとされている。そして、この出力軸には、該軸に動力を伝達するためのギヤが設けられている。

0003

しかし、二本の出力軸間距離が非常に小さいため、前記ギヤを二本の出力軸の同じ位置に設けると、ギヤ同士干渉することになるので、該ギヤの設ける位置を軸方向に相違させている。その結果、両ギヤに同じ力が入力されても、出力軸の出力端からギヤまでの距離が相違するため、各軸のねじれ角度に差が生じ、二本の押出軸を互いに同期して回転駆動できなくなる。

0004

そこで、出力端からギヤまでの距離が長い方の軸の径を太くし、短い方の軸の径を細くして、両軸のねじり剛性差異をもたせ、ねじり角度の差を吸収するよう構成している。特公昭62ー1135号公報に記載の従来技術では、出力端からギヤまでの距離が二本の出力軸において相違しているとき、出力軸とつながる歯付継手軸の径及び長さの差によって、出力軸のねじり角度の差を釣り合わせるよう構成されている。

発明が解決しようとする課題

0005

出力軸のねじり角度の差異を吸収するために、出力軸とつながる歯付継手軸の径及び長さに差をもたせようとしても、出力軸径が大きく(二軸押出機のサイズが大きく)なればなるほど、ねじり剛性の差が大きくなり、歯付継手軸の径、長さでは吸収しきれなくなるという問題があった。

0006

そこで、本発明は、二軸押出機のサイズが大きくなっても、二本の出力軸のねじれ角度の差を十分に吸収することができる二軸押出機の駆動装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴とするところは、二本の出力軸にそれぞれ出力部と入力部とが設けられ、各出力部に押出軸が連結され、各入力部に回転動力が入力され、前記各出力軸の出力部と入力部間の距離が異なっており、前記二本の出力軸のねじり角度の差を出力軸の径に差をもたせて釣り合わせるようにした二軸押出機の駆動装置において、前記出力部と入力部間の距離が長い方の出力軸は、出力部と入力部間において分割構成されており、該分割部分がスプラインカップリングにより連結されている点にある。

0008

二本の出力軸の径が同じ場合、出力部と入力部間の距離が長い方の出力軸は、短い方の出力軸に比べてそのねじれ角度が大きくなる。そこで、両出力軸のねじれ角度を同じにするためには、出力部と入力部間の距離が長い方の出力軸の径を他方の径より太くする必要がある。しかし、通常は、出力軸は入力部の歯車のすぐ両側において軸受で支持されているので、軸径が軸受の内径以上に太くなると、軸受の挿入が不可能となる。

0009

そこで、本発明では、出力軸を分割構成してスプラインカップリングで連結することにより、スプラインカップリングの径を大きくして、捩じり剛性を高めるようにし、そして、出力軸自身はその径を太くすることなく、軸受を挿入することを可能としたのである。また、前記出力部と入力部間の距離が短い方の出力軸は、出力部と入力部間の径を可及的に細くすることで、吸収できるねじり剛性の差異をさらに大きくできる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。二軸押出機の駆動装置は、ギヤケース1 を有し、該ギヤケース1 に第1軸2 が回転自在に支持されている。この第1軸2 の一端部は、ギヤケース1 から外方に突出し、該突出端部に図示省略のモータからの回転動力が入力されるよう構成されている。そして、前記ギヤケース1 内において、前記第1軸2 には、第1ギヤ3 が形成されている。

0011

前記ギヤケース1 には、前記第1軸2 と平行な第2軸4 が、その両端部を回転自在に支持されている。この第2軸4 には、前記第1ギヤ3 と常時噛合する第2ギヤ5 が設けられると共に、第3ギヤ6 が設けられている。更に、前記ギヤケース1 に、前記第2軸4 と平行な第3軸7 が、回転自在に支持されている。この第3軸7 には、前記第3ギヤ6 と常時噛合する第4ギヤ8 が設けられると共に、第5ギヤ9 が設けられている。

0012

前記第5ギヤ9 に常時噛合する第6ギヤ10が設けられ、該第6ギヤ10の両端部が、前記ギヤケース1 に回転自在に支持されている。第6ギヤ10の軸方向一端部から、第4軸11が突出し、該第4軸11に第7ギヤ12が設けられている。また、第6ギヤ10の他端部から、第5軸13が突出し、該第5軸13に第8ギヤ14が設けられている。前記第4軸11と第5軸13は、第6ギヤ10と同一軸心上に設けられている。前記第4軸11は第5軸13よりもその径が小さくされ、トーションバーとされている。

0013

前記第7ギヤ12に、第9ギヤ15を介して第10ギヤ16が常時噛合している。また、前記第8ギヤ14に、第11ギヤ17を介して第12ギヤ18が常時噛合している。前記ギヤケース1 には、第1出力軸19と第2出力軸20とが、互いに平行に回転自在に支持されている。そして、この第1出力軸19に前記第10ギヤ16が設けられ、前記第2出力軸20に前記第12ギヤ18が設けられている。

0014

前記各出力軸19,20 の軸端部は、ギヤケース1 の同一面から突出し、該突出端部が出力部21とされている。この各出力部21に図示省略の押出軸が連結される。この押出軸は、図示省略のハウジングに回転自在に支持されている。この二本の押出軸は、前記出力軸19,20 により、互いに同一方向に同期して回転駆動される。

0015

従って、前記第1出力軸19の第10ギヤ16、及び第2出力軸20の第12ギヤ18は、夫々各出力軸19,20 の入力部とされている。前記第1出力軸19の出力部21から入力部(第10ギヤ16)までの距離は、第2出力軸20の出力部21から入力部(第12ギヤ18)までの距離よりも短くされている。第1出力軸19の出力部21から入力部16までの間の軸径は、強度的に許される限界において可及的に細くされている。第1出力軸19は、第10ギヤ16の両側において軸受22でギヤケース1 に支持される。出力部21とは反対側の端部はスラスト軸受23が設けられている。

0016

前記第2出力軸20は、出力部21と入力部18間の距離が前記第1出力軸19よりも長いため、出力部21と入力部18間において、出力部21を含む前部軸24と、入力部18を含む後部軸25とに分割構成されている。そして、分割部分の外周面にスプラインが形成されている。このスプラインにスプラインカップリング26が外嵌係合し、前部軸24と後部軸25とは一体的に結合されている。

0017

このスプラインカップリング26の外径は大きくされており、該カップリング26で前後部軸24,25 をスプライン結合することにより、前後部軸24,25 と同径の一本の軸で形成するよりも、ねじり剛性を向上させている。前記後部軸25は、第12ギヤ18の両側において軸受27でギヤケース1 に支持される。スプライン部とは反対側の端部はスラスト軸受28が設けられている。

0018

前記構成の実施の形態によれば、図示省略のモータからの動力が第1軸2 に入力され、第1ギヤ3 →第2ギヤ5 →第2軸4 →第3ギヤ6 →第4ギヤ8 →第3軸7 →第5ギヤ9 →第6ギヤ10に伝達される。そして、動力は、第6ギヤ10から第4軸11と第5軸13の二系統に分割伝達される。第4軸11の動力は第7ギヤ12→第9ギヤ15→第10ギヤ16→第1出力軸19に伝達され、その出力部21から図示省略の押出軸に伝達される。第5軸13の動力は第8ギヤ14→第11ギヤ17→第12ギヤ18→第2出力軸20に伝達される。そして、第2出力軸20の後部軸25からスプラインカップリング26を介して前部軸24に伝達され、その出力部21から図示省略の押出軸に伝達される。

0019

前記構成において、第1出力軸19の出力部21と入力部16間の距離と、第2出力軸20の出力部21と入力部18間の距離が異なるため、もし、両出力軸19,20 の径が同一であれば、両入力部16,18 に同じトルクが入力されると、両出力軸19,20 のねじれ角度が異なることになり、押出軸を同期回転駆動することができなくなる。しかし、本実施の形態では、第2出力軸20を大径のスプラインカップリング26で結合しているので、ねじれ剛性が高くなり、ねじれ角度の差を吸収でき、同期回転駆動が可能になる。

0020

なお、カップリング26で結合しないで、一本の軸としてその外径を大きくするだけでも、ねじれ角度の差を吸収させることはできるが、そうすると、第12ギヤ18の両側部を軸受27で支持することができなくなる。しかし、本発明では、第2出力軸20を分割構成しているので、後部軸25の軸径を細くすことができ、第12ギヤ18の両側部を軸受27で支持することができる。

0021

また、第1出力軸19の径を可及的に細くしているので、吸収できるねじり剛性の差異をさらに大きくすることができる。また、その余裕分だけ、スプラインカップリングの外径を小さくすることができる。尚、本発明は、前記実施の形態に示したものに限定されるものではなく、例えば、スプラインカップリング26の機能は、軸を分割構成することにより軸受支持を可能とし、かつ、分割した軸のねじり剛性を高めることであり、従って、この機能を奏する均等物は、本発明のスプラインカップリング26に含まれるものである。

発明の効果

0022

本発明によれば、二本の出力軸のねじれ角度差を吸収することができ、二本の押出軸を同期回転駆動することができる。

図面の簡単な説明

0023

図1本発明の実施の形態を示す断面図である。

--

0024

16 第10ギヤ(入力部)
18 第12ギヤ(入力部)
19 第1出力軸
20 第2出力軸
21 出力部
24前部軸
25 後部軸

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ