図面 (/)

技術 流水管の夾雑物除去装置

出願人 コスモ工機株式会社
発明者 橋本孝夫
出願日 1996年11月7日 (24年0ヶ月経過) 出願番号 1996-311434
公開日 1998年5月26日 (22年6ヶ月経過) 公開番号 1998-137516
状態 特許登録済
技術分野 管の付属装置 特殊濾過機 濾過体静止型の加圧または吸引濾過機
主要キーワード 排水径路 筒状片 環状突片 各吸引管 各吸引ノズル フィルタメッシュ 吸引管内 吸引抵抗
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年5月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

フィルタ部材洗浄効果を高め、排水量を節約する。

解決手段

開閉弁12を開き、回転軸17をもって吸引管19を回転させることにより、フィルタメッシュ3の外側の流水複数個吸引ノズル21を介して吸引管19内に吸引され、この時の流水の吸引力により、フィルタメッシュ3の内周面堆積した夾雑物が除去される。

概要

背景

水道管においては、それに分岐管を接続するに際し、水道管に穿孔又は切断工事を施すと、それらの施工時に金属粉が発生したり、切断部に錆が発生するなどして、これらが水道水中に混入することがある。

また、上記分岐管の配管工事は、掘削した地中で行われることが殆どであるため、土砂等が水道水中に混入することもある。

このような夾雑物の混入した水道水が各家庭に供給されるのを防止するために、フィルタを備える濾過装置管路の途中に設け、水質保障している。

しかし、通常の濾過装置では、フィルタの目詰りが比較的早く、水道水の流れに支障をきたすため、フィルタを短い周期で定期的に交換する必要があり、その作業が面倒であるとともに、不経済となっている。

また、上記フィルタの交換作業は、水道水の流通を止めて行う必要があるため、一時的に断水状態となる。

このような諸問題を解決するために、本願出願人は、特開平7−136421号公報において、流水中に混入した夾雑物を効果的に除去しうるとともに、保守作業も不断水状態で簡単に行うことが可能な夾雑物除去装置を既に提案している。

概要

フィルタ部材洗浄効果を高め、排水量を節約する。

開閉弁12を開き、回転軸17をもって吸引管19を回転させることにより、フィルタメッシュ3の外側の流水が複数個吸引ノズル21を介して吸引管19内に吸引され、この時の流水の吸引力により、フィルタメッシュ3の内周面堆積した夾雑物が除去される。

目的

本発明は、上記従来の装置を改良することにより、少ない排水量でも効果的にフィルタ部分洗浄を行いうるようにした流水管の夾雑物除去装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
5件
牽制数
4件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

流水管の一部に装着されたケース内に、上下の端面が閉塞され、かつ流水を内側から外側に向けて流通させるようにしたほぼ円筒形フィルタ部材を設け、このフィルタ部材内に、その外側より流水を吸引可能な吸引ノズルを有する吸引管を、開閉弁を介して大気と連通するように、かつ所定の操作により回転させうるようにして収納してなる流水管の夾雑物除去装置において、前記吸引ノズルを、フィルタ部材のほぼ全長に亘って所定間隔おき複数個列設したことを特徴とする流水管の夾雑物除去装置。

請求項2

吸引ノズルの開口面積を、流水の排水部より遠ざかるに従って漸次大とした請求項1に記載の流水管の夾雑物除去装置。

請求項3

吸引管の上下部を、フィルタ部材の略中心に立設された回転軸を有する大径の吸水本管に連通状に結合した請求項1又は2に記載の流水管の夾雑物除去装置。

請求項4

吸引本管下端部におけるフィルタ部材の底板の上面と近接した外周面に、流水の排水径路と連通する複数の連通孔を形成した請求項3に記載の流水管の夾雑物除去装置。

請求項5

吸引本管における一方の吸引管とほぼ180度対向する位置に、複数の吸引ノズルを有する別の吸引管を結合してなる請求項3又は4に記載の流水管の夾雑物除去装置。

請求項6

各吸引管の吸引ノズルの位置を、互いに上下方向に異ならせた請求項5に記載の流水管の夾雑物除去装置。

技術分野

0001

本発明は、水道管等の流水管内流通する流体中に混入した夾雑物を除去するための夾雑物除去装置の改良に関する。

背景技術

0002

水道管においては、それに分岐管を接続するに際し、水道管に穿孔又は切断工事を施すと、それらの施工時に金属粉が発生したり、切断部に錆が発生するなどして、これらが水道水中に混入することがある。

0003

また、上記分岐管の配管工事は、掘削した地中で行われることが殆どであるため、土砂等が水道水中に混入することもある。

0004

このような夾雑物の混入した水道水が各家庭に供給されるのを防止するために、フィルタを備える濾過装置管路の途中に設け、水質保障している。

0005

しかし、通常の濾過装置では、フィルタの目詰りが比較的早く、水道水の流れに支障をきたすため、フィルタを短い周期で定期的に交換する必要があり、その作業が面倒であるとともに、不経済となっている。

0006

また、上記フィルタの交換作業は、水道水の流通を止めて行う必要があるため、一時的に断水状態となる。

0007

このような諸問題を解決するために、本願出願人は、特開平7−136421号公報において、流水中に混入した夾雑物を効果的に除去しうるとともに、保守作業も不断水状態で簡単に行うことが可能な夾雑物除去装置を既に提案している。

発明が解決しようとする課題

0008

上述した先願の夾雑物除去装置は、フィルタメッシュ内周面近接して開口している吸引ノズル逆洗口)が、上下に連続するスリット状をなしているため、吸引力にばらつきが生じ、排水管に近い側が大きく、遠い側が小さくなる傾向があり、フィルタメッシュ全体の洗浄効果が若干劣っていた。

0009

また、夾雑物の付着量が少なく、吸引抵抗の小さい部分より大量に吸引するため、夾雑物の付着量の多い部分の吸引力が小さくなり、その部分の洗浄効果が低いという問題点もある。

0010

この問題に対処するため、先願の装置においては、排水管の径を大として排水量を増大させ、吸引ノズル全体に作用する吸引力を増加させたり、逆洗室を数回に亘って回転させて洗浄効果を高めるなどしている。

0011

しかし、このようにすると、排出管より大量の水道水が無駄に廃棄されるため、不経済となっていた。

0012

本発明は、上記従来の装置を改良することにより、少ない排水量でも効果的にフィルタ部分洗浄を行いうるようにした流水管の夾雑物除去装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

上記目的を達成するために、本発明は、流水管の一部に装着されたケース内に、上下の端面が閉塞され、かつ流水を内側から外側に向けて流通させるようにしたほぼ円筒形フィルタ部材を設け、このフィルタ部材内に、その外側より流水を吸引可能な吸引ノズルを有する吸引管を、開閉弁を介して大気と連通するように、かつ所定の操作により回転させうるようにして収納してなる流水管の夾雑物除去装置において、前記吸引ノズルを、フィルタ部材のほぼ全長に亘って所定間隔おき複数個列設したことを特徴としている。

0014

上記吸引ノズルの開口面積を、流水の排水部より遠ざかるに従って漸次大とするのが好ましい。

0015

上記吸引管の上下部を、フィルタ部材の略中心に立設された、回転軸を有する大径の吸水本管に連通状に結合するのが好ましい。

0016

上記吸引本管下端部におけるフィルタ部材の底板の上面と近接した外周面に、流水の排水径路と連通する複数の連通孔を形成するのが好ましい。

0017

上記吸引本管における一方の吸引管とほぼ180度対向する位置に、複数の吸引ノズルを有する別の吸引管を結合するのが好ましい。

0018

上記各吸引管の吸引ノズルの位置を、互いに上下方向に異ならせるのが好ましい。

0019

上記構成の本発明によると、開閉弁を開いて吸引管を回転させることにより、フィルタ部材の外側の流水が複数個の吸引ノズルを介して吸引管内に吸引され、このときの流水の吸引力により、フィルタ部材の内面堆積した夾雑物が効果的に除去される。この際、各吸引ノズルは個々に独立しているため、各吸引ノズルに作用する吸引力が大きくばらつくことはない。

発明を実施するための最良の形態

0020

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

0021

図1ないし図3は、本発明の第1実施例を示す。水道管1の切断部には、上下2部材よりなる有底円筒形ケース2が水密性を保持して、かつ水道管1の軸線と直交する上下方向を向いて嵌着されている。

0022

ケース2内には、水道管1内の流水に混入した夾雑物を捕捉するための円筒状のフィルタメッシュ3が、流路を遮るようにして収容されている。フィルタメッシュ3の上流側の周面には、通孔3aが形成され、この通孔3a内には、水道管1の開口端が隣接されている。

0023

フィルタメッシュ3の上端縁にはシールを兼ねた支持部材4が、また下端縁には、漏斗状の底板5がそれぞれ固着され、支持部材4の外向鍔部は、ケース2内面の環状保持片6と、上蓋7の下面の環状突片7aとにより挾持されている。

0024

底板5の中心に固着された上下方向を向く保持筒8の下部外周面は、ケース2の底板2aの内底面に固着された筒状片9内に嵌合されている。

0025

保持筒8におけるフィルタメッシュ3内の底部には、上下位置を若干異ならせた2個の排出孔10が180度対向して穿設されている。

0026

ケース2の底板2aに形成された、上記保持筒8と連通する通孔11の下部には、開閉弁12を有する排水管13が、大気と連通されて取付けられている。

0027

14、14はフィルタメッシュ3への流入側と流出側とを隔離する隔壁部材で、フィルタメッシュ3の流入側の外周面に全高に亘って接触させてある(図2参照)。

0028

フィルタメッシュ3内には、それと同軸をなす吸水本管15が、その開口下端部を前記保持筒8内に回動自在に嵌合するとともに、上端閉塞板16に固着した回転軸17を、上蓋7の下面の環状突片7a内に回動可能、かつ上下方向への移動を不能に挿通保持することにより、収容されている。

0029

吸水本管15の一側方には、フィルタメッシュ3の内面と近接するとともに、上下方向の長さがフィルタメッシュ3とほぼ等長をなす吸引管19が、上下2本の連通管20を介して、吸水本管15と連通状に設けられ、吸引管19の外方の外周面には、複数個(実施例では九個)の丸孔状の吸引ノズル21が一定間隔おきに穿設されている(図3参照)。

0030

吸水本管15における保持筒8内に位置する下部外周面には、保持筒8に形成した2個の排出孔10と連通可能な2個の連通孔22が穿設され、フィルタメッシュ3の底板5上に堆積した夾雑物を排出しうるようになっている。

0031

次に、上記第1実施例の作用を説明する。水道管1内を図示矢印方向に流れる水道水は、円筒状のフィルタメッシュ3内に流入したのち、外側に流出する。この際、水道水中に混入している夾雑物は、フィルタメッシュ3の内周面により捕捉されて除々に堆積する。

0032

比重の大きな夾雑物は、沈降して底板5の上面に堆積する。フィルタメッシュ3への夾雑物の堆積量が増加し、水道水の流通抵抗が大きくなった際には、次のようにしてフィルタメッシュ3を洗浄することができる。

0033

まず、開閉弁12を開いて、排水管13及び吸水本管15を大気と連通する。すると、ケース2内の管内圧と排水管13の大気圧との差圧により、水道水がフィルタメッシュ3の外側から吸引管19の各吸引ノズル21に向って勢いよく流入し、連通管20、吸水本管15及び排水管13を流通して外部に排出される。

0034

これにより、フィルタメッシュ3の内面に堆積している夾雑物は、比較的広い領域に亘って各吸引ノズル21内に吸込まれて除去され、水とともに外部に排出される。

0035

ついで、回転軸17の突出端部をハンドル等により緩速で適数回回転させ、吸引管19をフィルタメッシュ3の内面における夾雑物捕捉領域全体に亘って回転させることにより、フィルタメッシュ3の内周面全体に付着している夾雑物が除去される。

0036

フィルタメッシュ3の底板5上に堆積した夾雑物は、吸水本管15の連通孔22と保持筒8の排出孔10とが互いに連通する際に、吸込まれて外部に排出される。

0037

このようにしてフィルタメッシュ3の内周面、及び底板5上に堆積した夾雑物を除去したのち、開閉弁12を閉じれば洗浄作業は終了する。

0038

上記第1実施例においては、各吸引ノズル21は個々に独立しており、従来のようにスリット状に連続していないため、各吸引ノズル21に作用する吸引力が大きくばらつくことはなく、従ってフィルタメッシュ3の洗浄効果が向上する。

0039

図4は、本発明の第2実施例の要部を示すもので、この実施例では、吸引管19の吸引ノズル21の口径(開口面積)を、上方に向って、すなわち排水管13より遠ざかるに従って漸次大径としたものである。

0040

このようにすると、排水管13より遠い側の吸引ノズル21に作用する吸引力が小さくても、吸水量が増大するため、フィルタメッシュ3全体を効果的に洗浄することができる。

0041

従って、排水管13の径を大として、排水量を増大させたり、吸引管19を何回も回転させたりする必要はなく、水道水の排水量を最小限に抑えることができる。

0042

図5は、本発明の第3実施例を示す。この第3実施例では、吸水本管15の他側方(図中左方)に、別の吸引管23を、180度離間させて対称的に設けるとともに、吸引ノズル21の上下方向の位置を、一方(右方)の吸引管19における互いに隣接する吸引ノズル21同士のほぼ中間に位置するように配置させて形成したものである。

0043

この第3実施例によると、2本の吸引管19、23により夾雑物の除去が行われるので、回転軸17をそれ程回転させなくても洗浄効果が高まる。しかも、吸引管23側の吸引ノズル21の回転軌跡は、一方の吸引管19における隣接する上下の吸引ノズル21、21の回転軌跡の中間を通るようになるため、フィルタメッシュ3の内周面全体に堆積した夾雑物をほぼ均一に除去することができる。

0044

本発明は上記実施例に限定されるものではない。

0045

例えば吸引ノズル21の形状は、上記丸孔状の外、だ円形多角形長孔等の非円形でもよく、また各吸引ノズル21の開口端を、テーパ状に拡径して、流水を広範に吸引しうるようにしてもよい。

0046

実施例では、吸引管19を吸水本管15を介して排水管13に連通させているが、吸引管19の下端を直接排水管13と連通させることもある。

0047

フィルタ部材としてフィルタメッシュ3を用いているが、多孔の形成されたパンチングプレートでもよい。

発明の効果

0048

本発明は次の効果を奏する。

0049

(a)各吸引ノズルに作用する吸引力が従来のように大きくばらつくことがなく、また一個の吸引ノズルで広範囲のフィルタ部材の洗浄を受け持たせることにより、少ない排水量でも十分な洗浄効果が得られ、水道水が節約される。

0050

(b)請求項2の発明によれば、排水部より遠い位置の吸引ノズルに作用する吸引力が小さくても吸水量が増大するため、たとえフィルタ部材の全長が長くても、全体を効果的に洗浄することができる。

0051

(c)請求項3の発明によれば、吸引管内に吸引された流水は、大径の吸水本管を介して抵抗なく排出されるため、各吸引ノズルに作用する吸引力のばらつきも小さくなる。

0052

(d)請求項4の発明によれば、フィルタ部材の底板上に堆積した夾雑物も容易に排出される。

0053

(e)請求項5の発明によれば、洗浄効果が増大するので、回転軸の回転は最小限でよく、洗浄作業が短時間で済む。

0054

(g)請求項6の発明によれば、フィルタ部材の内周面全体をほぼ均一に洗浄することができる。

0055

図面の簡単な説明

0056

図1本発明の第1実施例を示す中央縦断正面図である。
図2同じく図1のII−II線に沿う横断平面図である。
図3同じく、吸水本管及びそれに固設された吸引管の斜視図である。
図4本発明の第2実施例における吸引管の側面図である。
図5本発明の第3実施例を示す中央縦断正面図である。

--

0057

1水道管
2ケース
2a底板
3フィルタメッシュ(フィルタ部材)
3a通孔
4支持部材
5 底板
6 環状保持片
7上蓋
7a環状突片
8保持筒
9筒状片
10排出孔
11 通孔
12開閉弁
13排水管
14隔壁部材
15吸水本管
16閉塞板
17回転軸
17a環状溝
19吸引管
20連通管
21吸引ノズル
22連通孔
23 吸引管

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ