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技術 磁気ヘッド装置

出願人 株式会社ニコン
発明者 矢内純一
出願日 1996年10月30日 (23年6ヶ月経過) 出願番号 1996-288643
公開日 1998年5月22日 (21年11ヶ月経過) 公開番号 1998-134327
状態 未査定
技術分野 磁気ヘッドの位置調整,追随
主要キーワード 回転用ガイド 左右回り パッド基板 フィルム画像入力装置 磁気ヘッドユニット 両ヘッド 揺動範囲 巻取スプール
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年5月22日)のものです。
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図面 (9)

課題

磁気情報を記録可能なフィルムに対して磁気情報を再生、記録する再生ヘッドおよび記録ヘッドの高さに差があっても、情報の再生、記録を安定して行う。

解決手段

再生ヘッド4および記録ヘッド5を隣接して支持するヘッド基板13を揺動軸22を中心として揺動可能に支持するとともに、ヘッド基板13をフィルム3の方向に回動しながら付勢し、かつ再生ヘッド4および記録ヘッド5に対向するパッド24a,24bを可撓性材料から構成する。両ヘッド4,5の高さに差があっても、ヘッド基板13が揺動するとともに、パッド24a,24bが変形するため、両ヘッドはともにフィルム3に接触し、これにより磁気情報の再生、記録を安定して行うことができる。

概要

背景

近年、画像記録部以外に磁気記録部を備えたフィルムを使用するカメラや、このようなフィルムの画像を電気的な画像信号に変換してCRT上に表示するビューアなどが知られている。このようなカメラやビューワなどでは、予め磁気記録部に記憶しておいたフィルム感度撮影コマ数などのフィルム情報を読み込んだり、絞り値やシャッタ秒時などの撮影に関する情報を磁気トラックに記録する。

図8は従来の画像入力装置に用いられる磁気記録・再生ヘッドユニット概略配置図である。図8に示すように、再生ヘッド104と記録ヘッド105がヘッド基板113上に隣接して固着されている。ヘッド基板113は互いに平行な2本のガイド棒114a,114bにガイドされながらフィルム幅方向へ移動可能とされており、さらにばね118a,118bにより矢印C方向に付勢されている。そして、このばね118a,118bの付勢力により、ヘッド基板113に設けられたピン(不図示)がフィルム103の上端縁103Eに当接するため、再生ヘッド104と記録ヘッド105とはフィルム上端縁103Eから所定距離を保ちながら、フィルム103の磁気記録部108に対して、情報の記録、再生を行う。

一方、ガイド棒114a,114bは基部120に固定されており、基部120からはフィルム103の移動方向に対して略平行に回動軸123a,123b(123bのみ図示)が突出している。回動軸123a,123bは回転用ガイド121a,121bに挿入されており、これにより、ヘッド基板113は回動軸123a,123bを中心として回動可能とされている。また、ガイド棒114a,114bの先端には、ばね支持部115が取り付けられており、このばね支持部115に、ヘッド基板113を図8の下方に付勢するばね116a,116bが取り付けられている。そして、このばね116a,116bにより、再生ヘッド104および記録ヘッド105は、フィルム103を介して不図示のパッド押圧される。

これにより、記録ヘッド105と再生ヘッド104とがフィルム103に対して接触した状態を維持しつつ、かつフィルム上端縁103Eに対して所定距離を保ちながら、情報の記録、再生が行われる。

概要

磁気情報を記録可能なフィルムに対して磁気情報を再生、記録する再生ヘッドおよび記録ヘッドの高さに差があっても、情報の再生、記録を安定して行う。

再生ヘッド4および記録ヘッド5を隣接して支持するヘッド基板13を揺動軸22を中心として揺動可能に支持するとともに、ヘッド基板13をフィルム3の方向に回動しながら付勢し、かつ再生ヘッド4および記録ヘッド5に対向するパッド24a,24bを可撓性材料から構成する。両ヘッド4,5の高さに差があっても、ヘッド基板13が揺動するとともに、パッド24a,24bが変形するため、両ヘッドはともにフィルム3に接触し、これにより磁気情報の再生、記録を安定して行うことができる。

目的

本発明の目的は、記録ヘッドおよび再生ヘッドの高さに差が生じても、磁気情報の記録、再生を安定して行うことができる磁気ヘッド装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

フィルム磁気記録部に情報を記録する記録ヘッドと、前記磁気記録部に記録された情報を読み出す再生ヘッドと、前記記録ヘッドおよび前記再生ヘッドを前記フィルムの移動方向に対して隣接させて保持するヘッド基板と、該ヘッド基板を前記フィルムの移動方向に延在する第1の軸を中心に回動可能に支持するとともに、前記フィルムの幅方向に延在する第2の軸を中心として揺動可能に支持する支持手段と、前記フィルムを介して前記記録ヘッドおよび前記再生ヘッドのそれぞれと対向する位置に配された可撓性材料からなるパッドと、前記ヘッド基板を前記第1および前記第2の軸周りに回動するように前記フィルムの方向に付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする磁気ヘッド装置

請求項2

フィルムの磁気記録部に情報を記録する記録ヘッドと、前記磁気記録部に記録された情報を読み出す再生ヘッドと、前記記録ヘッドおよび前記再生ヘッドを前記フィルムの移動方向に対して隣接させて保持するとともに、前記フィルムの移動方向に延在する第1の軸を中心に回動するヘッド基板と、前記フィルムを介して前記記録ヘッドおよび前記再生ヘッドのそれぞれと対向する位置に配された記録パッドおよび再生パッドと、前記ヘッド基板を前記第1の軸周りに回動するように前記フィルムの方向に付勢する第1の付勢手段と、前記記録パッドおよび前記再生パッドを隣接させて保持するとともに、前記フィルムの幅方向に延在する第2の軸を中心に揺動するパッド基板と、該パッド基板を前記第2の軸周りに回動するように前記フィルムの方向に付勢する第2の付勢手段とを備えたことを特徴とする磁気ヘッド装置。

技術分野

0001

本発明は、磁気情報を記録可能なフィルムに記録された画像を読み取って画像信号に変換するフィルムの画像入力装置あるいは、そのようなフィルムを使用して撮影を行うとともに撮影条件などを磁気記録するカメラに用いて好適な磁気ヘッド装置に関する。

背景技術

0002

近年、画像記録部以外に磁気記録部を備えたフィルムを使用するカメラや、このようなフィルムの画像を電気的な画像信号に変換してCRT上に表示するビューアなどが知られている。このようなカメラやビューワなどでは、予め磁気記録部に記憶しておいたフィルム感度撮影コマ数などのフィルム情報を読み込んだり、絞り値やシャッタ秒時などの撮影に関する情報を磁気トラックに記録する。

0003

図8は従来の画像入力装置に用いられる磁気記録・再生ヘッドユニット概略配置図である。図8に示すように、再生ヘッド104と記録ヘッド105がヘッド基板113上に隣接して固着されている。ヘッド基板113は互いに平行な2本のガイド棒114a,114bにガイドされながらフィルム幅方向へ移動可能とされており、さらにばね118a,118bにより矢印C方向に付勢されている。そして、このばね118a,118bの付勢力により、ヘッド基板113に設けられたピン(不図示)がフィルム103の上端縁103Eに当接するため、再生ヘッド104と記録ヘッド105とはフィルム上端縁103Eから所定距離を保ちながら、フィルム103の磁気記録部108に対して、情報の記録、再生を行う。

0004

一方、ガイド棒114a,114bは基部120に固定されており、基部120からはフィルム103の移動方向に対して略平行に回動軸123a,123b(123bのみ図示)が突出している。回動軸123a,123bは回転用ガイド121a,121bに挿入されており、これにより、ヘッド基板113は回動軸123a,123bを中心として回動可能とされている。また、ガイド棒114a,114bの先端には、ばね支持部115が取り付けられており、このばね支持部115に、ヘッド基板113を図8の下方に付勢するばね116a,116bが取り付けられている。そして、このばね116a,116bにより、再生ヘッド104および記録ヘッド105は、フィルム103を介して不図示のパッド押圧される。

0005

これにより、記録ヘッド105と再生ヘッド104とがフィルム103に対して接触した状態を維持しつつ、かつフィルム上端縁103Eに対して所定距離を保ちながら、情報の記録、再生が行われる。

発明が解決しようとする課題

0006

上述したように、同一のヘッド基板113上に隣接して配置される記録ヘッド105と再生ヘッド104とからなるユニットにおいて、製造上、記録ヘッド105と再生ヘッド104の基板面からの高さd1,d2(図5参照)を全く同一にすることは非常に困難であり、製造上の誤差を100〜200μm程度含むことは避けられないものである。しかしながら、このような高さの誤差が存在すると、高さの高い側のヘッドはこのヘッドと対向するパッドとの間ではフィルムを挟み込んでフィルムに接触することができるが、高さの低い側のヘッドはフィルムとの間に隙間が発生してしまい、ヘッドとフィルムとが接触せず、磁気情報の記録または再生を安定して行うことができなかった。

0007

本発明の目的は、記録ヘッドおよび再生ヘッドの高さに差が生じても、磁気情報の記録、再生を安定して行うことができる磁気ヘッド装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

一実施の形態を示す図1図4を参照して説明すると、請求項1の発明は、フィルム3の磁気記録部8A,8B,8Cに情報を記録する記録ヘッド5と、磁気記録部8A,8B,8Cに記録された情報を読み出す再生ヘッド4と、記録ヘッド5および再生ヘッド4をフィルム3の移動方向に対して隣接させて保持するヘッド基板13と、ヘッド基板13をフィルム3の移動方向に延在する第1の軸23a,23bを中心に回動可能に支持するとともに、フィルム3の幅方向に延在する第2の軸22を中心として揺動可能に支持する支持手段19,20と、フィルム3を介して記録ヘッド5および再生ヘッド4のそれぞれと対向する位置に配された可撓性材料からなるパッド24a,24bと、ヘッド基板13を第1および第2の軸回りに回動するようにフィルム3の方向に付勢する付勢手段16a,16bとを備えたことにより上記目的を達成する。

0009

請求項2の発明は、フィルム3の磁気記録部8A,8B,8Cに情報を記録する記録ヘッド5と、磁気記録部8A,8B,8Cに記録された情報を読み出す再生ヘッド4と、記録ヘッド5および再生ヘッド4をフィルム3の移動方向に対して隣接させて保持するとともに、フィルム3の移動方向に延在する第1の軸23a,23bを中心に回動するヘッド基板13と、フィルム3を介して記録ヘッド5および再生ヘッド4のそれぞれと対向する位置に配された記録パッド24bおよび再生パッド24aと、ヘッド基板13を第1の軸23a,23b回りに回動するようにフィルム3の方向に付勢する第1の付勢手段16a,16bと、記録パッド24bおよび再生パッド24aを隣接させて保持するとともに、フィルム3の幅方向に延在する第2の軸32を中心に揺動するパッド基板33と、パッド基板33を第2の軸32回りに回動するようにフィルム3の方向に付勢する第2の付勢手段35a,35bとを備えたことにより上記目的を達成する。

0010

請求項1の発明によれば、記録ヘッド5と再生ヘッド4との高さに差がある場合、高さの高い方のヘッド5が、このヘッド5と対向するパッド24bとの間でフィルム3を挟み込んでフィルム3に接触する。この際、ヘッド基板13がフィルム3の幅方向に延在する第2の揺動軸22を中心として揺動するため、付勢手段16aにより高さの低い方のヘッド4がパッド24aの方向へ回動してヘッド4がフィルム3と接触する。一方、両ヘッド4,5は付勢手段16a,16bによりフィルム3の方向に付勢されており、かつパッド24a,24bは可撓性材料からなるため、高さの低い側のヘッド4がフィルム3に接触すると、高さの高い方のヘッド5と対向するパッド24bが若干変形するため、高さの高い方のヘッド5はフィルム3に接触した状態を維持する。したがって、双方のヘッド4,5がフィルム3に接触できる。

0011

図7を参照して説明すると、請求項2の発明によれば、記録ヘッド5と再生ヘッド4との高さに差がある場合、高さの高い方のヘッド5が、このヘッド5と対向するパッド24bとの間でフィルム3を挟み込んでフィルム3に接触する。この際、ヘッド基板13は第1の付勢手段16a,16bによりフィルム3の方向に付勢されており、かつパッド基板33はフィルム3の幅方向に延在する第2の軸32を中心として揺動し、かつ第2の付勢手段35a,35bにより揺動を阻止する方向に付勢力が作用するため、高さの低い方のヘッド4に対向するパッド24aは第2の軸32を中心としてフィルム3に向かって揺動し、高さの低い方のヘッド4がフィルム3に接触する。一方、高さの高い方のヘッド5に対向するパッド24bはフィルム3から離れる方向へ移動するが、両ヘッド4,5の高さの差に応じてパッド24a,24bは傾斜しているため、高さの高い方のヘッド5もフィルム3に接触した状態を維持する。したがって、双方のヘッド4,5がフィルム3に接触できる。

0012

なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。

発明を実施するための最良の形態

0013

下図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
−第1の実施の形態−
図1は本発明による磁気ヘッド装置が使用されるフィルム画像入力装置の構成を示す概略斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態に用いられる磁気ヘッドユニットの構成を示す斜視図、図3図2のA方向矢視図、図4図2のB方向矢視図、図5および図6は磁気ヘッドユニットの動作を説明するための図である。

0014

図1に示すように、フィルムカートリッジ1に収容されたフィルム3は、巻取スプール2に巻き取られる。フィルム3には、画像を記録する画像記録部7A,7B,7Cと、画像に対応する磁気データを記録する磁気記録部8A,8B,8Cとが形成されている。磁気記録部8A,8B,8Cに対しては、再生ヘッド4により記録された情報の読み取りがなされ、記録ヘッド5により磁気情報が記録される。巻取スプール2とカートリッジ1との間に形成される空間には、照明光源10と、撮像レンズ11と、撮像素子12とが配設されている。なお、フィルム3にはフィルムのコマ数を確認したり位置決めするためのパーフォレーション6が形成されている。そして、照明光源10から発せられた照明光により、フィルム3に記録された画像を表す透過光撮影レンズ11を経て撮像素子12に結像される。撮像素子12は、結像された画像に応じた電気信号を出力する。

0015

図2に示すように、再生ヘッド4と記録ヘッド5とはヘッド基板13上に隣接して保持されている。ヘッド基板13は互いに平行な2本のガイド棒14a,14bにガイドされながらフィルム幅方向へ移動可能とされており、さらにばね18a,18bにより矢印C方向に付勢されている。そして、このばね18a,18bの付勢力により、ヘッド基板13に設けられたピン25(図4参照)がフィルム3の上端縁3Eに当接するため、再生ヘッド4と記録ヘッド5とはフィルム上端縁3Eから所定距離h(図4参照)を保ちながら、フィルム3の磁気記録部8A,8B,8Cに対して、情報の記録、再生を行う。

0016

一方、ガイド棒14a,14bは基部19に固定されている。基部19からはガイド棒14a,14bとは反対側に揺動軸22が突出しており、この揺動軸22が基部20に挿嵌されている。また、基部20には揺動制限部材26a,26bが取り付けられている。これにより、基部19すなわちヘッド基板13は基部20に対して矢印R方向に揺動可能とされているが、その揺動範囲が揺動制限部材26a,26bにより制限される。また、基部20からはフィルム3の移動方向に対して略平行に回動軸23a,23b(23bのみ図示)が突出している。回動軸23a,23bは回転用ガイド21a,21bに挿入されており、これにより、ヘッド基板13は回動軸23a,23bを中心として矢印S方向に回動可能とされている。また、ガイド棒14a,14bの先端には、ばね支持部15が取り付けられており、このばね支持部15に、ヘッド基板13を図3の下方に付勢するばね16a,16bが取り付けられている。そして、このばね16a,16bにより、再生ヘッド4および記録ヘッド5は、フィルム3を介して可撓性材料からなるパッド24a,24b(図3)に押圧される。

0017

これにより、記録ヘッド5と再生ヘッド4とがフィルム3に対して接触した状態を維持しつつ、かつフィルム上端縁3Eに対して所定距離hを保ちながら、情報の記録、再生が行われる。

0018

次いで、第1の実施の形態の動作について説明する。上述した再生ヘッド4と記録ヘッド5との基板面からの高さd1,d2(図5参照)を全く同一にすることは製作誤差を考慮すると非常に困難であり、製造上の誤差を100〜200μm含むものであるため、単に再生ヘッド4と記録ヘッド5とをフィルム3の方向に付勢するのみでは、図3に示すように、高さの高い方のヘッド(本実施の形態においては記録ヘッド5)はフィルム3に接触するが、高さの低い方のヘッド(本実施の形態においては、再生ヘッド4)はフィルム3に接触しなくなってしまう。

0019

本実施の形態においては、ヘッド基板13が揺動軸22を中心として揺動するとともに、再生ヘッド4側のばね16aにより再生ヘッド4がフィルム3の方向に引張られるため、ヘッド基板13は図6に示すように矢印P方向に揺動し、再生ヘッド4はフィルム3に接触する。一方、記録ヘッド5もばね16bによりフィルム3の方向に付勢されており、かつパッド24bは可撓性材料からなるため、再生ヘッド4がフィルム3に接触すると、パッド24bが若干変形して記録ヘッド5はフィルム3に接触した状態を維持する。したがって、双方のヘッド4,5がフィルム3に接触でき、これにより磁気記録部8A,8B,8Cに対して、情報の再生および読み取りを安定して行うことができる。

0020

−第2の実施の形態−
次いで、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7は本発明の第2の実施の形態に用いられる磁気ヘッドユニットの構成を示す正面図である。なお、図7において、図1図6と同一の構成には同一の参照番号を付し、詳細な説明は省略する。第2の実施の形態と第1の実施の形態とは、基部19を廃止してヘッド基板13がガイド棒14a,14bによって基部20に対して固定されており、パッド24a,24bがパッド基板33に固定され、パッド基板33がフィルム3の移動方向に対して略垂直な揺動軸32を中心として揺動可能とされている点が異なるものである。パッド基板33は、ばね35a,35bによりフィルム3の方向に付勢されている。揺動軸32は装置本体に対して固定されているため、パッド基板33にはばね35a,35bによりそれぞれ右回りモーメント左回りモーメントが作用する。

0021

次いで、第2の実施の形態の動作について説明する。上述したように、記録ヘッド5と再生ヘッド4との高さに差がある場合、高さの高い方のヘッド(記録ヘッド5)が、これと対向するパッド24bとの間でフィルム3を挟み込んでフィルム3に接触する。この際、ヘッド基板13はフィルム3の方向に付勢されており、かつパッド基板33はフィルム3の移動方向に略垂直な揺動軸32を中心として揺動するため、再生ヘッド4と対向するパッド24aは揺動軸32を中心としてフィルム3に向かって揺動し、再生ヘッド4がフィルム3に接触する。一方、記録ヘッド5に対向するパッド24bはフィルム3から離れる方向へ移動するが、両ヘッド4,5の高さの差に応じてパッド基板33は傾斜し、かつばね35a,35bによりパッド基板33には左右回りのモーメントが作用しているため、記録ヘッド5もフィルム3に接触した状態を維持する。したがって、双方のヘッド4,5がフィルム3に接触でき、これにより、磁気記録部8A,8B,8Cに対して、情報の再生および記録を安定して行うことができる。

0022

なお、上記各実施の形態においては、ヘッド基板13あるいはパッド基板33のいずれか一方を揺動可能としているが、双方を揺動可能としてもよい。また、ヘッド基板13をフィルム3に対して離接するようにしたが、パッド基板33をフィルム3に対して離接するようにしてもよい。さらに、上記実施の形態においては、本発明をビューワのようなフィルム画像入力装置に使用する場合について説明したが、カメラやスキャナなどにも本発明を使用することができる。以上の実施の形態と請求項との対応において、基部19,20が支持手段を、回動軸23a,23bが第1の軸を、揺動軸22,32が第2の軸を、ばね16a,16bが付勢手段および第1の付勢手段を、ばね35a,35bが第2の付勢手段をそれぞれ構成する。

発明の効果

0023

以上詳細に説明したように、請求項1の発明によれば、ヘッド基板を支持手段により揺動可能に支持したため、パッドに向けて付勢されるヘッド基板は、記録ヘッドおよび再生ヘッドの高さに差があっても、双方のヘッドがフィルムと接触する。これにより、記録ヘッドおよび再生ヘッドの高さの差に拘わらず、フィルムの磁気記録部に対して情報の再生、および情報の記録を安定して行うことができる。

0024

請求項2の発明によれば、パッド基板を揺動可能に支持したため、請求項1の発明と同様に、パッドに向けて付勢されるヘッド基板は、記録ヘッドおよび再生ヘッドの高さに差があっても、双方のヘッドがフィルムと接触する。これにより、記録ヘッドおよび再生ヘッドの高さの差に拘わらず、フィルムの磁気記録部に対して情報の再生、および情報の記録を安定して行うことができる。

図面の簡単な説明

0025

図1本発明による磁気ヘッドユニットが使用されるフィルム画像入力装置の概略斜視図
図2本発明の第1の実施の形態に係る磁気ヘッドユニットの構成を示す概略斜視図
図3図2のA方向矢視図
図4図2のB方向矢視図
図5第1の実施の形態の動作を説明するための図
図6第1の実施の形態の動作を説明するための図
図7本発明の第2の実施の形態に係る磁気ヘッドユニットの構成を示す概略正面図
図8従来の磁気ヘッド装置に用いられる磁気ヘッドユニットの構成を示す概略斜視図

--

0026

1フィルムカートリッジ
2巻取スプール
3フィルム
4再生ヘッド
5記録ヘッド
10照明光源
11撮像レンズ
12撮像素子
13ヘッド基板
14a,14bガイド棒
16a,16b ばね
18a,18b ばね
22,32揺動軸
24a,24bパッド
33パッド基板
35a,35b ばね

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