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技術 盗難防止タグ

出願人 チェスコムインターナショナル株式会社
発明者 勝間洋
出願日 1996年10月2日 (23年5ヶ月経過) 出願番号 1996-261631
公開日 1998年4月24日 (21年10ヶ月経過) 公開番号 1998-105837
状態 特許登録済
技術分野 展示カード類 盗難警報装置
主要キーワード 商品展示棚 筺体側 固定バー 作動棒 筺体外 ロッキングアーム 解除アーム 警報回路
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年4月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

取り扱い中に警報が鳴るといった誤動作を起こさない盗難防止タグを提供する。

解決手段

筺体1の固定面に突出状態で設けられプッシュ式の検出スイッチ5と、スライド式電源用のスイッチ10とを設け、該電源スイッチ10の操作部材11が、筺体1の上面に形成された孔1dから挿入した棒により操作される。操作部材11には、可撓性のロッキングアーム11aがあり、筺体1には突起13と解除アーム12とが形成されている。上記電源スイッチがONのときにロッキングアームの係止部11cと突起13とが係止して、操作部材11がOFF側へ移動しないようにする。電源スイッチ10をOFFにするには、解除アーム12を押して係止部11cと突起13との係合解除し、その後、操作部材11をOFF位置へ移動する。

概要

背景

商品両面テープなどで貼付して固定され、盗難者が商品から剥がしたり、接続されているケーブルを切断して持ち出したりすると警報音鳴動する形式盗難防止タグがある。このような盗難防止タグは、小さな筺体の内部に電源電池ブザー等の警報装置、これらを接続する警報回路が形成された回路基板盗難を検知するための検出スイッチ等を収納したものである。回路基盤からは、さらに、ループ状のケーブルが筐体の外へと延びており、このケーブルを商品展示棚などに結合させるようになっている。

上記の検出スイッチとしてはプッシュスイッチが用いられており、このプッシュスイッチの作動棒が盗難防止タグを商品に固定する固定面から突出するように取り付けられ、この固定面を両面テープによって商品に貼り付け、プッシュスイッチを押し込んだ状態にしておく。万引きをしようとする者が、この盗難防止タグを商品から剥がし取ると、プッシュスイッチが突出して警報ブザーが鳴動し、店の者に知らせることができる。また、盗難防止タグを付けたままケーブルを切断して持ち出そうとしても、ケーブルの切断を検知して警報を発することができる。さらに、商品にこの盗難防止タグを付けたままで店外に持ち出そうとすると、店の出口に設けられたゲートが常時、特定の波長電波を発するようになっていて、盗難防止タグがこの電波をキャッチし、警報を発するようになっているものもある。

図6は、このような盗難防止タグの従来例を示す図である。同図において、筺体1はプラスチック等からできており、内部には電源となる電池2、プリント配線基板からなる警報回路3、警報装置4としてのブザーがあり、これらの他に、警報回路3の検出スイッチ5、電源スイッチ6、及び電源スイッチの作動部材7が取り付けられている。警報回路3からはケーブル8が筺体1の外部に延び、筺体1の固定面1aには、両面テープ9が貼付されている。

検出スイッチ5は、筺体1の固定面1aに穿設された孔1bから固定面1aに垂直に延びたプッシュスイッチで、押し込まれた状態で警報装置4はOFFとなり、突出した状態でONとなる。ただし、一度ONとなると自己保持され、電源スイッチ6をOFFにしなければ、警報装置は停止しない。

電源スイッチ6は、検出スイッチ5に隣接されたスライドスイッチで、固定面の孔1bの近くに開けられた別の孔1cに臨んで取り付けられている。この孔1cは人の指が入り込めない程度の小さな孔で、ここからドライバ等の棒状のものを差し込んでスイッチのON,OFFの操作がされる。この電源スイッチ6がONになると電源から電気が供給され、警報回路3は作動可能な状態となる。

筺体1の側面には孔があって、ここに作動部材7が貫通している。作動部材7は図6(c)に示すように、一端側がU字状になって電源スイッチ6に摺動自在に取り付けられており、U字状の近傍の上方には凹部7aが形成され、この凹部7aに、電源スイッチ6のスライドから突出したピン6aが進入している。したがって作動部材7を図6(b)の矢印方向に押すと電源スイッチ6を同図の上方に移動しONにすることができる。電源スイッチ6をONにしたとき、作動部材7は筐体1にそのほとんど全長を没し、つかむことができなくなり、突出した状態、すなわち、電源スイッチ6のOFFの状態に戻すことができなくなる。電源スイッチ6をOFFにするには、固定面1a側から電源スイッチ6を直接操作してOFFにしなければならない。

上記の盗難防止タグの使用の仕方を説明する。まず、ケーブル8の図示しない先端のループ部分商品棚のバーなどにくぐらせてから筺体1をそのループ内に通す。これでケーブルと商品棚とはつながった状態となる。つぎに、両面テープ9のシールを剥がして筺体1を図示しない商品に貼り付け固定する。

商品に貼り付けられることによって検出スイッチ5は押し込まれ、警報装置4はOFFの状態にされる。次に、指などで作動部材7を押し込むと、電源スイッチ6がONとなり、警報装置4が鳴動可能な状態、すなわち、セット状態になる。

この状態で商品は店先に並べられる。客が万引きしようとして盗難防止タグを商品から剥がすと、検出スイッチ5が突出して警報装置4がONとなり、警報ブザーがなる。そして、回路は自己保持され、検出スイッチ5を指で押し込んでもブザーは鳴り止まない。そこで、店員は万引きを知り、迅速に対応できることになる。

また、盗難防止タグが付いたままの商品を持ち出そうしていも、ケーブル8が商品棚などにつながれているので、ケーブルを切断しなければ持ち出せない。しかし、ケーブル8を切断すれば同様に警報ブザーがなることになる。仮に、運良くケーブルを切断せずに、しかも盗難防止タグが付いたままで、商品を持ち出せても、店の出口に設けられたゲートから所定の周波数の電波が発信されているので、ゲートをくぐるときゲートからの電波を受信して警報ブザーが鳴る。警報ブザーを停止させるには、ドライバーの先端などを孔1cに差し込んで電源スイッチ6をOFFにし、警報回路3への通電をOFFにしなければならない。

概要

取り扱い中に警報が鳴るといった誤動作を起こさない盗難防止タグを提供する。

筺体1の固定面に突出状態で設けられプッシュ式の検出スイッチ5と、スライド式電源用のスイッチ10とを設け、該電源スイッチ10の操作部材11が、筺体1の上面に形成された孔1dから挿入した棒により操作される。操作部材11には、可撓性のロッキングアーム11aがあり、筺体1には突起13と解除アーム12とが形成されている。上記電源スイッチがONのときにロッキングアームの係止部11cと突起13とが係止して、操作部材11がOFF側へ移動しないようにする。電源スイッチ10をOFFにするには、解除アーム12を押して係止部11cと突起13との係合解除し、その後、操作部材11をOFF位置へ移動する。

目的

本発明は、このような問題の解決を図ったもので、誤動作を起こさない盗難防止タグを提供することを目的としている。また、本発明は、上記の目的に併せて電池の寿命延ばすことのできる盗難防止タグを提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
6件

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請求項1

電源と、警報装置と、電源と警報装置とを接続する警報回路と、これらを収容する筺体とを有し、該筺体を商品に固定して用いる盗難防止タグにおいて、上記警報回路に、筺体の固定面に突出状態で設けられ上記警報装置を作動するプッシュ式の検出スイッチと、スライド式電源用のスイッチとを設け、該電源スイッチの操作部材が、上記筺体の上記固定面以外の表面から操作可能に設置されるとともに可撓性のロッキングアームを有し、上記電源スイッチがONのときに上記ロッキングアームと係合して操作部材のOFF側への移動を阻止する突起筺体側に形成し、筺体外部から該突起とロッキングアームとの係合を解除可能としたことを特徴とする盗難防止タグ。

請求項2

上記筺体の上記固定面から上記突起とロッキングアームとの係合を解除可能としたことを特徴とする請求項1記載の盗難防止タグ。

請求項3

上記筺体の固定面に、該突起とロッキングアームとの係合を解除する解除アームを設けたことを特徴とする請求項1記載の盗難防止タグ。

請求項4

上記操作部材を筺体の表面から凹んだ状態に取り付けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の盗難防止タグ。

請求項5

上記警報回路が、上記警報装置を断続的に作動させるための発振回路を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の盗難防止タグ。

技術分野

0001

本発明は、盗難万引きを防止するために商品に固定して使用される盗難防止タグに関し、特に、取り扱い中誤動作の防止ができるものに関する。

背景技術

0002

商品に両面テープなどで貼付して固定され、盗難者が商品から剥がしたり、接続されているケーブルを切断して持ち出したりすると警報音鳴動する形式の盗難防止タグがある。このような盗難防止タグは、小さな筺体の内部に電源電池ブザー等の警報装置、これらを接続する警報回路が形成された回路基板、盗難を検知するための検出スイッチ等を収納したものである。回路基盤からは、さらに、ループ状のケーブルが筐体の外へと延びており、このケーブルを商品展示棚などに結合させるようになっている。

0003

上記の検出スイッチとしてはプッシュスイッチが用いられており、このプッシュスイッチの作動棒が盗難防止タグを商品に固定する固定面から突出するように取り付けられ、この固定面を両面テープによって商品に貼り付け、プッシュスイッチを押し込んだ状態にしておく。万引きをしようとする者が、この盗難防止タグを商品から剥がし取ると、プッシュスイッチが突出して警報ブザーが鳴動し、店の者に知らせることができる。また、盗難防止タグを付けたままケーブルを切断して持ち出そうとしても、ケーブルの切断を検知して警報を発することができる。さらに、商品にこの盗難防止タグを付けたままで店外に持ち出そうとすると、店の出口に設けられたゲートが常時、特定の波長電波を発するようになっていて、盗難防止タグがこの電波をキャッチし、警報を発するようになっているものもある。

0004

図6は、このような盗難防止タグの従来例を示す図である。同図において、筺体1はプラスチック等からできており、内部には電源となる電池2、プリント配線基板からなる警報回路3、警報装置4としてのブザーがあり、これらの他に、警報回路3の検出スイッチ5、電源スイッチ6、及び電源スイッチの作動部材7が取り付けられている。警報回路3からはケーブル8が筺体1の外部に延び、筺体1の固定面1aには、両面テープ9が貼付されている。

0005

検出スイッチ5は、筺体1の固定面1aに穿設された孔1bから固定面1aに垂直に延びたプッシュスイッチで、押し込まれた状態で警報装置4はOFFとなり、突出した状態でONとなる。ただし、一度ONとなると自己保持され、電源スイッチ6をOFFにしなければ、警報装置は停止しない。

0006

電源スイッチ6は、検出スイッチ5に隣接されたスライドスイッチで、固定面の孔1bの近くに開けられた別の孔1cに臨んで取り付けられている。この孔1cは人の指が入り込めない程度の小さな孔で、ここからドライバ等の棒状のものを差し込んでスイッチのON,OFFの操作がされる。この電源スイッチ6がONになると電源から電気が供給され、警報回路3は作動可能な状態となる。

0007

筺体1の側面には孔があって、ここに作動部材7が貫通している。作動部材7は図6(c)に示すように、一端側がU字状になって電源スイッチ6に摺動自在に取り付けられており、U字状の近傍の上方には凹部7aが形成され、この凹部7aに、電源スイッチ6のスライドから突出したピン6aが進入している。したがって作動部材7を図6(b)の矢印方向に押すと電源スイッチ6を同図の上方に移動しONにすることができる。電源スイッチ6をONにしたとき、作動部材7は筐体1にそのほとんど全長を没し、つかむことができなくなり、突出した状態、すなわち、電源スイッチ6のOFFの状態に戻すことができなくなる。電源スイッチ6をOFFにするには、固定面1a側から電源スイッチ6を直接操作してOFFにしなければならない。

0008

上記の盗難防止タグの使用の仕方を説明する。まず、ケーブル8の図示しない先端のループ部分商品棚のバーなどにくぐらせてから筺体1をそのループ内に通す。これでケーブルと商品棚とはつながった状態となる。つぎに、両面テープ9のシールを剥がして筺体1を図示しない商品に貼り付け固定する。

0009

商品に貼り付けられることによって検出スイッチ5は押し込まれ、警報装置4はOFFの状態にされる。次に、指などで作動部材7を押し込むと、電源スイッチ6がONとなり、警報装置4が鳴動可能な状態、すなわち、セット状態になる。

0010

この状態で商品は店先に並べられる。客が万引きしようとして盗難防止タグを商品から剥がすと、検出スイッチ5が突出して警報装置4がONとなり、警報ブザーがなる。そして、回路は自己保持され、検出スイッチ5を指で押し込んでもブザーは鳴り止まない。そこで、店員は万引きを知り、迅速に対応できることになる。

0011

また、盗難防止タグが付いたままの商品を持ち出そうしていも、ケーブル8が商品棚などにつながれているので、ケーブルを切断しなければ持ち出せない。しかし、ケーブル8を切断すれば同様に警報ブザーがなることになる。仮に、運良くケーブルを切断せずに、しかも盗難防止タグが付いたままで、商品を持ち出せても、店の出口に設けられたゲートから所定の周波数の電波が発信されているので、ゲートをくぐるときゲートからの電波を受信して警報ブザーが鳴る。警報ブザーを停止させるには、ドライバーの先端などを孔1cに差し込んで電源スイッチ6をOFFにし、警報回路3への通電をOFFにしなければならない。

発明が解決しようとする課題

0012

しかし、上記の盗難防止タグでは、作動部材7がプッシュ式なので、次のような問題があった。すなわち、作動部材7が筐体1から突出しているので、盗難防止タグを取り扱っているとき、偶発的に何かに触れると簡単に作動部材7が押し込まれ、電源スイッチ6がONとなって警報がセットされた状態となり易い。この状態で、また別の原因から偶発的に検出スイッチ5が押されて放されると、警報ブザーが鳴り出してしまうことになる。そのような誤動作が生じるたびに、電源スイッチをOFFにしなければならない。また、この盗難防止タグは、電池を電源としている。一方、警報ブザーは連続音なので、鳴動させると、当然に電池の寿命が短くなる。

0013

本発明は、このような問題の解決を図ったもので、誤動作を起こさない盗難防止タグを提供することを目的としている。また、本発明は、上記の目的に併せて電池の寿命を延ばすことのできる盗難防止タグを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0014

上記の目的を達成するために本発明は、電源と、警報装置と、電源と警報装置とを接続する警報回路と、これらを収容する筺体とを有し、該筺体を商品に固定して用いる盗難防止タグにおいて、上記警報回路に、筺体の固定面に突出状態で設けられ上記警報装置を作動するプッシュ式の検出スイッチと、スライド式電源用のスイッチとを設け、該電源スイッチの操作部材が、上記筺体の上記固定面以外の表面から操作可能に設置されるとともに可撓性のロッキングアームを有し、上記電源スイッチがONのときに上記ロッキングアームと係合して操作部材のOFF側への移動を阻止する突起筺体側に形成し、筺体外部から該突起とロッキングアームとの係合を解除可能としたことを特徴としている。

0015

上記筺体の上記固定面から上記突起とロッキングアームとの係合を解除可能としり、上記筺体の固定面に、該突起とロッキングアームとの係合を解除する解除アームを設けたり、上記操作部材を筺体の表面から凹んだ状態に取り付けたり、上記警報回路が、上記警報装置を断続的に作動させるための発振回路を備えたりした構成とすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下に本発明の実施例を図面にしたがって説明する。図1は本発明の盗難防止タグの斜視図、図2ブロック図、図3は内部構成を示す図である。

0017

これらの図に示す本発明の盗難防止タグは、従来例で説明したのと基本的には同じ構成で、筺体1の内部には、電池2、警報回路3、警報装置4などを組み込んだものである。図1において符号4aで示す筺体1に開けられた細長い複数の孔は、警報装置4のスピーカ部を示す。

0018

図2に示すように、警報回路3内には、検出回路3a、パルス発生回路3b、及びブザー発信回路3cが組み込まれている。検出回路3aは、ケーブル8の切断と、検出スイッチ5のOFFとを検知する回路である。ブザー発信回路3cは、警報装置4の作動をさせるもので、検出回路3aで検出スイッチ5のOFFかケーブル8の切断を検知したことを受け、パルス発生回路3bの指示通りに間欠的にブザーを鳴らすものである。パルス発生回路3bについては、後述する。筺体1の固定面には、粘着式の両面テープ9が貼付されている。

0019

本発明の実施例は、電源スイッチ10がスライドスイッチで、しかも、その操作部材11が、筺体1の表面から凹んだ位置に取り付けられたことを特徴としている。すなわち、筺体1の上面に孔1dを穿設し、この孔1dに臨むように電源スイッチ10のON,OFFを行う操作部材11を取り付けている。孔1dは人の指先が入り込めない大きさとなっていて、操作部材11の操作は、孔1dから細いドライバなどの棒を挿入して行われる。図3(a)は、電源スイッチ10がOFFの状態を示している。

0020

本発明の盗難防止タグは、警報回路3をセット状態にする電源スイッチ10をスライドスイッチとしたので、従来例の操作部材7がなくなり、盗難防止タグを取り扱い中に誤って操作部材7を押し込んで回路をONにしてしまうことが無くなった。

0021

操作部材は、筺体1の上面から底面に至る大きさを有し、その底面側には、可撓性のロッキングアーム11aが設けられている。ロッキングアーム11aの先端部には操作部11bが、また、中間には係止部11cが形成されている。そして、筺体1の底面には、ロッキングアーム11aと対向するように、解除アーム12と、突起13とが形成されている。解除アーム12は、通常の状態では、その先端が筺体1の固定面より若干下方に突出してもよいが、突出高さHは、両面テープ9の厚さを越えないようにした方がよい。

0022

図3(a)の状態は、初期状態を示し、電源スイッチ10の操作部材11がOFFの位置にある状態を示している。この状態では、ロッキングアーム11aの係止部11cと筺体1の底面の突起13とは係合しておらず、操作部材11は同図の右方のONの位置に移動することができる。

0023

本発明の盗難防止タグの使用の仕方を説明する。まず、図3(a)の状態からケーブル8で図示しない陳列棚に設けられた固定バー取り巻き、ケーブル8先端のループに筺体1をくぐらせてその輪の中に固定バーが入るようにする。つぎに、両面テープ9の剥離紙を剥がして筺体1を商品の所定の位置に貼り付ける。これによって検出スイッチ5は押し込まれ、図2に示すようにスイッチオンの状態となる。

0024

次に、筺体1の上面に形成された孔1dから操作部材11の丸い窪みに棒を挿入し、図3(a)の右方に操作部材11を動かすと、ロッキングアーム11aの係止部11cが突起13に乗り上げ図4仮想線に示すようにロッキングアーム11aの先端が上方に変位し、やがて係止部11cが突起13を乗り越え、実線で示す位置に達し、電源スイッチ10はONとなる。係止部11cは突起13と係合して孔1dから挿入した棒で操作部材11をOFF位置復帰させようとしても復帰しなくなる。以上でセットは完了である。

0025

この状態で、万引きしようとする者が盗難防止タグを商品から剥がすと、検出スイッチ5が突出してONとなり、警報が鳴動する。ケーブル8を切断して盗難防止タグをつけたまま持ち去ろうとしても、警報が鳴動する。鳴動した警報を停止させるには、電源スイッチ10をOFFにする必要があるが、それには、解除アーム12の先端を図4の上方に押し上げ、係止部11cと突起13との係合を解除し、解除した状態から棒を孔1dに挿入して操作部材11を移動して行う。このとき、解除アーム12の先端12aを傾斜面とし、操作部11bの先端に同方向の傾斜面11dを形成しておけば、解除と同時に操作部材11をOFFの方向に若干量だけ動かすことができ、次のOFF位置への移動をさせ易くなる。

0026

なお、解除アーム12を設けずに底面の解除アーム12に相当する部分に孔を穿設し、ここから棒等を挿入してロッキングアーム11aの先端の操作部11bを押し上げ、係止部11cと突起13との係合を解除することとしてもよい。また、図1の実施例では、操作部材11を筺体1の孔1d内に凹んだ状態で取り付けているが、操作部材11を筺体1の表面から突出するように取り付けてもよい。ただし、図1の実施例のように、筺体1の表面から凹むようにした方が、確実に誤動作を防止できる。

0027

次にパルス発生回路3bについて説明する。このパルス発生回路3bは、警報装置4の動作時間を間欠的にするもので、従来の盗難防止タグには設けられていなかったものである。図5はこの発振回路3bの詳細な構成を示す。図5の左端の端子は、図3(c)の検出回路3aに接続され、右端はブザー発信回路3cを経て警報装置4に接続されている。

0028

発振回路3bは、3つのNAND回路21,22,23を直列に接続し、図5の右端のNAND回路23の出力を2つの直列抵抗R1,R2を介して左端のNAND回路の一方の入力端子に接続し、NAND回路22,23の中間と抵抗R1,R2の中間とをコンデンサCを介して接続し、左端のNAND回路21の他方の入力端子をバイパスして抵抗R3を介して接地した構成である。そして、右端のNAND回路の出力側に警報装置4を接続している。

0029

抵抗R1,R2,R3の抵抗値及びコンデンサCの容量をそれぞれ適当に選定することにより、断続的に作動する警報装置4の作動時間(鳴動時間の長さと非鳴動時間の長さ)を自由に設定することができる。

0030

従来の警報装置4は、警報音が連続音であり、そのために電池の消費量が大きく、寿命が短かった。それに対し、本発明の実施例では、警報回路4に発振回路3bを接続したので、警報音を断続的に鳴動させることができ、電池の消費量を小さくして盗難防止タグの寿命を延ばすことができるようになった。

発明の効果

0031

以上に説明したように本発明によれば、盗難防止タグにおいて、筺体の固定面に突出するプッシュ式の検出スイッチと、スライド式の電源用のスイッチとを設け、電源スイッチの操作部材が、上記筺体の上記固定面以外の表面から操作可能な状態に設置されるとともに可撓性のロッキングアームを有し、上記筺体側には上記電源スイッチがONのときに上記ロッキングアームと係合して操作部材のOFF側への移動を阻止する突起を形成し、筺体外部から該突起とロッキングアームとの係合を解除可能としたので、盗難防止タグの取り扱い中の誤動作を防止することができるようになった。また、筺体の上記固定面から上記突起とロッキングアームとの係合を解除可能としたり、上記筺体の固定面に、該突起とロッキングアームとの係合を解除する解除アームを設けた構成とすれば、万引きしようとする者が商品に貼り付けられた状態のままで電源スイッチをOFFにすることを防止できる。

0032

操作部材を筺体の表面から凹んだ状態に取り付けると、さらに確実な誤動作の防止ができる。警報回路に発振回路を付加し、警報装置の作動時間を断続的にすれば、盗難防止タグの寿命を延ばすことができる。

図面の簡単な説明

0033

図1本発明の盗難防止タグの斜視図である。
図2盗難防止タグのブロック図である。
図3図1に示す盗難防止タグの図で、(a)は(b)のA−A断面図、(b)は盗難防止タグの底面図、(c)は(b)のC−C断面図である。
図4電源スイッチがONの状態を示す図である。
図5発振回路の構成を示す図である。
図6従来の盗難防止タグの構成を示す図で、(a)は固定面を上方にした断面図、(b)は底面図、(c)は(b)のD−D線から見た操作部材の図である。

--

0034

1筺体
2電源
3警報回路
3b発振回路
4警報装置
5 検出スイッチ
10 電源スイッチ
11操作部材
11aロッキングアーム
11c係止部
12解除アーム
13 突起

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