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技術 地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン

出願人 関西電力株式会社近畿コンクリート工業株式会社
発明者 伊藤恒夫井谷一郎谷口一仲田靜弘
出願日 1996年9月11日 (23年2ヶ月経過) 出願番号 1996-263649
公開日 1998年4月10日 (21年7ヶ月経過) 公開番号 1998-089558
状態 特許登録済
技術分野 スリーブ継手
主要キーワード センターずれ 拡大孔 配電用ケーブル 尖鋭状 巻付作業 ヒレ片 前部外周 ケーブル保護
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この項目の情報は公開日時点(1998年4月10日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

震度7程度の大きな地震が発生しても、コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続部が破損することのないコンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管との接続部に用いる耐震性に優れたパッキングを提供すること。

解決手段

本発明に係る地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンは、先細りテーパ状の円筒パッキン本体1の先端部を硬質ゴムで形成し、その後部から後端部までを軟質ゴムで形成し且つ中央よりやゝ先端寄り内周面係合突起2を突設すると共に、先端部内周面に更に段部を突設し、後端部の外周面ヒレ片3を設ける。

概要

背景

従来、送、配電用ケーブル通信用ケーブル等の地中施設に際して使用される管路は、複数個ケーブル挿通孔を有するコンクリートプレハブ管を順次連結していくのであるが、マンホールとの接続部やコンクリートプレハブ管が使えない箇所では、それに代るケーブル保護鋼管を用いて連結している。その地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管の接続は、コンクリートプレハブ管の挿通孔にケーブル保護鋼管を挿嵌して接続しているが、コンクリートプレハブ管の挿通孔の内径とケーブル保護鋼管の外径との径長差に対処させるため、図5に示すように、ケーブル保護鋼管14の差込口の外周にビニールテープ17を何重にも巻きつけてから、コンクリートプレハブ管15の挿通孔16に挿入し、その嵌合部の外周を水密性確保のためコンクリート18で被覆している。

また別なものとして、図6に示すように、コンクリートプレハブ管15のケーブル挿通孔16に、係合段部19aを有し後端部を拡開した嵌合用大径承口部19bに形成した金属製の継手管19の先端部を予め樹脂モルタル20等で接着しておき、その継手管19にケーブル保護鋼管14を嵌挿し、先端部が係合段部19aで係合すると共に、承口部19bにパッキング21を介在させて接続していた。

前者はテープ17の巻付作業に時間を要し、後者は継手管19を樹脂モルタル20で接着するのに時間がかかり、また、両者ともに、接続部は可撓性がないため、例えば、震度の大きな地震が発生して上下方向や圧入方向、引き抜き方向に力が加わると接続部が破損すると言った問題があった。

このような問題点を解決するものとして、図7に示す実公昭61−618号公報に記載の管接続用ソケットが提案されている。この管接続用ソケット22は、硬質ゴムからなる前部と軟質ゴムからなる後部の円筒状のゴムモールド品であり、前部にケーブル保護鋼管14の先端部が係合する係合段部23を内面に形成してあり、その係合段部23にケーブル保護鋼管14の先端部を係合させていた。

この管接続用ソケット22には水密性の配慮がないため、接続部をコンクリート巻き24する場合が多く、コンクリート巻きすると可撓性がなくなり、震度の大きな地震には耐えられなかった。また、コンクリート巻きしない場合でも、ソケットの可撓性が乏しく可撓角が約3度と小さく、さらに、係合段部23とソケット22の先端開口部22aまでの長さが短いので、押し込み方向に大きな力が加わると係合段部23を突き破り、前方のコンクリートプレハブ管15に突き当って破損することになり、また、ソケット22が介在するケーブル保護鋼管14と、コンクリートプレハブ管15との隙間も小さいため、大きな圧縮力が加わるとコンクリートプレハブ管15とケーブル保護鋼管14がぶつかるので破損することになり震度5以上の水平、垂直方向震動には耐えられなかった。

概要

震度7程度の大きな地震が発生しても、コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続部が破損することのないコンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管との接続部に用いる耐震性に優れたパッキングを提供すること。

本発明に係る地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンは、先細りテーパ状の円筒パッキン本体1の先端部を硬質ゴムで形成し、その後部から後端部までを軟質ゴムで形成し且つ中央よりやゝ先端寄り内周面係合突起2を突設すると共に、先端部内周面に更に段部を突設し、後端部の外周面ヒレ片3を設ける。

目的

本発明は、上記の問題点を解決することを課題として開発されたもので、震度7程度の大きな地震が発生しても、コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続部が破損することのないコンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管との接続部に用いる耐震性に優れたパッキングを提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

先細りテーパ状の円筒パッキン本体の先端部を硬質ゴムで形成し、その後部から後端部までを軟質ゴムで形成し且つ中央よりやゝ先端寄り内周面係合突起突設すると共に、先端部内周面に更に段部を突設し、後端部の外周面ヒレ片を設けてなる地中コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン。

請求項2

先端から約1/4の長さが硬質ゴムで形成され、残りの約3/4の長さが軟質ゴムで形成されている請求項1に記載の地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン。

請求項3

ヒレ片は複数個からなり、前方のヒレ片より後方のヒレ片の方が大きく形成されている請求項1に記載の地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキン。

技術分野

0001

本発明は、地中送電配電通信線等の管路築造にあたり地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続部に用いられる接続パッキンの改良に関するもので、耐震性の向上を図ったものである。

背景技術

0002

従来、送、配電用ケーブル通信用ケーブル等の地中施設に際して使用される管路は、複数個ケーブル挿通孔を有するコンクリートプレハブ管を順次連結していくのであるが、マンホールとの接続部やコンクリートプレハブ管が使えない箇所では、それに代るケーブル保護鋼管を用いて連結している。その地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管の接続は、コンクリートプレハブ管の挿通孔にケーブル保護鋼管を挿嵌して接続しているが、コンクリートプレハブ管の挿通孔の内径とケーブル保護鋼管の外径との径長差に対処させるため、図5に示すように、ケーブル保護鋼管14の差込口の外周にビニールテープ17を何重にも巻きつけてから、コンクリートプレハブ管15の挿通孔16に挿入し、その嵌合部の外周を水密性確保のためコンクリート18で被覆している。

0003

また別なものとして、図6に示すように、コンクリートプレハブ管15のケーブル挿通孔16に、係合段部19aを有し後端部を拡開した嵌合用大径承口部19bに形成した金属製の継手管19の先端部を予め樹脂モルタル20等で接着しておき、その継手管19にケーブル保護鋼管14を嵌挿し、先端部が係合段部19aで係合すると共に、承口部19bにパッキング21を介在させて接続していた。

0004

前者はテープ17の巻付作業に時間を要し、後者は継手管19を樹脂モルタル20で接着するのに時間がかかり、また、両者ともに、接続部は可撓性がないため、例えば、震度の大きな地震が発生して上下方向や圧入方向、引き抜き方向に力が加わると接続部が破損すると言った問題があった。

0005

このような問題点を解決するものとして、図7に示す実公昭61−618号公報に記載の管接続用ソケットが提案されている。この管接続用ソケット22は、硬質ゴムからなる前部と軟質ゴムからなる後部の円筒状のゴムモールド品であり、前部にケーブル保護鋼管14の先端部が係合する係合段部23を内面に形成してあり、その係合段部23にケーブル保護鋼管14の先端部を係合させていた。

0006

この管接続用ソケット22には水密性の配慮がないため、接続部をコンクリート巻き24する場合が多く、コンクリート巻きすると可撓性がなくなり、震度の大きな地震には耐えられなかった。また、コンクリート巻きしない場合でも、ソケットの可撓性が乏しく可撓角が約3度と小さく、さらに、係合段部23とソケット22の先端開口部22aまでの長さが短いので、押し込み方向に大きな力が加わると係合段部23を突き破り、前方のコンクリートプレハブ管15に突き当って破損することになり、また、ソケット22が介在するケーブル保護鋼管14と、コンクリートプレハブ管15との隙間も小さいため、大きな圧縮力が加わるとコンクリートプレハブ管15とケーブル保護鋼管14がぶつかるので破損することになり震度5以上の水平、垂直方向震動には耐えられなかった。

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、上記の問題点を解決することを課題として開発されたもので、震度7程度の大きな地震が発生しても、コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続部が破損することのないコンクリートプレハブ管とケーブル保護鋼管との接続部に用いる耐震性に優れたパッキングを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0008

上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本発明では、先細りテーパ状の円筒パッキン本体の先端部を硬質ゴムで形成し、その後部から後端部までを軟質ゴムで形成し且つ中央よりやゝ先端部寄り内周面係合突起突設すると共に、先端部内周面に更に段部を突設し、後端部の外周面ヒレ片を設けてなる地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンを開発し、採用した。

0009

また、本発明は上記のように構成した地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンにおいて、先端から約1/4の長さが硬質ゴムで形成され、残りの約3/4の長さが軟質ゴムで形成されている地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンおよびヒレ片は複数個からなり、前方のヒレ片より後方のヒレ片の方が大きく形成されている地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンを開発し、採用した。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下に、本発明の実施の形態を添付の図面1〜4に基づいて説明すれば、1はゴム製の円筒状パッキン本体で、先端から後端になるにつれて徐々に広がる先細りのテーパ状に形成されている。このパッキン本体1は、先端から約1/4の長さの部分AがHs:70の硬質ゴムで形成してあり、残りの約3/4の長さの部分BがHs:40の軟質ゴムで形成されている。この長さの比にすることにより、ケーブル保護管の差込みが容易となり、保持力を高めると共に、大きな可撓性と水溶性を保持できるものである。

0011

2はパッキン本体1の中央部よりやゝ先端部寄りで軟質ゴムの内周面に周設した係合突起で、ケーブル保護鋼管5の先端部を受止するものである。3は後端部の外周面に一定の間隔を保って周設した複数のヒレ片であり、この各ヒレ片3は、傾斜辺3aと垂直片3bで構成されており、前方のヒレ片3の傾斜辺3aが30度、中間のヒレ片3の傾斜辺3aが35度、後方のヒレ片3の傾斜辺3aが45度で傾斜されていて、それぞれ基部が幅広上端部が尖鋭状になっていて、前方のヒレ片3より中間のヒレ片3が大きく、中間のヒレ片3より後方のヒレ片3cの方が大きくなっている。4は先端部の内周面に周設した段部で、ケーブル鋼管5の外径と略等しい寸法に形成されている。

0012

このように構成した本発明の使用例を図2で説明すると、ケーブル保護鋼管5の先端部にパッキン本体1を嵌着してコンクリートプレハブ管6のケーブル挿通孔7に差し込むと、パッキン本体1の前部外周面はケーブル挿通孔7に接し、後部拡大孔7aでは隙間が生じるが、この隙間にヒレ片3が当接して接続される。この接続作業において、ケーブル保護鋼管5をプレハブ管6のケーブル挿通孔7に差し込む時に、先端部は硬質ゴムで形成されているから、センターずれをおこすことなく差し込みやすくなると共に、ヒレ片3の部分は軟質ゴムで形成されているから、図3に示すように、ヒレ片3の上部が拡大孔7aの周壁面と摺接して後方に曲がるのでスムーズに挿通できる。

0013

また、コンクリートプレハブ管6とケーブル保護鋼管5が接合された後において、例えば、地震等で引き抜き方向の外力を受けた場合は、図4に示すように、ヒレ片3の上部が前方方向に曲って拡大孔7aの周壁を抑圧することになり、抜けるのを阻止できる。したがって、仮りに、大きな地震が発生して引き抜き方向に大きな力がかかってケーブル保護鋼管5が10cm程度抜け方向に動いたとしても、管路の機能は何ら損なわれない。

0014

また、逆に押し込み方向に大きな外力を受けた場合は、係合突起2と係合していたケーブル保護鋼管5の先端が係合突起2を乗り越えて前進するが、先端開口部1aまで距離があるのと、先端部に段部4があるので、その段部4で受止され、コンクリートプレハブ管6を破損することがない。係合突起2が軟質ゴムであるから、ケーブル保護鋼管5が乗り越えて行き破損することがない。さらに、圧縮方向の力を受けた場合には、拡大孔7aに位置している各ヒレ片3によって、その力を充分に受け止めることができると共に、約6度の角度で360度回動自在となり、可撓性に富み、かつ水密性があって防水性富むものである。

発明の効果

0015

以上のように、本発明の請求項1の地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンによれば、中央よりやゝ先端部寄りの内周面に係合突起を設けてあるから、ケーブル保護管の飛び出しを防止でき、仮りに、大きな地震で押し込み方向に力が働いて係合突起を乗り越えて押し込まされたとしても、先端までには距離があり、かつ先端部に段部があるので突き破ってコンクリートプレハブ管を破損することがない。

0016

また、パッキンの後端部の外周面にヒレ片を突出形成してあるので、接続部が約6度の角度で360度自由に回転でき、無理な力がかからず接続部が柔軟性を持つので、地震等で上下や左右に力がかかっても充分対応できて耐震性が向上すると共に、水密性が得られケーブルを傷めることがない。

0017

さらに、本発明の請求項2の地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンによれば、ケーブル保護管の差込み時にセンターがずれることなく、保持力を高めることができると共に、後部は大きな可撓性が得られると共に、水密性を高めることができる。

0018

また、本発明の請求項3の地中用コンクリートプレハブ管とケーブル保護管の接続パッキンによれば、より大きな可撓性が得られると共に完全な水密機能を保持するものである。

図面の簡単な説明

0019

図1本発明のパッキンの縦断側面図である。
図2使用状態を示す縦断側面図である。
図3押し込み方向に力がかかった場合の要部の拡大断面図である。
図4引き抜き方向に力がかかった場合の要部の拡大断面図である。
図5従来例の接続部を示す縦断側面図である。
図6別な従来例の接続部を示す縦断側面図である。
図7さらに別な従来例の接続部を示す縦断側面図である。

--

0020

1パッキン本体
2係合突起
3ヒレ片
4ケーブル保護管
5コンクリートプレハブ管

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