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技術 シミュレータの操作入力装置及びこれを用いたシミュレータ

出願人 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
発明者 小山順一朗相木伸一郎
出願日 1996年9月11日 (24年7ヶ月経過) 出願番号 1996-262402
公開日 1998年4月7日 (23年1ヶ月経過) 公開番号 1998-085453
状態 特許登録済
技術分野 訓練用具 電子ゲーム機
主要キーワード 揺動負荷 スイング角θ ストッパー金具 大振り リンクボール 揺動抵抗 電磁流体 ささえ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年4月7日)のものです。
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図面 (9)

課題

設置スペースを少なくでき、且つリアリティーの高い操作感が得られるシミュレータ操作入力装置を提供すること。

解決手段

ベース部40と、プレイヤーが立って乗る入力ボード20と、前記入力ボード20をベース部40に揺動自在に取り付け固定する揺動機構とを含み、前記入力ボード20を左右に揺動させ仮想プレーヤの移動方向を左右にコントロールする走行シミュレータである。前記揺動機構は、前記ベース部40に前後方向に移動可能に取り付けられた移動部60と、前記移動部60に前記入力ボード20を回動自在に支持する第1の支持部90と、前記第1の支持部の前方で、前記入力ボード20を前記左右方向へ向けた所定の移動軌跡に沿って移動自在に支持する第2の支持部110と、前記移動部を後方へ移動させるよう付勢するスプリング80とを含む。

概要

背景

概要

設置スペースを少なくでき、且つリアリティーの高い操作感が得られるシミュレータ操作入力装置を提供すること。

ベース部40と、プレイヤーが立って乗る入力ボード20と、前記入力ボード20をベース部40に揺動自在に取り付け固定する揺動機構とを含み、前記入力ボード20を左右に揺動させ仮想プレーヤの移動方向を左右にコントロールする走行シミュレータである。前記揺動機構は、前記ベース部40に前後方向に移動可能に取り付けられた移動部60と、前記移動部60に前記入力ボード20を回動自在に支持する第1の支持部90と、前記第1の支持部の前方で、前記入力ボード20を前記左右方向へ向けた所定の移動軌跡に沿って移動自在に支持する第2の支持部110と、前記移動部を後方へ移動させるよう付勢するスプリング80とを含む。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

ベース体と、プレイヤーが立って乗る立席台として形成された揺動台と、前記ベース体に前記揺動台を左右方向に揺動自在に取り付け固定する揺動機構と、を含み、前記揺動台を左右に揺動させ仮想走行方向を左右にコントロールする走行シミュレータ操作入力装置であって、前記揺動機構は、前記ベース体に前後方向に移動可能に取り付けられた移動部材と、前記移動部材に前記揺動台の第1の支点回動自在に支持する第1の支持部と、前記第1の支持部の前方で、前記揺動台の第2の支点を前記左右方向へ向けた所定の移動軌跡に沿って移動自在に支持する第2の支持部と、前記移動部材を後方へ移動させるよう付勢する付勢手段と、を含むことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項2

請求項1において、前記揺動台は、スキースノーボード、またはスケートボードを模して形成されたことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項3

請求項1,2のいずれかにおいて、前記移動軌跡は、前記揺動台に外力が作用しない状態において、前記第2の支持部が安定して位置する中立点が前記移動部材の移動方向の延長線上に存在するように形成されたことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項4

請求項1〜3のいずれかにおいて、前記移動部材の移動方向の前方に位置する第3の支点において、前記ベース体に回動自在に軸支された回動体を含み、前記第2の支持部は、前記回動体の回動端側で、前記揺動台の第2の支点を支持することを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項5

請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ベース体に前記移動軌跡に沿って形成された移動路を含み、前記第2の支持部は、前記移動路に沿って移動自在に形成されたことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項6

請求項5において、前記移動路は、前記移動部材の移動方向の前方位置に想定した第3の支点を中心とした円弧状の移動軌跡に沿って形成されたことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項7

請求項1〜6のいずれかにおいて、前記揺動機構は、揺動体の揺動を規制するロック手段を含むことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項8

請求項1〜7のいずれかにおいて、前記揺動機構は、揺動体に揺動抵抗を付与する抵抗付与手段を含むことを特徴とするシミュレータの操作入力装置。

請求項9

請求項1〜8のいずれかの操作入力装置を備えたことを特徴とするシミュレータ。

技術分野

0001

本発明は、シミュレータ操作入力装置及びこれを用いたシミュレータに関する。

0002

従来より、スキー板を模したボードの上にプレーヤが乗って、擬似的にスキーを行えるスキーゲーム装置などが知られている。特に、最近ではスキー板を模した入力ボード入力手段として用い、仮想次元空間内で仮想スキーを行い、その様子をディスプレイに表示するスキ−ゲーム装置が開発されている。

0003

このスキーゲーム装置では、プレーヤの載る入力ボードが、ベース上に左右方向に向けて回動自在に取付け固定されている。そして、このボードに載ったプレーヤは、ディスプレイ上に表示される仮想プレーヤ走行映像を見ながら、ボードを左右方向に回動させ、仮想プレーヤの走行方向を左右にコントロールしてゲームを行う。

0004

ところで、このようなゲーム装置は、ゲームセンター等の限られた設置スペースに効率良く設置することが望まれている。

0005

しかし、前記ゲーム装置は、入力ボードを単に円軌道に沿って回動自在に取付け固定する構成を採用しているため、少なくとも、この入力ボードの円軌道幅分の設置スペースが必要となってしまうという問題があった。

0006

また、前記入力ボードの回動角を制限することで、装置全体の小型化を図ることも可能であるが、このようにするとスキーゲームとしての操作性が悪くなってしまい、これがゲームの面白さを低下させてしまうという問題がある。

0007

また、前記スキーゲーム装置では、単に円軌道に沿って入力ボードを回動自在に軸支しているため、実際のスキー走行時のように、ターン方向へ横滑りしながらターンをするというような体感を、プレーヤに与えることができず、これがゲームのリアリティーを損なう要因の一つともなっていた。

0008

本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、設置スペースを少なくでき、且つリアリティーの高い操作感が得られるシミュレータの操作入力装置及びこれを用いたシミュレータを提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

前記目的を達成するため、請求項1の発明は、ベース体と、プレイヤーが立って乗る立席台として形成された揺動台と、前記ベース体に前記揺動台を左右方向に揺動自在に取り付け固定する揺動機構と、を含み、前記揺動台を左右に揺動させ仮想走行方向を左右にコントロールする走行シミュレータの操作入力装置であって、前記揺動機構は、前記ベース体に前後方向に移動可能に取り付けられた移動部材と、前記移動部材に前記揺動台の第1の支点を回動自在に支持する第1の支持部と、前記第1の支持部の前方で、前記揺動台の第2の支点を前記左右方向へ向けた所定の移動軌跡に沿って移動自在に支持する第2の支持部と、前記移動部材を後方へ移動させるよう付勢する付勢手段と、を含むことを特徴とする。

0010

ここにおいて、前記揺動台は、シミュレータの目的にあわせて形成することが好ましい。例えば、請求項2の発明のように、前記揺動台は、スキー、スノーボード、またはスケートボードを模して形成することができる。

0011

本発明の操作入力装置では、揺動台は、プレーヤが載る立席台として形成される。そして、この揺動台に載ったプレーヤは、その脚で揺動台を左右方向に揺動させ、仮想走行体を左右にコントロールすることになる。

0012

本発明において、この揺動台は、揺動機構を介してベース体上に取付け固定されている。この揺動機構は、前記揺動体を第1の支点及び第2の支点を介してベース体上に揺動自在に取付け固定している。

0013

前記第1の支点は、前記ベース体上を前後方向に移動する移動部材上に、第1の支持部を介して回動自在に支持固定されている。

0014

前記第2の支点は、前記第1の支持部の前方において、左右方向に向けた所定の移動軌跡に沿って移動する第2の支持部に取付け固定されている。

0015

そして、前記移動部材は、付勢部材を用いて常時後方へ移動するように付勢されているため、前記揺動台に外力が作用しない状態においては、前記付勢力により所定の中立点へ自動的に復帰することになる。

0016

この状態で、プレーヤが揺動台を右又は左方向へ揺動すると、この動作に合わせて揺動台は第1の支点を回動中心として回動する。この時、揺動台は、第1及び第2の支持部により2点支持されているため、前記揺動動作に合わせて第1の支点は移動部材と共に前方向に移動し、第2の支点は、第2の支持部と共に前記移動軌跡に沿って左又は右方向へ向けて移動する。

0017

即ち、揺動台が反時計方向へ揺動されると、これに合わせて第1の支点は前方向へ、第2の支点は左方向へ移動する。また、揺動台が時計方向へ揺動されると、第1の支点は前方向へ、第2の支点は右方向へ移動する。

0018

これはとりもなおさず、揺動台が右又は左方向へ揺動された場合には、その回転中心である第2の支点がその反対方向、即ち左方向又は右方向へ移動することを意味する。これにより、揺動台の幅方向への移動範囲を大幅に狭めることができ、この結果、装置全体を小型化し、シミュレータの設置スペースを大幅に縮小することが可能となる。

0019

更に、本発明によれば、揺動台をその揺動操作に合わせて前後方向へ移動させることができる。このため、ターンにあわせた横滑り感覚再現できることから、実際のスキー、スノーボード等と同様な操作感をシミュレートして、プレーヤに体感させることが可能となり、その結果、よりリアリティーに富んだシミュレータを実現することが可能となる。

0020

ここにおいて、請求項3の発明のように、前記移動軌跡は、前記揺動台に外力が作用しない状態において、前記第2の支持部が安定して位置する中立点が前記移動部材の移動方向の延長線上に存在するように形成することが好ましい。

0021

これにより、揺動台は、移動部材の移動方向と同方向を向くように自動設定されることになる。この結果、プレーヤは、右及び左の双方向にバランスの取れた揺動操作を行うことが可能となる。

0022

また、本発明においては、前記移動経路の設定の仕方は、必要に応じて各種の手法を採用することができる。

0023

この一対応として、請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記移動部材の移動方向の前方に位置する第3の支点において、前記ベース体に回動自在に軸支された回動体を含み、前記第2の支持部は、前記回動体の回動端側で、前記揺動台の第2の支点を支持することを特徴とする。

0024

また、他の対応として、請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記ベース体に前記移動軌跡に沿って形成された移動路を含み、前記第2の支持部は、前記移動路に沿って移動自在に形成されたことを特徴とする。

0025

前記請求項4の発明では、移動経路は、第3の支点を中心とした円弧状のものに決定されるが、請求項5の発明では、移動軌跡を必要に応じて任意の軌跡として設定することが可能となる。

0026

なお、請求項5の発明において、請求項4の発明と同様な移動軌跡を設定する場合には、請求項6の発明のように、前記移動路は、前記移動部材の移動方向の前方位置に想定した第3の支点を中心とした円弧状の移動軌跡に沿って形成すればよい。

0027

また、請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記揺動機構は、揺動体の揺動を規制するロック手段を含むことを特徴とする。

0028

以上の構成とすることにより、操作入力装置の非動作時には、前記ロック手段を用いて、揺動体の揺動をロックすることができる。

0029

前記ロック手段としては、前記移動部材の前後方向の移動又は揺動台の左右方向への移動の少なくとも一方をロックする機構を採用すればよい。このようなロック手段としては、例えば、ソレノイドを用いてストッパー金具が作動するような機構を採用しても良いが、ゲームオーバー時における揺動機構のソフトな停止を可能とする構成を採用することがより好ましい。

0030

このような構成としては、例えば電磁ブレーキ空気圧シリンダー磁性流体ダンパーオイルダンパー推力モータ等を必要に応じて用い、揺動体の揺動をソフトに規制すればよい。

0031

また、請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記揺動機構は、揺動体に揺動抵抗を付与する抵抗付与手段を含むことを特徴とする。

0032

このような構成とすることにより、シミュレータのシミュレーション状況に合わせて揺動体の揺動の抵抗を制御することができ、この結果、よりリアリティーの高い操作入力感を実現することができる。例えば、スキーのシミュレーションを行う場合には、想定される質に合わせて、前記揺動抵抗を制御することにより、雪質に合わせた操作感をプレーヤに体感させることが可能となる。

0033

また、請求項9の発明のように、請求項1〜8のいずれかの操作入力装置を用いてシミュレータを構成することにより、よりリアリティーの高い各種シミュレータ、例えば、スキー用、スノーボード、スケートボード及びその他のシミュレータを実現することが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0034

次に、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。

0035

図1には、本発明が適用された業務用スキーゲーム装置の好適な一例が示されている。図2(A)は、その平面図を、図2(B)は、側面図を表している。

0036

本実施の形態のスキーゲーム装置は、スキー板を模した入力ボード20と、その前方に配置されたディスプレイ30とを有する。

0037

前記ディスプレイ30には、予め設定された図4(A)に示す3次元ゲーム空間内において、仮想プレーヤ532の正面に見え景色が例えば図4(B)に示すゲーム画面として表示される。

0038

前記ゲーム装置の筐体10には、スキーのストックを模した2本のストック18が固定されており、プレーヤは左右のストック18を握ることで体を支えるように構成されている。

0039

そしてプレーヤは入力ボード20の左右のステップ22a、22b上に両足立ち、左右のストック18を握ることにより、体をささえ、スキーをする要領でターン動作を行う。

0040

このターン動作は、操作入力部を用いて行われる。本実施の形態の操作入力部は、プレーヤが入力ボード20を水平方向に回動させる回動操作と、左右のステップ22a、22bを傾けるエッジング操作とが行われるように構成されている。そして、これら各操作量センサにより検出され、この検出信号に基づき前記仮想プレーヤの仮想走行方向がコントロールされる。

0041

このようにしてプレーヤは、入力ボード20でターン動作等を行いゲームを進行させ、3次元ゲーム空間内をスキー板に乗って滑っている状態を仮想シュミレートできることになる。

0042

図3は、入力ボード20の前記回動操作の説明図である。本実施の形態の入力ボード20は、ディスプレイ30へ向けて床面近くに配置されており、筐体10に回動自在に固定され、前記回動操作を行えるように構成されている。

0043

前記回動操作は、図3鎖線で示した入力ボード20Aの位置をスイング角θが0の基準位置として、左右に最大40度の振れ角(20Bの位置)まで行えるよう構成されている。ここにおいて前記基準位置とは、プレーヤが入力ボード20に乗ったときプレーヤの全身が画面30に向かって正対する位置である。

0044

前記回動操作の回動角θ揺動装置に設けられたスイングセンサ24を用いて検出される。スイングセンサ24は、ボリューム型可抵抗器を含んで構成され、入力ボード20の水平方向へのスイング角θを抵抗値として検出している。

0045

また、この入力ボード20は、スイング角θが0の基準位置(図3において20Aで示した状態)になるように常時付勢されて、スイング角θが大きくなるにしたがって、基準位置方向に向けた復元力が大きくなるように構成されている。なお、そのための手段については後述する。そして、プレーヤは付勢力に抗して入力ボード20を左右に回動操作するため、実際のスキーと同様に両足に負荷感じながらターン操作を行うことが出来る。

0046

次に、前記操作入力部の第1の実施の形態を説明する。

0047

本実施の形態の操作入力部は、前記筐体10の一部を構成するベース部40と、このベース部40上に図中矢印200で示す前後方向に移動自在に取付け固定された移動部60と、この移動部60上に第1の支持部90を介してその第1の支点が回動自在に取付け固定された揺動台としての入力ボード20とを含んで構成される。

0048

前記ベース部40は、入力ボード20の下方に位置して床面に設置される部分である。このベース部40上には、ベース板42が一体的に取付け固定されている。

0049

前記移動部60は、スライドレール62と、このスライドレール62に一体的に取付け固定されたスライドテーブル66とを含む。そして、前記スライドレール62は、ベース板42上に図中矢印方向200へ向けて所定間隔をおいて設置された一対のレール支持部64、64に、スライド自在に取付け固定されている。

0050

従って、前記スライドテーブル66は、スライドレール62と一体的に、前記ベース板42上を矢印200方向へ向けスライド移動することになる。このとき、前記スライドテーブル66の前方向(矢印200Bで示す方向)への移動は、ベース板42上に設けられた一対のストッパ46、46により規制される。即ち、図3に示すよう、ベース板42上には、スライドテーブル66の両側に位置して一対のストッパ46、46が配置されている。そして、このストッパ46、46に対して、スライドテーブル66の両側に設けられた一対の当接部材86、86が当接することにより、スライドテーブル66の前方向200Bに向けた移動が規制されることになる。この移動の規制は、後述するように入力ボード20の揺動角所定範囲内(最大スイング角40度以内)に規制するために行われるものである。

0051

また、本実施の形態の操作入力部は、付勢部材として一対のスプリング80、80が設けられている。そして、これら一対のスプリング80、80はベース部42の後端側に設けられたフック82とスライドテーブル66の両サイドに設けられたフック84との間に掛け渡され、スライドテーブル66を常に後ろ方向200Aへ向け付勢するように構成されている。

0052

前記入力ボード20は、前述したようにスライドテーブル66上に第1の支持部90を介して回動自在に取付け固定されている。

0053

前記第1の支持部90は、スライドテーブル66の先端側にベアリング92を介して回動自在に取付けられたベアリングテーブル94を含んで構成される。ここにおいて、前記ベアリングテーブル94は、その後端側に設けられた円形の開口部96の中心軸が、ベアリング92の回転中心と一致するように、ベアリング92に取付け固定されている。

0054

前記ベアリングテーブル94は、入力ボード20の先端側に位置する取付け部26と一体的に固定されている。これにより、入力ボード20は、スライドテーブル66に対し、第1の支持部90の回転軸、即ち第1の回転軸aを中心に回動自在に支持されることになる。

0055

また、本実施例の操作入力部は、ベース板42の先端に回動自在に固定された回動アーム100を含む。そして、この回動アーム100の先端側に、第2の支持部110を介して前記ベアリングテーブル94の先端側が回動自在に取付け固定されている。

0056

前記回動アーム100は、スライドレール62の前方延長線上に位置する第3の回転軸cを中心に回動するように、ベース板42上に取付け固定されている。

0057

また、前記第2の支持部110は、回動アーム100の先端とベアリングテーブル94の先端側とを連結するリンクボールを用いて構成されている。ここにおいて、このリンクボールの回転軸を第2の回転軸bという。

0058

本実施例の操作入力部は以上の構成からなり、次にその作用を説明する。

0059

図6は、前記入力ボード20の揺動運動の説明図である。

0060

前述したように、前記回動アーム100は、第3の回転軸cを中心として、ベース板42上に回動自在に軸支されている。このため、その先端に設けられた第2の支持部110の回転軸bは、円弧状の移動軌跡210に沿って移動することになる。このことは、入力ボード20の先端側に位置する第1の支持部90が円弧状の移動軌跡210に沿って移動することを意味する。

0061

ところで、前述したように移動部60は、スプリング80により後方200Aへ常時付勢されている。従って、入力ボード20に対し外力が働かない状態では、前記付勢力により、回転中心cと、第1の支持部90、第2の支持部110の各回転中心a、bは図6に示すように一直線300上に位置することになる。この状態を、基準状態といい、この時の第2の回転中心bの位置を中立点という。

0062

この状態において、プレーヤがスプリング80の付勢力に抗し、入力ボード20を左右方向へ揺動すると、これに合わせて入力ボード20先端の第2の回転軸bが円弧上の移動軌跡210に沿って移動し、これと共に第1の回転軸aが直線300に沿って前方200Bへ移動することになる。

0063

この時、入力ボード20の後端部の位置をdとすると、入力ボード20の左右方向への揺動に伴い、その後端部の位置dは図6に示すよう、d1、d2、d3と順次移動していく。そして、その揺動角(スイング角)が、最大振り角40度となった時点で、スライドテーブル66の当接部材86がストッパ46に当接し、その回動が規制されることになる。この時の入力ボード20の後端部の位置をd4とし、後端部の基準位置(d1)と最大振り角位置(d4)との振り幅をl1とすると、左右方向への入力ボード20の最大振り幅は2l1となる。

0064

これに対し入力ボード20を、単にその先端に位置する回転軸cを中心としてベース板42上に円軌道で回動するように軸支すると、入力ボード20の後端部における片方向への最大振り幅は(l1+l2)となり、これを左右方向について考慮すると、入力ボード20の左右方向への最大振り幅は2(l1+l2)となる。

0065

以上のことから、本実施の形態の操作入力部によれば、入力ボード20の揺動角を制限することなく、その振り幅を大幅に狭く(2l2分狭くする)できることが理解される。

0066

これに加えて、本実施例の操作入力部によれば、入力ボード20を左右方向に揺動する場合に、第1の支持部90(第1の回転軸a)が前方向200Bに移動していく。これにより、入力ボード20上に立って揺動操作を行うプレーヤは、ターンをする際にスキーがターン方向へ横滑りしながら移動していく感覚を体感することができ、この結果、よりリアリティーの高いスキーの操作感を実現することができる。

0067

図7には、前記操作入力装置の他の実施の形態が示されている。なお、図5に示す実施の形態と対応する部材には同一の符号を付しその説明は省略する。

0068

前記第1の実施の形態では移動部60がスライド部として形成されたのに対し、本実施の形態では、直動リンク機構70を用いて移動部60を形成したことを特徴とする。

0069

前記直動リンク機構70は、その一端がベース部40の底面に取付け固定され、その他端側が図中矢印200で示す方向に伸縮するように構成されている。

0070

そして、この直動リンク機構70の他端側に、第1の支持部90を介して入力ボード20が回動自在に取付け固定されている。この第1の支持部90は、直動リンク機構70の他端側に設けられたロッド部98と、ベアリングテーブル94に設けられこのロッド98を回動自在に軸支する軸受け部(図示せず)とを含んで構成される。

0071

なお、前記第1の実施の形態では、入力ボード20を、第1の支持部90を介して移動部60上に支持する構成としたが、本実施の形態では、移動部60を直動リンク機構70を用いて構成しているため、強度的にこのような支持はできない。この為、本実施の形態では回動アーム100を十分な強度を有する構成とし、その先端側をベアリング102を介してベース部40に回動自在に取付け固定している。更に、この回動アーム100の他端側を第2の支持部110を構成するベアリングを介してベアリングテーブル94に回動自在に取付け固定している。

0072

これにより、入力ボード20は、前記回動アーム100を介してベース部40に十分な機械的強度をもって支持されることとなる。

0073

図8には、本発明の操作入力部の他の実施の形態が示されている。なお、前記第1の実施の形態と共通する部材は同一符号を付しその説明は省略する。

0074

本実施の形態の特徴的事項は、第2の支持部110が移動する円弧状をした移動用レール120をベース部40上に設けたことにある。そして、前記第2の支持部110は、この移動用レール120に沿って移動するように形成され、且つ入力ボード20のベアリングテーブル94の先端を回動自在を軸支するように構成されている。

0075

これにより、前記第1の実施の形態に示す回動アーム100は不要となり、しかもこの第1の実施の形態と同様に、入力ボード20を揺動させることができる。

0076

なお、図8に示す実施の形態では、移動用レール120を、仮想的に想定した第3の回転軸cを中心とした円弧状に形成する場合を例にとり説明したが、本実施の形態では、この移動経路はこれに限らず、必要に応じて任意の経路として設定することができる。

0077

例えば、前記移動用レール120の移動経路を、移動部60の移動方向200と直交する方向に直線的に設定することも可能である。

0078

このように、本実施の形態では、前記第1、第2の実施の形態に比べ、第2の支持部110の移動経路の設定に柔軟性をもたせることができ、より幅広い揺動運動を実現することが可能となる。

0079

また、前記各実施の形態の操作入力部には、ゲームを行っていない時に入力ボード20の揺動運動をロックするための手段や、ゲーム中に入力ボード20に付与する揺動負荷を任意に制御するための手段を設けることが好ましい。

0080

前記ロック手段は、移動部60の前後方向200の移動をロックするように構成しても良く、また入力ボード20の回動運動そのものをロックするように構成しても良い。このような手段としては、ソレノイドを用いてストッパ金具が作動するように構成しても良いが、ゲーム終了時に入力ボード20を緩やかに停止させてロックするような構成とすることがより好ましい。このようなソフトなロック機構を実現するためには、例えば、電磁ブレーキ、空圧シリンダ電磁流体ダンパー、オイルダンパー、推力モータ等を必要に応じて用いればよい。

0081

また、前記抵抗付与手段としては、前記ロック機構と同様に、移動部60の前後方向200への移動時に抵抗を付与してもよく、また入力ボード20の回動運動時に抵抗を付与してもよい。このような抵抗付与の手段としては、必要に応じ例えば一又は複数の電磁ブレーキ、空圧シリンダ、磁性流体ダンパー、オイルダンパー等を使い、揺動負荷を任意に制御するように形成すればよい。

0082

本実施の形態では、図3に示すように、ゲームオーバー時のロック及びゲーム中の抵抗付与の双方の機能を兼ねるものとして、空圧シリンダ130を用いている。そして、この空圧シリンダ130のシリンダロッド132の先端を、第2の支持部110に回動自在に連結固定し、空圧シリンダ130の他端側をベース部40上に回動支持部34を介して回動自在に取付け固定している。

0083

ここにおいて、前記空圧シリンダ130は、移動部60の移動方向200とほぼ直交する方向に向けて配置されており、内部の空気圧を制御することにより、シリンダロッド132を第2の支持部110の移動に合わせて伸縮させている。

0084

そして、ゲーム状況に合わせて入力ボード20の揺動運動に抵抗を与える場合には、シリンダロッド132の伸縮時に所与の負荷が加わるようその内部の空気圧制御を行う。

0085

例えば、仮想スキーヤーが滑らかなゲレンデを走行する場合には空圧シリンダ130の負荷を小さくし、仮想スキーヤーが凹凸の大きな斜面をモーグル滑走する場合には空圧シリンダ130の負荷を凹凸に合わせて増減させる制御を行う。これにより、ゲーム状況に合わせたよりリアリティーの高い入力ボードの操作を実現することができる。

0086

また、ゲーム終了時に入力ボード20の揺動をロックする場合には、入力ボード20が基準状態までソフトに復帰するように空圧シリンダ130のロッド132を徐々に伸縮制御し、入力ボード20が基準状態に達した状態でロッド132が全く伸縮しないように空圧シリンダ130の内部圧力を制御すればよい。このようにすることにより、ゲーム終了時に入力ボード20を基準状態へソフトに復帰でき、プレーヤに違和感を与えることなく入力ボードのロックを実現することができ、またゲームを行わない間は、空圧シリンダ130により入力ボード20の揺動を完全にロックすることができる。

0087

また前記実施の形態では3次元スキーゲーム装置を例に取り説明したが、本発明はこれに限らず、これ以外のシミュレータ、例えばスノーボードやスケートボード、サーフィン等のシミュレータに適用してもよい。

0088

図面の簡単な説明

0089

図1本発明が適用されたスキーゲーム装置の好適な一例を示す外観斜視説明図である。
図2同図(A)は、図1に示すゲーム装置の平面概略図、同図(B)は、前記ゲーム装置の側面概略図である。
図3図1に示すゲーム装置の揺動機構の平面概略説明図である。
図4同図(A)は、本実施の形態のゲーム装置のゲーム空間の説明図、同図(B)は、ディスプレイ上に表示されるゲーム画面の一例を示す説明図である。
図5本発明の操作入力部の第1の実施の形態の分解斜視図である。
図6前記第1の実施の形態の操作入力部の動作説明図である。
図7本発明の操作入力装置の第2の実施の形態の分解斜視説明図である。
図8本発明の操作入力装置の第3の実施の形態の平面概略説明図である。

--

0090

10筐体
20入力ボード
30ディスプレイ
40ベース部
60 移動部
80スプリング
82、84フック
90 第1の支持部
100回動アーム
110 第2の支持部
120移動用レール
130 空圧シリンダ

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