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技術 データベース検索装置及びプログラム記憶媒体

出願人 富士通株式会社
発明者 伊豆則夫
出願日 1997年5月21日 (23年9ヶ月経過) 出願番号 1997-130214
公開日 1998年2月20日 (23年0ヶ月経過) 公開番号 1998-049550
状態 拒絶査定
技術分野 検索装置
主要キーワード 統計情報データベース 建築設計 学習プログラム 求人情報データベース データベース検索装置 累積加算値 セットアッププログラム 変更値
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年2月20日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

本発明は、曖昧な検索条件の指定を可能にするデータベース検索装置の提供を目的とする。

解決手段

検索条件の必須項目値で分割されるデータベースの各データグループの持つ統計情報を管理する統計情報データベース11と、統計情報データベース11に管理される検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報と、曖昧項目に対して指定される曖昧表現割り付けられる規定の設定値とから、その曖昧表現の示す曖昧項目値を算出する算出手段16と、必須項目値と曖昧表現とを指定して検索条件が指示されるときに、算出手段16の算出する曖昧項目値を使ってその検索条件を決定する決定手段17とを備えるように構成する。

概要

背景

データベース検索装置は、検索条件が与えられると、データベースの管理するデータの中から、その検索条件を充足するデータを検索する処理を行う。

従来のデータベース検索装置では、数値等により検索条件が一意に定められるものを指定可能とする構成を採って、その形式で指定される検索条件のデータを検索するという構成を採っていた。

例えば、求人情報のデータベースを検索するときに、賃金を検索条件とする場合には、ユーザと対話することで、例えば50万円以上の賃金を検索条件として設定して、それに該当する求人情報を検索するように処理していた。

概要

本発明は、曖昧な検索条件の指定を可能にするデータベース検索装置の提供を目的とする。

検索条件の必須項目値で分割されるデータベースの各データグループの持つ統計情報を管理する統計情報データベース11と、統計情報データベース11に管理される検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報と、曖昧項目に対して指定される曖昧表現割り付けられる規定の設定値とから、その曖昧表現の示す曖昧項目値を算出する算出手段16と、必須項目値と曖昧表現とを指定して検索条件が指示されるときに、算出手段16の算出する曖昧項目値を使ってその検索条件を決定する決定手段17とを備えるように構成する。

目的

本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、曖昧な検索条件の指定を可能にすることで従来技術の問題点の解決を実現する新たなデータベース検索装置の提供と、それを実現するプログラムを記憶するプログラム記憶媒体の提供とを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

データベース検索するデータベース検索装置において、指定された曖昧表現以外の検索条件に基づいて、該曖昧表現に対応する値を算出する算出手段を備えることを、特徴とするデータベース検索装置。

請求項2

データベースを検索するデータベース検索装置において、検索条件の必須項目値で分割されるデータベースの各データグループの持つ統計情報を管理する統計情報データベースと、上記統計情報データベースに管理される検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報と、曖昧項目に対して指定される曖昧表現に割り付けられる規定の設定値とから、該曖昧表現の示す曖昧項目値を算出する算出手段と、必須項目値と曖昧表現とを指定して検索条件が指示されるときに、上記算出手段の算出する曖昧項目値を使って該検索条件を決定する決定手段とを備えることを、特徴とするデータベース検索装置。

請求項3

請求項2記載のデータベース検索装置において、データベースのセットアップ時に、データベースのデータから統計情報データベースを生成する生成手段を備えることを、特徴とするデータベース検索装置。

請求項4

請求項2又は3記載のデータベース検索装置において、検索条件で指定される必須項目が、統計情報データベースの生成に用いられるものと一致せず、その内の一部となるときに、統計情報データベースのデータから、該必須項目値で分割されるデータベースの各データグループの持つ統計情報を管理する副統計情報データベースを作成する作成手段を備え、算出手段は、上記副統計情報データベースに管理される検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報を使って、曖昧表現の示す曖昧項目値を算出することを、特徴とするデータベース検索装置。

請求項5

請求項2、3又は4記載のデータベース検索装置において、決定手段は、算出手段の算出する曖昧項目値をディスプレイ画面に表示し、対話処理に従い必要に応じて該曖昧項目値を修正することを、特徴とするデータベース検索装置。

請求項6

請求項5記載のデータベース検索装置において、決定手段の修正する修正値と、その修正元の曖昧項目値の算出に用いられた統計情報とを使って、曖昧表現に割り付けられる設定値を学習する学習手段を備えることを、特徴とするデータベース検索装置。

請求項7

データベースを検索するデータベース検索装置を実現するプログラムが記憶されるプログラム記憶媒体であって、データベースのデータから、検索条件の必須項目値で分割されるデータベースの各データグループの持つ統計情報を管理する統計情報データベースを生成する生成手段と、上記統計情報データベースに管理される検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報と、曖昧項目に対して指定される曖昧表現に割り付けられる規定の設定値とから、該曖昧表現の示す曖昧項目値を算出する算出手段と、必須項目値と曖昧表現とを指定して検索条件が指示されるときに、上記算出手段の算出する曖昧項目値を使って該検索条件を決定する決定手段とを実現するプログラムが記憶されることを、特徴とするプログラム記憶媒体。

技術分野

0001

本発明は、データベース検索するデータベース検索装置と、それを実現するプログラムを記憶するプログラム記憶媒体とに関し、特に、曖昧な検索条件の指定を可能にするデータベース検索装置と、それを実現するプログラムを記憶するプログラム記憶媒体とに関する。

背景技術

0002

データベース検索装置は、検索条件が与えられると、データベースの管理するデータの中から、その検索条件を充足するデータを検索する処理を行う。

0003

従来のデータベース検索装置では、数値等により検索条件が一意に定められるものを指定可能とする構成を採って、その形式で指定される検索条件のデータを検索するという構成を採っていた。

0004

例えば、求人情報のデータベースを検索するときに、賃金を検索条件とする場合には、ユーザと対話することで、例えば50万円以上の賃金を検索条件として設定して、それに該当する求人情報を検索するように処理していた。

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来技術のように、一意に定められる検索条件の入力しか許さないと、検索条件によっては、ユーザは、自分の欲しいデータを簡単に検索できないことが起こるという問題点があった。

0006

例えば、求人情報のデータベースを検索する例で説明するならば、ユーザは、自分の入力する賃金が高いのか低いのか分からないために、賃金の入力を変えながら何度も検索処理を繰り返していかなくてはならず、自分の欲しい求人情報を簡単に検索できないという問題点があったのである。

0007

本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、曖昧な検索条件の指定を可能にすることで従来技術の問題点の解決を実現する新たなデータベース検索装置の提供と、それを実現するプログラムを記憶するプログラム記憶媒体の提供とを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

図1に本発明の原理構成を図示する。図中、1は本発明を具備するデータベース検索装置、2は本発明のデータベース検索装置1の検索対象となるデータベースである。

0009

本発明のデータベース検索装置1は、検索手段10と、統計情報データベース11と、生成手段12と、副統計情報データベース13と、作成手段14と、管理手段15と、算出手段16と、決定手段17と、学習手段18とを備える。

0010

この検索手段10は、データベース2の管理するデータの中から検索条件を充足するデータを検索する。統計情報データベース11は、検索条件の必須項目値で分割されるデータベース2の各データグループの持つ統計情報を管理する。生成手段12は、データベース2のセットアップ時に、データベース2のデータから統計情報データベース11を生成する。

0011

副統計情報データベース13は、統計情報データベース11の必須項目よりも少ない必須項目の値で分割されるデータベース2の各データグループの持つ統計情報を管理する。作成手段14は、統計情報データベース11のデータから副統計情報データベース13を作成する。

0012

管理手段15は、検索条件の曖昧項目に対して指定される曖昧表現割り付けられる規定の設定値を管理する。算出手段16は、管理手段15の管理する設定値を使って、検索条件の曖昧項目に対して指定される曖昧表現の示す曖昧項目値を算出する。

0013

決定手段17は、必須項目値と曖昧表現とを指定して検索条件が指示されるときに、算出手段16の算出する曖昧項目値をそのまま使ったり、それをディスプレイ画面に表示して対話処理に従って修正することで、その検索条件を決定する。学習手段18は、決定手段17の修正する修正値と、その修正元の曖昧項目値の算出に用いられた統計情報とを使って、管理手段15の管理する設定値を学習する。

0014

ここで、本発明のデータベース検索装置1の持つデータベース検索機能は具体的にはプログラムで実現されるものであり、このプログラムは媒体から提供され、データベース検索装置1に格納されてメモリ上で動作することで、本発明を実現することになる。

0015

このように構成される本発明のデータベース検索装置1では、生成手段12は、データベース2がセットアップされると、統計情報データベース11を生成する。そして、作成手段14は、検索条件で指定される必須項目が、統計情報データベース11の生成に用いられるものと一致せず、その内の一部となるときに、統計情報データベース11のデータから副統計情報データベース13を作成する。

0016

このようにして、生成される統計情報データベース11/副統計情報データベース13は、検索条件の必須項目値で分割されるデータベース2の各データグループの持つ統計情報を管理することで、検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報を管理する。

0017

この統計情報データベース11(副統計情報データベース13)を受けて、算出手段16は、例えば、必須項目値と曖昧表現とを指定して決定手段17に対して検索条件が指定されるときに、統計情報データベース11(副統計情報データベース13)に管理される検索条件の曖昧項目値の持つ統計情報と、管理手段15の管理するその曖昧表現に対して割り付けられる設定値とから、その曖昧表現の示す曖昧項目値を算出する。

0018

この算出手段16の算出処理を受けて、決定手段17は、必須項目値と曖昧表現とを指定して検索条件が指示されるときに、算出手段16の算出する曖昧項目値をそのまま使ったり、それをディスプレイ画面に表示して対話処理に従って修正することで、その検索条件を決定し、この検索条件の決定を受けて、検索手段10は、データベース2を検索する。

0019

そして、学習手段18は、例えば、決定手段17が修正値を決定するときに、その修正値と、その修正元の曖昧項目値の算出に用いられた統計情報(曖昧項目値の統計情報)とから、管理手段15の管理する設定値の変更値導出し、それを記録していって、その記録データの平均値を算出することで、管理手段15の管理する設定値を学習する。

0020

このように、本発明のデータベース検索装置1によれば、「高い」とか「やや高い」というような曖昧表現を使った検索条件の指定方法が可能になることから、ユーザは、自分の欲しいデータを簡単にデータベースから検索できるようになる。

0021

そして、この曖昧表現がユーザの感覚に合うように学習されていくので、ユーザは、自分の欲しいデータを的確にデータベースから検索できるようになる。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。図2に、本発明のデータベース検索装置1の一実施例を図示する。

0023

この実施例のデータベース検索装置1は、フロッピィディスク等に記録される求人情報データ3を入力として、端末装置4を操作するユーザと対話することで、その求人情報データ3に格納されるユーザの欲する求人情報を検索するものであって、検索プログラム20と、セットアッププログラム21と、学習プログラム22と、求人情報データベース23と、求人統計情報データベース24と、サブ求人統計情報データベース25と、曖昧管理テーブル26と、ロギングファイル27とを備える。

0024

ここで、検索プログラム20やセットアッププログラム21や学習プログラム22は、媒体から提供されることになる。図3に、セットアッププログラム21の実行する処理フローの一実施例、図4及び図5に、検索プログラム20の実行する処理フローの一実施例、図6に、学習プログラム22の実行する処理フローの一実施例を図示する次に、これらの処理フローに従って本発明について詳細に説明する。

0025

セットアッププログラム21は、ユーザから求人情報データベース23のセットアップ要求があると、図3の処理フローに示すように、先ず最初に、求人情報データ3を読み込んで求人情報データベース23をセットアップし、続いて、この求人情報データベース23から求人統計情報データベース24を生成する。

0026

図7に、求人情報データベース23のデータ構造図8に、求人統計情報データベース24の一実施例を図示する。求人情報データベース23は、求人元発行する求人情報を管理するものであって、この図7に示すように、性別職種キー項目とする、年齢範囲、賃金範囲、就業地、仕事の内容等からなる求人情報を管理する。

0027

一方、求人統計情報データベース24は、検索条件の必須項目値で分割される求人情報データベース23の各データグループの持つ統計情報を管理するものであって、この図8に示すように、性別/職種/年齢範囲の必須項目値で分割される求人情報データベース23の各データグループのデータ件数と、そのデータグループに属する求人情報の平均賃金と、そのデータグループに属する求人情報の賃金の標準偏差とを管理する。なお、サブ求人統計情報データベース25を生成する必要がないときには、データ件数の管理を省略することが可能である。

0028

このようにして、セットアッププログラム21は、ユーザから求人情報データベース23のセットアップ要求があると、図7に示すような求人情報データベース23をセットアップするとともに、この求人情報データベース23から、図8に示すような求人統計情報データベース24を生成するのである。

0029

一方、検索プログラム20は、検索条件の入力に先立って、ユーザから検索条件の必須項目の指定があると、図4の処理フローに示すように、先ず最初に、その指定される必須項目が、求人統計情報データベース24の生成に用いられた必須項目よりもゆるいのか否かを判断して、求人統計情報データベース24の生成に用いられた必須項目と同じであることを判断するときには、何も処理を行わずにそのまま終了し、求人統計情報データベース24の生成に用いられた必須項目よりもゆるいことを判断するとき、すなわち、指定される必須項目が求人統計情報データベース24の生成に用いられた必須項目の一部であることを判断するときには、求人情報データベース23からサブ求人統計情報データベース25を生成する。

0030

このサブ求人統計情報データベース25は、指定される必須項目の値で分割される求人情報データベース23の各データグループの持つ統計情報を管理するものであり、図8に示した求人統計情報データベース24と同様に、分割されたデータグループに属するデータの件数と、そのデータグループに属する求人情報の平均賃金と、そのデータグループに属する求人情報の賃金の標準偏差とを管理する。なお、データ件数については管理を省略することが可能である。

0031

サブ求人統計情報データベース25は、統計情報データベース23の持つ必須項目の内の一部のものを必須項目として持つものである。例えば、図8に示した求人統計情報データベース24では、性別/職種/年齢範囲を必須項目としているが、サブ求人統計情報データベース25は、例えば、この内の性別/年齢範囲を必須項目とするというように、その内の一部を必須項目としている。

0032

この構造に従い、サブ求人統計情報データベース25は、求人情報データ3に戻らなくても、求人統計情報データベース24から簡単に作成できることになる。

0033

例えば、図8に示した求人統計情報データベース24の例で説明するならば、「営業、25〜29」の求人情報は、データ件数が“98”で、平均賃金が“31万円”で、標準偏差が“5.8万円”であり、「男、建築設計、25〜29才」の求人情報は、データ件数が“28”で、平均賃金が“35万円”で、標準偏差が“6.2万円”であるので、職種の「営業」と「建築設計」とを区別しない「男、25〜29才」の求人情報の平均賃金は、

0034

0035

に従って、“32万円”と求まり、また、標準偏差は、

0036

0037

に従って、“6.0万円”と求まるというように、〔数1〕式と〔数2〕式を使って、求人統計情報データベース24から簡単に作成できるのである。このサブ求人統計情報データベース25の性質使い、検索プログラム20は、検索条件の入力に先立って、ユーザから検索条件の必須項目の指定があるときに、その必須項目が求人統計情報データベース24の生成に用いられた必須項目よりもゆるいことを判断するときには、規定の算出処理に従って、求人情報データベース23からサブ求人統計情報データベース25を生成するのである。

0038

検索プログラム20は、サブ求人統計情報データベース25が生成されるときには、求人統計情報データベース24ではなくて、サブ求人統計情報データベース25を用いて検索処理を行うことになるが、ここでは、説明の便宜上、サブ求人統計情報データベース25が生成されないことを想定する。すなわち、検索プログラム20は、求人統計情報データベース24を用いて検索処理を行うことを想定する。

0039

このようにして、求人統計情報データベース24が生成された後、ユーザから求人情報の検索指示があると、検索プログラム20は、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、端末装置4のディスプレイ画面に図9に示すような検索条件入力画面を表示することで、ユーザからの検索条件を入力する。

0040

この検索条件入力画面では、賃金については、「高い」、「やや高い」、「普通」、「やや低い」、「低い」という曖昧表現を用いた入力方法を採っているので、このステップ1では、性別や年齢や職種等の必須項目については、数値等により表される一意の入力値を入力するとともに、賃金という曖昧項目については、曖昧表現により表される曖昧な入力値を入力することになる。

0041

ステップ1で、検索条件となる必須項目値と曖昧表現とを入力すると、続いて、ステップ2で、求人統計情報データベース24から、その入力した必須項目値の指す平均賃金及び標準偏差を取得する。例えば、求人統計情報データベース24が図8に示すようなデータを管理するときにあって、「男、建築設計、37才」という必須項目値が入力されると、求人統計情報データベース24から、その必須項目値の指す平均賃金“38万円”、標準偏差“7.3万円”というデータを取得するのである。

0042

続いて、ステップ3で、曖昧管理テーブル26を参照することで、入力した曖昧表現の指す係数値を取得する。この曖昧管理テーブル26は、曖昧表現に割り付けられる係数値を管理するものであって、例えば、図10(a)に示すように、賃金が「高い」という曖昧表現には係数値“0.5”、賃金が「やや高い」という曖昧表現には係数値“0.3”、賃金が「普通」という曖昧表現には係数値“0”、賃金が「やや低い」という曖昧表現には係数値“−0.3”、賃金が「低い」という曖昧表現には係数値“−0.5”という係数値を管理する。

0043

この係数値は、具体的には、図10(b)に示すように、標準偏差σに対する乗算係数となるものであって、係数値“0.5”は、「平均賃金」よりも「0.5σ」高い賃金を示し、係数値“0.3”は、「平均賃金」よりも「0.3σ」高い賃金を示し、係数値“0”は「平均賃金」の賃金を示し、係数値“−0.3”は、「平均賃金」よりも「0.3σ」低い賃金を示し、係数値“−0.5”は、「平均賃金」よりも「0.5σ」低い賃金を示している。

0044

これから、ステップ3で、曖昧管理テーブル26から係数値を取得すると、続いて、ステップ4で、この係数値と、ステップ2で取得した平均賃金/標準偏差とを使い、
賃金=(平均賃金)+(係数値)×(標準偏差)
算出式に従って、入力した曖昧表現の示す賃金を算出して、それを端末装置4のディスプレイ画面に表示する。

0045

続いて、ステップ5で、この賃金の表示に対して、ユーザが修正値を入力してくるのか否かを判断して、修正値を入力してこないことを判断するとき、すなわち、ユーザの考えている賃金と一致するときには、ステップ7に進んで、ステップ1で入力した必須項目値と、ステップ4で算出した賃金とで規定される検索条件がユーザの要求する検索条件であると決定して、その検索条件を充足するデータを求人情報データベース23から検索して、その検索結果を端末装置4のディスプレイ画面に表示する。

0046

一方、ステップ5で、曖昧表現の示す賃金の表示に対して、ユーザが修正値を入力してくることを判断するとき、すなわち、ユーザの考えている賃金と一致しないときには、ステップ6に進んで、ユーザの入力する修正値に従って曖昧表現の示す賃金を変更するとともに、その修正値と、ステップ1で入力した曖昧表現と、ステップ2で取得した平均賃金/標準偏差とをロギングファイル27に格納する。

0047

続いて、ステップ7に進んで、この修正した賃金と、ステップ1で入力した必須項目値とで規定される検索条件がユーザの要求する検索条件であると決定して、その検索条件を充足するデータを求人情報データベース23から検索して、その検索結果を端末装置4のディスプレイ画面に表示する。

0048

このようにして、検索プログラム20は、入力した曖昧表現の示す賃金を算出し、対話処理に従って必要に応じてそれを修正することで検索条件を決定して、求人情報データベース23の検索を行うのである。そして、算出した曖昧表現の示す賃金をユーザが修正する場合には、図11に示すように、その修正賃金と、その修正元となった賃金の算出に用いた曖昧表現/平均賃金/標準偏差とをロギングファイル27に格納していくのである。

0049

このロギングファイル27の格納データを受けて、学習プログラム22は、起動されると、図6の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、ロギングファイル27に格納される曖昧表現を1つ選択し、続くステップ2で、この選択ができたのか否かを判断して、選択できないことを判断するとき、すなわち、全ての曖昧表現を選択し終えたときには、処理を終了する。

0050

一方、ステップ2で、曖昧表現を選択できたことを判断するときには、ステップ3に進んで、ロギングファイル27の未処理の格納データの中から、選択した曖昧表現を持つ格納データを1つ選択し、続くステップ4で、この選択ができたのか否かを判断して、選択できたことを判断するときには、ステップ5に進んで、ロギングファイル27から、その選択した格納データの持つ修正賃金/平均賃金/標準偏差を読み出す。

0051

続いて、ステップ6で、この読み出した修正賃金/平均賃金/標準偏差を使い、
係数値=[(修正賃金)−(平均賃金)]/(標準偏差)
の算出式に従って係数値を算出し、続いて、ステップ7で、その算出した係数値をそれまでに算出した係数値に累積加算してから、ステップ3に戻っていく。

0052

このようにして、ステップ3ないしステップ7の処理を繰り返していくことで、ステップ1で選択した曖昧表現に対する係数値の累積加算値を算出していって、ステップ4で、ロギングファイル27に格納されるその曖昧表現を持つ全ての格納データの処理を終了したことを判断すると、ステップ8に進んで、算出した係数値の累積加算値をその曖昧表現を持つデータ数割算することで平均値を求めて、続くステップ9で、曖昧管理テーブル26に管理されるその曖昧表現の係数値をその求めた平均値のものに変更してから、ステップ1に戻っていく。

0053

このように、学習プログラム22は、曖昧管理テーブル26に管理される係数値を、ユーザの考える曖昧表現の指すものに学習していくことで、曖昧管理テーブル26に管理される係数値を適切なものに変更していくのである。

0054

これにより、検索プログラム20は、曖昧表現の示す賃金として、ユーザの感覚に合った的確なものを算出できるようになる。図示実施例に従って本発明を開示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施例では、曖昧表現が入力されるときに、その曖昧表現の指す曖昧項目値を算出する構成を採ったが、本発明はこれに限られるものではなくて、求人統計情報データベース24やサブ求人統計情報データベース25を生成するときに、全ての曖昧表現の指す曖昧項目値を予め算出するようにしておく構成を採ってもよい。

0055

また、実施例では、ロギングファイル27に、曖昧表現/修正賃金/平均賃金/標準偏差を格納する構成を採って、学習プログラム22が、このロギングファイル27の格納データを使って、
係数値=[(修正賃金)−(平均賃金)]/(標準偏差)
の算出式に従って係数値を算出し、それを累積加算して平均値を求めていくことで係数値を学習していく構成を採ったが、本発明はこれに限られるものではなくて、検索プログラム20が、この算出式に従って係数値を算出してロギングファイル27に格納し、学習プログラム22が、それを累積加算して平均値を求めていくことで係数値を学習していくようにしてもよい。

発明の効果

0056

以上説明したように、本発明のデータベース検索装置によれば、「高い」とか「やや高い」というような曖昧表現を使った検索条件の指定方法が可能になることから、ユーザは、自分の欲しいデータを簡単にデータベースから検索できるようになる。

0057

そして、この曖昧表現がユーザの感覚に合うように学習されていくので、ユーザは、自分の欲しいデータを的確にデータベースから検索できるようになる。

図面の簡単な説明

0058

図1本発明の原理構成図である。
図2本発明の一実施例である。
図3セットアッププログラムの実行する処理フローである。
図4検索プログラムの実行する処理フローである。
図5検索プログラムの実行する処理フローである。
図6学習プログラムの実行する処理フローである。
図7求人情報データベースのデータ構造図である。
図8求人統計情報データベースの一実施例である。
図9検索条件入力画面の一実施例である。
図10曖昧管理テーブルの一実施例である。
図11ロギングファイルの一実施例である。

--

0059

1データベース検索装置
2データベース
10検索手段
11統計情報データベース
12 生成手段
13 副統計情報データベース
14 作成手段
15 管理手段
16 算出手段
17 決定手段
18 学習手段

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