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技術 タレ類を蓄冷材として用いた調理用食材セット

出願人 日本水産株式会社
発明者 中條新治馬越基文鈴木茂鮫島太
出願日 1996年8月3日 (24年5ヶ月経過) 出願番号 1996-220406
公開日 1998年2月17日 (22年10ヶ月経過) 公開番号 1998-042832
状態 未査定
技術分野 肉類、卵、魚製品 調味料
主要キーワード セット品 調理用食材 内臓除去 ドリップシート シーフード タレ類 ストレートタイプ 濃縮タイプ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年2月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

構成

調理用食材タレ類とを一つにパックしたセット品であって、あらかじめ冷却または冷凍したタレ類の個別包装体蓄冷材として用いたことを特徴とする調理用食材セット。好ましい態様は煮用素材と煮魚用タレを組み合わせた煮魚セットである。最も好ましい態様は生魚と生ダレを組み合わせの煮魚セットである。

効果

調理用にすぐ利用できるタレ類付きの煮物用食材の日もちを延ばすことができる。例えば、生魚と煮魚用生ダレの組み合わせからなるような、即席の調理用食材セットを新鮮な状態で提供することができる。特に、煮汁調合したりすることなく、ただちにで生ダレに生の魚を漬け煮込んで、魚の風味と煮汁の味のバランスがとれた煮魚にすることができる、そのような即席煮魚セットを新鮮な状態で提供することができる。

概要

背景

煮物煮込んだ野菜および魚介類に火が通ったか通らないかぐらいで火を止め煮汁がほどほどにしみ込んだ状態が、野菜および魚介類の風味と煮汁の味のバランスがとれ一番旨いといわれている。

しかし、従来の即席煮物製品は、高温加熱によって野菜および魚介類などの風味と煮汁の味のバランスが崩れ、必要以上に濃厚な味の煮物になるという欠点がある。また、調理ずみの煮物を包装容器にとり、煮汁と野菜および魚介類などを混合凍結したものは、解凍し加熱すれば暖かい即席煮物になるが、凍結中に煮汁が調理ずみ野菜および魚介類などにしみ込み必要以上に濃厚な味になってしまったり、多くの野菜および魚介類のテクスチャーが損なわれてしまう。

一方、従来のチルド生魚介類流通では、を入れる函にや袋入り蓄冷材などを同することが多い。しかし、氷の場合はとけて水となった時に、周囲をぬらすなどの問題があり、袋入り蓄冷材の場合には、再利用されることは少なく、最終的にゴミとなることが多い。

概要

調理用食材タレ類とを一つにパックしたセット品であって、あらかじめ冷却または冷凍したタレ類の個別包装体を蓄冷材として用いたことを特徴とする調理用食材セット。好ましい態様は煮魚用素材と煮魚用タレを組み合わせた煮魚セットである。最も好ましい態様は生魚と生ダレを組み合わせの煮魚セットである。

調理用にすぐ利用できるタレ類付きの煮物用食材の日もちを延ばすことができる。例えば、生魚と煮魚用生ダレの組み合わせからなるような、即席の調理用食材セットを新鮮な状態で提供することができる。特に、煮汁を調合したりすることなく、ただちにで生ダレに生の魚を漬けて煮込んで、魚の風味と煮汁の味のバランスがとれた煮魚にすることができる、そのような即席煮魚セットを新鮮な状態で提供することができる。

目的

本願発明は、新鮮な即席の調理用食材セットを提供することを目的とする。本願発明は、蓄冷能力を大きくして日もちがのびた調理用食材セットを提供しようとするものである。特に、煮汁を調合したりすることなく、ただちに鍋で生ダレに生の魚を漬けて煮込んで、魚の風味と煮汁の味のバランスがとれた煮魚にすることができる、そのような即席煮魚セットを新鮮な状態で提供しようとするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

調理用食材タレ類とを一つにパックしたセット品であって、あらかじめ冷却または冷凍したタレ類の個別包装体蓄冷材として用いたことを特徴とする調理用食材セット。

請求項2

用素材と煮魚用タレを組み合わせた煮魚セットである請求項1の調理用食材セット。

請求項3

煮魚用素材が生魚である請求項2の調理用食材セット。

請求項4

煮魚用タレが生ダレである請求項2または3の調理用食材セット。

技術分野

0001

本発明は、タレ類蓄冷材として用いた調理用食材セット、特に生ダレ付き煮セットに関する。

背景技術

0002

煮物煮込んだ野菜および魚介類に火が通ったか通らないかぐらいで火を止め煮汁がほどほどにしみ込んだ状態が、野菜および魚介類の風味と煮汁の味のバランスがとれ一番旨いといわれている。

0003

しかし、従来の即席煮物製品は、高温加熱によって野菜および魚介類などの風味と煮汁の味のバランスが崩れ、必要以上に濃厚な味の煮物になるという欠点がある。また、調理ずみの煮物を包装容器にとり、煮汁と野菜および魚介類などを混合凍結したものは、解凍し加熱すれば暖かい即席煮物になるが、凍結中に煮汁が調理ずみ野菜および魚介類などにしみ込み必要以上に濃厚な味になってしまったり、多くの野菜および魚介類のテクスチャーが損なわれてしまう。

0004

一方、従来のチルド生魚介類流通では、魚を入れる函にや袋入りの蓄冷材などを同することが多い。しかし、氷の場合はとけて水となった時に、周囲をぬらすなどの問題があり、袋入り蓄冷材の場合には、再利用されることは少なく、最終的にゴミとなることが多い。

発明が解決しようとする課題

0005

本願発明は、新鮮な即席の調理用食材セットを提供することを目的とする。本願発明は、蓄冷能力を大きくして日もちがのびた調理用食材セットを提供しようとするものである。特に、煮汁を調合したりすることなく、ただちにで生ダレに生の魚を漬けて煮込んで、魚の風味と煮汁の味のバランスがとれた煮魚にすることができる、そのような即席煮魚セットを新鮮な状態で提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0006

本願発明は、調理用食材とタレ類とを一つにパックしたセット品であって、あらかじめ冷却または冷凍したタレ類の個別包装体を蓄冷材として用いたことを特徴とする調理用食材セットである。包装前にあらかじめ冷却または冷凍してからセットすることにより、商品としての鮮度と日もちをのばすことができる。

0007

上記調理用食材セットは、煮物用食材セットであれば何でもよいが、魚とタレとをセットにした煮魚用セット、鍋物セット、しゃぶしゃぶセットの他、魚とブイヨンエキスなどをセットしたシーフードシチューセット、シーフードカレーセットなどが例示される。

0008

上記タレ類は、種類には特に制限はないが、タレの蓄冷材としての効果を持続させるために、タレの温度をより低くすること(好ましくは凍結する)、およびタレの容量を多くすることが望ましい。したがって、タレは、従来通常使用されている濃縮タイプでなく、ストレートタイプまたは低濃縮タイプのものが好ましい。ストレートタイプのタレを使うことにより、消費者にとってタレを希釈する面倒が省けるというメリットが生じてくる。また、ブイヨンエキスなどを配合する場合、濃縮をしないため味の劣化を妨ぐことができる。

0009

本願発明は、好ましくは煮魚用の食材とタレ類とを一つにパックしたセット品であって、あらかじめ冷却または冷凍したタレ類の個別包装体を蓄冷材として用いたことを特徴とする煮魚用食材セットである。上記煮魚用タレ類は、味噌または醤油、ミリン砂糖などの調味料や魚の煮汁などをベースとしたもので、いわゆる生の状態の生ダレが好ましい。1回分の使用量を袋などに充填し、あらかじめ10℃以下(好ましくは凍結状態)まで冷却しておく。

0010

本願発明において、調理用の食材とタレ類の最も好ましい組み合わせは生魚と煮魚用生ダレの組合せである。このセットは、タレの容量を多くして蓄冷能力の大きい蓄冷材としているため、切り身などの生魚を鮮度を落とさずに店頭から持ち帰ることができ、煮汁を調合したりすることなく、ただちに鍋で生ダレに生の魚に漬けて煮込んで、魚の風味と煮汁の味のバランスがとれた煮魚にすることができる。通常は濃縮タイプのタレで水伸ばして使うことが多いが、面倒であるばかりか美味しさに欠ける。それに比べて、生ダレに生の魚を漬けて煮るという簡単な操作だけで、魚にタレがよくしみこみ、タレに魚の旨味浸出して加熱により濃縮され程良い味、量になる。

0011

本願発明に用いる魚は、煮魚に用いる食材であれば何でもよく、タイ、カレイアカウオアンコウ、イカタコエビカニなどの魚介類で、内臓除去などの下処理をしたもの、または切り身の形態をしたものを用いる。

0012

本願発明の調理用食材セットに用いるパックはトレーなどの食材の包装に通常用いられている包装容器が使用される。また、タレ類を入れる袋は中身を入れた状態で冷却または冷凍に対して耐性をもち、必要により使われるドリップシートを介して調理用食材を支持できるものであれが特に制限はない。

0013

本願発明の詳細を実施例で説明する。本願発明はこれら実施例によって何ら限定されるものではない。

0014

実施例1
本発明の、袋入りタレを蓄冷材として用いたカレイ煮魚セットの実施例について、5℃保蔵における魚体(カレイ切り身)の中心温度の変化を調べた。図1のように袋入りタレ200gと、カレイ切り身200gをトレーにパックして、5℃の保蔵庫に保管して、カレイ切り身の中心温度の変化を測定した。試験開始時のカレイの品温は10℃とし、袋入りタレの初温度は−20℃、+5℃、+20℃の3試験区とした。また、コントロール試験として、タレをセットせずにカレイの切り身のみで、同様の試験も行った。結果を図2および図3に示した。

0015

図2に示されるように、切り身と一緒にセットする袋入りタレの温度により、切り身の中心温度は大きくずれることがわかる。図3に示すように、−20℃のタレをセットした魚では、約20時間3℃程度の温度を保つことができた。

0016

実施例2
本発明の、袋入りタレを蓄冷材として用いたカレイ煮魚セットの実施例について、10℃保蔵における魚体(カレイ切り身)の中心温度の変化を調べた。図4のように袋入りタレ200gと、カレイ切り身200gをトレーにパックして、10℃の保蔵庫に保管して、カレイ中心温度の変化を測定した。試験開始時のカレイの品温は12℃とし、タレの初温度は−20℃、+5℃、、20℃の3試験区とした。また、コントロール試験として、タレをセットせずにカレイの切り身のみで、同様の試験も行った。結果を図5および図6に示した。

0017

図5に示されるように、切り身と一緒にセットするタレの温度により、切り身の中心温度は大きくずれることがわかる。図6に示すように、−20℃のタレをセットした魚では、約5時間5℃以下の温度を保つことができた。

発明の効果

0018

調理用にすぐ利用できるタレ類付きの煮物用食材の日もちを延ばすことができる。例えば、生魚と煮魚用生ダレの組み合わせからなるような、即席の調理用食材セットを新鮮な状態で提供することができる。特に、煮汁を調合したりすることなく、ただちに鍋で生ダレに生の魚を漬けて煮込んで、魚の風味と煮汁の味のバランスがとれた煮魚にすることができる、そのような即席煮魚セットを新鮮な状態で提供することができる。

図面の簡単な説明

0019

図1本発明の一実施例であるカレイ煮魚セットの包装形態を説明する図面である。
図2図1実施例品の、5℃保蔵における魚体中心温度の変化を示す図面である。
図3図1の実施例品において、切り身と一緒にセットするタレの温度により切り身の中心温度が大きくずれることを示す図面である。
図4本発明の他の実施例であるカレイ煮魚セットの包装形態を説明する図面である。
図5図4の実施例品の、10℃保蔵における魚体中心温度の変化を示す図面である。
図6図4の実施例品において、切り身と一緒にセットするタレの温度により切り身の中心温度が大きくずれることを示す図面である。

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