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技術 Y/C分離回路

出願人 三洋電機株式会社
発明者 畑隆司
出願日 1996年7月25日 (25年3ヶ月経過) 出願番号 1996-195982
公開日 1998年2月13日 (23年8ヶ月経過) 公開番号 1998-042308
状態 未査定
技術分野 カラーテレビジョンの色信号処理
主要キーワード 高域補償 Y信号 MOS型素子 くし形フィルタ ベース入力 転送用クロック HPF 電圧利得
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年2月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

構成

現ラインコンポジット映像信号CCD遅延線16によって遅延された前ラインのコンポジット映像信号とが加算器18で加算されることによってY信号が得られる。ただし、くし形フィルタ12がMOS型であることによるY信号の高域減衰補償するため、コンポジット映像信号の高周波成分がHPF22によって抽出され、その高周波成分が加算器18から出力されたY信号と加算される。このようにして高域補償されたY信号はさらに、バッファT1を介して出力される。

効果

くし形フィルタ12をMOS型で構成するようにしたため、1チップ化できコストを抑えることができる。また、コンポジット映像信号の高周波成分を加算器18の出力に加算するようにしたため、Y信号の高域における減衰を補償することができる。

概要

背景

従来のこの種のY/C分離回路の例が図3および図4に示される。このうち図3に示すY/C分離回路1は、MOS(Metal Oxide Semiconductor) 型のCCD(Charge Coupled Device)遅延線2とこれを駆動するVCO(Voltage Controlled Oscilator)6とバイポーラ型加算器3および減算器4を含むくし形フィルタ5とによって構成され、入力されたコンポジット映像信号とそれをCCD遅延線2で遅延させたコンポジット映像信号とを加算器3および減算器4のそれぞれで演算することによって、Y信号およびC信号を生成していた。また、図4に示すY/C分離回路1は、MOS型のCCD遅延線2と加算器3′および減算器4′とを含むくし形フィルタ5′とVCO6とによって構成され、上述と同じ動作によってY信号およびC信号が生成されていた。

概要

現ラインのコンポジット映像信号とCCD遅延線16によって遅延された前ラインのコンポジット映像信号とが加算器18で加算されることによってY信号が得られる。ただし、くし形フィルタ12がMOS型であることによるY信号の高域減衰補償するため、コンポジット映像信号の高周波成分がHPF22によって抽出され、その高周波成分が加算器18から出力されたY信号と加算される。このようにして高域補償されたY信号はさらに、バッファT1を介して出力される。

くし形フィルタ12をMOS型で構成するようにしたため、1チップ化できコストを抑えることができる。また、コンポジット映像信号の高周波成分を加算器18の出力に加算するようにしたため、Y信号の高域における減衰を補償することができる。

目的

それゆえに、この発明の主たる目的は、コストを抑えつつ輝度信号電圧利得の減衰を抑えることができる、Y/C分離回路を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

MOS型の信号遅延手段、第1加算手段および減算手段を備え、入力された第1映像信号とそれを前記信号遅延手段で遅延させた第2映像信号とを前記第1加算手段で加算することによってY信号を生成し、前記減算手段で減算することによってC信号を生成するY/C分離回路において、MOS型でかつ前記第1映像信号の高周波成分を抽出するフィルタ手段、およびMOS型でかつ前記高周波成分と前記Y信号とを加算する第2加算手段をさらに備えることを特徴とする、Y/C分離回路。

請求項2

前記フィルタ手段は前記第1加算手段の減衰特性補償する周波数特性を有する、請求項1記載のY/C分離回路。

技術分野

0001

この発明はY/C分離回路に関し、特にたとえばレーザディスクプレーヤディジタルビデオディスクプレーヤに適用され、入力された第1映像信号とそれをCCD遅延線遅延させた第2映像信号とを加算器加算することによってY信号を生成し、減算器で減算することによってC信号を生成する、Y/C分離回路に関する。

背景技術

0002

従来のこの種のY/C分離回路の例が図3および図4に示される。このうち図3に示すY/C分離回路1は、MOS(Metal Oxide Semiconductor) 型のCCD(Charge Coupled Device)遅延線2とこれを駆動するVCO(Voltage Controlled Oscilator)6とバイポーラ型の加算器3および減算器4を含むくし形フィルタ5とによって構成され、入力されたコンポジット映像信号とそれをCCD遅延線2で遅延させたコンポジット映像信号とを加算器3および減算器4のそれぞれで演算することによって、Y信号およびC信号を生成していた。また、図4に示すY/C分離回路1は、MOS型のCCD遅延線2と加算器3′および減算器4′とを含むくし形フィルタ5′とVCO6とによって構成され、上述と同じ動作によってY信号およびC信号が生成されていた。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、図3に示すY/C分離回路1はMOS型のCCD遅延線2とバイポーラ型くし形フィルタ5とが混在しているため、回路が大型化するとともにコストがかかるという問題があった。一方、図4に示すY/C分離回路1ではこのような問題は解決されるが、加算器3′および減算器4′に含まれるMOSトランジスタ出力インピーダンスが、図3の加算器3および減算器4に含まれるバイポーラトランジスタの出力インピーダンスよりも高いため、Y/C分離回路1をたとえばソースフォロワとして用いたとき、サブキャリア周波数FSC(=3.58MHz)を超える5MHz程度の高周波帯から、図5(A)および(B)のように電圧利得減衰するという問題があった。このような電圧利得の減衰は、4.25MHzまでしか成分をもたないC信号はともかく、6MHz程度の高帯域まで成分をもつことがある輝度信号に悪影響を及ぼす。ちなみに、このような高帯域に輝度信号成分を含む映像信号を出力する機器としては、レーザディスクプレーヤやディジタルビデオディスクプレーヤなどがある。

0004

それゆえに、この発明の主たる目的は、コストを抑えつつ輝度信号の電圧利得の減衰を抑えることができる、Y/C分離回路を提供することである。

課題を解決するための手段

0005

この発明は、MOS型の信号遅延手段、第1加算手段および減算手段を備え、入力された第1映像信号とそれを信号遅延手段で遅延させた第2映像信号とを第1加算手段で加算することによってY信号を生成し、減算手段で減算することによってC信号を生成するY/C分離回路において、MOS型でかつ第1映像信号の高周波成分を抽出するフィルタ手段、およびMOS型でかつ高周波成分とY信号とを加算する第2加算手段をさらに備えることを特徴とする、Y/C分離回路である。

0006

Y/C分離回路に含まれる信号遅延手段、第1および第2加算手段、フィルタ手段および減算手段は全てMOS型であり、フィルタ手段によって抽出された第1映像信号の高周波成分が、第2加算手段によって第1加算手段で生成されたY信号と加算される。

0007

なお、フィルタ手段はたとえば第1加算手段の減衰特性補償する周波数特性を有する。

発明の効果

0008

この発明によれば、Y/C分離回路がMOS型素子で構成され、さらにフィルタ手段で抽出した第1映像信号の高周波成分によってY信号を補償するようにしたため、Y信号の高域における電圧利得の減衰を抑えることができる。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。

0009

図1を参照して、この実施例のY/C分離回路10は、くし形フィルタ12、VCO14、バッファとして機能するトランジスタT1および抵抗R3を含む。コンポジット映像信号は端子S1からくし形フィルタ12に入力され、直接およびCCD遅延線16を介して加算器18および減算器20に与えられる。CCD遅延線16には、VCO14から周波数が4FSCの転送用クロックが与えられ、これによってコンポジット映像信号が1ライン期間遅延される。より詳しく説明すると、コンポジット映像信号はCCD遅延線16においてまず電圧信号から電荷信号に変換され、1ライン期間後にその電荷がVCO14からの転送用クロックによって読み出され、そして、出力時に電荷信号が電圧信号に変換される。

0010

減算器20では、端子S1から入力された現ラインのコンポジット映像信号からCCD遅延線16によって遅延された前ラインのコンポジット映像信号が減算され、これによってC信号が得られる。C信号はその後、端子S3およびS5を介して出力される。一方、加算器18では現ラインのコンポジット映像信号と前ラインのコンポジット映像信号とが加算され、これによってY信号が得られる。ただし、加算器18はMOS型であり、その出力インピーダンスはバイポーラ型に比べて高いため、Y信号の高域における電圧利得が減少してしまう。このため、端子S1から与えられたコンポジット映像信号の高周波成分が、コンデンサC1および抵抗R1からなる高域通過フィルタHPF)22によって抽出され、その高周波成分が、コンデンサC2および抵抗R2からなる加算器24によって加算器18からのY信号と加算される。HPF22は、図2(B)に示すようなフィルタ特性をもち、その特性は図2(A)に示すような加算器18の高域における減衰を補償する関係にある。したがって、HPF22の出力と加算器18の出力とを加算器24で加算することによって、加算器24からは図2(C)のように高域における周波数特性すなわち高域における電圧利得が改善されたY信号が出力される。

0011

このY信号は端子S2とバッファとして機能するトランジスタT1を介して端子S4から出力される。つまり、Y信号はコレクタ直流電源VCCに接続され、エミッタが抵抗R3を介して接地されたトランジスタT1のベースに与えられ、トランジスタT1のエミッタからベース入力に対応する電圧信号が出力される。これによって、電圧利得がさらに補償され、図3に示す従来のY/C分離回路1と同様のY信号特性が得られる。なお、C信号は4.25MHz以上には周波数成分をもたないため、このような処理は必要としない。

0012

この実施例によれば、くし形フィルタ12をMOS型の素子のみによって構成できるため、1チップ化が可能であり、製造コストを抑えることができる。また、入力されたコンポジット映像信号の高周波成分を加算器18からのY信号に加算するようにしたため、Y信号の高域における電圧利得の減衰を抑えることができる。さらに、加算器24と出力端子S4との間にバッファT1を設けることによって、Y信号の電圧利得を十分に補償することができる。

0013

なお、この実施例では、CCD遅延線16として、その内部で電圧/電荷変換および電荷/電圧変換の機能をもつものを適用したが、この機能をもたないCCD遅延線を用いるときは、その前段および後段に電圧/電荷変換回路および電荷/電圧変換回路を設ける必要がある。

図面の簡単な説明

0014

図1この発明の一実施例を示す図解図である。
図2図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
図3従来技術を示すブロック図である。
図4他の従来技術を示すブロック図である。
図5図4に示す従来技術のフィルタ特性を示す図解図である。

--

0015

10 …Y/C分離回路
12 …くし形フィルタ
22 …HPF
24 …加算器

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