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技術 造作材用化粧板の製造法

出願人 丸玉木材株式会社
発明者 松本洋
出願日 1996年6月26日 (23年10ヶ月経過) 出願番号 1996-186612
公開日 1998年1月20日 (22年3ヶ月経過) 公開番号 1998-015917
状態 特許登録済
技術分野 その他の木材加工、特定木製品の製造 開口に固定される戸、窓等の枠
主要キーワード 非対称状態 浸透不足 エチレン酢酸ビニール樹脂 平板基材 閉合状態 目切れ 酢酸ビニール樹脂 伸張度
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年1月20日)のものです。
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図面 (14)

課題

裏面側化粧シートの無駄を無くすことにより、量産効果に富む化粧板を得られるようにする。

解決手段

目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルムの化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、上記表面側の化粧シート(12)と同質又は異質の化粧シート(15)を貼り付け一体化する。

概要

背景

図1は造作材の一例として、公知の引き戸用受け枠(M)を示しているが、そのための化粧板(a)は図2のようなラワン合板パーチクルボードなどの平板基材(1)と、その表裏両面の全体に貼り付け一体化された可撓な塩化ビニール樹脂フィルム化粧シート(2)(3)とから成り、その裏面側から図3のように複数のV字型折り曲げガイド溝(4)を、表面側の化粧シート(2)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(2)が出隅となるように、上記平板基材(1)のガイド溝(4)を図4のように閉合させる如く、順次連続的に折り曲げ立体化することにより、断面U字型の上記引き戸用受け枠(M)として仕上げ使用されるようになっている。

概要

裏面側化粧シートの無駄を無くすことにより、量産効果に富む化粧板を得られるようにする。

目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルムの化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、上記表面側の化粧シート(12)と同質又は異質の化粧シート(15)を貼り付け一体化する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
3件

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請求項1

目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルム化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板製造法において、その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、上記表面側の化粧シート(12)と同質又は異質の化粧シート(15)を貼り付け一体化することを特徴とする造作材用化粧板の製造法。

請求項2

裏面側の化粧シート(15)として紙や不織布、その他の表面側化粧シート(12)よりも安価な材質を採用することを特徴とする請求項1記載の造作材用化粧板の製造法。

請求項3

目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルムの化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、木目柄抽象柄、その他の化粧模様を直かに印刷することを特徴とする造作材用化粧板の製造法。

請求項4

目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルムの化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、木目柄や抽象柄、その他の化粧模様となる着色塗料を直かに塗装することを特徴とする造作材用化粧板の製造法。

請求項5

目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルムの化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、木目柄や抽象柄、その他の化粧模様を直かに熱転写することを特徴とする造作材用化粧板の製造法。

技術分野

0001

本発明は引き戸折り戸などの受け枠採光額縁、その他の各種造作材に有用な化粧板製造法に関する。

背景技術

0002

図1は造作材の一例として、公知の引き戸用受け枠(M)を示しているが、そのための化粧板(a)は図2のようなラワン合板パーチクルボードなどの平板基材(1)と、その表裏両面の全体に貼り付け一体化された可撓な塩化ビニール樹脂フィルム化粧シート(2)(3)とから成り、その裏面側から図3のように複数のV字型折り曲げガイド溝(4)を、表面側の化粧シート(2)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(2)が出隅となるように、上記平板基材(1)のガイド溝(4)を図4のように閉合させる如く、順次連続的に折り曲げ立体化することにより、断面U字型の上記引き戸用受け枠(M)として仕上げ使用されるようになっている。

発明が解決しようとする課題

0003

ところが、このような化粧板(a)の製造法では図2図3との対比から明白な通り、平板基材(1)の裏面全体に予じめ貼り付け一体化された化粧シート(3)が、上記折り曲げガイド溝(4)の切り欠きにより、図3の符号(w1)(w2)で示す帯域個所において、爾後的に削除されてしまうため、その化粧シート(3)の大半が無駄となり、いたづらな製造コスト高を招来する。そして、このような問題は上記裏面側の化粧シート(3)として、高価な材質を採用すればする程顕著になる。

課題を解決するための手段

0004

本発明は上記課題の改良を目的としており、そのための構成上目的造作材の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材の表面全体に、合成樹脂材料の可撓な合成樹脂フィルムの化粧シートを貼り付け一体化する一方、その平板基材の裏面側から複数の折り曲げガイド溝を、上記表面側の化粧シートに達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シートが出隅となるように上記平板基材をそのガイド溝の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、

0005

その折り曲げ立体化により上記目的造作材の内表面へ露出状態で使用されることとなる平板基材の裏面一部にのみ、上記表面側の化粧シートと同質又は異質の化粧シートを貼り付け一体化することを第1の特徴とし、

0006

同じく折り曲げ立体化により上記目的造作材の内表面へ露出状態で使用されることとなる平板基材の裏面一部にのみ、木目柄抽象柄、その他の化粧模様を直かに印刷することを第2の特徴とし、

0007

同じく折り曲げ立体化により上記目的造作材の内表面へ露出状態で使用されることとなる平板基材の裏面一部にのみ、木目柄や抽象柄、その他の化粧模様となる着色塗料を直かに塗装することを第3の特徴し、

0008

更に、同じくその折り曲げ立体化により上記目的造作材の内表面へ露出状態で使用されることとなる平板基材の裏面一部にのみ、木目柄や抽象柄、その他の化粧模様を直かに熱転写することを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、図面に基いて本発明の詳細を説明すると、図5〜7は従来技術の図1〜4と比較する便宜上、断面U字型の引き戸用受け枠(M)となる化粧板(A)の第1実施形態を示しており、(11)は合板やパーチクルボード、MDF石膏ボードなどから成る一定厚みの平板基材、(12)はその表面の全体に変性エチレン酢酸ビニール樹脂系やその他の接着剤を介して貼り付け一体化された化粧シートであって、目切れ現象を生じない可撓性がある塩化ビニールポリエチレン、その他の合成樹脂フィルムから成り、その表面には言うまでもなく木目柄や抽象柄などの各種化模様が印刷されている。

0010

(13)は上記平板基材(11)の裏面側から、表面側の化粧シート(12)のみを残す深さに切り欠き加工された折り曲げガイド溝であり、図例では上記断面U字型の引き戸用受け枠(M)を形作る関係上、そのほぼ直角なV字型に開口する3個づつが、左右対称振り分け状態に平行列設されている。

0011

そして、このような化粧板(A)は図6展開状態から図7のように、その平板基材(11)における表面側の化粧シート(12)を出隅としつつ、上記折り曲げガイド溝(13)が悉く閉合密着する角張った状態に折り曲げ立体化されることにより、上記断面U字型の引き戸用受け枠(M)として仕上げられ、その受け枠(M)の一定深さ(H)だけ陥没するフラットな内表面(14)が、引き戸(D)の受け止め面として使用されることになる。

0012

尚、上記化粧板(A)の折り曲げ立体化に先立って、その各折り曲げガイド溝(13)内にはホットメルトエチレン酢酸ビニール樹脂共重合体)などの接着剤が充填されることにより、その折り曲げ状態の固定維持されることは言うまでもない。

0013

上記化粧板(A)から折り曲げ立体化された引き戸用受け枠(M)は、その引き戸(D)の受け止め面として使用されるフラットな内表面(14)が、未だ化粧板(A)の平板基材(11)における地肌の露出状態にある。

0014

そこで、本発明では上記化粧板(A)を引き戸用受け枠(M)として折り曲げ立体化した後、その受け枠(M)のフラットな内表面(14)に対応位置する平板基材(11)の裏面一部にのみ、上記表面側の化粧シート(12)と同質の合成樹脂フィルムか、又は異質の合成樹脂フィルムや紙、不織布、その他から成る化粧シート(15)を、やはり変性エチレン酢酸ビニール樹脂系などの適当な接着剤によって貼り付け一体化するのである。

0015

その裏面側の化粧シート(15)にも、木目柄や抽象柄などの各種化粧模様を印刷しておくことは勿論である。図7の符号(W)は上記裏面側化粧シート(15)の狭い一定帯幅を示しているが、これと図2〜4との比較から明白なように、従来技術における裏面側化粧シート(3)の爾後的な削除による材料ロスを、効果的に防止することができる。

0016

但し、上記裏面側の化粧シート(15)を接着剤によって、平板基材(11)の裏面一部へ貼り付ける代りに、その木目柄や抽象柄などの各種化粧模様のみを、上記平板基材(11)の裏面一部へシルクスクリーン印刷法などによって直かに印刷したり、熱転写シートによって熱転写したり、或いはその各種化粧模様となる着色塗料を塗装したりしても良い。

0017

又、先には化粧板(A)を引き戸用受け枠(M)として折り曲げ立体化した後、その化粧板(A)における平板基材(11)の裏面一部へ上記化粧シート(15)の貼り付けや、これに代る各種化粧模様の印刷、熱転写、塗装などを直かに行なう旨として説明したが、図8、9の第2実施形態から示唆されるように、その化粧板(A)を折り曲げる前の展開状態において、上記引き戸用受け枠(M)の内表面(14)へ露出使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部に、一定帯幅(W)だけ化粧シート(15)の貼り付けや、これに代る各種化粧模様の印刷、熱転写、塗装などを予じめ行なうことも可能である。

0018

他方、上記表面側の化粧シート(12)としては、表面に透明塗料が施されたプレコート紙を用い、これを平板基材(11)へ貼り付けるための接着剤として、その測定温度20℃での伸張度が約390%以上の酢酸ビニール樹脂エマルジョン系を用いると共に、その接着剤が未だ湿潤状態ウエット)又は半乾燥状態セミドライ)にある間に、上記表面側化粧シート(12)としてのプレコート紙を、ロールプレスなどにより平板基材(11)へ貼り付けることが好ましい。

0019

そうすれば、上記折り曲げガイド溝(13)から折り曲げ立体化される上記化粧シート(12)の目切れ現象を効果的に防止できるほか、合成樹脂フィルムのそれから焼却時に発生する有害ガスも無くせるからである。

0020

その場合に、上記プレコート紙の接着剤として、測定温度20℃での伸張度が約390%以上の酢酸ビニール樹脂エマルジョン系を用いる理由は、その乾燥し終えないうちにプレコート紙を貼り付けることとも相俟って、その紙の全体に充分接着剤浸透含浸させ、その高い伸張性を与えることによって、上記折り曲げ使用状態での目切れ現象を防ぎ、化粧板としての優美な化粧効果と、耐用的に安定した接着状態を得る点にある。

0021

又、平板基材(11)に対する接着剤の塗布量は、その多い程プレコート紙の伸張性を高めることができるが、多きに過ぎることは不経済であると共に、プレコート紙との関係上乾燥時間がいたづらに長くなる。

0022

逆に、接着剤の塗布量が過少であると、上記プレコート紙への浸透不足により、その目的とする伸張度を得ることがきないので、実際には約50〜100g/m2 が最も好適な接着剤の塗布量である。尚、上記伸張度を測定温度が約20℃での数値として挙げた理由は、この種接着剤の伸張度を測定する温度として一般的であることに基く

0023

次に、図10、11は図6、7と対応する化粧板(A)の第3実施形態を示しており、これでは引き戸用受け枠(M)を形作る化粧板(A)の平板基材(11)に、上記V字型折り曲げガイド溝(13)のほか、これと平行な櫛目型の折り曲げガイド溝(16)も左右対称な振り分け状態に切り欠き列設して、その櫛目型折り曲げガイド溝(16)の閉合する折り曲げ立体化により、上記受け枠(M)のコーナー部を円弧状に造形している。

0024

このような引き戸用受け枠(M)の内表面(14)へ露出使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部についても、その化粧板(A)の折り曲げ前又は折り曲げ後に、上記化粧シート(15)の貼り付けやこれに代る各種化粧模様の印刷、熱転写、塗装などを行なうことができる。

0025

更に、図12、13は同じく図6、7と対応する第4実施形態を示しており、これでは断面L字型の折り戸用受け枠(M1)を形作るべく、そのための化粧板(A1)における平板基材(11)にV字型折り曲げガイド溝(13)の複数を、その左右の非対称状態に切り欠き加工している。

0026

このような折り戸用受け枠(M1)における折り戸(D1)の受け止め面となるフラットな内表面(14)へ、露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部についても、一定帯幅(W)の化粧シート(15)を貼り付け一体化したり、その貼り付けに代る各種化粧模様の印刷や熱転写、塗装などを行なうことができるのである。

0027

上記した第1〜4実施形態の何れにあっても、その平板基材(11)の裏面一部に貼り付け一体化される化粧シート(15)は、一切折り曲げ作用を受けないので、可撓性を有する材質である必要がなく、表面側の化粧シート(12)よりも安価な紙や不織布などの材質を広く採用できる利点がある。

0028

又、その裏面側の化粧シート(15)を表面側の化粧シート(12)と異なる材質として、その引き戸用や折り戸用の受け枠(M)(M1)から外界露出する表面側の化粧シート(12)には、耐摩耗性耐薬品性などの性能を与える一方、その受け枠(M)(M1)の内表面(14)を被覆する裏面側の化粧シート(15)には、化粧性や耐擦性などの別異な効果を与えることも可能となる。

0029

尚、図示の実施形態では化粧板(A)(A1)の目的造作材として、引き戸用や折り戸用の受け枠(M)(M1)を説示したが、採光額縁やその他の各種造作材に対しても、本発明を広く適用実施することができる。

発明の効果

0030

以上のように、本発明では目的造作材(M)(M1)の外表面ヘ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の表面全体に、可撓な合成樹脂フィルムの化粧シート(12)を貼り付け一体化する一方、その平板基材(11)の裏面側から複数の折り曲げガイド溝(13)を、上記表面側の化粧シート(12)に達しない深さとして平行に切り欠き配列し、その表面側の化粧シート(12)が出隅となるように上記平板基材(11)をそのガイド溝(13)の閉合状態に折り曲げ立体化する化粧板の製造法において、

0031

その折り曲げ立体化により上記目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出状態で使用されることとなる平板基材(11)の裏面一部にのみ、上記表面側の化粧シート(12)と同質又は異質の化粧シート(15)を貼り付け一体化するようになっているため、図1〜4に基き説示した従来技術の課題を確実に改良することができ、各種造作材用の化粧板を安価に量産し得る効果があり、この効果は請求項2の構成を採用することによって、ますます昂められることとなる。

0032

しかも、裏面側の化粧シート(15)は折り曲げ作用を一切受けないので、可撓性に富む合成樹脂フィルムのみならず、その可撓性がない紙や不織布などの安価な各種材質でも広く採用することができるほか、その裏面側化粧シート(15)に表面側化粧シート(12)と異なる性能を与えることも容易となり、各種造作材への適用方途が広がる。

0033

又、請求項3〜5の製造法を採用するならば、上記裏面側化粧シート(15)の貼り付けに代えて、その各種化粧模様を目的造作材(M)(M1)の内表面(14)へ露出することとなる平板基材(11)の裏面一部に、印刷や熱転写、塗装などによって直かに施すことができ、その施用面積狭小であることとも相俟って、上記化粧板の量産効果を更に一層向上し得るのである。

図面の簡単な説明

0034

図1目的造作材の一例として公知の引き戸用受け枠を示す斜面図である。
図2図1に対応する従来の化粧板を示す断面図である。
図3図2の化粧板に折り曲げガイド溝を切り欠き加工した状態の断面図である。
図4図3の化粧板から折り曲げ立体化された引き戸用受け枠を示す断面図である。
図5本発明に係る造作材用化粧板の第1実施形態を示す斜面図である。
図6図5の化粧板に折り曲げガイド溝を切り欠き加工した状態の斜面図である。
図7図6の化粧板から折り曲げ立体化された引き戸用受け枠を示す断面図である。
図8本発明に係る造作材用化粧板の第2実施形態を示す断面図である。
図9図8の化粧板から折り曲げ立体化された引き戸用受け枠を示す断面図である。
図10本発明に係る造作材用化粧板の第3実施形態を示す断面図である。
図11図10の化粧板から折り曲げ立体化された引き戸用受け枠を示す断面図である。
図12本発明に係る造作材用化粧板の第4実施形態を示す断面図である。
図13図12の化粧板から折り曲げ立体化された折り戸用受け枠を示す断面図である。

--

0035

(11)・平板基材
(12)・表面側化粧シート
(13)・折り曲げガイド溝
(14)・内表面
(15)・裏面側化粧シート
(16)・折り曲げガイド溝
(A)・化粧板
(M)・引き戸用受け枠
(M1)・折り戸用受け枠

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