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技術 配線設計の配線制限表示方法

出願人 日本電気株式会社
発明者 信崎秀生
出願日 1996年6月27日 (23年2ヶ月経過) 出願番号 1996-167389
公開日 1998年1月16日 (21年8ヶ月経過) 公開番号 1998-011492
状態 特許登録済
技術分野 CAD プリント板の製造 ICの設計・製造(配線設計等)
主要キーワード 八辺形 傾斜座 結線点 配置イメージ 配置部品 追加配線 配線完了 制限表示
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1998年1月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

印刷配線板配線設計における配線長制限を図形として表示する場合に、その制限表示を見易くし、配線設計終了後に配線長制限の違反した配線がないようにする。

解決手段

結線する点Bから配線を追加すると、図2(a)のように任意の四角形である配線長制限ゲージ5が表示され、さらに配線を追加して、図2(b)の段階になると、追加した配線長分を配線長制限長から引いた配線長制限ゲージ6が表示され、このゲージからはみ出さないように配線を追加することで配線を追加する段階で配線長制限が明らかになる。

概要

背景

従来の配線長制限表示方法として、特開平4−243484号公報に示されるものがある。この設計方法は、図5のフロー図に示すように、操作者配置対象部品を選択させ(S11)、配置対象部品が配線長制限ネットを有しているか判断し(S12)、配線長制限ネットを有している場合は配置対象部品が有している配線長制限ネット各々に対して既配置部品の位置より仮想配線長を算出し(S13)、配置対象部品が有している配線長制限ネット各々に対してネット固有の配線長の制限値と、S13で算出した仮想配線長との差より許容値Lを算出する(S14)。

次に、操作者の意図しているマウスカーソル位置配置イメージを表示し(S15)、同一ネット内で最短距離マンハッタン長)にある既配置部品のピン対象ピン)を算出する(S16)。このS16で算出した対象ピン間にラットネスト表示装置上に表示する(S17)。このS17で算出した許容値Lが正値の場合配線長制限エリアを表示する(S18)。さらに操作者が配置対象部品の配置イメージが表示されている位置に配置を決定するか否かを判断し(S19)、配置位置を変更したい場合は操作者の意図するマウスカーソル位置を取り込み(S20)、配置位置を決定し(S21)他の部品に対して一連の処理を行なうか否かを判断して(S22)終了する。

この場合、配線レイアウトの配線長制限エリアは、図6のレイアウト図を用いて説明する。ステップS14で算出した許容値L1 ,L2 の2倍の長さを縦、横の対角とする正方形の配線長制限ゲージ26,27で示し、これらの中心位置は当該ピンに対応する対象ピン14,16の存在位置としている。

概要

印刷配線板配線設計における配線長制限を図形として表示する場合に、その制限表示を見易くし、配線設計終了後に配線長制限の違反した配線がないようにする。

結線する点Bから配線を追加すると、図2(a)のように任意の四角形である配線長制限ゲージ5が表示され、さらに配線を追加して、図2(b)の段階になると、追加した配線長分を配線長制限長から引いた配線長制限ゲージ6が表示され、このゲージからはみ出さないように配線を追加することで配線を追加する段階で配線長制限が明らかになる。

目的

本発明の目的は、配線設計時に配線長の制限がある場合に、その配線長制限の表示を見易くし、配線設計ミスを生じないようにした配線設計の配線長表示方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

印刷配線板集積回路配線設計時におけるその配線長の制限長を表示画面上に制限範囲図形として表示する配線設計の配線制限表示方法において、既配線の配線長を計算する配線長計算工程と、前記各配線の配線長制限線長を記憶する配線長制限線長記憶工程と、前記配線長制限線長と既配線長とを比較する配設長比較工程と、前記配線長を比較した比較した結果の既配線長を考慮して制限範囲図形を表示する図形表示工程とを備えることを特徴とする配線設計の配線制限表示方法。

請求項2

配線がxy軸に実施され、配線した二点の座標を(x1 ,y1 )(x2 ,y2 )とし、この配線の配線余裕長をLとした時、その制限範囲図形は、(x1 −L/2,y1 )(x1 ,y1 −L/2)(x2 +L/2,y2 )(x2 ,y2 +L/2)の四点を頂点として含む外形の図形からなる請求項1記載の配線設計の配線制限表示方法。

請求項3

配線がxy軸およびその45°傾斜方向に実施され、かつ配線した二点の座標を前記45°傾斜座標上で(0,0)(a,b)とした時、その制限範囲図形が、45°方向にL/2+bの距離、135°,225°方向にL/2の距離、315°の方向にL/2+aの距離にある各点および前記四点とからなる八点を頂点とする外形の図形からなる請求項2記載の配線設計の配線制限表示方法。

請求項4

制限範囲図形が前記四点または前記八点を頂点とする四辺形また八辺形である請求項2または請求項3記載の配線設計の配線制限表示方法。

技術分野

0001

本発明は、印刷配線板集積回路配線設計として対話形式で配線設計を行う時、その配線制限範囲図形を表示する配線制限表示方法に関する。

背景技術

0002

従来の配線長制限表示方法として、特開平4−243484号公報に示されるものがある。この設計方法は、図5フロー図に示すように、操作者配置対象部品を選択させ(S11)、配置対象部品が配線長制限ネットを有しているか判断し(S12)、配線長制限ネットを有している場合は配置対象部品が有している配線長制限ネット各々に対して既配置部品の位置より仮想配線長を算出し(S13)、配置対象部品が有している配線長制限ネット各々に対してネット固有の配線長の制限値と、S13で算出した仮想配線長との差より許容値Lを算出する(S14)。

0003

次に、操作者の意図しているマウスカーソル位置配置イメージを表示し(S15)、同一ネット内で最短距離マンハッタン長)にある既配置部品のピン対象ピン)を算出する(S16)。このS16で算出した対象ピン間にラットネスト表示装置上に表示する(S17)。このS17で算出した許容値Lが正値の場合配線長制限エリアを表示する(S18)。さらに操作者が配置対象部品の配置イメージが表示されている位置に配置を決定するか否かを判断し(S19)、配置位置を変更したい場合は操作者の意図するマウスカーソル位置を取り込み(S20)、配置位置を決定し(S21)他の部品に対して一連の処理を行なうか否かを判断して(S22)終了する。

0004

この場合、配線レイアウトの配線長制限エリアは、図6レイアウト図を用いて説明する。ステップS14で算出した許容値L1 ,L2 の2倍の長さを縦、横の対角とする正方形の配線長制限ゲージ26,27で示し、これらの中心位置は当該ピンに対応する対象ピン14,16の存在位置としている。

発明が解決しようとする課題

0005

この従来の配線長表示方法では、部品配置の段階では有効であるが、配線長に制限がある場合の設計で配線完了後の配線長がその配線長制限を守る保障はない。また配線長制限エリアの表示が正方形となっているために、その配線長制限が正確なものではないという問題点がある。

0006

本発明の目的は、配線設計時に配線長の制限がある場合に、その配線長制限の表示を見易くし、配線設計ミスを生じないようにした配線設計の配線長表示方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の構成は、印刷配線板や集積回路の配線設計時におけるその配線長の制限長を表示画面上に制限範囲図形として表示する配線設計の配線制限表示方法において、既配線の配線長を計算する配線長計算工程と、前記各配線の配線長制限線長を記憶する配線長制限線長記憶工程と、前記配線長制限線長と既配線長とを比較する配設長比較工程と、前記配線長を比較した比較した結果の既配線長を考慮して制限範囲図形を表示する図形表示工程とを備えることを特徴とする。

0008

また本発明において、配線がxy軸に実施され、配線した二点の座標を(x1,y1 )(x2 ,y2 )とし、この配線の配線余裕長をLとした時、その制限範囲図形は、(x1 ,−L/2,y1 )(x1 ,y1 −L/2)(x2 +L/2,y2 )(x2 ,y2 +L/2)の四点を頂点として含む外形の図形とし、また配線がxy軸およびその45°傾斜方向に実施され、かつ配線した二点の座標を前記45°傾斜座標上で(0,0)(a,b)とした時、その制限範囲図形が、45°方向にL/2+bの距離、135°,225°方向にL/2の距離、315°の方向にL/2+aの距離にある各点および前記四点とからなる八点を頂点とする外形の図形とすることができる。さらに本発明において、制限範囲図形が前記四点または前記八点を頂点とする四辺形また八辺形とすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下本発明について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態を説明するブロック図である。

0010

本実施形態は、入力された配線の長さを計算する線長計算処理工程1と、結線する2点の配線長の制限を記憶する配線長制限記憶処理工程2と、線長計算処理工程1で計算した配線長と配線長制限記憶処理工程2で記憶している配線長制限長とを比較する配線長比較処理工程3と、この配線長比較処理工程3から得られた結果のゲージを表示する図形表示処理工程4とを備えている。

0011

次に、ゲージの表示方法について、図2のレイアウト図を用いて説明する。ここでは、配線の方向がx方向とy方向のみが許されている場合で、結線する2点A,Bに対して点Bから配線を追加するとする。図2(a)では、点Bから+y方向に2cm配線を引いて配線の先端(カーソル)a5がある段階であり、配線長制限長が8cmであることから、追加配線可能な配線制限長5〜7cmとし方向と距離はa5から+x方向に2cm,−x方向に1cm,+y方向に4cm,−y方向に1cmという点a1〜a4で結ばれた四辺形(矩形)になる。

0012

図2(b)は図2(a)の段階からさらに配線が追加される場合である。点Bからy方向に4cm配線を引いて点a5に配線の先端(カーソル)a5が段階であり、追加配線可能な方向と距離は点a5から+x方向に2cm,−x方向に1cm,+y方向に2cm,−y方向に1cmという点a1〜a4に四辺形の電線長ゲージとなる。さらに図2(c)では、点Bから+y方向に5cm配線を引き、この配線の先端a5から+x方向に2cm,−x方向に1cm、+y方向に1cm,−y方向に1cmとした四辺形からなる配線長ゲージ7を示している。なお45°単位系の場合には線分成分をxy方向成分に分解することで同形状の配線長制限表示ができる。

0013

次に、配線の方向がx方向とy方向のみ許されている場合の図3を用いて配線長制限ゲージの表示方法を詳細に説明する。この場合、結線点A(x,y),B(x2 ,y2 )間を配線するための最低配線長は(x2 −x1 )+(y2 −y1)となり、配線長制限表をL3 とすると、余裕のある配線長L4 はL4 =L3 とすると、余裕のある配線長L4 はL4 =L3 −{(x2 −x1 )+(y2 −y1)}となる。この配線長制限表示を表わす点Dは点Aから−x方向にL4 /2となり、点Eは点Aから+x方向にL4 /2+(x2 −x1 )となり、点下は点Aから+y方向にL4 /2+(y2 −y1 )となり、点Gは点Aから−y方向にL4 /2となる。なお、2で割る理由は点A,Bを対角の座標とする矩形内に納まらない配線を追加した場合に必ず矩形内に戻ってくる分が必要であるためである。

0014

次に、配線の方向が45°の方向も許される場合のゲージの表示方法を図4を用いて説明する。この場合点A,Bから45°方向の直交点をS,Tとし、2点A,Bを結線する場合の線分ASの長さa,線分BSの長さbを算出する。この場合、余裕のある配線長L4 は(配線長制限長L3 )−(a+b)となる。90°方向の点J,L,N,Rの計算は90°系の算出方法により可能である。従って、45°方向にはL4 /2+bの距離にある点K、135°,225°方向にはL4 /2の距離にある点M,P、315°方向にはL4 /2+aの距離にある点Hの計8点を頂点とする図形が配線可能な領域となる。

0015

この表示図形は、多角形や十字,各頂点を円弧で結んだものでもかまわない。

0016

また、45°単位も90°単位と同じく配線長制限長から45°単位のみでの最低配線長を引いた長さである余裕配線長をA,S,B,Tで囲まれた図形に納まらない場合に必らずこの図形に戻る分が必要になるためL4 /2という式となる。また、結線する点が3点以上ある場合は、配線の途中で分岐が生じる場合がある。このような場合は、最も近い結線する点に対して配線可能な領域を表示すればよい。

発明の効果

0017

以上説明したように本発明は、配線長制限表示を任意の四角形に表示しているので、その配線の追加可能な方向の長さ成分の制限を確認しながら、配線長制限長を厳守し、配線を追加することができるという効果を有する。

図面の簡単な説明

0018

図1本発明の一実施の形態を説明する工程図である。
図2本実施形態の90°配線の場合を説明するレイアウト図である。
図3本実施形態の線長制限エリア作成方法を説明するレイアウト図である。
図4本実施形態の45°配線の場合を説明するレイアウト図である。
図5従来の印刷配線板設計の配線制限表示方法を説明するフロー図である。
図6図5により配線設計を行う場合の表示のレイアウト図である。

--

0019

1線長計算処理工程
2配線長制限記憶工程
3 配線長比較処理工程
4図形表示処理工程
5,6,7,26,27 配線長制限ゲージ
8,9既配線部品
11配置対象部品
12〜21ピン
22〜25ラットネスト
A,B,S,T結線する端点
C〜G,H〜R 配線長制限ゲージの頂点

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