図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(1998年1月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (17)

課題

コンピュータ学習により配色の知識及び技術の早期習得を図るとともに配色例のデータベース化支援する。

解決手段

配色練習装置Xが、RGB表色系と他の特定の表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者ペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データ評価データを比較・分析して評価メッセージを表示する訓練機能を有するものとされる。ここで、外部記憶手段1に個々に格納される主要データファイル群が、各練習課題の配色説明データファイル11、課題フォーマットファイル12、課題データファイル13、評価データファイル14、色名データファイル15、色相名データファイル16、トーン名データファイル17、パレットデータファイル18及びトーン範囲データファイル19からなる。

概要

背景

従来、配色の学習(練習を含む。)には、課題に応じた実技練習(配色作成)が不可欠であり、生徒テキストを見て画用紙に色を塗って作成したものを先生に評価してもらい、指導を受けるという所謂対人学習が一般的であった。

しかしながら、従来の学習方法には以下のような問題点があった。
テキストに登載される配色例が少ない。(多色刷り印刷代も高く、紙数も限定される。)
配色作成に時間がかかる。やり直しにはさらに時間がかかる。
評価を出すのに時間がかかる。

そこで、配色技術等の早期習得支援するような改善策が期待されている。

今日、種々の媒体による学習手法が提供され、特にコンピュータ学習及びその学習ソフトの普及が急伸してきているが、パーソナルコンピュータ(以下、単にコンピュータという。)に配色の訓練機能を搭載した練習装置は未だ開発されていない。

ここで、色の表現手段は、従来的な絵の具等の色料で色を作る場合が減法混色であり(PCCS表色系もこれに準ずる。)、コンピュータのカラー画面で色を表示(表現)する場合が色光を使用する加法混色であって、混色方法において対立している。

しかし、表現された配色の評価は、ほぼ同じ条件(又はレベル)でみることができる。すなわち、共通又は整合する観点から色の認識が可能である。

概要

コンピュータ学習により配色の知識及び技術の早期習得を図るとともに配色例のデータベース化を支援する。

配色練習装置Xが、RGB表色系と他の特定の表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者ペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データ評価データを比較・分析して評価メッセージを表示する訓練機能を有するものとされる。ここで、外部記憶手段1に個々に格納される主要データファイル群が、各練習課題の配色説明データファイル11、課題フォーマットファイル12、課題データファイル13、評価データファイル14、色名データファイル15、色相名データファイル16、トーン名データファイル17、パレットデータファイル18及びトーン範囲データファイル19からなる。

目的

本発明に係るソフトウエア思想は、配色の評価において、色の表現上の対立(関係概念)を止揚し、コンピュータ画面(RGB表色系)上の視覚認識レベルで統一的な取り扱いを可能とすることにある。なお、その創作は装置開発とともになされることになる。

本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、配色に関する知識及び技術の習得に不可欠な視覚認識による理解のしかたと実技練習(配色作成)を訓練機能として手段構成することにより、学習効果を高め早期習得を支援することが可能な配色練習装置及び色データ処理方法を提案することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

RGB表色系と他の特定の表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者ペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データ評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにした配色練習装置であって、個々に格納されたデータファイル群からなる外部記憶手段と;特定の表色系とRGB表色系の色記号又は色データを互換的に結合するための色データ変換手段と;配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析するための課題実行制御手段と;GUIを介して初期メニュー、練習課題提示、要点説明及び例示を含む各操作段階入出力状態、課題実行模擬データ並びに評価メッセージ等を表示するための視覚表示手段を具備することを特徴とする配色練習装置。

請求項2

特定の表色系がPCCS記号体系からなり、マンセル表色系及び日本の伝統色を定義したJIS記号をPCCS記号に置き換え記号群包含するものであり、個々に格納されたデータファイル群が、各練習課題の配色説明データファイル、課題フォーマットファイル課題データファイル、評価データファイル色名データファイル、色相名データファイル、トーン名データファイル、パレットデータファイル及びトーン範囲データファイル等からなり、前記各練習課題の配色説明データファイルがPCCS記号群とPCCS表色系での配色におけるトーンを含む色要素遷移系列を定義した配色例表示変更規準データを格納したものであり、前記課題フォーマットファイルが各練習課題ごとに色をペイントする色枠をそれぞれ設定して該色枠の表示位置、サイズ、図形タイプ等のデータを格納したものであり、前記課題データファイルが前記色枠にペイントした配色作成の模擬データをPCCS表色系に記号化され課題データとして更新蓄積するものであり、評価データファイルが各練習課題ごとに用意され前記課題データを評価するための合否条件を格納したものであり、前記色名データファイルがJIS記号を置き換えた色記号を含むPCCS表色系の色記号、色名及びトーン記号を格納したものであり、前記色相名データファイルがPCCS表色系の色相番号、色相記号及び色相名を格納したものであり、前記トーン名データファイルがPCCS表色系のトーン記号及びトーン名を格納したものであり、前記パレットデータファイルが前記色名データファイルの各色名データに対応するRGB値を格納したものであり、前記トーン範囲データファイルがPCCS表色系の色相番号及びトーン記号とともに彩度範囲及び明度範囲を定義し格納したものである請求項1記載の配色練習装置。

請求項3

RGB表色系と他の特定の表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにした配色練習装置であって、特定の表色系の色記号群と該表色系での配色におけるトーンを含む色要素の遷移系列を定義した配色例表示変更規準データを格納した各練習課題の配色説明データファイルと、色をペイントする色枠からなり各色枠の表示位置、サイズ、図形タイプ等のデータを格納した各練習課題の課題フォーマットファイルと、各練習課題ごとの色枠にペイントした配色作成の模擬データを特定の表色系の色記号の課題データとして蓄積する課題データファイルと、各練習課題ごとに用意され前記課題データを評価するための合否条件を格納した評価データファイルと、JIS記号を置き換えた色記号を含む特定の表色系の色記号、色名及びトーン記号を格納した色名データファイルと、特定の表色系の色相番号、色相記号及び色相名を格納した色相名データファイルと、特定の表色系のトーン記号及びトーン名を格納したトーン名データファイルと、前記色名データファイルの各色名データに対応するRGB値を格納したパレットデータファイルと、特定の表色系の色相番号及びトーン記号とともに彩度範囲及び明度範囲を定義し格納したトーン範囲データファイル等のデータファイル群から構成された外部記憶手段と;特定の記号体系とRGB表色系の色データを互換的に結合するための色データ変換手段と;配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析するための課題実行制御手段と;GUIを介して初期メニュー、練習課題提示、要点説明及び例示を含む各操作段階の入出力状態、課題実行模擬データ並びに評価メッセージ等を表示するための視覚表示手段を具備することを特徴とする配色練習装置。

請求項4

特定の表色系がPCCS記号体系からなり、マンセル表色系及び日本の伝統色を定義したJIS記号をPCCS記号に置き換えた記号群を包含するものである請求項3記載の配色練習装置。

請求項5

特定の表色系の色記号とRGB値を変換自在に結合する色データ処理方法であって、特定の表色系に固有な色相基準色(ビビッド)に対応するRGB値を色相番号とともに数値定義しておき、指定された特定の表色系の色記号の色相番号に基づき該色相番号の基準色の色記号及びRGB値を算出し、該基準色RGB値について彩度及び明度補正演算して、前記指定された特定の表色系の色記号の対応RGB値を決定し、RGB表色系の視覚表示手段に表示・出力するものことを特徴とする色データ処理方法。

請求項6

PCCS記号とRGB値を変換自在に結合する色データ処理方法であって、PCCS表色系の24色相基準色(色相環ビビッド色)に対応するRGB値を色相番号とともに数値定義し、指定されたPCCS記号の色相番号に基づき該色相番号の基準色PCCS記号及び基準色RGB値を算出し、該基準色RGB値について彩度及び明度を補正演算して、前記指定されたPCCS記号の対応RGB値を決定し、RGB表色系の視覚表示手段に表示・出力するものことを特徴とする色データ処理方法。

請求項7

RGB表色系とPCCS表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにした配色練習装置において、練習課題を有するメニューを選択し、配色例初期表示を経た後、当該課題実行に先立って他の配色例表示を選択することにより実行される共通的な色データ処理方法であって、初期表示データとして読み込んだ練習課題別配色説明データファイルの配色例PCCS記号データに対して、トーンを含む色要素の何れかを指定し、かつ、該ファイル内の表示変更規準データに基づき変更し、前記指定した色要素の遷移系列におけるあらたな配色例PCCS記号データを生成する配色例色要素変更処理を施し、請求項6記載のPCCS−RGB変換処理を経てRGB表色系の視覚表示手段に表示・出力することを特徴とする色データ処理方法。

請求項8

RGB表色系とPCCS表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにした配色練習装置において、課題実行選択後の色データ処理方法であって、課題実行過程で配色作成用の図形色枠を表示してペイント選択指令を促し模擬作成した課題データ(RGB配色作成データ)を、請求項6記載のRGB−PCCS変換処理し、当該課題データについてトーンを含む色要素を分類表示可能に抽出し、評価データと照合して評価メッセージを表示・出力することを特徴とする色データ処理方法。

技術分野

0001

本発明は配色の学習及びその評価・分析並びに配色例のデータベース化支援するための配色練習装置及び色データ処理方法に関する。

0002

ここで、本発明が最適な形態として取り扱う特定の記号体系基本表色系)は、日本色研事業株式会社が「Color System」として提案しているPCCS(Practical Color Coordinate System )記号体系であって、個々に色相番号色相記号明度記号及び彩度飽和度)記号を要素として結合した表示形式を有するPCCS記号群から構成されるものである。(表示フォーマット: 9・X-9.9-0 〜99.9・XX-9.9-9.9s ;例>赤のビビッドトーン:2・R-4.5-9s)以下、PCCS記号体系とPCCS表色系とは互換的に使用する。なお、PCCS表色系においては標準的な166色の記号群がよく知られているが、混色による色の表現を可能としていることから、それに応じて色記号(色データ)は拡張される。なお、本発明に関しては基本色数(ただし、前記のとおり可変)として上記166色を含む190色を記号化している。

背景技術

0003

従来、配色の学習(練習を含む。)には、課題に応じた実技練習(配色作成)が不可欠であり、生徒テキストを見て画用紙に色を塗って作成したものを先生に評価してもらい、指導を受けるという所謂対人学習が一般的であった。

0004

しかしながら、従来の学習方法には以下のような問題点があった。
テキストに登載される配色例が少ない。(多色刷り印刷代も高く、紙数も限定される。)
配色作成に時間がかかる。やり直しにはさらに時間がかかる。
評価を出すのに時間がかかる。

0005

そこで、配色技術等の早期習得を支援するような改善策が期待されている。

0006

今日、種々の媒体による学習手法が提供され、特にコンピュータ学習及びその学習ソフトの普及が急伸してきているが、パーソナルコンピュータ(以下、単にコンピュータという。)に配色の訓練機能を搭載した練習装置は未だ開発されていない。

0007

ここで、色の表現手段は、従来的な絵の具等の色料で色を作る場合が減法混色であり(PCCS表色系もこれに準ずる。)、コンピュータのカラー画面で色を表示(表現)する場合が色光を使用する加法混色であって、混色方法において対立している。

0008

しかし、表現された配色の評価は、ほぼ同じ条件(又はレベル)でみることができる。すなわち、共通又は整合する観点から色の認識が可能である。

発明が解決しようとする課題

0009

本発明に係るソフトウエア思想は、配色の評価において、色の表現上の対立(関係概念)を止揚し、コンピュータ画面RGB表色系)上の視覚認識レベルで統一的な取り扱いを可能とすることにある。なお、その創作は装置開発とともになされることになる。

0010

すなわち、異なる表色系の記号要素に互換的な関係性(記号変換)を導入して結合し、コンピュータ画面(RGB表色系)上で変換自在に取り扱い、共通又は整合する観点から視覚認識される配色練習の仮想世界(構造,秩序及び機能を有する仮想的な時空間)を構築するものである。

0011

本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、配色に関する知識及び技術の習得に不可欠な視覚認識による理解のしかたと実技練習(配色作成)を訓練機能として手段構成することにより、学習効果を高め早期習得を支援することが可能な配色練習装置及び色データ処理方法を提案することを目的とするものである。

0012

また、課題データ(配色作成データ)を蓄積してゆき配色例データベースを構築する目的を有する。さらに、カラーコーディネート要請する利用先(環境、建築インテリア等)において、課題データ又はデータベースから抽出した配色例をそのままプレゼンテーション用の配色例として実用に供するという目的を有する。

課題を解決するための手段

0013

上記課題を解決するために本発明は、RGB表色系と他の特定の表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者ペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにした配色練習装置であって、個々に格納されたデータファイル群(各練習課題の配色説明データファイル、課題フォーマットファイル、課題データファイル、評価データファイル色名データファイル、色相名データファイル、パレットデータファイル及びトーン範囲データファイル等)からなる外部記憶手段と;特定の表色系とRGB表色系の色記号又は色データを互換的に結合するための色データ変換手段と;配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析するための課題実行制御手段と;GUIを介して初期メニュー、練習課題提示、要点説明及び例示を含む各操作段階入出力状態、課題実行模擬データ並びに評価メッセージ等を表示するための視覚表示手段を具備することを特徴とするものである。

0014

また、特定の表色系の色記号とRGB値を変換自在に結合する色データ処理方法であって、特定の表色系に固有な色相基準色(ビビッド)に対応するRGB値を色相番号とともに数値定義しておき、指定された特定の表色系の色記号の色相番号に基づき該色相番号の基準色の色記号及びRGB値を算出し、該基準色RGB値について彩度及び明度を補正演算して、前記指定された特定の表色系の色記号の対応RGB値を決定し、RGB表色系の視覚表示手段に表示・出力するものことを特徴とするものである。

発明を実施するための最良の形態

0015

好適な実施の形態に係る本発明は、RGB表色系とPCCS表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにした配色練習装置とされ、このPCCS記号体系は、マンセル表色系及び日本の伝統色を定義したJIS記号をPCCS記号に置き換えた記号群を包含するものであり、各練習課題の配色説明データファイルがPCCS記号群とPCCS表色系での配色におけるトーンを含む色要素遷移系列を定義した配色例表示変更規準データを格納したものであり、課題フォーマットファイルが各練習課題ごとに色をペイントする色枠をそれぞれ設定して該色枠の表示位置、サイズ、図形タイプ等のデータを格納したものであり、課題データファイルが前記色枠にペイントした配色作成の模擬データをPCCS表色系に記号化され課題データとして更新・蓄積するものであり、評価データファイルが各練習課題ごとに用意され前記課題データを評価するための合否条件を格納したものであり、色名データファイルがJIS記号を置き換えた色記号を含むPCCS表色系の色記号、色名及びトーン記号を格納したものであり、色相名データファイルがPCCS表色系の色相番号、色相記号及び色相名を格納したものであり、トーン名データファイルがPCCS表色系のトーン記号及びトーン名を格納したものであり、パレットデータファイルが前記色名データファイルの各色名データに対応するRGB値を格納したものであり、トーン範囲データファイルがPCCS表色系の色相番号及びトーン記号とともに彩度範囲及び明度範囲を定義し格納したものである。

0016

また、上記装置における特徴的なデータ処理方法の一は、PCCS記号とRGB値を変換自在に結合する色データ処理方法であって、PCCS表色系の24色相基準色(色相環ビビッド色)に対応するRGB値を色相番号とともに数値定義し、指定されたPCCS記号の色相番号に基づき該色相番号の基準色PCCS記号及び基準色RGB値を算出し、該基準色RGB値について彩度及び明度を補正演算して、前記指定されたPCCS記号の対応RGB値を決定し、RGB表色系の視覚表示手段に表示・出力するものとされる。〔後述の実施例記載中6−2及び6−3〕

0017

また、その二は、練習課題を有するメニューを選択し、配色例初期表示を経た後、当該課題実行に先立って他の配色例表示を選択することにより実行される共通的な色データ処理方法であって、初期表示データとして読み込んだ練習課題別配色説明データファイルの配色例PCCS記号データに対して、トーンを含む色要素の何れかを指定し、かつ、該ファイル内の表示変更規準データに基づき変更し、前記指定した色要素の遷移系列におけるあらたな配色例PCCS記号データを生成する配色例色要素変更処理を施し、上記PCCS−RGB変換処理を経てRGB表色系の視覚表示手段に表示・出力するものである。〔後述の実施例記載中6−1,7−1及び図6

0018

さらに、その三は、課題実行選択後の色データ処理方法であって、課題実行過程で配色作成用の図形色枠を表示してペイント選択指令を促し模擬作成した課題データ(RGB配色作成データ)を、請求項6記載のRGB−PCCS変換処理し、当該課題データについてトーンを含む色要素を分類表示可能に抽出し、評価データと照合して評価メッセージを表示・出力するものである。〔後述の実施例記載中6−4,6−5,7−2及び図7

0019

本発明の一実施例を添付図面を参照しながら以下の順序で説明する。
1.ハードウエア構成
2.データファイル
3.色彩調和と配色に係る表示データ項目
4.画面構成
5.色の参照表示
5−1 参照機能(カラー及びトーン)
5−2パレット機能
6.色データ変換処理(手段)について
6−1 配色例色要素変換処理
6−2 PCCS記号−RGB値変換処理
6−3 RGB値−PCCS記号変換処理
6−4 PCCS記号−色要素分類チェック項目表示処理
6−5評価データによる課題チェック及び評価処理
7.配色練習課題及びその操作例(配色作成)
7−1 課題選択のための処理手順(共通)
7−2 課題実行、課題チェック及び評価のための処理手順
7−3 操作例〔課題:トーン配色におけるトーンの類似配色(1)〕

0020

1.ハードウエア構成
図1にハードウエア構成を示すとおり、本発明配色練習装置は、個々に格納された各練習課題の配色説明データファイル(11)、課題フォーマットファイル(12)、課題データファイル(13)、評価データファイル(14)、色名データファイル(15)、色相名データファイル(16)、トーン名データファイル(17)、パレットデータファイル(18)及びトーン範囲データファイル(19)からなる外部記憶手段(1)と;特定の表色系とRGB表色系の色記号又は色データを互換的に結合するための色データ変換手段(2)と;配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析するための課題実行制御手段(3)と;GUIを介して初期メニュー、練習課題提示、要点説明及び例示を含む各操作段階の入出力状態、課題実行模擬データ並びに評価メッセージ等を表示するための視覚表示手段(4)を特徴的構成としている。

0021

そして、RGB表色系とPCCS表色系の色記号又は色データを変換自在に結合し、配色練習課題とその要点説明を視覚表示して操作者にペイント選択指令入力を促し、練習課題の実行を案内して実際の配色作成を模擬させ、作成データと評価データを比較・分析して評価メッセージを表示するようにしている。なお、本発明の開発は、「岩本ちさと,“色彩概論”,クロマ色彩研究所(1993)」を教材とし、かつ、コンピュータ学習用に練習課題等を増補したものである。

0022

2.データファイル
図2に主要データファイル構成を示す。ここで、このPCCS記号体系は、マンセル表色系及び日本の伝統色を定義したJIS記号をPCCS記号に置き換えた記号群を包含するものとされる。なお、データファイルとしては、図示した以外にPCCS色相環データ、PCCSトーン一覧データ等の参照用データファイルを含む。

0023

各練習課題の配色説明データファイル(11)は、PCCS記号群とPCCS表色系での配色におけるトーンを含む色要素の遷移系列を定義した配色例表示変更規準データを格納したものである。

0024

課題フォーマットファイル(12)は、各練習課題ごとに色をペイントする色枠をそれぞれ設定して該色枠の表示位置、サイズ、図形タイプ等のデータを格納したものである。

0025

課題データファイル(13)は、前記色枠にペイントした配色作成の模擬データをPCCS表色系に記号化され課題データとして更新・蓄積するものである。

0026

評価データファイル(14)は、各練習課題ごとに用意され前記課題データを評価するための合否条件を格納したものである。

0027

色名データファイル(15)は、JIS記号を置き換えた色記号を含むPCCS表色系の色記号、色名及びトーン記号を格納したものである。

0028

色相名データファイル(16)は、PCCS表色系の色相番号、色相記号及び色相名を格納したものである。

0029

トーン名データファイル(17)は、PCCS表色系のトーン記号及びトーン名を格納したものである。

0030

パレットデータファイル(18)は、前記色名データファイルの各色名データに対応するRGB値を格納したものである。

0031

トーン範囲データファイル(19)は、PCCS表色系の色相番号及びトーン記号とともに彩度範囲及び明度範囲を定義し格納したものである。

0032

3.色彩調和と配色に係る表示データ項目
図3に色彩調和と配色に係る表示データ項目を示す。

0033

4.画面構成
図4に画面構成(ツリー)を示す。

0034

5.色の参照表示
5−1 参照機能(カラー及びトーン)
色(とは何か)を理解するための基本的な(教科書的な)知識を視覚表示するための参照機能である。

0035

カラー参照機能は、全24色相のPCCSヒュサークル図5(A)〕、その色相のトーン基準色を明度と彩度でグラフ表示するPCCSトーン基準色〔色相番号が偶数の12色相について各別に11トーン(p,lt,b,s,v,dp,dk,d,ltg,g,dkg)と無彩色5色(補色となる色相)を同時表示可能〕〔図5(B)〕、及びPCCSトーン一覧(図示省略)で構成されている。なお、全20色相のマンセルヒューについても参考表示可能としている(図示省略)。

0036

トーン参照機能は、上記PCCSヒューサークルの12色相についての色相環を表示し、かつ、それらのトーン変化を一画面内に表示するPCCSトーン分類〔図5(C)〕で構成されている。

0037

5−2パレット機能
課題において配色作成を模擬する際に色をペイントするためのパレット機能である。PCCSトーン一覧を基本とした基本色パレット(12×11+9色)と混色するためのMIXパレット(9色)とユーザー(操作者)が使用した色を格納するユーザーパレット(12色)から構成される。〔後述の図13参照〕

0038

6.色データ変換処理(手段)について
6−1配色例色要素変換処理
図6の手順[P10] に示されるように、初期表示データとして読み込んだ練習課題別配色説明データファイルの配色例PCCS記号データに対して、トーンを含む色要素の何れかを指定し、かつ、該ファイル内の表示変更規準データに基づき変更し、前記指定した色要素の遷移系列におけるあらたな配色例PCCS記号データを生成する処理である。

0039

配色例PCCS記号の色要素変換例、例えば赤のビビッドトーン:2R-4.5-9sと緑のビビッドトーン:12G-5.5-9sの2色配色の色要素を変更する場合を説明する。ここで、色相のみを変更する場合、例えば色相環の右回り2色相ずらすとすると、 2R-4.5-9sと12G-5.5-9sは 4rO-5.5-9s と14BG-4.5-9s に変わり(このPCCSヒューは図示省略。)、トーンをビビッドトーンからペールトーンに変更する場合、 2R-4.5-9sと12G-5.5-9sは 2R-8.5-3sと12G-8.5-3sに変わる(このPCCSトーン一覧は図示省略。)というふうに、指定した色要素の遷移系列においてその記号変更処理を施し、あらたな配色例PCCS記号データを生成する(に書き変える)ものである。

0040

6−2 PCCS記号−RGB値変換処理
PCCS24色相基準色(ビビッドトーン)のPCCS記号と、これに対するRGB値上で最高彩度となるRGB値(RGB色相基準色)及びそのRGB色相番号をあらかじめ定義設定(決定)しておく。〔テーブルデータによる。以下、図示しないテーブル。なお、このデータはパレットデータに登録されている。〕そして、これら色相基準色のPCCS記号とRGB値により、以下のようにして指定PCCS記号から対応RGB値を求める。

0041

(1)まず、指定PCCS記号の色相番号の基準色(ビビッドトーン)のPCCS記号とそのRGB値を求める。ここでは、24色相に一致する色相番号(以下、色相と互換的に使用する。)があれば、そのPCCS記号とRGB値を基準色のものとし、一致しない場合は、その色相番号に近い色相間において色相番号の差の割合でPCCS記号とRGB値を算出する。なお、一致する場合とは色相番号の少数部が0の場合、一致しない場合とは色相番号に少数部がある場合をいう。例えば、指定PCCS記号の色相番号が5.3(色相5.3)である場合、色相5と色相6の間を3:7に分割する位置にあると考え、両色相の基準色のPCCS記号とRGB値から、当該差の割合(3:7)で色相5.3の基準色PCCS記号と基準色RGB値を求める。

0042

(2)上記(1)で求めた基準色RGB値について彩度を調整する。ここでは、まず基準色と同明度の無彩色の明度値(RGB値と同値)を求める。次に、その無彩色と基準色RGB値を最低彩度0、最高彩度9(s) に割り当て、彩度の値の割合で算出する。

0043

(3)上記(2)で求めたRGB値について明度を調整する。ここでは、基準色を元に色相と彩度を一致させた上記(2)のRGB値に明度の差を加えることで、明度も一致させる。これにより、指定PCCS記号の対応RGB値が決定する。

0044

以下、一例を示して詳細に説明する。図示しないテーブルにより、色相9の基準色PCCS記号<9gY-8.0-9s>に対しRGB値(180, 207, 0 )及びRGB色相番号289 、色相10の基準色PCCS記号<10YG-7.0-9s >に対しRGB値(120, 195, 0 )及びRGB色相番号354が既知の場合について、いま、指定PCCS記号<9.2gY-6.0-4s>を対応RGB値に変換する。

0045

なお、最低明度1.0 の明度値が0 、最高明度9.5 の明度値が255 、最高明度、最低明度間の明度値は等分するものとする。以下、RGB値は(R,G,B)として成分で表し、算出時の小数点以下は四捨五入する。

0046

色相9.2 の基準色(ビビッドトーン)のPCCS記号とRGB値を求める。ここで、明度及び彩度を上記(1)に基づいて補正すると、
基準色の明度:8.0 +(7.0 −8.0 )×(9.2 −9.0 )=7.8
基準色の彩度:9.0 +(9.0 −9.0 )×(9.2 −9.0 )=9.0
となり、色相9.2 の基準色PCCS記号<9.2gY-7.8-9s>を得る。

0047

続いて、色相9.2 の基準色PCCS記号<9.2gY-7.8-9s>の基準色RGB値を求める。PCCS色相9及び10についてRGB色相基準色の各RGB値(180, 207, 0 )及びRGB値(120, 195, 0 )が既知であるから、上記(1)に基づいて補正すると、
R:180 +(120 −180 )×0.2 =168
G:207 +(195 −207 )×0.2 =205
B: 0 +( 0 − 0 )×0.2 = 0
となり、色相9.2 の基準色RGB値(168, 205, 0 )を得る。

0048

次に、基準色と同明度の無彩色の明度値(RGB値と同値)を求め、その値と基準色RGB値から彩度が4(s)のRGB値を求める。最低明度1.0 の明度値が0 、最高明度9.5 の明度値が255 であるから、明度7.8 の明度値は、255 ×(7.8 −1.0 )/(9.5 −1.0 )=204 である。

0049

そこで、基準色と同明度の無彩色のRGB値(204,204,204)と基準色RGB値(168,205,0)から、次式により色相9.2 、明度7.8 での彩度4(s)のRGB値を求める。
R:204 +(168 −204 )/9 ×4 =188
G:204 +(205 −204 )/9 ×4 =204
B:204 +( 0 −204 )/9 ×4 =113

0050

さらに、明度を7.8 から6.0 に変更して、指定PCCS記号<9.2gY-6.0-4s>の対応RGB値を算出する。
明度6.0 の明度値:255 ×(6.0 −1.0 )/(9.5 −1.0 )=150
明度7.8 の明度値204 と明度6.0 の明度値150 の差を次のように調整する。
R:188 +(150 −204 )=134
G:204 +(150 −204 )=150
B:113 +(150 −204 )= 59
したがって、指定PCCS記号<9.2gY-6.0-4s>の対応RGB値は(134, 150,59)となる。

0051

6−3RGB値−PCCS記号変換処理
RGB値−PCCS記号変換処理は上記PCCS記号−RGB値変換処理の逆変換であるが、次のようにして指定RGB値から対応PCCS記号を求める。

0052

(1)PCCS24色相基準色(ビビッドトーン)のPCCS記号と、RGB値上で最高彩度となるRGB値(RGB色相基準色)及びそのRGB色相番号を対応させたテーブル(先の図示しないテーブル)を参照して、まず、指定RGB値からそのRGB色相番号を求める。

0053

(2)次に、RGB色相番号から対応するPCCS色相番号を求める。

0054

(3)さらに、PCCS色相番号から基準色PCCS記号及び基準色RGB値を求め、基準色RGB値と指定RGB値を比較し、両者の明度、彩度の距離を考慮して対応PCCS記号に変換する。

0055

以下、一例を示して詳細に説明する。いま、指定RGB値(134, 150, 59)を対応PCCS記号に変換する。

0056

指定RGB値(134, 150, 59)をRGB色相基準色のRGB値に変換する。すなわち、以下のとおりRGB値のうち最小値を0にした後、最大値を255 にすることによって、RGB色相基準色のRGB値を求める。

0057

この処理は、PCCS色相別トーン範囲とトーン基準色を示す明度vs.彩度のプロット(図示省略)に基づき、RGB値(0,0,0)の黒とRGB色相基準色を結ぶ線分を暗清色調の基準線とし、指定RGB値を補正(変換)してこの線上に移動し、明度及び彩度の変量(距離)を求めるときの被処理値とするものである。すなわち、最小値を0にするとは、彩度はそのままで明度を下げることにより基準線上へ移動することを意味し、最小値を255 にするとは、基準線上(暗清色調)での最高彩度であるRGB色相基準色への移動を意味する。
(134,150, 59 )→( 134-59, 150-59,59-59 )=( 75, 91, 0 )
( 75, 91, 0 )→(75*255/91, 255, 0 )=(210, 255, 0 )
ここで、RGB色相基準色のRGB値(210, 255, 0 )を得る。

0058

そして、RGB色相基準色のRGB値を図示しないテーブルに当てはめ、RGB色相番号を求める。
255 ×1 +(255−210)+1 =301
ここで、RGB色相番号301 を得る。

0059

次に、RGB色相番号からPCCS色相番号を求める。RGB色相番号 301は図示しないテーブルを参照するとPCCS色相番号9と10の間、かつ、RGB色相番号289 と354 の間であることから、
(301 −289)/(354−289)=0.1846・・・ ≒0.2
となり、ここで、PCCS色相番号9.2 を得る。

0060

そこで、色相9.2 の基準色PCCS記号と基準色RGB値を求める。PCCS記号−RGB値変換処理において先述した〔段落0046及び0047〕と同様の手順で、基準色PCCS記号<9.2gY-7.8-9s>及び基準色RGB値(168, 205, 0 )を得る。

0061

さらに、明度と彩度について考慮すると、まず指定RGB値(134, 150, 59)の明度及び彩度の被処理値は上記のとおり基準線上のRGB値(75, 91, 0 )であるから、このRGB値(75, 91, 0 )について(0, 0, 0 )〜(168, 205,0 )間で明度及び彩度を算出する。
R成分の明度:(75/168 )×(7.8 −1.0 )=3.03... ≒3.0
G成分の明度:(91/205 )×(7.8 −1.0 )=3.01... ≒3.0
ここで、明度3.0 (同値)を得る。〔明度を下げた基準線上のRGB値(75,91, 0 )の明度であり、当然同値であるからどちらか一方を処理すればよい。〕ところで、指定RGB値のB成分は59であるから、
B成分の明度変量: 1.0+( 59/255 )×(9.5−1.0)=2.96...であり、実際の明度は3.0 +2.96... =5.96... ≒6.0 である。ここで、PCCS記号の明度6.0 を得る。
R成分の彩度:(75/168 )×9 =4.01... ≒4
G成分の彩度:(91/205 )×9 =3.99... ≒4
ここで、PCCS記号の彩度4sを得る。〔上記したとおり、基準線上のRGB値(75,91, 0 )について彩度は不変。〕
したがって、指定RGB値(134, 150, 59)の対応PCCS記号は<9.2gY-6.0-4s>となる。

0062

6−4 PCCS記号−色要素分類・チェック項目表示処理
図7の手順[P120], [P121]に示されるように、課題データ(配色作成模擬データ)について、その色データ(PCCS記号)から色要素(色相番号、明度、彩度及びトーン)を分解・抽出することで、課題チェックのための色要素分類及びチェック項目表示をおこなう。

0063

なお、トーンは色相番号、明度及び彩度から導かれ、色相別に明度範囲と彩度範囲にトーンを対応させた「トーン範囲データ」(定義)から、該当する色相番号、明度及び彩度のトーンを取得し決定する。

0064

6−5評価データによる課題チェック及び評価処理
図7の手順[P130]に示されるように、練習課題の評価データは各別に存在し、練習課題によって異なる合格条件が登録(設定)されている。また、課題データは課題の色枠(図形表示)に対応するPCCS記号から構成されている。

0065

実行された課題データ(配色作成模擬データ)を評価するために、PCCS記号から色要素(色相番号、明度、彩度及びトーン)に分類した課題データと評価データを次のとおり判定(比較・分析)する。

0066

色相差が合格条件の場合、評価データ側の必要な色相数及び色相間の色相差度範囲(色相差度とは色相環を360°の円と考え色相の位置関係を角度で表したもの)と、課題データで使用されている色相番号の数及び色相番号間の色相差度とを比較し、合格条件範囲かどうか判定する。

0067

また、トーンが合格条件の場合、評価データ側の合格トーンの組合せと、課題データで使用されているトーンとを比較し判定する。

0068

その他、無彩色は使用不可である、使用可能な明度範囲が定まっている、及び課題の色枠の並びについての一定の規則、例えば明度の変化が一定である等の合格条件が練習課題ごとに各別に設定されている。

0069

上記合格条件の各々について両データ(課題データと合格条件の評価データ)を比較しやすい形式に変換し、比較し、合否判定をおこなう。なお、この処理はデータ処理であるが、レッスンによって比較(判定)に必要とする色要素や条件の形式や条件の組合せが違うため、比較しやすい形式に変換する等の前処理が必要であったり、比較処理自体が評価データよりプログラム内のロジックが重要であったりするので、データの単純な照合ではないことを付言しておく。

0070

そして、操作者には、評価結果から該当する評価メッセージを抽出し表示することで評価結果を知らせる。

0071

7.配色練習課題及びその操作例(配色作成)
実行課題(以下、単に課題。)は、各々の配色練習課題(以下、レッスンという。)項目を理解したあとで実際に配色をおこなう画面である。課題フォーマット(図形枠)は固定で、パレットから色を選択して各々の枠をペイントする。課題(配色作成の模擬)ができたら、課題チェック画面で課題を分析し、評価を操作選択して合否を評価する。なお、課題には、作成者名、タイトル等の書誌的な課題情報を付加できる。

0072

操作(データ処理)手順を共通的な配色例色要素変更処理を含む課題選択手順と課題実行、課題チェック及び評価手順とに大別して以下説明する。

0073

7−1 課題選択のための処理手順(共通)
図6に処理手順を示すように、レッスンメニューから主課題(テーマ)を操作選択後、課題の要点説明(以下、ポイント説明。)及び課題実行の操作選択に先立って他の配色例表示の要する場合、その画面中の色相変更又はトーン変更を操作選択[D10] させ、初期表示データとして読み込んだ練習課題別配色説明データファイルの配色例PCCS記号データに対して、前記指定した色要素変更(色相変更又はトーン変更)について、ファイル内の表示変更規準データに基づき当該色要素を遷移させてゆき、あらたな配色例PCCS記号データを生成する配色例色要素変更処理[P10] を施し、PCCS−RGB変換処理[P11] を経てRGB表色系の視覚表示手段に前記あらたに生成した配色例を表示・出力[P12] する。

0074

そして、上記配色例表示にリンクした課題のポイント説明を操作選択[D20] させてポイント説明表示[P20] を得るか、および/または課題実行を操作選択[D30] させて当該課題をひらく[P30] 。〔後述の7−3の手順a〜f〕

0075

7−2 課題実行、課題チェック及び評価のための処理手順
図7に処理手順を示すように、課題実行過程で課題ペイントを操作選択[D110]させ、配色作成用の図形色枠を表示[P110]してペイント選択指令を促し、模擬作成したRGB配色作成データ(課題データ)をRGB−PCCS変換処理[P111]し、当該課題データについて課題チェックを操作選択[D120]させ、トーンを含む色要素を分類可能に抽出[P120 〜P121] し、評価を操作選択[D130]させ、評価データと照合[P130]して評価メッセージを表示・出力[P131]する。〔後述の7−3の手順g〜l〕

0076

7−3 操作例〔課題:トーン配色におけるトーンの類似配色(1)〕
図8〜図16に課題実行のための各画面を示し、操作内容図6及び図7処理フローに準ずる。)とともに以下説明する。

0077

a)装置を起動し、レッスンメニューを表示する。<図8
b)レッスンメニューからテーマ(トーン配色)を操作選択し、当該テーマが有する課題群を表示する。<図9図6手順[I10] >
c)課題群から実行課題(トーンの類似配色)を操作選択し、配色例初期表示を画面表示する。<図10>
d)必要に応じて画面中の色相変更又はトーン変更を操作選択し、配色例色要素変更処理し、あらたに生成した配色例表示を画面表示する。<図11(A)(B);図6手順[D10],[P10] 〜[P12] >
e)必要に応じて当該課題のポイント説明を操作選択し、前記配色例表示にリンクした当該実行課題(配色例表示にリンク)に関するポイント説明の画面表示を得る。<図12;図6手順[D20],[P20] >
f)そして、前記配色例表示にリンクした課題実行を操作選択し、課題(配色作成)画面をひらく。<図6手順[D30],[P30] >

0078

g)課題フォーマット初期表示を画面表示し、課題ペイントを操作選択し、表示された色枠にパレット画面からパレット色ドラックドロップしてペイントし配色してゆく。<図13及び図14;図7手順[D110],[P110] >
h)課題チェックを操作選択し、課題実行結果に基づく配色作成模擬データ(課題データ)の色要素(色相環、色相、トーン分類)を分類しチェック項目を表示する。<図15;図7手順[D120],[P120],[P121]>
i)評価を操作選択し、評価メッセージを表示する。<図16;図7手順[D130],[P130],[P131]>
j)必要ならば配色を修正して、再度課題チェック及び評価を操作選択する。<図示省略;上記手順g,h>
k)課題読込・保存を操作選択し、課題データの読込又は保存処理をおこなう。この課題データを蓄積してゆくことによりデータベース化が図れる。<図示省略;図7手順[P140],[P141] >
l)課題終了を操作選択することにより課題実行制御を閉じる。

0079

上記操作例は画面構成(図4)及びレッスンメニュー(図8)をみると理解されるように一例にすぎない。したがって、本発明の配色練習装置において、課題実行プロセスがどのように制御されているのかが理解されれば十分である。

0080

もちろん、本発明の配色練習装置がソフトウエアを中心にバージョンアップされ、訓練機能や汎用性を拡大してゆくであろうことは当然考慮されるところである。そして、使用とともにデータベースが充実してくると、カラーコーディネートを要請する利用先(環境、建築、インテリア等)において、より汎用性が高まる一方、後継機の開発においても、CADやその他の機器的手段と連携する新たな配色作成装置又は配色例提案装置として進化してゆくことが容易に予想される。この方向性は、本発明の提案によって開拓され、かつ、展望されるものであることを付言しておく。

発明の効果

0081

本発明は以上の構成よりなるものであり、これによればコンピュータのハードウエア資源を利用し、配色に関する知識及び技術の習得に不可欠な視覚認識による理解のしかたと実技(配色作成)を訓練し、かつ、その結果を評価・分析するための機能実現手段を構成しているので、学習効果を高め早期習得を支援することが可能である。

0082

また、カラーコーディネートを要請する利用先(環境、建築、インテリア等)において、課題データ又はデータベースから抽出した配色例をそのままプレゼンテーション用の配色例として実用に供することができる等、汎用性が高いものである。

0083

さらに、課題データを蓄積してゆき配色例データベースを構築することができるので、使用を重ねるごとに汎用性を含み利用価値が増す点で有益である。

図面の簡単な説明

0084

図1本発明の実施例ブロック図である。
図2実施例のデータファイル構成を示す説明図である。
図3実施例の色彩調和と配色に係る表示データ項目を示す説明図である。
図4実施例の画面構成(ツリー)を示す説明図である。
図5実施例における色の参照表示(機能)を示す説明図である。
図6実施例の課題選択のための処理手順(共通)を示すフローチャートである。
図7実施例の課題実行、課題チェック及び評価のための処理手順を示すフローチャートである。
図8実施例の課題実行過程におけるレッスンメニュー画面を示す説明図である。
図9実施例の課題実行過程における操作選択したテーマの課題群表示画面を示す説明図である。
図10 実施例の課題実行過程における配色例初期表示画面を示す説明図である。
図11 実施例の課題実行過程における配色例表示画面を示す説明図である。
図12 実施例の課題実行過程におけるポイント説明表示を示す説明図である。
図13 実施例の課題実行過程における課題フォーマット初期表示を示す説明図である。
図14 実施例の課題実行過程における課題ペイントの図形色枠表示を示す説明図である。
図15 実施例の課題実行過程における課題データの色要素分類・チェック項目表示を示す説明図である。
図16 実施例の課題実行過程における評価メッセージ表示を示す説明図である。

--

0085

1外部記憶手段
2色データ変換手段
3 課題実行制御手段
4視覚表示手段
入力装置キーボードマウス
11配色説明データファイル
12 課題フォーマットファイル
13課題データファイル
14評価データファイル
15色名データファイル
16色相名データファイル
17トーン名データファイル
18パレットデータファイル
19 トーン範囲データファイル
X 配色練習装置

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ