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この項目の情報は公開日時点(1998年1月16日)のものです。
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課題

合金中微量元素の量を正確に求めることができる分析方法を提供すること。

解決手段

測定することが求められている合金中の微量元素の量を発光分光分析法により測定し、すなわち検量線読み取り共存し且つ該微量元素の量に影響を及ぼす多量元素の量を蛍光X線分析法により測定し、該発光分光分析法によって測定した微量元素の測定値を蛍光X線分析法によって測定した値に基づいて補正すること。

概要

背景

従来、合金中に含まれる微量元素は、その量を発光分光分析法によって測定されている。この発光分光分析法では、微量元素の定量値を、検量線からの読み取り、その値から共存し且つ該微量元素の量に影響を及ぼす元素の影響を差し引いいて求めている。すなわち、測定された微量元素iの定量値Wiは、
Wi=Xi−ΣLj・wj・・・・(1)
(Xi:i元素の検量線からの読み取り値、Lj:j元素の重なり補正係数、wj:i元素と共存し且つi元素の量に影響を与えるj元素の含有量)の式によって求められていた。また、この共存元素の含有量(wj)も発光分光分析法によって測定されていた。

しかし、発光分光分析法は、微量に含有されている元素の分析においては分析精度は高いが、多量に含有されている元素の分析においては、分析精度が高くないので、多量に含有される元素の含有量も微量に含有されている元素と同様に発光分光分析法によって測定する従来の微量元素の分析方法は、その分析精度が高くないという欠点があった。

概要

合金中の微量元素の量を正確に求めることができる分析方法を提供すること。

測定することが求められている合金中の微量元素の量を発光分光分析法により測定し、すなわち検量線を読み取り、共存し且つ該微量元素の量に影響を及ぼす多量元素の量を蛍光X線分析法により測定し、該発光分光分析法によって測定した微量元素の測定値を蛍光X線分析法によって測定した値に基づいて補正すること。

目的

本発明は、合金中の微量元素の含有量を正確に求めることができる分析方法を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

測定することが求められている合金中微量元素の量を発光分光分析法により測定し、共存し且つ該微量元素の量に影響を及ぼす多量元素の量を蛍光X線分析法により測定し、該発光分光分析法によって測定した微量元素の測定値を蛍光X線分析法によって測定した測定値に基づいて補正することを特徴とする合金中の微量元素分析方法。

技術分野

0001

本発明は、合金中に存在する微量元素分析する方法、詳しくは合金中に含まれている微量元素の量を発光分光分析法および蛍光X線分析法を用いて分析する方法に関する。

背景技術

0002

従来、合金中に含まれる微量元素は、その量を発光分光分析法によって測定されている。この発光分光分析法では、微量元素の定量値を、検量線からの読み取り、その値から共存し且つ該微量元素の量に影響を及ぼす元素の影響を差し引いいて求めている。すなわち、測定された微量元素iの定量値Wiは、
Wi=Xi−ΣLj・wj・・・・(1)
(Xi:i元素の検量線からの読み取り値、Lj:j元素の重なり補正係数、wj:i元素と共存し且つi元素の量に影響を与えるj元素の含有量)の式によって求められていた。また、この共存元素の含有量(wj)も発光分光分析法によって測定されていた。

0003

しかし、発光分光分析法は、微量に含有されている元素の分析においては分析精度は高いが、多量に含有されている元素の分析においては、分析精度が高くないので、多量に含有される元素の含有量も微量に含有されている元素と同様に発光分光分析法によって測定する従来の微量元素の分析方法は、その分析精度が高くないという欠点があった。

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、合金中の微量元素の含有量を正確に求めることができる分析方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するために、本発明の合金中の微量元素分析方法においては、測定することが求められている微量元素量を発光分光分析法により測定し、すなわち、検量線から読み取り、共存し且つ該微量元素の量に影響を及ぼす多量元素を蛍光X線分析法により測定し、該発光分光分析法によって測定した微量元素の測定値を蛍光X線分析法によって測定した値に基づいて補正することである。すなわち、上記(1)式であるWi=Xi−ΣLj・wjのXiを発光分光分析法により測定し、また多量に存在するwjを蛍光X線分析法により測定し、該式からWiを求めることである。

0006

本発明の合金中の微量元素分析方法における発光分光分析法および蛍光X線分析法は、通常用いられている発光分光分析法および蛍光X線分析法である。また、本発明の蛍光X線分析法は、重金属を10%以上含んでいる場合に用いると有効である。さらに、本発明の合金中の微量元素分析方法における、測定することが求められている合金中の微量元素の量を発光分光分析法により測定しとは、検量線から読み取った値を求めること、すなわち、Xiを求めることであって、共存する元素の影響を補正したものを求めることではない。なお、蛍光X線分析法のみで全体を測定することも考えられるが、蛍光X線分析法は、合金中に微量に存在するおB、Sn、As、Mg、Ca、Znなどは測定が困難であるので、蛍光X線分析法のみで全体を測定することは困難である。

0007

本発明は、合金中に共存する多量元素の含有量を蛍光X線分析法によって分析するので、補正量、すなわち、ΣLj・wjの値がより正しいものとなり、その結果として測定することが求められている微量元素の量を正確に求めることができる。また、本発明は、合金中の微量元素を発光分光分析法により測定し、多量元素を蛍光X線分析法により測定するので、元素の量に応じて分析方法を分けており、従来の微量元素も多量元素も発光分光分析法により測定する方法に比較して必要な手間と時間がそれほど多くなることもない。

発明を実施するための最良の形態

0008

以下に本発明の実施例を説明する。
実施例1
JISのSUH38のオーステナイト系耐熱鋼を発光分光分析法により分析した(補正ずみ)ところ、C:0.28%、Si:0.45%、Mn:1.05%、P:020%、S:0.015%、Ni:11.03%、Cr:19.95%、Mo:2.13%、B:0.0050%(検量線の読み取り値:0.0135%)、残部Feであった。この鋼のSi、Mn、Ni、CrおよびMoを蛍光X線分析法により測定したところ、Si:0.45%、Mn:1.08、Ni:11.53%、Cr:19.75%、Mo:2.18%であった。

0009

これらの数値をを上記(1)式のWi=Xi−ΣLj・wjの式に入れてB含有量を求めると、
WB =XB (検量線の読み取り値:0.0135)−0.002・Mn%−0.006・Ni%−0.0008・Mo=0.0046%
発光分光分析法のみにより測定して求めたB含有量とSi、Mn、Ni、CrおよびMoを蛍光X線分析法により測定して求めたB含有量との差は、0.0004%であった。以上の結果より本発明の微量元素分析方法が正確に測定することができることが分かる。

0010

なお、上記実施例は、鋼中に微量に含有されているBについてのものであるが、同様にして他の鋼中または合金中に微量に含有しているSn、As、Mg、Ca、Znについても分析することができる。また、上記(1)式を電算機に入力しておき、発光分光分析法により求めたXi値および蛍光X線分析法により求めたWj値を電算機に入力して演算し、Wi値を求めるようにすれば、微量元素の量を簡単に且つ正確に求めることができる。

発明の効果

0011

本発明は、上記構成にしたことにより、合金中の微量元素の量を正確に測定することができるという優れた効果を奏する。

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