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技術 作業車の空調装置

出願人 エスアンドティ株式会社
発明者 金子愛次郎高奥禎二遠藤和夫
出願日 1996年5月13日 (24年7ヶ月経過) 出願番号 1996-117252
公開日 1997年12月22日 (23年0ヶ月経過) 公開番号 1997-328014
状態 未査定
技術分野 車両の暖房・換気・その他の空気処理 車両の冷房 車両用空気調和
主要キーワード 原動機室 油圧原動機 冷風ファン 原動装置 外気排出 外気吸引 室内空気吸入口 張り出し状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年12月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

空調装置外部熱交換部を作業中に生じる塵埃から効果的に保護し、長時間にわたって空調能力が低下せず、空調不能に陥ることがない作業車の空調装置を提供する。

解決手段

作業車は、作業車本体1の前部に作業機2を装着し、前進しながら作業をするものである。作業車本体1に設けた運転室3の天面17に、運転室3内に空調空気送風する空調装置7の内部熱交換部8を配置し、運転室3の後方上部に空調装置7の外部熱交換部9を配置する。外部熱交換部9は、その下面から外気吸引して上面に排出する構成とする。内部熱交換部8は運転室3の天面17の一部を構成する。外部熱交換部9は運転室3の天面17から後方に張り出し状に設ける。

概要

背景

従来、草刈り、集草、除雪などの各種作業を行う作業車としては、例えば、実開平1−161119号公報または実開平6−85184号公報に記載されているものが知られている。そして、この種の作業車は、作業車本体に運転室を備えており、運転室に作業者が乗って運転し、前進しながら作業を行うものである。

概要

空調装置外部熱交換部を作業中に生じる塵埃から効果的に保護し、長時間にわたって空調能力が低下せず、空調不能に陥ることがない作業車の空調装置を提供する。

作業車は、作業車本体1の前部に作業機2を装着し、前進しながら作業をするものである。作業車本体1に設けた運転室3の天面17に、運転室3内に空調空気送風する空調装置7の内部熱交換部8を配置し、運転室3の後方上部に空調装置7の外部熱交換部9を配置する。外部熱交換部9は、その下面から外気吸引して上面に排出する構成とする。内部熱交換部8は運転室3の天面17の一部を構成する。外部熱交換部9は運転室3の天面17から後方に張り出し状に設ける。

目的

そこで、本発明は、従来のこのような実状に鑑み、作業車本体の前部に装着した作業機から多量の塵埃が舞い上がって運転室の周辺が多量の塵埃でつつまれても、運転室の後方上部の空間のみは、機体の前進方向に対する運転室による遮蔽空間を形成するとともに塵埃の集中する位置より離れていて塵埃の飛散が少ないことに着目して、空調装置の外部熱交換部を運転室の後方上部に位置させたことにより、空調装置の外部熱交換部を作業中に生じる塵埃から効果的に保護し、もって、長時間にわたって空調能力が低下せず、空調不能に陥ることがない作業車の空調装置を提供することを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

作業車本体の前部に作業機を装着し、前進しながら作業をする作業車において、作業車本体に設けた運転室の天面に、運転室内空調空気送風する空調装置内部熱交換部を配置し、運転室の後方上部に空調装置の外部熱交換部を配置するとともに、外部熱交換部は、その下面から外気吸引して上面に排出する構成としたことを特徴とする作業車の空調装置。

請求項2

内部熱交換部は運転室の天面の一部を構成しており、外部熱交換部は運転室の天面から後方に張り出し状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の作業車の空調装置。

請求項3

内部熱交換部と外部熱交換部とを前後に収蔵した空調ユニットを、運転室の背面壁を境にして内部熱交換部が運転室の天面側に、かつ外部熱交換部が運転室の後方上部に位置するように装備したことを特徴とする請求項1または2記載の作業車の空調装置。

技術分野

0001

本発明は、草刈り、集草、除雪などの各種作業を行う作業車において、作業車本体の運転室冷房暖房または除湿などを行う作業車の空調装置に関する。

背景技術

0002

従来、草刈り、集草、除雪などの各種作業を行う作業車としては、例えば、実開平1−161119号公報または実開平6−85184号公報に記載されているものが知られている。そして、この種の作業車は、作業車本体に運転室を備えており、運転室に作業者が乗って運転し、前進しながら作業を行うものである。

発明が解決しようとする課題

0003

この種の作業車による草刈りや集草などの作業にあっては、作業車本体の前部に装着した作業機による草の刈り取り枯草の巻き上げなどに伴って多量の塵埃が舞い上がるので、作業者の作業環境を良好に保つため、作業車本体の運転室は開閉扉付きで閉じた空間となるものであることが望ましい。

0004

一方、草刈り作業や集草作業は、暑い季節の炎天下で行われることが多く、また、除雪作業は寒い季節にあたるので、この種の作業車には運転室の冷房、暖房または除湿などの空調装置の装備が要求される。

0005

上述のように、草刈りや集草作業などの場合には、作業車本体の前部に装着した作業機から多量の塵埃が舞い上がるので、運転室外に設けられる空調装置の外部熱交換部は、外気吸引風よる熱交換作用を伴うことと相俟って、外気吸引側の防塵フィルタ目詰まりを起こしやすく、短時間で空調能力の低下をきたすことが避けられず、また、短時間で空調不能に陥ることがあるのも実状である。

0006

そこで、本発明は、従来のこのような実状に鑑み、作業車本体の前部に装着した作業機から多量の塵埃が舞い上がって運転室の周辺が多量の塵埃でつつまれても、運転室の後方上部の空間のみは、機体の前進方向に対する運転室による遮蔽空間を形成するとともに塵埃の集中する位置より離れていて塵埃の飛散が少ないことに着目して、空調装置の外部熱交換部を運転室の後方上部に位置させたことにより、空調装置の外部熱交換部を作業中に生じる塵埃から効果的に保護し、もって、長時間にわたって空調能力が低下せず、空調不能に陥ることがない作業車の空調装置を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0007

上記目的を達成するため、本発明に係る作業車の空調装置は、作業車本体の前部に作業機を装着し、前進しながら作業をする作業車において、作業車本体に設けた運転室の天面に、運転室内空調空気送風する空調装置の内部熱交換部を配置し、運転室の後方上部に空調装置の外部熱交換部を配置するとともに、外部熱交換部は、その下面から外気を吸引して上面に排出する構成としたものである。

0008

本発明に係る作業車の空調装置は、上記構成において、内部熱交換部は運転室の天面の一部を構成しており、外部熱交換部は運転室の天面から後方に張り出し状に設けられているものとすることができる。

0009

また、本発明に係る作業車の空調装置は、前記それぞれの構成において、内部熱交換部と外部熱交換部とを前後に収蔵した空調ユニットを、運転室の背面壁を境にして内部熱交換部が運転室の天面側に、かつ外部熱交換部が運転室の後方上部に位置するように装備したものとすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

添付図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。図1は作業車本体に草刈り用の作業機を装着し、かつ作業車本体の一部を破断して示す全体側面図、図2図1の一部の拡大側面図である。また、図3は本発明の他の実施の形態を示す作業車本体の一部の側面図、図4図3の分解側面図である。

0011

図1および図2において、1は動力車両である作業車本体である。この作業車本体1の前部には草刈り用の作業機2が、昇降調節自在かつ着脱自在に装着されており、作業車本体1の前部一側には運転室(キャビン)3が、また後部には原動機室4がそれぞれ設けられている。運転室3には、運転者座席5が設けられており、この座席5は、作業車本体1の傾斜にかかわらずその姿勢水平状態に保持できる構成になっている。運転室3は、その両側または一側に開閉扉6を備えていて、運転室3は閉じた空間となるものである。原動機室4には、油圧原動装置(図示せず)が内蔵されており、作業車本体1は油圧原動装置を動力源としている。

0012

7は空調装置であり、図示のものは運転室3の冷房装置を例示している。すなわち、空調装置7は、その前後に内部熱交換部8と外部熱交換部9を収蔵してなるものであり、内部熱交換部8は蒸発器エバポレータ)10と冷風ファンシロッコファン)11を備えており、12は冷風吹出口、13は室内空気吸入口である。外部熱交換部9は、凝縮器コンデンサ)14と冷却ファン15を備えてなるものである。なお、内部熱交換部8には、暖房用放熱器16を内蔵しており、この放熱器16は油圧原動装置の冷却に伴って生じる昇温流体を導いて暖房を行うものである。

0013

上記空調装置7の内部熱交換部8は、運転室3の天面17上に位置して、その天面17の一部をなしており、空調装置7の外部熱交換部9は、運転席3の天面17から後方に張り出して、運転室3の背面壁18の後方に庇状をなすように位置している。そして、外部熱交換部9は、その下面が外気吸引側19となっており、上面が外気排出側20となっている。外気吸引側19には防塵フィルタ21が抜き差しによって着脱自在に装着されており、外気排出側20は防塵網22で構成されている。防塵フィルタ21は、抜き差しによる着脱のほか、蝶番により下方へ垂下状に開閉自在としてもよいし、さらに、ラッチ機構により着脱自在とすることができる。外部熱交換部9の凝縮器14は、その上面側に設けた冷却ファン15により、外気吸引側19から外気を吸引して外気排出側20に排出する吸引風によって冷却する構成である。図中、23は冷媒循環系配管で原動機室4内の圧縮機(コンプレッサ)(図示せず)に接続されている。24は暖房用の昇温流体循環系配管であって原動機室4内の油圧原動機冷却装置(図示せず)に接続されている。

0014

図1および図2には、空調装置7として運転室3の冷房装置を例示し、暖房装置は油圧原動機の排熱を利用するものを例示したが、空調装置7は、冷暖房共用であってもよい。なお、その場合には、暖房時において内部熱交換部8の蒸発器10を凝縮器に、外部熱交換部9の凝縮器14を蒸発器に切り換える。

0015

以上、図1および図2に示した本発明の一実施の形態に係る作業車においては、作業車本体1の前部に装着した作業機2から多量の塵埃が舞い上がって運転室3の周辺が多量の塵埃でつつまれる場合が多いが、運転室3の後方上部の空間のみは、機体の前進方向に対して運転室3による遮蔽空間を形成するうえ、作業機2から舞い上がる塵埃が集中する位置より大きく離れているので、運転室3の後方上部は塵埃の飛散が少ないし、枯草などのように比較的大きい塵芥がその位置まで侵入することはほとんどなく、運転室3の後方上部は塵埃の少ない空間となる。そして、空調装置7の外部熱交換部9を運転室3の後方上部に位置させたことにより、外部熱交換部9の外気吸引側19の防塵フィルタ21は長時間にわたって目詰まりを起こさず、空調能率の低下をきたすことがない。

0016

また、空調装置7は、運転室3の後方上部に位置しているので、空調装置7が運転室3内の座席5における前後左右視界を遮ることがなく、空調装置7を大型のものとしても、運転上の妨げになることがない。

0017

空調装置7の外部熱交換部9においては、下面が外気吸引側19となっており、冷却ファン15により、下面の外気吸引側19から外気を吸引して上面の外気排気側20に吸引冷却風を生じさせるので、外気吸引側19の防塵フィルタ21に塵埃が付着しても、空調装置7の運転を停止すれば、防塵フィルタ21に付着した塵埃は、重力の作用によりそのほとんどが下に落ち、防塵フィルタ21の目詰まりが自然に解消する。また、防塵フィルタ21は着脱自在であるから、目詰まりが自然解消しない場合には、防塵フィルタ21を外し、軽く叩くなど適度の衝撃を加えるだけで付着した塵埃を迅速かつ効果的に除去できる。

0018

図3および図4には、本発明の他の実施の形態が示されている。この実施の形態においては、空調装置7を、内部熱交換部8と外部熱交換部9とを前後に収蔵した空調ユニット25とし、空調ユニット25を、運転室3の背面壁18を境にして内部熱交換部8が運転室3の天面17側に、かつ外部熱交換部9が運転室3の後方上部に位置するように装備している。なお、この実施の形態においても、上記のほかは図1および図2に記載した実施の形態と同構成であるから、同構成部位には同じ符号を付して重複説明を省略する。

0019

上記のように、空調装置7を空調ユニット25とすることによって、空調装置7を作業車本体1に装備するにあたっては、運転室3の背面壁18を境にして空調ユニット25を図示のように装着すればよく、空調装置7の装備の簡略化を図ることができる。特に、この構成とすれば、空調装置7の交換が容易であるから、保守等の作業を大幅に簡略化することができる。

発明の効果

0020

本発明によれば、作業車本体の前部に装着した作業機から多量の塵埃が舞い上がって運転室の周辺が塵埃でつつまれても、空調装置の外部熱交換部を塵埃の飛散の少ない運転室の後方上部の空間に位置させているので、空調装置の外部熱交換部を作業中に生じる塵埃から効果的に保護して、長時間にわたって空調能力の低下をきたさず、空調不能に陥ることがない空調装置を備えた作業車を得ることができる。

図面の簡単な説明

0021

図1本発明の一実施の形態に係る作業車の一部を破断して示す全体側面図である。
図2図1の一部の拡大側面図である。
図3本発明の他の実施の形態に係る作業車本体の一部を示す側面図である。
図4図3の態様から空調ユニットを外した態様を示す側面図である。

--

0022

1作業車本体
2作業機
3運転室
4原動機室
5運転者の座席
6開閉扉
7空調装置
8内部熱交換部
9外部熱交換部
10蒸発器(エバポレータ)
11冷風ファン(シロッコファン)
12冷風吹出口
13室内空気吸入口
14凝縮器(コンデンサ)
15冷却ファン
16暖房用の放熱器
17 運転室の天面
18 運転室の背面壁
19外気吸引側
20外気排出側
21防塵フィルタ
22防塵網
23冷媒循環系配管
24 暖房用の加熱流体循環系配管
25 空調ユニット

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