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技術 ディジタルスチルカメラ

出願人 三洋電機株式会社
発明者 春木俊宣
出願日 1996年5月31日 (24年7ヶ月経過) 出願番号 1996-139222
公開日 1997年12月12日 (23年0ヶ月経過) 公開番号 1997-322017
状態 特許登録済
技術分野 映像信号回路 スタジオ装置 スタジオ装置
主要キーワード 押圧タイミング CRT表示 開放端子 発光下 画像記録メモリ ストロボ発光器 ガンマ特性曲線 既撮影画像
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年12月12日)のものです。
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図面 (6)

課題

液晶ファインダを備えたディジタルスチルカメラにおいて、記録画像にはCRT用のガンマ特性を持たせ、液晶ファインダ表示用の画像には液晶用ガンマ特性を持たせる必要から、レリーズタン15の押圧に伴い得られる1画面分の画像をCRT用のガンマ特性を持たせて記録画像として処理する間に、液晶ファインダには1画面前の画像を液晶用のガンマ特性を持たせて表示することになり、モニター表示と実際の記録画像が整合しない不都合が生じる。

解決手段

レリーズボタン押圧前には、撮像信号に液晶用ガンマ特性を持たせて液晶ファインダ上にモニター表示し、レリーズボタン押圧時にはCRT用ガンマ特性を撮像信号に持たせて記録画像として取り込み、これと同一の画像を表示用メモリ6に一旦記憶し、このメモリ内の画像データを再度液晶用ガンマ特性を持つようにガンマ変換する液晶用ガンマ変換器7を配する。

概要

背景

ディジタルスチルカメラは、CCDイメージャ等の撮像素子を用いて1画面分の映像信号を得て、これをディジタル化し、半導体メモリ等の記録媒体に記録、保持する働きを有する。このディジタルスチルカメラでは、被写体の確認、フレーミングを行うためのビューファインダとして、レンズを用いた光学式のものの他に、近年は液晶表示素子(LCD)を用いた電子式のものが賞用されている。この液晶ファインダは、ズームレンズとの親和性の良さ、既撮影画像再生との併用が可能といった特徴を有している。

このような液晶ファインダを用いたディジタルスチルカメラの回路ブロックの一例を図2に示す。この図2において、1はCCDイメージャであり、被写体光はここで光電変換されて後段のCDS及びAGC回路2に供給され、周知の相関二重サンプリングによるノイズ除去及びレベル調整がなされた後に、A/D変換器3にてディジタル値に変換されてガンマ変換器4に入力される。

ガンマ変換器4では、スイッチSW2により択一的に選択された後述の液晶用ガンマテーブル11または記録画用ガンマテーブル12に用意されているガンマ特性に基づいてガンマ補正が実行される。ここで、液晶用ガンマテーブル11には、図4に示すように表示装置としてLCDを用いる場合に最適なガンマ特性が予め用意されており、記録画用ガンマテーブル12には図3に示すように表示装置にブラウン管(CRT)を用いる場合に最適なガンマ特性が用意されている。

尚、通常、CRT用には、図3に示すように、入力値が小さい領域でゲインを大きくし、入力値が大きくなるに連れて徐々にゲインを落としていくガンマ曲線による補正が最適であることが広く知られており、一方、LCD用には図4の鎖線で示す液晶光透過特性打ち消すように、図4の実線で示すガンマ曲線が好ましいことが広く知られており、これらの特性が各ガンマテーブルに準備されたガンマ特性に反映されている。また、図3及び図4において一点鎖線はゲインが1に該当する直線を示す。

こうしてLCD用あるいは記録画用のガンマ特性のいずれかを用いてガンマ補正が付与された後に、スイッチSW1を介して液晶用信号処理回路5あるいは記録画用信号処理回路8のいずれかに入力される。

液晶用信号処理回路5では、LCD14での表示に必要な画素数になるように入力されるCCDイメージャ1の撮像信号間引きを行う。例えば、水平方向に隣接する2画素の撮像信号の一方のみを取り出せば、水平方向の総画素数が1/2に間引かれたことになる。更に、こうして間引きにより得られた撮像信号に色分離等の周知の信号処理を施してLCD14での表示専用の画像データの作成を為す。これらの画像データは表示用メモリ6に蓄えられた後に、LCD14にモニタ表示される。

一方、記録画用信号処理回路8では、入力されるCCDイメージャ1の全画素での撮像信号に色分離等の周知の信号処理が施され、更に信号処理後に得られる画像データを画像圧縮して圧縮画像データを作成し、これを後段の画像記録メモリ9に記憶させる。

画像記録メモリ9は、パーソナルコンピュータケーブルにて電気的に結合可能であり、カメラによる撮影を完了した後に圧縮画像データをコンピュータ側転送して信号伸長をして元の映像信号に戻せば、コンピュータ側のCRTモニターに、この画像記録メモリ9内のデータに基づく静止画が表示されることになる。

13は、制御回路10からの発光指令を受けると発光状態となるストロボ発光器であり、15は撮影者が撮影を所望するタイミングで押圧するレリーズタンであり、このボタン押圧タイミング起動指令が制御回路10に入力される。

尚、スイッチSW1、SW2の切換制御は、制御回路10から出力される切換制御信号S1によりなされる。

次に、上述のディジタルスチルカメラの動作について説明する。カメラが電源ON状態になると、まず制御回路10からの切換制御信号S1によりスイッチSW2は固定接点17a側に切り替わって液晶用ガンマテーブル11を選択し、同時にスイッチSW1は固定接点16a側に切り替わる。したがって、順次CCDイメージャ1から出力される撮像信号は、ガンマ変換器4にてLCD用のガンマ特性に補正された上で液晶用信号処理回路5に供給され、LCD14上にモニタ表示される。

撮影者は、このLCD14のモニタ表示で被写体を確認しつつ、シャッタチャンス待ち、この間にモニター表示は逐次画面更新されることになる。そして所望の被写体若しくは撮影状況になれば、レリーズボタン15を押圧して、起動指令を制御回路10に入力する。制御回路10はこの起動指令を受けると、ストロボ発光器13に発光指令aを発し、切換制御信号S1によりスイッチSW1を固定接点16b側に切り換え、スイッチSW2を固定接点17b側に切り換える。これにより、ストロボ発光器13が発光し、この発光下で得られる1画面分の撮像信号について記録画用ガンマテーブル12に基づいてガンマ補正された上で、記録画用信号処理回路8にて信号処理が施される。

ところで、例えば小型LCDの画素数は縦横220×279、記録画では480×640で、液晶表示は、通常、CRT表示前提とした記録画に対して画素数が少なく、信号処理を簡略化することで、ファインダとして使用できるだけの即時性を持たせることができる。即ち、画素を間引いて処理する液晶用信号処理回路5に比べて、記録画用信号処理回路8では全画素を取り扱い、しかも最終的に画像データを圧縮するために信号処理に時間を要するので、この比較的長い信号処理期間中、撮像画像を液晶ファインダ上に静止表示することが可能になる。

前記従来例では、これを実現するために、1画面分の画像データを記録画用信号処理回路8に送った後に、スイッチSW1を固定接点16a側に戻さず、開放端子16cに接続させることで、液晶用及び記録画用信号処理回路5、8のいずれにもガンマ変換器4出力を供給することを阻止する。このようにスイッチSW1、SW2切換制御することで、表示用メモリ6には記録画像取り込み直前の1画面分の画像が保持され続け、記録画用信号処理に要する時間においてこの画像がLCD14に継続表示される。

そして、記録画用信号処理回路8での1画面分の信号処理が完了するのに要する時間が経過すると、制御回路10からの切換制御信号S1が変化して、スイッチSW1、SW2を再び固定接点16a、17a側に切り換えて液晶用ガンマテーブル11によるガンマ補正及び液晶用信号処理が実行され、レリーズボタン15の押圧待機状態でのモニタ表示が再開される。

概要

液晶ファインダを備えたディジタルスチルカメラにおいて、記録画像にはCRT用のガンマ特性を持たせ、液晶ファインダ表示用の画像には液晶用ガンマ特性を持たせる必要から、レリーズボタン15の押圧に伴い得られる1画面分の画像をCRT用のガンマ特性を持たせて記録画像として処理する間に、液晶ファインダには1画面前の画像を液晶用のガンマ特性を持たせて表示することになり、モニター表示と実際の記録画像が整合しない不都合が生じる。

レリーズボタン押圧前には、撮像信号に液晶用ガンマ特性を持たせて液晶ファインダ上にモニター表示し、レリーズボタン押圧時にはCRT用ガンマ特性を撮像信号に持たせて記録画像として取り込み、これと同一の画像を表示用メモリ6に一旦記憶し、このメモリ内の画像データを再度液晶用ガンマ特性を持つようにガンマ変換する液晶用ガンマ変換器7を配する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
4件

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請求項1

撮像素子から得られる映像信号液晶表示用もしくはCRT表示用のいずれかのガンマ特性によりガンマ変換する第1ガンマ変換手段と、該ガンマ変換手段出力を液晶表示用に信号処理する液晶用信号処理手段と、該液晶用信号処理手段出力を記憶する表示用メモリと、該表示用メモリ内の画像データを読み出し、液晶表示用のガンマ特性に変換して、該表示用メモリに戻す第2ガンマ変換手段と、前記表示用メモリ内の画像データを表示する液晶表示部と、該第1ガンマ変換手段出力を記録画用に信号処理する記録画用信号処理手段と、該記録画用信号処理手段出力を記憶する画像記録手段を備え、レリーズタンの操作に伴い得られる1画面分の映像信号に対して前記第1ガンマ変換手段にてCRT表示用のガンマ特性によりガンマ変換を施して得られる画像データを前記表示用メモリに記憶した後に、前記第2ガンマ変換手段により前記表示用メモリ内の画像データを液晶表示用のガンマ特性に変換することを特徴とするディジタルスチルカメラ

請求項2

前記レリーズボタンの操作時点から前記表示用メモリ内のデータの前記第2ガンマ変換手段での変換動作に要する時間は前記液晶表示部をミュートすることを特徴とする請求項1記載のディジタルスチルカメラ。

請求項3

前記レリーズボタンの操作連動して発光するストロボ発光器を備える請求項1記載のディジタルスチルカメラ。

技術分野

0001

本発明は、液晶表示機能を有するディジタルカメラ、特にディジタルスチルカメラに関する。

背景技術

0002

ディジタルスチルカメラは、CCDイメージャ等の撮像素子を用いて1画面分の映像信号を得て、これをディジタル化し、半導体メモリ等の記録媒体に記録、保持する働きを有する。このディジタルスチルカメラでは、被写体の確認、フレーミングを行うためのビューファインダとして、レンズを用いた光学式のものの他に、近年は液晶表示素子(LCD)を用いた電子式のものが賞用されている。この液晶ファインダは、ズームレンズとの親和性の良さ、既撮影画像再生との併用が可能といった特徴を有している。

0003

このような液晶ファインダを用いたディジタルスチルカメラの回路ブロックの一例を図2に示す。この図2において、1はCCDイメージャであり、被写体光はここで光電変換されて後段のCDS及びAGC回路2に供給され、周知の相関二重サンプリングによるノイズ除去及びレベル調整がなされた後に、A/D変換器3にてディジタル値に変換されてガンマ変換器4に入力される。

0004

ガンマ変換器4では、スイッチSW2により択一的に選択された後述の液晶用ガンマテーブル11または記録画用ガンマテーブル12に用意されているガンマ特性に基づいてガンマ補正が実行される。ここで、液晶用ガンマテーブル11には、図4に示すように表示装置としてLCDを用いる場合に最適なガンマ特性が予め用意されており、記録画用ガンマテーブル12には図3に示すように表示装置にブラウン管(CRT)を用いる場合に最適なガンマ特性が用意されている。

0005

尚、通常、CRT用には、図3に示すように、入力値が小さい領域でゲインを大きくし、入力値が大きくなるに連れて徐々にゲインを落としていくガンマ曲線による補正が最適であることが広く知られており、一方、LCD用には図4鎖線で示す液晶光透過特性打ち消すように、図4実線で示すガンマ曲線が好ましいことが広く知られており、これらの特性が各ガンマテーブルに準備されたガンマ特性に反映されている。また、図3及び図4において一点鎖線はゲインが1に該当する直線を示す。

0006

こうしてLCD用あるいは記録画用のガンマ特性のいずれかを用いてガンマ補正が付与された後に、スイッチSW1を介して液晶用信号処理回路5あるいは記録画用信号処理回路8のいずれかに入力される。

0007

液晶用信号処理回路5では、LCD14での表示に必要な画素数になるように入力されるCCDイメージャ1の撮像信号間引きを行う。例えば、水平方向に隣接する2画素の撮像信号の一方のみを取り出せば、水平方向の総画素数が1/2に間引かれたことになる。更に、こうして間引きにより得られた撮像信号に色分離等の周知の信号処理を施してLCD14での表示専用の画像データの作成を為す。これらの画像データは表示用メモリ6に蓄えられた後に、LCD14にモニタ表示される。

0008

一方、記録画用信号処理回路8では、入力されるCCDイメージャ1の全画素での撮像信号に色分離等の周知の信号処理が施され、更に信号処理後に得られる画像データを画像圧縮して圧縮画像データを作成し、これを後段の画像記録メモリ9に記憶させる。

0009

画像記録メモリ9は、パーソナルコンピュータケーブルにて電気的に結合可能であり、カメラによる撮影を完了した後に圧縮画像データをコンピュータ側転送して信号伸長をして元の映像信号に戻せば、コンピュータ側のCRTモニターに、この画像記録メモリ9内のデータに基づく静止画が表示されることになる。

0010

13は、制御回路10からの発光指令を受けると発光状態となるストロボ発光器であり、15は撮影者が撮影を所望するタイミングで押圧するレリーズタンであり、このボタン押圧タイミング起動指令が制御回路10に入力される。

0011

尚、スイッチSW1、SW2の切換制御は、制御回路10から出力される切換制御信号S1によりなされる。

0012

次に、上述のディジタルスチルカメラの動作について説明する。カメラが電源ON状態になると、まず制御回路10からの切換制御信号S1によりスイッチSW2は固定接点17a側に切り替わって液晶用ガンマテーブル11を選択し、同時にスイッチSW1は固定接点16a側に切り替わる。したがって、順次CCDイメージャ1から出力される撮像信号は、ガンマ変換器4にてLCD用のガンマ特性に補正された上で液晶用信号処理回路5に供給され、LCD14上にモニタ表示される。

0013

撮影者は、このLCD14のモニタ表示で被写体を確認しつつ、シャッタチャンス待ち、この間にモニター表示は逐次画面更新されることになる。そして所望の被写体若しくは撮影状況になれば、レリーズボタン15を押圧して、起動指令を制御回路10に入力する。制御回路10はこの起動指令を受けると、ストロボ発光器13に発光指令aを発し、切換制御信号S1によりスイッチSW1を固定接点16b側に切り換え、スイッチSW2を固定接点17b側に切り換える。これにより、ストロボ発光器13が発光し、この発光下で得られる1画面分の撮像信号について記録画用ガンマテーブル12に基づいてガンマ補正された上で、記録画用信号処理回路8にて信号処理が施される。

0014

ところで、例えば小型LCDの画素数は縦横220×279、記録画では480×640で、液晶表示は、通常、CRT表示前提とした記録画に対して画素数が少なく、信号処理を簡略化することで、ファインダとして使用できるだけの即時性を持たせることができる。即ち、画素を間引いて処理する液晶用信号処理回路5に比べて、記録画用信号処理回路8では全画素を取り扱い、しかも最終的に画像データを圧縮するために信号処理に時間を要するので、この比較的長い信号処理期間中、撮像画像を液晶ファインダ上に静止表示することが可能になる。

0015

前記従来例では、これを実現するために、1画面分の画像データを記録画用信号処理回路8に送った後に、スイッチSW1を固定接点16a側に戻さず、開放端子16cに接続させることで、液晶用及び記録画用信号処理回路5、8のいずれにもガンマ変換器4出力を供給することを阻止する。このようにスイッチSW1、SW2切換制御することで、表示用メモリ6には記録画像取り込み直前の1画面分の画像が保持され続け、記録画用信号処理に要する時間においてこの画像がLCD14に継続表示される。

0016

そして、記録画用信号処理回路8での1画面分の信号処理が完了するのに要する時間が経過すると、制御回路10からの切換制御信号S1が変化して、スイッチSW1、SW2を再び固定接点16a、17a側に切り換えて液晶用ガンマテーブル11によるガンマ補正及び液晶用信号処理が実行され、レリーズボタン15の押圧待機状態でのモニタ表示が再開される。

発明が解決しようとする課題

0017

前記従来例では、静止表示される画像は、記録画用信号処理回路8にて信号処理される記録画像ではなく、レリーズボタン15押圧直前の画像となる。通常の撮影では、両者の差は小さいが、動きのある被写体や、暗所でストロボ発光器を使用した場合、静止表示される画像は、実際に画像記録メモリ9に記録される画像と大きく異なったものとなる。

課題を解決するための手段

0018

本発明は、レリーズボタンの押圧に伴い得られる1画面分の画像データにCRT用のガンマ特性を持たせて記録画用信号処理及び液晶用信号処理を行い、記録画用信号処理出力は通常の記録用画像として扱い、液晶用信号処理出力は一旦表示用メモリに記憶させた上で、表示用メモリに結合した液晶用ガンマ変換器にて表示用メモリ内の画像データを液晶用ガンマ特性を有するように再度ガンマ変換して表示用メモリに記憶し直すことを特徴とする。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、図面に従って本発明の一実施例について説明する。図1は本実施例装置であるディジタルスチルカメラのブロック図である。尚、図1において図2と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。

0020

図1において図2と異なる部分は、ガンマ変換器4出力を液晶用信号処理回路5及び記録画用信号処理回路8に供給する際の制御を実行するスイッチSW1がスイッチSW3、SW4に置換され、更に表示用メモリ6に液晶用ガンマ変換器7が結合している点及びレリーズボタン15からの起動指令を受けて各部の動作を制御する制御回路10を制御回路20に置換している点である。

0021

スイッチSW3は制御回路20からの切換制御信号S3により開閉が制御され、閉状態でガンマ変換器4出力の液晶用信号処理回路5への供給を許容する。一方、スイッチSW4は制御回路20からの切換制御信号S4により開閉が制御され、閉状態でガンマ変換器4出力の記録画用信号処理回路8への供給を許容する。

0022

液晶用ガンマ変換器7は、所定のガンマ曲線で表される特性のテーブルを内蔵し、表示用メモリ6に一旦蓄えられた一画面分の画像データを順次読み出して液晶表示に好適なガンマ特性に変換するものであり、制御回路20から出力される作動指令bにより作動する。この作動指令は、レリーズボタン15から起動指令が入力された時点から予め設定された時間後に出力されるように構成される。ここで、所定の時間としては、起動指令の入力に応じて得られる1画面分の撮像信号が一連回路系及び液晶用信号処理回路5を経て表示用メモリ6に全て記録されるのに要する時間に設定されている。

0023

また、液晶用ガンマ変換器7で予め設定されているガンマテーブルは、図5のような曲線を形成するもので、これは具体的には、図3の記録画用、即ちCRT用のガンマ特性曲線入出力を逆にした逆変換をした上で、図4の液晶用のガンマ特性曲線によるガンマ変換を実行した特性をテーブルにしたもので、表示用メモリ6内の画像データに対してこのテーブルによる変換を実行することで、CRT用のガンマ特性を液晶用のガンマ特性に変更することが可能になる。

0024

次に、図1のブロック図の動作について説明する。電源ON状態で、撮影者がレリーズボタン15を押圧する前の状態では、スイッチSW2は固定接点17a側に切り換わってガンマ変換器4では液晶用ガンマテーブル11により液晶表示に好適なガンマ補正が実行され、同時に切換制御信号S3、S4により、スイッチSW3が閉じ、スイッチSW4が開いて、ガンマ変換器4出力は液晶用信号処理回路5にて信号処理された上で、得られた1画面分の画像データが表示用メモリ6に蓄えられ、この画像データがLCD14に表示される。この状態では制御回路20から液晶用ガンマ変換器7に作動指令が発せられることはなく、液晶用ガンマ変換器7は非作動状態を維持する。そして、表示用メモリ6の記憶内容はスイッチSW3が閉状態を維持する間は、順次更新され、これに応じてLCD14上のモニタ表示の内容も更新されることになる。

0025

この状態で、撮影者がレリーズボタン15を押圧すると、制御回路20からの切換制御信号S1によりスイッチSW2は記録画用ガンマテーブル17b側に切り換わり、切換制御信号S3、S4によりスイッチSW3、SW4が共に閉状態となり、更に制御回路20からストロボ発光器13には発光指令aが出力される。

0026

これにより、ストロボ発光器13の発光下でレリーズボタン15が押圧された直後の1画面分の撮像信号がガンマ変換器4に入力され、ここで記録画用ガンマテーブル12の特性に沿ってCRT表示に適したガンマ補正がなされ、液晶用及び記録画用の両信号処理回路5、8に同時に供給され、それぞれ独立した信号処理が為されることになる。

0027

液晶用信号処理回路5からの画像データは表示用メモリ6に一旦蓄えられ、一画面分の記憶が完了した地点で、制御回路20から液晶用ガンマ変換器7に作動指令が発せられて液晶用ガンマ変換器7が作動し、表示用メモリ6内の画像データを逐次読み出して図5のテーブルにより再度ガンマ変換が実行され、最終的には液晶用ガンマテーブル11でガンマ変換後に得られる画像データと同一特性の画像データが作成され、これらの画像データにて元の表示用メモリ6内のデータを置換することにより、表示用メモリ6内の画像データのみが液晶表示に好適なガンマ特性に変換されることになる。

0028

ところで、上述の表示用メモリ6内の画像データの更新に要する時間は極く僅かな時間ではあるが、この間に表示用メモリ6内の画像データをLCD14に表示すると一時的にLCD14に記録画用ガンマテーブル12によるCRT表示用のガンマ特性を有する画像データが映出されて、見苦しい画面表示が生じることになる。そこで、この対策として、レリーズボタン15からの起動指令の入力時点から制御回路20がミュート指令信号cをLCD14に入力し、同時に制御回路20は内蔵のタイマにより計時を開始し、液晶用ガンマ変換器7での表示用メモリ6内の画像データのガンマ特性の変換が完了するまでに要するとして予め設定されていた時間が経過した時点でミュート指令信号cの出力を終了するように構成し、更にLCD14では、このミュート指令信号cが供給される間には、表示用メモリ6内の画像データの入力を遮断して所定の黒レベルのデータに置き換えて、この黒レベルのデータを映出することにより、表示用メモリ6内の画像データの表示をせず表示画面全体を黒レベルとして画面をミュートするように構成することにより、ガンマ変換中の見苦しい画面表示は阻止され、LCD14には表示用メモリ6内の画像データが全て液晶用ガンマ特性に変換された後に映出されることになる。

0029

一方、記録画用信号処理回路8からの画像データは、画像記録メモリ9に蓄えられるが、ここに蓄えられる画像データはCRT用のガンマ補正を施した状態のままである。ここで、液晶用信号処理回路5での信号処理に要する時間は、記録画用信号処理回路8での信号処理に要する時間よりも短いので、記録画用信号処理回路8での信号処理中には、表示用メモリ6内の画像データによるモニター表示が継続される。

0030

このように構成することにより、LCD14に表示される画像データと画像記録メモリ9に記録される画像データは、同一画面での撮像信号を基に作成され、しかもLCD14に表示される画像データは液晶表示に適したガンマ補正が施され、画像記録メモリ9に記録される画像データはCRT表示に適したガンマ補正が施されることになる。

0031

そして、画像記録メモリ9に1画面分の画像データが記録されるに要する時間の経過後に制御回路20からの切り換え制御信号S2、S4が変化し、再びスイッチSW2が液晶用ガンマテーブル1の固定接点17a、スイッチSW4が開放状態となって、スイッチSW3のみが閉状態となりガンマ変換器4出力が液晶用信号処理回路5に供給され、再びレリーズボタン15が押圧されるまで、LCD14に撮像画面が逐次モニター表示され、上述の動作が繰り返されることになる。

発明の効果

0032

上述の如く本発明によれば、同一撮像画面であっても、記録画用の画像データにはCRT表示用のガンマ特性を持たせ、液晶表示素子への表示には同一の画像データに対して液晶用のガンマ特性を持たせることで、同一画面の記録画と表示画にそれぞれ適切なガンマ特性を持たせることができ、特に動きのある被写体やストロボを発光した状態での撮影時においても、記録画と表示画とが大きく異なるという欠点が解消される。またガンマ変換時に液晶表示にミュートがかかるので、一時的な見苦しい表示画面の発生を抑えることが可能になる。

図面の簡単な説明

0033

図1本発明の一実施例のブロック図である。
図2従来例のブロック図である。
図3記録画用ガンマテーブルに設定された記録画用のガンマ特性を示す図である。
図4液晶用ガンマテーブルに設定された液晶用のガンマ特性を示す図である。
図5液晶用ガンマ変換器でのガンマテーブルのガンマ特性を示す図である。

--

0034

1CCDイメージャ
4ガンマ変換器
11液晶用ガンマテーブル
12記録画用ガンマテーブル
5 液晶用信号処理回路
8 記録画用信号処理回路
6表示用メモリ
14 LCD
9 記録画用メモリ
7 液晶用ガンマ変換器
10制御回路
13 ストロボ発光器

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