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技術 操作盤

出願人 TOTO株式会社
発明者 原田英次橋田光明金丸宏
出願日 1996年5月30日 (23年1ヶ月経過) 出願番号 1996-136844
公開日 1997年12月12日 (21年7ヶ月経過) 公開番号 1997-319974
状態 未査定
技術分野 可聴可視信号 警報システム
主要キーワード 水位不足 遠隔操作盤 気泡発生機 機器選択キー シーケンス制御プログラム 画面スイッチ 消灯指令 給湯機リモコン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年12月12日)のものです。
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図面 (20)

課題

複数の機器統一リモコンにより統合的に制御し、故障等の内容、対処方法、解消か否かを画像で表示することにより、従来技術の問題点を解決する。

解決手段

状態管理部69は、浴槽機器23から送信された状態信号解読異常発生と判断すると、直前LCDパネル55に表示されていた画像情報識別情報を第2メモリ73に一時保持させる。異常が発生した浴槽機器23の異常・故障表示画像情報を第1メモリ71から選択してLCDパネル55に出力し、表示管理部75を介して異常・故障専用画面として表示する。使用者が異常・故障専用画面を参照して適切な対処をしたことによって浴槽機器23の異常状態が解消されたときは、状態管理部69は第2メモリ73を参照することにより表示管理部75を介してLCDパネル55の表示内容を、浴槽機器23が正常状態のときの画面切替え、操作処理及びシーケンス制御プログラムに従って浴槽機器23の正常運転を実施する。

概要

背景

浴室関連機器の制御システム、特に浴湯の加熱/保温機能を有する給湯機と、浴湯の浄化/保温機能を有する浴湯循環浄化保温装置と、浴湯中気泡を発生させる気泡発生機とを備えた構成の制御システムを例にとり説明する。

従来の浴室関連機器は、各機器毎固有操作盤リモートコントローラ、略してリモコン)を備えている。そのため、図1に示すように、浴槽1に給湯機3、浴湯循環浄化保温装置(図中では「循浄機」と略記する)5、気泡発生機7等の複数の浴室関連機器を設備すると、各機器に固有のリモコン9、11、13(図2参照)を浴室内に設置することとなるので、設備した機器の個数分だけリモコンを設置する必要が生じる。

概要

複数の機器を統一リモコンにより統合的に制御し、故障等の内容、対処方法、解消か否かを画像で表示することにより、従来技術の問題点を解決する。

状態管理部69は、浴槽機器23から送信された状態信号解読異常発生と判断すると、直前LCDパネル55に表示されていた画像情報識別情報を第2メモリ73に一時保持させる。異常が発生した浴槽機器23の異常・故障表示画像情報を第1メモリ71から選択してLCDパネル55に出力し、表示管理部75を介して異常・故障専用画面として表示する。使用者が異常・故障専用画面を参照して適切な対処をしたことによって浴槽機器23の異常状態が解消されたときは、状態管理部69は第2メモリ73を参照することにより表示管理部75を介してLCDパネル55の表示内容を、浴槽機器23が正常状態のときの画面切替え、操作処理及びシーケンス制御プログラムに従って浴槽機器23の正常運転を実施する。

目的

従って本発明の目的は、複数の機器を、単一の遠隔操作盤統一リモートコントローラ、略して統一リモコン)により統合的に制御可能に構成すると共に、異常や故障の原因や内容、対処方法、解消したか否かを画像として表示することによって、上記問題点を解決することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
4件

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請求項1

少なくとも1台の機器制御対象とする操作盤において、与えられた前記機器に関する画像情報を表示する画像情報表示手段と、与えられた前記機器の状態情報に基づき、前記機器の状態を判定する状態判定手段と、前記機器の状態の判定結果に基づき、予め蓄積されている前記機器が正常のときの画像情報と正常でないときの画像情報の中から対応する画像情報を選択して前記画像情報表示手段に出力する表示制御手段と、を備えることを特徴とする操作盤。

請求項2

請求項1記載の操作盤において、前記機器は複数台備えられており、これらの複数機器統合的に制御することを特徴とする操作盤。

請求項3

請求項1記載の操作盤において、前記機器が正常でないときの画像情報には、機器自身補修が不要な異常であることを示す第1の画像情報と、機器自身の補修が必要な故障であることを示す第2の画像情報と、メンテナンス連絡先のみが表示される第3の画像情報とがあり、前記第1の画像情報には、異常内容、異常原因、処置方法に関する事項が機器別、又は機能別に区分して表示され、前記第2の画像情報には、故障である旨、及びメンテナンスの連絡先が表示されることを特徴とする操作盤。

請求項4

請求項3記載の操作盤において、前記第1、第2の画像情報には、前記画像情報表示手段に表示される画像を前記第1、第2の画像情報から前記機器が正常のときの画像情報に切替えるためのキーが表示されることを特徴とする操作盤。

請求項5

請求項1記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記状態判定手段が前記機器の状態を正常でないと判定したとき、前記正常でないときの画像情報を優先的に表示するよう前記画像情報表示手段を制御することを特徴とする操作盤。

請求項6

請求項1記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記機器が正常でないときの画像情報を前記画像情報表示手段に表示した後に、前記状態判定手段から前記機器が正常に復帰した旨の通知を受けたときには、前記画像情報表示手段の表示内容を前記機器が正常のときの画像情報に直ちに切替えることを特徴とする操作盤。

請求項7

請求項1記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記機器が正常でないときの画像情報を前記画像情報表示手段に表示した後に、前記状態判定手段から前記機器が正常に復帰した旨の通知を受けたときには、所定時間結果後に前記画像情報表示手段の表示内容を前記機器が正常のときの画像情報に切替えることを特徴とする操作盤。

請求項8

請求項1記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記機器が正常でないときの画像情報を前記画像情報表示手段に表示した後に、前記状態判定手段から前記機器が正常に復帰した旨の通知を受けたときには、画像情報表示切替指令が与えられることにより前記画像情報表示手段の表示内容を前記機器が正常のときの画像情報に切替えることを特徴とする操作盤。

請求項9

請求項3記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記第1の画像情報を前記画像情報表示手段に表示した後、前記状態判定手段から前記第1の画像情報が示す機器の異常状態所定回数再発したことを示す通知があったときは、前記第1の画像情報に代えて前記第2の画像情報を前記画像情報表示手段に表示させることを特徴とする操作盤。

請求項10

請求項1記載の操作盤において、前記画像情報表示手段を照明するための照明手段を更に備え、前記照明手段は、少なくとも前記画像情報表示手段が前記機器が正常でないときの画像情報を表示している間は駆動されることを特徴とする操作盤。

請求項11

請求項3記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記状態判定手段が前記機器が正常でないと判定したとき、画像情報表示切替え指令が与えられることにより前記画像情報表示手段の表示内容を前記第2の画像情報に切替えることを特徴とする操作盤。

請求項12

請求項3記載の操作盤において、前記表示制御手段は、画像情報表示切替え指令が与えられることにより前記画像情報表示手段の表示内容を、前記機器が正常のときの画像情報から前記第3の画像情報に切替えることを特徴とする操作盤。

請求項13

請求項3記載の操作盤において、前記表示制御手段は、前記画像情報表示手段の表示内容を、前記機器が正常のときの画像情報から前記第1、第2の画像情報に切替えた状態で所定時間経過すると、前記機器が正常のときの画像情報に前記機器が正常でないことを示す表示を付して前記画像情報表示手段に表示することを特徴とする操作盤。

技術分野

0001

本発明は、複数機器の制御システムに用いられる操作盤において、各機器統合的に制御するための機能を備えた操作盤に関するものである。

背景技術

0002

浴室関連機器の制御システム、特に浴湯の加熱/保温機能を有する給湯機と、浴湯の浄化/保温機能を有する浴湯循環浄化保温装置と、浴湯中気泡を発生させる気泡発生機とを備えた構成の制御システムを例にとり説明する。

0003

従来の浴室関連機器は、各機器毎固有の操作盤(リモートコントローラ、略してリモコン)を備えている。そのため、図1に示すように、浴槽1に給湯機3、浴湯循環浄化保温装置(図中では「循浄機」と略記する)5、気泡発生機7等の複数の浴室関連機器を設備すると、各機器に固有のリモコン9、11、13(図2参照)を浴室内に設置することとなるので、設備した機器の個数分だけリモコンを設置する必要が生じる。

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、上記給湯機3〜気泡発生機7に異常や故障が生じると、給湯機リモコン9にあっては、その表示部に異常や故障を示す数値表示が、浴湯循環浄化保温装置リモコン11にあっては、その表示部にチェックサインランプの点滅と異常や故障を示すアルファベット表示が夫々なされる。また、気泡発生機リモコン13にあっては、予め印刷或いは貼付された異常・故障原因表記に対応して備えられる複数個LEDランプ中の該当するLEDランプが点灯するようになっている。このように、多くのリモコンが設置されている上に、異常・故障の表示態様統一されていないので、どの機器に異常・故障が生じたのか使用者にとって分かりにくく、使用者に混乱が生じる虞がある。

0005

しかも、給湯機リモコン9や浴湯循環浄化保温装置リモコン11にあっては、使用者は異常・故障の原因や内容を把握できない。また、上記リモコン13も含めて異常や故障への対処方法が機器の取扱説明書を読まなければ分からないために、使用者にとって異常や故障への対処が煩わしい。また、使用者にとって充分に対処可能な異常であったとしても、異常の内容や原因が不明確であるために、メーカーへの問い合せクレーム等が多くならざるを得ない。

0006

一方、メンテナンスを行なうサービスマンにおいても、異常の内容や原因が不明確であるためにマニュアルを参照しながら対処する必要があり、しかも、サービスマンがマニュアル通りに対処しても、それによって異常や故障が解消されたかどうかは不明である。そのため、異常や故障が解消されたか否かを判断するのに、機器を或る時間継続的に駆動してみて異常や故障が再発したか否かを実際にチェックする作業が必要であるが、機器がどれ位の時間、正常動作すれば異常や故障が解消されたと判断してよいのかも不明であったので、上記時間を多めに設定し勝ちであった。よってメンテナンスに時間が掛かり過ぎ作業性が悪かった。

0007

従って本発明の目的は、複数の機器を、単一の遠隔操作盤統一リモートコントローラ、略して統一リモコン)により統合的に制御可能に構成すると共に、異常や故障の原因や内容、対処方法、解消したか否かを画像として表示することによって、上記問題点を解決することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の第1の側面に従う操作盤は、少なくとも1台の機器を制御対象とするもので、画像情報表示手段と、状態判定手段と、表示制御手段とを備える。画像情報表示手段は、与えられた機器に関する画像情報を表示する。状態判定手段は、与えられた機器の状態情報に基づき、機器の状態を判定する。表示制御手段は、機器の状態の判定結果に基づき、予め蓄積されている機器が正常のときの画像情報と正常でないときの画像情報の中から対応する画像情報を選択して画像情報表示手段に出力する。

0009

本発明の第1の側面に係る好適な実施形態では、機器は複数台備えられており、操作盤は、これらの複数機器を統合的に制御する。ここで、好適な実施形態では、機器が正常でないときの画像情報として、機器自身補修が不要な異常であることを示す第1の画像情報と、機器自身の補修が必要な故障であることを示す第2の画像情報と、メンテナンスの連絡先のみが表示される第3の画像情報とが設定されている。第1の画像情報には、異常内容、異常原因、処置方法に関する事項が機器別、又は機能別に区分して表示され、第2の画像情報には、故障である旨、及びメンテナンスの連絡先が表示される。第1、第2の画像情報には、画像情報表示手段に表示される画像を第1、第2の画像情報から機器が正常のときの画像情報に切替えるためのキーが表示される。

0010

上記構成によれば、機器の状態が正常でないと判定されると、上述した第1の、第2の画像情報が表示されるので、使用者又はサービスマンは、第1の画像情報に表示された異常内容、異常原因、処置方法に関する事項を参照するだけで、事態を正確に把握することができる。また、第2の画像情報を参照することによって、故障が生じたことを把握することができると共に、メンテナンスの連絡先を確認することもできる。機器の正常時の画面への切替えは、第1、第2の画像情報に表示されたキーをONするだけで行なうことができる。

0011

別の好適な実施形態では、表示制御手段は、状態判定手段が機器の状態を正常でないと判定したとき、正常でないときの画像情報を優先的に表示するよう画像情報表示手段を制御する。表示制御手段は、機器が正常でないときの画像情報を画像情報表示手段に表示した後に、状態判定手段から機器が正常に復帰した旨の通知を受けたときには、画像情報表示手段の表示内容を機器が正常のときの画像情報に直ちに切替える。この表示内容の切替えは、状態判定手段から機器が正常に復帰した旨の通知を受けてから所定時間結果後に行なっても良いし、画像情報表示切替指令が与えられることにより行なっても良い。

0012

また、別の好適な実施形態では、表示制御手段は、第1の画像情報を画像情報表示手段に表示した後、状態判定手段から第1の画像情報が示す機器の異常状態所定回数再発したことを示す通知があったときは、第1の画像情報に代えて第2の画像情報を画像情報表示手段に表示させる。

0013

また、別の好適な実施形態では、画像情報表示手段を照明するための照明手段を更に備え、この照明手段を、少なくとも画像情報表示手段が機器が正常でないときの画像情報を表示している間駆動する。これにより、消費電力の節約を図ることができ、且つ、照明手段を長持ちさせることもできる。

0014

また、別の好適な実施形態では、表示制御手段は、状態判定手段が機器が正常でないと判定したとき、画像情報表示切替え指令が与えられることにより画像情報表示手段の表示内容を第2の画像情報に切替える。画像情報表示切替え指令が与えられることにより画像情報表示手段の表示内容を、機器が正常のときの画像情報から第3の画像情報に切替えるようにしても良いし、画像情報表示手段の表示内容を、機器が正常のときの画像情報から第1、第2の画像情報に切替えた状態で所定時間経過すると、機器が正常のときの画像情報に機器が正常でないことを示す表示を付して前記画像情報表示手段に表示することとしても良い。

0015

以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。

0016

図3は、本発明の第1の実施形態に係る複数機器の制御システムの全体構成を示すブロック図である。

0017

上記システムは、浴槽21内への差し湯浴槽湯の追焚を行う給湯機23と、浴槽湯を循環させて浄化し保温する浴湯循環浄化保温装置(図中では「循浄機」と略記する)25と、浴槽21内において気泡を発生させる気泡発生機27とを備える。上記システムは、更に、これら各浴槽機器23〜27と通信及び給電ケーブル30、32、34を介して接続され、各浴槽機器23〜27を統合的に制御する統一リモコン29をも備える。

0018

図4は、上述した統一リモコン29の正面図である。

0019

図4において、統一リモコン29のケーシング前面には、所定の電圧印加されることにより駆動するLCDパネル55が配置されている。また、統一リモコン29のケーシング前面には、LCDパネル55に加えて画面点/消灯キー59と、所定の幾つかの機能を選択するための機能選択キー61と、運転する浴槽機器を選択するための機器選択キー63も配置されている。画面点/消灯キー59〜機器選択キー63は、いずれも機械的な構成のハードキーであり、これらは図5に示すハードキー操作部65を構成している。

0020

上記各部の構成について更に説明すれば、LCDパネル55には、図10図19に例示するような画像情報(例えば、風呂の温度や水位などの状態表示、及び、上記各種選択キー61〜63により選択された機器や機能に関する細かい機能の選択キーなど)が、コントロール部67によって表示される。なお、それら画像情報の詳細については後に説明する。

0021

機能選択キー61、機器選択キー63は具体的には次のようなものである。

0022

機能選択キー61としては、浴湯循環浄化保温装置25の持つ浴槽浄化機能を選択するための浄化キー及びシャワー優先キー、並びに、給湯機23の自動運転機能を選択するための入浴キーがある。

0023

また、機器選択キー63としては、給湯機23の運転/停止を選択する給湯機入/切キー、気泡発生機27の運転/停止を選択するためのブローキー、及び内蔵インターホン(図示せず)を利用するための呼出キーがある。

0024

本実施形態では、各浴槽機器23〜27の運転スイッチ及び主機能スイッチについてはハードキーとして統一リモコン29のケーシング前面に配置し、各浴槽機器23〜27の付加機能スイッチ及び諸設定スイッチについては、表示/消去可能にLCDパネル55に表示されるソフトキーとした。そして、各スイッチの名称については、機器別ではなく機能別に区分けすることにより、操作性を重視使い勝手の向上を図ったものである。なお、統一リモコン29の内部には、図5に示すような機能構成のコントロール部67や、LCDパネル55を照すためのバックライト(図示しない)等が内蔵されている。

0025

図5は、図4の統一リモコン29が備えるコントロール部67の機能構成を示すブロック図である。

0026

このコントロール部67は、浴槽機器の通信回路(以下、「通信回路」と略記する)77を通じて前述した給湯機や浴湯循環浄化保温装置や気泡発生機等の各浴槽機器(以下、纏めて「浴槽機器23」で示す)に接続されているのみならず、ハードキー操作部65、及びLCDパネル55にも接続されている。コントロール部67は、状態管理部69と、第1メモリ71と、第2メモリ73と、表示管理部75とを備える。

0027

表示管理部75は、LCDパネル55及びハードキー操作部65とコントロール部67との間のインタフェースとして機能するもので、状態管理部69を介して第2メモリ73から読み出された表示処理プログラムに従って動作する。

0028

この動作には、そのときの浴槽機器23の接続状態(即ち、給湯機、浴湯循環浄化保温装置、気泡発生機のいずれが接続されているか)に適合した画像情報を選択してLCDパネル55に出力する処理、ハードキー操作部65やLCDパネル55からのキー入力情報受け付け又は受け付けない処理がある。また、受け付けたキー入力情報に基づいてLCDパネル55に表示されている画像情報を変更する処理、及び、受け付けたキー入力情報を状態管理部69に出力する処理等も含まれている。

0029

更には、状態管理部69によって第1メモリ71から読み出された浴槽機器23の異常・故障表示画像情報を、上述した各画像情報に代えてLCDパネル55に出力すると共に、直前表示画像情報を示す識別情報を第2メモリ73に一時的に保持させる処理もある。

0030

第2メモリ73は、上記3種類の浴槽機器23の種々の組合わせに応じた種々の表示処理プログラムを蓄積している。第2メモリ73は、状態管理部69により「接続」と判定された浴槽機器の組合わせに適合した表示処理プログラムが選択されると、そのプログラムを表示管理部75に出力する。

0031

表示処理プログラムとしては、例えば、接続機器が浴湯循環浄化保温装置と気泡発生機であるときに適用する複数機器の組合わせ用プログラムや、接続機器が給湯機と浴湯循環浄化保温装置と気泡発生機であるときに適用する複数機器の組合わせ用プログラム等が挙げられる。各表示処理プログラムは、接続されている浴槽機器の組合せに適合した幾種類かの画像情報や、非接続の浴槽機器に関するキー入力操作を受け付けない機能や、同一キーからの入力情報を接続されている浴槽機器の組合わせに応じて異なる意味に解釈する機能等を含んでいる。

0032

更に、各表示処理プログラムは、状態管理部69によって第1メモリ71から読み出された浴槽機器23の異常・故障表示画像情報を、上述した各画像情報に代えてLCDパネル55に出力する機能をも含んでいる。なお、第2メモリ73は、上記異常・故障表示画像情報がLCDパネル55に出力される直前にLCDパネル55に表示されていた画像情報を示す識別情報を、一時的に保持するための記憶領域を有している。

0033

第1メモリ71は、上記3種類の浴槽機器23の種々の組合わせに応じた種々の操作処理及びシーケンス制御プログラムを蓄積している。第1メモリ71は、状態管理部69により「接続」と判定された浴槽機器の組合わせに適合した操作処理及びシーケンス制御プログラムが選択されると、そのプログラムを状態管理部69に出力する。

0034

操作処理及びシーケンス制御プログラムとしては、例えば、接続機器が浴湯循環浄化保温装置と気泡発生機であるときに適用する複数機器の組合わせ用プログラムや、接続機器が給湯機と浴湯循環浄化保温装置と気泡発生機であるときに適用する複数機器の組合わせ用プログラム等が挙げられる。

0035

第1メモリ71は、更に、上記3種類の浴槽機器23の種々の組合わせに応じた種々の異常・故障表示画像情報を蓄積している。異常・故障表示画像情報としては、例えば図10図19に夫々示すような種々の画像情報が挙げられる。第1メモリ71は、上述した種々の異常・故障表示画像情報の中から状態管理部69により選択された異常・故障表示画像情報を表示管理部75に出力する。なお、各異常・故障表示画像情報及びそれらの表示に関わる処理動作については、後に詳述する。

0036

状態管理部69は、各浴槽機器23の接続/非接続を確認する機能と、接続を確認した浴槽機器23のシーケンス制御を実行する機能と、接続を確認した浴槽機器23の正常/異常や故障の有無等、浴槽機器の状態を確認する機能とを備える。

0037

状態管理部69による上記接続/非接続の確認は、例えば、まず各浴槽機器23に対応する8ビット又は16ビットのシリアルデータを各々独自のプロトコルで通信回路77から各ケーブル(30〜34)を通じて各浴槽機器23に送信する。そして、各浴槽機器23側で各データを受信すると状態管理部69に確認データを送信し、この確認データが返ってくることを状態管理部69側で確認することにより行われる。

0038

本実施形態では、この通信が3回連続して正常に行われた時に「接続」と判定し、一方、9回連続して正常な通信ができなかった時に「非接続」と判定するようにしている。なお、具体的通信方法としては、上記以外にも、各浴槽機器23と状態管理部69との間で、プロトコルはどの浴槽機器も共通としてデータだけ各浴槽機器毎に異ならせる方法、データを共通としてプロトコルを異ならせる方法、或いは、データ及びプロトコルを共通として確認データのみを異ならせる方法等がある。また、各浴槽機器から状態管理部69へ一方的にデータを周期的に送信するようにしておき、このデータを所定時間以上に亘って状態管理部69が受信しなかったときに「非接続」と判断するようにしてもよい。状態管理部69は、上記判定結果に基づいて第1メモリ71、及び第2メモリ73に夫々アクセスする。状態管理部69は、表示管理部75からの要求に応じて第2メモリ73から表示処理プログラムを読み出し、表示管理部75に与える。

0039

状態管理部69は、また、第1メモリ71から組込んだ操作処理及びシーケンス制御プログラムに従って、表示管理部75を介して渡されるキー入力情報(ハードキー操作部65やLCDパネル55のキー操作情報)に基づき、通信回路77を通じて各浴槽機器23のシーケンス制御を実行する。状態管理部69は、更に、接続を確認した浴槽機器の状態判定を行なって「異常」又は「故障」と判定したときに、第1メモリ71に記憶されている種々の異常・故障表示画像情報の中から上記浴槽機器に対応する異常・故障表示画像情報を選択して表示管理部75に出力する。

0040

次に、以上のように構成された統一リモコン29の制御動作を、図6図9フローチャートを参照しながら説明する。

0041

統一リモコン29は、先ず最初に各浴槽機器23の接続を確認すると、これらの浴槽機器23から送信された状態信号(機器の正常/異常や、故障の有無等の状態を表わす信号)を受信し、その状態信号を解読する(ステップS81)。この結果、浴槽機器23に異常が発生していると判断すると(ステップS82)、その直前にLCDパネル55に表示されていた画像情報を示す識別情報を、第2メモリ73に一時的に保持させる(ステップS83)。そして、統一リモコン29が、各浴槽機器23を試験運転することにより各浴槽機器23の動作状態の正常/異常を確認する動作確認機能を備えていないときには(ステップS84)、内蔵しているタイマー(図示しない)を起動する(ステップS85)。

0042

次に、異常が発生した浴槽機器23に対応する異常・故障表示画像情報を選択して、LCDパネル55に異常・故障表示画面として出力し(ステップS86)、この表示画面中にソフトキーとして表示される元画面スイッチがONされたか否かをチェックする(ステップS87)。この元画面スイッチは、LCDパネル55の表示内容を、異常・故障表示画面に切り替る直前の表示画面に復帰させるに際してONされるスイッチである。ステップS87でのチェックの結果、ONされたことを確認するとステップS83で第2メモリ73に一時的に保持させた識別情報を参照することにより、ソフトキーとして表示される異常スイッチを有した元画面へとLCDパネル55の表示内容を切替える(ステップS91)。ステップS87でのチェックの結果、ONされなかったことを確認すると、ステップS85で起動したタイマーのカウント値が異常・故障表示画面の表示時間t1に達したか否かをチェックする(ステップS88)。このチェックの結果、達したと判定すると、上記と同様にLCDパネル55の表示内容を元画面へと切替える(ステップS91)。

0043

そして、この異常スイッチがONされたことを確認するか(ステップS92)、又は異常が発生した浴槽機器23に関連するスイッチ(異常機器関連スイッチ)がONされたことを確認すると(ステップS93)、タイマーをリセットした後(ステップS96)、再びタイマーを起動する(ステップS85)。次に、LCDパネル55の表示内容を元画面から異常・故障表示画面に切替える(ステップS86)。その後、元画面スイッチがONされず(ステップS87)、タイマーのカウント値が上述した表示時間t1に達しない間に(ステップS88)、浴槽機器23の異常状態が解消したことを確認したときには(ステップS89)、タイマーをリセットする(ステップS95)。そして、LCDパネル55の表示内容を、浴槽機器23が正常状態のときに表示される画面(正常画面、即ち、元画面から異常スイッチを消去した画面)に切替え(ステップS97)、上述した操作処理及びシーケンス制御プログラムに従って浴槽機器23の正常運転を実施する(ステップS98、S82)。

0044

なお、ステップS91において、LCDパネル55の表示内容を元画面へと切替えた後に異常スイッチ、及び異常機器関連スイッチがONされず、且つ、異常が解消されなかったときには(ステップS92〜S94)、ステップS92〜S94に示した処理動作を繰り返す。また、ステップS86において、LCDパネル55の表示内容を異常・故障表示画面に切替えた後に元画面スイッチがONされず、タイマーのカウント値が表示時間t1に達せず、且つ、異常が解消されなかったときには(ステップS87〜S89)、ステップS87〜S89に示した処理動作を繰り返す。

0045

次に、ステップS84において、統一リモコン29が上述した動作確認機能を備えているときには、各浴槽機器23の異常発生回数カウントするためのカウンタ(図示しない)を初期化した後(ステップS99)、異常発生回数=1を示すために上記カウンタに+1をセットする(ステップS100)。そして、カウント値Nが予め設定されている異常発生回数N1(特定の浴槽機器に故障が発生したものと見做す異常発生回数)に達したか否かを判定した後(ステップS101)、内蔵しているタイマー(図示しない)を起動する(ステップS102)。次に、異常が発生した浴槽機器23に対応する異常・故障表示画像情報を選択して、LCDパネル55に異常・故障表示画面として出力する。この表示画面中には、異常と判定された浴槽機器23の動作確認を行なうに際してONされる確認スイッチ、及び前述した元画面スイッチがソフトキーとして表示されている(ステップS103)。

0046

次に、元画面スイッチがONされたか否か、又は元画面スイッチのONを確認できないときにステップS102で起動したタイマーのカウント値がt1に達したか否かを夫々チェックする(ステップS104、S105)。ステップS104でのチェックの結果、ONが確認されるか、又は、ステップS105でのチェックの結果、t1に達したことが確認されると、LCDパネル55の表示内容を元画面へと切替える(ステップS106)。そして、元画面の異常スイッチがONされたことを確認するか(ステップS107)、又は異常関連スイッチがONされたことを確認すると(ステップS108)、タイマーをリセットした後(ステップS109)、再びタイマーを起動する(ステップS102)。次に、LCDパネル55の表示内容を元画面から異常・故障表示画面に切替える(ステップS103)。その後、元画面スイッチがONされず(ステップS104)、タイマーのカウント値が上述した表示時間t1に達しない間に(ステップS105)、確認スイッチがONされたと判断すると(ステップS111)、異常機器に関する動作確認を行なっていることを示す動作確認中表示をLCDパネル55に出力する(ステップS112)。この確認スイッチは、通常、使用者が異常・故障表示画面中の処置方法に従って異常に対処し、それにより異常原因が除去されたと判断した後にONされるものである。

0047

確認スイッチがONされると、対象となる浴槽機器23に動作確認のための駆動指令を出力して動作確認を開始し(ステップS113)、浴槽機器23側からの送信内容を解読することによって異常が解消したか否かを判定する(ステップS114、S115)。ここで、上述した処理動作と並行して行なわれた使用者の異常への対処が適切だったために、ステップS82で検出した異常が解消したことを確認すると(ステップS115)、カウンタをリセットする(ステップS116)。そして、対象となる浴槽機器23の動作確認を完了した旨の表示をLCDパネル55に出力する(ステップS117)。次に、ステップS102で起動したタイマーのカウント値が所定の表示時間t2に達したか、又は元画面スイッチがONされたことを確認すると(ステップS118)、タイマーをリセットする(ステップS119)。そして、LCDパネル55の表示内容を、浴槽機器23が正常状態のときに表示される画面(正常画面、即ち、元画面から異常スイッチを消去した画面)に切替え(ステップS97)、浴槽機器23の正常運転を実施する(ステップS98、S82)。

0048

ここで、ステップS106において、LCDパネル55の表示内容を元画面へと切替えた後に異常スイッチ、又は異常機器関連スイッチがONされなかったときは(ステップS107、S108)、ステップS107、S108に示した処理動作を繰り返す。また、ステップS103において、LCDパネル55の表示内容を異常・故障表示画面に切替えた後に元画面スイッチがONされず、タイマーのカウント値が表示時間t1に達せず、且つ、確認スイッチがONされなかったときには、ステップS104、S105、S111に示した処理動作を繰り返す。

0049

次に、ステップS112〜S114で示した処理動作と並行して行なわれた使用者による異常への対処が不適切だったために、解消したはずの異常が再発したことが上記処理動作の後に判明すると(ステップS115)、異常発生回数=2を示すために上記カウンタのカウント値に+1を加算する(ステップS100)。

0050

そして、ステップS101、S102を経て再びLCDパネル55の表示内容を元画面から異常・故障表示画面に切替え(ステップS103)、ステップS104、S105、S111〜S115に至る処理動作を繰り返す。この処理動作の後もステップS82で検出した異常の再発を確認すると異常発生回数=3を示すために上記カウンタのカウント値Nに+1を加算する(ステップS100)。このように、使用者の異常への対処が不適切であったために、上記カウンタに+1が加算された結果、カウント値N=N1に達したことを確認すると(ステップS101)、使用者による異常への対処を強制的に中止させるべく、LCDパネル55にメンテナンスの連絡先を含む故障表示を行なう(ステップS110)。

0051

上述した処理動作を実行することにより、使用者は浴槽機器23の異常・故障の発生の有無が明確に認識できる。

0052

図10は、本発明の第1の実施形態が適用される浴槽機器の正常動作時の画面表示、異常発生時の専用画面表示、及び故障発生時の専用画面表示の一実施例を示した図である。

0053

本実施例では、統一リモコン29には動作確認機能を備えたものが採用されており、図6図9に示した処理手順において、例えば気泡発生機27の異常(フィルター詰り)が検出されると(ステップS82)、ステップS99を経て前述したカウンタのカウント値Nに+1をセットする(ステップS100)。そして、ステップS101、S102を経てステップS103に移行する。つまり、LCDパネル55の表示画面は、正常動作画面121から、異常専用画面137に切り替る。この異常専用画面137は、異常機器名、チェックサイン(異常記号)、異常内容、及び対処方法が表記され、且つ、機器名とチェックサインとが枠で囲まれて確認スイッチとしての機能を果たすようになっている。なお、この確認スイッチは、使用者の注意喚起するために点滅状態におかれる(ステップS103)。

0054

次に、ステップS104、S105を経た後に、使用者が異常専用画面137に表示されている対処方法に従って異常に対処し、その異常への対処後に確認スイッチをONすると(ステップS111)、LCDパネル55の表示画面は、画面137から画面139に切り替る。この画面139には、気泡発生機27の動作確認中であることが表示されている(ステップS112)。気泡発生機27の動作確認は、気泡発生機27を所定時間運転させてポンプ吸込圧が所定吸込圧以下にならないか(フィルター詰りが解消されたか)否かを検知することによって行なわれる(ステップS113〜S115)。

0055

そして、異常が解消したと判定すると(ステップS115)、カウント値Nをリセットし(ステップS116)、LCDパネル55の表示画面を画面139から画面141に切替える(ステップS117)。次に、所定時間(例えば3秒)経過するか元画面スイッチがONされると(ステップS118)、タイマをリセットした後(ステップS119)、LCDパネル55の表示画面を画面141から正常画面121に切替える(ステップS97)。一方、使用者の異常への対処が不適切であった場合には、カウント値Nに+1が加算され(ステップS100)、再度異常専用画面137が表示される。そして、使用者の異常への対処が不適切であった(フィルター詰りが解消されなかった)ために、異常(フィルター詰り)が解消されないまま、上記異常の再発回数が所定回数N1に達すると、メンテナンスの連絡先を含む故障表示画面143が画面137に代えてLCDパネル55に表示される(ステップS110)。

0056

図11は、本発明の第1の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示、及び異常(故障)発生時の専用画面の第1の変形例を示した図である。

0057

本変形例では、図6図9に示した処理手順において、例えば気泡発生機27の異常(故障)が検出された後に(ステップS82)、図4のブロースイッチ63が操作されると、LCDパネル55の表示画面は、図11の正常動作画面121から図11の異常専用画面123に切り替るようになっている。ここで、異常専用画面123には、異常(故障)の機器名として『気泡発生機27』が、異常(故障)内容として『水位不足』が、処置方法として『水位表示ベルまで表示すべき旨』が夫々表示項目として設定されており、更に、チェックサインや元画面スイッチ等も表示項目として設定されている。よって、使用者は、LCDパネル55の表示内容を読取ることによって、気泡発生機27の状態や、対処方法を容易に理解することができ、比較的短時間で適切に対処することが可能である。

0058

図12は、図11の異常(故障)発生時の専用画面の第2の変形例を示した図である。

0059

本変形例では、図6図9に示した処理手順において、例えば気泡発生機27の異常(故障)が検出された後に(ステップS82)、図4のブロースイッチ63が操作されると、LCDパネル55の表示画面は、異常専用画面125に自動的に切り替るようになっている。本変形例では、異常(故障)内容としての『水位不足』が図示のようにイラストで表示される点と、チェックサインがない点で図11の第1の変形例と相違する。本変形例においても、第1の変形例と同様な効果を奏し得る。

0060

図13は、図11の異常(故障)発生時の専用画面の第3の変形例を示した図である。

0061

本変形例では、図13に示すように異常(故障)内容の表示や、処置方法の表示を機器別に区分した画面127を、異常専用画面として用いることとしたものである。元画面スイッチの表示が設けられている点については第1、第2の変形例と同様であり、また、チェックサインが設けられている点については第1の変形例と同様である。

0062

本変形例では、異常専用画面127が、異常(故障)内容の表示や処置方法の表示等を機器別に区分された構成となっているので、給湯機23、浴湯循環浄化保温装置25、気泡発生機27が異常(故障)を併発した場合にも対処することができる。

0063

図14は、図11の異常(故障)発生時の専用画面の第4の変形例を示した図であり、図15は、図11の異常(故障)発生時の専用画面の第5の変形例を示した図である。

0064

図14に示した異常専用画面129は、異常(故障)内容の表示や処置方法の表示等を機能別に区分した点に特徴を有し、また、図15に示した異常専用画面131は、異常(故障)内容の表示や処置方法の表示等を機能別及び機器別に併記した点に特徴を有する。

0065

上述した第1〜第5の変形例によれば、浴槽機器に異常又は故障が生じたときに、異常(故障)内容や処置方法等を示した異常専用画面がLCDパネル55に表示されるので、使用者が異常・故障の内容や原因を明確に把握することができる。また、機器の取扱説明書等を読まなくても異常・故障に迅速に対処できる。よって、使用者でも容易に対応できるような異常や故障についてまでも、メーカーに問い合せるような事態を減少させることができる。

0066

図16は、本発明の第1の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示の第2の変形例、及び異常(故障)発生時の専用画面の第6の変形例を示した図である。

0067

本変形例では、図6図9に示した処理手順において、例えば浴湯循環浄化保温装置25の異常(故障)が検出されると(ステップS82)、LCDパネル55の表示画面は、図16の正常動作画面121から図16の異常専用画面133に優先的に切り替るようになっている。一方、異常専用画面133がLCDパネル55に表示された状態で、上記異常(故障)が解消されたときには、LCDパネル55の表示内容は、異常専用画面133から正常動作画面121に自動的に切り替るようになっている。ここで、異常専用画面133には、異常(故障)の機器名として『浴湯循環浄化保温装置25』が、異常(故障)内容として『殺菌ランプ寿命がきた』旨が、処置方法として『殺菌ランプを交換すべき旨』が夫々表示項目として設定されており、更に、チェックサインや元画面スイッチ等も表示項目として設定されている。よって、使用者は、LCDパネル55の表示内容を読取ることによって、浴湯循環浄化保温装置25の状態や、対処方法を容易に理解することができ、比較的短時間で適切に対処することが可能である。

0068

図17は、本発明の第1の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示の第3の変形例、及び異常(故障)発生時の専用画面の第7の変形例を示した図である。

0069

本変形例では、図6図9に示した処理手順において、例えば浴湯循環浄化保温装置25の異常(故障)が検出されると(ステップS82)、LCDパネル55の表示画面が正常動作画面121から異常スイッチが表示された画面122に自動的に切り替る。そして、使用者が異常スイッチをONすることによって上述した異常(故障)の機器名、異常(故障)内容、処置方法、チェックサイン、及び元画面スイッチ等が表示された異常専用画面133に切り替る。更に、LCDパネル55の表示内容は、上記異常(故障)が解消されると、その時点で或いは所定時間経過後に、異常専用画面133から正常動作画面121に自動的に切り替るようになっている。なお、自動切替えではなく、使用者が異常専用画面133中の元画面スイッチをONしたときに切り替るようにしても良い。気泡発生機27の駆動状態を示すブローバス動作画面135と異常専用画面133との間の表示切替えに際しても上記と同様である。更に、浴槽機器に異常(使用者が対処可能)が発生したときは、LCDパネル55の表示画面が正常動作画面121から画面122に自動的に切り替り、機器が故障(使用者が対処不能)したときは、正常動作画面121から異常専用画面133に優先的に切り替るようにしたり、或いはその逆にすることも可能である。

0070

本変形例によれば、浴槽機器に生じた異常や故障を使用者が明確に認識することができ、また、各機器毎に異常(故障)専用画面を設けることとしたので、表示の自由度が増し、より多くの情報の表示が可能である。

0071

図18は、本発明の第2の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示、及び故障発生時の専用画面(故障画面)を示した図である。

0072

本実施形態では、図6図9に示した処理手順において、例えば給湯機23の故障が検出されると(ステップS82)、LCDパネル55の表示画面は、メイン画面120から、連絡先としてメンテナンス会社の名称や電話番号表示等を有する故障画面145に優先的に切り替るようになっている。即ち、本変形例では、使用者において充分に対処が可能な異常が発生した場合には、上記故障画面145は表示されない。これは、使用者が対処可能な異常については極力、使用者側で対処してもらうこととし、軽微な異常にまでメンテナンス会社の手を煩わさないようにするためである。

0073

図19は、本発明の第2の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示、及びメンテナンスの連絡先表示画面の変形例を示した図である。

0074

本変形例では、浴槽機器23に異常(故障)が発生したか否かとは無関係に、使用者がメンテナンスの連絡先を知りたいとき、LCDパネル55に表示されているメイン画面120のメンテスイッチをONすることによりメンテナンスの連絡先表示画面147がメイン画面120に代って表示されるようになっている。

0075

図20、及び図21は、本発明の第3の実施形態に係るLCDパネル55の表示態様の変化を示した図である。

0076

図20において、各浴槽機器23が夫々正常状態で運転されており、且つ、統一リモコン29に内蔵されているバックライト(図示しない)を点灯するための画面点灯指令が画面点/消灯キー59より与えられていないときは、LCDパネル55には図20(B)で示すようなメイン画面が表示されている。しかし、バックライトが消灯しているために、メイン画面は図20(A)で示すように可視状態では表示されない。この状態から画面点/消灯キー59より画面点灯指令が与えられると、バックライトが点灯し、LCDパネル55には図20(B)で示すように、メイン画面が可視状態で表示されることとなる。この状態で、浴槽機器23に異常(又は故障)が発生すると、バックライトの点灯が継続したまま、LCDパネル55の表示内容はメイン画面から図20(C)で示す異常(故障)画面に自動的に切替えられる。ここで、使用者又は専門のサービスマンによって浴槽機器23の異常(又は故障)が解消されると、バックライトの点灯を継続したまま、LCDパネル55の表示画面は異常(又は故障)画面から図20(B)で示したメイン画面に自動的に切替えられる。

0077

LCDパネル55が図20(A)で示したバックライトの消灯状態にあるときに、浴槽機器23に異常(又は故障)が発生すると、バックライトが点灯されると共に、LCDパネル55の表示内容はメイン画面から図20(C)で示した異常(故障)画面に自動的に切替えられる。ここで、浴槽機器23の異常(又は故障)が解消するか、所定の時間が経過した場合には、表示画面は異常(又は故障)画面から図20(B)で示したメイン画面に自動的に切替えられると共に、バックライトが消灯し、LCDパネル55は図20(A)で示したメイン画面の不可視状態に復帰する。なお、図20(B)で示したメイン画面の可視状態から不可視状態への移行は、画面点/消灯キー59より与えられる画面消灯指令によって行なわれる。

0078

上述した図20(A)、図20(B)、及び図20(C)で夫々示すLCDパネル55の表示状態間の関係は、図21を参照することによって更に明確になる。

0079

本実施形態によれば、浴槽機器23に異常(又は故障)が発生したとき、及び使用者が表示内容を確認したいとき以外は、バックライトは消灯状態にあるので、無駄な電力消費を節約でき、また、バックライトを長持ちさせることができる。

0080

なお、上述した実施形態以外にも、本発明は種々の態様で実施することができる。例えば、浴槽関連機器の制御だけでなく、オーディオ・ビジュアル関連機器の制御など、種々の機器の制御に本発明は適用できる。そして、統一リモコンと被制御機器との間の通信は、有線に限らず無線でもよく、また、双方向通信に限らず一方向通信であってもよい。但し、統一リモコンから機器への一方向通信の場合は、統一リモコンはその機器が使用可能か否かを判断するために、通常の通信とは異なる手段を用いる必要がある。例えば、その機器に起動指令を送って、その機器が発する運転音(オーディオ・ビジュアル関連機器であれば出力音声)を検出して判断するといった機能が必要となる。

発明の効果

0081

以上説明したように、本発明によれば、複数の機器を、統一リモコンにより統合的に制御可能に構成すると共に、異常や故障の原因や内容、対処方法、解消したか否かを画像として表示することによって、従来技術における種々の問題点を解決することができる。

図面の簡単な説明

0082

図1従来の浴室関連機器の制御システムのブロック図。
図2従来の浴室関連機器の制御システムのリモコンを示した図。
図3本発明の第1の実施形態に係る浴室関連機器の制御システムのブロック図。
図4第1の実施形態の統一リモコンの正面図。
図5統一リモコンが備えるコントロール部の機能構成のブロック図。
図6統一リモコンの制御動作を示すフローチャート。
図7統一リモコンの制御動作を示すフローチャート。
図8統一リモコンの制御動作を示すフローチャート。
図9統一リモコンの制御動作を示すフローチャート。
図10第1の実施形態が適用される浴槽機器の正常動作時の画面表示、異常発生時の専用画面表示、及び故障発生時の専用画面表示の一実施例を示した図。
図11第1の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示、及び異常(故障)発生時の専用画面の第1の変形例を示した図。
図12図11の異常(故障)発生時の専用画面の第2の変形例を示した図。
図13図11の異常(故障)発生時の専用画面の第3の変形例を示した図。
図14図11の異常(故障)発生時の専用画面の第4の変形例を示した図。
図15図11の異常(故障)発生時の専用画面の第5の変形例を示した図。
図16第1の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示の第2の変形例、及び異常(故障)発生時の専用画面の第6の変形例を示した図。
図17第1の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示の第3の変形例、及び異常(故障)発生時の専用画面の第7の変形例を示した図。
図18第2の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示と故障発生時の専用画面(故障画面)とを示した図。
図19第2の実施形態に係る浴槽機器の正常動作時の画面表示、及びメンテナンスの連絡先表示画面の変形例を示した図。
図20第3の実施形態に係るLCDパネルの表示態様の変化を示した説明図。
図21第3の実施形態に係るLCDパネルの表示態様の変化を示したブロック図。

--

0083

21浴槽
23給湯機
25浴湯循環浄化保温装置
27気泡発生機
29統一リモコン
55LCDパネル
59画面点/消灯キー
61機能選択キー
63機器選択キー
65ハードキー操作部
67コントロール部
69状態管理部
71 第1メモリ
73 第2メモリ
75表示管理部
77 通信回路

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