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技術 送風ノズル装置

出願人 サムエンジニアリング株式会社
発明者 高野勇
出願日 1996年5月29日 (24年5ヶ月経過) 出願番号 1996-159007
公開日 1997年12月9日 (22年11ヶ月経過) 公開番号 1997-317694
状態 特許登録済
技術分野 非容積形ポンプのケーシング 整流装置 非容積形ポンプの構造 ダクトの構成
主要キーワード 台形壁 先端側位置 先端側領域 送風ノズル 熱風供給口 送風室 円錐面状 熱処理室内
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年12月9日)のものです。
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図面 (9)

課題

熱風噴出口からウェブの表面に対して垂直に吹き付けることができる、簡単な構造をもちメンテナンスが容易な送風ノズル装置を提供する。

解決手段

内部に送風ファン5を備えた送風室1と、送風口2と、送風ダクト3からなる。送風ダクトは、送風口の上壁6からのびる第2の上壁8と、送風口の底壁7からのび第2の上壁に接続する第2の底壁9と、送風口の側壁からそれぞれのび、第2の上壁および底壁に接続する第2の側壁からなる。第2の底壁は送風口の上壁に対して平行にのびる領域を有し、この領域において部分的に屈曲し多数の凹部10を形成する。凹部は、その開口縁前端側領域から後方に、送風ダクトの内部に向かって、開口縁によって囲まれた平面に対して鋭角αをなしてのびる傾斜した平坦な壁部分を有し、この壁部分に噴射口13が形成される。

概要

背景

従来のこの種の熱処理装置においては、熱処理室が備えられ、熱処理室内にはウェブ搬送路が設けられ、そして、熱処理室の内部であって、搬送路の上下には、送風ノズル装置が配置されている。そして、ウェブが、熱処理室内を搬送路に沿って搬送されるとともに、送風ノズル装置から熱風が吹き付けられることによって、ウェブが熱処理を施されるようになっている。

この熱処理装置において使用される送風ノズル装置は、図7に示したように、送風室30と、送風室30に接続された送風口31と、送風口31に接続された送風ダクト32を有している。送風室30は、両端が閉じられた円筒形状を有し、その側壁に、全長にわたってのびる所定幅切欠33が形成され、内部に同軸送風ファン34が配置されている。送風口31は、切欠33の一方の側縁から、切欠の全長にわたって、両端面の円周の接線方向にのびる第1の上壁35と、切欠33の他方の側縁から、切欠の全長にわたって、第1の上壁35に平行にのびる第1の底壁36と、切欠33の両端縁からそれぞれのび、第1の上壁35および第1の底壁36に接続する第1の側壁とからなっている。

送風ダクト32は、送風口の第1の上壁35の先端縁から下向きに傾斜してのびる第2の上壁37と、第2の上壁37の先端縁および送風口の第1の底壁36の先端縁に接続する第2の底壁38と、送風口の側壁の先端縁からそれぞれのび、第2の上壁37および第2の底壁38に接続する側壁とからなっている。第2の底壁38は、また、第1の底壁36に直角にのびる第1の部分38aと、第1の部分38aから送風口31の第1の上壁35に平行にのびる第2の部分38bと、第2の部分38bから直角に第2の上壁37までのびる第3の部分38cからなっている。さらに、送風ダクトの第2の底壁38の第2の部分38bには、多数の噴出口39が、互いに間隔をあけて形成され、適当に配列されている。

この送風ノズル装置は、送風ダクト32が、搬送されるウェブの幅方向に沿ってのび、かつ第2の底壁38の第2の部分38bがウェブの表面に平行になるように配置される。そして、送風室30に供給された高温空気が、送風ファン34によって送風口31および送風ダクト32を通じて送られ、噴出口19から熱風が吹き出すようになっている。この場合、熱風は噴出口19から装置の先端に向けて斜め下方に、搬送されるウェブの表面に対して斜めに吹き出す。ところが、搬送されるウェブがこの斜め方向の熱風を受けると、蛇行するおそれがあり、しかも、斜め方向に吹き出す熱風はウェブを均一に加熱することができないので、熱処理の効果に悪影響を及ぼしてしまう。

そこで、熱風が噴出口19から真下に、ウェブの表面に対して垂直に吹き出すようにするため、図8に示したように、送風ダクト32の内部であって、その底壁38の上方に、多数の同一の垂直板40を、送風ダクトの長さ方向に一定間隔をあけて互いに平行に配置した送風ノズル装置が従来より知られている。なお、図8において、図7と同一の構成要素には同一番号を付し、説明を省略する。しかし、この構成によれば、垂直板40の間の間隙中に埃等が詰まった時には、送風ノズル装置を分解しなければならず、装置のメンテナンスが面倒であり、また、構造が複雑であり、製造コストがかかるという欠点を有している。

概要

熱風を噴出口からウェブの表面に対して垂直に吹き付けることができる、簡単な構造をもちメンテナンスが容易な送風ノズル装置を提供する。

内部に送風ファン5を備えた送風室1と、送風口2と、送風ダクト3からなる。送風ダクトは、送風口の上壁6からのびる第2の上壁8と、送風口の底壁7からのび第2の上壁に接続する第2の底壁9と、送風口の側壁からそれぞれのび、第2の上壁および底壁に接続する第2の側壁からなる。第2の底壁は送風口の上壁に対して平行にのびる領域を有し、この領域において部分的に屈曲し多数の凹部10を形成する。凹部は、その開口縁前端側領域から後方に、送風ダクトの内部に向かって、開口縁によって囲まれた平面に対して鋭角αをなしてのびる傾斜した平坦な壁部分を有し、この壁部分に噴射口13が形成される。

目的

したがって、本発明の課題は、熱風を噴出口からウェブの表面に対して垂直に吹き付けることができる、簡単な構造をもちメンテナンスが容易な送風ノズル装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

送風室内に配置された送風ファンによって発生した空気流を、前記送風室に設けられた送風口から、前記送風口に接続された送風ダクトに供給し、前記送風ダクトに設けられた噴出口から噴出せしめるようにした送風ノズル装置であって、前記送風室は、両端が閉じられた円筒形状を有し、内部に同軸に送風ファンが配置され、側壁には、全長にわたってのびる所定幅切欠が形成されており、前記送風口は、前記切欠の一方の側縁から、前記切欠の全長にわたって、前記送風室の両端面の円周の接線方向にのびる第1の上壁と、前記切欠の他方の側縁から、前記切欠の全長にわたって、前記第1の上壁に平行にのびる第1の底壁と、前記切欠の両端縁からそれぞれのび、前記第1の上壁および前記第1の底壁に接続する第1の側壁から形成されており、前記送風ダクトは、前記第1の上壁の先端縁から前方にのびる第2の上壁と、前記第1の底壁の先端縁から前方にのび前記第2の上壁の先端縁に接続する第2の底壁と、前記第1の側壁の先端縁からそれぞれ前方にのび、前記第2の上壁および前記第2の底壁に接続する第2の側壁から形成されており、前記送風ダクトの第2の底壁は、前記送風口の第1の上壁に対して平行にのびる領域を有し、この領域において部分的に屈曲し多数の凹部または凸部を形成しており、前記凹部は、その開口縁先端側領域から後方に、前記送風ダクトの内部に向かって、前記開口縁によって囲まれた平面に対して一定の鋭角をなしてのびる傾斜した平坦な壁部分を有し、前記凸部は、その周縁後端側領域から前方に、前記送風ダクトの外部に向かって、前記周縁によって囲まれた平面に対して一定の鋭角をなしてのびる傾斜した平坦な壁部分を有しており、前記凹部および前記凸部のそれぞれの前記傾斜した平坦な壁部分には、噴出口が形成されていることを特徴とする送風ノズル装置。

技術分野

0001

本発明は、熱処理室内を搬送される布帛フィルム等のウェブに対して熱風を吹き付け、ウェブに熱処理を施す熱処理装置に取り付けて使用される送風ノズル装置の改良に関するものである。

背景技術

0002

従来のこの種の熱処理装置においては、熱処理室が備えられ、熱処理室内にはウェブの搬送路が設けられ、そして、熱処理室の内部であって、搬送路の上下には、送風ノズル装置が配置されている。そして、ウェブが、熱処理室内を搬送路に沿って搬送されるとともに、送風ノズル装置から熱風が吹き付けられることによって、ウェブが熱処理を施されるようになっている。

0003

この熱処理装置において使用される送風ノズル装置は、図7に示したように、送風室30と、送風室30に接続された送風口31と、送風口31に接続された送風ダクト32を有している。送風室30は、両端が閉じられた円筒形状を有し、その側壁に、全長にわたってのびる所定幅切欠33が形成され、内部に同軸送風ファン34が配置されている。送風口31は、切欠33の一方の側縁から、切欠の全長にわたって、両端面の円周の接線方向にのびる第1の上壁35と、切欠33の他方の側縁から、切欠の全長にわたって、第1の上壁35に平行にのびる第1の底壁36と、切欠33の両端縁からそれぞれのび、第1の上壁35および第1の底壁36に接続する第1の側壁とからなっている。

0004

送風ダクト32は、送風口の第1の上壁35の先端縁から下向きに傾斜してのびる第2の上壁37と、第2の上壁37の先端縁および送風口の第1の底壁36の先端縁に接続する第2の底壁38と、送風口の側壁の先端縁からそれぞれのび、第2の上壁37および第2の底壁38に接続する側壁とからなっている。第2の底壁38は、また、第1の底壁36に直角にのびる第1の部分38aと、第1の部分38aから送風口31の第1の上壁35に平行にのびる第2の部分38bと、第2の部分38bから直角に第2の上壁37までのびる第3の部分38cからなっている。さらに、送風ダクトの第2の底壁38の第2の部分38bには、多数の噴出口39が、互いに間隔をあけて形成され、適当に配列されている。

0005

この送風ノズル装置は、送風ダクト32が、搬送されるウェブの幅方向に沿ってのび、かつ第2の底壁38の第2の部分38bがウェブの表面に平行になるように配置される。そして、送風室30に供給された高温空気が、送風ファン34によって送風口31および送風ダクト32を通じて送られ、噴出口19から熱風が吹き出すようになっている。この場合、熱風は噴出口19から装置の先端に向けて斜め下方に、搬送されるウェブの表面に対して斜めに吹き出す。ところが、搬送されるウェブがこの斜め方向の熱風を受けると、蛇行するおそれがあり、しかも、斜め方向に吹き出す熱風はウェブを均一に加熱することができないので、熱処理の効果に悪影響を及ぼしてしまう。

0006

そこで、熱風が噴出口19から真下に、ウェブの表面に対して垂直に吹き出すようにするため、図8に示したように、送風ダクト32の内部であって、その底壁38の上方に、多数の同一の垂直板40を、送風ダクトの長さ方向に一定間隔をあけて互いに平行に配置した送風ノズル装置が従来より知られている。なお、図8において、図7と同一の構成要素には同一番号を付し、説明を省略する。しかし、この構成によれば、垂直板40の間の間隙中に埃等が詰まった時には、送風ノズル装置を分解しなければならず、装置のメンテナンスが面倒であり、また、構造が複雑であり、製造コストがかかるという欠点を有している。

発明が解決しようとする課題

0007

したがって、本発明の課題は、熱風を噴出口からウェブの表面に対して垂直に吹き付けることができる、簡単な構造をもちメンテナンスが容易な送風ノズル装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するため、本発明によれば、送風室内に配置された送風ファンによって発生した空気流を、前記送風室に設けられた送風口から、前記送風口に接続された送風ダクトに供給し、前記送風ダクトに設けられた噴出口から噴出せしめるようにした送風ノズル装置であって、前記送風室は、両端が閉じられた円筒形状を有し、内部に同軸に送風ファンが配置され、側壁には、全長にわたってのびる所定幅の切欠が形成されており、前記送風口は、前記切欠の一方の側縁から、前記切欠の全長にわたって、前記送風室の両端面の円周の接線方向にのびる第1の上壁と、前記切欠の他方の側縁から、前記切欠の全長にわたって、前記第1の上壁に平行にのびる第1の底壁と、前記切欠の両端縁からそれぞれのび、前記第1の上壁および前記第1の底壁に接続する第1の側壁から形成されており、前記送風ダクトは、前記第1の上壁の先端縁から前方にのびる第2の上壁と、前記第1の底壁の先端縁から前方にのび前記第2の上壁の先端縁に接続する第2の底壁と、前記第1の側壁の先端縁からそれぞれ前方にのび、前記第2の上壁および前記第2の底壁に接続する第2の側壁から形成されており、前記送風ダクトの第2の底壁は、前記送風口の第1の上壁に対して平行にのびる領域を有し、この領域において部分的に屈曲し多数の凹部または凸部を形成しており、前記凹部は、その開口縁先端側領域から後方に、前記送風ダクトの内部に向かって、前記開口縁によって囲まれた平面に対して一定の鋭角をなしてのびる傾斜した壁部分を有し、前記凸部は、その周縁後端側領域から前方に、前記送風ダクトの外部に向かって、前記周縁によって囲まれた平面に対して一定の鋭角をなしてのびる傾斜した壁部分を有しており、前記凹部または前記凸部の前記傾斜した壁部分には、前記噴出口が形成されていることを特徴とする送風ノズル装置が構成される。

0009

かかる構成において、送風ダクトの凹部または凸部の傾斜した壁部分に形成される噴出口は、どのような形状であってもよいが、円形または四角形または楕円形または送風ダクトの長さ方向にのびるスリットの形状を有していることが好ましい。また、好ましくは、凹部の傾斜した壁部分は、凹部の開口縁の先端側領域から後方に、送風ダクトの内部に向かって、開口縁によって囲まれた平面に対して5°〜20°の角度をなしてのび、凸部の傾斜した壁部分は、凸部の周縁の後端側領域から前方に、送風ダクトの外部に向かって、周縁によって囲まれた平面に対して5°〜20°の角度をなしてのびている。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例について説明する。図1は、本発明の1実施例の縦断面図である。図1に示したように、本発明による送風ノズル装置は、送風室1と、送風室1に接続された送風口2と、送風口2に接続された送風ダクト3を有している。

0011

送風室1は、両端が閉じられた円筒形状を有し、その側壁に、全長にわたってのびる所定幅の切欠4が形成され、内部に同軸に送風ファン5が配置されている。図示はしないが、送風室1には、熱風供給口が設けられている。送風口2は、切欠4の一方の側縁から、切欠の全長にわたって、両端面の円周の接線方向にのびる第1の上壁6と、切欠4の他方の側縁から、切欠の全長にわたって、第1の上壁6に平行にのびる第1の底壁7と、切欠4の両端縁からそれぞれのび、第1の上壁6および第1の底壁7に接続する垂直な第1の側壁からなっている。

0012

送風ダクト3は、第1の上壁6の先端縁から下向きに傾斜してのびる第2の上壁8と、第1の底壁7の先端縁からのび第2の上壁8の先端縁に接続する第2の底壁9と、第1の側壁の先端縁からそれぞれのび、第2の上壁8および第2の底壁9に接続する第2の側壁からなっている。

0013

この実施例では、送風ダクト3の第2の底壁9は、送風口2の第1の底壁7の先端縁から直角下向きにのびる第1の部分9aと、第1の部分9aから送風口2の第1の上壁6に平行にのびる第2の部分9bと、第2の部分9bから直角上向きに第2の上壁8の先端縁までのびる第3の部分9cからなっており、よって、送風ダクト3の第2の側壁は、それぞれ台形の形状を有している。

0014

第2の底壁9は、第2の部分9bにおいて、部分的に屈曲し、多数の凹部10を形成している。図2は、図1の実施例の底面側から見た平面図である。図2に示したように、この実施例では、凹部10は、送風ダクト3の長さ方向に沿って2列に配置され、かつ、一方の列に属する凹部と他方の列に属する凹部とが、送風ダクト3の幅方向に重なり合わないように配置されている。なお、各凹部の配置は、これに限定されるものではない。

0015

図1および図2に示したように、各凹部10は、円形の開口を有し、その開口縁の先端側位置から後方に、送風ダクト3の内部に向かって、開口縁によって囲まれた平面に対してα=5°〜20°の角度をなしてのびる傾斜した平坦な円形壁部分11と、凹部の開口縁の残りの領域からこの壁部分11の周縁までのびる先細円錐面状表面をもつ壁部分12とからなっている。そして、この傾斜した平坦な円形壁部分11には、円形または楕円形または四角形または送風ダクト3の長さ方向にのびるスリットの形状を有する噴出口13が形成されている。なお、噴出口13は、これら以外の形状であってもよい。

0016

本発明による送風ノズル装置は、布帛やフィルム等のウェブに熱処理を施す熱処理装置に取り付けて使用される。熱処理装置は、熱処理室内を備え、熱処理室内には、ウェブの搬送路が設けられている。そして、熱処理室の内部であって、搬送路の上下に、本発明による送風ノズル装置が配置される。

0017

送風ノズル装置は、送風ダクト3が、搬送されるウェブの幅方向に沿ってのび、かつ第2の底壁9の第2の部分9bがウェブの表面に平行になるように配置される。そして、ウェブが、熱処理室内を搬送路に沿って搬送されるとともに、熱風供給口から送風室1に供給された高温空気が、送風ファン5によって送風口2および送風ダクト3を通じて送られ、噴出口13から熱風が、ウェブに対して吹き付けられる。

0018

この場合、熱風は、噴出口13からウェブの表面に対して垂直に吹き付けられる。したがって、ウェブの搬送中の蛇行を防止することができ、また、ウェブの表面全体を均一に加熱することができる。その結果、ウェブの熱処理を効率良く行うことが可能になる。しかも、本発明によれば、送風ノズル装置は簡単な構造を有しているので、メンテナンスも容易に行える。

0019

図3は、凹部の別の例を示す図2に類似した平面図である。図3に示した例では、各凹部14は、四角形の開口を有し、1組の対辺が、第2の底壁の第2の部分9bの側縁に平行になるように配置されている。凹部14は、その先端側の開口端縁から後方に、送風ダクト3の内部に向かって、開口縁によって囲まれた平面に対してα=5°〜20°の角度をなしてのびる傾斜した平坦な台形壁部分15と、この壁部分15の先端縁から壁部分15に直角に後端側の開口端縁まで傾斜してのびる第2の平坦な台形壁部分16と、開口側縁および2つの台形の壁部分15、16の側縁に接続する傾斜した平坦な直角三角形壁部分17から形成されている。そして、傾斜した平坦な台形壁部分15には、円形または楕円形または四角形または送風ダクト3の長さ方向にのびるスリットの形状を有する噴出口18が形成されている。この例の場合にも、図2の場合と同様の効果が得られることは言うまでもない。

0020

図4は、図1の実施例の変形例を示す縦断面図である。この実施例は、図1の実施例と、送風ダクトの上部構造相違するのみである。よって、図4において、図1と同一の構成要素については同一番号を付して説明を省略する。図4の実施例によれば、送風ダクト3’の第2の上壁8’は、送風口2の第1の上壁6によって形成される面内にのびており、送風ダクト3’は、実質上直方体形状の内部空間を有している。この変形例の場合にも、図1の実施例の場合と同様の効果が得られる。

0021

図5は、本発明の別の実施例の縦断面図である。図5の実施例は、送風ダクト3の第2の底壁9が、第2の部分9bにおいて、部分的に屈曲し、多数の凸部を形成するようにした点が、図1の実施例と相違しているだけである。よって、図3において、図1と同一の構成要素については同一番号を付し、説明を省略する。

0022

図5の実施例において、凸部19は、周縁が円形に形成されており、その周縁の後端側位置から、前方に、送風ダクト3の外部に向かって、周縁によって囲まれた平面に対してα=5°〜20°の角度をなしてのびる傾斜した平坦な円形壁部分20と、凸部19の周縁の残りの領域から円形壁部分20の周縁までのびる先細の円錐面状表面をもつ壁部分21とからなっている。そして、傾斜した平坦な円形壁部分20には、例えば、円形または楕円形または四角形または送風ダクト3の長さ方向にのびるスリットの形状を有する噴出口22が形成されている。この実施例の場合にも、図1の実施例の場合と同様の効果が得られる。

0023

図6は、図5の実施例の変形例を示した縦断面図である。この実施例は、図5の実施例と、送風ダクトの上部構造が相違するのみである。よって、図6において、図5と同一の構成要素については同一番号を付して説明を省略する。図6の実施例によれば、送風ダクト3’の第2の上壁8’は、送風口2の第1の上壁6によって形成される面内にのびており、送風ダクト3’は、実質上直方体形状の内部空間を有している。この変形例の場合にも、図1の実施例の場合と同様の効果が得られる。

0024

以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の構成は、これらの実施例に限定されるものではない。例えば、凹部または凸部の形状は、実施例のものに限定されるものではなく、凹部は、その開口縁の先端側領域から後方に、送風ダクトの内部に向かって、開口縁によって囲まれた平面に対して一定の鋭角をなしてのびる傾斜した平坦な壁部分を有し、凸部は、その周縁の後端側領域から前方に、送風ダクトの外部に向かって、周縁によって囲まれた平面に対して一定の鋭角をなしてのびる傾斜した平坦な壁部分を有しており、凹部および凸部のそれぞれの傾斜した平坦な壁部分に噴出口が形成されるようになっていれば、どのような形状であってもよい。また、第2の底壁の第2の部分に、凹部と凸部が混じり合って形成されるようにしてもよい。

発明の効果

0025

以上のように、本発明によれば、ウェブの熱処理装置において、熱風をウェブの表面に対して垂直に吹き付けることができるので、ウェブの搬送中の蛇行を防止することができ、また、ウェブの表面全体を均一に加熱することができる。その結果、ウェブの熱処理を非常に効率良く行うことが可能になる。しかも、本発明によれば、送風ノズル装置は、簡単な構造を有し、低コストでの製造が可能となり、装置のメンテナンスも容易に行えるようになる。

図面の簡単な説明

0026

図1本発明の1実施例の縦断面図である。
図2図1の実施例の底面側から見た平面図である。
図3図1の凹部の別の構成を示す、図2に類似した平面図である。
図4図1の実施例の変形例を示す縦断面図である。
図5本発明の別の実施例の縦断面図である。
図6図5の実施例の変形例を示す縦断面図である。
図7従来例を示す縦断面図である。
図8別の従来例を示す縦断面図である。

--

0027

1送風室
2送風口
3送風ダクト
4切欠
5送風ファン
6 第1の上壁
7 第1の底壁
8 第2の上壁
9 第2の底壁
10、14 凹部
11、15 傾斜した平坦な壁部分
13、18噴出口
19 凸部
20 傾斜した平坦な壁部分
22 噴出口

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