図面 (/)

技術 遊技機、及び遊技設備

出願人 株式会社ソフイア
発明者 井置定男
出願日 1996年5月29日 (24年11ヶ月経過) 出願番号 1996-135419
公開日 1997年12月9日 (23年5ヶ月経過) 公開番号 1997-313725
状態 未査定
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等) 自動販売機等の制御,補助装置
主要キーワード 計数演算 データ指定信号 画像駆動信号 オン操作信号 店内照明 カード関連情報 LED信号 排出系統
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年12月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

この発明は、変造カードによる不正行為の監視機能を備えるとともに、カード操作部の使い勝手を損ねることなく、係員が不正行為の監視を容易に行なえる構成の遊技機、及び遊技設備を提供することである。

解決手段

パチンコ遊技機100の中継基盤90には、遊技カードに関する信号とカード操作部108の操作に関する信号とをパチンコ遊技機100の外部に出力する、インターフェース回路91、信号変換回路92、及び第7コネクタ90gが設けられている。この中継基盤90からの信号などに基づいてパチンコ遊技機100の外部、例えば、呼出装置200で不正行為の監視処理を行なうとともに、その情報表示装置201に遊技カード関連情報を表示する構成とすることで、変造カードによる不正行為を摘発し、また、該不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールして変造カードの使用を未然に抑止する。

概要

背景

従来より、遊技店内に配設された各島設備には、パチンコ遊技機などの遊技機複数台ずつ並設され、各遊技機間には玉貸し装置(ハンバーガー)が設置されている。

パチンコ遊技機において遊技を開始する際には、先ず、玉貸し装置に現金投入し、その玉貸し装置から、投入した金額に応じて排出される貸し球をパチンコ遊技機の上受け皿に供給した後、遊技を開始する。

最近、この玉貸し装置に替わり、カードリーダーライタカード読取り書込み装置)を有するカードユニットカード式玉貸し装置)がパチンコ遊技機の側部に配設され、該カードユニットに有価価値情報が記憶された遊技カード(パッキーカード)が挿入されると、この遊技カードの記憶情報(有価価値情報)に基づいて上受け皿に貸し球を排出し、遊技を可能とするカード式パチンコ遊技機CR機)が増えてきている。

このようなカード式パチンコ遊技機においては、例えば、上受け皿の周辺に、上記カードユニットに接続された、カード残度表示器、玉貸しスイッチ、カード返却スイッチ、カード有効表示器などからなるカード操作部が設けられており、カードユニットに遊技カードが挿入されると、この遊技カードに記憶される有価価値情報(貸し球残度)が読み取られてカード残度表示器に表示されるとともに、その遊技カードが使用可能(有効)であればカード有効表示器が点灯されるようになっていた。

また、玉貸しスイッチのオン操作に基づいてパチンコ遊技機の排出装置貸出要求信号が送信されて、該排出装置から所定個数の貸し球が排出され、上受け皿に供給されるようになっていた。加えて、カード返却スイッチのオン操作に基づいてカードユニットにカード返却信号が送信されて、該カードユニットから遊技カードが排出されるようになっていた。

一方、パチンコ遊技機が配設された島設備の上方部には、各パチンコ遊技機に対応させて呼出装置島設備装置ともいう)が設置されている。

この呼出装置には、遊技中にトラブルが発生した場合や球箱が必要になった場合などに係員呼び出すための呼出スイッチが設けられており、この呼出スイッチがオン操作されると、呼出装置に備わる装飾ランプLEDが点灯し、係員に対する呼出報知が行われるようになっていた。

また最近の呼出装置の中には、液晶表示装置などからなる情報表示器を備え、対応するパチンコ遊技機の遊技データや、営業時間情報定休日情報、特別景品情報などの遊技店情報を該情報表示器に表示するものもある。

概要

この発明は、変造カードによる不正行為の監視機能を備えるとともに、カード操作部の使い勝手を損ねることなく、係員が不正行為の監視を容易に行なえる構成の遊技機、及び遊技設備を提供することである。

パチンコ遊技機100の中継基盤90には、遊技カードに関する信号とカード操作部108の操作に関する信号とをパチンコ遊技機100の外部に出力する、インターフェース回路91、信号変換回路92、及び第7コネクタ90gが設けられている。この中継基盤90からの信号などに基づいてパチンコ遊技機100の外部、例えば、呼出装置200で不正行為の監視処理を行なうとともに、その情報表示装置201に遊技カード関連情報を表示する構成とすることで、変造カードによる不正行為を摘発し、また、該不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールして変造カードの使用を未然に抑止する。

目的

この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、変造カードによる不正行為の監視機能を備えるとともに、カード操作部の使い勝手を損ねることなく、係員が不正行為の監視を容易に行なえる構成の遊技機、及び遊技設備を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
5件
牽制数
6件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報遊技媒体に変換する変換手段と、前記有価価値記憶媒体に関連した操作を行う操作手段と、を備えた遊技機において、前記有価価値記憶媒体に関連する有価価値記憶媒体関連情報と前記操作手段の操作に応じた操作信号とを遊技機外部に出力する外部出力手段を備えたことを特徴とする遊技機。

請求項2

前記操作手段において行なわれる操作には、前記変換手段により前記有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報を遊技媒体に変換させることを指示する操作と、前記有価価値記憶媒体の返却を指示する操作とが含まれていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。

請求項3

請求項1又は2記載の遊技機の外部出力手段に遊技機外部の報知手段が接続され、前記報知手段は、前記有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報の報知及びこの有価価値情報の遊技媒体への変換の有効有無に関する報知を行うことを特徴とする遊技設備

請求項4

島設備に対して請求項1又は2記載の遊技機が複数単位で設置されるとともにそれら各遊技機に対応して、情報表示器を有する島設備装置が設置され、前記各島設備装置には対応する遊技機の外部出力手段が接続され、この外部出力手段から前記有価価値記憶媒体関連情報及び前記操作信号が入力されるとともに、該遊技機の少なくとも遊技状態に関連した信号が入力され、これらの入力信号又は入力情報に基づいて前記情報表示器に前記有価価値記憶媒体に関連する情報表示が行なわれることを特徴とする遊技設備。

技術分野

0001

この発明は、有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報に基づいて遊技が可能とされる遊技機、及び遊技設備に関する。

背景技術

0002

従来より、遊技店内に配設された各島設備には、パチンコ遊技機などの遊技機が複数台ずつ並設され、各遊技機間には玉貸し装置(ハンバーガー)が設置されている。

0003

パチンコ遊技機において遊技を開始する際には、先ず、玉貸し装置に現金投入し、その玉貸し装置から、投入した金額に応じて排出される貸し球をパチンコ遊技機の上受け皿に供給した後、遊技を開始する。

0004

最近、この玉貸し装置に替わり、カードリーダーライタカード読取り書込み装置)を有するカードユニットカード式玉貸し装置)がパチンコ遊技機の側部に配設され、該カードユニットに有価価値情報が記憶された遊技カード(パッキーカード)が挿入されると、この遊技カードの記憶情報(有価価値情報)に基づいて上受け皿に貸し球を排出し、遊技を可能とするカード式パチンコ遊技機CR機)が増えてきている。

0005

このようなカード式パチンコ遊技機においては、例えば、上受け皿の周辺に、上記カードユニットに接続された、カード残度表示器、玉貸しスイッチ、カード返却スイッチ、カード有効表示器などからなるカード操作部が設けられており、カードユニットに遊技カードが挿入されると、この遊技カードに記憶される有価価値情報(貸し球残度)が読み取られてカード残度表示器に表示されるとともに、その遊技カードが使用可能(有効)であればカード有効表示器が点灯されるようになっていた。

0006

また、玉貸しスイッチのオン操作に基づいてパチンコ遊技機の排出装置貸出要求信号が送信されて、該排出装置から所定個数の貸し球が排出され、上受け皿に供給されるようになっていた。加えて、カード返却スイッチのオン操作に基づいてカードユニットにカード返却信号が送信されて、該カードユニットから遊技カードが排出されるようになっていた。

0007

一方、パチンコ遊技機が配設された島設備の上方部には、各パチンコ遊技機に対応させて呼出装置島設備装置ともいう)が設置されている。

0008

この呼出装置には、遊技中にトラブルが発生した場合や球箱が必要になった場合などに係員呼び出すための呼出スイッチが設けられており、この呼出スイッチがオン操作されると、呼出装置に備わる装飾ランプLEDが点灯し、係員に対する呼出報知が行われるようになっていた。

0009

また最近の呼出装置の中には、液晶表示装置などからなる情報表示器を備え、対応するパチンコ遊技機の遊技データや、営業時間情報定休日情報、特別景品情報などの遊技店情報を該情報表示器に表示するものもある。

発明が解決しようとする課題

0010

最近、カード式パチンコ遊技機(CR機)において、遊技カード(磁気カード)の記憶情報を不正に書き換え変造カードを使用する不正行為が多くなってきている。

0011

このような変造カードを用いた不正行為においては、変造カードによって不当に貸し球を得て遊技を行なうことも考えられるが、それでは確実に所定の景品が得られないため、実際にはほとんど遊技を行なわず、遊技球貸出し操作を連続して行なって多数の遊技球を排出させ、景品交換することが多い。

0012

最近では、遊技店の係員に発見され難くするために、特別遊技(大当たり)中、或いは確率変動中などの、多数の獲得球が得られる状態において遊技球の連続貸出し操作を行ない多数の遊技球を不当に排出させるといった不正行為の手口も見受けられる。

0013

また、変造カードの中には、遊技球の貸出し操作を行っても、その貸し残度が減らないように変造されているものも有るといわれている。

0014

しかしながら、従来のパチンコ遊技機においては、上受け皿の周辺に、カード残度表示器、玉貸しスイッチ、カード返却スイッチ、カード有効表示器などからなるカード操作部が設けられていたことから、カード操作部における操作内容や貸し球残度表示などが遊技者当人にしかわからず、変造カードによる不正行為が行なわれ易いという問題点があった。また、このような配置構成であったことから遊技店側で不正行為の監視を行なうことが非常に困難であった。

0015

なお、このような不正行為の監視を行ない易くするには、カード操作部を上受け皿の周辺でなくもっと見やすい場所に変更すればよいが、そのような配置構成とした場合、カード操作部における操作がやり難く、使い勝手が悪いという問題があった。

0016

この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、変造カードによる不正行為の監視機能を備えるとともに、カード操作部の使い勝手を損ねることなく、係員が不正行為の監視を容易に行なえる構成の遊技機、及び遊技設備を提供することである。

課題を解決するための手段

0017

上記課題を達成するために、請求項1記載の遊技機は、有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報を遊技媒体に変換する変換手段と、前記有価価値記憶媒体に関連した操作を行う操作手段と、を備えた遊技機において、前記有価価値記憶媒体に関連する有価価値記憶媒体関連情報と前記操作手段の操作に応じた操作信号とを遊技機外部に出力する外部出力手段を備えたことを特徴としている。

0018

この請求項1記載の発明によれば、特に、有価価値記憶媒体に関連する有価価値記憶媒体関連情報と操作手段の操作に応じた操作信号とを遊技機外部に出力する外部出力手段を遊技機に備えることで、前記外部出力手段からの情報又は信号に基づいて遊技機外部で変造カードによる不正行為の監視を行なうことができ、従来、その配置構成上監視することが困難であったカード操作部における操作内容やその貸し球残度表示などを係員が正確に把握することができる。

0019

ここで、有価価値記憶媒体とは、磁気記憶媒体光磁気記憶媒体、或いは半導体記憶媒体などであり、例えば、磁気カードやICカード(IntegratedCircuitCard )などである。遊技媒体とは、例えば、パチンコ遊技機における遊技球やスロットマシーンにおけるコインなどである。遊技機には、パチンコ遊技機、パチコン機、アレンジボール遊技機及び雀球遊技機などの弾球遊技機パチスロ、スロットマシーンなどが含まれる。外部出力手段とは、例えば、中継基盤90の、インターフェース回路91、信号変換回路92、及び第7コネクタ90gなどである。

0020

請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、前記操作手段において行なわれる操作には、前記変換手段により前記有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報を遊技媒体に変換させることを指示する操作と、前記有価価値記憶媒体の返却を指示する操作とが含まれていることを特徴としている。

0021

この請求項2記載の発明によれば、特に、操作手段において行なわれる操作に、変換手段により有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報を遊技媒体に変換させることを指示する操作と、前記有価価値記憶媒体の返却を指示する操作とが含まれていることにより、前記外部出力手段からの情報又は信号に基づいて遊技機外部で変造カードによる不正行為の監視を行なう際に、不正行為である遊技球の連続貸出し操作や、不審なカード返却操作を確実に発見することが可能となる。

0022

請求項3記載の遊技設備は、請求項1又は2記載の遊技機の外部出力手段に遊技機外部の報知手段が接続され、前記報知手段は、前記有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報の報知及びこの有価価値情報の遊技媒体への変換の有効有無に関する報知を行うことを特徴としている。

0023

この請求項3記載の発明によれば、特に、遊技機外部の報知手段によって有価価値記憶媒体に記憶された有価価値情報の報知及びこの有価価値情報の遊技媒体への変換の有効有無に関する報知が行なわれるので、遊技機外部の報知手段によって遊技カードの貸し球残度及び該貸し球残度の有効有無などが報知(例えば、表示、音声出力など)されることとなって、貸し残度が減らない変造カードの使用を含め、変造カードによる不正行為を確実に発見することが可能となる。

0024

また、上記報知手段による情報報知の対象を係員だけでなく遊技店内の遊技者にまで拡大すれば、当遊技店で変造カードによる不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールすることができ、変造カードの使用を未然に防止する効果がある。

0025

ここで、報知手段には、液晶表示装置、陰極線管表示装置などからなる表示装置や、音声データによって情報を報知する音声出力装置などが含まれる。また、遊技設備には、複数の遊技機を管理する集中管理装置、複数の遊技機が設置される島設備、この島設備に設置される複数の遊技機を管理する島管理装置、各遊技機に対応して設置される島設備装置などが含まれる。

0026

請求項4記載の遊技設備は、島設備に対して請求項1又は2記載の遊技機が複数単位で設置されるとともにそれら各遊技機に対応して、情報表示器を有する島設備装置が設置され、前記各島設備装置には対応する遊技機の外部出力手段が接続され、この外部出力手段から前記有価価値記憶媒体関連情報及び前記操作信号が入力されるとともに、該遊技機の少なくとも遊技状態に関連した信号が入力され、これらの入力信号又は入力情報に基づいて前記情報表示器に前記有価価値記憶媒体に関連する情報表示が行なわれることを特徴としている。

0027

この請求項4記載の発明によれば、特に、各島設備装置には対応する遊技機の外部出力手段から有価価値記憶媒体関連情報及び操作信号が入力されるとともに、該遊技機の少なくとも遊技状態に関連した信号が入力され、これらの入力信号又は入力情報に基づいてその情報表示器に有価価値記憶媒体に関連する情報表示が行なわれるので、島設備において遊技機に対応させて配置された島設備装置の情報表示器に、遊技カードの貸し球残度や遊技球の貸出し操作などに関する情報が表示されることとなって、従来、その配置構成上監視することが困難であったカード操作部における操作内容やその貸し球残度表示などを係員が容易に把握することが可能となる。また、このような表示を島設備装置の情報表示器で行なうことにより、目立つ位置であることから当遊技店で変造カードによる不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールすることができ、変造カードの使用を未然に防止する効果がある。

0028

また、対応する遊技機から入力される遊技状態に関連した信号に基づいて、遊技機の遊技状態を考慮して不正行為の監視を行なう制御構成としたことで、特別遊技(大当たり)中や確率変動中、或いは持ち玉遊技中などにおける不当な遊技球の連続貸出し操作をも発見することが可能となる。

0029

さらには、島設備装置側に変造カードによる不正行為の監視機能を備えたことで、新台入換え(島設備に設置される遊技機の交換)などに際し、新たに設置された遊技機に対しても即座に該監視機能が対応可能である。

0030

ここで、情報表示器とは、液晶表示装置、陰極線管表示装置、多数の発光素子からなるドット表示装置などである。遊技状態に関連した信号には、例えば、対応する遊技機から入力される、大当たり信号、大当たり図柄信号確変大当たり信号、特図始動入賞信号、特図スタート信号リーチ1信号、リーチ2信号、リーチ3信号、特図確変信号、大入賞開放信号カウント信号、継続入賞信号、普図当たり信号、普図始動入賞信号、普図スタート信号、普図確変信号、普電開放信号、普図時短信号、確率設定値信号などの遊技状態情報信号や、打ち込み玉信号賞球信号、玉貸し信号、補給信号など遊技球情報信号が含まれる。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下、この発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。

0032

図1には、この発明の実施の形態に係わるパチンコ遊技機、及び遊技設備を含む遊技運営システムの各構成要素の部分斜視図を示す。

0033

同図に示す遊技運営システム900は、集中管理装置400、島設備800、及びカード発行機850により構成されている。

0034

集中管理装置400は、遊技運営を含む全体の管理を行なうものであり、制御装置コンピュータ)400a、データ記憶装置400b、端末装置400c、印刷装置400dなどから構成されている。また、図示を省略するが、集中管理装置400は後述する景品管理装置500、店内放送演出装置600、及び玉計数装置700と接続されている。

0035

島設備800には、パチンコ遊技機100が並設され、その上方部には、各パチンコ遊技機100に対応させて呼出装置200(島設備装置ともいう)が設置されている。また、島設備800では、各パチンコ遊技機100に隣接させて台間玉貸し機と呼ばれるカード処理装置150が設置されている。

0036

カード発行機850は、遊技店内に複数設置され、投入金額に応じた貸し球残度(有価価値情報)の記憶された遊技カードを発行する装置である。

0037

これらの集中管理装置400、島設備800に設置された各呼出装置200、及びカード発行機850は、ローカルエリアネットワーク(LAN:Local AreaNetwork)を構成しており、相互にデータ交信を行なえるようになっている。

0038

図2は、この発明の実施の形態に係わるパチンコ遊技機、及び遊技設備を含む遊技運営システムの全体構成を示すブロック図である。

0039

同図に示す遊技運営システム900は、島設備800に設置された、パチンコ遊技機100、カード処理装置150、及び呼出装置200と、集中管理装置400、景品管理装置500、店内放送・演出装置600、玉計数装置700、及びカード発行機850とにより構成されている。

0040

パチンコ遊技機100は制御回路として役物制御回路20A、排出発射制御回路60Aなどを備え、また集中管理装置400は、制御装置(コンピュータ)400a、データ記憶装置400b、端末装置400c、印刷装置400d、及びインターフェース回路400eなどから構成されている。

0041

パチンコ遊技機100の役物制御回路20Aは、遊技系統に関する各種制御を行ない、また排出発射制御回路60Aは、貸し玉賞球の排出、パチンコ遊技機100上部の玉貯留タンク(図示省略)への予備玉補給要求、遊技領域に打ち込む遊技球や排出される遊技球の制御などを行なう。

0042

パチンコ遊技機100は、遊技店内に設けられた各島設備800に複数並設されており、そのそれぞれに対応して設置された呼出装置200を介して集中管理装置400に接続されている。また各呼出装置200、カード発行機850、及び集中管理装置400は、ローカルエリアネットワーク(LAN)を構成しており、相互にデータ交信を行なえるようになっている。

0043

集中管理装置400は、パチンコ遊技機100、呼出装置200、景品管理装置500、店内放送・演出装置600、玉計数装置700、及びカード発行機850との間でデータ交信を行って、遊技運営を含む全体の管理を行なうものである。

0044

この集中管理装置400では、各呼出装置200、及びカード発行機850から送信されたデータをインターフェース回路400eを介して制御装置(コンピュータ)400aに取り込み、制御装置400aでは該データに基づいて各種遊技データや遊技カード発行数データなどを算出し、データ記憶装置400bに記憶する。

0045

また、端末装置400cは、集中管理装置400における処理内容の変更、新たな処理の追加などを指示する装置であり、印刷装置400eは、端末装置400cから印刷指示された情報をデータ記憶装置400bから読み出して、所定用紙プリントアウトする装置である。

0046

景品管理装置500は、遊技者の獲得賞球数に応じた度数景品交換カード読み取り処理や、景品交換カードの度数に応じた景品交換処理を行なう装置である。店内放送・演出装置600は、店内に流れる音楽店内情報(例えば、大当たり(特別遊技)発生情報、特別景品情報、営業時間情報、休日情報など)の放送や、店内照明などの制御を行なう装置である。玉計数装置700は、遊技者が獲得した玉を計数し、景品カードレシート)を発行するための装置である。

0047

なお、この遊技運営システム900は、図2破線で示すように各島設備800毎に島管理装置300を設けて、島単位で集中管理装置400とのデータ交信を行なう構成であってもよい。

0048

図3は島設備に設置されるパチンコ遊技機、及び台間玉貸し機の正面側斜視図、図4遊技盤の部分正面図である。

0049

図3に示すように、このパチンコ遊技機100の前側上半部には、ガラス板102fを保持するガラス枠102が片開き形式開閉操作可能に取り付けられ、ガラス板102fの奧側には可変表示装置4(特別図柄可変表示部4a)を備えた遊技盤1が設置されている。ガラス枠102上部(枠装飾部)にはパイロットランプ102a及びガラス枠開閉ランプ102dが、左右(枠装飾部)にはガラス枠ランプ102b,102cが、左側上部には球無し状態(例えば、打ち止め状態)を知らせる完了ランプ102e及び賞球排出や貸し球排出を知らせる排出ランプ102fが、それぞれ設置されている。また、そのガラス枠102上方の左右位置にはスピーカー106a,106bが設置されている。

0050

一方、このパチンコ遊技機100の前側下半部には、発射部に遊技球を供給する上受け皿105、遊技カードに記憶された貸し球残度(有価価値情報)に基づいて遊技球の貸出操作などを行うためのカード操作部108、上受け皿105に収容しきれない遊技球を収容する下受け皿107、遊技領域に向けて遊技球の発射操作を行うための発射ハンドル104aなどが設置されている。

0051

また、パチンコ遊技機100の隣には、遊技カードを差し込むカード挿入口151及びカードリーダライタなどを有するカード処理装置150が並設されている。

0052

なお、カード操作部108は、上受け皿105の上部中央に設けられ、該カード操作部108には、残度表示器108a、玉貸しスイッチ108b、返却スイッチ108c、及びカード有効表示器108dが配設されている。

0053

残度表示器108aは、例えば、3桁の7セグメント型LED(Light Emitting Diode)などによって構成されており、遊技カードに記憶された貸し球残度を表示する。

0054

玉貸しスイッチ108bは、カード挿排口151に挿入された遊技カードの貸し球残度(有価価値情報)に基づいて、遊技球の貸出操作を行うためのスイッチであり、また返却スイッチ108cは、カード挿排口151に挿入された遊技カードを返却するためのスイッチである。

0055

カード有効表示器108dは、カード挿排口151に挿入された遊技カードに対して、玉貸しスイッチが有効である場合に点灯するLEDである。

0056

このパチンコ遊技機100は、いわゆる第1種のもので、図4に示すように遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域3には、特別図柄(特図)の可変表示装置4、特別変動入賞装置5、普図始動ゲート6,6、普通図柄(普図)の可変表示器7、一般入賞装置8,8,8…、特図始動口を兼ねた普通変動入賞装置9、風車と呼ばれる方向変換部材10,10,…、装飾ランプ11,11…、装飾LED12,12…などが設置されている。遊技領域3の最下端部中央にはアウト球回収するためのアウト穴13が設けられている。

0057

特別図柄の可変表示装置4は、例えば、液晶表示装置などによって構成される可変表示部4aを備え、この可変表示部4aで複数の識別情報(例えば、数字文字、図形、絵、記号など)が変動表示される可変表示遊技が行われるようになっている。また、特図の可変表示装置4の上側には特図始動記憶表示器4b,4b、…が配設されている。

0058

普通図柄の可変表示器7は、例えば、1桁の7セグメント型LEDなどによって構成されており、その近傍に普図始動記憶表示器7a,7a,…が配設されている。

0059

普通変動入賞装置9は、左右一対開閉部材9a,9aを備えている。これら左右一対の開閉部材9a,9aは、常時は遊技球1個分受け入れうる間隔を開けた状態に閉じているが、普通図柄可変表示器7の普図可変表示遊技の結果如何によって、逆「ハ」の字状に開いて(図中、2点鎖線で示す。)遊技球を受け入れやすい状態に変化されるようになっている。

0060

特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えている。開閉扉5aは常時は閉じているが、特別図柄可変表示装置4による特図の可変表示遊技の結果如何によって、開閉扉5aの上端側が手前側倒れる方向に回動されてサイクル的開放されるようになっている。

0061

図5は、島設備においてパチンコ遊技機の上方に設置される呼出装置の正面図である。

0062

呼出装置200は、島設備800において各パチンコ遊技機100に対応させてその上方に設置され、情報表示装置201、呼出スイッチ202、操作ボタン203〜207、装飾ランプ208a〜208c、スピーカー209a,209b、及びリモコン受信部222などを備えている。

0063

情報表示装置201は、例えば、液晶表示器などからなる表示部を備え、その周りに操作ボタン203〜207が配設されている。この情報表示装置201には、後述する各種情報データ(例えば、本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機の遊技データや、遊技上の個人データ、或いは各種ランキングデータや、遊技店情報など)が表示されるようになっており、操作ボタン203〜207をオン操作することによってその表示内容切替え、個人データの生成指示個人情報氏名データ)の入力などが行なえるようになっている。

0064

また、この情報表示装置201には、後述する遊技カード関連情報(例えば、カード残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)が、上記各種情報表示と画像合成されて表示されるようになっている。

0065

呼出スイッチ202は、球詰まりなどの異常発生時に係員を呼び出すためのスイッチである。

0066

装飾ランプ208a〜208cは、呼出スイッチ202のオン操作によって点灯し、それにより遊技者が係員を呼び出せるようになっている。また、この装飾ランプ208a〜208cは、パチンコ遊技機100の遊技状態に応じた装飾照明イルミネーション)を行なう。

0067

スピーカー209a,209bは、パチンコ遊技機100の遊技状態に応じたステレオ報知音を発生させる。

0068

リモコン受信部222は、情報表示装置201の上方近傍に形成された光入射窓の内側にフォトトランジスタを設けてなり、図示しないリモコン装置から呼出装置200の前面部に向けて送信される光信号を受信できるようになっている。

0069

次に、パチンコ遊技機100及び呼出装置200について詳しく説明する。

0070

まず、パチンコ遊技機100について説明する。

0071

図6には、パチンコ遊技機の背面図(裏面図)を示す。

0072

このパチンコ遊技機100の裏側上半部には、後述する、役物制御回路20Aからの各種遊技状態情報信号、及び排出発射制御回路60Aからの各種遊技球情報信号を呼出装置200に送信する外部情報端子32(図8参照)、パチンコ遊技機に駆動電源(例えば、AC24V)を取り込むための電源コード80Aなどを備えたターミナル基盤80、背面部に表示制御装置40(表示制御回路40A)を搭載し、特図の可変表示装置4の背面側を覆う背面カバー50などが設置されている。

0073

なお、役物制御回路20Aからの各種遊技状態情報信号、及び排出発射制御回路60Aからの各種遊技球情報信号を呼出装置200に送信するにあたり、役物制御回路20Aと排出発射制御回路60Aに、それぞれ外部情報端子を備えた構成としてもよい。この場合、例えば、役物制御回路20Aの外部情報端子は遊技盤1の裏側面に配設される。

0074

一方、このパチンコ遊技機100の裏側下半部には、遊技球の排出及び発射に関する制御を行う排出発射制御装置60(排出発射制御回路60A)、役物制御装置20(役物制御回路20A)、中継基盤90及び発射ユニット104などが設置されている。

0075

上記発射ユニット104の近傍には、発射関連装置として球送り装置120(図4参照)が設置され、該球送り装置120に備わる球送りソレノイド120aの作用によって遊技球を上受け皿105の発射流路から発射部に1球ずつ装填するようになっている。

0076

なお、排出発射制御装置60の背面側には、発射ハンドル104aの操作により遊技球を遊技領域3に発射する際の基準発射強度微調整する発射微調整ツマミ60a、遊技者が発射ハンドル104aを握った時のタッチ感度を調整するタッチ感度調整ツマミ60b、及び遊技球の排出制御処理リセットする排出リセットスイッチ60cが設けられている。

0077

また、中継基盤90の背面側には、スピーカー音量ツマミ90hと第1〜第5コネクタ90a〜90eが設けられ、加えて、該中継基盤90の前面側には、第6及び第7コネクタ90f,90gが設けられている。

0078

そして、カード操作部108、球送り装置120、カード処理装置150、呼出装置200、及び枠装飾部102の各枠装飾部材が中継基盤90を介して役物制御装置20(役物制御回路20A)や排出発射制御装置60(排出発射制御回路60A)に接続されている。

0079

次に、図7は、中継基盤を中心として排出発射制御回路、カード操作部、呼出装置、カード処理装置、球送り装置、役物制御回路及び各枠装飾部材との間で交信される信号線電源供給線などの配線関係を詳しく示すブロック図である。

0080

同図において中継基盤90には、第1コネクタ90aを介してカード処理装置150が、第2コネクタ90bを介して排出発射制御回路60Aが、第3コネクタ90cを介して役物制御回路20Aが、第4コネクタ90dを介して枠装飾部102の各枠装飾部材(パイロットランプ102a、ガラス枠開閉ランプ102d、左右のガラス枠開閉ランプ102b,102c、左右のスピーカー106a,106b、完了ランプ102e及びガラス枠スイッチ102e)が、第5コネクタ90eを介してカード操作部108が、第6コネクタ90fを介して球送り装置120が、第7コネクタ90gを介して呼出装置200が、それぞれ接続されている。

0081

この中継基盤90において、第3コネクタ90cと第4コネクタ90dとの間には、パチンコ遊技機100の左右のスピーカー106a,106bの音量を調整するスピーカー音量ツマミ90hが設けられており、また第1コネクタ90a及び第5コネクタ90eと第7コネクタ90gとの間には、インターフェース回路91及び信号変換回路92が設けられている。

0082

インターフェース回路91は、フォトカプラ等によって構成され、第1コネクタ90a及び第5コネクタ90eを介してカード操作部108とカード処理装置150との間で送受信される遊技カード関連信号(セグメント信号×7、コモン信号×3、玉貸可能LED信号貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)をアイソレーションして取り出し、信号変換回路92に出力する。

0083

信号変換回路92は、インターフェース回路91から入力される遊技カード関連信号について、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号及びカード返却スイッチ信号をそのまま第7コネクタ90gを介して呼出装置200に出力するとともに、貸し球残度(3桁の数字)を表すセグメント信号をシリアルデータに変換し、第7コネクタ90gを介して順次、呼出装置200に出力する。

0084

なお、貸し球残度(3桁の数字)を表すダイナミックデータは、スタティックデータに変換してからシリアルデータに変換して送信される。

0085

また、上記信号変換回路92を設けずに、インターフェース回路91において取り出した遊技カード関連信号(セグメント信号×7、コモン信号×3、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)を、そのまま第7コネクタ90gを介して呼出装置200に出力する構成としてもよい。

0086

カード操作部108では、玉貸しスイッチ108bや返却スイッチ108cがオン操作されると貸出スイッチ信号、またはカード返却スイッチ信号を中継基盤90の第5コネクタ90e及び第1コネクタ90aを介してカード処理装置150に出力する。

0087

また、カード操作部108では、カード処理装置150から第1コネクタ90a及び第5コネクタ90eを介して入力される遊技カード関連信号(セグメント信号×7、コモン信号×3、及び玉貸可能LED信号など)に基づいて、残度表示器108aに貸し球残度を表示したり、カード有効表示器108dの点灯制御を行うようになっている。

0088

排出発射制御回路60Aは、制御装置(CPU)61、インターフェース回路62、及び入出力回路63などにより構成されている。

0089

制御装置(CPU:Central Processing Unit )61は、図示しないROMに格納される各種制御プログラムに従ってパチンコ遊技機100の排出系統、発射系統及び枠系統の制御を行う中央演算処理装置である。

0090

インターフェース回路62は、フォトカプラ62a及びフォトカプラ62bからなり、両フォトカプラ62a,62bは、中継基盤90に設けられた第2コネクタ90bに接続されている。

0091

フォトカプラ62aは、制御装置(CPU)61からの貸出完了信号及び台RADY信号を中継基盤90の第2コネクタ90b及び第1コネクタ90aを介してカード処理装置150に出力する。また、フォトカプラ62bは、カード処理装置150から中継基盤90の第1コネクタ90a及び第2コネクタ90bを介して入力される貸出要求信号及びカードユニットRADY信号を制御装置(CPU)61に出力する。

0092

入出力回路63は、ドライバ63a及びドライバ63bからなり、両ドライバ63a,63bは、中継基盤90に設けられた第2コネクタ90bに接続されている。

0093

ドライバ63aは、打ち止め状態などにおいて制御装置(CPU)61からの指示に基づき、第2コネクタ90b及び第4コネクタ90dを介して完了ランプ102eに所定電圧(例えば、DC24V)を印加して、該完了ランプ102eを点灯させる。また、ドライバ63bは、制御装置(CPU)61からの指示に基づき、第2コネクタ90b及び第6コネクタ90fを介して球送り装置120の球送りソレノイド120aに所定電圧(例えば、DC25V)を印加して、該球送りソレノイド120aを作動させる。

0094

また、この排出発射制御回路60Aには、ターミナル基盤80から所定電圧(例えば、AC24V)が供給されており、排出発射制御回路60Aでは、この所定電圧を中継基盤90を介してカード処理装置150に供給するとともに、この排出発射制御回路60Aが正しく接続されていることを示す接続確認信号を同様にしてカード処理装置150に出力する。

0095

図8には、パチンコ遊技機の裏側に設置された、遊技系統の制御を行う役物制御回路、排出発射制御回路、及び表示制御回路等の主要制御ブロック図を示す。

0096

同図に示すように役物制御回路20Aは、内部に制御ROM21a、RAM21b、CPU21c、及びROM21dを備えたワンチップマイクロコンピュータ21、分周回路22、電源回路23、I/Oバス29、サウンドジェネレータ30、出力ポート24、ドライバー25、ローパスフィルタ26、バッファゲート27、及びドライバー28などにより構成されている。

0097

ドライバー25には、特別変動入賞装置(大入賞口)5、特図始動記憶表示器4b、普通図柄可変表示器7、普図始動記憶表示器7a、普通変動入賞装置9、装飾ランプ11や装飾LED12、中継基盤90の第3コネクタ90cなどが接続されている。

0098

またドライバー25は、外部情報端子32を介して呼出装置200に接続されており、後述する各種遊技状態情報信号を呼出装置200に送信するようになっている。

0099

ローパスフィルタ26には、普通変動入賞装置9の特図始動スイッチ9b、普図始動ゲート6の普図始動スイッチ6b、大入賞口5b内のカウントスイッチ5c、及び継続スイッチ5d(共に図示省略)、中継基盤90の第3コネクタ90cなどが接続されている。

0100

サウンドジェネレータ30には、アンプ31を介して左右のスピーカー106a,106bが接続されている。また、このサウンドジェネレータ30を介して出力されるステレオ音声信号は、呼出装置200のステレオ音変換IC216(図9参照)に出力される。

0101

ワンチップマイクロコンピュータ21には、貸し玉や賞球の排出、遊技領域3に打ち込む遊技球や排出される遊技球の制御などを行なう排出発射制御回路60Aが接続されている。この排出発射制御回路60Aは外部情報端子32を介して呼出装置200に接続されており、ワンチップマイクロコンピュータ21やカード処理装置150からの信号に基づいて、後述する各種遊技球情報信号を呼出装置200に送信するとともに、呼出装置200からの打ち止め信号(遊技球情報信号に含まれる)を受信するようになっている。

0102

また、ワンチップマイクロコンピュータ21には、ドライバー28を介して特別図柄表示装置4の表示制御を行う表示制御回路40Aが接続されている。この表示制御回路40Aは、CPU、ROM、RAMなどを備え、CPUは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを有し、演算制御を行うようになっている。また、ROMには可変表示部4aに表示する表示データや、その表示制御プログラムなどが書き込まれ、RAMは各種データの記憶領域とCPUによる作業領域とを備えている。

0103

制御ROM21aには、パチンコ遊技機100の遊技制御用プログラム、或いは特図の大当たりや普図当たりの発生を判定するための通常確率高確率乱数判定値などが書込まれている。

0104

CPU21cは、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグなどを備え、演算制御を行う他、特図大当たり(特別遊技)や普図当たりの発生確率を定める乱数、及び普図の時短遊技時短ゲーム回数を決定する乱数なども生成している。

0105

RAM21bは、CPU21cで生成される各種乱数値の他、各種データを一時的に記憶する記憶領域や作業領域を備え、またROM21dには、電源投入時に制御ROM21aが正常か否かを判別するセキュリティーチェック用のプログラムが書込まれている。

0106

次に、呼出装置200について説明する。

0107

図9には、呼出装置の回路ブロック図を示す。

0108

同図において、制御装置210はCPU(中央処理装置)を有し、この制御装置(CPU)210には、データ記憶部211、制御ROM212、制御RAM213、ドライバー214、ローパスフィルター215、ステレオ音変換IC216、インターフェース回路218,219,220,221、VDP(VideoDigital Processor )230が接続されている。

0109

ドライバー214には装飾ランプ208a〜208cが、ローパスフィルター215には呼出スイッチ202、操作ボタン203〜206、及び設定器240が、ステレオ音変換IC216にはアンプ217a,217bを介してスピーカー209a,209bが、それぞれ接続されている。

0110

また、VDP230には、画像データROM231、ビデオRAM232、及び情報表示装置201が接続されている。

0111

インターフェース回路218は、図8に示したパチンコ遊技機100の外部情報端子32に接続されており、役物制御回路20Aからの各種遊技状態情報信号や、排出発射制御回路60Aからの各種遊技球情報信号を制御装置210に出力する。

0112

前記遊技状態情報信号としては、例えば、大当たり信号、大当たり図柄信号、確変大当たり信号、特図始動入賞信号、特図スタート信号、リーチ1信号、リーチ2信号、リーチ3信号、特図確変信号、大入賞口開放信号、カウント信号、継続入賞信号、普図当たり信号、普図始動入賞信号、普図スタート信号、普図確変信号、普電開放信号、普図時短信号、確率設定値信号などがある。また、前記遊技球情報信号としては、例えば、打ち込み玉信号、賞球信号、玉貸し信号、補給信号などがある。

0113

一方、逆に制御装置210からインターフェース回路218に入力される打ち止め信号(遊技球情報信号に含まれる)は、パチンコ遊技機100の排出発射制御回路60Aに出力される。

0114

ここで、大当たり信号は特図の可変表示遊技において大当たりの発生を示す信号、大当たり図柄信号は大当たりを発生させた図柄内容を示す信号、確変大当たり信号は特図の可変表示遊技において確率変動図柄による大当たりの発生を示す信号、特図始動入賞信号は普通変動入賞装置9への遊技球の入賞を示す信号、特図スタート信号は特図の可変表示遊技のスタートを示す信号、各種リーチ信号は特図の各種リーチ状態を示す信号、特図確変信号は特図の確率変動状態を示す信号、確率設定値信号は特図大当たり(特別遊技)の発生確率の設定値を示す信号である。

0115

また、打ち込み球信号は遊技球が遊技領域3に打ち込まれた数(アウト球とセーフ球との合算数)を計数するための信号、賞球信号は排出された賞球数を計数するための信号、玉貸し信号は遊技球の貸出数を計数するための信号、補給信号は玉貯留タンク(図示省略)への予備玉の補給を要求する信号、打ち止め信号は遊技領域3への遊技球の打ち込みを停止させるための信号である。

0116

インターフェース回路219には中継基盤90の第7コネクタ90gが接続されており、カード操作部108とカード処理装置150との間で送受信される遊技カード関連信号(貸し球残度を示すシリアルデータ、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)を制御装置210に出力する。

0117

インターフェース回路220にはリモコン受信部222が接続されており、このリモコン受信部222からの制御信号を制御装置210に出力する。またインターフェース回路221には操作ボタン207が接続されており、この操作ボタン207からの操作信号を制御装置210に出力する。

0118

データ記憶部211には、集中管理装置400において演算され、所定のタイミング(例えば、5分、或いは10分間隔)毎に入力される(呼出装置200内で演算してもよい)本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機の遊技データ(例えば、本日及び昨日の大当たり回数、総始動(スタート)回数、本日の大当たり確率、前回大当たりからのスタート回数など)、遊技上の個人データ、各種ランキングデータ、遊技店情報データ指定信号コマンド信号)などが記憶されるようになっている。

0119

制御ROM212には、制御装置210において実行される各種プログラム、例えば、後述する持ち玉遊技の継続有無を決定する可変表示ゲーム制御用のプログラム、パチンコ遊技機100や集中管理装置400との間で交信される信号やデータの入出力を制御する通信制御プログラムなどが格納されている。

0120

制御RAM213は、制御装置210で生成されるラッキーナンバーや無制限ナンバーの発生確率を定める乱数値の他、各種データを一時的に記憶する記憶領域や作業領域を備えている。

0121

制御装置210は、制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタ、各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、後述する持ち玉遊技の継続有無を決定する可変表示ゲーム用の、ラッキーナンバーや無制限ナンバーの発生確率を定める乱数なども生成している。

0122

この制御装置210では、役物制御回路20Aや排出発射制御回路60Aからインターフェース回路218を介して入力される各種遊技状態情報信号及び遊技球情報信号や、呼出スイッチ202からローパスフィルター215を介して入力されるオン操作信号に基づいて、装飾ランプ208a〜208cの点灯制御を行なって遊技状態や呼出状態に応じた照明を行なわせる。

0123

また、制御装置210では、操作ボタン203〜206からローパスフィルター215を介して入力されたオン操作信号に基づいて、情報表示装置201の表示領域201aに表示される各種情報データ(例えば、本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機の遊技データや、遊技上の個人データ、或いは各種ランキングデータや、遊技店情報など)の切替表示制御を行なったり、或いはリセット可能な遊技データや遊技球データクリアして、新たな個人データの生成を開始するようになっている。

0124

さらに制御装置210では、操作ボタン206によって所定のリセット操作が行なわれ、遊技終了が指示された場合(或いは持ち玉遊技状態が終了した場合であってもよい)に、生成した個人データが所定順位(例えば、10位)以内にランクインしているか否かを判定し、ランクインしていれば情報表示装置201の表示領域201aにおいて個人情報(氏名データ)の入力を促し、操作ボタン207からインターフェース回路221を介して入力された操作信号に基づいて氏名データの入力処理を行なう。そして、氏名データの付加された個人データを集中管理装置400に送信するとともに、データ記憶部211に記憶する。

0125

また、制御装置210では、カード操作部108とカード処理装置150との間で送受信される遊技カード関連信号(貸し球残度を示すシリアルデータ、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)が中継基盤90及びインターフェース回路219を介して入力された場合に、この遊技カード関連信号に基づく表示画像を、情報表示装置201の表示領域201bに表示する旨をVDP230に指示する。

0126

その他、制御装置210に入力される各種遊技状態情報信号及び遊技球情報信号などは、その入力の度毎、或いは集中管理装置400からの通信要求信号に基づいて集中管理装置400に送信され、集中管理装置400の制御装置400aにおいて本パチンコ遊技機100の遊技データ(例えば、本日及び昨日の大当たり回数、総始動(スタート)回数、本日の大当たり確率、前回大当たりからのスタート回数など)や遊技上の個人データとして集計された後、データ記憶装置400bに記憶される。

0127

画像データROM231には、情報表示装置201の表示領域201a,201bに表示される各種表示データ(例えば、遊技カード関連情報の書式データやその背景画像データ、或いは遊技データや個人データの書式データ、営業時間情報、定休日情報、特別景品情報などの遊技店情報データやその背景画像データなど)が書き込まれている。

0128

なお、上記画像データROM231を交換可能な構成とし、画像データROM231ごとデータ交換を行えるようにしてもよいし、或いは集中管理装置400から画像データROM231のデータ内容を書き替え可能な構成としてもよい。

0129

さらに上記画像データROM231は、例えば、フロッピーディスク(FloppyDisk )やCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)などであってもよい。

0130

VDP230は、制御装置210からの画像生成指示により、データ記憶部211や画像データROM231に記憶されているデータに基づいて情報表示装置201の表示領域201a,201bに表示する画像データを生成し、生成した画像データをビデオRAM232に一時的に記憶させる。その後、ビデオRAM232に記憶させた画像データを画像駆動信号(R,G,B画像信号)に載せて情報表示装置201に出力し、画像表示させる。

0131

リモコン受信部222では、図示しないリモコン装置から送信される、後述する持ち玉遊技の継続有無を決定する可変表示ゲーム用のラッキーナンバーや無制限ナンバーの変更、或いはその発生確率値の変更などに関する制御信号を受光して、その制御信号をインターフェース回路220を介して制御装置210に出力する。

0132

ステレオ音変換IC216には、役物制御回路20Aからステレオ音声信号が入力され、アンプ217a,217bを介してスピーカー209a,209bから遊技状態に応じたステレオ報知音が出力される。

0133

設定器240は、情報表示装置201の表示領域201aに表示される各種情報データ(例えば、本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機の遊技データや、遊技上の個人データ、或いは各種ランキングデータや、遊技店情報など)について、どの情報を表示させるか等、表示内容の設定を行なうものである。

0134

なお、上記表示内容の設定は、リモコン装置(図示省略)や集中管理装置400から行なえるようにしてもよい。

0135

この実施の形態に係る遊技設備は上記のように構成されていて、例えば、次のような遊技制御と表示制御が行われる。

0136

即ち、常時は、パチンコ遊技機100の役物制御回路20Aからのコマンド信号に基づいて、表示制御回路40Aにより特別図柄可変表示部4aに客寄せ用呼び込み表示が行なわれる。

0137

また、同時に呼出装置200では、制御装置210からの制御信号に基づいて、VDP230により情報表示装置201の表示領域201aに本パチンコ遊技機100の遊技データ(例えば、本日及び昨日の大当たり回数、総始動(スタート)回数、本日の大当たり確率、前回大当たりからのスタート回数など)の表示が行われるとともに、遊技カードをカード挿入口151に挿入する旨のメッセージ画像が表示領域201bに表示される(図13(a)参照)。

0138

さらに呼出装置200では、操作ボタン203〜205のオン操作に応じて情報表示装置201の表示領域201aに、本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機のより詳細な遊技データ、遊技上の個人データや各種ランキングデータ、或いは遊技店情報データなどの画像表示が行なわれる。

0139

このような状態において、カード処理装置150のカード挿入口151に遊技カードが挿入されると、該装置内部のカードリーダライタによって、まず、遊技カードの使用可否チェックされる。

0140

そして、挿入された遊技カードが使用可能である場合は、次いで、カード処理装置150のカードリーダライタによって該遊技カードに記憶された貸し球残度がチェックされ、貸し球残度がある場合は、その貸し球残度の情報信号(セグメント信号×7、コモン信号×3)及び玉貸可能LED信号が中継基盤90を介してカード操作部108に送信されて、残度表示器108aにその残度が3桁の数字データで表示されるとともに、カード有効表示器108dが点灯される。

0141

同時に、貸し球残度の情報信号(セグメント信号×7、コモン信号×3)及び玉貸可能LED信号は、中継基盤90のインターフェース回路91及び信号変換回路92を介して呼出装置200に送信される。そして、呼出装置200では、情報表示装置201の表示領域201bに貸し球残度や玉貸し有効(遊技カード有効)に関するメッセージ画像を表示する(図13(b)参照)。

0142

この状態で、カード操作部108の玉貸しスイッチ108bがオン操作されると、貸出スイッチ信号が中継基盤90を介してカード処理装置150に送信される。カード処理装置150では、貸出スイッチ信号が入力されると、カード処理装置(カードユニット)150の準備が整ったことを知らせるカードユニットREDY信号及び貸出要求信号を中継基盤90を介して排出発射制御回路60Aに送信する。

0143

また、上記貸出スイッチ信号は、中継基盤90のインターフェース回路91及び信号変換回路92を介して呼出装置200に送信される。呼出装置200では、情報表示装置201の表示領域201bに遊技球が貸出中であることを示すメッセージ画像を表示する(図14(a)参照)。

0144

なお、遊技球の貸出し中は、カード操作部108のカード有効表示器108dが消灯状態となるので、該カード有効表示器108dの点灯制御信号である玉貸可能LED信号の有無(或いは、その信号レベル)によって遊技球の貸出し状態を検出し、情報表示装置201の表示領域201bに遊技球の貸出情報を表示する構成としてもよい。

0145

一方、排出発射制御回路60Aでは、カードユニットREDY信号及び貸出要求信号が入力されると、該貸出要求信号に基づいて所定個数の遊技球を上受け皿105へ排出する。また、この遊技球の排出タイミングに応じて、玉貸し用スピーカー(図示省略)から玉貸し音が出力される。そして、排出発射制御回路60Aでは、貸出要求信号に基づく所定個数の遊技球の排出がなされると、貸出完了信号を中継基盤90を介してカード処理装置150に送信する。

0146

カード処理装置150では、貸出完了信号が入力されると、該貸出完了信号に基づいてカードリーダライタにより遊技カードの貸し球残度を減算して書き替える。そして、減算して書き替えた後も遊技カードに貸し球残度が存在すれば、その貸し球残度の情報信号(セグメント信号×7、コモン信号×3)及び玉貸可能LED信号をカード操作部108及び呼出装置200に再度送信し、残度表示器108a及び情報表示装置201の表示領域201bに表示される貸し球残度情報を変更する(図14(a)参照)。

0147

なお、台REDY信号は、パチンコ遊技機100の電源投入時に、排出発射制御回路60Aが正常であるか否かをチェックし、正常である場合に、中継基盤90を介してカード処理装置150及び球送り装置120に送信される信号である。

0148

一方、遊技カードを戻したい場合には、返却スイッチ108cをオン操作すれば、カード返却スイッチ信号が中継基盤90を介してカード処理装置150に送信され、カード処理装置150のカード戻し機構が駆動して、遊技カードがカード挿入口151から排出される。

0149

この際、上記カード返却スイッチ信号は、貸出スイッチ信号と同様に中継基盤90のインターフェース回路91及び信号変換回路92を介して呼出装置200に送信される。そして、呼出装置200では、情報表示装置201の表示領域201bに遊技カードの返却に関するメッセージ画像を表示する(図15(b)参照)。

0150

加えて、遊技中に遊技カードの貸し球残度が「0」になった場合は、カード処理装置150のカード戻し機構が駆動して、遊技カードがカード挿入口151から排出される。

0151

この際、カード処理装置150では、データ値「0」の貸し球残度の情報信号を中継基盤90のインターフェース回路91及び信号変換回路92を介して呼出装置200に送信する。呼出装置200では、このデータ値「0」の貸し球残度の情報信号に基づいて、情報表示装置201の表示領域201bに遊技カードの残度が無くなったことを示すメッセージ画像を表示する(図15(c)参照)。

0152

一方、上受け皿105に遊技球が供給されると、該遊技球は、球送り装置120方向に流下する。この状態で発射ハンドル104aが握られ回転操作がなされると、排出発射制御回路60Aからの指示に基づいて球送り装置120が駆動して、遊技球を発射部に1球ずつ装填するとともに、装填された遊技球が該発射ハンドル104aの回動操作量に応じた発射強度で遊技領域3に発射される。

0153

遊技領域3に発射された遊技球が普図の始動ゲート6,6中を通過して普図始動スイッチ6bによる検出信号がローパスフィルター26側から入力されると、ワンチップマイクロコンピュータ21からドライバー25への出力に基づき、普図の可変表示器7により、補助可変表示遊技である普図の可変表示遊技が行われる。即ち、普図の可変表示器7の表示が変動して停止する遊技である。

0154

この表示の変動時間は、役物制御回路20Aにより、通常は長時間(例えば、60秒)に制御され、普図の可変表示遊技の実行回数があまり多くならないように規制されている。この普図の可変表示遊技中に普図の始動ゲート6,6中を遊技球が通過して普図始動スイッチ6bからの検出信号がローパスフィルター26側から入力されると、その通過の検出回数が所定の上限回数(例えば、4個)の範囲内でRAM21bに記憶され、その記憶個数分だけの普図の可変表示遊技が順に行われる。

0155

この普図の可変表示遊技の停止表示結果が特定の停止表示態様(例えば、「7」)であれば、普図の当たりとなって、普通変動入賞装置9の開閉部材9a,9aが逆「ハ」の字状に開いて、遊技球が入賞し易い特定遊技状態に所定時間(例えば、通常0.5秒間)変換される。この普通変動入賞装置9の開放によって、普通変動入賞装置9に遊技球が入り易くなり、その分、特別図柄の可変表示遊技が行われ易くなる。

0156

一方、遊技領域3中に打ち込まれた遊技球が普通変動入賞装置9に入賞すると、その入賞が特図始動スイッチ9bに検出されてRAM21bに記憶され、その記憶に基づいて、ワンチップマイクロコンピュータ21から表示制御回路40Aに送信データが送られて、特別図柄可変表示部4aに特別図柄の変動表示がなされることにより、特図の可変表示遊技が行われる。

0157

この特別図柄の可変表示遊技中に、さらに普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図始動スイッチ9bにより検出された時には、その入賞によって特図可変表示遊技が未処理となっている回数(未処理始動回数)が所定の上限範囲(例えば、4個)内でRAM21bに記憶され、その未処理記憶の個数分だけ、特図始動記憶表示器4bが点灯される。そして、その可変表示遊技の終了後に、その未処理となっている回数分の可変表示遊技が順次行われ、それが行われる毎に、RAM21bの未処理記憶数が減算されるとともに特図の始動記憶表示器4bが1つずつ順に消灯される。

0158

特別図柄(特図)の可変表示遊技の停止表示結果として、その停止図柄が大当たりを発生させる所定の停止表示態様(例えば、「1,1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」などのぞろめ)となった場合は、大当たりと呼ばれる特別遊技が発生される。

0159

この特別遊技は、役物用制御回路20Aの制御の下で行われ、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒)開放されて閉じるサイクルを1サイクルとし、各サイクル中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域の継続スイッチ5dに検出されることを条件に最大限所定サイクル(例えば、16サイクル)まで継続される遊技である。但し、各サイクル中、大入賞口5bに遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞した時は、その時点でそのサイクルを終了する。

0160

各サイクル中、大入賞口5bへの入賞個数は、カウントスイッチ5cにより検出されてRAM21bに記憶され、所定個数に達すると特別変動入賞装置5のソレノイド(図示省略)が消磁されて開閉扉5aが閉じられ、特別遊技のそのサイクルが終了する。

0161

特別遊技が、大当たり発生の所定の停止図柄態様(例えば、「1」、「3」、「5」、「7」、「9」など、特定図柄が3個揃ったぞろめ、即ち確率変動図柄)で発生したときには、その大当たりの特別遊技の終了後、役物制御回路20Aの制御の下で、例えば、その後に大当たりが2回発生するまで特図の大当たりと普図の当りの発生確率が高確率となる確率変動状態が発生される。確率変動状態は、その他に、特図の大当りの発生確率は変わらず、普図の当りの発生確率だけが高確率になる状態であってもよい。

0162

また、その特別遊技に関し、所定の条件が成立した場合(例えば、大当たり停止図柄が所定の停止図柄であった場合や、特別遊技中に特別図柄可変表示部4aで行われる表示ゲームの結果が所定の結果であった場合など)には、特別遊技が終了した時点で、役物制御回路20Aにより、普図の可変表示遊技の時間短縮遊技(時短ゲーム)が発生される。すなわち、普図可変表示遊技における普図可変表示器7の変動表示時間が、長時間(例えば、通常30秒)から短時間(例えば、6秒)に短縮され、かつ、普図当りによる普通変動入賞装置9の開放時間が、短時間(例えば、通常0.5秒)から長時間(例えば、5.8秒、又はその間に遊技球が2個入賞するまで)に変更される。この時短ゲーム中には、普図の可変表示遊技がより多く行われるため、その分、普図の当りの発生も多くなり、その結果、普通変動入賞装置9の開放が増え、特図の可変表示遊技が発生しやすくなり、大当たり発生の可能性が増える。

0163

時短ゲームの継続期間は、その時短ゲーム中における特図の可変表示遊技の発生回数に基づいて規制される。例えば、時短ゲームを発生させる特別遊技(大当たり)の終了後に、時短ゲームが開始され、特図の可変表示遊技が所定の回数発生した時点で、時短ゲームが終了される。

0164

一方、呼出装置200では、パチンコ遊技機100で特図の可変表示遊技が行なわれ、その結果大当たり(特別遊技)が発生すると、パチンコ遊技機100からの遊技状態情報信号(例えば、大当たり信号、大当たり図柄信号、確変大当たり信号など)に基づいて、情報表示装置201の表示領域201aに大当たりの報知画像を表示する(図14(b)参照)。

0165

この際、呼出装置200では、大当たりが確率変動図柄によるものではなかった場合に(但し、大当たりが所定回数発生されるまで継続される確率変動状態時における途中の大当たり時は除く)、その大当たり(特別遊技)の終了後、情報表示装置201の表示領域201aにおいて、持ち玉遊技の継続有無を決定する可変表示ゲームを行なう。即ち、1桁の数字データの表示が変動して停止する遊技である。

0166

この可変表示ゲームの停止表示結果が所定の停止表示態様(例えば、無制限ナンバー「7」)であれば、本パチンコ遊技機100は終日無制限台となり、遊技者は本パチンコ遊技機100において閉店時間まで持ち玉を景品交換することなく遊技を継続する(終日、持ち玉遊技を継続する)ことができる。

0167

また、その停止表示結果が所定の停止表示態様(例えば、ラッキーナンバー「3」,「5」)であれば、次回以降の可変表示ゲームにおいて所定の停止表示態様(例えば、アンラッキーナンバー「4」,「9」)となるまで、本パチンコ遊技機100において持ち玉を景品交換することなく遊技を継続する(持ち玉遊技を継続する)ことができる。

0168

一方、この可変表示ゲームの停止表示結果が所定の停止表示態様(例えば、アンラッキーナンバー「4」,「9」)であれば、持ち玉を景品交換しなければ本パチンコ遊技機100及び他のパチンコ遊技機において遊技を行なうことができなくなる(持ち玉遊技の継続不可)。

0169

以上がこの実施の形態に係る遊技設備において行なわれる遊技制御と表示制御である。

0170

なお、遊技状態の種類はこれらのものに限定されない。

0171

また、本パチンコ遊技機100の構成やその遊技内容、或いは図9に示したインターフェース回路218に接続される各種遊技状態情報信号及び遊技球情報信号は、第1種(セブン機)のものを例に挙げて説明したが、これは、第1種のパチンコ遊技機に限定されるものではなく、羽根物と呼ばれるいわゆる第2種、或いは権利物と呼ばれるいわゆる第3種のパチンコ遊技機、パチコン機、雀球遊技機などであってもよいことは勿論である。

0172

図10には、第2種、または第3種に属するパチンコ遊技機と呼出装置との間で交信される遊技状態情報信号及び遊技球情報信号について示す。

0173

同図において図10(a)には、第2種(羽根物)に属するパチンコ遊技機の遊技状態情報信号及び遊技球情報信号について、また図10(b)には、第3種(権利物)に属するパチンコ遊技機の遊技状態情報信号及び遊技球情報信号について示す。この両図においてインターフェース回路218は、図8に示したパチンコ遊技機100の外部情報端子32に接続されている。

0174

図10(a)において、役物制御回路20Aからの各種遊技状態情報信号や、排出発射制御回路60Aからの各種遊技球情報信号は制御装置210に出力される。

0175

前記遊技状態情報信号としては、例えば、大当たり信号、遊技内容決定図柄信号、1回開き入賞信号、1回開きスタート信号、2回開き入賞信号、2回開きスタート信号、カウント信号、V入賞信号、継続回数信号、特定遊技状態信号、普図スタート信号、普図ゲート通過信号、普図確変信号、普電開放信号、普図時短信号などがある。また、前記遊技球情報信号としては、例えば、打ち込み玉信号、賞球信号、玉貸し信号、補給信号などがある。

0176

一方、逆に制御装置210からインターフェース回路218に入力される打ち止め信号(遊技球情報信号に含まれる)は、パチンコ遊技機100の排出発射制御回路60Aに出力される。

0177

ここで、大当たり信号は大当たりの発生を示す信号、遊技内容決定図柄信号は特別遊技(大当たり)の最高継続可能回数や、或いはV入賞率下げ役物内の内部構造の変化をどの継続回数目(何ラウンド)で行なうかを決定する図柄内容を示す信号、1回開き入賞信号は1回開き始動入賞口への遊技球の入賞を示す信号、1回開きスタート信号は可動入賞装置開閉動作(1回開き)のスタートを示す信号、V入賞信号はV入賞口への遊技球の入賞を示す信号、継続回数信号は特別遊技(大当たり)の継続サイクル回数を示す信号である。

0178

なお、上記各種遊技球情報信号は、図9に示す第1種のパチンコ遊技機100の各種遊技球情報信号と同じであるので説明を省略する。

0179

これらの信号により第2種に独特な遊技データ(V入賞率や大当たり継続率など)が演算可能となる。

0180

また、図10(b)において、役物制御回路20Aからの各種遊技状態情報信号や、排出発射制御回路60Aからの各種遊技球情報信号は制御装置210に出力される。

0181

前記遊技状態情報信号としては、例えば、権利発生中信号、大当たり図柄信号、大入賞口開放信号、普図スタート信号、普図ゲート通過信号、普図確変信号、カウント信号、権利発生入賞信号、普電開放信号、普電入賞信号、確率設定値信号などであり、その他に、特図スタート信号、特図入賞信号、特図確変信号などが含まれる場合もある。また、前記遊技球情報信号としては、例えば、打ち込み玉信号、賞球信号、玉貸し信号、補給信号などがある。

0182

一方、逆に制御装置210からインターフェース回路218に入力される打ち止め信号(遊技球情報信号に含まれる)は、パチンコ遊技機100の排出発射制御回路60Aに出力される。

0183

ここで、権利発生中信号は大当たりの権利発生中を示す信号、大当たり図柄信号は大当たりの図柄内容を示す信号、大入賞口開放信号は大入賞口の開放を示す信号、普図スタート信号は普図の可変表示遊技のスタートを示す信号、普図ゲート通過信号は普図始動ゲートにおける遊技球の通過を示す信号、普図確変信号は普図の確率変動状態を示す信号、確率設定値信号は特図大当たり(特別遊技)、或いは普図当たりの発生確率の設定値を示す信号である。

0184

なお、上記各種遊技球情報信号は、図9に示す第1種のパチンコ遊技機100の各種遊技球情報信号と同じであるので説明を省略する。

0185

図11には、制御装置(CPU)によって行なわれる呼出装置のメイン制御処理ゼネラルフロー)のフローチャートを示す。

0186

この制御処理は所定の周期(例えば、2ms)毎にスタートからエンドまでの1シーケンスずつの処理が行なわれる。

0187

このメイン制御処理が開始されると、先ず、ステップS1でリモコン装置、或いは集中管理装置400から設定変更要求があるか否かを判定し、なければステップS3に移行するが、あれば、本呼出装置200をカード式パチンコ遊技機100と1対1で対応させて使用するか否かなどの設定や、可変表示ゲーム用のラッキーナンバーや無制限ナンバーの設定、その発生確率値の設定などを行なう設定変更処理(ステップS2)をしてステップS3に移行する。

0188

ステップS3及びステップS4では、対応するパチンコ遊技機100との間で交信されるデータ(例えば、遊技状態情報信号、遊技球情報信号など)の入出力処理(ステップS3)、集中管理装置400との間で交信されるデータ(例えば、遊技状態情報信号、遊技球情報信号、各パチンコ遊技機の遊技データ、各種ランキングデータ、個人データなど)の入出力処理(ステップS4)をして、次いで順に、SW入力処理(ステップS5)、遊技データ計数・演算処理(ステップS6)、遊技データ記憶処理(ステップS7)を行ない、ステップS8に移行する。

0189

SW入力処理は、呼出スイッチ202、操作ボタン203〜207、リモコン受信部221、及び設定器240からの信号の入力処理を行なう。

0190

また、遊技データ計数・演算処理は、対応するパチンコ遊技機100からの各種遊技状態情報信号及び遊技球情報信号を計数演算し、本パチンコ遊技機100の遊技データ(例えば、本日及び昨日の大当たり回数、総始動(スタート)回数、本日の大当たり確率、前回大当たりからのスタート回数など)を算出する処理である。

0191

なお、上記本パチンコ遊技機100の遊技データは、集中管理装置400で計数演算する構成であってもよい。

0192

遊技データ記憶処理は、前記算出した本パチンコ遊技機100の遊技データ、或いは集中管理装置400から入力された他のパチンコ遊技機の遊技データ、遊技上の個人データ、各種ランキングデータなどをデータ記憶部211や制御RAM213に記憶させる処理である。

0193

ステップS8では、カード操作部108の玉貸しスイッチ108bのオン操作に基づいて、遊技カードに関連する遊技データ(例えば、後述する残り玉、前回玉貸しからのスタート回数など)を算出するカード関連遊技データ計数・演算処理(ステップS8)をして、その後、順に、個人データ制御処理(ステップS9)、大当たり表示制御処理(ステップS10)、データ表示制御処理(ステップS11)を行なって、ステップS12に移行する。

0194

個人データ制御処理は、個人データの生成を制御する処理であり、また大当たり表示制御処理は、特別遊技(大当たり)中における装飾ランプ208a〜208cの点灯制御や、特別遊技(大当たり)終了後に情報表示装置201の表示領域201aで行なわれる可変表示ゲームの表示制御を行なう処理である。

0195

データ表示制御処理は、操作ボタン203〜205のオン操作に応じて対応する情報データ(例えば、本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機の遊技データや、遊技上の個人データ、或いは各種ランキングデータや、遊技店情報など)を情報表示装置201の表示領域201aに表示させる処理である。

0196

ステップS12では、このゼネラルフローのサブルーチンとして、図12に示すカード操作監視処理(ステップS12)を行なった後、上記ステップS8において算出した遊技カードに関連する遊技データを含む各種遊技カード関連情報(例えば、カード残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)を情報表示装置201の表示領域201bに表示させるカード関連情報表示制御処理(ステップS13)、各種遊技状態(例えば、特別遊技状態、確率変動状態、持ち玉遊技状態など)における装飾ランプ208a〜208cの点灯制御を行なうランプ点灯処理(ステップS14)をしてステップS15に移行する。

0197

ステップS15では役物制御回路20Aから入力されるステレオ音声信号に基づいて、遊技状態に応じたステレオ音声を出力するなどの音声出力処理(ステップS15)をして、次いで、呼出スイッチ202のオン操作に応じて情報表示装置201の表示領域201aに「しばらく待ち下さい」といった画像データを表示するなどの呼出処理(ステップS13)をして、このシーケンスの処理を終了する。

0198

そして、前記所定の周期が経過した後、次のシーケンスの処理(ステップS1〜S16までの処理)が行なわれる。

0199

次に、図12には、ゼネラルフロー(図11)のステップS12において行なわれるカード操作監視処理のサブルーチンのフローチャートを示す。

0200

カード操作監視処理が開始されると呼出装置200の制御装置210では、先ず、ステップS21でカード処理装置150から中継基盤90を介して入力される遊技カード関連信号に基づいて、カード処理装置150のカード挿入口151に遊技カードが挿入されているか否かを判定し、挿入されていなければ、このカード操作監視処理を終了してゼネラルフロー(図11)のステップS13に戻るが、挿入されていればステップS22で、パチンコ遊技機100の排出発射制御回路60Aから入力される玉貸し信号、賞球信号、及び打ち込み球信号(遊技球情報信号に含まれる)に基づいて、まだ十分な持ち玉があるにもかかわらず玉貸しスイッチ108bがオン操作されたか否かを監視する(ステップS22)。

0201

また、前回の玉貸しからの経過時間を監視することによって、不当な遊技球の連続貸出し操作を監視する構成としてもよい。

0202

なお、この際、誤操作などを考慮して前記状態において一定期間内に所定回数(例えば、5回)以上の玉貸しスイッチ108bのオン操作が検出された場合に、不正行為であることを確定する構成であることが望ましい。

0203

次いで、制御装置210では、特別遊技(大当たり)中、確率変動状態、時短ゲーム中などの、遊技球の貸出し操作を必要としない状態において玉貸しスイッチ108bがオン操作されたか否かを監視して(ステップS23)、ステップS24に移行する。

0204

ステップS24では、可変表示ゲームの停止表示結果によって発生するラッキー遊技中(例えば、停止表示態様がラッキーナンバー「3」,「5」である場合)や、無制限遊技中(例えば、停止表示態様が無制限ナンバー「7」である場合)などの持ち玉遊技中において玉貸しスイッチ108bがオン操作されたか否かを監視する(ステップS24)。

0205

なお、上記ステップS23及び24において玉貸しスイッチ108bのオン操作を監視する際には、上記ステップS22と同様に、誤操作などを考慮して各種遊技状態において所定回数(例えば、5回)以上の玉貸しスイッチ108bのオン操作が検出された場合に、不正行為であることを確定する構成であることが望ましい。

0206

また、上記ステップS23及びS24において制御装置210では、排出発射制御回路60Aから入力される賞球信号及び打ち込み球信号(遊技球情報信号に含まれる)に基づいて、打ち込み球(遊技盤1に打ち込まれた球)の数量が持ち玉の数量以上となった場合はこの監視状態解除する。

0207

次いで、制御装置210では、パチンコ遊技機100の排出発射制御回路60Aから入力される玉貸し信号と、カード処理装置150から中継基盤90を介して入力される貸し球残度の情報信号とに基づいて、遊技球の貸出し操作を行なったにもかかわらず遊技カードの貸し球残度が減らない変造カードであるか否かを監視して(ステップS25)、ステップS26に移行する。

0208

ステップS26では、上記ステップS22〜S25までの各監視処理において不正行為が発生したか否かを判定し(ステップS26)、不正行為が発生していなければ、このカード操作監視処理を終了してゼネラルフロー(図11)のステップS13に戻るが、不正行為が発生していれば、ステップS27で集中管理装置400に送信する送信データとして発生した不正行為に関する不正行為情報をセットした後、このカード操作監視処理を終了してゼネラルフロー(図11)のステップS13に戻る。

0209

なお、上記セットされた送信データ(不正行為情報)は、ゼネラルフロー(図11参照)のステップS4で集中管理装置400に送信される。

0210

また、上記カード操作監視処理では、不正行為が行なわれていること、すなわち変造カードが使用されていることを遊技者当人にはわからないように集中管理装置400に送信する構成としているが、呼出装置200のスピーカー209a,209bやパチンコ遊技機100のスピーカー106a,106bから警報音を報知したり、情報表示装置201や特別図柄可変表示部4aに警告表示を行なう構成としても良いし、或いは遊技の一時不能動化(例えば、該当するパチンコ遊技機への電源供給の停止など)を行なう構成としてもよい。

0211

次に、上述したパチンコ遊技機100や呼出装置200のブロック図、そのフローチャートなどに関連させて、呼出装置200の情報表示装置201に表示される表示画像について説明する。

0212

図13図16は、呼出装置200の情報表示装置201に表示される表示画像の一例を示すもので、図13(a)及び図13(b)は、カード挿入口151への遊技カードの挿入に関して情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図、図13(c)は、遊技中に情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図、図14(a)〜図15(a)は、各種遊技状態(通常遊技状態、特別遊技状態、確率変動状態、持ち玉遊技状態)において遊技球の貸出し操作に対応して情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図、図15(b)及び図15(c)は、遊技カードの返却に際して情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図、図16(a)〜図16(c)は、図12に示したカード操作監視処理において不正行為が検出された場合に情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図である。

0213

呼出装置200の制御装置(CPU)210では、常時は、ゼネラルフロー(図11参照)のデータ表示制御処理(ステップS11)において、遊技球の発射停止から所定時間経過した場合に、情報表示装置201の表示領域201aに本パチンコ遊技機100の遊技データ(例えば、本日及び昨日の大当たり回数、総始動(スタート)回数、本日の大当たり確率、前回大当たりからのスタート回数など)を表示する。

0214

また、このデータ表示制御処理(ステップS11)において制御装置210は、操作ボタン(データSW1〜SW3)203〜205がオン操作されると、オン操作された操作ボタン(データSW1〜SW3)203〜205に対応する情報データ(例えば、本パチンコ遊技機100や他のパチンコ遊技機のより詳細な遊技データ、遊技上の個人データや各種ランキングデータ、或いは遊技店情報データなど)を情報表示装置201の表示領域201aに表示する。

0215

加えて、制御装置210では、カード操作監視処理(図12参照)のステップS21において、カード挿入口151に遊技カードが挿入されているか否かを判定し、挿入されていなければ、ゼネラルフロー(図11参照)のカード関連情報表示制御処理(ステップS13)において、情報表示装置201の表示領域201bに、遊技カードの挿入を促す旨のメッセージ画像を表示する(図13(a)参照)。

0216

また、上記図13(a)に示す表示画像に従って、カード挿入口151に遊技カードが挿入されると、該装置150からパチンコ遊技機100の中継基盤90を介して呼出装置200に遊技カード関連信号が送信される。

0217

呼出装置200の制御装置210では、ゼネラルフロー(図11参照)のカード関連情報表示制御処理(ステップS13)において、この遊技カード関連信号に基づいて、図13(b)に示すような遊技カード関連情報(例えば、貸し球残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)のメッセージ画像を生成し、情報表示装置201の表示領域201bに表示する。

0218

なお、上記残り玉情報とは、下記(式1)によって得られる遊技者の現在の持ち玉数を示すデータであり、この残り玉情報に基づいて、十分に持ち玉があるにもかかわらず遊技球の貸出し操作が所定回数以上行なわれたか否か(不正行為)の監視が行なわれる。

0219

「残り玉」=「遊技球の貸出数」+「賞球数」−「打ち込み球数」…(式1)
また、前回玉貸しからのスタート回数情報とは、例えば、500円分の貸し玉により発生した特図の可変表示遊技のスタート回数を示すデータであり、玉貸しスイッチ108bがオン操作されてから次の玉貸しスイッチ108bのオン操作までの期間の特図の可変表示遊技の総スタート回数を示すデータである。この情報表示は、遊技者が遊技する台を選択するにあたり試し打ちを行なう際に非常に有効である。

0220

ちなみに、図13(b)に示す表示画像は、カード挿入口151に遊技カードを挿入した直後の表示画像であるので、表示領域201bに表示されるメッセージ画像において、残り玉情報項目及び前回玉貸しからのスタート回数情報項目には、ともに「0」が表示されている。

0221

また、図13(c)は、通常遊技状態における表示画像の一例を示す図であり、表示領域201bに表示されるメッセージ画像において、残り玉情報項目には前記(式1)に基づく数値データが、また、前回玉貸しからのスタート回数情報項目には、前回玉貸し操作時からの特図の可変表示遊技の総スタート回数データが表示されている。

0222

このように残り玉情報を含む遊技カード関連情報を呼出装置200の情報表示装置201に表示する構成とすることで、該情報表示装置201の設置位置が他の遊技者や係員に目立つ位置であることから、不正遊技者は、残り玉がまだある状態において不当な玉貸し行為(遊技球の連続貸出し操作)を行ない難くなり、不正行為を未然に抑止することが可能となる。

0223

また、遊技カード関連情報として前回の玉貸しからの経過時間を表示する構成として、この前回の玉貸しからの経過時間に基づいて不当な遊技球の連続貸出し操作などを監視する構成としてもよい。

0224

なお、上記通常遊技状態において、呼出装置200の制御装置210では、カード操作監視処理(図12参照)のステップS22において、まだ十分な持ち玉(例えば、50個)があるにもかかわらず玉貸しスイッチ108bがオン操作されたか否かを監視しており、一定期間内に所定回数(例えば、5回)以上の玉貸しスイッチ108bのオン操作が検出された場合に、不正行為であることを確定し、該処理(図12参照)のステップS27で対応する不正行為情報を送信データとしてセットする。セットされた不正行為情報は、ゼネラルフロー(図11参照)のステップS4において集中管理装置400に送信される。

0225

一方、図13(b)に示すような通常遊技状態において、カード操作部108の玉貸しスイッチ108bがオン操作されると、貸出スイッチ信号が中継基盤90を介して呼出装置200に送信される。

0226

呼出装置200の制御装置210では、ゼネラルフロー(図11参照)のカード関連情報表示制御処理(ステップS13)において、この貸出スイッチ信号に基づき、表示領域201bに表示されている玉貸し有効表示を消去して玉貸し中表示に切替えるとともに、前回玉貸しからのスタート回数情報をクリア(=0)する。またカード処理装置150から中継基盤90を介して呼出装置200に送信される新たな貸し球残度の情報信号に基づいて、カード残度表示を書き替える(図14(a)参照)。

0227

図14(b)〜図15(a)には、各種遊技状態(特別遊技状態、確率変動状態、持ち玉遊技状態)において遊技球の貸出し操作に対応して情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図の一例を示す。

0228

このように遊技カード関連情報を情報表示装置201に表示する構成とすることで、該情報表示装置201の設置位置が他の遊技者や係員に目立つ位置であることから、不正遊技者は、特別遊技状態、確率変動状態、持ち玉遊技状態などにおいても不当な玉貸し行為(遊技球の連続貸出し操作)を行ない難くなり、不正行為を未然に抑止することが可能となる。

0229

呼出装置200の制御装置210では、カード操作監視処理(図12参照)のステップS23及びS24において、特別遊技状態(図14(b)参照)、確率変動状態(図14(c)参照)、持ち玉遊技状態(図15(a)参照)などの、遊技球の貸出し操作を必要としない状態において玉貸しスイッチ108bがオン操作されたか否かを監視しており、所定回数(例えば、5回)以上の玉貸しスイッチ108bのオン操作が検出された場合に、不正行為であることを確定し、該処理(図12参照)のステップS27で対応する不正行為情報を送信データとしてセットする。セットされた不正行為情報は、ゼネラルフロー(図11参照)のステップS4において集中管理装置400に送信される。

0230

なお、上記特別遊技状態(図14(b)参照)、確率変動状態(図14(c)参照)、及び持ち玉遊技状態(図15(a)参照)においては、持ち玉情報を本パチンコ遊技機100の遊技データとして情報表示装置201の表示領域201aに表示する構成としているので、表示領域201bにおける残り玉情報項目の表示は削除される。

0231

また、上記確率変動状態や持ち玉遊技状態においては、その持ち玉情報に基づいて、該持ち玉数がマイナスになった場合、或いは持ち玉数が所定個数(例えば100個)以下になった場合などにカード操作監視処理(図12参照)による不正行為の監視を解除する。

0232

また、カード操作監視処理(図12参照)において不正行為を検出した場合に、図16(a)に示すように情報表示装置201に警告メッセージ画像を表示する構成としてもよいし、或いは図16(b)に示すように情報表示装置201の表示領域201bに常時、「…不正監視中…」などのメッセージ画像を表示する構成としてもよい。

0233

一方、呼出装置200の制御装置210では、玉貸しスイッチ108bがオン操作される毎に、カード操作監視処理(図12参照)のステップS25において、パチンコ遊技機100の排出発射制御回路60Aから入力される玉貸し信号と、カード処理装置150から中継基盤90を介して入力される貸し球残度の情報信号とに基づいて、遊技球の貸出し操作を行なったにもかかわらず遊技カードの貸し球残度が減らない変造カードであるか否かを監視しており、該変造カードであることを検出した場合は、該処理(図12参照)のステップS27で対応する不正行為情報を送信データとしてセットする。セットされた不正行為情報は、ゼネラルフロー(図11参照)のステップS4において集中管理装置400に送信される。

0234

なお、変造カードであることを検出した場合に、図16(c)に示すように情報表示装置201に警告メッセージ画像を表示する構成としてもよい。

0235

図15(b)及び図15(c)には、遊技カードの返却に際して情報表示装置201に表示される表示画像とその周辺の正面図の一例を示す。

0236

カード操作部108の返却スイッチ108cがオン操作されると、カード返却スイッチ信号が中継基盤90を介してカード処理装置150に送信され、カード処理装置150のカード戻し機構が駆動して、遊技カードがカード挿入口151から排出される。

0237

この際、上記カード返却スイッチ信号は、中継基盤90を介して呼出装置200に送信され、呼出装置200では、ゼネラルフロー(図11参照)のカード関連情報表示制御処理(ステップS13)において、情報表示装置201の表示領域201bに遊技カードの返却に関するメッセージ画像を表示する(図15(b)参照)。

0238

また、遊技中に遊技カードの貸し球残度が「0」になった場合は、カード処理装置150のカード戻し機構が駆動して、遊技カードがカード挿入口151から排出される。

0239

この際、カード処理装置150では、データ値「0」の貸し球残度の情報信号を中継基盤90のインターフェース回路91及び信号変換回路92を介して呼出装置200に送信する。呼出装置200では、ゼネラルフロー(図11参照)のカード関連情報表示制御処理(ステップS13)において、このデータ値「0」の貸し球残度の情報信号に基づいて、情報表示装置201の表示領域201bに遊技カードの残度が無くなったこと、及び新たな遊技カードの購入を促すメッセージ画像を表示する(図15(c)参照)。

0240

図17には、遊技カード関連情報(例えば、貸し球残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)を一旦、表示制御回路に入力してパチンコ遊技機の特別図柄可変表示部に遊技カード関連情報を表示可能にするとともに、該表示制御回路から呼出装置に対して遊技カード関連情報を送信するようにした構成の、表示制御回路のブロック図を示す。

0241

なお、遊技カード関連情報をパチンコ遊技機100の特別図柄可変表示部4aに表示可能とさせる場合、該遊技カード関連情報を特別図柄可変表示部4aに表示させるか否かを指示するカードデータ表示要求スイッチ108eがカード操作部108に設けられていることが望ましい。

0242

同図において、表示制御回路40Aは、外部に制御ROM41aと制御RAM41bを備えた表示用CPU41、外部にワークRAM42a、キャラクタROM42b及びビデオRAM42cを備えるとともに表示用CPU41と接続されたVDP(Video Digital Processor)42、並びに、ドライバ43、サウンドジェネレータ44、アンプ45、入力回路47、インタフェース46、該インタフェース46から表示用CPU41に入力される遊技カード関連情報を呼出装置200に送信するインタフェース48などによって構成されている。

0243

表示用CPU41は、制御部、演算部、各種カウンタ、各種フラグ等を備え、役物制御回路20Aのワンチップマイクロコンピュータ21の制御下で特別図柄可変表示部4aに表示する画像の表示制御を行うようになっている。

0244

この表示用CPU41には、中継基盤90の信号変換回路92から第7コネクタ90g及びインタフェース46を介して遊技カード関連信号(貸し球残度を示すシリアルデータ、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)が入力される。

0245

表示用CPU41では、この遊技カード関連信号をインタフェース48を介して呼出装置200に送信するとともに、カードデータ表示要求スイッチ108eから入力回路47を介してカードデータ要求信号が入力された場合に、該遊技カード関連信号に基づく遊技カード関連情報をVDP42に出力し、VDP42に対して合成用画像データの生成及び画像合成を指示する。

0246

なお、カードデータ表示要求スイッチ108eは、一度オン操作されると該スイッチ108eがオフ操作されるまでカードデータ要求信号を出力し続ける。

0247

制御R0M41aには、遊技カード関連情報(例えば、貸し球残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)に関する合成表示用のプログラムや、遊技状態に応じた各種表示制御用プログラムなどが書き込まれ、制御RAM41bには各種データを一時的に記憶する記憶領域や作業領域などが設けられている。

0248

キャラクタROM42bには、特別図柄可変表示部4aに表示される各種表示データ(特別図柄の変動表示用データや、外れ、大当たり、リーチ、呼び込み時などの演出表示装飾表示)用データ、或いは遊技カード関連情報に関する合成用表示データなど)が書き込まれている。

0249

VDP42は、表示用CPU41からの制御信号に基づいてキャラクタROM42bに記憶されたキャラクタデータを読み出し、その読み出したデータに基づいてワークRAM42aで画像データを生成し、ビデオRAM42cに一時的に記憶させる。その後、ビデオRAM42cに記憶させた画像データをドライバ43を介して画像駆動信号(R,G,B画像信号)に載せて特図可変表示装置4に出力する。

0250

このビデオRAM42cは、例えば、2つの記憶部(記憶部、記憶部)を備え、一方(例えば、記憶部)に表示図柄に関するデータを、他方(例えば、記憶部)に装飾表示(メッセージキャラクタ画像、或いは遊技カード関連情報に関するメッセージ画像なども含む)に関するデータ(背景を含む)を記憶する。

0251

VDP42では、常時は、特図の変動表示や大当たり表示の画像データを生成し、特図可変表示装置4に送信する。

0252

一方、VDP42では、表示用CPU41から合成用画像データの生成及び画像合成指示を受けた場合は、ワークRAM42aで遊技内容に関する合成用画像データ(例えば、特別図柄可変表示部4aにおいて画面上部方向にやや縮小された画像データ)を生成してビデオRAM42cの記憶部(例えば、記憶部)に記憶させるとともに、表示用CPU41から入力される遊技カード関連情報に基づいて、キャラクタROM42bから対応する合成用表示データを読み出して、ワークRAM42aで合成用画像データ(例えば、画面下部に位置する予め定められた表示領域を有する画像データ)を生成し、ビデオRAM42cの記憶部(例えば、記憶部)に記憶させる。

0253

そして、ビデオRAM42cの記憶部に記憶させた遊技内容に関する合成用画像データと遊技カード関連情報に関する合成用画像データとを画像合成(Superimpose )し、ドライバ43を介して画像駆動信号(R,G,B画像信号)に載せて特図可変表示装置4に出力する。

0254

この表示制御回路40Aには、役物制御回路20A側から、グランド線、並びに、特図可変表示装置4のバックライト用の電源、特図可変表示装置4を駆動するための液晶駆動用電源、表示制御回路40Aを駆動させるためのIC駆動用電源などの配線が接続されている他、ワンチップマイクロコンピュータ21で生成されるリセット信号や、遊技上のデータが書き込まれたコマンド信号、このコマンド信号のタイミングを取るストローブ信号及び玉貸し音制御信号が、表示用CPU41に送信されるようになっている。

0255

また、表示制御回路40Aから特図可変表示装置4に、グランド線や、バックライト用電源、液晶駆動用電源などの線が接続されている他、ドライバ43から特図可変表示装置4に画像駆動信号(R、G、B画像信号)が送信されるようになっている。また、この画像駆動信号のタイミングをとる画像タイミング信号がVDP43と特図可変表示装置4との間で交互に送信されるようになっており、加えて、表示用CPU41からサウンドジェネレータ44及びアンプ45を介して、音声信号が玉貸し用スピーカー(図示省略)へ送信されるようになっている。

0256

以上のような構成とすれば、呼出装置200の情報表示装置201のみならず、カードデータ表示要求スイッチ108eのオン操作に応じて特別図柄可変表示部4aにも遊技カード関連情報に基づく画像表示を効率よく行なうことが可能となり、遊技者は、特別図柄可変表示部4aにおいて特図の可変表示遊技を視認しつつ、同時に視線を移動することなく遊技カードの貸し球残度などの確認を行うことが可能となる。

0257

また、図18には、カード操作部とカード処理装置との間で送受信される遊技カード関連信号(セグメント信号×7、コモン信号×3、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)を中継基盤に装着したアダプタによって取り出し、呼出装置に送信する構成の、中継基盤及びアダプタの斜視図を示す。

0258

同図において中継基盤90には、パチンコ遊技機100の左右のスピーカー106a,106bの音量を調整するスピーカー音量ツマミ90h、及び第1〜第6コネクタの雌部90a2 ,90b2 ,90c2 ,90d2 ,90e2 が設けられており、該各コネクタの雌部には、対応する第1〜第6コネクタの雄部90a1 ,90b1 ,90c1 ,90d1 ,90e1 が嵌挿されるようになっている。

0259

また、第1〜第6コネクタの雄部90a1 ,90b1 ,90c1 ,90d1,90e1 はフラットケーブルを介して、カード処理装置150、排出発射制御回路60A、役物制御回路20A、枠装飾部102の各枠装飾部材(パイロットランプ102a、ガラス枠開閉ランプ102d、左右のガラス枠開閉ランプ102b,102c、左右のスピーカー106a,106b、完了ランプ102e及びガラス枠スイッチ102e)、カード操作部108、球送り装置120にそれぞれ接続されている。

0260

アダプタ95は、インターフェース回路91及び信号変換回路92を内蔵し、この両回路91,92の駆動電源(例えば、DC5V)を取り込むための電源コード95aを備えている。

0261

また、このアダプタ95には、中継基盤90に設けられた第5コネクタの雌部90e2 に嵌挿可能なコネクタの雄部90e11、第5コネクタの雄部90e1 が嵌挿可能なコネクタの雌部90e21が対向する筐体面に設けられるとともに、該アダプタ95に内蔵されるインターフェース回路91及び信号変換回路92によって、貸し球残度(3桁の数字)を表すセグメント信号をシリアルデータに変換した遊技カード関連信号(貸し球残度を示すシリアルデータ、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)を出力する第7コネクタの雌部90g2 が設けられている。

0262

なお、アダプタ95に内蔵されるインターフェース回路91及び信号変換回路92は、図7に示したインターフェース回路91及び信号変換回路92と同じ構成であるので説明を省略する。

0263

このアダプタ95を図18に矢印で示すように中継基盤90に設けられた第5コネクタ90e2 に装着し、本来、中継基盤90の第5コネクタ90e2 に嵌挿される第5コネクタ90e1 を該アダプタ95のコネクタ90e21に嵌挿させれば、該アダプタ95のコネクタ90g2 からカード操作部108とカード処理装置150との間で送受信される遊技カード関連信号が取り出し可能となる。

0264

すなわち、このアダプタ95があれば、前記遊技カード関連信号をパチンコ遊技機100外部に出力する構成となっていない既存のパチンコ遊技機に対しても、安価な加工コストで該遊技カード関連信号をパチンコ遊技機100外部に出力する構成に変更できる。つまり、本発明を適用することが可能となるわけである。

0265

なお、上記アダプタ95については、内蔵するインターフェース回路91及び信号変換回路92を駆動するための電力を電源コード95aを介して外部から得る構成としているが、両回路91,92を駆動するためのバッテリーをアダプタ95内部に備える構成としてもよい。

0266

以上がこの発明の実施の形態に係わるパチンコ遊技機、及び遊技設備の説明である。

0267

なお、上記実施の形態例においては、遊技カード関連情報(例えば、貸し球残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)を、パチンコ遊技機100の外部に備わる呼出装置200の情報表示装置201に表示する構成としたが、これは前記内容に限定されるものではなく、例えば、島設備800に設けられた不正行為監視用専用表示器や、カード処理装置150に設けられた表示器など、パチンコ遊技機100の外部であればどのような場所であってもよい。

0268

また、前記遊技カード関連情報の報知形態は、表示に限定されるものではなく、音声出力などであってもよいことは勿論である。

0269

したがって、この実施の形態に係るパチンコ遊技機100、及び遊技設備では、上記のように、遊技カード(有価価値記憶媒体)に関連する遊技カード関連信号(貸し球残度を示すデータ及び玉貸可能LED信号:有価価値記憶媒体関連情報)とカード操作部108(操作手段)の操作に応じた遊技カード関連信号(貸出スイッチ信号及びカード返却スイッチ信号:操作信号)とをパチンコ遊技機100の外部に出力する、インターフェース回路91、信号変換回路92、及び第7コネクタ90g(外部出力手段)をパチンコ遊技機100の中継基盤90に備えたことで、この中継基盤90からの情報又は信号に基づいてパチンコ遊技機100の外部で変造カードによる不正行為の監視を行なうことができ、従来、その配置構成上監視することが困難であったカード操作部108における操作内容やその貸し球残度表示などを係員が正確に把握することができる。

0270

また、カード操作部108(操作手段)において行なわれる操作に、カードユニット及び排出発射制御回路60A(変換手段)により遊技カードに記憶された貸し球残度を遊技球(遊技媒体)に変換させることを指示する遊技球の貸出し操作と、前記遊技カードの返却を指示するカード返却操作とが含まれていることにより、前記中継基盤90からの情報又は信号に基づいてパチンコ遊技機100の外部で変造カードによる不正行為の監視を行なう際に、不正行為である遊技球の連続貸出し操作や、不審なカード返却操作を確実に発見することが可能となる。

0271

また、パチンコ遊技機100の外部に備わる呼出装置200の情報表示装置201(報知手段)などによって遊技カードに記憶された貸し球残度の表示(報知)及びこの貸し球残度の遊技球への変換の有効有無に関する表示(報知)が行なわれるので、パチンコ遊技機100の外部で遊技カードの貸し球残度及び該貸し球残度の有効有無などが表示(報知)されることとなって、貸し残度が減らない変造カードの使用を含め、変造カードによる不正行為を確実に発見することが可能となる。

0272

また、上記報知手段による情報報知の対象を係員だけでなく遊技店内の遊技者にまで拡大すれば、当遊技店で変造カードによる不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールすることができ、変造カードの使用を未然に防止する効果がある。

0273

さらに、各呼出装置200(島設備装置)には対応するパチンコ遊技機100の中継基盤90から遊技カード関連信号(有価価値記憶媒体関連情報及び操作信号)が入力されるとともに、該パチンコ遊技機100の少なくとも遊技状態に関連した信号(例えば、遊技状態情報信号や遊技球情報信号など)が入力され、これらの入力信号又は入力情報に基づいて情報表示装置201(情報表示器)に遊技カードに関連する情報表示が行なわれるので、島設備800においてパチンコ遊技機100に対応させて配置された呼出装置200の情報表示装置201に、遊技カードの貸し球残度や遊技球の貸出し操作などに関する情報が表示されることとなって、従来、その配置構成上監視することが困難であったカード操作部108における操作内容やその貸し球残度表示などを係員が容易に把握することが可能となる。また、このような表示を呼出装置200の情報表示装置201で行なうことにより、目立つ位置であることから当遊技店で変造カードによる不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールすることができ、変造カードの使用を未然に防止する効果がある。

0274

また、対応するパチンコ遊技機100から入力される遊技状態に関連した信号に基づいて、パチンコ遊技機100の遊技状態を考慮して不正行為の監視を行なう制御構成としたことで、特別遊技(大当たり)中や確率変動中、或いは持ち玉遊技中などにおける不当な遊技球の連続貸出し操作をも発見することが可能となる。

0275

さらには、呼出装置200側に変造カードによる不正行為の監視機能を備えたことで、新台入換え(島設備800に設置されるパチンコ遊技機100の交換)などに際し、新たに設置されたパチンコ遊技機に対しても即座に該監視機能が対応可能である。

0276

以上、本発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。

0277

例えば、上記実施の形態例においては、遊技カード関連信号を呼出装置200に取り込む際に、パチンコ遊技機100の中継基盤90を介して該遊技カード関連信号を呼出装置200に取り込む構成としたが、図19に示すように、遊技カード関連信号(貸し球残度を示すデータ、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)をカード処理装置150から直接、呼出装置200に取り込む構成としてもよい。

0278

また、上記実施の形態例においては、不正行為の監視機能をパチンコ遊技機100の外部に備える構成としたが、該監視機能をパチンコ遊技機100の内部に備える構成も容易に推察できる。

0279

例えば、遊技カード関連信号を排出発射制御回路60Aに入力し、該排出発射制御回路60A内で不正行為の監視を行なうとともに、パチンコ遊技機100の枠装飾部102の近傍に設けられた専用の表示器に、遊技カード関連情報(例えば、貸し球残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)を表示する構成などである。また、前記不正行為の監視機能は中継基盤90の一部に備えられる構成であってもよい。

0280

さらに、上記実施の形態例において、カード操作監視処理(図12参照)で不正行為が検出された場合に、カード挿入口151に挿入されている遊技カードを強制的に排出する、或いは逆に、係員がリモコン装置などによって所定の操作を行なうまでは遊技カードがカード挿入口151から排出できない構成としてもよい。

0281

加えて、上記実施の形態例において、特別遊技状態、確率変動状態、持ち玉遊技状態などの、遊技球の貸出し操作を必要としない状態が発生した場合には、所定時間経過後(例えば、30秒)に、遊技カードをカード挿入口151から強制的に排出するとともに該排出の報知を行なう構成としてもよい。

0282

なお、遊技機は、パチンコ遊技機の他、パチコン機、アレンジボール遊技機及び雀球遊技機などの弾球遊技機、パチスロ、スロットマシーンなどであってもよい。また、遊技状態は、上記実施の形態で挙げたものに限定されるものではなく、例えば、いわゆる第3種の遊技機の権利発生の状態、スロットマシーンのボーナスゲーム状態中当たりや小当たりの遊技状態、賞球の排出状態、遊技完了の状態など、様々な遊技状態を含めてもよいことは勿論である。

0283

また、遊技設備には、複数の遊技機を管理する集中管理装置、複数の遊技機が設置される島設備、この島設備に設置される複数の遊技機を管理する島管理装置、各遊技機に対応して設置される島設備装置などが含まれる。

0284

さらに、島設備装置は、係員を呼び出す呼出機能とは別設にしてもよく、その場合、遊技機の上方部ではなく側部などに備わる構成としてもよい。

発明の効果

0285

請求項1記載の発明によれば、外部出力手段からの情報又は信号に基づいて遊技機外部で変造カードによる不正行為の監視を行なうことができ、従来、その配置構成上監視することが困難であったカード操作部における操作内容やその貸し球残度表示などを係員が正確に把握することができる。

0286

請求項2記載の発明によれば、外部出力手段からの情報又は信号に基づいて遊技機外部で変造カードによる不正行為の監視を行なう際に、不正行為である遊技球の連続貸出し操作や、不審なカード返却操作を確実に発見することが可能となる。

0287

請求項3記載の発明によれば、遊技機外部の報知手段によって遊技カードの貸し球残度及び該貸し球残度の有効有無などが報知(例えば、表示、音声出力など)されることとなって、貸し残度が減らない変造カードの使用を含め、変造カードによる不正行為を確実に発見することが可能となる。

0288

また、上記報知手段による情報報知の対象を係員だけでなく遊技店内の遊技者にまで拡大すれば、当遊技店で変造カードによる不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールすることができ、変造カードの使用を未然に防止する効果がある。

0289

請求項4記載の発明によれば、島設備において遊技機に対応させて配置された島設備装置の情報表示器に、遊技カードの貸し球残度や遊技球の貸出し操作などに関する情報が表示されることとなって、従来、その配置構成上監視することが困難であったカード操作部における操作内容やその貸し球残度表示などを係員が容易に把握することが可能となる。また、このような表示を島設備装置の情報表示器で行なうことにより、目立つ位置であることから当遊技店で変造カードによる不正行為が監視されていることを遊技者に強くアピールすることができ、変造カードの使用を未然に防止する効果がある。

0290

また、対応する遊技機から入力される遊技状態に関連した信号に基づいて、遊技機の遊技状態を考慮して不正行為の監視を行なう制御構成としたことで、特別遊技(大当たり)中や確率変動中、或いは持ち玉遊技中などにおける不当な遊技球の連続貸出し操作をも発見することが可能となる。

0291

さらには、島設備装置側に変造カードによる不正行為の監視機能を備えたことで、新台入換え(島設備に設置される遊技機の交換)などに際し、新たに設置された遊技機に対しても即座に該監視機能が対応可能である。

図面の簡単な説明

0292

図1この発明の実施の形態に係わるパチンコ遊技機、及び遊技設備を含む遊技運営システムの各構成要素の部分斜視図である。
図2この発明の実施の形態に係わる遊技運営システムの全体構成を示すブロック図である。
図3島設備に設置されるパチンコ遊技機、及びカード処理装置の正面側斜視図である。
図4パチンコ遊技機の遊技盤の部分正面図である。
図5島設備においてパチンコ遊技機の上方に設置される呼出装置の正面図である。
図6パチンコ遊技機の背面図(裏面図)である。
図7中継基盤を中心として排出発射制御回路、カード操作部、呼出装置、カード処理装置、球送り装置、役物制御回路及び各枠装飾部材との間で交信される信号線や電源供給線などの配線関係を詳しく示すブロック図である。
図8パチンコ遊技機の裏側に設置された、遊技系統の制御を行う役物制御回路、排出発射制御回路、及び表示制御回路等の主要制御ブロック図である。
図9呼出装置の回路ブロック図である。
図10第2種、または第3種に属するパチンコ遊技機と呼出装置との間で交信される遊技状態情報信号及び遊技球情報信号について示す図である。
図11図9の制御装置(CPU)によって行なわれる呼出装置のメイン制御処理(ゼネラルフロー)のフローチャートである。
図12図11に示すゼネラルフローのステップS12において行なわれるカード操作監視処理のサブルーチンのフローチャートである。
図13呼出装置の情報表示装置に表示される表示画像の一例を示すものであり、(a)及び(b)は、カード挿入口への遊技カードの挿入に関して情報表示装置に表示される表示画像とその周辺の正面図、(c)は、遊技中に情報表示装置に表示される表示画像とその周辺の正面図である。
図14呼出装置の情報表示装置に表示される表示画像の一例を示すものであり、各種遊技状態(通常遊技状態、特別遊技状態、確率変動状態)において遊技球の貸出し操作に対応して情報表示装置に表示される表示画像とその周辺の正面図である。
図15呼出装置の情報表示装置に表示される表示画像の一例を示すものであり、(a)は、持ち玉遊技状態において遊技球の貸出し操作に対応して情報表示装置に表示される表示画像とその周辺の正面図、(b)及び(c)は、遊技カードの返却に際して情報表示装置に表示される表示画像とその周辺の正面図である。
図16呼出装置の情報表示装置に表示される表示画像の一例を示すものであり、図12に示すカード操作監視処理において不正行為が検出された場合に情報表示装置に表示される表示画像とその周辺の正面図である。
図17遊技カード関連情報(例えば、貸し球残度、玉貸し有効有無、残り玉、前回玉貸しからのスタート回数などに関する情報)を一旦、表示制御回路に入力してパチンコ遊技機の特別図柄可変表示部に遊技カード関連情報を表示可能にするとともに、該表示制御回路から呼出装置に対して遊技カード関連情報を送信するようにした構成の、表示制御回路のブロック図を示す。
図18カード操作部とカード処理装置との間で送受信される遊技カード関連信号(セグメント信号×7、コモン信号×3、玉貸可能LED信号、貸出スイッチ信号、及びカード返却スイッチ信号など)を中継基盤に装着したアダプタによって取り出し、呼出装置に送信する構成の、中継基盤及びアダプタの斜視図である。
図19遊技カード関連信号について、貸し球残度を示すデータと玉貸可能LED信号を直接、呼出装置に取り込む構成としたパチンコ遊技機、及び遊技設備を含む遊技運営システムの全体構成を示すブロック図である。

--

0293

20A役物制御回路
32外部情報端子
40A表示制御回路
60A 排出発射制御回路(変換手段)
90中継基盤
90g 第7コネクタ(外部出力手段)
91インターフェース回路(外部出力手段)
92信号変換回路(外部出力手段)
95アダプタ
100パチンコ遊技機(遊技機)
108カード操作部(操作手段)
108a 残度表示器
108b玉貸しスイッチ
108c返却スイッチ
108dカード有効表示器
150カード処理装置(カードユニット:変換手段)
200呼出装置(島設備装置:報知手段、遊技設備)
201情報表示装置(情報表示器)
201a 表示領域
201b 表示領域
300島管理装置(遊技設備)
400集中管理装置(遊技設備)
800島設備(遊技設備)
850カード発行機
900遊技運営システム

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社三洋物産の「 遊技機」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題】遊技の興趣向上を図る。【解決手段】遊技機は、入球手段に入球したときの発射手段の発射態様とは相違する発射態様によって所定領域への入球が可能となる特定遊技状態において、所定領域を遊技球が通過した場... 詳細

  • 株式会社三洋物産の「 遊技機」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題】遊技の興趣向上を図る。【解決手段】遊技機は、第1通路と、第1通路から分岐する第2通路と、第2通路に設けられた第1入球手段と、第1通路を流通した遊技球が入球可能な第2入球手段と、入球を契機として... 詳細

  • 株式会社三洋物産の「 遊技機」が 公開されました。( 2021/04/01)

    【課題】遊技の興趣向上を図る。【解決手段】遊技機は、第1通路から分岐する第2通路と、第2通路の第1入球手段と、第1通路を流通して入球可能な第2入球手段と、入球を契機として取得された特別情報を判定する手... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ