図面 (/)

技術 収穫機

出願人 井関農機株式会社
発明者 川口弘道松岡実矢野典弘有馬誠一中村博
出願日 1996年3月28日 (23年10ヶ月経過) 出願番号 1996-073916
公開日 1997年10月7日 (22年4ヶ月経過) 公開番号 1997-262018
状態 特許登録済
技術分野 収穫機本体(2)(地下収穫)
主要キーワード 回転円板式 搬送方向始端 シャフト状 茎葉部分 引き抜き作業 改良装置 前進作業 前後位置調節
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年10月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

圃場面から人力で引き抜いた根菜類収穫機搬送装置上に載置するにあたり、収穫機が前進時においても、後進時においても、根菜類の根部作業者側にして載置可能とし、作業の省力化を図る。

解決手段

走行装置2を有する車台の左右方向一側に収穫物を搬送する搬送装置3を設け、該搬送装置3には収穫物の一部を切断する切断装置4を設けると共に、該切断装置4を、搬送装置3の搬送方向に沿って移動可能に構成したことを特徴とする収穫機の構成とする。

概要

背景

従来の収穫機は、例えば、図1のように車台1の前部において左右方向一側に収穫物を搬送する搬送装置3を設け、該搬送装置3には収穫物の一部を切断する切断装置4を設けていた。この従来装置の切断装置4は搬送装置3の前側に設けてあり、しかも前後位置調節が出来ず、搬送装置3に固定されている構成であった。

このため、圃場から収穫したダイコンは、その茎葉部11を常に切断装置4の存在する方向、すなわち、一定方向に向けて載置しなければならなかった。例えば、図1のような位置に切断装置4を固定した場合、前進時においては、搬送装置3の前方に複数の作業者13が位置してダイコンを引き抜き、搬送装置3上に載せるが、該搬送装置3にダイコンを載せる時は、ダイコンの根部12を手で把持して、該根部12を作業者13側に配置する作業の方法を取る。これにより、安定してダイコンを搬送装置3上に載置することができ、作業が効率よく行われる。この時、茎葉部11を切断する切断装置4は、茎葉部11側に存在するので問題はない。

ところが、後進時においても、複数の作業者13は、搬送装置3の進行する方向の前方に位置してダイコンを引き抜き、搬送装置3上に載置する。この時、切断装置4は搬送装置3に固着しているので、茎葉部11を作業者13側に向けて搬送装置3上に載置しなければならない。このため、ダイコンを茎葉部11のみで把持したのでは不安定なので、茎葉部11と根部12の両方を把持して載置しなければならず、不安定な姿勢での作業となり、長時間作業を行なうと作業者は疲れ作業効率の低下を招いていた。

概要

圃場面から人力で引き抜いた根菜類を収穫機の搬送装置上に載置するにあたり、収穫機が前進時においても、後進時においても、根菜類の根部を作業者側にして載置可能とし、作業の省力化を図る。

走行装置2を有する車台の左右方向一側に収穫物を搬送する搬送装置3を設け、該搬送装置3には収穫物の一部を切断する切断装置4を設けると共に、該切断装置4を、搬送装置3の搬送方向に沿って移動可能に構成したことを特徴とする収穫機の構成とする。

目的

本発明の目的は、上記欠点を解消する収穫機を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

走行装置2を有する車台1の左右方向一側に収穫物を搬送する搬送装置3を設け、該搬送装置3には収穫物の一部を切断する切断装置4を設けると共に、該切断装置4を、搬送装置3の搬送方向に沿って移動可能に構成したことを特徴とする収穫機

技術分野

0001

この発明は、大根やにんじん等の収穫物を搬送する収穫機に関するものである。

背景技術

0002

従来の収穫機は、例えば、図1のように車台1の前部において左右方向一側に収穫物を搬送する搬送装置3を設け、該搬送装置3には収穫物の一部を切断する切断装置4を設けていた。この従来装置の切断装置4は搬送装置3の前側に設けてあり、しかも前後位置調節が出来ず、搬送装置3に固定されている構成であった。

0003

このため、圃場から収穫したダイコンは、その茎葉部11を常に切断装置4の存在する方向、すなわち、一定方向に向けて載置しなければならなかった。例えば、図1のような位置に切断装置4を固定した場合、前進時においては、搬送装置3の前方に複数の作業者13が位置してダイコンを引き抜き、搬送装置3上に載せるが、該搬送装置3にダイコンを載せる時は、ダイコンの根部12を手で把持して、該根部12を作業者13側に配置する作業の方法を取る。これにより、安定してダイコンを搬送装置3上に載置することができ、作業が効率よく行われる。この時、茎葉部11を切断する切断装置4は、茎葉部11側に存在するので問題はない。

0004

ところが、後進時においても、複数の作業者13は、搬送装置3の進行する方向の前方に位置してダイコンを引き抜き、搬送装置3上に載置する。この時、切断装置4は搬送装置3に固着しているので、茎葉部11を作業者13側に向けて搬送装置3上に載置しなければならない。このため、ダイコンを茎葉部11のみで把持したのでは不安定なので、茎葉部11と根部12の両方を把持して載置しなければならず、不安定な姿勢での作業となり、長時間作業を行なうと作業者は疲れ作業効率の低下を招いていた。

発明が解決しようとする課題

0005

前述したように、従来の収穫機では、後進しながら作業をする場合があり、そのような時には、複数の作業者13は、搬送装置3の前方側に位置した状態で根菜類を引き抜き、その後、搬送装置3上に根菜類を載置しなければならない。この時、切断装置4で茎葉部11を切断する必要があるので、茎葉部11を作業者13側に位置させる必要がある。このため、後進時においては、根菜類を搬送装置3上に載せにくいという欠点があった。

0006

本発明の目的は、上記欠点を解消する収穫機を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明の上記課題は次の構成によって達成される。すなわち、走行装置2を有する車台1の左右方向一側に収穫物を搬送する搬送装置3を設け、該搬送装置3には収穫物の一部を切断する切断装置4を設けると共に、該切断装置4を、搬送装置3の搬送方向に沿って移動可能に構成したことを特徴とする収穫機である。

発明を実施するための最良の形態

0008

本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1図3には、本発明を実施した収穫機が示されている。本実施例は、根菜類、特に、大根を例にした大根収穫機を示している。まず、構成を説明すると、クローラ式の走行装置2を有する車台1の前部における左右方向の一側(図例では左側)には、圃場から引き抜いた大根を搬送する搬送ベルト形態の搬送装置3を設け、さらに、車台1上には、操作席9と大根を一時貯溜するコンテナ10を設けている。

0009

前記搬送装置3には大根の茎葉部分を切断する回転円板式の切断装置4があり、この切断装置4は、搬送装置3の搬送方向に沿わせて設けたシャフト状案内ガイド5により、前後移動可能に設けている。切断装置4はカッター6,該カッターを覆うカバー6a、カッター6を駆動するモーター7(電気式でも油圧式でもよい)等から構成されている。

0010

前記案内ガイド5は、車台1に固着された支持体5a,5bのそれぞれの上側端部を接続したものである。この案内ガイド5の長手方向(本実施例では、搬送装置3の大根の搬送方向と直行する方向)を切断装置4がスライドして移動する構成である。図1(b)は、前述の大根収穫機の伝動機構線図である。

0011

車台1に搭載したエンジン2aの動力は、プーリベルト伝動機構2eを介してミッション2bへと入力される。該ミッション2bへ入力された動力は、任意に変速されて走行装置2を駆動すると共に、一部の動力は油圧ポンプ2cを回転させて油圧モータ2dを駆動する。該油圧モータ2dに伝達された動力は、チェン3aにより搬送装置3の搬送方向終端側の軸3bを駆動すると共に、複数のチェン3d,3e,3fにより搬送装置3の搬送方向始端側の軸3cも駆動している。また、前記チェン3aの一部の動力は、大根の茎葉部11を切断するカッター6を駆動する構成である。

0012

前述のような大根収穫機を走行させて大根の収穫作業の行ない方について説明する。大根収穫機を前進させて作業を行なう場合、作業者13は搬送装置3の前進方向側に立って作業を行なう。この時、切断装置4は搬送装置3に対して作業者13とは反対側、即ち、図1(a)の実線の位置に移動させて固定する。

0013

大根収穫機の前進に伴い、作業者13も歩いて移動しながら大根を圃場面から引き抜き、搬送装置3上に載置するが、作業者13は大根の根部12を手で把持しているので(大根が安定する)、茎葉部11は搬送装置3に対して作業者13とは反対側(切断装置4を固定している側)となる。搬送装置3上に載置された大根は、機体方向へと搬送され、その搬送の途中で茎葉部11が切断装置4で切断される。その後、補助者19が搬送装置3の略終端部まで搬送されてきた大根を把持して、コンテナ10内へ収納する。

0014

次に、大根収穫機を後進させて作業を行なう場合、作業者13は搬送装置3の後進方向側に立って作業を行なう。この時、切断装置4は搬送装置3に対して作業者13とは反対側、即ち、図1(a)の点線で示している位置に移動させて固定する。大根収穫機の後進に伴い、作業者13も歩いて移動しながら大根を圃場面から引き抜き、搬送装置3上に載置する。前進時と同様に、作業者13は大根の根部12を手で把持しているので(大根の安定)、茎葉部11は搬送装置3に対して作業者13とは反対側(切断装置4を固定している側)となる。

0015

搬送装置3上に載置された大根は、前進時と同じで、機体方向へと搬送され、その搬送の途中で茎葉部11が切断装置4で切断される。その後、補助者19が搬送装置3の略終端部まで搬送されてきた大根を把持して、コンテナ10内へ収納する。本発明では、切断装置4を軸8に沿って搬送装置3の搬送方向に対して略直交する方向に移動可能としたので、前述のように、後進時においては、切断装置4を図1(a)の点線の位置(搬送装置3に対して、作業者13と反対側)に移動させて作業を行なうことができる。これにより、作業者13は、引き抜いたダイコンの根部12を作業者13側にして搬送装置3上に載置できるので、根部12を確実に把持して安定した作業を行なうことができる。

0016

次に、図4図5について説明する。図1(a)においては、切断装置4を移動することにより前進作業時と後進作業時に対応していたが、本実施例においては、切断装置4は移動させず固定式としておいて、その代わりに切断装置4の前後に二連の搬送装置3a,3bを設ける構成とする。

0017

これにより、前進時における作業においても、後進時における作業においても、複数の作業者13は引き抜いたダイコンの根部12を、いつも手前側、即ち、作業者13側にして搬送装置3a、又は、3b上に載置できるので、安定して作業を行なうことができる。さらに、切断装置4で切断後の茎葉は、その後も搬送装置3a、又は、3bにて搬送でき、コンテナ14、又は、15内に収納することができる。ダイコンの茎葉は、いろいろな用途に利用できるので、便利である。

0018

次に、図6図7について説明する。前進作業時においても、後進作業時においても、複数の作業者13が効率よくダイコンの引き抜き作業を行なうか、又は、作業者13が多数の場合、引き抜いたダイコンを搬送装置3上に載せる時、一気に載せると、搬送が間に合わず、載置できない状況が発生する。そこで、この改良装置は、搬送装置3の始端部近傍に、引き抜いたダイコンを一時貯溜しておく貯溜部16を設ける構成とする。

0019

このような不具合を解消するために、載置できない時は、引き抜いたダイコンを貯溜部16に一時貯溜しておくようにする。該貯溜部16に一時貯溜しているダイコンは、機体が旋回中などの収穫作業を行なわない時に、搬送装置3上に載置するようにする。これにより、ダイコンを引き抜く速さが速い場合でも、搬送装置3の搬送速度や走行装置2の走行速度を遅くすることなく、効率のよい作業を行なうことができる。

0020

また、搬送装置3に座席17を複数個設けることにより、作業者は座席17に座って、楽に作業を行なうことができる。次に、図8図9について説明する。搬送装置3は、地面に対して略水平となるように車台1の一側(本実施例では左側)に設ける構成とする。さらに、搬送装置3の終端部まで搬送されてきたダイコンを上方に移動させるバケットコンベア18を設置する構成とする。該バケットコンベア18は、仕切板18aを有していて、その間にダイコンが一個ずつ入って搬送される構成である。さらに、バケットコンベア18の終端部には、コンテナ10が位置している。

0021

前記搬送装置3とバケットコンベア18の伝動構成を、図10に基づいて説明する。エンジン2aの動力は、ミッション2bへ伝動され、任意に変速されて走行装置2を駆動すると共に、一部の動力は、搬送装置3とバケットコンベア18とカッター6を駆動する構成である。

0022

従来、搬送装置3は、図7のように搬送方向下手側になるにつれて地面との距離が長くなり、ダイコンを載置しずらいという欠点があったが、前述の構成により、搬送装置3のどの位置からでもダイコンを載置しやすくなった。

発明の効果

0023

本発明は上述のごとく、移動手段5にて切断装置4を搬送装置3の搬送方向に対して略直交する方向に移動させる構成としたので、前進時においても、後進時においても、切断装置4を作業者と反対側に移動させて作業を行なうことができる。これにより、作業者は、引き抜いた根菜類の根部側を作業者側にして搬送装置3上に載置できるので、根部を確実に把持して安定した作業を行なうことができる。

図面の簡単な説明

0024

図1(a)収穫機の平面図
(b)伝動機構線図
図2収穫機の左側面図
図3斜視図
図4収穫機の平面図
図5収穫機の平面図
図6収穫機の平面図
図7収穫機の背面図
図8収穫機の背面図
図9収穫機の平面図
図10伝動機構線図

--

0025

1…車台、2…走行装置、2a…エンジン、2b…ミッション、2c…油圧ポンプ、2d…油圧モータ、2e…プーリ・ベルト伝動機構、3…搬送装置、3a…チェン、3b…軸、3c…チェン、3d…チェン、3e…チェン、3f…チェン、4…切断装置、5…案内ガイド、6…カッター、6a…カバー、7…モーター、8…軸、9…操作席、10…コンテナ、11…茎葉部、12…根部、13…作業者、14…コンテナ、15…コンテナ、16…貯溜部、17…座席、18…バケットコンベア、18a…仕切板、19…補助者。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社苫米地技研工業の「 トラクタに連結する長いも掘取り装置」が 公開されました。( 2019/09/05)

    【課題】トラクタに連結した長いも掘り取り機において、トラクタの運転者が、補助作業者の長いもを把持する手元の状況を、掘削部の作業姿勢を調節するための油圧シリンダに遮られて目視できなかった。運転者が補助作... 詳細

  • 松山株式会社の「 切断具及び収穫機」が 公開されました。( 2019/09/05)

    【課題】作業者の負担軽減を図ることができる切断具を提供する。【解決手段】切断具23は、圃場から掘り取った農作物が有する長手状の不要部分を切断するものである。切断具23は、切断具本体31と、この切断具本... 詳細

  • 松山株式会社の「 収穫機」が 公開されました。( 2019/08/22)

    【課題】収穫すべき農作物を圃場に排出するのを防止できる収穫機を提供する。【解決手段】収穫機1は、掘取搬送手段3からの農作物Wを搬送する第1搬送手段6を備える。収穫機1は、第1搬送手段6からの農作物Wを... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ