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技術 流れ模様形成用着色樹脂組成物

出願人 大日精化工業株式会社
発明者 桃井泰隆芝田正之馬渕信治
出願日 1996年3月5日 (25年3ヶ月経過) 出願番号 1996-075340
公開日 1997年9月16日 (23年8ヶ月経過) 公開番号 1997-241450
状態 特許登録済
技術分野 高分子組成物
主要キーワード 接着性付与樹脂 本発明組成 熱可塑性樹脂成形物 着色模様 表面剥離 ABS樹脂 複合酸化物系顔料 ハイポール
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この項目の情報は公開日時点(1997年9月16日)のものです。
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課題

大理石調木目調等の鮮明な流れ模様が付与された熱可塑性樹脂成形物を通常の成形機によって容易に得ることのできる流れ模様形成用着色樹脂組成物を提供する。

解決手段

環状オレフィン系樹脂及び/またはポリメチルペンテン樹脂(A)合成ゴム(B)接着性付与樹脂(C)及び顔料(D)からなる流れ模様形成用着色樹脂組成物。

概要

背景

従来、合成樹脂着色模様等を付与する方法として種々の方法がなされている。例えば、鱗片状、棒状、繊維状および糸状等の充填材を合成樹脂に配合して成形し、多様な模様を有する成形物を得る方法。相溶性のよくない樹脂の一方の樹脂に顔料等を配合して着色しておき、この着色樹脂と他方の相溶性のない樹脂を混合成形して不相溶の流れ模様を有する成形物を得る方法等が知られている。しかしながら、充填材を配合して成形する方法にあっては、充填材が班点状の模様となってしまい大理石調の流れ模様を有する成形物を得るのが困難であった。また、他方の相溶性のよくない樹脂どうしの混合による方法においては、樹脂成形物表面が表面剥離を起こす場合があり製品の物性面で問題があった。

概要

大理石調、木目調等の鮮明な流れ模様が付与された熱可塑性樹脂成形物を通常の成形機によって容易に得ることのできる流れ模様形成用着色樹脂組成物を提供する。

環状オレフィン系樹脂及び/またはポリメチルペンテン樹脂(A)合成ゴム(B)接着性付与樹脂(C)及び顔料(D)からなる流れ模様形成用着色樹脂組成物。

目的

従って、本発明の目的は大理石調、木目調等の鮮明な流れ模様が付与された熱可塑性樹脂成形物を通常の成形機によって容易に得ることのできる流れ模様形成用着色樹脂組成物を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

請求項2

環状オレフィン系樹脂がポリノルボルネンエチレンと2−ノルボルネン共重合体ジシクロペンタジエンである請求項1記載の流れ模様形成用着色樹脂組成物。

請求項3

ポリメチルペンテン樹脂が4−メチルペンテン−1の重合体である請求項1記載の流れ模様形成用着色樹脂組成物。

請求項4

合成ゴムがスチレンブタジエンゴムクロロプレンゴムブチルゴムポリブテン、エチレン・プロピレンゴムニトリル・ブタジエンゴム、イソプレンゴムイソプレンイソブチレンゴムである請求項1記載の流れ模様形成用着色樹脂組成物。

請求項5

接着性付与樹脂がエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン・エチルアクリレート無水マレイン酸共重合体、エチレン・メタアクリレート・無水マレイン酸共重合体、マレイン酸樹脂エポキシ系樹脂である請求項1記載の流れ模様形成用着色樹脂組成物。

技術分野

0001

本発明は、オレフィン樹脂に着色された流れ模様を生成する流れ模様形成用着色樹脂組成物に関する。

背景技術

0002

従来、合成樹脂着色模様等を付与する方法として種々の方法がなされている。例えば、鱗片状、棒状、繊維状および糸状等の充填材を合成樹脂に配合して成形し、多様な模様を有する成形物を得る方法。相溶性のよくない樹脂の一方の樹脂に顔料等を配合して着色しておき、この着色樹脂と他方の相溶性のない樹脂を混合成形して不相溶の流れ模様を有する成形物を得る方法等が知られている。しかしながら、充填材を配合して成形する方法にあっては、充填材が班点状の模様となってしまい大理石調の流れ模様を有する成形物を得るのが困難であった。また、他方の相溶性のよくない樹脂どうしの混合による方法においては、樹脂成形物表面が表面剥離を起こす場合があり製品の物性面で問題があった。

発明が解決しようとする課題

0003

従って、本発明の目的は大理石調、木目調等の鮮明な流れ模様が付与された熱可塑性樹脂成形物を通常の成形機によって容易に得ることのできる流れ模様形成用着色樹脂組成物を提供することにある。

課題を解決するための手段

0004

本発明者らは上記した問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、流れ模様形成用着色樹脂組成物の担体樹脂として特に環状オレフィン系樹脂及び/またはポリメチルペンテン樹脂採択し、これに合成ゴム及び接着性付与樹脂を配合したものは配合した相手方の樹脂との表面剥離が生ずることなく美麗な流れ模様を有する成形体が得られることを知見して本発明に到達した。すなわち、本発明は、環状オレフィン系樹脂及び/またはポリメチルペンテン樹脂(A)合成ゴム(B)接着性付与樹脂(C)及び顔料(D)からなる流れ模様形成用着色樹脂組成物である。

発明を実施するための最良の形態

0005

以下、本発明を具体的に説明する。本発明で使用される(A)成分の環状オレフィン系樹脂は、α−オレフィン環状オレフィン類とを付加重合してなる共重合体、環状オレフィン類を開環重合してなる重合体、その共重合体、およびこれらの水素添加物からなる群から選ばれる。α−オレフィンの具体例としては、例えば、エチレンプロピレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン1−ヘキセン等を挙げることができる。本発明に用いられる環状オレフィン類としては、環状オレフィン環状ジエンを挙げることができる。環状オレフィンの具体例としては、例えば、ノルボルネン、5−メチルノルボルネン、5−エチルノルボルネン、5−プロピルノルボルネン、5,6−ジメチルノルボルネン、1−メチルノルボルネン、7−メチルノルボルネン、5,5,6−トリメチルノルボルネン、5−フェニルノルボルネン、5−ベンジルノルボルネン、5−エチリデンノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ビニルノルボルネン、1,2−ジヒドロジクペンタジエン、5−ジメチルアミノノルボルネン、5−メチル−5−フェニル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−トリル−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン、5−(エチルフェニル)−ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン等を挙げることができる。環状ジエンの具体例としては、例えば、1,3−シクロペンタジエン、1,3−シクロヘキサジエン、1,4−シクロヘキサジエン、5−エチル−1,3−シクロヘキサジエン、1,3−シクロヘプタジエン、1,4−シクロヘプタジエン、1,4−シクロオクタジエンジシクロペンタジエン等が挙げられる。本発明に用いられる(A)成分のポリメチルペンテンとしては例えば、4−メチルペンテン−1が挙げられる。本発明組成物における合成ゴム(B)としては、例えば、スチレンブタジエンゴムクロロプレンゴムブチルゴムポリブテン、エチレン・プロピレンゴムニトリル・ブタジエンゴム、イソプレンゴムイソプレンイソブチレンゴム等が挙げられる。一方、本発明組成物における接着性付与樹脂(C)としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体アクリル系樹脂マレイン酸樹脂エポキシ系樹脂等が挙げられる。更に、本発明組成物における顔料(D)としては、従来から各種樹脂に使用されているものでよく、その種類、組み合わせは特に制限はない。例えば、不溶性アゾ系顔料縮合アゾ系顔料、アンスラキノン系顔料イソインドリノン系顔料ペリレン系顔料ペリノン系顔料フタロシアニン系顔料キナクリドン系顔料ジオキサジン系顔料複合酸化物系顔料酸化チタン弁柄鉄黒紺青群青黄鉛カーボンブラック等が挙げられる。本発明組成物における(A)成分の環状オレフィン系樹脂及び/またはポリメチルペンテン樹脂に対する(B)成分の合成ゴム(C)成分の接着性付与樹脂及び(D)成分の顔料の配合割合については、該(A)成分100重量部に対し、(B)成分70〜30重量部、(C)成分30〜5重量部、(D)成分100〜0.1重量部の範囲にあることが必要である。(B)成分の配合量が30重量部未満では、本発明の目的とする流れ模様が十分に現れず、また70重量部を超えると剛性の低下が著しくなるので好ましくない。(C)成分の配合量が5重量部未満では、(A)成分と(B)成分とが剥離現象を起こし、また30重量部を超えると高流動性になるので好ましくない。そして(D)成分の配合量が0.1重量部未満では、着色模様が鮮明に現れないので好ましくない。また、100重量部を超えると顔料自体の色調が強くなるため模様が見え難くなるので好ましくない。本発明の樹脂組成物は、溶融混練によって調整するのが好ましく、その方法としては、公知の方法、例えば、バンバリーミキサーミキシングロール、一軸若しくは二軸押出成形機などを使用して混練する方法を用いることができる。本発明の組成物には、その物性を損なわない範囲において、他の成分、例えば、充填剤熱安定剤酸化防止剤核剤滑剤帯電防止剤紫外線防止剤、他の重合体などを配合することができる。このようにして得られた本発明の流れ模様形成用着色樹脂組成物は通常成形に用いられている熱可塑性合成樹脂と溶融混練し、押出成形機、射出成形機中空成形機フイルム成形機に供して流れ模様を有する成形物を得ることができる。ここに用いる熱可塑性合成樹脂としては、例えば、オレフィン重合体樹脂ポリスチレン樹脂ABS樹脂ポリエステル樹脂ポリフェニレンエーテル樹脂、AS樹脂などであり、特に好ましいのは、オレフィン重合体樹脂などを使用することができる。本発明の樹脂組成物と上記の熱可塑性合成樹脂との配合割合は、熱可塑性合成樹脂100重量部に対し、本発明の樹脂組成物1〜50重量部、好ましくは3〜30重量部である。1重量部未満では、流れ模様がはっきり現れない。また、50重量部を超えると顔料による着色濃度が高くなり模様が不鮮明となる。本発明の樹脂組成物と熱可塑性合成樹脂との混合は、通常行われているブレンド手段、例えば、タンブラー、Vブレンダーヘンシェルミキサー等の混合機によって行われる。

0006

以下、実施例を挙げて本説明を具体的に説明する。
実施例1
ポリメチルペンテン[商品名:TPX MBZ230 三井石油化学(株)製品]60重量部に、ポリブテン[商品名:ポリブテンP2000 三井石油化学(株)製品]30重量部、エチレン・メチルアクリレート無水マレイン酸共重合体[商品名:ベネットDN−60 長産業(株)製品]10重量部を配合し、これに銅フタロシアニングリーン顔料[商品名:シアニングリーン2GO 大日精化工業(株)製品]0.3重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて250℃で溶融混練し、緑色の着色樹脂組成物を得た。一方、ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に二酸化チタン顔料0.5重量部を予め混練した白色ポリプロピレン樹脂組成物100重量部に上記で得た緑色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、白色の地色に緑色の美しい流れ模様を現出したものであった。そして、成形板表面は、平滑性を有する表面であり、この成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離は生じなかった。
実施例2
ポリメチルペンテン[商品名:TPX MBZ230 三井石油化学(株)製品]65重量部に、ポリイソプレンゴム[商品名:JSR IR2200 日本合成ゴム(株)製品]25重量部、エチレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体(商品名:ボンダインTX8030 住化シーディエフ化学(有)製品)10重量部を配合し、これに銅フタロシアニングリーン顔料[商品名:シアニングリーン2GO 大日精化工業(株)製品]0.3重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて250℃で溶融混練し、緑色の着色樹脂組成物を得た。ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に上記で得た緑色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、半透明の地色に緑色の美しい流れ模様を現出したものであった。そして、成形板表面は、平滑性を有する表面であり、この成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離は生じなかった。
実施例3
ノルボルネンポリマー[商品名:ノーソレックス日本ゼオン(株)製品]60重量部、ポリブテン[商品名:ポリブテンP2000 三井石油化学(株)製品]30重量部、エチレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体[商品名:ボンダイン TX8030 住化シーディエフ化学(有)製品]10重量部を配合し、これにポリアゾ顔料[商品名:クロモファインエロー5980 大日精化工業(株)製品]0.35重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、145℃で溶融混練し、黄色の着色樹脂組成物を得た。一方、ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に二酸化チタン顔料0.5重量部を予め混練した白色ポリプロピレン樹脂組成物100重量部に上記で得た色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、白色の地色に黄色の美しい流れ模様を現出したものであった。そして、成形板表面は、平滑性を有する表面であり、この成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離は生じなかった。
実施例4
環状オレフィンコポリマー[商品名:アペルAPL6509 三井石油化学(株)製品]60重量部、ポリブテン[商品名:ポリブテンP2000 三井石油化学(株)製品]30重量部、エチレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体[商品名:ボンダイン TX8030 住化シーディエフ化学(有)製品]10重量部を配合し、これに弁柄顔料[商品名:タロックスT−10−Aチタン工業(株)製品]0.5重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、260℃で溶融混練し、茶色の着色樹脂組成物を得た。一方、ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に二酸化チタン顔料0.5重量部を予め混練した白色ポリプロピレン樹脂組成物100重量部に上記で得た黄色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、白色の地色に茶色の美しい流れ模様を現出したものであった。そして、成形板表面は、平滑性を有する表面であり、この成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離は生じなかった。
実施例5
環状オレフィンコポリマー[商品名:アペル APL6509 三井石油化学(株)製品]55重量部、ポリブタジエンゴム[商品名:JSR BR01日本合成ゴム(株)製品]10重量部、ポリブテン[商品名:ポリブテンP2000 三井石油化学(株)製品]20重量部、エチレン・酢酸ビニル共重合体[商品名:ウルトラセン541 東ソー(株)製品]15重量部を配合し、これに銅フタロシアニングリーン顔料[商品名:シアニングリーン2GO 大日精化工業(株)製品]0.3重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、260℃で溶融混練し、緑色の着色樹脂組成物を得た。一方、ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に二酸化チタン顔料0.5重量部を予め混練した白色ポリプロピレン樹脂組成物100重量部に上記で得た緑色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、白色の地色に緑色の美しい流れ模様を現出したものであった。そして、成形板表面は、平滑性を有する表面であり、この成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離は生じなかった。

0007

比較例1
ポリメチルペンテン[商品名:TPX MBZ230 三井石油化学(株)製品]100重量部に、銅フタロシアニン顔料[商品名:シアニングリーン2GO大日精化工業(株)製品]0.5重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、250℃で溶融混練し、緑色の着色樹脂組成物を得た。ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に上記で得た緑色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、半透明の地色に緑色の流れ模様を現出したものであったが、成形板の表面平滑性が不良であった。また、成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離を起こした。
比較例2
環状オレフィンコポリマー[商品名:アペルAPL6509 三井石油化学(株)製品]100重量部にポリアゾ顔料[商品名:クロモファインエロー5980 大日精化工業(株)製品]0.35重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、260℃で溶融混練し、黄色の着色樹脂組成物を得た。一方、ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に二酸化チタン顔料0.5重量部を予め混練した白色ポリプロピレン樹脂組成物100重量部に上記で得た黄色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、白色の地色に黄色の流れ模様を現出したものであったが、成形板の表面平滑性が不良であった。また、成形板表面にセロハン粘着テープを貼着して剥がした結果、表面剥離を起こした。
比較例3
ポリブテン[商品名:ポリブテンP2000 三井石油化学(株)製品]100重量部に、銅フタロシアニン顔料[商品名:シアニングリーン2GO 大日精化工業(株)製品]0.5重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、140℃で溶融混練し、緑色の着色樹脂組成物を得た。ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に上記で得た緑色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、表面平滑性が良好で、セロハン粘着テープによる表面剥離は生じなかったものの、流れ模様が現出しなかった。
比較例4
ポリメチルペンテン[商品名:TPX MBZ230 三井石油化学(株)製品]50重量部、ポリブテン[商品名:ポリブテンP2000 三井石油化学(株)製品]50重量部に、銅フタロシアニン顔料[商品名:シアニングリーン2GO大日精化工業(株)製品]0.5重量部、ステアリン酸マグネシウム0.2重量部を加え、これをヘンシェルミキサーで混合し、これを押出造粒機(口径40mmφ、L/D=32)にて、250℃で溶融混練し、緑色の着色樹脂組成物を得た。ポリプロピレン樹脂[商品名:ハイポールJ600 三井石油化学(株)製品]100重量部に上記で得た緑色の着色樹脂組成物2重量部を配合し、インラインスクリュウタイプ射出成形機を用いて成形温度210℃で成形板を成形した。得られた成形板は、表面平滑性が良好で、セロハン粘着テープによる表面剥離は僅かであったが、流れ模様の現出は満足されるものではなかった。

発明の効果

0008

本発明の流れ模様形成用着色樹脂組成物は、成形用樹脂として一般に使用されているポリオレフィン樹脂等の地色成形樹脂に少量配合し、この配合物をもとにして成形物を得ると、美麗な流れ模様を有する成形物が容易に得ることができる。そして、得られた流れ模様を有する成形物は、表面平滑性に優れており、流れ模様形成用着色樹脂組成物と地色形成樹脂との表面剥離現象を生じることがない。本発明の流れ模様形成用着色樹脂組成物は、特に大理石調、天然石調合成樹脂組成物を得るのに有効である。

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