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技術 シート材収容装置及び手差しシート材給送装置及び画像形成装置

出願人 キヤノン株式会社
発明者 行待博司小松照夫
出願日 1996年2月29日 (24年9ヶ月経過) 出願番号 1996-069351
公開日 1997年9月9日 (23年3ヶ月経過) 公開番号 1997-235029
状態 未査定
技術分野 手差しシート給送 シート、マガジン及び分離
主要キーワード 弾性変形部分 滑り止め部分 接続コネクター ロックレバ 装置手前 手差しシート材 ロック解除動作 筐体状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(1997年9月9日)のものです。
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図面 (20)

課題

画像形成装置等に採用されている手差しシート材給送装置に使用されるシート材品質を維持すること、また手差しシート材給送装置を利用するにあたり操作性が向上されること、及びシート材の保管性を向上する。

解決手段

シート材Sを収容する簡易カセット70(シート材収容装置)を手差しシート材給送部K3の手差し給紙トレイ51(シート材積載手段)上に装着して、収容されたシート材を給送ローラ62(シート材給送手段)により給送可能とする。

概要

背景

従来より、レーザビームプリンタ(以下LBPと称する)や複写機等の画像形成装置において、通常時には一般的に給紙カセットと呼ばれるシート材収容装置積載された定型紙等のシート材画像形成手段へと給紙してそのシート材上に画像形成が行われている。また、このような画像形成装置では、上記の給紙カセット内に積載されているシート材ではなく、オペレータが特別に希望するシート材に対して、オペレータ自身によりその積載部へと載置して給紙可能とする手差し給紙部を備えたものある。この手差しシート材給送装置の一例を図19に示す。

この図19において、手差しシート材給送装置150は、画像形成装置本体P101の側面に備えられ、普通紙の他、色紙やOHP用シート封筒等の種々のシート材をオペレータの要望に従って簡単に給紙することを可能とする非常に便利なものである。

この手差しシート材給送装置150は、シート材の積載部と積載されたシート材の分離・給送部を基本的な構成として備えている。シート材の積載部としてトレイ151上にシート材は積載される。そしてこのトレイ151には、シート材Sの搬送される幅方向の位置を規制をするサイド規制手段152a,152bが備えられている。

分離・給紙部は、トレイ151の搬送方向端部に設けられ、積載されたシート材を画像形成装置本体P101内部へと給紙する分離給紙装置161である。この分離給紙装置161は、例えば摩擦分離方式が用いられており、給送ローラ162と高摩擦部材で作られた分離パッド164とを備えている。

次にこの手差しシート材給送装置150の動作について簡単に説明する。中板163は給紙の度にシート材Sの搬送方向の端部を持ち上げ、シート材Sを給送ローラ162に当接させる。給送ローラ162が回り始めると、シート材Sは分離パッド164に送られる。従って、シート材Sは、給送ローラ162と分離パッド164に挟まれた状態で給送される。この為、複数枚のシート材Sが給送されたとしても、分離パッド164側のシート材Sは、分離パッド164により搬送が停止されて装置本体P101内へは搬送されない。

概要

画像形成装置等に採用されている手差しシート材給送装置に使用されるシート材の品質を維持すること、また手差しシート材給送装置を利用するにあたり操作性が向上されること、及びシート材の保管性を向上する。

シート材Sを収容する簡易カセット70(シート材収容装置)を手差しシート材給送部K3の手差し給紙トレイ51(シート材積載手段)上に装着して、収容されたシート材を給送ローラ62(シート材給送手段)により給送可能とする。

目的

本発明は上記に説明される従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、手差しシート材給送装置において使用されるシート材の品質を維持すること、また手差し給紙装置を利用するにあたり操作性が向上されること、及びシート材の保管性を向上することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

オペレータによりシート材積載されるシート材積載手段と、該シート材積載手段に積載されたシート材を給送するシート材給送手段と、を備えた手差しシート材給送部における前記シート材積載手段に着脱自在に設けたシート材収容装置であって、シート材を収容するシート材収容部を有し、該シート材収容部に収容されたシート材を前記シート材給送手段により給送可能としたことを特徴とするシート材収容装置。

請求項2

前記シート材収容部に、収納しているシート材に前記シート材給送手段が当接して送り出しを可能とする開口部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート材収容装置。

請求項3

前記開口部を開閉するためのシャッター部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート材収容装置。

請求項4

オペレータによりシート材が積載されるシート材積載手段と、前記シート材積載手段に積載されたシート材を給送するシート材給送手段と、シート材を収容するシート材収容部を有し、前記シート材積載手段に着脱自在なシート材収容装置と、を備え、前記シート材収容部に収容されているシート材を前記シート材給送手段により給送可能としたことを特徴とする手差しシート材給送装置。

請求項5

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に装着したときに、前記シート材収容部に、収容しているシート材に前記シート材給送手段が当接して送り出しを可能とする開口部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の手差しシート材給送装置。

請求項6

前記シート材給送手段にシート材を付勢して当接させるための当接手段を有し、前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に装着したときに、前記シート材収容部に、収容しているシート材を前記当接手段によりシート材給送手段に押圧可能とする開口部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の手差しシート材給送装置。

請求項7

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に装着したときに前記開口部を開いた状態にし、外したときに開口部を閉じた状態にするためのシャッター部材を設けたことを特徴とする請求項5または6に記載の手差しシート材給送装置。

請求項8

前記シート材収容装置の前記シート材積載手段との着脱に応じて前記シャッター部材が開閉することを特徴とする請求項7に記載の手差しシート材給送装置。

請求項9

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に固定するためのロック手段を有し、該ロック手段のロック動作により前記シャッター部材が開き、ロック解除動作によりシャッター部材が閉じるように連動させる連動部を設けたことを特徴とする請求項7に記載の手差しシート材給送装置。

請求項10

前記シャッター部材を回動可能に前記シート材収容部に取付け、前記開口部を開く方向にシャッター部材を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項7または8に記載の手差しシート材給送装置。

請求項11

前記付勢手段の付勢力に抗してシャッター部材を閉じた状態に保持する保持機構を設けたことを特徴とする請求項10に記載の手差しシート材給送装置。

請求項12

前記付勢手段が前記シート材収容部と前記シャッター部材との間に設けられたバネであり、前記保持機構がシート材収容部とシャッター部材とを係合する爪部材であることを特徴とする請求項11に記載の手差しシート材給送装置。

請求項13

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に位置決めするための位置決め手段を有することを特徴とする請求項4に記載の手差しシート材給送装置。

請求項14

前記シート材積載手段は、オペレータにより積載されたシート材の幅方向の位置を規制するためのサイドガイドを有し、該サイドガイドが前記シート材収容装置の位置決めを行う位置決め手段を兼用することを特徴とする請求項9に記載の手差しシート材給送装置。

請求項15

前記請求項1,2または3のいずれか1項に記載のシート材収容装置と、前記シート材収容装置が装着可能の手差しシート材給送部と、前記手差しシート材給送部から送り出されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置

請求項16

前記請求項4,5,6,7,8,9,10,11,12,13または14のいずれか1項に記載の手差しシート材給送装置と、前記手差しシート材給送装置により送り出されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。

請求項17

前記シート材収容装置が前記手差しシート材給送装置に装着されたときに、シート材収容装置の情報を伝達するための情報伝達手段をシート材収容装置と手差しシート材給送装置の間に設け、該情報伝達手段により画像形成装置本体にシート材収容装置の情報が伝達されることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。

請求項18

前記手差しシート材給送装置は給紙オプションを装着可能であり、該給紙オプションを装着したときに給紙オプションの情報を画像形成装置本体側に伝達するための情報伝達手段を有し、前記シート材収容装置が装着されたときには該情報伝達手段がシート材収容装置に収容されているシート材のサイズ情報を伝達することを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、オペレータにより積載されたシート材給送する手差しシート材給送部に備えられるシート材収容装置と、このシート材収容装置が備えられる手差しシート材給送装置、及びこれらシート材収容装置と手差しシート材給送装置を利用することの可能な画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来より、レーザビームプリンタ(以下LBPと称する)や複写機等の画像形成装置において、通常時には一般的に給紙カセットと呼ばれるシート材収容装置に積載された定型紙等のシート材を画像形成手段へと給紙してそのシート材上に画像形成が行われている。また、このような画像形成装置では、上記の給紙カセット内に積載されているシート材ではなく、オペレータが特別に希望するシート材に対して、オペレータ自身によりその積載部へと載置して給紙可能とする手差し給紙部を備えたものある。この手差しシート材給送装置の一例を図19に示す。

0003

この図19において、手差しシート材給送装置150は、画像形成装置本体P101の側面に備えられ、普通紙の他、色紙やOHP用シート封筒等の種々のシート材をオペレータの要望に従って簡単に給紙することを可能とする非常に便利なものである。

0004

この手差しシート材給送装置150は、シート材の積載部と積載されたシート材の分離・給送部を基本的な構成として備えている。シート材の積載部としてトレイ151上にシート材は積載される。そしてこのトレイ151には、シート材Sの搬送される幅方向の位置を規制をするサイド規制手段152a,152bが備えられている。

0005

分離・給紙部は、トレイ151の搬送方向端部に設けられ、積載されたシート材を画像形成装置本体P101内部へと給紙する分離給紙装置161である。この分離給紙装置161は、例えば摩擦分離方式が用いられており、給送ローラ162と高摩擦部材で作られた分離パッド164とを備えている。

0006

次にこの手差しシート材給送装置150の動作について簡単に説明する。中板163は給紙の度にシート材Sの搬送方向の端部を持ち上げ、シート材Sを給送ローラ162に当接させる。給送ローラ162が回り始めると、シート材Sは分離パッド164に送られる。従って、シート材Sは、給送ローラ162と分離パッド164に挟まれた状態で給送される。この為、複数枚のシート材Sが給送されたとしても、分離パッド164側のシート材Sは、分離パッド164により搬送が停止されて装置本体P101内へは搬送されない。

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、このような手差しシート材給送装置150では、トレイ151上でシート材Sがむき出しのまま載置されるものがほとんであり、以下に示す問題が生じる場合があった。

0008

まず、使用されなかったシート材Sをトレイ151上に放置した状態のままとすると、シート材が環境による温湿度の影響を受けやすくなり含有水分量が変化したり、吸湿して波状に変形したりする。また、ゴミや埃等の異物がシート材の表面に付着しやすい。そしてこのような問題を抱えたシート材をそのまま装置本体P101内部へと給送してしまうと、LBP等の画像形成に影響を与え、画質の低下や画像形成部の寿命短命化を引き起こしてしまうことがあり、信頼性の低下にもつながる。

0009

また、手差し給紙装置150は、複数のオペレータにより使用される場合が多く、異なる種類のシート材を使いたいオペレータは、トレイ151上に積載放置されているシート材を取り除き、別の場所に一時的に置いてから自分の希望するシート材を積載することになり、操作性が低い。

0010

さらに、以前に積載放置されていたシート材の取り扱いが雑になりやすく、LBP等の装置の周り山積みされたり、乱暴に取り出されてそのまま捨てられたりすることが往々にして見受けられ、美観を損ない、資源の有効活用が為されないということも問題となっていた。

0011

本発明は上記に説明される従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、手差しシート材給送装置において使用されるシート材の品質を維持すること、また手差し給紙装置を利用するにあたり操作性が向上されること、及びシート材の保管性を向上することにある。

0012

上記目的を達成するために本発明にあっては、オペレータによりシート材が積載されるシート材積載手段と、該シート材積載手段に積載されたシート材を給送するシート材給送手段と、を備えた手差しシート材給送部における前記シート材積載手段に着脱自在に設けたシート材収容装置であって、シート材を収容するシート材収容部を有し、該シート材収容部に収容されたシート材を前記シート材給送手段により給送可能としたことを特徴とする。

0013

従って、シート材積載手段に手差しシート材収容装置が装着され、このシート材収容装置に収納されているシート材が手差しシート材給送部に供給される。供給されるシート材はシート材収納部により保護され、またオペレータはシート材ではなく、手差しシート材収容装置を着脱することでシート材をセットする操作を行う。

0014

前記シート材収容部に、収納しているシート材に前記シート材給送手段が当接して送り出しを可能とする開口部を設けたことを特徴とすることも好ましい。従って、開口部によりシート材収容部のシート材給送手段との干渉がなく、シート材が給送される。

0015

前記開口部を開閉するためのシャッター部材を備えたことを特徴とすることも好ましい。これによると、開口部がシャッター部材に覆われ、シート材が外部に曝されない。

0016

また、手差しシート材給送装置において、オペレータによりシート材が積載されるシート材積載手段と、前記シート材積載手段に積載されたシート材を給送するシート材給送手段と、シート材を収容するシート材収容部を有し、前記シート材積載手段に着脱自在なシート材収容装置と、を備え、前記シート材収容部に収容されているシート材を前記シート材給送手段により給送可能としたことを特徴とする。

0017

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に装着したときに、前記シート材収容部に、収容しているシート材に前記シート材給送手段が当接して送り出しを可能とする開口部を設けたことを特徴とすることも好適である。

0018

前記シート材給送手段にシート材を付勢して当接させるための当接手段を有し、前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に装着したときに、前記シート材収容部に、収容しているシート材を前記当接手段によりシート材給送手段に押圧可能とする開口部を設けたことを特徴とすることも好適である。

0019

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に装着したときに前記開口部を開いた状態にし、外したときに開口部を閉じた状態にするためのシャッター部材を設けたことを特徴とすることも良い。

0020

前記シート材収容装置の前記シート材積載手段との着脱に応じて前記シャッター部材が開閉することを特徴とすることも良い。

0021

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に固定するためのロック手段を有し、該ロック手段のロック動作により前記シャッター部材が開き、ロック解除動作によりシャッター部材が閉じるように連動させる連動部を設けたことを特徴とすることも良い。

0022

前記シャッター部材を回動可能に前記シート材収容部に取付け、前記開口部を開く方向にシャッター部材を付勢する付勢手段を設けたことを特徴とすることも良い。

0023

前記付勢手段の付勢力に抗してシャッター部材を閉じた状態に保持する保持機構を設けたことを特徴とすることも良い。

0024

前記付勢手段が前記シート材収容部と前記シャッター部材との間に設けられたバネであり、前記保持機構がシート材収容部とシャッター部材とを係合する爪部材であることを特徴とすることも良い。

0025

前記シート材収容装置を前記シート材積載手段に位置決めするための位置決め手段を有することを特徴とすることも良い。

0026

前記シート材積載手段は、オペレータにより積載されたシート材の幅方向の位置を規制するためのサイドガイドを有し、該サイドガイドが前記シート材収容装置の位置決めを行う位置決め手段を兼用することを特徴とすることも良い。

0027

さらに、画像形成装置において、前記記載のシート材収容装置と、前記シート材収容装置が装着可能の手差しシート材給送部と、前記手差しシート材給送部から送り出されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を有することを特徴とする。

0028

前記記載の手差しシート材給送装置と、この手差しシート材給送装置により送り出されたシート材に画像を形成する画像形成手段と、を有することを特徴とすることも好ましい。

0029

前記シート材収容装置が前記手差しシート材給送装置に装着されたときに、シート材収容装置の情報を伝達するための情報伝達手段をシート材収容装置と手差しシート材給送装置の間に設け、該情報伝達手段により画像形成装置本体にシート材収容装置の情報が伝達されることを特徴とすることも好ましい。

0030

前記手差しシート材給送装置は給紙オプションを装着可能であり、該給紙オプションを装着したときに給紙オプションの情報を画像形成装置本体側に伝達するための情報伝達手段を有し、前記シート材収容装置が装着されたときには該情報伝達手段がシート材収容装置に収容されているシート材のサイズ情報を伝達することを特徴とすることも好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下に本発明を適用したシート材収容装置を発明の実施の形態として説明する。まず、図17により、シート材収容装置を装着する画像形成装置としてのレーザービームプリンタ装置(以後LBP装置)1の装置本体側の構成から説明を行う。

0032

このLBP装置1において、シート材Sは、装置に内蔵され装置手前に引き出し可能なカセットトレイK1,K2及び、装置右側面に設置されている手差しシート材給送部K3より給紙されるものである。また、この図においては後に詳述されるシート材収容装置はシート材積載手段としての手差し給紙トレイ51上に載置されていない。

0033

カセットトレイK1,K2に積載されたシート材Sは、それぞれに対応して設けられた分離・給紙装置R1,R2により1枚ずつ分離されて給送され、レジストローラ対2に給送される。さらにレジストローラ対2により画像信号との同期をとってシート材Sは画像形成手段にある像担持体3へと搬送され、転写ローラ3aに挟持されて画像が転写される。

0034

画像形成プロセスとしては、種々の方式を採用することができるが、ここでは周知の電子写真プロセスが用いられており、7は像担持体3に露光画像を形成するためのレーザー露光部、8はレーザー露光を反射する反射鏡である。

0035

そして、シート材Sは定着装置4に送られ、転写された画像が定着され、搬送ローラ対5,6によりLBP装置1の上部の排出部9に排出される。

0036

一方、手差しシート材給送部K3に備えられたシート材Sの分離・給送について、シート材収容装置が手差し給紙トレイ51に載置されていないものとして、図17及び18を参照しながら説明する。

0037

手差しシート材給送部K3は、従来技術の項で説明したものと同様の機能を備えたものである。シート材Sは手差し給紙トレイ51の上に1枚あるいは複数枚同時に載置され、その搬送される幅方向の位置をサイドガイド52a,52bにより定められている。

0038

載置されたシート材Sの給送は、シート材給送手段としての給送ローラ62及びシート材Sの先端部を給送ローラ62へと当接させる当接手段としての中板63により行われる。

0039

中板63は給送の度にシート材Sの搬送方向の先端部を持ち上げ、シート材Sを給送ローラ62に当接させる。そして給送ローラ62が回り始めると、シート材Sは分離パッド64に送られる。

0040

従って、シート材Sは、給送ローラ62と分離パッド64に挟まれた状態で給送される。この為、複数枚のシート材Sが給送されたとしても、分離パッド64側のシート材Sは、分離パッド64により搬送が停止されてLBP装置1の本体内部へは搬送されない。手差しシート材給送部K3からLBP装置1の本体内部へと搬送されたシート材Sの扱いは上記のカセットトレイK1,K2から供給されたものと同じであり、その説明を省略する。

0041

次に、手差し給紙トレイ51の上に装着されるシート材収容装置に関して説明する。

0042

(実施の形態1)図1,2は、第1の実施の形態を説明するものであり、シート材収容装置として、シート材Sを収容するシート材収容部を備えた筐体状簡易給紙カセット70が手差し給紙トレイ51に装着された状態の断面図及び斜視図である。

0043

簡易給紙カセット70は、シート材Sが搬送される方向の端部を開口状態としてあり、この開口部70aによりシート材Sを給紙ローラ62と中板63に係合させる事が可能となり、シート材が給送可能となる。また、簡易給紙カセット70は給紙トレイ51に装着される時、搬送幅方向図18も表示された位置決め手段としてのサイドガイド52a,52bにより定められ、また、搬送方向の装着位置は不図示の位置決め手段により、シート材Sが給送されている時にずれないようになっている。この位置決め部としては、例えば一例として、簡易給紙カセット70と給紙トレイ51の対応する位置に設けられた凹凸合機構等を設けることにより実施可能である。

0044

この簡易給紙カセット70により供給されたシート材Sは、簡易給紙カセット70が装着されていない場合と同じように給送される。すなわち、LBP装置1に手差しシート材給送部K3から給紙する命令がなされると、中板63が上昇してシート材Sを給送ローラ62に当接させ、その状態で給送ローラ62が回転を開始して給送動作を行う。以後の動作は前述した動作と同じである。

0045

従って、本実施の形態の特徴としては、従来の手差しシート材給送装置と異なりシート材Sを、簡易カセット70に収納しているので長期に渡って放置してもホコリ湿度などがシート材の品質に影響を及ぼすことが防止される。

0046

また、他の種類のシート材を利用する場合に、簡易カセット70を脱着して他の簡易カセットを装着すればよく操作性の良いものである。

0047

さらに簡易カセット70の中に未使用のシート材Sが残っていても、シート材Sがきちん保管されるので、未使用のシート材がのままプリンターの近傍に放置されるということがなくなり、良好な保管とLBP装置近傍の美観をも向上させることが可能となる。

0048

(実施の形態2)図3,4,5により第2の実施の形態を説明する。図中100は、手差しシート材給送部K3にLBP装置1のオプションとして装着される情報入力手段としての封筒フィーダー等の接続コネクターを示している。

0049

本実施の形態では前述封筒フィーダーの接続コネクター100にシート材Sの情報として例えばそのサイズを検出する情報伝達手段としてのサイズ検知ユニット110を装着している。また簡易カセット70Aの上面には突起部115が、収納されているシート材のサイズに応じた場所に設けられている。

0050

簡易カセット70Aが、手差し給紙部に装着される際、この突起部115がサイズ検知ユニット110内部の、板ばね111を押し、支点112を介して基板上のタクトスイッチ113を押すように構成されている。

0051

図4はサイズ検知ユニット110と簡易カセット上の突起部115を示している。また図5は簡易カセットが装着された状態を示す斜視図である。

0052

従って、簡易カセット70A内部に収納されているシート材の大きさが突起部115とサイズ検知ユニット110によりLBP装置1へと伝達されるので、LBP装置1による制御を補助する。

0053

(実施の形態3)図6を用いて第3の実施の形態を示す。ここでは簡易カセット70Bの上側にシャッター部材としてのカバー部材76を備え、そこに突起部115を設け、簡易カセット70Bを装着した際、カバー部材76の先端部が開くことで突起部115が突出し、サイズ検知ユニット110の板ばね111の弾性変形部分を掴ませるようにすることができる。

0054

これら第2,第3の実施の形態の場合で、カセットから本体に入力される情報は、シート材のサイズには限らず、例えば入力するシート材の情報としては、シート材の材質を入力することも考えられ、例えば透明なマイラーフィルム等のOHP用のシート材を簡易カセット70A,70Bの中に収納し、LBP装置1がこれを認識すれば、オペレータがOHP用のシート材に画像形成を行う指定をするだけで、自動的に簡易カセット内部に収納されているシート材が給送されることも可能となり、簡易カセットの特徴を十分に生かすこととなり、高機能化や操作性の向上が図られる。

0055

もちろん、本体に入力される情報は、簡易カセットの先端部の開閉検知、簡易カセットのあり無し検知に使用しても構わない。

0056

(実施の形態4)図7,8,9を用いて第4の実施の形態を説明する。

0057

図7では簡易カセット70Cはシート材Sを給紙可能な状態で手差し給紙トレイ51にロック機構であるロック手段71によってロックされており、先端部のシャッター部材72は開いた状態に保たれている。

0058

ロック手段71とシャッター部材72の関係は図8図9に示されるように、ロック手段71の移動により先端部のシャッター部材72を連動して開閉させる連動部としてのレバー73により係合している。

0059

オペレータが簡易給紙カセット70Cのロック手段71をロックすると、先端部のシャッター部材72が開き、オペレータが簡易カセット70Cの交換のため簡易給紙カセット70Cのロック手段71を解除すると連動部としてのレバー73が軸74を中心に回転し先端のシャッター72が閉じた状態になる。

0060

従って、内部に収納されたシート材Sは簡易給紙カセット70Cから抜け落ちずに着脱できる。先端部のシャッター部材72が無い場合は、簡易給紙カセットを注意して取り扱わないと図10に示すようにシート材Sは落下してしまう。

0061

(実施の形態5)図11,12,13により第5の実施の形態を説明する。簡易カセット70Dはスプリング等の付勢手段75で上方向に回動付勢されたカバー76とトレー77から構成されている。カバー76には把手部分78があり、またこれと概略対向するトレーの裏面にも滑り止めの部分79が設けられている。従ってオペレータがこの簡易カセット70を挟持するとオペレータの握力によって自然に先端のシャッター部80が閉じる。手を離すと前述の弾性部材によってカバー76が持ち上げられシート材の出口である先端のシャッター部80が開きシート材Sを搬送可能な状態まで開くとスナップフィット81が図12,13の82で示す段差部分にあたり、カバー76はこれ以上は通常は開かない。

0062

しかし、このカバー部材76はさらに強く開くとスナップフイット81を乗り越えて図11二点鎖線で示されるカバー76’のように全開し、シート材が入れやすい状態にもなり、非常に操作性がよい簡易カセットが提供される。

0063

(実施の形態6)第6の実施の形態を図14,15に示す。この簡易カセット70Eは図14に示すように、ばね85で付勢された保持機構としてロックレバー86を追加したものである。この場合把手部分を一度握るとロックレバー86の爪部材86aによってカバー76(シャッター部材)が閉じた状態に固定され、オペレータが簡易カセットを持ち運びする際に不注意で手を離してもカバー76が開くことがなく、シート材が落下する心配はない。

0064

また、図15に示すように、手差し給紙トレイ51にこの簡易カセット70Eを載せるとトレーの裏面に突出したロックレバー86がスライドされ、カバー76のロックが解除されてカバー76が開くようになっている。

0065

(実施の形態7)第7の実施の形態を図16に示す。本実施の形態は、前述の簡易カセット70,70A,70B,70C,70D,70Eの収納部またはシャッター手段(カバー)の上面部に、手差し給紙用のサイドガイド90a,90bを設けたものである。この発明では、簡易カセットの上からさらに異なる種類の特殊なシート材等をシート材の幅方向の位置を規制して手差し給紙することも可能である。

発明の効果

0066

上記のように説明された本発明にあっては、シート材積載手段にシート材収容装置が装着され、このシート材収容装置に収納されているシート材が手差しシート材給送装置に供給される。従って、供給されるシート材はシート材収容部により保護されて品質が維持される。またオペレータはシート材ではなく、シート材収容装置を着脱することでシート材を着脱する操作を行うので操作性が向上する。また、シート材収容装置に未使用のシート材が残っていても、シート材がきちんと保管されるので、未使用のシート材が裸のまま放置されるということがなくなり、良好な保管性と美観をも向上させることが可能となる。

0067

シャッター部材及びシャッター部材のロック機構、保持機構によりシート材収容装置に収納されているシート材の飛び出しを防止すると共に、シート材収容装置が積載手段からはずされている状態での取り扱い性が向上する。

0068

また、情報伝達手段を備えることで、シート材収容装置に収納されているシート材の情報を画像形成装置本体へと伝達することができ、高機能化と操作性の向上とを同時に達成する。

0069

さらに、シート材収容装置にサイドガイドを備えることで、シート材積載手段にシート材収容装置が載置された状態で別の手差しシート材が供給可能となり、操作性が向上する。

図面の簡単な説明

0070

図1図1は本発明の第1の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図2図2は本発明の第1の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図3図3は本発明の第2の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図4図4は本発明の第2の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図5図5は本発明の第2の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図6図6は本発明の第3の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図7図7は本発明の第4の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図8図8は本発明の第4の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図9図9は本発明の第4の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図10図10はシート材収容装置の取り扱いを説明する図。
図11図11は本発明の第5の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図12図12は本発明の第5の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図13図13は本発明の第5の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図14図14は本発明の第6の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図15図15は本発明の第6の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図16図16は本発明の第7の実施の形態のシート材収容装置を説明する図。
図17図17は本発明を適用するLBP装置の構成を説明する図。
図18図18は本発明を適用する手差し給紙部の説明図。
図19図19は従来の手差し給紙部の説明図。

--

0071

1 LBP装置(画像形成装置)
2レジストローラ対
3像担持体
3a転写ローラ
4定着装置
5,6搬送ローラ対
7レーザー露光部
8反射鏡
9 排出部
51手差し給紙トレイ
52a,52bサイドガイド
62給送ローラ(給送手段)
63中板(当接手段)
64分離パッド
70,70A,70B,70C,70D,70E簡易カセット(シート材収容装置)
71ロック手段(ロック機構)
72 先端部のシャッター部材
73レバー(連動部材
74 軸
75付勢手段
76カバー部材(シャッター部材)
77トレー
78把手部分
79滑り止め部分
80 先端のシャッター部
81スナップフィット
86ロックレバー(保持機構)
86a爪部材
90a,90b サイドガイド
100接続コネクター
110サイズ検知ユニット(情報伝達手段)
111板ばね
112支点
113タクトスイッチ
115突起部
K1,K2カセットトレイ
K3手差しシート材給送部
R1,R2分離給紙装置
S シート材

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